フォーリミのツアーに行ってきました！！ワンマンは初！！
昨年の10月にリリースされたアルバム、個人的年間名盤10選にも選んだ「Harvest」のツアー。記事でも書いたけどこの曲たちを生で浴びたいなと思って有休取って参戦しました。まぁ有休まで取ってた理由は名古屋行ってたからだけど笑 前日のでらロックのあとそのまま名古屋に宿泊し、当日は昼過ぎに名古屋を発って広島に帰ってきてそのまま参戦。我ながら狂った旅程。でも名古屋行ってた直後に名古屋のフォーリミを観るというのはなんか良い。
新幹線で帰ってきて直行した会場はフレデリックのワンマン以来で1年以上ぶりの広島BLUE LIVE。このご時世の月曜日と言うのもあってソールドアウトはしていなかったが、それなりにフロアが埋まるぐらいにはしっかりした動員。
定刻を数分過ぎて照明が落ちると観客が一斉にフロアの前方へw 久々に味わいましたこの感覚。メンバー登場前でまだ真っ暗やのにみんなよーそんな突っ走る笑
今回はガイドラインの緩和を受け、マスクをしていれば声出しは制限無し。メンバーの登場と共に歓声が上がり、いよいよライブハウスが戻ってきたなという感じ。オープニングは "Every" からの "Keep going" と、アルバムと同じ入り方。音源より2曲の繋がりが短くてメドレー感があり、ライブならではの疾走感を浴びた。"Every" ほんま好き。トレーラー動画がこれで始まった瞬間から「Harvest」は名盤確定してた。
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3曲目でいきなり "Brain sugar" という前作のアルバム曲を投下してきて、一気にワンマン感を増す。と思ったら再び「Harvest」から "Cycle" で回れ回れ。この曲もメロディが好きだ。
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4曲目演ったところで最初のMC。この広島公演は以降にZepp FukuokaとZepp Nagoyaのみを残す、GENさん曰く「セミセミファイナル」。広島では最大キャパであるBLUE LIVEで今回も演れる事に感謝を示しつつ、前回来た時はキャパ制限の為に椅子があった事を思い起こした上で、観客が自由に暴れられる今回の状況も噛み締めていた。
次のセッションは "Jumper" "escape" "Finder" "predator" と攻撃的なナンバーを連発。"Jumper" のレーザー様の照明はMVを思い出した。カッコよかった。あと "Finder" はやっぱり突き抜けた4つ打ちが好みすぎる…！
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中盤以降もコールアンドレスポンスを解禁した "labyrinth" や、カップリング曲だった "in out" "cubic" など、過去曲の選曲がとてもコアだった。GENさんも「珍しい曲も演るから気をつけて！気をつけるのは俺らだけど笑」と笑いながら前振りしていた。そして"Growing" "Galapagos II" "fade" "kiki" と「Harvest」曲との織り交ぜ方も絶妙。
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MCで印象に残っているのはバンド仲間の話。「広島のバンドってあんまり知り合いいないんだよな、誰がいたっけ？」て話から、客席からbokula.とthe 奥歯ズの名前が挙がった。こうやって演者の問いかけに対して客席からレスポンスを返せるのも久々の光景だ。bokula.を挙げた人、最初間違えてhakubiって言ってたな笑 GENさんも「あ、あいつら広島なんだ？京都じゃないの？」てなってた。そしてbokula.に修正された時の「ボクラドットみたいな？」て反応は笑った笑 対バンしてくれー。あと奥歯ズは流石にまだ知られてなかった笑 んで最終的に「まぁPerfumeがいるからいっか」て結論に落ち着いたのも面白かった笑
それから広島のライブハウスの話もあったな。Cave-BeのPAが嫌いって話わろた笑
あと、どのタイミングか忘れたけどMC中に最前付近のお客さんが体調悪くなったんだけど、見つけたGENさんの対応が迅速かつ優しくてよかったなぁ。スタッフさん呼んで、周りの客にフォロー呼びかけて。そのお客さんが一旦退出される時にも周りの人たちに「お姉さんが帰ってこられる場所空けといてあげてね」って言ってたの優しすぎた。人柄見えた。
お姉さんが戻ってこられて元いたところへゆっくり入っていった時の「はい、奥まで入りました」は笑ったけどw
「広島に向けて手紙を書いてきました、受け取ってください」から入った終盤戦、 "Letter" "hug" "Honey" というミドルナンバーパートも良かった。こういう暖かい曲も中弛みにならず映えるのがフォーリミの強み。
公開されたばかりの "Honey" のMVめっちゃ可愛い。フォーリミの特徴の一つであるジャケットの可愛らしいキャラクターたちがついに動いた。このイラストレーターさん、GENさんの同級生らしい。
そこから楽曲のMVについての話に。「なんでこれのPV作らなかったんだろうって曲いっぱいある」とGENさん。アルバムからもどの曲をリード曲にするか、みたいな話で割と大人の事情も垣間見えたな。「15周年だしクラファンでも何でもやって作りたい」とのこと、投票とかやって過去曲のMV作られたらアツいな。あとGENさんが「お前だったら何がいい？」て聞かれて "fog" て即答した最前のお兄さんガチ勢すぎる。
最後はアルバムと同じ "Harvest" からの "just" で締め。"Harvest" でHIROKAZさんのギターに合わせてほぼアカペラレベルでしっとり歌い上げるのを聴くとGENさん歌上手くなったなぁと思う。そのエモさを後半の爆発パートで拳に込めて突き上げました。
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最初と最後の流れはアルバムに忠実にしつつ、過去曲のチョイスもMCも大充実の満足なセトリ&パフォーマンスでした！
アンコールはまさかのアルバムのボーナストラック "F.A.L" 笑 RYUTAさんもといパーシー北村が出てきて歌い上げた。CD限定のボーナストラックのネタがあれだけウケるって事は皆サブスクだけじゃなくしっかりCD買ってんだろうな。良いな。
RYUTAさんはそのままカープ坊やの真っ赤な格好に早着替え。他のメンバーも揃い、ちゃんとした(？)アンコールは "Terminal" "swim" "Give me" の3曲。アンコールも曲数多くて満足！！そして一番歓声が上がったのが "Give me" ってのがまた良かった。ほんとワンマンの空気って感じがした。
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以上！！
フォーリミ結構フェスでは観てきたけど、ワンマンは初めてだった。で、やっぱりワンマンは全然違うなと思った。やっぱりそのバンドの本当の姿が観られる。セトリやMCもさることながらね。思えば "monolith" も "Squall" も "midnight cruising" も演らなかったし。
大きな会場でも余計な演出をほとんどせず純粋に演奏で沸かせるところや、MCでもツアーの思い出や仲間バンドとのエピソードの話が多かったり、客席にも問いかけや呼びかけをして一体感を示してくるところ。なんかほんと純粋なロックバンドだなと思った。名盤10選の記事で「Harvest」を挙げた時、フォーリミのことを「ずっと変な進化をせずずっと同じ音楽をやってずっと人気だと思う」って書いたんだけど、マジでそれを体現するかのようなライブだった。ワンマンのフォーリミを知れてよかった。
自分としても、今回は純粋に「Harvest」と言う作品の良さに惹かれ、曲を生で聴きたいなと思って参戦したわけで。フェスでは観るしCDも買うけどワンマンには行ったことなかったアーティストの、新譜を買って聴いて気に入ってワンマンに足を運ぶ。そんな当たり前だけど今時ピュアなライブへの行き方が出来て良かったと思う。これからも聴くぜフォーリミ！
では(=ﾟωﾟ)ﾉ
04 Limited Sazabys Harvest tour 2023 〜one man series〜
2023/2/6 広島BLUE LIVE
セットリスト
01. Every
02. Keep going
03. Brain sugar
04. Cycle
05. Jumper
06. escape
07. Finder
08. Predator
09. labyrinth
10. Galapagos II
11. Growing
12. in out
13. fade
14. cubic
15. kiki
16. imaginary
17. Letter
18. hug
19. Honey
20. Harvest
21. Just
en1. F.A.L
en2. Terminal
en3. swim
en4. Give me
