たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

20時間残業ウィークの果ての夜にヤバTと本気ダンス

ヤバイTシャツ屋さんの47都道府県ツアー広島公演に行ってきました!!対バンは夜の本気ダンス!!

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10周年を記念したヤバT初の47都道府県ツアー、全公演ツーマン形式で広島が夜ダンという事で行くしかなかった。と言っても元々福フェスも考えたりしてたので、チケットを取ったのは1週間ほど前なのだが。そしてそれ以上に仕事がピークすぎて死んでたのだが、やはり仕事の疲労でライブを諦めるなど言語道断。← むしろこれを楽しみに仕事を乗り切りました。初めてだよ1週間で20時間残業したの。ちなみに1月トータルでは60時間をギリギリ超えずに耐えました。

会場は広島BLUE LIVE。入場するのはフォーリミのワンマン以来約1年ぶりだが、実は11月にオーラルとブルエンの対バンの日に物販だけ覗きに行ってたんですよね。なので訪問自体は2ヶ月ぶり。当日は土砂降りだったので、最寄りの海岸通駅から歩くのが結構キツかった…そして入場整理の意味でクロークを済ませてから入場する流れで指定されていた為それなりに時間がかかり、フロアに入れたのは開演数分前だった。ソールドアウト公演は余裕持って行かないとだなと今一度思ったな…

定刻を数分過ぎた頃、場内の照明がゆっくり落ちて歓声が上がる中、夜ダンのライブが始まった。

 

 

夜の本気ダンス

昨年のお盆に和歌山でバックドロップシンデレラの対バンとして観て以来か。我ながら本当にコンスタントに観てるな。

お決まりの "ロシアのビッグマフ" をバックに登場し、音出しの後ちょねさんが「こんばんは僕たち京都のバンド夜の本気ダンスですよろしくお願いします」とコールし、歓声が上がる。「クレイジーに踊ろうぜ」と "Crazy Dancer" で初っ端から全力を出してきた。

2曲目で "By My Side" が来たのはびっくりしたな。ライブで聴くの結構久々では?シンプルなフレーズを繰り返すサビに、ヤバT勢に負けじと合唱が起こる。

夜ダンはこの日が2024年初ライブだったようで、鈴鹿さんが早速観客を盛り上げる。

鈴「みんなは今日が今年初ライブか?」
客「\イェーーーイ/」
鈴「もう行った人もいるんか?」
客「\イェーーーイ/」
鈴「半々か?」
客「www」

MCモンスター健在である。ヤバTのもりもりもととは、ドラマー仲間としてソゴウ会のメンバーと言うところで共通している。キュウソのソゴウさんと四星球のモリスさん、あと研修生としてハンブレッダーズのキジマ。昨年、なんばHatchで対バンイベントがあったのも記憶に新しい。

その後も、34歳にもなってお年玉を4万円貰ったという生々しい話をぶち込みつつ、「音楽で返していきたいと思います」と締めてちょねさんへ渡した。

ちょねさん、ヤバTこやまさんの高校の先輩らしい。知ってたような初めて聞いたような。「先輩の圧力で呼んでもらったわけじゃないよ笑」「ちゃんとバンドとしてのかっこよさ?を認めてもらって呼ばれました」と緩い笑いを誘いつつ、次のパートへ。

鈴鹿さんが「アルバム曲やけど一緒に歌ってくれますか!」と煽り、 "Oh Love" "FUN FUN FUN" と本当にがっつりアルバム曲を。しかし "Oh Love" のイントロだったり、 "FUN FUN FUN" のサビだったり、しっかり一緒に歌い上げるフロア。ヤバT勢にもアルバム曲の楽しさが伝わっていると嬉しい。

アルバム曲でも盛り上がる顧客の皆さんにご満悦の鈴鹿さん。

鈴「今日のライブ、走馬灯に出るわー!出棺の時の曲 "あつまれ!パーティーピーポー" でええわって言うといて!」
米「それ参列者と関係ないファンの人来るんちゃう?ダイバーみたいに棺桶運ばれて笑」

何となくだけどこの棺桶ダイバーのくだり、今まで観たちょねさんのMCで一番爆笑が起こった気がします。笑

続いて、ちょねさんの曲振りとともに新曲 "ピラミッドダンス" !生で聴くのは初めて!

「ピッピラミッ ピッピッピラミッ」のところで両手を交互にあげるピラミッドダンス。ちょねさんに合わせてフロアも踊った。からの、ちょねさんがBメロになるとスタンドからマイク外してピンマイクで歌い出すのかっこえぇ。そしてサビは安定の4つ打ち。音源でもノれるけど、さらにライブ化けの強さを感じた。

"ピラミッドダンス" の後は、ラストスパートの前のラストMC。マイケルさんもニシカズさんも話し始める。

ヤバTとの対バンについて鈴鹿さんが「5年ぶりかな、横浜は!」って言って、フロアの全員が「横浜…?」てなったところにマイケルさんが「ヤバTとツーマンするのが5年前の横浜以来って事ですね、すみません抜けましたね、僕修正する係やらせてもらってますんで」はめちゃくちゃ笑ったw

これだな。懐かしいツアーだ。

そんなマイケルさんは、ヤバTありぼぼと一緒に高槻市の親善大使を務めている事も改めて紹介。

一方で、ちょねさんは母校、マイケルさんは高槻親善大使、鈴鹿さんはソゴウ会と来て、自分だけヤバTとの繋がりが無いと嘆くニシカズさん笑 「輪に入りたい、今、輪の線上に片足突っ込んでる状態」と独特のワードチョイスが流石である。なんばHatchでのソゴウ会イベントでスタッフさんに後ろからもりもりもとと間違えて声かけられた話は爆笑が起こったw

改めて、一人一人のキャラが強烈なバンドである。メンバー全員の個性が顧客の皆さんにも伝わったかと思う。

ラストスパートは、ちょねさんが「後輩のこやまくんに送ります」と前置いた "Magical Feeling" で華やかな雰囲気を作ったかと思えば、"GIVE & TAKE" のずっしりしたテンポで踊らせる。ライブで聴く度に書いてるけどほんま好きだなぁこの曲。これ以降も夜ダンカッコいい曲は毎度出てるけど中毒性は未だにこれが随一。

ラストは安定のキラーチューン "WHERE?"。サビの合唱に加えて、「Where is?」のコールアンドレスポンスで最後の最後まで一体感を作って終わった。

ソゴウ会や高槻親善大使の件はもちろん強固な繋がりであり、それもあってヤバTの顧客の皆さんは夜ダンも既に好きと言う人は少なくなかった思う。それでも、あの大勢の顧客に夜ダンの楽しさが改めて伝わってたらいいなーと思う。

 

セットリスト

01. Crazy Dancer
02. By My Side
03. Oh Love
04. FUN FUN FUN
05. ピラミッドダンス
06. Magical Feeling
07. GIVE & TAKE
08. WHERE?

 

 

ヤバイTシャツ屋さん

年末のレディクレで観て以来、そんなにご無沙汰ではないヤバT。初っ端から "Universal Serial Bus" "ダックスフントにシンパシー" という、微レアな気もするアルバム収録のツービート曲の連発でダイバーが続出する。

さらには掛け声満載の "KOKYAKU満足度1位" で一気に空気を変える。ベストアルバムに収録の "BEST" も、観客が皆歌えるのが流石である。

とはいえここまではやはりツアーならではの選曲が目立った末に、「お待たせしました!」こやまさんが吠え、満を持してこのタイミングで "ハッピーウェディング前ソング" を投下した。サビでド安定のサークルモッシュが続出。『キッス!』『入籍!』のコールは何回やっても楽しすぎる。

最初のMCではもりもりもとへの謎のバンダナいじり。「汗を堰き止めてるからバンダナじゃなくてバンダムだな〜」と謎の発言の末に、スターウォーズのキャラクターに準えたいじりも。スターウォーズ知らないので分からないが()

ぼぼ「スターウォーズ観てない人いたらネタバレになってごめんなさい…!」
こや「チケットに書いとくべきでした、『スターウォーズの一部ネタバレを含みます』て。ごめんなさい!」
もり「スターウォーズ今観てない人もう観ぃひんから!そんなチケットないから!」

序盤からぶっ飛ばしている。確かに、俺もう今からスターウォーズ観ることないな笑

からの、こやまさんが夜ダンちょねさんに応えて母校トークを。先輩後輩と言っても代は被ってこそいないらしいのだが、部活もフォークソング部所属で同じだったとのこと。フォークソング部でこっそりエレキギター弾いてたの面白い笑

そんな母校の話から着地し、「高校の文化祭を思い出しながら」と前置いて披露したのは "反吐出る"。タイトルコールに「おおおおお!!!」と声上げてしまった。流石にレア曲。サブスクにもない。俺はCD持ってる。マウント取れる。

本当に新旧もシングルアルバムも関係なく楽しませてくれる。超初期曲で沸かせたかと思えば、"ZORORI ROCK!!!" "ちらばれ!サマーピーポー" と新しめの曲もガンガン演る。"ZORORI ROCK!!!" 地味に結構好きなんだよな…ほんま全年齢向けバンドだなと…

ZORORI ROCK!!!

ZORORI ROCK!!!

続いてのMCではこやまさんもソゴウ会について触れる。

こや「きっしょい集まりです」
もり「おおおおおおおい!!!」

でくっそ笑ったw ただ、その後のこやまさんの「4人で旅行行ってるってことはその日4バンドともライブないってことやん?ライブしたほうが良くない?」は強ち間違いじゃない笑 ソゴウ会イベントがこやまさんの発案だったというのは知らなかった。

ここからはツアーならでは、かつツーマンならではのパートが続く。まずはBuyer Client名義の楽曲 "dabscription"。

こやまさんもありぼぼさんもピンマイクでチルく歌う。2サビ終わりで少し間を空けてギターとベースをスタンバイし、一気に激しくなると共にダイバーも再び続出した。

からの、"喜志駅周辺なんもない"。恒例のコールアンドレスポンスでは \夜ダンめちゃくちゃカッコいい/ \夜ダンめちゃくちゃセンスいい/ \夜ダンめちゃくちゃ面白い/ で媚びまくるいつものネタ。こやまさん「ガチの先輩やからガチのやつ」で笑ったw

それだけに留まらず、大サビ前で「意味分からんタイミングで意味わからんWOD」と前方エリアの観客を真っ二つにし、大サビに入る瞬間にモッシュを起こす。人の波でサンプラの開店と閉店を表した。

さらには大サビの後半で夜ダンの "Crazy Dancer" をカバー!本家に負けず劣らずの合唱を巻き起こした。こやまさん曰く「喜志駅周辺のCrazy Dancer」。"喜志駅周辺なんもない" が、どんどんライブアレンジの楽しみなアンセムになってきていて強い。

"Crazy Dancer" のカバーに続き、「せっかく夜ダンとの対バンやから俺らも本気ダンスしていいですかー!」と、「ダンス」と名の付く曲を連発する。"NO MONEY DANCE"、"DANCE ON TANSU"、さらには同じく京都のバンドROTTENGRAFFTYのカバー "D.A.N.C.E." まで。

D.A.N.C.E.

D.A.N.C.E.

こうしてみるとヤバTもダンス曲多いな。そして京都愛がすごい!

と、思ったらさらにはがっつり京都ソング "どすえ 〜おこしやす京都〜" まで!マジで京都愛がすごい!広島公演やぞ!

対バン相手へのリスペクトも地元愛も凄まじいライブ。そして何より、ここまで暴れられるライブができることを喜ぶ様子が伝わってくる。「前のツアーで来た時はまだ椅子とかあったやんな!?」と観客に問い掛けつつ、改めてコロナ対策の制限がなくなったことを全員で噛み締めていた。

そんな流れで迎えるラストスパート、"Blooming of the Tank-top" "Tank-top Festival 2019" "ヤバみ" "かわE" とキラーチューンをこれでもかとぶち込みまくった。"ヤバみ" "かわE" の落ちサビでは、ステージが見えなくなるほどのリフトが発生。「リフトすごっ笑 気ぃつけぇよー!!」と、煽るだけでなくきっちり安全も促すこやまさんに応え、大サビではしっかり配慮しながらも最後に出し尽くすかのように大暴れする顧客、そして『やんけ』の大合唱。最後の最後まで楽しすぎて笑顔が止まらないライブだった。

 

本編が終わってメンバーが退場し、一旦暗転するや否や始まる「ヤバイT!」「シャツ屋さん!」のコール。程なくしてヤバTの3人が再登場した。

大暴れの末に本編終了して一旦クールダウンしたフロアは、顧客の熱気で結露が出ていた笑 ステージ上からも雫が垂れるほど。この後、写真撮影の為に夜ダンメンバーをステージに呼び込むのだが、「君らの出汁やからな」「これを夜ダンに浴びせるわけにはいかない」は笑った笑

ヤバTに呼ばれ、再び登場する夜ダンの4人。雫を浴びに行く鈴鹿さん。笑 あと、ニシカズさんの話を回収してもりもりもとと2人並んで後ろ向いた時は爆笑が起こった笑 確かに、髪型似てるから後ろ姿だと一緒だ。背丈が全然違うが笑

写真撮影を終えて夜ダンメンバーが再び退場した後、アンコールに入る前にヤバTメンバーから注意が。ペットボトルを投げるなと。確かにライブ中に3,4回、ペットボトルが宙を待っているのが目に入り、投げた奴帰り道に単独事故に遭って仕事行けなくなればいいのになーと思っていたので、演者側からしっかり注意してくれるのは有り難い。

それも、ただ注意するのではなく、ありぼぼさんは「転がってんの見つけたらリレーみたいに前へ前へ送ってあげてください」と正しい処置を教えたり、こやまさんは「前の人に当たったら危ないからね!後頭部カーンて!まぁそれ言うたらダイブどうなんて話なんやけど笑」と冗談を交えたり。堅苦しくならないように笑いも取りつつきちんと注意を促すヤバT、流石です。

必要なことを伝えた上で、アンコールへ。「撮影OK、30秒だけSNSにアップもOK」とアナウンスがなされた1曲目は "無線LANばり便利"!撮影もしたいし手を挙げて飛び跳ねもしたいしで忙しかった。

撮影タイムが終わり、ラストは "Tank-top in your heart" と "あつまれ!パーティーピーポー"。最後の最後までダイバー続出の大盛り上がりで終わった。パリピ終わりで締め括れて、鈴鹿さんのみならず顧客にとっても走馬灯にぴったりなライブだったでしょう。笑

お決まりのキラーチューンもしっかり押さえつつ、ツアーならではのレア曲も満載で最高でした!

 

セットリスト

01. Universal Serial Bus
02. ダックスフントにシンパシー
03. KOKYAKU満足度1位
04. BEST
05. ハッピーウェディング前ソング
06. 反吐出る
07. ZORORI ROCK!!!
08. ちらばれ!サマーピーポー
09. dabscription
10. 喜志駅周辺なんもない
11. NO MONEY DANCE
12. DANCE ON TANSU
13. D.A.N.C.E.
14. どすえ 〜おこしやす京都〜
15. Blooming of the Tank-top
16. Tank-top Festival 2019
17. ヤバみ
18. かわE

en1. 無線LANばり便利
en2. Tank-top in your heart
en3. あつまれ!パーティーピーポー

 

以上!!

夜ダンもヤバTも安定の楽しさ。47都道府県ある中で広島で観られてよかった。年明けからアイドルの特典会行ったりしてるけど、やっぱバンドのライブも絶対外せねぇなと改めて感じた。

夜ダンはちょうど先日出たアルバム「dip」がめちゃくちゃいいし、ヤバTは47都道府県ツアー完走後にもパルケエスパーニャリベンジが待っている。それぞれ15周年、10周年を迎えてこれからも面白いことをやってくれると思うし、ずっと応援していきたいですね。

2024年のバンドライブ、ヤバTと夜ダンの楽しすぎるツーマンで賑やかにスタートを飾れてよかったです!!あとヤバTは1/31のZepp Osaka Bayside公演完売しますように!!!頑張れ!!!

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では(=゚ω゚)ノ

 

ヤバイTシャツ屋さん BEST of the Tank-top 47都道府県TOUR 2023-2024

2024.1.20. 広島BLUE LIVE

ヤバイTシャツ屋さん
夜の本気ダンス

2024年推し活初め、透色ドロップ大阪2days

2024年の推し活初め!透色ドロップの大阪遠征に行ってきました!


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昨年の暮れから推し始め、楽曲は個人的年間ベストにも入れたアイドルグループ、透色ドロップ。東京で活動するグループだが、年始早々に大阪遠征があったので参戦決定。広島住みの人間にとっちゃ大阪ぐらい西に来てくれたらほぼ誤差です。

今回の遠征は土日の2日間で、1日目が私服特典会、2日目が単独ライブ。私服特典会とか初めて行きましたね…楽曲パフォーマンスのない特典会だけの参加って、2021年のお盆に行った今は亡きニジマスのトークライブぐらいかな?私服特典会は本当に初めて。そんなわけでライブ、特典会ともに非常に楽しみにしていた。

私服特典会の会場は大阪市中心のオフィス街にあるビルの貸会議室の一室。こんなところで演るもんなんだ…とカルチャーショック。

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宅建登録実務講習がすげー気になる笑

特典会は入場次第列に並んで開始。今回も鎌房祐衣さん、佐倉なぎさん、見並里穂さんと。見並さんは2枚。

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この3人は三度目ましてというのもあるが、SHOWROOMでの配信にもコメントさせてもらってるので皆さん名前を覚えてくれてた。

鎌房さん曰く、あんまり年明けのこの時期に大阪遠征はないらしいとのこと。鎌房さんも加入してから初めての年明けなので、伝聞での情報。「俺広島から来てるけどな!」「まぁ、ちょっとでも近い方がね!」などのやりとりをした。同じ奈良県出身として、年末年始は帰省したの?みたいな話をしたかったが、やっぱその時になると飛ぶもんですね。あとライブだったから絶対帰省してないしね。

佐倉さんも覚えてくれてたなぁ。「たなさとはすぐに名前覚えた!」「SHOWROOMも来てくれてるし!」と。変わった名前とよく言われるのだが、他のオタクの皆さんってどんな名前で認知してもらってるんだろう?なんせ、あまりない名前で覚えてもらいやすいのはありがたい話だ。

見並さんに至っては「あ、たなさといるわーと思ってた」と。マジかよこんな新参を…好き…

彼女は前日にこんなツイートをしていたので、撮るにあたってエリエールのポケットティッシュを掲げると決めていた。笑

「買おうとしてたのまさにこれだわw 買う時気をつけてね!」と見並さん。見並さんは一番トークがマシンガンな気がするね。話した後の満足感がより高い。

エリエールのくだりだけ出来たらいいと思っていたのだが、お互いの着ていたシャツがだいぶ柄被りだったので「この偶然は逃しちゃいけねぇ」と思い2枚目追加。ただ、写りを見ると色合いが全然違いましたね。見並さんが「遅れてきたクリスマス」というので自分は「くすんだクリスマス」でした笑

30分ぐらい経ってたのかな、そこで会場を後にした。一番出入り口側だった見並さんと出る時に目が合って手を振ってくれました。好き…

そして退場次第爆速で地下鉄に乗り、フェスティバルホールに向かってTOMOOのライブに行きました。笑 そう、TOMOOのレポに「2024年初ライブ」って書いてたけど、特典会を含めると先にこちらがあったんですよねー。

 

大阪で一泊し、翌日は天王寺へ。ライブ会場は昨年4月に行ったanewhiteとSAKANAMONの対バン以来となる阿倍野ROCKTOWN。こちらのライブは、4月に開催決定した過去最大規模となる品川ステラボールでのワンマンに向けたプロモーション公演という位置付けの1時間ライブ。チェキ券1枚がついてチケット代がチェキ1枚と同じ1500円なので実質無料である。

割とギリギリに到着して入場すると、なかなかの人の入り。ROCKTOWNはステージが高めなので観る分には問題ないが。

がっつりしたライブを観るのは透色を初めて観たツアーの岡山公演以来だったけど、やっぱりライブハウスでのパフォーマンスは良いね。そしてライブで聴くと自分が順調に曲を覚えられてきている実感が出てきてアガる。

オープニングの "夜明けカンパネラ" なんかはイントロの瞬間に「やったーーー!!!」て声が上がって、人気曲なんだなーと思ったり。そして次の "君色クラゲ" へ移る際にもSEが挟まれたりして、曲間の繋ぎにもこだわりが見られて良い。

"教えてよHhashtag" は生で聴くの初めてかな?着替えや歯磨きなど朝の準備を表した最初の振り付けがキュート。

そういえばこの曲、なぜかYouTubeの自動再生で流してると出てこないんだけど何か設定が違うのかな…?

最初のMCでは、久々の大阪でのライブという事でメンバー1人1人から意気込みを。梅野さん、鎌房さん、佐倉さん、見並さんの4人と、天川さん、才川さん、瀬川さんの3人との二組に分かれて交替でMCするのは通例のようだ。

MC後、7人全員が再びステージに揃い、続いては新曲 "雪のカケラ"。

雪のカケラ

雪のカケラ

  • 透色ドロップ
  • J-Pop
  • ¥204

最初に横一列で並んで歌うところから入っていくのが美しい。イントロやサビでミラーボールが回ったのも "雪のカケラ" っぽいなーと思った。あとサビ前の梅野さんの『コンコン』天川さんの『キュンキュン』が露骨に可愛いです。

中盤のMCでは、本公演がプロモーション公演という事で各メンバーの思う「透色っぽさ」「透色っぽい曲」について。

梅野さんは "ユラリソラ"、佐倉さんと鎌房さんは "星くずの夢"、見並さんは "戻ることないこの瞬間"、天川さんは "僕らの轍"、瀬川さんは "だけど夏なんて嫌いで"、そして才川さんが "君色クラゲ"。皆それぞれの思い入れを語ってくれたが、後入りの鎌房さん才川さんがやっぱり、外から見ていて自分なりに抱いていた透色ドロップのイメージをしっかり持って加入した感があって良かったな。鎌房さんが "星くずの夢" に見る「君が幸せでいてくれれば、という控えめな視点から見てるところが透色っぽい」という話がなるほどなと思った。

まだまだ新参なので、"戻ることないこの瞬間" は間奏で一人一人過去曲の振付を入れている、だとか、"僕らの轍" は過去曲の曲名が歌詞に入っている、と言った話は初耳でした。そしてそういう要素が入っていると確かにメンバーがグループらしさを感じる曲にもなりうるなと納得。

ちなみに "戻ることないこの瞬間" はまだ新体制で披露したことがない模様。鎌房さんは振り入れ済みとのことで、間奏でどの曲の振付が来るかお楽しみ!と。自分はまず既存曲の振付をしっかり見ていくところからだなー。

あと瀬川が話していた "だけど夏なんて嫌いで" の『なんて』を繰り返す切なさ、というのは全面的に同意。ここのメロディが良すぎて切なエモさがあるし、結果としてキャッチー。控えめな主人公の気持ちが表れているところが鎌房さんの話にも通じる。この日も聴けてよかった。

メンバー皆、それぞれの楽曲にそれぞれの想いやイメージを抱いていて面白かった。三者三様。梅野さんが「三者三様だったら四者五様だね」みたいなことを言って会場中に「?????」て空気が流れ、見並さんに「ちょっとこの人もうダメです」て切られたのが笑ってしまったなw

全く初めて観た人たちにも、透色の楽曲の魅力が伝わっていればいいなと思う。

終盤の楽曲で印象に残っているのは "君が描く未来予想図に僕が居なくても"。

曲名から溢れ出す切なさ。鎌房さんの言ってた「控えめな視点」の最たるものだと思っていて、あのテーマでトークした後にこの曲を投下してくるのはかなり威力が高いなと思った。歌詞の一節をほぼ抜き出した長い曲名も印象的な、透色らしさを強く孕んだ曲の一つであり、この日に演ったのは必然だったと思う。

ラストは "君と夢と桜と恋と" からの "最愛" 。言わずもがな2023年の個人的ベストソングに選んだ "君と夢と桜と恋と" は、やはり生で聴けると鳥肌が止まらない。サビの振り付けも腕の動きがシンプルで一緒に踊れる。

君夢の前に「最後の曲」って言ったよな…?気のせいかな…?なので、 "最愛" が来たのは想定外でアガった。地味に生で聴くの初めてだな。

サビの\イェーイ/で手を挙げやすい、開放感があってアッパーな曲。これからアンセムになっていくに違いない。

ライブはこれで終了。そして透色ドロップのライブで毎回注目してしまうのが、退場時のお辞儀。今回は瀬川さんが最後にステージを後にした。例に漏れず深々とお辞儀。拍手が上がった。この礼儀正しいルーティンは本当に何回見てもグッと来てしまうんだよな。この先何回ライブ行っても褪せずに感動できると思う。

1時間のプロモーション公演、満足度の高い濃厚な時間を過ごせました!

 

特典会はついに7人全員と撮りました!!!

最初に、入場時にもらった特典券で見並さんと。

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「今日はちょっと最年長ネキに背中を押してもらいたくて。初めて全員と撮ろうかと思ってる…!」と言ってみたら「挨拶してきな!『ネキの奴です』って言ってきな!!」とw

とは言ったものの、初めましてはやはり緊張するので先に鎌房さんのところへ。

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このポーズ、ハートの中に入っていることを表現しているらしい。初めて知った。「何回か目合った気する!」と言ってくれたのに対して「そうかな?」て返してしまった() あんまり感覚がないもんで…リップサービスを素直に受け取れなくてすまん…

次は、その隣のレーンの才川水綺さんに初めまして!

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俺「初めましてです〜」
才「背高い!スラっとしてんなと思った」
俺「自分も高いやん」
才「ワァ…大阪の人だ…!自分って言う人怖い…」

ビビられたw 確かに、相手の人を「自分」って言うのってガラ悪いのかな…?

あと、初対面なので名前を伝えると「たなからさともちさん?」と。たなぼた的なじゃないのよw そして最終的に「才川変な人だからあんまり関わらない方がいい」て言われたwww 才川さん、良いキャラしてる。面白かった。

…え…?関わらないでくださいってこと…?()

そこから天川美空さん、梅野小春さんと初めましてメンバーが続く。

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「初めてな気がしないね!」と天川さん。初めましてなのでYouTubeの話をしようと思い、「福女おめでとうございます!」と。

これね。笑 「クエン酸も米もやばいよあれ」と語る天川さん。可愛らしい歌声とフリートークの時の声色とのギャップが良いです。

岡山出身の梅野さんには、初めて観たライブがツアーの岡山公演である事をしっかり伝えた。やはりアイドルファンだと思ったようで、「STU(48)さんとか聴く?」と聞かれたが、自分は元々ロックバンドリスナー。その旨伝えると「バンドとか聞いてるところから透色を好きになってくれたの!?」と流石に驚かれた。でしょうね。笑 「透色、バンド好きなオタクさん居ないから新種だな!」と。覚えやすくて印象に残ってたら嬉しいです。

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安定の佐倉さんとは謎に拳銃で頭を撃ち抜くポーズ。

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先に挙げた福女企画のラストを思い出す。そこから佐倉さんとも福女企画の話に。コーンマヨの真相は本人にしか分からない…笑

ラストは瀬川奏音さん!

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列が長かったので諦めようかと思ったが、佐倉さんと話してる間にそれなりに列が進んでた。名前を伝えると「聞いたことある…なぎちゃん?」と…!マジで新規のお客さんってメンバー間で共有してたりするものなのかな?グループとして認知してもらえてる気がしてとても嬉しかった。普通に広島から来てる話だったり透色ドロップとの出会いだったりを話したが、めちゃくちゃ目を見てうんうんって頷きながら聞いてくれる素敵なお姉さんでした。

こうして7人全員とお話を終え、コインロッカーから荷物を取り出して真っ直ぐ会場を後にしましたとさ。皆いい子達だった。

 

以上!!

何組か色んなアイドルのライブにこれまで行ってきたが、1日で全員と個別チェキを撮ったのは初めてじゃなかろうか(と思って振り返ると群青の世界の特典会で全員と撮ってたわ。3人時代だったが。)メンバー1人1人に色があって、認知してもらえてる補正もあるが本当に良いグループだと思う。昨年の夏頃、Twitterでたまたま見かけただけだったグループ名が後から何かのタイミングで何故かふと浮かんで、検索して曲を聴いたのは何かの縁だったんだと思う。

2月にも大阪遠征2daysがある。ちょうど出張で京都にいるので当然の如く行こうと思います。1日目は京都での用事を終えてからの移動が間に合わないかも知れない…が、一泊して2日目は絶対行きたいですね!

2024年、透色ドロップ、最推し箱としてこれからも応援します!布教も頑張ろう!

では(=゚ω゚)ノ

 

透色ドロップ プロモーション公演 1Hour LIVE -OSAKA-

2024.1.14. 阿倍野ROCKTOWN

セットリスト

01. 夜明けカンパネラ
02. 君色クラゲ
03. 教えてよHashtag
04. ネバーランドじゃない
05. だけど夏なんて嫌いで
06. 雪のカケラ
07. ユラリソラ
08. 君が描く未来予想図に僕が居なくても
09. 君と夢と桜と恋と
10. 最愛

2024年の始まりにTOMOOを見渡してきた

2024年初ライブ!TOMOOのワンマンに行ってきました!

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メジャー1stフルアルバム「TWO MOON」のリリースツアー大阪公演。広島公演もあったがM-1決勝の日だったので…← ミナホで2022年にも2023年にも観ているが、ワンマンは初めて。さらにミナホは2年ともキーボード弾き語りだったので、バンドセットのライブを観るのも初めてで楽しみだった。

とはいえ、大阪だし予定がどうなるか分からなかったのでチケットは直前に確保。会場はフェスティバルホール、大きな会場なので恐らく大丈夫だろうとは思っていたが、座席は3階席のかなり後ろの方。実際到着してみても1,2階席はぎっしり埋まっていて、3階席も空席は目立たなかった。

3階席なので、場内は非常に見晴らしが良かった。ステージを見ると、中央から少し下手に寄った位置にキーボードとグランドピアノ、上手側にバンドセットの一式が。キーボードは弾き語りの時でもあの位置だよな、定位置なんだろなーと思うなど。タイトル通りの二つの満月を表すような二つの大きな丸い照明が置かれていて、インテリア感もあるシックでオシャレなステージだった。

定刻から10分程押して開演。サポートメンバーが登場して拍手の起こる中ステージが暗転し、続いてTOMOO本人が登場して一層拍手が大きくなった。

音出しや挨拶はなく、TOMOO本人の弾くイントロから入って1曲目 "夢は覚めても" が始まった。

重々しいフレーズから入りながらも全体としてはとてもポップでジャジーな曲だが、初めは皆様子を伺うように客席に座ったまま手拍子で応える。しかし、続いてTOMOOがキーボードからステージの前に出てくるとともに "恋する10秒" が始まると、1階席の観客は皆立ち上がって一気に盛り上がりが吹き上がった。

バンドメンバーに支えられ、"らしくもなくたっていいでしょう" "酔ひもせす" とポップなナンバーを続ける。"らしくもなくたっていいでしょう" のイントロで、ブレイクのタイミングで手を叩くくだりは恒例なのかな?ミナホの時にレクチャーがあったのを思い出した。

"酔ひもせす" はサビで手のウェーブを煽ったりしながら終始ピンボーカルで跳ね回るように歌ったが、アウトロだけキーボードを弾きに戻ったのがまたカッコよかったな。

序盤のセッションが終わると、続いてTOMOOのソロ弾き語りコーナーに。「楽しい曲だけじゃなくて、じっくり聴いてもらう曲も」と観客を一旦席に座らせ、バンドメンバーも一時退場した。

キーボードから移動して下手のピアノに座り、少しフリートーク。「TWO MOON」というアルバム名が、レコーディングしているスタジオの2つある丸い機材が満月に見えたことに由来するという、ミナホでも触れていたエピソードをより深く掘り下げた。

ソロパートでは "17" をしっとり弾き語ったかと思うと、続いてステージ中央に出てきて "Grapefruit Moon" を厳かに歌い上げた。スタンドマイク、いつのまに出てきてたんだろう。笑

さらには「満月だけじゃなくてこんな歌も」と "Mellow" を演ったり、初めて聴いた "好きっていって" なども。サブスクにも無い曲なので貴重。

このソロ弾き語りパートは公演ごとに曲を変えているらしく、ラストは「大阪で何演りたいかなって考えた時に、この会場でパーっと広がる開放感のあるこの曲だなと思った」と "グッドラック" を。「TWO MOON」には収録されていない曲なのでこちらも久々に聴いた。

ここでバンドメンバーが戻ってきた。TOMOOから、謎に大阪の食べ物に喩えたお茶目なメンバー紹介なども挟みながら、後半戦へ。

ソロパートで演った "Grapefruit Moon" を挙げて「さっきはグレープフルーツっていう苦くて甘酸っぱい果物の歌を演ったけど、同じ食べ物で10年前にもっと酸っぱい果物の歌を書いたことがあって」と "レモン" を披露。「同じ食べ物で」と言った時に、アルバムの "ベーコンエピ" かと思ったが違った。

と思ったら次に "ベーコンエピ" 来た笑 この曲はミナホの時に弾き語りで初めて聴いた曲。バンドセットでも優しい音が響く。ミナホの時に本物のベーコンエピ掲げてたおじさんはこの日いたのかなw

ここまで座っていた観客に、「よかったら…」ととても控えめに規律を促したTOMOO。ラストスパートをかけるといったように、ここから "Friday" "オセロ" "POP'N ROLL MUSIC" とアッパーな曲を立て続けに投下した。

"オセロ" は2022年も2023年もミナホのラストに演っていた曲。やっと音源通りのバンドセットで聴けて嬉しい。

"POP'N ROLL MUSIC" は恐らくTOMOOの中で最もダンサブルなキラーチューン。軽快な4つ打ちで、タオル回し曲なのも納得。3階席から見渡すタオルで溢れる1階席は迫力があった。

ちなみに最近知った人はMVがあるの知らない人もいるのではなかろうか。TOMOOのチャンネルからのアップじゃないからな。

ここまでがラストスパートかと思ったが、再び観客を座らせ、お話の時間。「フルアルバムを出せてよかったなと思うこと」について。「最近シングルは楽しい曲を出すことが多いが、フルアルバムだとそうでない曲も聴いてもらえる」「自分は色んなものをちょっとずつ食べたい人間なので、20品目のお弁当とか嬉しい。ハンバーグ(=楽しいメインディッシュ)も漬物(=じっくり味わう品目)も聴いてもらえるのがフルアルバム」と語る。アルバムが13曲入りなので「あぁ…13品目って言えばよかったな…」って言ってたのは笑いが起きていたが笑 しかし、それだけバラエティに富んだ作品を作り上げられている自信が伝わってきた。

その話から繋がり、「フルアルバムだから出せた曲」と前置いて "窓" を。確かにこの曲はこのまま演らないのかな、と思ったりもしたので、やはりフルアルバムの中で一際異彩を放つじっくりタイプの曲だなと改めて感じた。

窓

  • TOMOO
  • J-Pop
  • ¥255

その後、アルバムのラストでもある "夜明けの君へ" を歌い、本当のラストへ。「この曲はー…座る?立つ?…どっちがいいですか?笑」と苦笑しながらスタンバイするTOMOOに応え、少しずつ立ち上がる観客たち。

「今の私の全てを込めた」と語る最後の曲は、アルバムの始まりを飾る "Super Ball"。

言わずもがな、先週投稿した2023年個人的ベストソングにて1位に選出させていただいた曲。これだけは聴きたくて来たところがある。3階席という遠くから眺めているだけでも鳥肌が止まらなかった。

ここまで基本的に手拍子をするのみだった客席も、キーボードのサポートメンバーさんが手を挙げて煽るのに合わせて手を挙げて応える様子がちらほら見られた。この曲は文字通りスーパーボールのように飛び跳ねながら聴きたい。本当にかっこよかった。

アウトロがない曲で、演奏が終わるとTOMOOもサポートメンバーもスパッと立ち上がってステージを後にしていった。去り際までクールな圧巻の本編ラストだった。

 

アンコールは、皆さんがグッズのTシャツに着替えて再登場。しかし「グッズの紹介は特にいいか」と早速お話をしてからアンコールへ。

1曲目は "スーパースター"。そういえばこれもMVのある配信シングル曲だけど、アルバムには入ってないな。そう考えると改めて、ただ既発曲を詰め込んだだけじゃないフルアルバムってこだわりが見られて良いよなぁと思ったりする。

ラストは予想がついていたが "Ginger"。やっぱりこれを演らないってことはないですよね!て気持ち。最後の最後に、フェスティバルホールいっぱいに大きな手拍子が響き渡った。

TOMOOを知ったきっかけの曲。もう300万再生超えてるのか…すごいな…2021年のお盆にたまたまYouTubeで見つけて聴いた曲。あの時の出会いには感謝だな。

序盤の宣言通り、楽しい曲もじっくり聴ける曲も、全部素晴らしかったです!

 

終演後にタオル購入。記念に何か買いたいと思っていた中で、Tシャツなどはちょうど良いサイズが残ってなかったのもあり、タオルを購入。やっぱりタオルだよな!と後から満足。またいつかのライブで回したい。

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以上!

2024年の初っ端からとても華やかなライブを堪能できた。年間ベストの1位に選んだアーティストで一年の始まりを飾れたのはとても喜ばしいことだ。

ミナホでは弾き語りを間近で観たのに対し、今回はバンドセットを3階席から。全体の雰囲気を見渡せて、開放感があってよかったし、一方でいつかバンドセットも間近で拝みたいと思った。何度でも観たい。

しかしフェスティバルホールに3階席まで入れるようになってきているわけだ。人気の上昇具合は計り知れない。割とマジで今週末に放送される関ジャムのランキングに入ってると思ってる。これからホールでもチケット取れなくなりそうだなぁ。だからこそ、今回滑り込みで観られてよかった。

2024年はTOMOOに期待です!

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では(=゚ω゚)ノ

 

TOMOO LIVE TOUR 2023-2024 "TWO MOON"

2024.1.13. 大阪 フェスティバルホール

セットリスト

01. 夢は覚めても
02. 恋する10秒
03. らしくもなくたっていいでしょう
04. 酔ひもせす
05. 17
06. Grapefruit Moon
07. Mellow
08. 好きっていって
09. グッドラック
10. レモン
11. ベーコンエピ
12. Cinderella
13. Friday
14. オセロ
15. POP'N ROLL MUSIC
16. 窓
17. 夜明けの君へ
18. Super Ball

en1. スーパースター
en2. Ginger

2023年超個人的ベストソング20

毎年恒例の年間ベストソング書きました!

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コロナ禍が形式上終わりを迎え、ライブにおけるガイドラインや制限がなくなって元通りになった2023年。ここ3年ほどで、YouTubeやサブスクでの出会いを大切にする人は言わずもがな増えただろうが、ライブでの出会い・ライブで楽曲をより好きになる機会などもまた元通り増えたのではなかろうか。自分自身も色んな県にライブに行ったし、何よりやはり2023年はアイドルにも狂った。コロナ禍の終焉だけが要因ではない大きな変化があった一年だったと思う。

そんな2023年、珠玉の20曲を挙げていきます。今回は20曲選ぶのはあまり迷わなかったけど、ランキングをつけるのが非常に悩んだ。YouTubeのMVやサブスクでの再生回数、初めて聴いた時のインパクト、メロディ、歌詞、ライブでの想い出補正など基準は色々ありますが個人的なものなのでご容赦。短期間に集中してリピートした最大瞬間風速が凄まじいのか、年間を通してずっと聴いてたのかなどの違いもありますね。

昨年度分はこちら

それでは早速!

 

 

20位 空想新星 / フリージア

最初のアルペジオも、そこから入って爆発するギターフレーズも、それと同じメロディのサビも、泥臭いボーカルも、王道のアツさがある。シンプルイズベストかつ大衆に刺さるポテンシャルがあって、J-POPとロックを繋ぐ曲になると思いました。

 

 

19位 光の中へ / 結束バンド

SAKANAMON藤森元生さん作曲。完全に女性ボーカルが歌うSAKANAMON。数式を使った表現に始まり、言葉遣いやワードチョイス(特にCメロ)が本当に元生さん。『爪弾き』を「つまはじき」と「つまびき」で両方読ませるのも知性が見えるし、メロディも安定に良い。

マカロニえんぴつの田辺さんが参加したSAKANAMONのセルフカバーバージョンも好きですが、初見のインパクト重視でこちらを選出。

 

 

18位 日常侵略 / 夕方と猫

振り幅の大きいバンドではあったが、一番のアンセムを出してきた感ある。この四つ打ち裏打ちは飛ばざるを得ない。ダークポップって感じのサウンドが歌声にも合ってるし、繰り返される『もういいの?』『みいつけた』『もういいかい?』や、サイケみのある間奏のリフも中毒性が高い。

ドラムメンバーが正式加入したし2024年楽しみ。

 

 

17位 大団円 feat. ZORN / RADWIMPS

久々にがっつりしたバンドサウンドで、イントロの怪しげなリフの時点で刺さった。武田さんの力強いピック弾きによる分厚いベースも響く。ZORNのラップもカッコいい。間奏のシンガロングもライブで拳突き上げて一緒に歌いたいですね。最近多いゲストボーカルを迎えたRADの曲の中で段違いにハマりました。

 

 

16位 涙くん、今日もおはようっ / ano

2023年大大大ブレイクのあのちゃん、2022年も上位に選出したが、今年もレベルが高かった。

神聖かまってちゃんのの子さんの提供であるこの曲、内向的な歌詞を爆発力のあるイントロとキャッチーなサビでポップにまとめている。珍しいぐらいの張り上げた高音が耳に残る『僕が叫ぶから』の部分に惹きつけられました。Mステとかでも演ってたけど大サビで転調した後も外さず歌い切れてるからあのちゃん普通にめっちゃ歌上手いんだと思う。

 

 

15位 ぴゅあいんざわーるど / FRUIT ZIPPER

レコード大賞最優秀新人賞を獲得し、2024年は地上ブレイク確定路線のFRUITS ZIPPERですが、気になり出したきっかけは玉屋さん提供のこの曲。まぁ鬼リピしました。この曲を聴こうと思えただけで、玉屋さんを、Wiennersを好きでよかったと思える。『何時何分?What happened!?』の押韻とサビ終わりの『夢詰め込んだこの世界は』の語感が好きです。2番で全然雰囲気の違うラップパートを入れてくるのもすごい。

 

 

14位 スパークルダンサー / フレデリック

エレクトロな雰囲気を纏って確実に進化しつつもド安定すぎる中毒性。『のってけ のってけ』のキャッチーさね。まさかM-1ヤーレンズに使われるとは。

ベースも力強くてカッコいい。個人的お気に入りポイントは2サビ後の高橋さんのドラム。全体的にチョップド感のある音やリズムが多くて、火花を上手く表してるなぁと。

 

 

13位 Kid / シンガーズハイ

イントロの爆発力でいきなり惹きつけられ、さらにサビでえげつないハイトーンボイスが突き抜けてきてもうやられた。歌詞もこんな痛々しいぐらい攻撃的に毒づいておいて、それでいて曲名が "Kid" ていうのも清々しい。全方位に喧嘩売る感じ、ロックバンドの尖り方はこうでなくっちゃなと。

シンガーズハイ、2023年のうちに滑り込みでちゃんと知れてよかった。

 

 

12位 セブンティーン / YOASOBI

RADWIMPSの "おしゃかしゃま" を彷彿とさせるイントロのシンセリフに惹かれた。原作の世界観もあってダークに入ったと思ったら、サビの転調で一気に爽やかに。

あと二つの世界を対比させた世界観を描くにあたって、1Bが『次元を隔てた向こう側の世界』、2Bが『境界の線で切り分けたこちら側の世界』なのが良い。やっぱワンコーラスとかでは歌詞って表し切れないよな、と改めて思った。確かこの曲はテレビでは演ってないけど。

"アイドル" でも "勇者" でもなくこの曲を選ぶあたり自分は本当に天邪鬼だなと思うが、今年のYOASOBIの曲の中では一番リピートしました。

 

 

11位 完食 / fishbowl

アイドル楽曲大賞でインディーズ楽曲部門とアルバム部門の二冠を達成し、先日まさかの新メンバー加入も発表されて話題性抜群のfishbowl。そんな彼女たちを知ったきっかけの曲です。サビを一聴してメロディが好きだなと思ったし、振付も可愛らしい。『完食』だけでなく『感触』『間食』ともかけているのが上手い。

 

 

10位 名前は片想い / indigo la End

絵音曲って昔からサビのメロディが一発で覚えられる。んだけどその中でもここ数年で久々にスッと入ってきた。そしてまぁ例に漏れず切なすぎる歌詞。色んな形の片想いがあるんだよなと考えさせられもする。

結果としてここに来てバズってんのが本当にかっけぇよindigo la End。やはり川谷絵音は天才。

 

 

9位 Starting Over / sumika

"Lovers" のような多幸感と "ファンファーレ" のような疾走感が合わさった、これぞsumikaといった感じの曲。Bメロがライブだと片岡さんと小川さんの掛け合いになるのも聴き心地が良いんだよな。『築々と描く覚悟』の語感とかも。そして終盤のシンガロングは圧巻で鳥肌が立つ。『血の滲むような強さで』の『よ』のところの力強さ。

2023年は本当に色々あったsumika。2024年が文字通りStarting Overになることだろう。

 

 

8位 君と夢と桜と恋と / 透色ドロップ

透色ドロップを知ってこの楽曲に出会った時、イントロのギターの時点で「あ、このグループは好きになれる」と確信した。

出会いと別れの春、寂しさと未来への希望が入り混じる気持ちを詰め込んだような眩しい曲だなと思う。毎年、年度末に聴きたい。大サビだけ裏打ちリズムになるのも良い。ラストスパートにかけてさらにギアが上がる感じがする。

透色ドロップ、2024年もっと推していきたい。

 

 

7位 1P / ビレッジマンズストア

結局4つ打ちに振り切ったキラーチューンが自分はどストライクなんだなと再認識させられた曲。ギイさんの力強い歌声がブッ刺さる。

『夜の風が震えてる 2コンマイクが睨んでる』のメロディも好きだし、間奏のギターリフも好き。やはり少し歌謡曲チックな要素がツボを突いてくる。しかしエレクトロなアレンジが施されているのも新鮮。いやぁかっけぇです。

 

 

6位 Ratpark feat. 菅原圭 / PEOPLE 1

楽曲もMVも含めて、2023年一番好きな間奏。リフにミイラズみがあって好き。最早このメロディを歌ってしまう。そしてMVは手でスマホの画面をスワイプするようにカットが移り変わっていくアニメーションが面白かった。

勿論、アグレッシブなサウンドだけでなく、Deuさんのトゲのある歌声もかっこいい。言わずもがな菅原圭の攻撃的な歌い方も貴重。人選が面白い。

ピポワンってゲストボーカルを入れてる曲をライブで演る事あるのかな?いつか生で聴いてみたい。

 

 

5位 My Generation / w.o.d.

初めて聴いた時の「やべぇの来たわ」感は1位かな。イヤホンで初めて聴いた時に聴いて体がじっとしていられなかった度合いは一番突き抜けてた。がっつりした16ビートにブンブンサテライツ中野さんのプロデュースが味出してて、w.o.d.特有のグランジサウンドを残しつつ完璧なエレクトロダンスチューンになっている。

MVがショートエディットなの勿体なさすぎるて…みんなサブスクでフルで聴いて…

 

 

4位 晴れるな / Sundae May Club

曲名のインパクトで聴いてみたら一発で心掴まれた。最初ゆったりした曲かと思ったら一気にスピードアップする感じ好き。

『全部どうでもいい 何が終わろうがどうでもいい 話しても無駄だしな 何言っても伝わらないんだもん』そんな言葉で救われる人間なんだよ俺は。『元気出せとかうるせえな』で元気が出るんだよ俺は。それをこの声とこのメロディで歌われたらギャップで死ぬ。

名前は聞いたことのあったバンドだったが、この曲で一気に引き込まれました。

 

 

3位 グー / ハンブレッダーズ

グー

グー

  • ハンブレッダーズ
  • ロック
  • ¥255

12月に滑り込んできた超傑作。入りのシンガロングの時点で鳥肌もの。メロディが良すぎる。

歌詞も最高です。『表に出るとか気が引ける だけど俺は楽器が弾ける!』と言った言葉遊びや、『俺じゃなきゃ見逃しちゃうね』『同窓会には行けません』といったネットミームも入れてキャッチーにしつつ、音楽に対する想いを真っ直ぐに綴った、絶対にハンブレにしかできない一曲。

サビでの『握りしめたグー』に対応するフレーズが大サビでは『高く掲げろピース』『開いた手のひら』なのも、恐らく「グー」「チョキ」「パー」に対応させてるし。『指先真っ赤になるぐらい 練習してたカノンコード』のところはちゃんとカノンコードだし。完成度高すぎる。

2023年、1回目で涙が出たのはこの曲だけでした。もう少し早くにリリースされてMVも作られたりしてたら1位になってた可能性大。

 

 

2位 ごめん、好きになって / 群青の世界

再生回数で言うと1位。この曲がというか群青の世界というアーティスト全体として。でもこの曲は本当にぶっちぎりで好きだった。

こんなに爽やかで切ない曲ないと思う。「好きになってごめん」じゃなくて『ごめん、好きになって』と先に謝る気持ちが出てしまうところ、それに『「ごめん」って言ってごめん』って続けて謝ってしまうところに叶わない恋心に葛藤する気持ちが見事に現れていて切なさが爆発している。冗談抜きで発明だよこの曲名。振付を見ても、この『「ごめん」って言ってごめん』のところで後ずさるのがまた良い。イントロが4つ打ちのリズムで曲調に疾走感が出ているところも切なエモさに磨きをかけている。1年間本当に聴き続けました。

現体制終了とメンバー全員の卒業・退所、心から残念に思う。

 

 

1位 Super Ball / TOMOO

ぶっちぎり。ぶっちぎり1位です。TOMOO × 丸サ進行の時点で強いに決まってるし、1サビ→2サビ→Cメロの早口パート→大サビ、とずっと規模が大きくなっていくような展開は何回聴いてもワクワクする。Cメロの早口パートはマジで衝撃を受けてじっっっと聴くしかなかった。そしてそこから繋がる落ちサビ、ここで初めて曲名の『スーパーボール』という単語が来るんだが、破裂音と楽器隊のオーケストラヒットを合わせてあるのがあまりにも強すぎる。「パ」と「ボ」で最早ヘドバンしてしまう。曲名にも関わらず曲中において1回しか使われないこの単語の、この1回限りの使い方がマジで天才。

んでアウトロがないのもカッコいいんだよな。心掴まれっぱなしのまま4分終わる。マジで文句のつけようがない最高傑作です。

というわけで2023年の個人的1位はTOMOOの "Super Ball" でした!!

 

 

以上!!!

まとめると以下。

20位 空想新星 / フリージア
19位 光の中へ / 結束バンド
18位 日常侵略 / 夕方と猫
17位 大団円 feat. ZORN / RADWIMPS
16位 涙くん、今日もおはようっ / ano
15位 ぴゅあいんざわーるど / FRUITS ZIPPER
14位 スパークルダンサー / フレデリック
13位 Kid / シンガーズハイ
12位 セブンティーン / YOASOBI
11位 完食 / fishbowl
10位 名前は片想い / indigo la End
 9位 Starting Over / sumika
 8位 君と夢と桜と恋と / 透色ドロップ
 7位 1P / ビレッジマンズストア 
 6位 Ratpark feat. 菅原圭 / PEOPLE 1
 5位 My Generation / w.o.d.
 4位 晴れるな / Sundae May Club
 3位 グー / ハンブレッダーズ
 2位 ごめん、好きになって / 群青の世界
 1位 Super Ball / TOMOO

 

まぁ今年は流石アイドルが多かったです。ただ、2位に青セカが入り、そして1位こそTOMOOというソロシンガーではあったが、それ以外は上位に比較的ロックバンドが多かった。好みはブレてないのかなと。

今年出会ったフリージアン、夕方と猫、シンガーズハイ、Sundae May Clubなどはまだライブを観てないんだよな。2024年は観たい。それこそレポでも書いたが、2023年のミナホにて2022年の年間ランキングに挙げたアーティストを観まくっているので、2024年もそんな感じにできたらいいなと思ったり。そして言わずもがなアイドル界隈も引き続き掘っていきたいです。

気になったアーティストがいたら聴いてみてください。あと毎度の事ながら個人的なランキングなので皆さんのベストソングも教えてください。

ありがとう2023年。2024年も色んな出会いがありますように!いっぱいライブ行きます!

では(=゚ω゚)ノ

RADIO CRAZY 2023 DAY2 !!!

2023年のライブ納め!レディクレことFM802 RADIO CRAZY、今年も参戦してきましたー!!

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昨年は4日間開催の初日最終日に参戦したが、今年は3日間開催のうち中日の2日目にスポット参戦。仕事はありがたい事に27日から休みだったんだけど、今回は1日に絞りました。そういえば3日ともド平日なんだよな今年。

お目当てはこんな感じ。

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自分は極力フルで観て1曲目からラストまで堪能したい派なので、この日はかなり効率的に回れそうと期待していた。

10時半頃に会場に到着し、クロークに荷物と上着を預けてからZ-STAGEへ。昨年はゆっくり行っときながら物販並んでトップバッターを逃す失態を犯したので、今回は反省を活かした。そういえばあの時見逃したYAJICO GIRL、未だに一回もライブ観られてないな…

そんなわけで今年のレディクレはZ-STAGEのPEOPLE 1から!

 

 

PEOPLE 1

気づけばアリーナ公演やZeppツアーをやるほどに大きくなっていたピポワン、ライブを観るのは初めて。トップバッターという事でFM802 DJの大貫拓人さんの前説があったが、大貫さんが紹介した通り非常に振り幅が広く何でもできるバンドという印象を受けた。ItoさんとDeuさんのツインボーカルということは把握していたが、Deuさんがギターもベースもピンボーカルもやるとは知らなかった。あんなにフレキシブルなバンドだったのかと驚いた。Dr. タケウチさんに加えて、ギターとベースでそれぞれサポートメンバーが入った5人体制で、サポートギターの人も正規メンバーかのようにめちゃくちゃ暴れてたのがよかった。

"ドキドキする" "GOLD" と言ったMV曲に始まり、後半の "銃の部品" からの "DOGLAND" という代表曲ラッシュはカッコよかったなぁ。あと、初めて聴いた曲では "スクール!!" がめちゃくちゃカッコよかった。惚れた。調べたらMVあった。笑

過去作も掘り下げて聴いてみよう。

"DOGLAND" で終わりかと思っていたので、ラストの "ハートブレイク・ダンスミュージック" "エッジワース・カイパーベルト" の4つ打ちダンスナンバー続きはめちゃくちゃ盛り上がったな。 "エッジワース・カイパーベルト" はタオル回し曲で、前奏に入る前から周りのお客さんがタオルを取り出し始めて、定番になってるんだなぁと思うなどした。

納得のZ-STAGEのトップバッターでした!

 

セットリスト

01. ドキドキする
02. GOLD
03. YOUNG TOWN
04. スクール!!
05. 怪獣
06. closer
07. 銃の部品
08. DOGLAND
09. ハートブレイク・ダンスミュージック
10. エッジワース・カイパーベルト

 

 

KEYTALK

もっと余裕もって行けると思ってたけど、PEOPLE 1が思ったより盛り沢山だったのでL-STAGEへの移動でギリ遅刻。1曲目 "コースター" を演っているところからでした。

まさかの "コースター" 始まりか!!と思いながら入場し、そのまま "fiction escape" が始まった時は今日のセトリはやべぇぞと思った。SNSでもこの選曲には沸いていたな。

まぁ、この後は "MONSTER DANCE" "MATSURI BAYASHI" と、コテコテのフェス向けセトリだったがw 「みんなに踊ってもらうのが僕らの感謝の証」と巨匠が前置いた通り、KEYTALKらしく踊らせまくるセトリだった。"ハコワレサマー" は生で聴けたのは初めてだったな!武正、MVでのサビの振り付け踊ってたけどあれは客が一緒に踊るのは無理よ笑 "MONSTER DANCE" とはわけが違う笑

ラストの "Summer Venus" ではいつの間にか巨匠が上裸にw 最後の最後で巨匠が何やら後ろを向いていると思ったら、演奏が終わると同時に客席の方を勢いよく振り向いた。胸筋のところに「よいお年を」と書かれたテープが貼られていたw 謎の身体の張り方。ていうか、良い筋肉しとったな…笑

季節感無視のお祭り騒ぎで楽しかったです!

 

セットリスト

01. コースター
02. fiction escape
03. 夜の蝶
04. MONSTER DANCE
05. MATSURI BAYASHI
06. 君とサマー
07. shall we dance?
08. ハコワレサマー
09. Summer Venus

 

 

KEYTALKの後、ご飯食べようとブースうろうろしたけど良さげなものが見つからず、結局入口のデイリーヤマザキで済ませた笑 食べようにも空いてるベンチ探すのにも苦労したな…

物販もこのタイミングで覗きたかったけど食べ物探しに時間かけすぎて断念。

 

 

ヤバイTシャツ屋さん

おにぎりとサンドイッチを詰め込んでZ-STAGEへ向かうとリハの音漏れが聴こえてきた。今年出したベストアルバムから "BEST" と "パルケエスパーニャ"。5月のパルケエスパーニャでのライブの告知もしっかりしていた。

本編は初っ端から "あつまれ!パーティーピーポー" でぶっ飛ばし、レディクレに媚びまくるコールアンドレスポンスを取り入れた "喜志駅周辺なんもない" や、全然違うのに「新曲」と前置いた "癒着⭐︎NIGHT" などフルスロットル。

2023年のヤバTと言えばありぼぼさんの結婚も大きなトピックだった。こやまさんが「新婚1人と未婚2人でやらしてもらってますヤバイTシャツ屋さんです〜」と紹介し、ありぼぼさんがやりたかったというウェーブを観客にやらせた。一歩ずつ下がってしゃがませ、客席の後ろから順に立ち上がってラジオの電波のように波を作りたいと。自分でも改めて文章にしてて何言うてんのか分からない。「すみませんね〜新婚の言うことは絶対なんです」は笑ったわ笑 満員のZ-STAGEが作り出す大波、凄かった。

そんなワチャ系な前半とは打って変わり、後半はこやまさんが真面目な話をする場面も。FM802への想いと10周年を迎えた事への想いを綴ってから「普段あんまり演らない曲なんですけど」と "サークルバンドに光を" を演った時は鳥肌が止まらなかった。まさかフェスで聴けるとは思わなかった。

そこからの「ここ数年で騒げるバンドが減ってる気がする。俺らがちゃんとせなあかん」と繋げた "ヤバみ" は近くの客席でのモッシュが凄まじかったな。

さらには、現在行っている47都道府県ツアーについて、大阪公演2daysのうち1日はソールドアウトだが、もう1日の方のチケットが1131枚残っている事を赤裸々に吐露。「このままだとライブが続けられなくなる、間違いなく箱は小さくなる」「今日が大阪で呼び込むラストチャンス」「絶対楽しませます」と悲痛に訴えた後、"かわE" "ハッピーウェディング前ソング" で宣言通り楽しませ尽くして帰っていった。

出番後も、ライブインフォメーションブースにてメンバー直々に売り込みをしていたらしい。その泥臭い姿勢、全バンド見習った方がいい。

大阪公演行ける人、ぜひ行ってください。現時点であと900枚ぐらいだそうです。

 

セットリスト

01. あつまれ!パーティーピーポー
02. 喜志駅周辺なんもない
03. 癒着⭐︎NIGHT
04. ちらばれ!サマーピーポー
05. Blooming of the tank top
06. NO MONEY DANCE
07. サークルバンドに光を
08. ヤバみ
09. かわE
10. ハッピーウェディング前ソング

 

 

帝国喫茶

ヤバTのあとZ-STAGEからの移動に時間がかかりすぎて遅刻。帝国なのに定刻にR-STAGEに間に合わず遅刻喫茶。時間的にもう2曲目ぐらいかな…と思いながら入った時には "夏の夢は" が終わる頃でした。後で調べると1曲目は "マフラー" だったそう。季節感の振り幅よ。

"じゃなくて" からの "燦々と輝くとは" でしっかり自分たちの味を出したところでMCにて挨拶し、初披露の新曲 "東京駅" を。「新曲を演ります」と言った時はてっきり今年のアルバム「季節と君のレコード」の曲を演ると思ったので、まさかの完全新曲は美味しい。ゆったりした裏打ちのリズムが穏やかな暖かい歌だった。手拍子しながら聴くのが楽しかった。

その次も "君が月" というミドルな曲だったので、その後のMCから繋がったラストスパートの激しさには、初めて観た人達はギャップに驚いただろう。"カレンダー" から始まり、"ガソリンタンク" "春風往来" と暴れ倒した。"ガソリンタンク" でずっと衰えない盛り上がりを見せた後、 "春風往来" ではVo. 杉浦が機材の塔に登ったりステージを端から端まで走り回ったりと大暴れ。Ba. 疋田がラストにベースを投げ捨てて謎に杉浦のギターを鳴らしたのも面白かった笑

昨年のAntennaに引き続き、2年連続の出場。早すぎる気もするが、初見の人たちにも刺さったに違いない熱いライブを見せてくれた。

 

セットリスト

01. マフラー
02. 夏の夢は
03. じゃなくて
04. 燦然と輝くとは
05. 東京駅 (新曲)
06. 君が月
07. カレンダー
08. ガソリンタンク
09. 春風往来

 

 

9mm Parabellum Bullet

昨年もレディクレで観て以来1年ぶりの9mm。昨年の時とセトリのメンツは同じような感じだったけど、それでもどの曲が来てもカッコよすぎる。曲と曲の繋ぎが凄まじい。"One More Time" の終わりと同時に4カウントに入って "Black Market Blues" が始まった時は歓声が上がったし、"All We Need Is Summer Day" からの "ハートに火をつけて" への繋がりもヤバかった。

あと、"All We Need Is Summer Day" の前の卓郎さんのMCが微笑ましかった。9mmは2月にBIGCATで2daysライブが決まっているが、「大阪では来年2月にも演るんだけど、年越す前に…ちょこえ?もうちょっとみんなの声貯めておきたい」と。ちょこえって何だと思ったら貯金ならぬ「貯声」かw ご希望に沿って、しっかりシンガロングさせていただきました。

また、中盤のMCでは卓郎さんがよくやる「いけるか!!」という煽りについて。2006年、LUNA SEAのJさんのイベントに出演した際、Jさんが「いけるか!!」と客を煽っているのを見て「カッコいい、自分もやろう」と思ったのがきっかけらしい。この日、そんな9mmの次のアクトがLUNA SEAだったというのも素敵な縁である。

「今日はLUNA SEAの前座として頑張ります」と奮起し、最新曲 "Brand New Day" へ。その次の "名もなきヒーロー" では、青と紫の照明がMVの世界観を再現しているようでカッコよかった。

ラストは "The Revolutionary"、そして来るか来るかと期待して本当に演った "Punishment"。全ての期待を満たして、最後の最後までかっこいいままで帰っていった。

9mm、何だかんだフェスでしか観てないんだよな。2024年はいよいよ20周年、広島でも観られたらいいな。

 

セットリスト

01. One More Time
02. Black Market Blues
03. 新しい光
04. All We Need Is Summer Day
05. ハートに火をつけて
06. Brand New Day
07. 名もなきヒーロー
08. The Revolutionary
09. Punishment

 

 

UNISON SQUARE GARDEN

Z-STAGEに移動してくると、既に超満員。もはや音が聴こえたらいいやぐらいな感じで参戦。

お馴染みのSEからいきなり最新曲 "いけないfool logic" に入り、Z-STAGEを一気に華やかな空間に変える。

と、思ったら2曲目で "世界はファンシー" に繋げるカオスっぷり。そのカオスはその次の "カオスが極まる" で文字通り極まった。"世界はファンシー" のラストの『Fancy is lonely』と同時に "カオスが極まる" のSEが鳴ったのカッコ良すぎる。

しかし事件はここから。"kid, I like quartet" というフェスとは思えなさすぎる選曲。いつのカップリング曲だこれ?

さらには続く "Invisible Sensation" で私は両腕を挙げて飛びました。地味にライブで聴くの初めてかな?ユニゾンにハマって曲を漁る中で、シングル曲で特に気に入ってた曲だったので、ついに聴けて感無量。イントロのリフで一気に惚れた。カッコ良すぎるし、楽しすぎる。

しかしその次は "シュガーソングとビターステップ" でしっかりライト層の心も掴んで話さない。ここまでで既に想像を遥かに越える満足感が得られたが、さらに事件が起こった。

斎藤さんのMCがあったのだ。

「年が明けて2024年になると結成20周年イヤーが始まります。たくさんライブしますし、楽しいこといっぱいやるのでまた遊びにきてください」と。本当にMCというほどでもない挨拶程度の一言二言だが、あまりにもレアすぎる斎藤さんのお話に多くのファンが驚いた人に違いない。

さらには、そこから前作「Patrick Vegee」収録の "101回目のプロポーズ" を。本当になんてチョイスだ。斎藤さんのタイトルコールの瞬間には悲鳴のような歓声が上がった。

落ちサビのアカペラが鳥肌ものなんだよな。音源でもカッコいいのに、Z-STAGEに響く斎藤さんの生の歌声はあまりにも純度が高すぎた。

もう後は何でもいいぐらいに大満足。ラストはオリオンをなぞって終わった。この日の個人的ベストアクトは間違いなくユニゾンでした。2024年、結成20周年イヤーもついていきます。

余談だが、この翌日に出演したCDJも全く同じセトリだったようで。Twitterでレディクレの直後に曲名ベラベラ書いてすみませんでした()

 

セットリスト

01. いけないfool logic
02. 世界はファンシー
03. カオスが極まる
04. kid, I like quartet
05. Invisible Sensation
06. シュガーソングとビターステップ
07. 101回目のプロローグ
08. オリオンをなぞる

 

 

この後少し時間があったので物販へ。遅い時間だったので流石にレディクレのオフィシャルグッズはほぼ完売。アーティストグッズとしては、元々ツアーに行けてたら買いたいと思っていた、ユニゾンの厚手Tシャツを購入。

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売り切れてたけどPEOPLE 1のタオルとかも買いたかったな…!あの犬可愛いんだよな…あとドロスのレイヤードTシャツも興味あったけど売り切れてた。

物販を出て、R-STAGEのEXTRA CRAZY BANDをちょっとだけ覗いた。TOSHI-LOWさんが黒塗りになってた。笑 スルーしてL-STAGEへと向かいました。

 

 

凛として時雨

時雨との初めましては、この日割と楽しみにしてたトピックの一つ。裏のクリープハイプも捨て難かったが、まだ観たことない時雨を取った。

レディクレみたいなメガフェスの何が良いって調べたらすぐセトリ出てくることです。マジで代表曲もほとんど把握してない状態で観に行ったが、後からしっかり復習しました。

今年の曲で気に入っていた "アレキシサイミアスペア" が聴けてよかった。やっぱカッコいいです。

今年の曲だと序盤に "Marvelous Persona" も演ってたな。あと流石に "Telecastic fake show" は分かった。最初に演った "laser beamer" はマジでレーザービームみたいな音だよな…エフェクト使ってるとは言えあんな音出せるんだなギターって…

中盤にはピエール中野さんのMCがあったが、そこから次の曲に入る時に機材トラブルで演奏を始められなかった場面も。しかしTKさんの苦笑いからのクールな対応よ。ベテランの余裕感じた。

そしてラストの "傍観" と言う曲が圧倒的だった。スローテンポな長尺で、ずっしりしたリズムの重々しい曲。真っ赤な照明に染められた物々しい空気と相まって、これをフェス尺の最後に持ってくるのが凄すぎると思った。調べるとシングル曲でも何でもない超初期曲のようだが、ライブではラストナンバーの定番だったりする?それともめちゃくちゃレアな展開?

傍観

傍観

TKソロの "first death" に心掴まれてから一年。今更ながら時雨にハマりそうです。

 

セットリスト

01. laser beamer
02. Marvelous Persona
03. DISCO FLIGHT
04. Telecastic fake show
05. 感覚UFO
06. アレキシサイミアスペア
07. 傍観

 

 

[Alexandros]

ここから休む暇のないラストスパート。この次の移動の為に動きやすい位置で観たかったのだが、Z-STAGEが流石の超満員でなかなか苦しい位置取り。

"Waitress, Waitress!" からの "starrrrrrr" という始まり。"Waitress, Waitress!" の語りパートを挨拶に使ってんの初めて観たな。いつも思うけどよくタイミング合わせて大サビに入るよなあれ。

最初の2曲で「あぁいつもの感じのフェス向けセトリかな」と思ったが、次に "Kill Me If You Can" が聴けたのがめちゃくちゃ嬉しかった。

ロックバンドにしっかりハマり出した大学時代を思い出す。全編英語詞だけど歌えるぐらいに歌詞読み込んだんだよなぁ。最近のライブでまた演ってるようだ。初めて聴いた人も多かったと思うが、カッコ良さが響いていたらいいな。

その後も、"Girl A" がEDM調に振り切ったアレンジになってたのもカッコよかったし、初披露の新曲 "todayyyyy" が聴けたのもよかった。磯部さんがシンセベースを弾くのが新鮮すぎる。最近のドロスらしいポップかつクールでメロの良い曲でした。もうMVも出たね。

ラストは "閃光" からの "ワタリドリ" かと思ったが、"ワタリドリ" の方が先だった。"閃光" で終わりと分かったので、早めに抜けてきました。

洋平さんがMCで言っていたが、今年ドロスは8月のラッシュボールにて悪天候の為途中で中止となり、ライブができなかった出演者の1組。年末に大阪リベンジができて、さらにレアな曲や新曲も演れて、オーディエンス共々満足だっただろう。

 

セットリスト

01. Waitress, Waitress!
02. starrrrrrr
03. Kill Me If You Can
04. Girl A
05. todayyyyy (新曲)
06. ワタリドリ
07. 閃光

 

 

NEE

R-STAGEに入場した時はまだそんなにがっつり埋まってはなかったが、後から後から人が入ってきて最終的にはかなりの動員に。やはり規制を懸念して早めに移動してきてよかった。

初っ端 "ボキは最強" が機材不調によりイントロが始まらないトラブルw 「何が起きた!!」と一つの演出かのように煽るVo. くぅ、苦笑いで端末を再操作するGt. 夕日、無理矢理な拍手を煽って繋ぐBa. かほ、皆微笑ましかった笑

しかし仕切り直して始まると一気にNEEワールドへ。イントロでくぅと一緒にヒーローポーズを構える観客の多さに驚いた。これだけNEEが、"ボキは最強" が浸透しているのかと。

"おもちゃ帝国" "九鬼" "第一次世界" と、新旧幅広いところから選曲されていた。中でもやはり "第一次世界" のベースイントロは音源とライブで音色が全く違うから何回聴いてもカッコいい。

今年のアルバム「贅沢」で初出の曲は "病の魔法" のみ。ここ一番でスローテンポのカオスなアルバム曲を持ってくる度胸がすごい。

病の魔法

病の魔法

  • NEE
  • ロック
  • ¥255

そしてやはり "不革命前夜" はドラムカウントが始まるだけで大盛り上がり。しかし個人的には "不革命前夜" で終わりではなく、その後ラストに "月曜日の歌" を置いたのがなんかよかった。

今持てる全てを出し尽くし、盛り上げ切って帰っていったが、NEEはこの日のR-STAGEのトリ。まさか?とは思ったが、アンコールがあった!手拍子に応え、程なくして再登場するメンバー。くぅが「皆Vaundy観たいだろ!?俺も観たい!!」と吠えたのは笑った笑

最後の最後は "アウトバーン"。この曲もすっかりキラーチューンとなったなと。

2024年はついにZeppツアーを控えるNEE。既にフェスであれだけのファンを掴んでいると思うと、どこまで大きくなるか楽しみ。

 

セットリスト

01. ボキは最強
02. おもちゃ帝国
03. 九鬼
04. 第一次世界
05. 病の魔法
06. DINDON
07. 不革命前夜
08. 月曜日の歌

en1. アウトバーン

 

 

フレデリック

NEEをアンコールまで観たので移動が遅れたが、何とかオープニングのSEが流れてメンバーが登場するぐらいのタイミングで滑り込み入場。2023年のフレデリックを代表する "スパークルダンサー" から幕を開けた。

"銀河の果てに連れ去って!" が聴けたのがよかった。「優游涵泳回遊録」の中でも特に好きなんだよなこれ。メロディもリズムも。

中盤も "YONA YONA DANCE" "ジャンキー" とキラーチューンを連発。"ジャンキー" がこんな中盤に来るの珍しいな。

MCでは「一年を通してこのフェスが一番声が枯れる、色んな人と話すから」と健司さん。2023年は秋口にポリープ摘出手術もあったが、声が枯れているとも一度喉を患っていたとも思えない圧倒的で力強い歌声だった。

そんな歌声がお淑やかかつ妖艶に響くのが新曲の "ペパーミントガム"。バックに流れたカラフルな映像は開催中のツアーで使われてるものかな?

ラストは "オドループ" からの "オンリーワンダー" で終了。"オドループ" が最後じゃなかったのも意外だったし、"オンリーワンダー" という選曲も嬉しかった。

 

「あれ?終わり?」と少し焦ったのだが、予想通りアンコール有り。スタッフ勢が大幅に機材の調整を始めたので、あ、これは、と。

メンバーが再登場し、さらに健司さんの紹介でフジファブリックの山内さんが登場!事前にアナウンスされていた通り、山内さんをゲストボーカルに迎えて、コラボ曲 "瞳のランデブー" を披露した。

何だかんだこの日一番の目当ての一つだった。生で観られる機会なんて今後あるかどうか分からない。最後まで粘ってよかった。曲の終わりに山内さんと赤頭さんがグータッチしてたのがアツかったな。

実を言うとコラボ始まらんまま本編終わったから、まさか逆に勘違いしてて、フジファブリックのステージに健司さんがゲストで出るんやったっけ!?と結構焦ったw フジファブリックの出番がこの直前だったからな。NEE観てる場合じゃなかったか!?と思ってしまった笑

圧巻のL-STAGEトリでした!大満足!そして康司さんご結婚おめでとうございます!

 

セットリスト

01. スパークルダンサー
02. 銀河の果てに連れ去って!
03. YONA YONA DANCE
04. ジャンキー
05. ペパーミントガム
06. オドループ
07. オンリーワンダー

en1. 瞳のランデブー with 山内総一郎 (フジファブリック)

 

そういえば健司さん、さらっと「2025年にワールド記念ホールで」みたいなこと言ってたような。翌日のCDJでは「武道館」って言ってたらしいし、デカい発表が待っていると期待していい…?

 

 

以上!!

どのバンドも「これが聴けるとは!!」という選曲があったり、逆に「この曲がラストじゃないのか!」というセトリだったり、どのバンドも観られてよかった。10組観て全部満足ってすごいわ。楽しかったです!

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そういえばこの記事がこのブログでちょうど400回目の更新らしい。長いことやってんなー。皆さん2024年もよろしくお願いします!

では(=゚ω゚)ノ

2023年12月超個人的ベスト楽曲10選

レコード大賞観ながら書いてます。FRUITS ZIPPERおめでとう!

さて、今年最後の月間個人的ベスト!仕事がそれなりに忙しくなってきてるのだが、今月も何だかんだほぼ毎週末ライブに行きつつ、隙間時間で新曲もしっかりチェック。電車通勤なので行き帰りで聴けるから良い。これができるから車通勤には変えたくない←

では早速!

 

 

アンチヒーロー / 群青の世界

ライブで初めて聴いた時からこれはキラーチューンになると確信したアッパーなナンバー。サビの振り付けも分かりやすくて一緒に乗りやすいし、今回リリースされて嬉しかったです。

現体制終了によりリリース後の寿命が1ヶ月なかったのがあまりにも残念すぎる。渋谷でもツアー大阪公演でも聴けてよかった。

 

 

3分半の反撃 / Dannie May

3分半の反撃

3分半の反撃

  • Dannie May
  • J-Pop
  • ¥255

「青写真 ep」が4曲とも名曲なんだけど、リードトラックでも何でもないラストのこの曲が一番好き。イントロのずっしり来るシンセがかっけぇっす。ライブで聴いて飛び跳ねたい。流石楽曲自体もぴったり3分半ですね。

 

 

ユートピア / 三四少女

閃光ライオットの決勝で上がった知名度をさらにグッと引き上げるに違いない初MV。エフェクトのかかったリードギターも、透き通っているけどアンニュイな歌声も、カット割りが多く展開が目まぐるしい加藤マニ感全開のMVも、クセになりすぎる。

 

 

おとなりさん / TEAM SHACHI

ついにシャチにもヤマモトショウさん曲が。ショウさん曲の中でもトップレベルに「可愛い」に振り切ってる。一時期のアーティスティックなイメージを一変させる過去1に可愛らしい楽曲。

 

 

KARASAWAGI feat. 小野武正 from KEYTALK / 感覚ピエロ

武正!!!手加減しろ!!!

というわけで、感覚ピエロとKEYTALK小野武正のコラボ曲。KEYTALK感はすごいけど確かに義勝曲ではないというか、感想でリズムが変わるトリッキーな曲展開もフックになるし、そしてちゃんと横山さんの歌声が映えて盛り上がる曲になっている。"O・P・P・A・I" や "A-Han!!" のようなライブ定番曲になっていってほしい。

 

 

SOULSOUP / Official髭男dism

ブラスアレンジが華やかな曲調もさることながら、『自家製の大ピンチ』『外野の香ばしさ』などのワードセンスが本当に藤原聡すぎる。サビがどんどん盛り上がっていくところもSPY×FAMILYの賑やかな雰囲気に合っていて良いですね。

 

 

パンザマスト / シンガーズハイ

イントロ1秒目でガツンとやられる曲って定期的に会うんだけど、この曲もそれ。「うおっ」て声出た。スピード感もエグいし、何より持ち前のハイトーンボイスで「許さないで」を連呼するサビも中毒性抜群です。

 

 

Vivid Beat / 夜の本気ダンス

Vivid Beat

Vivid Beat

ビッケブランカとのコラボ曲。夜ダンとしてはキーボードアレンジ自体珍しいけど、イントロから一発でビッケブランカっぽいと分かるのが流石。Aメロのちょねさんの歌い方も新しい感じの声で新鮮です。

 

 

クジャクジャノマアムアイア / TK from 凛として時雨

NHKみんなのうたにTKが起用されると聞いた時点でびっくりしたけど、まぁ流石の狂気。TKに幼い子供の感情を表現させたらこうなるのかと感服した。曲名も歌詞にも掛け言葉・言葉遊びが多用されていて完成度高い。フル尺リリースが楽しみ。

 

 

グー / ハンブレッダーズ

グー

グー

  • ハンブレッダーズ
  • ロック
  • ¥255

はい、ぶっちぎりの今月イチ。年間でもかなり上位に来る衝撃を食らった。入りのシンガロングの時点で鳥肌もの。『俺じゃなきゃ見逃しちゃうね』『同窓会には行けません』といったネットミームも入れてキャッチーにしつつ、音楽に対する想いを真っ直ぐに綴った、絶対にハンブレにしかできない一曲。泣かされました。

 

 

以上!

レディクレのレポ書いてる途中だけど、流石に明日は紅白観たりするから投稿は年明けかな。というわけで多分2023年最後の記事になります。

今月も、いや今年も、色んな音楽に出会い、色んなライブに行くことができた。新型コロナの制限もなくなり、やっと今まで通りのライブシーンが帰ってきた1年でした。個人的にはやはり30代に突入したのと、ここに来てがっつりアイドルにハマったのが大きかったです。チェキ何枚撮ったんだろう。

2024年も、引き続き可能な範囲でバンドもアイドルも推していきたいと思ってます。生活も変わっていくだろうし体力も落ちていくだろうけど笑、まだまだ新しい音楽に触れていきたい。

勿論このブログも続けていきたいと思ってます。皆様これからもよろしくお願いします!

では、良いお年を(=゚ω゚)ノ

indigo la End、7年ぶりの広島演劇

indigo la Endのツアー広島公演に行ってきました!!

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アルバム「哀愁演劇」のツアー。ツアーで広島に来るのは何と7年ぶりとのこと。確かにいつも岡山と福岡のイメージ。そういえばコロナ禍に入って初めて行ったワンマンライブがインディゴの倉敷公演だったなと思い出した。

今回の会場は広島市の南区民文化センター。初めて来た。何と今回のツアー会場の中で一番キャパ少ないんですよね…今のインディゴならHBGホールやJMSアステールプラザも埋めそうだが、なんでまた、という感じ。

その上、藍モバイルの先行でチケットを取ったからと言うのもあってか、座席は前から3列目!下手側、栄太郎さんや後鳥さんが観える位置。楽しみが増す。

定刻になると、初めに絵音さんの影アナから始まった。「広島、準備はできてますか?」「今回の会場が一番近いんだって!一番密なんだって!」と観客を煽った後、プロローグのポエトリーリーディングを挟んで幕が上がった。

現れたステージには楽器の他に、上手に椅子、中央に花の挿さった花瓶やソファ、下手に扉、そして各メンバーの立ち位置に空の花瓶といったセットが。メンバーが順番に扉を開けて登場し、花瓶の花を一輪取って一礼してから自分の花瓶に挿すという演出。何とも可憐なオープニングである。

ライブはアルバムと同じく "カンナ" からスタート。イントロの綺麗なリフは "sweet spider" に似たものを感じて、初めて聴いた時からインディゴらしいなと思っていた。オープニングに相応しい。後ろのスクリーンには絵音さんの歌に合わせて歌詞も映し出され、演出面でもステージを美しく彩った。

『泣いたり笑ったり』というフレーズが印象的な "邦画" や、絵音さんがギターを下ろして初めてピンマイクとなった "夜風とハヤブサ" など、MVのある楽曲を続ける。

インディゴのライブと言えば各楽曲に入る前のアレンジや繋げ方が見所の一つ。この次に演った "愉楽" からの "そのままの冷たさで" の繋げ方はこの日特にかっこよかった。ダークな流れ。

電車が動くかちょっと心配したほど寒かったこの日、"冬夜のマジック" は是非とも聴きたい冬ソングだったので聴けてよかった。栄太郎さんの手数が多いフィルインや後鳥さんのサビ前の動きがカッコいい。この日は下手側で観たのもあって、本当にリズム隊2人のプレイがしっかり観られたのがよかった。

続いて照明が観客側に向けられ、目が眩んでる間に絵音さんが移動。セット上のソファに腰掛けていた。眩しいと思ってたら座ってたからまんまとやられた感。笑 アルバムから "芝居" をソファ上で歌い上げた。

ステージに再度降りてきて、"暗愚" "パロディ" とアルバムの中でもダークな曲調の曲を続けるパートへ。"パロディ" では、今度はティスさんが椅子に座って弾いていた。曲の後半になると、スクリーンにノイズの入った映像が流れる。よく観ると "心の実" のMVだと気づいた。"パロディ" はラストの歌詞やアウトロに "心の実" のフレーズを引用しているので、ここで回収してきたかと。

そこから、間を空けずに "心の実" へ。期待通りすぎる展開に歓声が上がる。あまりにも予想できる流れなのにテンションが上がるからすごい。"心の実" も演奏に合わせてMVが丸々流れた。メンバーの当時と今とのビジュアルの違いを見比べるのも楽しかった。絵音さんとかこの時MVでは金髪だったもんな。

そのまま "忘れっぽいんだ" もMVが一本丸々。こちらはメンバーの演奏シーンは無く、「哀愁演劇」のジャケットにも載っている松本穂香さんの映像。

この "忘れっぽいんだ" からバラードパートが続く。前作のヒット曲 "チューリップ" から、提供曲のセルフカバーである "ヴァイオレット" まで優しく歌い上げた。"ヴァイオレット" は曲名と違って照明が紫色になったりすることはなく、無色の淡い照明に照らされた暖かい空間に。ステージのバックにメンバーの影が映ったのも幻想的だったな。

いよいよ後半戦、栄太郎さんのドラムに合わせて会場から手拍子が起こる。大袈裟に煽る動きを見せた後鳥さんに絵音さんがはにかんでいたのが微笑ましかった。そんな流れから始まったのは今のインディゴの代表曲となったであろう "名前は片想い"。

ここに来てTikTokでバズるのも、そんなヒット曲をこんな何でもないタイミングで持ってくるのもカッコよすぎるぜ、indigo la End

続いて、先行配信でも "名前は片想い" の次だった "瞳のアドリブ"。後鳥さんが数少ないピック弾きをする曲で、力強さがある。いよいよラストスパートが始まった感じがした。

アルバムの中でも終盤にあり、作品中最もカオスな曲の一つである "Gross" からの、ここに来て前作のオープニング曲 "夜行" という流れ。大サビ前に栄太郎さんがマラカスを振り、舞台袖にさっと投げてドラムプレイに移るパフォーマンスは夜行秘密のツアーで観た時と同じ。変わらないカッコよさ。

ここまで時間を取ったMCは殆ど無かったのだが、最後に少し絵音さんからお話が。えつこさんのピアノをバックに話すのでただの挨拶や曲振りかと思ったのだが、前乗りして広島で立ち飲みした話とか割とがっつりMCしてた笑 お店で近くのお客さんに「川谷さんですよね?」と話しかけられて、カッコつけてそっけなく返してしまったらしく、「スカしてるわけじゃないのでまたSNSとかに書かないでください」と笑

そんな雑談も交えながらのピアノアレンジから入って、代表曲 "夏夜のマジック" へ。もう何回も聴いてる曲だけど、サビでティスさんの細かいギターのタッピングに初めて気づいたり、やはり近くで生で観ると発見がある。

ラストはFM802は書き下ろしたキャンペーンソングのセルフカバーである "春は溶けて"。後ろ向きな曲が多いけど、この曲は前を向いてindigo la Endで歌えると前置く絵音さん。

先の "ヴァイオレット" のように、照明に照らし出されてメンバーの影がスクリーンに映し出された。極寒の広島に暖かい春が吹き込まれたように感じた。素敵なエンディングだった。

 

アンコールはグッズのTシャツやパーカーに着替えたメンバーが再登場し、ティスさんによる恒例の物販紹介から。割と身も蓋もないコメントが多すぎた。笑 個人的にはツアー会場が記載されているTシャツの時の「ほら広島の名前も入ってますよ、広島また当分来ないと思うんで」とそのままの冷たさでグラスの時の「そのままの冷たさでとか言ってるけど氷とか全然溶ける」が面白かったw

アンコールは "夜漁り" からスタート。この曲に限らないが本当にイントロまでのアレンジがカッコいい。後鳥さんがピック咥えて指弾きして、イントロ始まったらサッとピック弾きに移る感じ。好き。

アルバムのラストでもある "プルシュカ" では演奏の後ろで花の映像が流れた。本編で演らなかったので「これもしかして演らんままのやつ?ファイナルでだけ演る的な?」と思ったが、聴けてよかった。

これで終わりかと思ったが、最後の最後に "幸せな街路樹" で鳥肌立ち散らかした。この曲は今でも伝えたいことが詰まっていると前置いたこの曲、過去のツアーでも最後の最後に演ったことがあるが、それだけバンドにとって大切な曲なのだろうと。アウトロが長い長い。めちゃくちゃ引き込まれた。栄太郎さんの6/8拍子が力強すぎる。

これで本当に終演。メンバーがそれぞれ、最初に採った花を花瓶に戻して帰っていくという、最後まで凝った演出がスタイリッシュだった。

 

物販ではトートバッグとアクリルブレスレットを購入。トートバッグは公演ごとに色が日替わりで、6色あるうち広島公演は白地に水色文字。シンプルだけど良い。

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買ってから思ったけど一番汚れが目立ちやすいね!大事に使おう!


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ブレスレットは元々買うつもりなかったけど、会場で周りのお客さんが青く光らせてるの見て欲しくなってしまった。自分の買った "プルシュカ" 仕様は淡い青緑色のボディも好み。

帰ってから気づいたけど男の手首には通りませんでした!!!!!

 

以上!

広島公演がないにも関わらず、思えば何だかんだ大阪や岡山など頻繁にツアーに参戦しているインディゴ。しかし間違いなく今回が今までで一番小さな会場で一番近くで観られたなと思う。マジで改めて何でこの会場にしたんだろう…笑 栄太郎さんと後鳥さんの演奏が間近で観られたのはめちゃくちゃよかったです。さすが藍モバイル先行。知らんけど。一方で、逆にティスさん側で観たことってない気がするな。まだまだこれから何度でも観たいと思える、素晴らしいバンドだなと改めて思いました。

では(=゚ω゚)ノ

 

indigo la End TOUR 2023-2024「藍衆」

2023.12.22. 広島市南区民文化センター

セットリスト

01. カンナ
02. 邦画
03. 夜風とハヤブサ
04. 愉楽
05. そのままの冷たさで
06. 冬夜のマジック
07. 芝居
08. 暗愚
09. パロディ
10. 心の実
11. 忘れっぽいんだ
12. チューリップ
13. ヴァイオレット
14. 名前は片想い
15. 瞳のアドリブ
16. Gross
17. 夜行
18. 夏夜のマジック
19. 春は溶けて

en1. 夜漁り
en2. プルシュカ
en3. 幸せな街路樹