たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

バズリズムと関ジャムのランキングの所感

今年もバズリズムの「これがバズるぞ!ランキング」と関ジャムの「プロが選ぶマイベスト10」が出揃った。

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毎年話題になるこのランキング、今年はどちらも毛色が違ったと言うか、少なくとも昨年とは違う印象を抱いた。つらつら垂れ流していこうと思う。

 

バズリズムの方は、30組あって名前すら聞いたこともないアーティストは流石にいなかったな。2021年の時は21〜30位辺りにちょろちょろ知らないのがいたけど、今年は皆さん存じ上げていました。

昨年は、大概売れていたVaundyと藤井風がワンツーなのに加えて3位にYOASOBIなんて来たのでかなり物議を醸したし、俺も割とボロクソ言ってしまったが、それを考えると今年の1位のWartSは割と順当だったんじゃないかと思う。ちょうどいいライン。「あー、うんうん、知ってる人増えてきたよね」「"わかってないよ" 人気だよね」「CMにも使われてるよね」みたいな。

一方で2位のINIは正直「そういう層入れるのはアリなの…?」と思ってしまったな。。。アレが2位なんだったら1位もうBE:FIRSTとかなにわ男子でいいよ() 加えて、INIは放送前から出演がアナウンスされてたから、蓋を開けたら彼らもランクインしてました〜しかも2位でした〜って…。

それ以降は割と腑に落ちるメンツかな。あたらよはもうちょい上に来ると思ったけど。みんなもう10月無口な君を忘れてるのかな。

 

関ジャムランキングはyaffleが放送事故レベルでかなりかき回した印象(笑) そしていしわたりさんが歌詞、蔦谷さんがコード進行やサウンドメイクにそれぞれフォーカスした恒例の流れ。yaffleのチョイスが「ガチ」だったのは予想通りだったが、蔦谷さんのチョイスも似た系統だったのは驚いたな。

蔦谷さんとyaffleが、上位層は宇多田ヒカルとか髭男とかACCとか超メジャーな顔ぶれだったぐらいで、かなりヒップホップやコラボ楽曲が多くて一般知名度度外視だったので、いしわたりさんのチョイスが中和しきれてない感あったな笑 逆に未だにプロに評価されるYUKIスピッツあいみょんの根強さ。

音楽から流行語が生まれてほしいってずっと言ってたいしわたりさんが "うっせぇわ" を1位に選んだのは納得しかないな。2018年の "かわE" で「音楽が流行語を取り戻す可能性」、2020年の "ポケットからきゅんです!" で「女子高生の間では音楽が流行語になった」とステップアップしてきて、ついに流行語になった。感動すら覚える。来年以降どうするんやろ笑

多分yaffleは来年は呼ばれないと思う。笑

 

そんなところかなー。

全体的に、やはりロックバンドの時代は終わってるなという印象。バズリズムのランキングは2020年のNovelbrightを最後にここ2年ソロアーティストが1位になってるし、関ジャムのランキングもyaffle補正込みとしても今年は特にラッパーやソロアーティストが多かった。

バズリズムと関ジャム両方にランクインしたKroiとマハラージャンは今年面白くなりそうだな。特にKroiはバズリズムのランキングにおいてバンド形態のアーティストの中ではトップ。歌い手・ラッパー・DTMアーティストが台頭してくる2020年代において、SuchmosKing Gnuが作り上げた系譜で売れる最後の世代となる気がする。

それ以降、2020年代中盤頃にはロックバンドは完全にメインストリームじゃなくなって、少なくともメディア露出は激減すると思う。文化が消滅するというわけでは無いが。多分その中で抗っていくスタンスが人を惹きつけていくであろうと見込まれてるのが、バズリズムの上位層でいうとPK shampooや昨年の東京初期衝動とかなのかなと。

この話をもっと膨らませて書きたいことあったけど、バズリズムと関ジャムのランキングの話からどんどん逸れていくのでやめます笑

 

今年もこの中から紅白レベルに飛躍するアーティストが出てくるのか。今回掠りもしていなかった中から突然新星が現れてTikTokでバズるのか。もう予測できなくなってるからなぁ。それはそれで面白いのだが。

自分は相変わらずロックバンドにフォーカスしながら今年も色んな音楽に触れていこうと思います。ライブ行きたいー。

 

では(=゚ω゚)ノ

1月唯一のライブ予定を諦めることにしました

広島の感染状況がやばい()

年が明けてからというもの全国どこもしっかり第6波物語が来てるが、広島は特に状況が深刻で、県内全域にまんぼうが出てしまった。職場でも社内外問わず会食を控えるように通達が出たので、アルコールの有無に関わらず人と一緒に飲み食いするのは当分出来なさそうである。

一方でライブに関しては、コロナ前から基本的に1人行動で、物販とドリンク交換以外誰とも話さずに帰ってくる自分としては、引き続きやる事は変わらない。ちょうど明日、UNISON SQUARE GARDENのツアーがある。

今回も例に漏れず1人での参戦だし、前後で誰かと話す事もない。開催される限りは会場に赴き、感染対策を万全に行い、頭の弱い関係者に煽られる事があっても乗せられて騒ぐ事なくルールとマナーを守って楽しむ。それだけの事である。

それだけの事であると思っていたんだが。

当然ながらこれは自分の感染防止と共に、自分が「他人に感染させるリスクがない」前提での参戦である。自覚症状等は言うまでもなく、それには至らなくても疑わしい事情があるのであれば無理をするべきではない。

この度、「疑わしい事情」が発生してしまった。先日、接触確認アプリCOCOAから陽性者との接触があった旨の通知を受け取った。

通知で分かるのは接触があった日付のみ。時間帯は分からない。思い返しても心当たりはない。保健所に見解を確認すると「接触通知はあくまでその空間にいた可能性があるということで、陽性者と濃厚接触した事にはならない」とのこと。それぐらいであれば通勤の電車か帰りに寄った牛丼屋にそういう人がいた可能性は考えられる。

自覚症状は全くないが、職場に連絡して今週は丸ごと在宅勤務にした。即日とはいかなかったがPCR検査を受け、昨夜結果が通達された。無事陰性であることが分かった。

 

PCR検査が陰性だったので無事ではあったわけだが。結局あの接触通知何だったんだって感じなわけだが。ちょっとまだ即動き出すのは憚られるなと。何より感染の疑いを発信して1週間丸ごと在宅勤務させてもらっておきながら陰性発覚の途端週末に遊びに出てるのはアレだろう。黙っときゃ分からんけどさ。あともちろん、偽陰性の可能性も極論あるわけで。

というわけで、明日のUNISON SQUARE GARDENのワンマンは参戦を見送る事にしました。

チケットは、PCR検査受ける事になった時点で万が一を考えてツイッターでお譲りしていた。お声かけいただいた方には感謝である。陰性ってなってチケット取り直そうかとも思ったが、流石に今回はやめとこう。

検索かけてるとめちゃくちゃお譲りしますツイートが見受けられて心苦しい。やっぱりこの状況になって断念せざるを得なくなった人いっぱいいるんだろうなー…

まぁ、ユニゾンのライブ自体はまたいつか必ず行こう。セトリが全然読めない上に過去のアルバム曲を平気で投下してくるバンドだから、予習期間が延びたと思う事にしておこう。行く人は存分に楽しんできてください!!

 

1月のライブ予定はこの1件だけだったので、またしばらく離れる期間になるな。他に予定もないし引き続きまんぼうの間はステイホームしますか。

 

では(=゚ω゚)ノ

超個人的2021年名MV曲ベスト20

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今年もやります年間ベストソング!

毎年、MV曲とアルバムでそれぞれ20作品ずつ選んでたけど、今回はアルバムの方をやらない事にした。というのも、テレビでYouTube垂れ流して聴くことが圧倒的に増え、CD単位で聴くことが少し減ったから。買ってるんですけどね。買ってるくせに2,3周しか聴いてない。だからアルバム単位で偉そうにランキング付けできるほど聴き込めてないのが正直なところなので、今回は辞めておこうと思った次第です。

というわけで楽曲単位のランキングを。例年通り、YouTubeにMVまたはリリックビデオが存在する楽曲に限定。アルバムランキングをやらないのでアルバム曲等も選出する事にしようかと思ったが、マジで20曲に絞れなくなったので泣く泣く断念。アルバム単位としては語れるほど聴き込めてなくてもこの曲は一発でどハマりした、みたいな例もあるのだがな。。。

では早速20位から!なお本記事における「今年」は2021年のことです!前置きせなあかんくなるなら年越す前に書け俺!

 

 

20位 誰かの綺麗事 / レベル27

初出は今年ではないんだが、再録されてMVが制作された。好きな曲なので嬉しかった。一応今年の楽曲ではないということで滑り込みの順位に。

レベル27は毎度毎度マジで良メロが多いんだが、特にこの曲は一曲通して全部好きなんだよな。AメロもBメロもサビも全部好き。もちろんレベル27らしいネガティブな歌詞も魅力なんだが、この曲は本当にメロディを称賛したいです。

シルエットだったメンバーが大サビで初めて映る演出も、ベタだけど良い。

 

 

19位 ないない / ReoNa

今年出会ったSACRA MUSICのアニソンシンガー。声が特徴的で引き込まれる。特にこの曲はダークな雰囲気が声との相性が良く、終始『ai』で韻を踏んでてテンポよくスッと届いてくるのもあって鬼気迫る感じが出ていてカッコいい。歌詞を読むと『』の中が空白の箇所があって、「ない」事を表現するにあたって凝ってる。

MVはホラー。本人が白い衣装なのも周囲との対比で映えますね。

 

 

18位 三原色 / YOASOBI

今年も躍進が止まらなかったYOASOBI、数々の曲を発表したが、今年の中で特に気に入ってたのはこれかな。"怪物" と迷った。

最初CMで聴いてサビのメロディ良いなと思ったんだが、フルで聴いたら2番のAメロがカッコ良かった。音程の跳躍も激しいし音域も広い。それをこの早口で歌いこなせるikura流石だと思いました。やっぱり早口な曲の方が一聴無機質な印象になってボカロ感が出るから好きなのかもです。 "怪物" もそうだな。

 

 

17位 バッキンガム / 水曜日のカンパネラ

コムアイが脱退し、新たなボーカルとして詩羽を迎えた水曜日のカンパネラ。同時に2曲、"アリス" とこの "バッキンガム" のMVを公開した。

バッキンガムを始めとする世界の「宮殿」の名前を羅列する一方で世田谷区の地名「給田」をひたすら説明するだけの歌詞が水カン節炸裂である。あれだけ有名になったコムアイの後継者とかどんな気持ちなんだろうと思っていたが、むしろ最初から水曜日のカンパネラのボーカルは詩羽だったんじゃないかというほどの堂々とした入り込んだ歌い方に感心しました。

 

 

16位 きらり / 藤井風

結局紅白で話題掻っ攫った藤井風。この "きらり" はアレンジも大概凝ってると思うんやけど、やっぱりメロディが分かりやすくてキャッチー。一曲通してメロディライン2種類ぐらいしかない。誰でも耳について口ずさめるようになってしまう。そしてサブスク時代に必須とされるイントロ無しの歌い出し。完璧です。

 

 

15位 閃光 / [Alexandros]

フルで聴いて一気に印象が好転した曲。イントロを聴いて「これは!!」となった人はガチ勢。久々に英語詞も多いし、MVもこれまでの楽曲の要素を盛り込んでたりしてファンには嬉しい。

2021年はドラマにも出演した川上洋平。一応観てた身としては『碧すぎる空』という歌詞もグッと来ますね。

ただあまりにも再生回数伸びすぎではと思って調べたら何やねんかぼちゃ🎃

 

 

14位 見世物 / パスピエ

10回以上聴いてやっとイントロのリズムがとれるようになりました。何食って生きてたら思いつくんだこれ。

三連符のリズムと和風な曲調にベースの踊りっぷりが "まつり囃子" に通じるものがあって好み。そしてこっちの方がより狂気を研ぎ澄ませた感じ。終盤で突然速くなるところとか。ライブで聴いて頭おかしくなりたい。

 

 

13位 ブレイクアウト・ジャンキーブルースメン / Suspended 4th

サスフォー、何で今までしっかり聴いてこなかったんだろうと。イントロ一発目からかっこいいしサビの爆発力もエグい。

映像演出もロックバンドのMVとして文句の付け所がない。基本的に画面を分割してメンバー全員が映る演出って好きで。アウトロの縦4分割になる瞬間がカッコいいです。

ただデニスがフォーマルな格好にグラサンかけたら完全に「そっち」の人なのよ。

 

 

12位 シンデレラ / サイダーガール

サイダーガールも定期的にメロディが刺さる。歌いたくなるメロディが多い。

"シンデレラ" という曲名を掲げながら落ちサビで『シンデレラじゃあるまいし』とひっくり返すのが良いね。あとその部分の後ろで畳み掛けてくるドラムが何気にエグい。

ずっとMVに女の子を起用してきたサイダーガールがアニメーションMVメインに転向したのはご時世なのか時代なのか…考えさせられる。

 

 

11位 又三郎 / ヨルシカ

小学校の頃、詩集を文庫本で買い漁るほど宮沢賢治が好きだった時期があって。明らかにその代表作の一つである「風の又三郎」をモチーフにした曲ということで気にならない訳がない。

サビの突き抜ける声と、邦ロック感の強いイントロのギターリフに掴まれました。ヨルシカはそんなに聴いてなかったんだけど、その中でこの曲に惹かれるってやっぱり自分は王道ロックが好きなんだなと。

 

 

10位 あいつら全員同窓会 / ずっと真夜中でいいのに。

曲名が意味分からない。聴いてみると歌詞もちょくちょく意味分からない表現は出てくるが、『嫌味に費やすほど人生長くないの』『誰かを けなして自分は真っ当』『あんたは僕の何なんだ そんなやつに心引き裂かれたんだ』『人の ダメなとこばっか 見つけて 指摘して、自分棚に上げすぎ』など、ハッとさせられるフレーズが印象的。SNSでの誹謗中傷とかに対する考え方を描いてるようにも思える。歌詞の文字数が多く、それらの言葉が矢継ぎ早に飛んでくるのでテンポも良くて聴いていて気持ちいい。間奏のストリングスもカッコいい。ずとまよはちょくちょく聴いてたけど一番好きなのが来たかも。

 

 

9位 fade / 04 Limited Sazabys

サビとそれ以外でメロディのひねくれ具合の差が激しい。入りからかまされるサビを聴くとやっぱりGENさんはメロディメーカーだなと思わされる一方、Bメロのジェットコースターみたいな高低差の激しいメロディラインは絶対作ろうと思って作れるもんじゃないだろと思ってしまう。聴いてて振り落とされそう。

MVの演出自体は同日に公開された "Just" の方が「YON EXPRESS」のコンセプトも表現してて面白いと思うけど、曲としてはこちらの方が好きでした。

 

 

8位 Re:Pray / KANA-BOON

昨年 "スターマーカー" が個人的1位だったKANA-BOON、今年も上位に。鮪の復帰後初のパッケージシングル曲(配信含めると "HOPE" があるので)ということで期待して聴きはしたが、「え…?めっちゃくちゃ良くない…?」とちょっと戸惑った。一度精神的などん底を見た今の鮪だからこそ書ける歌詞であり、今のKANA-BOONだからこそできるキラキラしたアレンジだなと思う。『昨日まで生きていた命だって連れていくよ』の説得力がエグい。

ちなみにMVは正直そこまで気に入ってないです。笑 あくまで曲。

 

 

7位 なないろ / BUMP OF CHICKEN

なない、なないろ。笑

「おかえりモネ」の主題歌。気象に関する言葉が多用されていてしっかりドラマに寄り添ってるなーと思うし、それで違和感が出ないどころかマッチしてるのがBUMP。ほんと良タッグだったと思う。あと『ヤジロベエみたいな正しさ』て初めて聞いた。

職場の食堂のテレビでNHKが流れてるので、自分から再生した以上に毎日聴いてた。サビのメロディも美しいので毎日爽やかな気持ちでお昼の業務に取り組めました。嘘ですめっちゃ眠かったです。

良い曲なのは嘘じゃないです。

 

 

6位 次回予告のその後で / あるくとーーふ

今年出会ったあるくとーーふ。イントロ1秒目から「あ、楽しそう」。そのワクワクがずっと続く。手拍子を自然に起こせるリズムなのもライブ映えして強い。

その中でメロディもキャッチーなんだけど、1サビ『センチメンタル 邪魔すんなって言ってる』の「る」や2サビ『風のように追い越して』の「て」の一音がめちゃくちゃクセになる。この突き抜けるポップネスの中にひねくれたフックを噛ませてくるやり方、売れ始めの緑黄色社会を彷彿とさせる。これが19とか20でできてるのはすごい。これからが楽しみすぎる。

 

 

5位 ソワレの街で / anewhite

anewhiteと分からずにanewhiteと出会った、衝撃の一曲。これだけで記事一つ書いたと言っても過言ではない。

歌詞の世界観と演奏がすごくマッチしてる。雨粒のような細かくてクリーンなギターリフを4つ打ちに乗せていることで、雨の中で跳ね躍るようなイメージ。『sing in the rain!』とはよく歌ったものだ。Aメロから畳み掛けるように主張してくるベースや、Aメロや大サビのメロディの半音の使い方とかもめっちゃくちゃ好み。全要素が刺さる。純度の高いハイトーンボイスもサブカルど真ん中って感じ。

アーティストが分からずに聴いて、誰の曲なんだろうとあそこまで必死になったのは今年この曲だけでした。

 

 

4位 Shake & Shake / sumika

アニメのティザーでサビ聴いた時から好きだった。MVは何気に一番再生数が多かった。多幸感に溢れすぎてて最初観た時は何故か泣いてしまいました。曲調は "Lovers" と瓜二つすぎるんだけどね。

sumikaには珍しく言葉遊びが目立つ歌詞も楽しい。2番のBメロとか、語感もいいうえに突然曲調変わるし。面白い。

一発撮りのMV、見どころは大サビでダンサーの女性が1人だけハットを使った振り付けで間違えてるけど全く笑顔を絶やさないところです。笑 プロ根性。

 

 

3位 Who are you? / PELICAN FANCLUB

かっこいい。サビのスピード感が半端ない。『もし僕がふたりになってもふたりでいることはないだろう』から始まる哲学的な歌詞もエンドウアンリ節全開です。もうシンプルにかっこよすぎて特に言うことがない。形容できる語彙がない。

ソニーのアニソンバンドとして地位を確立したが、それで収まって良い才能ではない。3月に出るフルアルバムも楽しみです。

 

 

2位 Rodeo / Panorama Panama Town

今年のパノパナの曲で間違いなく一番聴いた曲。ティザーでイントロ聴いた時から「あ、これはやべぇの来るな」と思った。このクソシンプルなギターと頭悪いBPMで突っ走る感じが最高。収録EPのジャケットに書いてあるんですけど、BPM215なんだよこれ。あほかよ。こんなんでカッコよくなるんだったらもう何も考えんでいいじゃん。

サビの「ロデオ!ロデオ!」も大サビ前の「オーオーオー」も早く一緒に声を上げたい。もっとライブで、大きい会場で映えて然るべき曲です。

 

 

1位 シーラカンス / ズーカラデル

だいぶ早い段階で1位決めてた。ズーカラデルは前々から知ってたしちょくちょく聴いてたが、この曲は一発で好きでしたね。その場で二発目聴いた。

この殺伐としたコロナ禍において、こんな生き方していたいみたいな歌詞。サビの『嬉しいことばかりじゃないし 悲しいことも忘れちゃうし 僕らはずっと騒いでいたい 何千何万回だって』が良すぎる。『嬉しいことばかりじゃないし』と来たら次はそのまま「悲しいこともある」的なネガティブな表現が来そうなもんだが、悲しいこと忘れちゃってるんですよこの人たち。こんな底抜けに楽観的なマインドを持っていたいです。優勝。

リリックビデオも可愛らしいし、MVは緩い雰囲気が和む。ズーカラデルがいる限り日本で戦争は起こらないと思います。

 

ということで2021年個人的ベストソングはズーカラデルの "シーラカンス" でした!

まとめると次の通り。


20位 誰かの綺麗事 / レベル27
19位 ないない / ReoNa
18位 三原色 / YOASOBI
17位 バッキンガム / 水曜日のカンパネラ
16位 きらり / 藤井風
15位 閃光 / [Alexandros]
14位 見世物 / パスピエ
13位 ブレイクアウト・ジャンキーブルースメン / Suspended 4th
12位 シンデレラ / サイダーガール
11位 又三郎 / ヨルシカ
10位 あいつら全員同窓会 / ずっと真夜中でいいのに。
 9位 fade / 04 Limited Sazabys

 8位 次回予告のその後で / あるくとーーふ
 7位 なないろ / BUMP OF CHICKEN
 6位 Re:Pray / KANA-BOON
 5位 ソワレの街で / anewhite
 4位 Shake & Shake / sumika
 3位 Who are you? / PELICAN FANCLUB
 2位 Rodeo / Panorama Panama Town
 1位 シーラカンス / ズーカラデル

 

今年はかなりラインナップがメジャーだったな。夜好性3組がいたり、紅白歌唱曲があったり。インディーズもほとんどいない。他人に勧めるには今更感が強いな笑 年々、Eggsとかに出てくるレベルのアーティストも聴くようにはなってきてるんだがな。まぁ、良いものは良いという事で。

今日、関ジャムで恒例のランキング企画が放送されますね。楽しみ。ここ2年ほど、自分が選んだ楽曲がギリギリランクインする辺りの順位に入ってきてるんだけど今回はどうかな。

まぁなんせ今年も良い音楽にいっぱい出会えますように!今年は更に深いところまで色々漁っていくぞー。

 

では(=゚ω゚)ノ

一本締めNIGHTが気持ち的には何にも締まらず終わった。

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晦日、ライブ納めとして参戦した一本締めNIGHT & CONNEXTIONのライブレポ続き。前半はこちら。

純粋にレポを書きたいところなんだが、ちょっと残念な気持ちになってしまう事があり。苦言を呈すると言うと偉そうだが、今回ここに残しておかせていただく。

 

CONNEXTION終演後、一本締めNIGHTの年越しアクトであるドラマチックアラスカを観るために心斎橋に戻ってきた。夕食を食べた後JANUSに向かい、2回目のドリンク代を支払って再入場。

ちょうどドアラの一つ前のWANG GANG BANDが演奏中だった。後から聞いた話、この日イチの盛り上がりだったそうです。最初と今とで2回入場しているため2枚持っていたドリンク券のうち1枚で交換したドリンクを飲み干す頃にちょうどWANG GANG BANDが終わったのでフロアに入っていった。

すると突然、スタッフらしき男性からテキーラのショットを配られた。何やと思ってたら、何やらフロア後方のDJスペースが騒がしい。なんかDJが音頭を取って "Sex On The Beach" に合わせてセックスセックス言いながら観客にテキーラショットを促している。煽られて大はしゃぎでテキーラを口にする一部のオーディエンス。

えぇ、引きましたね。

あ、そういう事しちゃうんだ、と。まぁ当方陰を極めた人間なのでそういう雰囲気は元々得意じゃないんだが、とは言えこのご時世のライブハウスでそういう事しちゃうんだ、と。挙句にDJが自分の流した音楽に関して「このご時世大声はできないけど小声なら大丈夫!!」と歌唱を煽る場面も。引きましたね。まだまだあるからとショットを配り続けるスタッフ。曲を流して騒ぎ続けるDJ。引きましたね。

気づけばステージにはドアラメンバーが出てきてチューニングを始めていた。DJはドアラメンバーに向かって「全然気にせんとリハ演ってくださいね!!」みたいなこと言うてたけどやりにくいだろ。引きましたね。

幸いそのくだりが押してライブに影響する事はなく、定刻になったらその波は収まり、ドアラの出番が始まった。

とりあえず一旦普通にレポ書きます。

 

ドラマチックアラスカ

2021年も残り30分となったところで始まったドラマチックアラスカ。コロナ禍になってから初めてライブハウスに行った、4月のLIVE TO WEST以来。あの後にリリースされたミニアルバムから "CODE:RED" "人間合格" を連続で投下。"CODE:RED" はアルバム曲ながら短尺公演でもよく演っている印象。エモい疾走感の際立つ曲で、こちらも初っ端から拳を突き上げて応えた。

CODE:RED

CODE:RED

  • ドラマチックアラスカ
  • ロック
  • ¥255

"人間合格" は4月当時に聴いた時にまだ知らなくて、新曲かなと思った記憶。どうやら当時から配信とかでは既に披露していたらしいが。

この曲が謎にメキシコで話題になって、それを受けてメキシコの現地時間に合わせ配信ライブを演ったのも、2021年のドアラのハイライトだろう。

MCでは「一本締めNIGHTのロゴさ…ちんぽやん笑」と年越しテンションのど下ネタをぶっ込みながらも、「この一本締めNIGHT、例年カウントダウンは上手いことやってるみたいなのでしっかり務めたいと思います」と意気込む。過去にカウントダウンでグダったのは一回だけだったようで(誰だったんだろう笑)、「2例目にならんように頑張ります」と気を引き締めた。

そこから続けた "人間ロック" "無理無理無理" の過去曲パートは強かった。"無理無理無理" は何気に久々かも。大サビの歌詞替え定番パート『38℃の体温でここに立っている』で「ジャニスに立っている」と歌ったのは期待通り。

そしてついに年越しまで残り数分。「ドラマチックアラスカの中でも比較的偏差値の低い曲」と称して年越しに起用したのは "ニホンノカブキ"。

確かに安直な4つ打ちで偏差値は低いかも知れないが、コンセプトとして和を取り入れているこの曲は確かに新年を迎えるのに相応しい。時間はと言うと、落ちサビ前まで来てちょうどラスト1分と言う完璧な流れ。一旦演奏を止め、「完璧じゃない!?」と自負するヒジカタ。フロア内も完全に新年を迎えるムードが出来上がっていた。

しかし一方で、ここでもまたさっきのDJ勢がしゃしゃり出てきた。関係者が率先して「フゥーーーwww」とか叫んでどうする。ドアラメンバーに野次まで飛ばす始末。テキーラどんだけキメたのか知らんが周りの客も煽る奴が出てきて地獄。ヒジカタも「今は俺らの時間!!こっちを聴け!!」て笑ってたけど、もっと強く言って良かったのでは。

気分は良くなかったがここでも幸い進行が滞る事はなく、ついに10秒前からカウントダウン。ドアラメンバーの声だけを聞きたかったが、まぁ流石に観客も一緒になってカウントダウンを叫ぶ。俺は腕を上げるのみに留めたが。

そしてカウントダウンはゼロになり、2022年が幕を開けた。ステージにはこの日の出演者であった桃色ドロシーの2人も出てきて巨大クラッカーを発射した。ドアラは熱狂するフロアを従えて、止まっていた演奏を再開。新年の幕開けとともに "ニホンノカブキ" の大サビが始まり、ドラマチックアラスカによる年越しは大成功を収めた。

最後に「今年の悲しいことも悔しいことも全部連れていく」と吠え、ラストナンバー "ファイナルフラッシュ" へ。新年初っ端から『死にたい』の連呼、逆に生への執念が湧く。ドラマチックアラスカによるファイナルフラッシュという初日の出を浴びて、2021年最後にして2022年最初のライブは終わった。

 

セットリスト

01. CODE:RED
02. 人間合格
03. 人間ロック
04. 無理無理無理
05. ニホンノカブキ
06. ファイナルフラッシュ

 

ドラマチックアラスカによる最高のライブを観終わり、残るはトリのプッシュプルポット。と思ったが、やめた。元々遅い時間なので余裕があれば観ようかな程度に思っていたが、それよりも帰りたい気持ちの方が大きくなってしまった。

ドアラの後またDJコーナーが始まり、BTSでフロア馬鹿騒ぎ。連れと抱き合う奴もいた。ディスタンスもクソもあったもんじゃない。あの空間にあれ以上いるのは無理だと思ってしまった。1枚残っていたドリンク券で引き換え、開けずにそのままJANUSを後にした。

 

 

これで自分の2021年最後にして2022年最初のライブである一本締めNIGHTが終了した。

正直、心底残念でした。最初に観た帝国喫茶とSubway Daydreamはもちろん、ドラマチックアラスカも最高だっただけに、周りの関係者が残念すぎた。ただでさえ年越しの雰囲気で舞い上がってる中、DJ側が騒いでたらそら客も釣られて声上げてまうわな。

やっぱりまだカウントダウンイベントは早かったかね。CDJが年越しまではやらなかったの正しい判断だったとすら思う。ドアラのMCの中で、同じ年越し恒例カウントダウンイベントということで「東のCDJ、西の一本締めNIGHT」「だいぶ規模違くない?w」なんて言ってるくだりがあったが、一緒にしたらあかんわあれ。規模の問題じゃない。東のCDJとやらがあんだけ利益度外視で覚悟決めて開催した一方で、何やってんだよ。

「そんなに過敏に気にするなら行くなよコロナ脳(笑)」って声が聞こえてきそうだな。仰る通り。でもね、ライブハウスの中だけはちゃんとしていてほしかったんだわ。実際JANUSの帰り、年明け直後の心斎橋はそれはそれは人の海だった。人多すぎて道頓堀の橋が渡れなかったから迂回した。JANUSなんかよりずっと密でずっと濃厚だった。

でも自分はJANUSの中でDJが客煽って酒配って騒いでる事実の方が悲しかった。この2年近く、散々ライブハウスが槍玉に挙げられ、多くのアーティストが活動を制限され、それでも出来る範囲でリスナーを楽しませようと試行錯誤してきてくれたのに、何ならそれでやっと信頼を取り戻してきたところに波が物語って振り出しに戻ったりして、それでも諦めずに進んできてくれたのに、なんでこの期に及んでどちらかと言うと演者側の人間がそういう事するんだよ。

残念です。俺の2021年ライブ納め、2022年ライブ初め、これなんかぁ。

 

燃え盛った某フェスの主催者は、結局あのあと姿を眩まして逃げ切ってるそうだ。知事がブチ切れてるから同じイベントはもう開催できないだろうが。あんだけ物議を醸した大規模なイベントでもすぐに話題が流れた事を思うと、今回みたいな小さなライブハウスでの出来事なんて誰の目にも留まらないだろう。別に留まらなくていいです。下手すりゃクラスターになるほどの人数も正直いなかった。あのDJもきっと今後何もなかったかのようにどこかのイベントで猿を踊らせるんだろう。もうそれでいいです。このまま何も起こらず俺が勝手に独りでキレ散らかしただけで終わる事を祈ります。

でも願わくば、ライブハウスに関わる人達が、関係者・演者・観客関係なくもう少しの間だけ、節度のある行動の出来る大人になってくれたらいいなと思います。

 

では。

あけましておめでとうございます 〜大晦日ライブ納めレポ〜

あけましておめでとうございます!!

未だオミクロン株等コロナの懸念は完全には拭えませんが、今年も色んな音楽に出会えたらいいなと思います。いっぱいアーティスト漁っていっぱいライブ行きたい。2022年もよろしくお願いします!

 

新年一発目の更新はライブレポです。去る2021年のライブ納め、大晦日に大阪にて2つのライブをハシゴしてきました!

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毎年開催している一本締めNIGHT@心斎橋JANUS、そしてNEW YEAR'S EVE SPECIAL LIVE CONNEXTION@フェスティバルホール

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先日12月のライブ予定をアップした直後にCONNEXTIONの存在を知り、その後一本締めNIGHTにSubway Daydreamと帝国喫茶が出演する事を知りました。どっちもアツいなと思ってたら、タイムテーブルがいい感じにお目当て被らなそうだったのでハシゴしてやろうと。2021年ライブ納め、初の大晦日ライブにして初の同時並行イベントのハシゴです。

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CONNEXTIONのオープニングアクトのChilli Beans.も捨てがたかったけどな…何となく帝国喫茶の方が観られる機会少なそうなのと、Subway Daydreamと連続してたので一本締めNIGHT始まりを優先しました。

つかChilli Beans.と帝国喫茶って確かLove musicで同時に紹介されてたよな。何かの縁だなー。

そんなわけで当日はまずJANUSに向かいました。

 

帝国喫茶

夏頃にフォロワーさんに教えてもらって出会った帝国喫茶。お盆に書いた記事でも紹介していた。

「帝国喫茶です、よろしくお願いします」と丁寧に挨拶し、発表している唯一の音源である4曲入りep「開店」の1曲目 "夜に叶えて" で一本締めNIGHTを文字通り開店させた。

2曲目で早速知らない曲。からのMCを挟んで3曲目にも新曲と銘打って披露した。新曲、イントロからベースの音が好きだった。篭り気味のコロコロした音。Helsinki Lambda Clubの "Lost in the Supermarket" を思い出した。

MVの出ている "貴方日和" "カレンダー" もしっかり披露。

最後はepでもラストを飾る "春風往来" で大暴れ。ボーカルが最初だけ弾き語りしてギター置き、ハンドマイクで暴れ回ってた。大サビでまたギター担いで弾きながら歌ったのもよかったな。ベースの子も、それまでは淡々と弾いてたのがこの曲でだけめちゃくちゃアグレッシブだった。ギターの女の子は終始楽しそうにニコニコしながら弾いてて好感。

春風往来

春風往来

  • 帝国喫茶
  • ロック
  • ¥255

このバンド、テトシンキ好きに刺さりすぎる。お盆の記事ではヘルシンキだけ挙げたが、この "春風往来" を聴くとtetoのような衝動も感じる。この手のロックバンドが好きな人なら全員刺さる。

8月からライブ始めたという彼ら。俺が知った時にはまだ音源を投稿してるだけの段階だったんだな…今のうちに観ておけてよかったです。「今日長いんで、最初からいっぱい集まってくれて嬉しいです」と言っていたが、観られた人は誇って良いと思う。

 

セットリスト

01. 夜に叶えて
02. (不明)
03. (新曲)
04. 貴方日和
05. カレンダー
06. 春風往来

 

Subway Daydream

活動開始当初から推しているにも関わらず、ナードマグネットとの対バンにミナホと、二度に渡り機会逃していたSubway Daydream、やっと、やっと観られました。

時間ギリギリまでリハをやり抜き、3分押しぐらいで本番に登場。記念すべき(俺にとって)一曲目は "Teddy Bear"。音源を遥かに凌駕する音圧。

曲名通り照明で橙色に染められた "Fallen' Orange" や、 "Twilight" も "Dodgeball Love" も、特別音源と違ったアレンジしてるわけじゃないのに生で見ると迫力がすごい。一方で "Timeless Melody" はミナホでも観たアレンジ。入りから凝ってる。

Dodgeball Love

Dodgeball Love

MCでは告知等も挟みながらも、メンバー皆がしきりに「良いお年を!」と連呼。人生でそう多くはない機会であろう大晦日ライブを全力で楽しむ様子が見てとれた。

一曲だけ知らない曲があった。あまり聴き込めてなかった新曲 "Pluto" かと思ったがそれとも違った。未発表の新曲と思われ、アナウンスが楽しみである。

どの曲も一聴して盛り上がるような感じではないというかそういうジャンルのバンドじゃないからこそ、生で聴くと「この曲こんなかっこよくなるのか」「えぇこの曲もこんなかっこいいのか」の連続。エネルギッシュでとても良かったです。

 

セットリスト

01. Teddy Bear
02. Fallen' Orange
03. Twilight
04. Dodgeball Love
05. Timeless Melody
06. (不明)
07. Freeway

 

Subway Daydreamが終わるや否や、即JANUSを出て四ツ橋駅までダッシュ。電車に飛び乗り肥後橋駅へ。出口からフェスティバルホールまで直通だが、着く頃には汗だくだった笑 この日寒かったし着込んでたから余計に。フェスティバルホール、ホームページに駅からの道を詳しく載せてくれてたので助かりました。

ここからCONNEXTIONのレポ!

 

SHE'S

19:05からの出番に対して、到着したのが10分ぐらい。5分ぐらい押してくれと思ってたけど定刻に始まってたようです笑 ホールへ向かうエスカレーターで "Over You" の音漏れを聴きながら、大サビで入場。汗だく。周りの人すみませんでした。後でセトリ調べたらその前に1曲目で "Masquerade" 演ったようです。

"Over You" が終わり、必死に汗拭いてる間ちょうどMCに。Gt. 栞太さんが喋ってたのかな?大阪でライブ納め出来る事への感謝を示し、続いて "Ugly" へ。前のアルバムの曲だし、意外な選曲だった。アルバム出てから公開されたメンバーも映っていないMVだから影が薄いが、洒落ててシニカルでカッコいいんだよなこれ。

"Letter" からの "Chained" というタイアップがヒットしたバラード2連続も強かったな。からのMCを挟んで「今年、最初に出した曲を」と披露した "追い風" もドラマ主題歌。本当にいつの間にか武道館も納得の人気バンドになっている事を実感する、大晦日に相応しい2021年総復習の様なセトリ。

続いて去年のアルバム「Tragecomedy」から "Blowing in the Wind"。竜馬さんがハンドマイクで踊り回れるこの曲は、アルバム曲ながら定番曲なのだろうか。広いホールのステージを端から端まで移動。真ん中で座り込んで歌ったりもして、竜馬さん、良い感じに自分に酔える様になってます。笑 Ba. 臣吾さんのシンセベースも見慣れた流れである。

最後は "Dance With Me" で観客全員に手を左右に振らせて盛り上げ、終了。この曲も定番のダンスチューンだな。新譜「Amulet」から、同系統の "Take it Easy" も聴きたいところだったが。

新曲も過去定番曲も織り交ぜたフェス向け良セトリだった。そしてすっかりホールが似合うバンドになったなぁと。そういえばSHE'Sを初めて観たのは2016年、会場はこの直前まで居たJANUSだったな。エモい。

 

セットリスト

01. Lay down (Prologue)
02. Masquerade
03. Over You
04. Ugly
05. Letter
06. Chained
07. 追い風
08. Blowing in the Wind
09. Dance With Me

 

SHE'S終演後、トリのビッケブランカの準備と並行してステージ中央に屏風と座布団が拵えられ、笑点のようなセットが出来上がる。タイムテーブルにも記載されていた、「2022年開運祈願TIME & 2021年トーク納め」と題したトークコーナーの時間。FM802のDJ樋口大喜さんが赤い和服姿で登場し、司会進行を始めた。同時に聴き覚えのある声がナレーションを始めたと思ったらyamaだった。リアルタイムで喋っているのではなく事前収録の定型文っぽかったが、ライブを見送っていたので声が聴けただけでも嬉しかった。

さらに巫女のコスプレした女の子3人が出てきたと思ったらChilli Beans.のメンバー。バンドマンに何させてんだ。ありがとうございます。樋口さんも「ミコ Beans.」と呼んで迎え入れる。

トーク本編は、本番前のビッケブランカ氏と本番直後のSHE'S竜馬さんがそれぞれ青と緑の和服で登場。赤青緑の3人が、ミコ beans.のサポートとyamaの天の声の下にお題に沿ってトークを繰り広げた。

ビッケさんが全然話題広がらん回答しかせんから樋口さん困ってておもろかった笑

・今年、ライブでやらかしたこと
→ビ「ないです。ライブは全部完璧でした」

・2022年はこれをやる!
→ビ「ないです。決めちゃうとそれを達成しようとするだけの一年になっちゃうから」

・今年やめられなかったこと
→ビ「やめようと思ったことはやめられたからなぁ…」

事故だろ。笑

あとビッケブランカマツコ会議で公開された「6時間活動→3時間睡眠」のサイクルが有名だが、マットレスを変えたら3時間で目覚めずに4時間寝られたとのこと笑

最後の「今年美味しかったこと」というお題ではミコ beans.にも話が振られ、3人のマイクの押し付け合いの末にボーカルの子が「大阪にライブに来れたこと」と回答。東京のバンドなので、広島とまでは言わなくても大阪にはどんどん来てほしいね。早くライブを観たい。

SHE'S竜馬さんは「こうして和服を着て人様の前に出られた事ですかね」とドヤ顔で答えて拍手を誘う。あざとい。樋口さんが「いつか和服でライブなんかも、ね!?」と返していたが、ビッケもSHE'SもMVでぐらいならその内和服着そうだな。

ここで時間が来たので終了。ビッケさん「俺この後ライブすんの…?」って文句垂れながら帰っていった笑 こういう企画が観られるのもFM802ならではだったな。楽しかった。

 

ビッケブランカ

SHE'Sはフェス尺だがそれなりに観ているので、今回のCONNEXTIONで一番のお目当ては初めてお目にかかるビッケブランカだった。ギター、ベース、ドラム、キーボードに加えて管弦サポートメンバーも取り揃え、ワンマンさながらのステージング。というか一曲目の "Winter Beat" からもう普通にワンマンクオリティ。

「今から4曲連続で演ります。もう、先に言っときます」と宣言して若干の笑いを誘いながらも、「4曲で僕なりの一年を表したい」と始めた "ポニーテイル" "夢醒めsunset" "白熊" "北斗七星" という流れは圧巻だった。"ポニーテイル" "夢醒めsunset" と来た時は今年リリースの楽曲で四季を表したりする気かと思ったがそこまでではなかった笑

この人意外とピアノ弾かないんだな。基本的にピンボーカル。"白熊" でこの日初めてセットに着いて弾き語り始めたと思ったら即間違えてやり直してた笑 バラエティでも見ていた面白い一面と演奏で魅せるアーティストの側面を一気に見せられてる感じ。

長いMCを挟んで後半戦は "Slave of Love" からの "Ca Va?" で畳み掛ける。"Ca Va?" の最初のフランス語の部分、音源ではピアノでしっとりと弾き語ってから突然サビに入るが、ここを最初から爆音で。サビでは観客も一気に飛び跳ねた。歌いながら左右の袖に来て手を振ったりして、完全に余裕すらある振る舞い。

最後は "ウララ" で激しく手を振った。この曲、SMAPの "SHAKE" みたいな4つ打ちディスコナンバー感とイントロから畳み掛けてくるストリングスが鳥肌立つほど好きなんよなー。

落ちサビ前、間奏引き伸ばしてずっと手振ってたな笑 ステージを端から端まで2往復ぐらいしながらずっと客席に手を振ってた。だから時間の使い方がワンマンなのよマジで。

初めて観たビッケブランカ、めちゃくちゃ楽しかった。ここ2年ほどで急に露出も増え一気に知名度を上げた印象だったが、納得のエンターテイナーである。観られてよかった。

 

セットリスト

01. Winter Beat
02. ポニーテイル
03. 夢醒めSunset
04. 白熊
05. 北斗七星
06. Slave of Love
07. Ca Va?
08. ウララ

 

以上!物販も覗いたが特に何も買わずフェスティバルホールを後にしました。

ライブは観られなかったChilli Beans.とyamaも、トークコーナーで触れる機会があって良かった。特にChilli Beans.は近いうちにどこかのライブで!まだフィジカルの音源もないバンドだから、これからが楽しみです。

今回は一般発売でチケット取ったからか座席は後ろの方だったため、メンバーの顔はあまり見えなかったので、次は是非ライブハウスで。今回は今回で全体が見渡せてむしろ良かったけど。

CONNEXTIONはこれで終了!心斎橋まで戻って適当なお店でゆっくりご飯を食べ、一本締めNIGHTのドラマチックアラスカを観るべくJANUSに戻った。

 

ここで一旦切ります!ドラマチックアラスカのレポは後日。ライブ自体は素晴らしかったんだが、ちょっと思うところがあったのでそちらで一本書きたいと思います。ドラマチックアラスカは素晴らしかったです。

 

では(=゚ω゚)ノ

Fireloopに物好きが集まったクリスマスの夜

年末年始連休初日!広島から帰る途中で大阪に寄り、天王寺のライブハウス、寺田町Fireloop pre. RadioDaysに行ってきました!

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年の瀬、帰省に合わせてぜひ行きたかったスリーマン。eo Music Tryの決勝ライブを観て以来ずっと生で観たいと思っていたshandy Wzと、フォロワーさんに教えていただいて聴いて一発でハマったあるくとーーふ。ともに賞レースで受賞実績のある実力者だが、まだまだライブを観られる機会は少ないので観ておきたかった。

その2組の共演に惹かれて参戦を決めたが、せっかく観るならという事でチェックしたもう1組、Kruglyyも、まだ一曲しか発表されていない10代の新人だが、その一曲が刺さったので楽しみだった。もう先載せちゃうけどこの曲。

会場は大阪天王寺の寺田町Fireloop。学生時代から名前は知っていたが行くのは初めて。難波と梅田以外のライブハウスは初かな?天王寺のコインロッカーに荷物を預け、一駅の距離なので徒歩で向かった。

入った瞬間、びっくりしました。ガラッガラ。10人ちょいかな。今までで一番ディスタンス取れた笑 クリスマスというのもあるんだろうが、こんなレベルの集客からみんな地道に頑張っていくんだなぁと。

一番手のリハは開場前に終わってたのか、開演時間の18時半になるとメンバーが出てきて、ぬるっと始まった。

 

Kruglyy

ボーカルの子が「クリスマスという大事な日にここに来る事を選んでくれてありがとうございます!」と伝え、演奏を開始。上手にギターボーカルが構え、真ん中奥にドラム、下手側にベースとギターが並ぶ変わった配置。

まぁ当然ながら曲は先述の "Pop life" 以外全く知らないが、なんせこのバンドに惹かれたのは声である。低くて良い声だ。単に低いオクターブで歌ってるんじゃない。あれは持って生まれた声だ。そしてポップでキャッチーな音楽にその低音ボイスのミスマッチ感が逆に絶妙。

ボーカルとギターが両方眼鏡だけど、ボーカルはめっちゃ背高くて、ギターは結構小柄。加えてベースの子は普通に男前だし、ドラムは紅一点の女の子。メンバーのキャラが立ってて良いな。ギターの子、各曲の間奏で毎回前に出てきてニコニコしながらソロ弾くのも微笑ましかった。この子にはコーラス用のマイクがなかったから、演奏専念なんだろうな。

「ははっ、なーんも喋ること考えてない笑」から見切り発車で始まったMCも若い。「クリスマス感ないな思てローソン行ったらチキン安くなってて。こいつら普段チキンとか買わんのに調子乗って買って…」「ええやんけチキンぐらい笑」みたいな学生って感じのノリが見てて微笑ましいのです。ギターの子マイクないから入らんけどぼそっと「美味しかった!」言うてたな笑

元々持ち時間が少なかったのかまだ長尺出来るほど曲がないのか、5曲で終了。「皆さんまだまだポップ足りてないですよね?この曲でポップを注ぎ込んで終わります!」と "Pop life" はラストに披露。みんな楽しそうに演奏しててまさにポップ。この曲は今後もこのバンドのキラーチューンになっていくんだろうなと思う。

現在音源制作中のようです。初の音源、楽しみにしてみよう。

 

セットリスト不明

 

 

あるくとーーふ

二番手はあるくとーーふ。ボーカルとキーボード(とドラム)が女の子、ギターとベースが男の子という構成は緑黄色社会を思い出させるが、リョクシャカと違ったのはキーボードの子がど真ん中に位置取っていたところ。クレジットを観るとメインで曲を書いてるのはこの子らしいな。

音出しから凝っている。いきなりベースの主張の強いスラップから始まったアレンジから入り、"トリッキーフューチャー" で幕を開ける。『「はじめまして、どーも 名前だけでも覚えていってよ」』から始まるこの曲は、ひょっとして一曲目の定番なのかな?

フォロワーさんにバンドの存在を教えてもらって聴いてハマるきっかけになった "次回予告のその後で" も2曲目に披露。

もう、ポップネスの暴力ですよ。イントロ1秒目から「あ、楽しそう」てなるし、メロディもキャッチーな中に一音だけ半音外した音階が入っててクセになる。手拍子を自然に起こせるリズムなのもライブ映えして強い。

MVのある曲をメインに演っていくのかなと思ったが、ミニアルバム「サイファールーム」をリリースしたばかりなのでそこからの曲がメインだった。初めに演ったのは "きっと私とシンパシー"。この曲はピアノがカッコいい。Cメロ前の歪んだベースの主張の激しさも良いです。

きっと私とシンパシー

きっと私とシンパシー

  • あるくとーーふ
  • ワールド
  • ¥255

MCを挟んで "光の栞" にいこうとしたが、ドラムに少しトラブルがあったようで手直しの時間が。ボーカルの子が少しテンパりながら頑張って繋げてた。でもおかげで "光の栞" のレコーディングの話とか聞けて良かったですね。

これの前の "きっと私とシンパシー"、からの "光の栞" → "オオカミUFO" という流れがアルバムの収録順通りで、買って聴いといてよかったなーと思った。

「高校生の時から大切にしている曲」という初期曲 "ハニーレモンジンジャー" は左右に手を振るくだりが。大きい会場で何百人が手を振る景色が既に想像できます。

この曲、字幕設定ONにすると面白いのでやってみてください。

次のMCにて、Fireloopでのライブは初だと言うところから「ファイアループ」とアルバム名の「サイファールーム」が完全に韻を踏んでるという話に。確かにと思った。良いタイミングで呼んでもらえたねぇ。

その「サイファールーム」の中で一番盛り上がる曲と銘打って始めたのがアルバムのラストナンバー "エピローグからショータイム"。

エピローグからショータイム

エピローグからショータイム

  • あるくとーーふ
  • ワールド
  • ¥255

仰る通り本当に盛り上がる。サビの勢いが良すぎる。このテンポでこのコード進行にハイハット裏打ち乗せたら刺さるに決まってる。2番の『タンバリンちょうだい』の後に来た爆撃みたいな手数の激しいドラムも圧巻だった。このバンド、ポップな楽曲でキーボードの音色が目立つが、何気にドラムが凄い。

そして最後は "春雷フラッシュバック" でクリスマスの夜を春に塗り替えるような爽やかさでステージを終えた。

この曲はAメロの消え入りそうな歌い方に惹かれる。激しい曲では時折攻撃的なこぶしを効かせた歌い方もする一方でこの繊細な表現もできるのは才能だなと思う。キーボードの子が、曲を書いて自分で歌うのではなくボーカリストを立てて歌わせるのも納得できる気がした。

大学進学に伴い早速上京している彼ら、今後更なるブレイクが予想される。「私たちまだクリスマスソングがなくて」「いつか作りたいね!」と話す場面もあったぜひ来年に向けて作ってください。絶対可愛い曲になる。

 

セットリスト

01. トリッキーフューチャー
02. 次回予告のその後で
03. きっと私とシンパシー
04. 光の栞
05. オオカミUFO
06. ハニーレモンジンジャー
07. エピローグからショータイム
08. 春雷フラッシュバック

 

 

shandy Wz

リハからそのまま始まった3番手shandy Wz。サビの弾き語りから入った "キキョウ街" で初っ端から伸びやかな歌声を爆発させる。このバンドの強みはやっぱりボーカルの声だなと。どストレートに届いてくるいい声してる。

MCでは「12月25日、こんな日にこんなイベント、安井さん(Fireloop店長?)も、出てるバンドの皆も、来てくれるお客さんも物好きだなと思います笑」と茶化して笑いを誘った。確かに我ながら物好きだと思います。クリスマスですよ。この日大阪にいた大体の人間は酒飲んでるかセックスしてるかレディクレ行ってるかだったと思いますよ。

あと、この日の3組の中で唯一、このライブが配信もされてる事に触れてた。それを聞くまで俺も配信もやってる事忘れてた。実際配信はどれくらいの人が観てたんだろうな。

MC後、「こんな日にピッタリな曲を」と繋げたのは "プランC 〜いつか覚めるその日まで〜"。がっつり、もうがっつりクリスマスソングだった。

プランC 〜いつか覚めるその日まで〜

プランC 〜いつか覚めるその日まで〜

  • shandy Wz
  • ロック
  • ¥255

その後ライブを進める中で、"憂" という曲で頭からギターの弦が切れて、一曲終わったところであるくとーーふのギターの子がギターを貸しに来る場面が。「おぉ、チューニングも完璧にしてある…!!」と嬉しそうに感謝していた。いいね、あぁいうの。この日はそのまま最後まで借り物ギターでパフォーマンスしていた。

"タクシー衝突事故" という曲があったんだが、何というかUNISON SQUARE GARDEN感の強いトリッキーな曲だった。思えばYouTubeにカバー動画を上げてたりしてたし、スリーピースという事で影響は受けてるのかなと思ったり。

まさかshandy Wzというバンド名もユニゾンの "シャンデリア・ワルツ" から取ってたりするか?

最後に "モーニングエンドロール"。『気づくと朝になっていた』と連呼するサビが爽快である。疾走感と爆音に飲み込まれながら終演した。

モーニングエンドロール

モーニングエンドロール

  • shandy Wz
  • ロック
  • ¥255

アンコールあるのかなと思ってたら手拍子が始まり、すぐにメンバーが再登場。「時間大丈夫ですか?」と気にかけながら準備するメンバー。このレベルだとほんとに、アンコール貰えるのも当たり前じゃないんだろうなぁ。

アンコールは一曲だけ、"プランB〜いつか言えるその日まで〜" をめっちゃくちゃ速いBPMで。マジで笑うぐらい速かった。あれは時間がなかったから速くしたのかな?それともライブ仕様ではいつもあんな感じのかな?面白楽しかった。

プランB 〜いつか言えるその日まで〜

プランB 〜いつか言えるその日まで〜

  • shandy Wz
  • ロック
  • ¥255

ライブは2〜3ヶ月ぶりだったという彼ら。今年は厄年だったそうです。50m先のスーパーで卵買って帰ってきたら全部割れてた話おもろかったな笑 厄年というのもあって(?)アルバム制作やMV撮影の手配を主にしていたが、来年は更に精力的に活動していきたいと。eo Music Tryで獲得した知名度を更に跳ね上げる活躍を来年は期待したい。

 

セットリスト

 

終演後に物販であるくとーーふのTシャツと既に持ってる「サイファールーム」以外のCD、あとshandy WzのCD全部買いました。全部メンバーが直接対応。

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shandy Wzの「UNDRESS OCEAN QUEEN」に関しては何故か「これはもう、あげます」つってタダでくれたw まぁ元々500円やから大差ないけども…ちゃんと聴きますね。

Kruglyyに至っては物販がそもそもなかった。まだグッズを作っていないのだろう。本当に新人だなと。またの機会があればまずは音源をチェックしたい。

 

以上!

間違いなく2021年で一番規模の小さいライブだったと思う。そして演者が一番若いライブだったと思う。駆け出しレベルの若いバンドのライブってこんな感じなんだなと。行って良かった。クリスマス当日にライブって何気に初めてかな。物好きで構わない。Kruglyyも、あるくとーーふも、shandy Wzも、来年の飛躍に期待したいと思います。皆さんぜひ聴いてください。

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では(=゚ω゚)ノ

KANA-BOONのリプレイをずっと待っていました

KANA-BOONのワンマンに行ってきました!

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鮪が療養により活動休止しており、4月に復帰して以来初となるツアー。コロナ禍においては去年OSAKA GENKi PARKで観ているが、やはりその後に足が止まっていた事を考えるとコロナ前から観ていないアーティストよりも久しく感じる。ワンマンは2019年の5周年ツアー以来。2020年に参戦予定だったホールツアーはコロナで中止になっていた。

会場は広島CLUB QUATTRO。物販ではタオルとステッカーとCDを購入。

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普通にデザインがポップで可愛い。KANA-BOON、何気にタオル持ってなかったんだよな。というかライブ行ってる割にはグッズ持ってない。

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ステッカーは日程と会場名が入った各公演限定仕様。えぇ、限定だったら何でも買います。

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CDは「Re:Pray」のシングルの通常盤。初回盤は持ってるからね。えぇポスター目当てです。

 

タオルとスマホとドリンク代だけ持って荷物をコインロッカーに預け、開場から30分後ぐらいに入場。ちょっとゆっくりしすぎた。

当日券が出ていたが、日曜日ということもあってそれなりの埋まり様。クアトロは客の入りが芳しくないと後方席が暗幕で閉じられる事があるが、この日は開放されていた。近くで観られる前方フロアと全体を見渡せる後方席とどっちにしようか迷ったが、前方フロア中央寄りで待機。最終的には自分の後ろにも一列分ほど人が来て、なんだかんだフロアはほぼほぼ満員だった。

 

ほぼ定刻通りに開演。古賀さん、こいちゃん、サポートBa. マーシーさんと順に登場し、最後に鮪。年内ラストワンマンということで音出しから気合い十分。

初っ端から "ないものねだり" を投下してきた。

8年の時を経て先日ついに1億再生を突破した、2010年代前半の邦楽ロックブーム即ちKANA-BOONの時代の始まりの曲。KANA-BOONを「リプレイ」するならオープニングに相応しいと言ったところか。先日のフレデリックが最初から "オドループ" で始めた時に似たものを感じた。

従来なら大サビ前にコールアンドレスポンスがあったこの曲、客に声を出してもらえないこの時代において、鮪は手拍子で参加させる事を提案。落ちサビで少しの間こいちゃんもドラムを止め、観客の手拍子だけでリズムを取りながら歌っていた。「みんな明日からKANA-BOONのドラマ名乗っていいから!」と鮪。

初手観客を巻き込んだ演奏できっちり会場を暖めたところで "盛者必衰の理、お断り" "フルドライブ" とフェス並みのキラーチューンを立て続けに連発。まぁコロナ禍でなければこの時点で汗だくだっただろう。

"盛者必衰の理、お断り" はいつも音源よりちょっと遅いが、ライブではこのBPMで固定なのかな?

"フルドライブ" が原曲通りだったのが新鮮だった。この曲は長らく古賀さんのアレンジでイントロを引き伸ばして引っ張って引っ張って持っていく流れがあったので。

最初のMCでは鮪が他のメンバーを紹介。こいちゃんの時には「みんなと同じ楽器を演奏してます小泉貴裕!」と先の "ないものねだり" で観客を参加させたくだりを回収。サポートのマーシーさんもフルネームでしっかり紹介。

「あなたが聴きたかったKANA-BOONも聴けるかも知れないし、…聴けないかも知れないし笑」とくだけながらも、「バチくそカッコいいKANA-BOONでいきます!」と前置いてMC明け一発目は "ディストラクションビートミュージック"。はい、聴きたかったKANA-BOONです。ここまでマジで4つ打ち裏打ちキラーチューンしかない。鮪が2番Bメロの『ないない これしかないけど』でギター掲げて示したのよかったな。

こいちゃんの入りのドラムで皆が分かった "結晶星" では、イントロに入るまでのギターが初めて聴くアレンジされてた。青白くキラキラした照明も雪の様でよかった。この日くそ寒かったし。

続いて "街色" が始まった時は「おぉっ」と声に出そうになった。カップリング曲ではあるが、思えば復帰一発目の無料ライブでも演ってたし、思い入れのある曲なのかなと思ったり。

と思ってたら次 "ターミナル" で「うおぉぉっっ」と声に出そうになった。多分ちょっと出た。

ターミナル

ターミナル

この日のセトリの中では一番予想してなかったのがこの曲。泉大津フェニックスでワンマンやって "シルエット" 出した全盛期も全盛期の時のアルバム「TIME」の収録曲。今でこそセンター分けの鮪がサビで頭振りすぎて前髪が出来て、「TIME」出した時のあの頃の鮪が垣間見えた笑 照明もいい感じに相まって、ただいまつりの時の輝かしすぎたKANA-BOONを思い出してグッと来た。いや今も輝かしいんですけどね、思い出補正的な話です。俺学生やったし。

あと大サビ前のベースの指の動きすごかった。マーシーさんかっけぇ。

続いて、こいちゃんが入りのドラムで繋いでる間に鮪とマーシーさんが機材を取り替え、"Wake up" へ。ちょっとだけ下げてたな。この曲そんなにキー高いイメージないけど、何か思うところがあったのかな。あと曲終わりに鮪と古賀さんがグータッチしたのよかった。とてもよかった。

鮪が「もういっちょギア上げていきましょ!」と吠え、次は "Torch of Liberty"。OSAKA GENKi PARKで聴いた当時はまだ新曲だったこの曲、しっかり聴き込んで生で観るとめちゃくちゃライブ映えする。この曲の良さは記事一本書いて語ってるんだが、その良さがどストレートに出ていた。良き。

続く "シルエット" はイントロで鮪が「俺たちとあなたの歌です!」と叫ぶ。5周年ツアーで聴いた時は隣の奴が熱唱してて鬱陶しかったので今回はコロナ禍に感謝。笑 大サビ後のコーラス、めしだの声が目立っていたところをマーシーさんが頑張って声張ってた。

MCを挟んで「音楽を好きなあなたへ、"MUSiC" という曲を」とコールされた時は客席から歓声が上がりそうな拍手が聞こえた。8年も前の曲だが、より一層『聞きたくないことばかり聞こえる世界』になっているのが皮肉である。ライブ中だけは『そんなもんは聞こえないようにして』もらった。

次の "まっさら" のイントロで最初にみんなこいちゃんのところに集合したのめちゃくちゃ良かった。めしだが出演した最後のMVにもなったこの曲、疾走感とエモさが共存する。サビ後に声を掠れさせながら吠え続ける鮪がエモすぎた。

ここで真面目というか少し重めのMC。「1人の時間が好きで」「でも孤独がすごく嫌いで」という、孤独についての話をしながら小さく弾くアルペジオで俺は察していたが、そこから入ったのは「ハグルマ」のカップリング曲 "オレンジ"。曲名通りオレンジ色の照明に照らされ、夕焼けの中で聴くような暖かい空間が出来上がっていた。

しかし次は一転「踊り足りてない人はいないですか?」と軽快な "ネリネ" へと繋げる。音源と違ってホーンが無い分古賀さんのギターが映える。マーシーさんもツーステで小躍りしながら指弾きで演奏する姿がかっこよかった。"オレンジ" の雰囲気を跳ね返す様な流れだったなと思ったが、『進め 一人きりでも関係ないさ』『孤独が街灯のライトの中 浮かび上がるけれど』といった歌詞がある事を思うと先のMCとリンクさせた選曲だったのかも知れない。

ネリネ

ネリネ

ここで真面目というかかなり重めのMC。

休養中の生活について。「簡単に人が死んでしまう世の中に絶望して何度も終わらせたくなってしまった」と綴られる当時の心境は大袈裟ではなかったと思う。「待ってくれている皆の事を思うと、まだ向こうには行けないなと思った」と振り返っていたが、本当に音楽を辞めるとかそういうレベルじゃない事態の手前まで来ていたんだなと思わされる。

そこから演奏された最後の "Re:Pray" は感想を言葉にして良いのか分からない程よかった。

明るい曲調なのに、初め聴いた時はめっちゃいいやんと思ったのに、聴こえ方が全く違った。最後、ずっと鳴り止まないアウトロを聴いていた時はただただ呆然と立ち尽くしてしまった。

このバンドにはどこまでも『昨日まで生きていた命だって連れて』いつまでも活動を続けてほしいと願う。

 

 

アンコールでは各々がグッズのTシャツに着替えて再登場。グッズ紹介も一通り実施。

鮪の休養中にメディア対応を担当していた「こがこい」コンビの話に。鮪が帰ってきたから解散かと思いきや、まさかの活動継続らしい笑 ちょけた話も交えながらも、古賀さんがしっかり休養中の活動を振り返って感謝を伝えた。

こいちゃんはむさしのお弁当の話。笑

まぐ「日本の弁当屋さんで一番美味しいよな」
こい「あの唐揚げは太らへんからな」
まぐ「おむすびも太らへんな」
こが「枝豆は?」
まぐ「太らん太らん!あの箱に入ってるもの全部食べても太らんから」
こい「魔法の食べ物やから」

のくだりめっちゃおもろかった笑

そんなゆるいやり取りに続いて、鮪からアルバム制作中とのアナウンス!16曲ぐらい入るらしい。ベストアルバムを出す前からと考えるとシングル曲もかなり溜まっているが、新曲も多そうだ。

そして、そのアルバムから新曲 "メリーゴーランド" を先出し披露。「生きるとか死ぬとかについて考えながら書いた」とのこと。アジカン感の強いルーツを感じるイントロに加えてAメロから早口で捲し立てる、KANA-BOON節全開の曲のだった。

アルバムが楽しみである。来月のファイナルで詳細が発表されるんじゃないかと予想してる。

ラストはこいちゃんのドラムから入り、すっかり締めのアンセムになった "スターマーカー"。昨年、何だかんだで一番好きだった曲。左右に手を振りながら飛び跳ねました。

これで終演。この日はM-1観たかったのでご飯も食べずに直帰しました。錦鯉おめでとう。でも最後に鮪から直帰するようにお願いがあったし、アーティストの意向は最大限尊重する方向で。M-1なくてもダラダラ寄り道することはなかったと思います。

 

以上!

KANA-BOONのライブはフェスもワンマンも含め結構な回数観てるが、今回が一番雰囲気が良かった気がする。セトリやパフォーマンスもそうだが、やはり会場の雰囲気が暖かかった。人気バンドゆえ正直どうしても合唱厨やマナーの悪い層が目立ってしまっていたが、それが今回はいなかった。もちろんコロナ禍だからだが、それでもしっかりルールを守れる人だけが来ているんだなという印象。休養期間を挟んでこのご時世にわざわざ観に行くファンがあんなにいるんです。待たれていた、望まれていたんだなと思う。愛されているバンドだなと思う。勢いがなくなってもベースがいないままでもテレビに出なくなっても聴き続ける。ずっと活動を続けてほしい。

一時停止したKANA-BOON、再生されました。まだまだここから。

では(=゚ω゚)ノ

 

KANA-BOON Re:PLAY TOUR 2021-2022

12/19 広島CLUB QUATTRO

セットリスト

01. ないものねだり
02. 盛者必衰の理、お断り
03. フルドライブ
04. ディストラクションビートミュージック
05. 結晶星
06. 街色
07. ターミナル
08. Wake up
09. Torch of Liberty
10. シルエット
11. MUSiC
12. まっさら
13. オレンジ
14. ネリネ
15. Re:Pray

en1. メリーゴーランド (新曲)
en2. スターマーカー