たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

2024年超個人的ベストソング20

毎年恒例の個人的年間ベストです!

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年々難しくなってきてます、作るの。聴く曲が増えてるからそりゃそうなんだが。自分の楽曲の聴き方、新曲の漁り方も完全にサブスクメインに移行し、本当に色んな曲にリーチするようになりました。そして何よりアイドルに狂いすぎた。2023年は20曲中4組程度だったが、今回は果たしてどうなるか!笑

ランキング付けすることも是非が議論されたりしている昨今ですが、まぁあくまで「超個人的」ベスト20ってことで。基本はYouTubeでのMV視聴回数やサブスクでの再生回数に則った上で、2024年の自分の好みであったり、初めて聴いた時の印象や生活に与えた影響等から総合的に並べました。繰り返すがあくまで「超個人的」ベスト20ってことで。

2023年分はこちら

では早速!

 

 

20位 言の葉に咲く花 / Layn

悲痛に想いを馳せてじっくり聴くも良し、疾走感に任せて沸くも良しの、切なエモさが好みでした。メンバーが順に『君が好き』と歌い繋ぐCメロや『好きだ』を連呼する落ちサビ、感情がどんどん乗っていく感じが良い。改めて「言う」に「葉っぱ」で「言葉」ってすごいよなと思いました。

 

 

19位 雨の魔女 / クジラ夜の街

名前は知っていたものの楽曲は殆ど知らず、詳しくながらに勝手にもっとポップなイメージを持っていたクジラ夜の街。最初のギターリフで「こんな『ザ・邦ロック』みたいな曲もあるんだ!」と面食らった。シンプルにカッコいい。でもBメロとか聴いたことない譜割とメロディラインで『らららら』言うし、程よいひねくれ感がこれぞ邦ロック。

バンド初の100万再生も達成していて、アンセムになっていきそうな1曲。ライブで観たいです。

 

 

18位 サラダボウル / Aooo

イントロの時点で「あっこのバンド絶対好きにならなきゃダメだ」て思った。ギター、ベース、ドラム全部の音がソリッドで際立ってて、その中で存在感を示しスッと刺さってくる石野理子さんの歌声。カッコ良すぎてEPの他の曲全部聴いたよね。全部カッコいい。

『混ざり合うサラダボウル 私を見つけたミュージックで』って、実力者揃いのメンバーが音楽を通して一堂に会した事を表してるのかな。先日のこれバズランキングでもピックアップされたAooo、このメンツで天下とっていきそう。

 

 

17位 君が見てる / grating hunny

もう曲そのものが青春。若さの全てがポジティブな形でアウトプットされてる。サビの順々に上がっていくメロディもクリーンなギターの音もめちゃくちゃ好きだし、思春期の解像度高い歌詞も良い。『6時間目は化学実験』なんて絶対現役生じゃないと書けねぇもん。

落ちサビ辺りから、テンポが所々ちょっとずつ変わってる気がするんだが、意図的なものなのか衝動的なものなのか。あとこんだけ一途に想ってるのに曲名が「君を見てる」じゃなくて "君が見てる" なの最高だよな。

学生による若々しい青い曲は数あれど、これは群を抜いてました。

 

 

16位 私が明日死ぬなら / キタニタツヤ

バズリズムで披露していて知った曲。『冗談で言う「死ね」の言葉 冗談で済んでくれたこと』というフレーズに一発で心を掴まれた。後にMVが公開されたが、アルバム曲だからそれがなければ出会っていなかったかも知れない。

タイトルでは "私" のことを表しているけど、サビでは『約束だよ』と相手に語りかけ、『あなたが明日も生きたら』と言い続ける対比的な構図が感動的。最終的に『私が明日死ぬなら』で始まった曲が『あなたは明日も生きていくんだ 約束だよ』で終わるの、エグい。

 

 

15位 新世紀ヒットパレード / Appare!

制作陣がなんせ強いAppare!へのUNISON SQUARE GARDEN田淵提供曲。あぁ、田淵だなぁ…!ってなる口語的な言葉遣いでアイドルについて歌った歌詞を乗せた、スケール感のある多幸感に溢れたアレンジに少しうるっとしました。『ちゃんと考えろ!ステージにいるのは運営さんじゃないだろ!』ってフレーズ、全アーティストがハッとしないといけない。

 

 

14位 白昼、きみとドロン / ポップしなないで

イントロのシンセの可愛らしい音色、軽快な4つ打ちのリズム、個性溢れる2Aのラップ、これぞポップしなないですぎて中毒性が高い。マジでポップが死んでない。

あと曲終わったと思ったら最後にドラムが締めるところ、ボーカルとドラムの2ピースっていう編成のポしなならではなところあるよなぁと思うなど。

 

 

13位 好きになってもいいですか / ドラマチックレコード

イントロも、構成もメロディも、爽やかな平成感があって好き。アイドルソングにおける自分の好みの傾向が見えてきたなと思った曲。最初から王道な感じが好きだったけど、最後に大サビの『好きになったらダメですか』のメロ替えにやられました。割とかなり気に入ってる。

 

 

12位 正しい夏を降らす / 雨模様のソラリス

正しい夏を降らす

正しい夏を降らす

ライブでは2023年の終盤から披露されていた曲。2月に待望の音源リリースが為された。イントロの超王道メロをなぞるリフがエモくて、生で初めて聴いた時から一発でどハマりしている。

サビの『本気出さないでちょっと待って こっちだってやる気はあって』の駆け上がっていくようなメロディが最高。沸ける。夏ソングなんだけど歌詞に海とか砂浜とか全く出てこない、概念としての「夏」を歌っている感じが雨ソラらしいなと思ったりします。

 

 

11位 サーチライト / airattic

サーチライト

サーチライト

  • airattic
  • J-Pop
  • ¥255

イントロからカッコ良すぎて衝撃受けた。1秒目から「おっ!」ってなった。

歌声も可愛いんだけど力強くて激情的で、サビ後半の『何が待っていようとも』の『が』の半音上げがド性癖。これがゴリゴリのバンドサウンドに乗ってくるってのも好みだし、更に大サビ転調すんだもん。好きすぎる。

ex.フィッシュライフ、多次元制御機構よだかのハヤシさんがメインでソングライティングを手がけていると知ったのも今回がきっかけ。2025年は是非是非ライブを観たい。

 

 

10位 幾億光年 / Omoinotake

紅白も掴んだ大ヒット曲だが、自分も割と気に入ってました。やっぱりサビの印象が強いけど、イントロ無しで始まるAメロとか、からのBメロの転調とかも結構印象的だったんだよな。この流れがあるからこそサビのインパクトが強まってる感じ。聴くたびに鳥肌立ってました。

あと、テレビでは殆ど流れない2番のサビでしか曲名の『幾億』が出てこないのもなんかカッコいいなと思う。

 

 

9位 86 SUMMER FILM / Merry BAD TUNE.

5月頃のリリース当初は知らなかったんだけど、下半期、アイドルフェスに行くに当たって色んなグループを調べてた中で出会って刺さった曲。

好きになるアイドルソングの基準の一つに、「バンドの曲として出会ってても好きになってる」と言うのが個人的にあって。このイントロのギターはまさにそれでした。盛り上がるサマーチューンではなく、夏の暮れに想いを馳せる感じ。今年聴いた夏曲の中で一番エモい。アウトロで最後の最後に出てくる新しいフレーズもホントにもう。

んで結局まだ生で観たことないんだよなバチュン。2025年はどこかで。

 

 

8位 痛いの痛いの飛んでいけ / TOOBOE

『痛いの痛いの飛んでいけ 幸福な貴方に』ってすげぇよ。こんなシンプルで柔らかい表現でこんなに負の感情を纏わせることができるのかと感服。めちゃくちゃネガティブなんだけど言葉遣いや伴奏にどこか子供向けの童話のような要素を感じて、ギャップがエグい。不穏な間奏とかね。

やっぱり映像作品として高すぎる完成度を誇ってるMVも相まっての評価だけど、なんせ楽曲に衝撃を受けました。

 

 

7位 Stardust story / 衛星とカラテア

グループ初期からあるしファンからしたら定番中の定番曲だと思うけど、2024年バージョンとして再録されたしフィジカルリリースもされたので選出させてください。何だかんだめちゃくちゃリピートした。

曲調にしても歌詞にしても、世界観が本当に楽曲とマッチしてるんですよね。星が降るようなイントロとギターのカッティングがカッコよくて煌びやか。サビも爽やかで王道の湧き曲って感じがします。

 

 

6位 生意気ねチェリー / 美味しい曖昧

連続で過去曲選出スマン!笑 2023年の曲だけど、2024年に出たアルバムに入ってるしMVも制作されたのでご容赦。それを差し引いても外せないぐらいには気に入ってました。

美味しい曖昧を初めて観たライブで1曲目に演っていた曲。クラビネットとギターのカッティングから始まり、ブラスアレンジも光るファンキーなサウンドが一発で刺さった。サビのメロディもカッコよくて「あ、このグループ好きになれるわ」って思ったのを覚えている。

 

 

5位 シティーライト、今夜 / TRACK15

フェードインしてくるイントロから始まり、Aメロ、Bメロ、サビ、1曲通してマジでずっとメロディが良い。声も良いというか、この曲調とのマッチングが神がかってて最早神聖・神秘的の域。加えてリバーブのかかったギターだったりサビの裏打ちリズムだったり、開放感も出してくるんだもんな。夜の野外で聴きたすぎる。

2024年はタイアップもつき始めたTRACK15、今年はすごいことになりそう。

 

 

4位 涙ばっかのヒロインさん / bokula.

リピート回数ではトップクラス。春先には出た曲だけど、1年間ずっと好きだった。bokula.特有の半音上げた音の使い方がいつも良メロを生み出している。それでいてただただ聴いてて楽しくノれる。歌詞を一切気にしてないわけではないんだけど、今回挙げる20曲の中では一番ただただ耳触りが良くて聴き続けた楽曲な気がする。

bokula.は2010年代半ばの邦ロックを聴いて育ち、そのエッセンスを万人に届くキャッチーさに昇華して売れたバンドの代表格だと思う。広島補正関係なく好きだし応援してます。

 

 

3位 自由とヒステリー / My Hair is Bad

マイヘアだとメジャー1stの "接吻とフレンド" が大好きなんですけど、個人的にそれに通ずるものがある。イントロは無いが、バスドラム4つ打ちとアルペジオから始まる入りは聴いてて高まる。一曲通してずっとメロも良い、特に2番の『記憶がまた蘇る』からどんどん音階が上がっていくところが好き。ストーリーが展開していくのに呼応する感じ。『好きだからだよ。』で締めてアウトロもない潔さも良い。別れて未練なくスッキリしていると思っているのに、相手を受け入れてしまう、そんな心情が楽曲の構成にも表れていて秀逸。

 

 

2位 つよがるガール feat. もっさ / ぼっちぼろまる

ネガティブをポジティブに変換する機動力が詰め込まれたアッパーな曲。底抜けに明るいんだけど、気分が落ちている時に聴いて泣いてしまった事もある。辛いことがあったからこそ、それをバネに前を向こうとしてるんだけど、まだ立ち直りきれていないから「つよがる」と表現する心情描写、素晴らしすぎる。

音楽的にもサビのメロディだったりイントロとアウトロのベースだったり、個人的にどストライクなポイントも多々。もっさとの掛け合いも最高です。本当に励まされました。

 

 

1位 自分らしさの見つけ方 / 透色ドロップ

自分らしさの見つけ方

自分らしさの見つけ方

  • 透色ドロップ
  • J-Pop
  • ¥204

もう読んでくれてる人も分かってたと思うけどw

2024年は流石に透色ドロップでした。特にこの曲は誇張抜きで日々を救われた。辛いことがあった夜は必ず聴いた。4月にリリースされて、マジで1年間ずっと聴いてた。2024年最後に聴いた曲もこれです。というかこれ聴きながら年越した。

イントロでアップテンポな可愛らしい系かと思いきや、シリアスな面を見せてくるギャップ。Bメロで珍しいソロパートを挟み、そのまま助走を付けるかのように駆け上がった先に来る疾走感のあるサビ。7人のユニゾンがどこまでも響くスケール感が凄いです。落ちサビでは一転してストリングスで一気に切なエモさを出し、振付も含めて楽曲全体のキーとなる『存在証明』が初登場すると共に爆発して大サビへ行く感じがもう鳥肌。アウトロのピアノも美しすぎてほんまに泣きそうになる。透色の定番曲の人気要素全部入ってる。最高。本当に最高。

というわけで2024年の個人的ベストソングは透色ドロップの "自分らしさの見つけ方" でした!!!!!!!

 

 

以上!!!

まとめると以下。

20位 言の葉に咲く花 / Layn
19位 雨の魔女 / クジラ夜の街
18位 サラダボウル / Aooo
17位 君が見てる / grating hunny
16位 私が明日死ぬなら / キタニタツヤ
15位 新世紀ヒットパレード / Appare!
14位 白昼、きみとドロン / ポップしなないで
13位 好きになってもいいですか / ドラマチックレコード
12位 正しい夏を降らす / 雨模様のソラリス
11位 サーチライト / airattic
10位 幾億光年 / Omoinotake
 9位 86 SUMMER FILM / Merry BAD TUNE.
 8位 痛いの痛いの飛んでいけ / TOOBOE
 7位 Stardust story / 衛星とカラテア
 6位 生意気ねチェリー / 美味しい曖昧
 5位 シティーライト、今夜 / TRACK15
 4位 涙ばっかのヒロインさん / bokula.
 3位 自由とヒステリー / My Hair is Bad
 2位 つよがるガール feat. もっさ / ぼっちぼろまる

 1位 自分らしさの見つけ方 / 透色ドロップ

 

アイドル9組!!まだ過半数超えんかった!!笑

1位が透色なのはもう自分でも9月頃からほぼ分かってたけど、その他にもアイドルが席巻するかと思ったが、上位はバンド系が入ってきましたね。初めて聴いた時のインパクトが凄かったり、聴いている中でどんどんハマってリピートしていったり、色んな視点での「好き」があるが、今回はこんな感じになりました。あと、1位が非MV曲というのは初めてだな。我ながらサブスクの影響が色濃く出ていると思います。

既にライブでも聴いている曲、生ではまだ聴いたことが無い曲、様々。将又そもそもそのアーティストのライブを観たことがないケースも。この感じは例年通りですかね。

2024年はバンド界隈、アイドル界隈問わずフォロワーさんとの交流も充実してたように思います。新しい人との出会い、新しい音楽との出会い、どちらも大切にしていきたいし、連動するものであるとより嬉しいですよね。

皆さんのベストソングもまた教えてください!改めて、2025年もよろしくお願いします!

では(=゚ω゚)ノ

2024年12月超個人的ベスト楽曲10選

あけましておめでとうございます!毎月恒例のやつ、2024年ラスト12月分!年越しちゃったどころか3日になってもうた!

12月は正直あんまり掘ってないです。笑 流石に透色ドロップに捧げてました。ブログ8本書いたけど5本透色関係() 勿論2025年も推していく所存ですけれども。

そんな感じなのでリピートしたって感じの曲はあんまりないんだけど、初見で気に入ったものを10曲。なんか絞り出した感があるけど、では早速。

 

 

銃電中 / Chevon

銃電中

銃電中

  • Chevon
  • J-Pop
  • ¥255

シンプルにカッコいい。イントロのカッティングとスラップもカッコいい。茉優さんの歌声、ほんま楽曲によって違う、更に1曲の中でも変わるから凄い。

 

 

あいっ! / ハク。

ハク。らしい粒だったギターのサウンドに、可愛らしい楽曲と歌声。タイアップも相まってまんまとファミリー層に刺さってるのすごい。

 

 

Bスタジオ / レトロマイガール!!

『たった3つの音だけでバンドになるんじゃん』って歌詞、めちゃくちゃ良い。こんなにピュアにバンドとの出会いの感動を詰め込んだ曲ない。どうかそのままでいて。

 

 

生レバ / クリープハイプ

サビ(?)マジで何言ってるか分かんないけど何とでも聴こえる不思議。めちゃくちゃ考察がありそうだけど全く中身無さそうにも思える、かっこよさと遊び心の両方があってクリープハイプらしさが光る1曲。

 

 

かけがえない / Arakezuri

かけがえない

かけがえない

  • Arakezuri
  • ロック
  • ¥255

持ち前のまっすぐなメッセージ性が現れている前向きな曲だなと。オケもこれぞ邦ロックって感じ。大サビでファルセットにせず地声で歌い切るところもグッときます。

 

 

2009 / パスピエ

2009

2009

おしゃれ…おっしゃれぇ…イントロのシティポップ感溢れるピアノの軽快さに心が洗われる。

当然ながら西暦2009年の事なんだけど『2009年後』って表現も出てきて発想のぶっ飛びっぷりに脱帽する。

 

 

OVER&OVER / I MY ME MINE

OVER&OVER

OVER&OVER

  • I MY ME MINE
  • J-Pop
  • ¥204

アッパーなアイドルソングでも丸サ進行のイントロって耳に残るんだなと。新鮮で印象に残りました。

あとこのシングルのカップリングにグループのSEが収録されてるの良い。全アイドルやって。

 

 

光線 / AIRCRAFT

懐かしさを感じるポップなメロディと、Ba. 田中優衣さんがほぼソロというぐらい珍しくメイン張って貫く、開放感があって快活なボーカルが素敵。いい声してるなぁ。

 

 

アイオライト / Omoinotake

あ、オモタケこれ髭男ルート行くな、と思った。つか歌詞の言葉遣いや、美しい高音、メロディの構成、随所に良い意味で髭男のエッセンスを感じる。アルバム買お。

 

 

わたし勝手なキューピッド / なみだ色の消しごむ

アルバムのトレーラーで聴いた時からポップでキャッチーで良いなと思ってたけど、まさかのぼっちぼろまる提供!ノリが良くて聴いてて楽しい。

なみけし、2025年はもっと観ていきたいなー。

 

 

以上!

2024年の年間個人的ベストも鋭意選定中。今回も何とかバズリズムとエイトジャムのランキング企画までには出したいぜ!笑 まぁ今回はだいぶアイドルに傾いてるから被ることはないと思うがw

そんなわけで、2025年もよろしくお願いします!

では(=゚ω゚)ノ

初めての卒業公演が透色ドロップの見並里穂でよかった

透色ドロップ見並里穂さんの卒業公演に行ってきました!

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2024年の音楽生活を彩ってくれ、1年間本気で推し続けた透色ドロップ。その唯一残る初期メンバーの見並里穂さんの卒業公演。先日の記事の通り本当に今年の自分は透色ドロップと共にあったので、年末だろうが東京だろうが行かない選択肢はなかった。

会場は白金高輪SELENE b2。

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アイドルを観始めてから見かけるようになった名前。オタクならよくお世話になってる会場だと思うが、ここに来て初めてお邪魔しました。通路にも里穂ちゃんのこれまでの写真が張り出されていて、まさに歩んできた軌跡が綴られているようだった。ご家族からのフラワースタンドも凄かったなぁ。

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つか、話には聞いていたが電波クソ悪い笑 透色Wi-Fiさまさま。

前特典会から行きました。前日販売の電子チケットでは、前特典会と終演後特典会とでそれぞれ全メンバー合わせて1人1枚までの制限があったので、どちらも里穂ちゃんのを買っていた。当日には里穂ちゃん以外は早々に解放されたので、紙で買ったり電子で買ったり。

終演後特典会と合わせて、里穂ちゃんとは3枚、他の5人とは2枚ずつ。全員からきゅるるんぴとだおを回収しました笑 終演後特典会の方でまとめて書こ。

近くの喫茶店で時間を潰してたけど、透色勢だろうなって団体がいたわ笑 あと店員のおばちゃんも今からアイドルのライブに行くって分かってらした笑 やっぱりセレネのお客さんよく来るらしい。ハンバーグとパフェ美味しかったです。笑


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フロアに入るとスクリーンには公演タイトル『私が歩んできた人生(みち)』がキラキラした映像をバックに映し出されていた。後方には、ファンの方が用意したというバックドロップが。本当に愛に溢れている。

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ライブはほぼ定刻に開演。前半から初期メンバー時代の衣装で登場した。もはや自分は懐かしいと思うこともできない最初期。

卒業公演が始まった。自分含め沢山の緑色のサイリウム。メンバーとファンの、全員で笑顔で送り出そうという想いが溢れた空間。その中でパフォーマンスする全ての曲が、里穂ちゃんにとって最後になる。そんな事を考えていたら1曲目の "君色クラゲ" から泣いてしまった笑

君色クラゲ

君色クラゲ

  • 透色ドロップ
  • J-Pop
  • ¥204

もう分かりすぎてるんだよ。よりによって『透色』って歌詞に入ってる曲から始めるとか。初っ端ちゃんと里穂ちゃんのパートから始まるし。そしてそこに向けられる緑一面のサイリウムとコールが暖かすぎるんだよ。泣くって。落ちサビ前の「透色ドロップがいっちゃん好きー!」のコールも、里穂ちゃんの名前に替えてる声が沢山あって、本当に愛に溢れていた。

最高のオープニングを切ったかと思えば、"ぐるぐるカタツムリ" でキュートに振り切りつつ、自己紹介と意気込みを述べるMCを挟んだ後は "桃郷事変" で一気に盛り上げたりと、卒業公演ではありながら楽曲の幅広さを改めて魅せ付けるセットリスト。そしてやっぱり初期曲が多く、初期メンバーの里穂ちゃんのラストパフォーマンスに相応しすぎる。

"ぐるぐるカタツムリ"、普通にレアだから聴けたの嬉しかったな。里穂ちゃんの『「これって好きってこと?」』には歓声が上がった。それに向けての奏音ちゃんの「里穂ちゃんのあのセリフ聞きたいよね!?」みたいな煽りにも愛を感じた。ちょっとイジり要素あって笑 2番のこはのセリフアレンジもほっこりしたなー。

ぐるぐるカタツムリ

ぐるぐるカタツムリ

  • 透色ドロップ
  • J-Pop
  • ¥153

初期曲が多いって言ったけど、何なら今年リリースの曲がなかった。透色ドロップとしての年内ラストライブではあるけど、卒業公演というところにフォーカスしたセトリ。一番新しいので "最愛" だったな。始まりの里穂ちゃんとなじちゃんが抱き合うフォーメーション、ここ数回は観るたびに気持ちがこもってて毎回感動してたんだが、この日なじちゃんがめちゃ里穂ちゃんの背中さすったのヤバかった…

"だけど夏なんて嫌いで" も、今年何回ライブで感動させられたか。色んな大きなステージでのだけ夏を思い出しながら、大サビの「ラースートー!」はもう魂の叫びでした。里穂ちゃんの煽りに続いて声出すのも、これが最後かぁ。

MCでは各メンバーが里穂ちゃんとの思い出を語っていった。美空ちゃんのビジネス不仲トークだったり、こはのご飯奢ってもらうエピソードだったり、やっぱりネタ枠になっちゃう里穂ネキ。そんな親しみやすさも、最年長初期メンバーという肩書きやポジションが枷にならずメンバーから愛され続けた理由の一つだなと思いながら聞いていました。

MCを挟んだタイミングで衣装チェンジ。後半のブロックは卒業公演のフライヤーにも写っている、正真正銘の初代衣装。いよいよ終わりが近づいてきている。

"孤独とタイヨウ" "≒" そして "衝動" と、シリアスな楽曲が続いた。いずれも2021年以前の楽曲で、"孤独とタイヨウ" と "≒" は普通にレアだ。"衝動" も、大サビ前の『『この気持ちの名前は』』が里穂ちゃん1人になってるのがグッと来た。元々の音源は里穂ちゃん1人だけど、今年制作されたMVでは奏音ちゃんとの2人。でも、ここに来て里穂ちゃん1人で演るというのがまた良い。

衝動

衝動

  • 透色ドロップ
  • J-Pop
  • ¥204

ここで他のメンバーが一時退場し、ステージに1人になった里穂ちゃんが手紙を読み上げた。この内容はここに残すのは野暮だなと思ってやるつもりなかったけど、里穂ちゃんが後で公開したのでそちらを。

ここでは特に感極まったりすることは無く淡々と読み進めたので、自分も落ち着いて聞いていたのだが、問題はその後だ。一旦捌けていたメンバーが再登場し、里穂ちゃんが次の曲名をゆっくりと綴った。

"君が描く未来予想図に僕が居なくても"。

君が描く未来予想図に僕が居なくても

君が描く未来予想図に僕が居なくても

  • 透色ドロップ
  • J-Pop
  • ¥204

タイトルコールの瞬間に「あかんって…」て声出そうになった() 天を仰ぎました。イントロのピアノが鳴り始めた途端に涙が止まらなくなった。ライブで泣くことはこれまで何度もあったけど、所謂「涙で滲んで前が見えない」に本当になったのは初めてでした。

そのまま続いた最後の曲 "やさしさのバトン" まで、ずっと泣きっぱなし。いや、正直言うと "やさしさのバトン" は予想していたというか、あとツアーの熊本を思い出してましたね。そう言えばあの時はこっちで天仰いで涙流してたな笑

"やさしさのバトン" が終わり、挨拶をしてライブが終了。メンバーが退場した後、スクリーンにエンディング映像が流れた。「透色ドロップ、グループ最年長、見並里穂です!」の自己紹介の声から始まった、これまでの里穂ちゃんとメンバーの写真が "君が描く未来予想図に僕が居なくても" に合わせて順に映し出される映像。泣かせにきすぎ。えぇちゃんと泣きましたよ。現メンバーは勿論のこと、卒業したメンバーとの写真も沢山出てきた。自分が推し始めてから初めての卒業メンバーだった才川水綺さんとの2ショットにはもうダメでした。最後の初期メンバーとして、一番沢山のメンバーを見送ってきた里穂ちゃん。全員との想い出が「歩んできた人生(みち)」になってるんだなと改めて思うエンディングでした。未来予想図、多分しばらく普通に聴くだけで泣く。元々好きだったけど、一層大切な曲になりました。

映像が終わると、前特典会で着ていた卒業公演Tシャツ姿に着替えたメンバーが再登場してアンコールが始まった。

本編がシリアスな楽曲やエモい系の楽曲で終わった分、こちらは "きみは六等星" "ネバーランドじゃない" そして "君と夢と桜と恋と" と、アップテンポな楽曲が並んだ。しかし、近づいてくる終わりに感極まるメンバーもちらほら。"きみは六等星" の間奏、美空ちゃんが六芒星から飛び出てくるフォーメーションのところで、涙目になりながら「今日は私じゃねぇだろ…」みたいな苦笑いだったのちょっと面白かった笑

"君と夢と桜と恋と"、2番のサビで振り付けを踊らずに皆で肩抱き合って歌ってたのエモすぎたな。皆で里穂ちゃんを支えながら送り出そうとしてる感じ。これぞフィナーレ。本当にこのグループを好きでよかったよ。

里穂ちゃんが透色ドロップとして最後にパフォーマンスしたのがこの曲か。最高。最高だ。

最後の最後に、メンバーから花束と色紙が渡された。里穂ちゃんには知らされていなかった模様。色紙には過去メンバーからもメッセージが送られていたそうで、成海千尋さん、橘花みなみさん、花咲りんかさんの名前が出て「おぉ、これはエモいなぁ」と思っていたが、里穂ちゃんの「水綺もいる!」でまた泣いてしまった。さいかわ、元気なんだ。よかった。里穂ちゃんの卒業と直接は関係ないけど、自分も何度も話しに行っていたから、やっぱりちょっと過去の卒業メンバーとは思い入れが違った。俺さいかわのことめっちゃ好きだったんだな。

本当に、全員の全方位に向けた愛を感じました。日々どこかで、アイドルの卒業やバンドの解散・休止が告げられ、毎日のようにどこかで卒業公演やラストライブが為される世の中。そんな中で自分は卒業公演というものを観るのが初めてだったけど、どのグループにも負けない、愛に溢れた素敵な卒業公演だったんだろうなと思いました。本当にお疲れ様でした!

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終演後特典会は、里穂ちゃん以外のメンバーは普通に電子でも紙でもチケットが買えたので、先に撮りに行った。里穂ちゃんは電子を1枚確保していたけど、上限解放されてからもう1枚買って2枚出しで話しに行きたかったから、様子見してた。後、まぁ、やっぱり最後に話すのが里穂ちゃんがよかったし。

美空ちゃんには「きゅるるんぴってウインクもしないといけないらしいよ」て言われた笑 「里穂ちゃんに言われたことあって、『うっせえ』って返した」つってて笑ったw ビジネス不仲エピソード、ほんまおもろい。前特典会でこの話したから、MCでの想い出トークでビジネス不仲回収されたの笑っちゃったんよ笑

思い出って難しいよねーって話したけど、以前2人でユニット曲を披露したことがあると聞いた。自分が知ってるユニット披露はバスラツアーのやつだけだな。また演ってほしいけど、今の体制ではもう無い…かもな…

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こはは、前特典会では例のあまねさんの話に笑 ツアーの名古屋で初めましてできて以来もうここではあんまり触れるつもり無いんだけど、現場で会ったら普通に話させてもらう仲になってるんで…笑

終演後特典会では、やっぱり里穂ちゃんの列が行列やばいって話から、他のグループだとオールナイトの特典会とかあるよねって話に。透色は深夜のSNS活動は1時までって門限があるから勿論そんな特典会は無いわけだが、個人的にはそこも透色が好きな理由の一つとしてあって。メンバーも絶対しんどいやん…

節度を持ってって言いかけたけど他のグループが節度ないみたいになるから留まった笑

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まろんに至っては終演後の特典会、あまねさんと前後でかまろん列に並んでたからなw

前特典会の時に、先日のブログ読んでくれたこと言ってくれた。いいねはしてくれるけどマジで全部読んでくれてるの、嬉しいなぁ。特に先日のやつなんかクソ長かったのに… 「ポロポロ泣いたよ」「思う事を全部具現化してくれた」って。前世があるかまろんだから一層分かるところもあったりするのかな?結構逆張って身も蓋も無い事も書いたりしたけど、想いが伝わったならよかった。

あっかまろんもちゃんときゅるるんぴウインクしてる笑

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なじちゃんは前特典会、紙のチェキ券枯れてて焦った。電子では取れたけど。「人気者め!」って言ってみたら「買った人が皆ぶわぁーってばら撒いたんかな」って笑 そんな奴おらんやろw 拾い集めて回すわ←

前特典会ではきゃいきゃい言うてたけど、終演後特典会ではもう2人でライブの余韻に浸りましたね。「曲が良いよね…!」て笑 なじちゃんいっちゃん泣いてたもんなぁ。感情が素直に出てくるなじちゃん、素敵だよ。最後に良いお年をって言えてよかった!

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奏音ちゃんはTシャツの話に。今回の卒業公演のTシャツのイラストも奏音ちゃん作。マジでデザインで仕事取れるよ貴方。

自分は前特典会の時にはそのTシャツではなくアットジャムの時にサインを貰ったUP-TコラボTシャツを着てた。里穂ちゃんにサインもらったからちょうど着て卒業公演観ようと思ってたんだけど、「あぁそうか卒業公演Tシャツ出るんか」てなったんよな笑

ちなみにその時、里穂ちゃんが書くところに一緒にTシャツ押さえてくれてたのが奏音ちゃん。「あの時暇だった」て言われた笑 ごめんやん笑

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そして里穂ちゃん。前特典会では、普通に「来たよ〜!」って。この年末年始、卒業公演に来るために広島↔︎品川で往復の新幹線取って、実家には途中下車扱いで寄ってるんで笑 今回のこれがメインって言ったら「帰省もメインだろ」て冷静にツッコまれた笑

そんなわちゃわちゃもあったけど、終演後特典会ではやっぱり真面目に感謝を伝えました。嬉しかったのが、「レポ楽しみにしてるよ」って言ってくれたこと。読んでたんかい!!!笑 ありがとうね。始めた時からずっと自己満足でやってる事だけど、想いを伝える手段の一つになってたならよかったです。

上限解放を待って、2枚貯めてから行って正解だった。最後に沢山話せてよかったです。きゅるるんぴ納め、だお納めありがとう!笑

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終わってからもフォロワーさん達と沢山お話しさせてもらった。帰路に着くまでずっと楽しかった。何度でも言うけど新しい自分の居場所になってます。透色ドロップの現場が本当に好きだ。2024年のアイドル納めがここでよかったです。皆さんありがとうございました!

 

以上!

改めて、見並里穂さん、そしてメンバーや運営の皆さんもお疲れ様でした。卒業公演というものを見届けるのが人生で初めてだったけど、ここでよかったなと思える素敵な公演でした。良いグループ、良いメンバー、そして良いチームだなと思った。

透色ドロップは11月に才川水綺さんが卒業しており、次の3月に2期生の天川美空さん、瀬川奏音さん、佐倉なぎさんが卒業する。時期こそ違うものの、計5人の卒業のアナウンスは一斉に発表された。卒業は全員がいつか迎えるものだとしても、やっぱり複数人が一挙に抜けるとグループの存続としては危ぶまれる。周囲からも望まない意見や心無い憶測が投げかけられる可能性もある(自分も初めは邪推してしまった部分があった)。それはどのグループも同じはず。

でも、透色に関しては全部メンバーやファンの事を想ってこの形を取ったんだなというのが分かる。身も蓋も無い話だが、初期メンバーの見並さんを早々に送り出して新メンバーを入れて活動してしまっておけば、その後2期が一気に抜けるとしても3人だ。7人中過半数超えない。でもきっと見並さん本人の希望でこの体制をここまで続けたんだろうし、スタッフさんもその想いを汲んだんだろう。元々もっと早い段階で卒業が決まっていたのをここまで延期したというのは公表しているし、そのおかげでアットジャムのメインステージや熊本の凱旋公演も叶える事ができた。何より、手術が必要という現実と向き合って、薬も飲んで、活動も一部制限して、それでも透色ドロップを続けたい、守りたいという想いを尊重してくれる透色チーム、素敵どころの話じゃない。ここまで続けてくれて、続けさせてくれて、感謝の気持ちしか無いです。2024年、一番推したグループが透色ドロップでよかったです。

 

そして最後に見並里穂さんへ。約5年間、本当にお疲れ様でした。

里穂ちゃんがいたから透色ドロップにハマりました。終演後特典会でも言ったけど、昨年透色ドロップのライブに初めて行って、一番最初にチェキを撮りに行ったのが里穂ちゃんでした。YouTubeを観て面白い人だなと思ったし、喋りも達者で空気作りも上手い。それはライブでもMCを観ていて思ったし、原稿や台本もあったと思うんだけど話し方が自然で、場を回すのも上手で。グループの中での立ち回りが器用で人間が完成してるなぁとずっと思ってたし、その人柄に惚れる人は多かったと思う。誇張無しに、透色ドロップというグループへの入り口の一つを担っていた人だったと思います。人を惹きつける力が、現場に呼ぶ力が、貴方にはありました。その親しみやすいキャラゆえに、メンバーやファンからもイジられたりネタにされたりする事も多かったと思うけど、純度100%の愛とリスペクトから来るものなのが分かるんだよな。

特典会で話した内容もびっくりするぐらい覚えてくれてて、いつも話すのが楽しかった。全国ツアー前は月1ぐらいでしか会いに行けてなかったのに、それを感じさせないやり取りで楽しい時間を過ごさせてくれた。広島から行ってるから毎回遠征だったわけだけど、気遣いも丁寧にしてくれましたね。

里穂ちゃんが居なくなる透色ドロップがどんな感じなのか、ライブもYouTubeもまだあんまり想像がつかない。あ、ライブに関しては活動制限のために不在の事があったと思うけど自分は平日に観た事がないので() でも、里穂ちゃんが遺したものがずっと受け継がれて透色ドロップはもっと素敵なグループになっていくんだろうなと思います。受け継ぐと言えばきゅるるんぴの後継者楽しみにしてるよ笑

まずは腰の治療、頑張ってください。そして、願わくばいつかまた人前に出てきてくれたらいいなと思っています。透色ドロップとして皆の前に現れることは無くても、また芸能活動はしてくれたら嬉しいけど、それでなくとも普通の社会人として沢山の人と関わっていってほしいな。どんな環境でも周囲の人を笑顔にして、色んな人の支えになる、そんな存在でいるんだろうなと思います。

里穂ちゃんならこれからの人生も絶対輝くものになります。幸せになってください。今までありがとう!

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以上、2024年最後の更新でした!ギリギリ滑り込んだー!笑 読んでくださってる皆さん、今年もありがとうございました!2025年もよろしくお願いします!

きゅるるんぴ(=゚ω゚)ノ

 

透色ドロップ 見並里穂 卒業公演『私が歩んできた人生(みち)』

2024.12.29. 白金高輪SELENE b2

セットリスト

01. 君色クラゲ
02. ぐるぐるカタツムリ
03. 桃郷事変
04. 最愛
05. だけど夏なんて嫌いで
06. 孤独とタイヨウ
07. ≒
08. 衝動
09. 君が描く未来予想図に僕が居なくても
10.やさしさのバトン

en1. きみは六等星
en2. ネバーランドじゃない
en3. 君と夢と桜と恋と

透色ドロップと僕の2024年

社会人になってから始めたこのブログで毎年楽曲ランキングをやっているような感じで、 学生時代は「今年一番ハマったバンド」みたいなものが自分の中であった。ブログをやっていなかったので本当に自分の中で「今年はこのバンドだったな」みたいに思うだけ。Twitterでは挙げてたかな?

ちなみに2015年はSuck a Stew Dry、2016年はパスピエ、2017年はLAMP IN TERRENです。時代を感じすぎる。でも何故か2018年はBIGMAMAです。

いつからかバンドに限らず色んなアーティストを雑多に聴くようになった。バンドもサーキットイベントでインディーズを漁るようになり、特にここ数年はアイドルにも本格的に手を出した。サブスクを使い始めて楽曲単位で気にいるものも多くなり、広く浅く聴いてライブに行くようになったので、「今年はこのグループの年だったな」「一番ハマったのはこれだったな」というのが何となくあまりなくなっていた。

しかし、今年は迷いがなかった。自分にとって、2024年は間違いなく透色ドロップの年だった。

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昨年出会い、初めてライブに行った7人組アイドルグループ。YouTubeで見つけて、楽曲は勿論のこと、配信コンテンツ「透色ってなにいろ?」から垣間見えるメンバーの人柄やキャラクターも好きになり、足を運んだのがもう1年以上前のこと。

アイドルはこれまでも色々聴いて、観て、推してきたが、我ながら今回は熱量が違った。結果的にだが。人生で一番現場に行ったアーティストになりました。ここまで好きになれたグループは初めてだった。冗談抜きで、触れない日がなかったんじゃないかな。

2024年、色んな曲を聴いて色んなライブに行ったけど、やっぱり今年の振り返りは透色無しでは語れない。透色が占めるところはあまりにも大きい。そんな2024年を、月別に振り返ってみようと思う。

後、最後にまぁ、色々思うところを。

 

YouTubeで似たような動画が上がったけど、それに影響されたわけじゃないです!先月の時点で書き始めてました!笑

では1月から順に。

 

1月

私服特典会からのプロモーション公演という、2日間の大阪遠征が今年の初現場でした。透色どころか2024年の初ライブでした。いや、初ライブで言うと私服特典会の後そのまま行ったTOMOOか。笑

プロモーション公演後の特典会で初めて、全員とチェキ撮ったんだったな。それまではかまろん、なじちゃん、里穂ちゃんのところにしか行ってなかった。さいかわに「たなさと…たなからさともちさん?」て言われたのインパクトありすぎたよ笑

今思うと本当に透色ドロップで始まった1年だったんだなと思う。

 

2月

ライブはメイビーME主催の対バンの1本だけか。マジで透色の為だけに行ったなw 対バンで観るのが初めてだった。色んなグループのファンがいる中で頑張る透色を観て感動した思い出。この時には既にグループとして応援したい存在になってたんだなと。

この時のレポ読み返したら「いつかドルフェスの大きなステージで演ってんのとか観たら全然泣くところじゃない場面でも泣きそう」て書いてました。まさかその後、年内にあれほどの大きなステージに立つ姿を観られるとはね。

また、2月にも大阪遠征があったけど、プロモーション公演は行けず、翌日の私服特典会にだけ行った。この時にはもう完全に特典会というものに味しめてますね。平気で全員と撮りたいと思うようになってました。

 

3月

現場には行ってない。1年の中では一番の在宅期間だったんじゃなかろか。ひたすら曲聴いたり、なにいろの過去回遡ったりしてましたね。

グループとしても4月の単独に向けて準備したりプロモーションを頑張ってた時期だったんじゃないかな。

うん、マジで書くことない笑

 

4月

4月も現場には行ってないけど、主催対バンの「透色優色」を配信で観た思い出。単独公演「花の便りの儚さ」の日はbokula.主催のASOVIVA FES.に行ってたけど、転換中にYouTube開いて配信覗いてたな笑

自分の中で印象に残ってるのが、"君は花便り" のMVを観て、新衣装に「おっ!」て思ったこと。今までアイドルを観ていても衣装とかにここまで注目したことって無くて、透色が最推しになってるんだなぁと改めて自覚した覚えがある。後のアットジャムメインステージ争奪戦もこの衣装だったのもあって、個人的に気に入ってる衣装のひとつです。

 

5月

はい、そのメインステージ争奪戦。やっぱりここはターニングポイントだったと思う。アイドルのそういう賞レースとか全然知らなかったけど、決起集会を観て本気で応援したくなったんだよな。今まで手を出した事なかったSHOWROOMのポイント稼ぎにも出来る範囲で手を尽くして、決勝ライブも配信投票に協力してくれる人を職場で募ったりした。

何なら決起集会だって、別のライブを観に元々東京に行こうと思ってたところに後からたまたま入ってきて行った経緯。でも、結果的にこのグループの為に自分も力になりたいって本気で思えたし、透色はそう思わせてくれた。今でもあの決勝ライブの事は思い出すと鳥肌が立つし泣きそうになる。本当に、力になれてよかったです。好きになったばかりのタイミングでこの機会があった縁は、ずっと大切にしたい。

あと優勝した翌日に "きっと夏のせいだ" のMV公開した運営ほんまに天才やと思います。

 

6月

現場はバスラツアーの大阪ぐらいか。あとその翌日の私服特典会。過去衣装だったりユニット曲パートだったり、レアな見所が多いライブだったな。あ、あと私服特典会の時に初めてフォロワーさんとお話させていただく機会があった。現場で話せる仲間が出来たの、バンド界隈でもそんなに多くないから嬉しかったです。

争奪戦優勝してから初めての現場だったが、思えばそれでもまだ大阪しか行ってないんだよな。後の秋ツアーを考えるとまだまだだな笑 今振り返ると月1だと少なく感じるけど下半期が濃すぎただけです笑

 

7月

7月もライブは行ってないんだよな。高校の友達の結婚式で関東に行ったタイミングで私服特典会があったからそれだけ行ったな。ちなみにこの友達も奥さん共々ドルオタで、披露宴の場内BGMもアイドルソングがたくさん。"君と夢と桜と恋と" をチョイスしてくれてて嬉しかったな。透色のことも俺より先に知ってたし。

この時の思い出で覚えてるのは、友達の結婚式で久々に会った後輩もドルオタで、初期の透色の現場に行ってたという話になったこと。リアコミュの知人と透色の話で盛り上がれるの本当に嬉しかったな。

 

8月

やっぱりTIFでしょう。3日間のうちの最終日だけだったけど、人生で初めての大型ドルフェス。普通に色んなグループを1日で観られて充実してた。透色がコラボステージに出演したってのもデカかったな。大きな見どころの一つだった。衛星とカラテア、ドラマチックレコード、Ringwanderungのメンバーと一緒に頑張る透色のみんなに感動しました。あと何気に、野外で観たのは今でもここだけなんだよな。

TIFが濃すぎて記憶薄れてるけどお盆に大阪遠征もありましたね。帰省中に行けるので発表された時は嬉しかった。もう当たり前に行くようになってたな。

 

9月

間違いなく人生で一番濃い9月だったと思う。毎週遠征してましたね。

透色の秋全国ツアーでは、初現場と同じ会場で1年前の思い出が蘇った岡山や、前特典会というものに初めて参戦した福岡も楽しかったけど、やっぱり一番思い出に残ってるのは熊本だな。見並さんの初凱旋公演というのも勿論のこと、新幹線が運転見合わせになって一度は諦めたけど何とか無理矢理辿り着いたこと、同じビル内のもう一つの会場であったバンドのライブと2回しして爆速で日帰りしたこと。あの日は本当に自分の中で伝説だ。行ってよかった。

そして勿論、@JAM EXPO。3日間とも楽しかったけど、やっぱり皆で勝ち取ったストロベリーステージのパフォーマンスはあまりにも圧巻だった。大きなステージで輝く透色ドロップには涙が止まらなかった。人生でこんだけライブに行きまくってる自分が、初めて参戦した横浜アリーナが初めてのアトジャでよかった。

透色以外にもバンドでめちゃくちゃライブ行ってるんよな。繰り返すが、間違いなく人生で一番濃い9月だったと思う。

 

10月

引き続き全国ツアー。大阪名古屋に行きました。大阪は奈良県出身のかまろんの地元トークもあって、個人的には凱旋公演の気持ちになった。来年の全国ツアーでは是非是非リアル奈良に来てもらいたいですね。

あと、大阪は "誰かのために" の初披露だったな。この後の11月のファイナルでの "Irregular" もそうだけど、新曲の初披露を見届けられるって良いなと、そして見届けたい存在になってるんだなと思いましたね。

誰かのために

誰かのために

  • 透色ドロップ
  • J-Pop
  • ¥204

 

11月

現場はツアーファイナル1本だけだったけど、その1本が本当に素晴らしかった。透色ドロップ初のZeppワンマン。パフォーマンスもMCも演出もアンコールも最高だったな。

バスラツアーでは、ファイナル全然頭になかったというか、大阪行けたら十分、大阪あってありがとうぐらいにしか思ってなかった。それが半年後にはこうですよ笑 バンドでもツアーファイナルってなかなか見届けた実績ないと思うんだけど、やっぱり今の自分にとっては逃せないものだった。翌日は有休取る覚悟でいたけど、たまたま東京の出張が入ったのも奇跡だったな笑

後はツアー全体を通してそうなんだけど色んなファンの方との出会いがありました。あぁ、仲間がいる、オタクしてる、って思った。自分の新しい居場所が生まれた気がした。皆さん、ありがとうございました。

 

12月

現在進行形ですけども。個人公約イベントすきいろクリスマス、前年度までだったら参戦していなかったであろう現場に行ったな。すきいろクリスマスは初の大阪というのもあったけど。個人公約イベントとか言ってしまえばただの特典会なのに行ったもんな。ファンの皆さんとの飲み会にも参加させていただいて、より一層充実した時間・空間を過ごす事ができました。ありがとうございました。

 

現時点で、単独、対バン、特典会、併せて年間21本。他の追随を許さない勢いです。全通勢からしたら少ないかも知れないが、バンドでも10回以上観たことがあるのは数える程しかない自分にとっては異常な値である。というかバンドでも元々広く浅くライブを観る感じだったから、ここまで単独のグループに通ったのは人生初だったな。人生で一番ライブに行った回数が多かったのはKANA-BOONだったけど、優に抜きました笑

改めて、メンバーともたくさん話せてよかった。現場で話せる人もSNSでやり取りする人もたくさんできた。本当に楽しかった。透色ドロップが彩ってくれた1年間だった。本当にありがとうございました。

 

 

 

そんな透色ドロップから、天川美空さん、才川水綺さん、佐倉なぎさん、瀬川奏音さん、見並里穂さんが卒業する。

ここから一部、発表当初の自分の思いとしてネガティブな内容も含みます。不快な思いをされたらごめんなさい。

アナウンスはツアーファイナルの3日後の11月27日に公式から発された。昨日でちょうど1ヶ月。今でも覚えてる。仕事が終わって、会社のお偉いさん達との懇親会に向かう途中だった。7月に会った後輩からLINEが来ていて、公式を見るより先にそっちで知らせを知った。懇親会、何喋って何食べたか全然覚えてないです。

当然ながらショックなのはショックです。アイドルは寿命が短い職業。卒業がいつ来てもおかしくないと覚悟はしていたが、とは言えすきいろクリスマスの規模拡大やサポーターシップの開始も発表して、まだまだこれからなんだって思ったところからここまでになるとは想像していなかった。

見並さんに限っては、遠くない未来だと思っていた。例年より早い時期にオーディションやってたみたいだし、8人以上になるイメージもあんまりなかったから、誰か抜けるんだろうなと考えた時に一番近いと思ったのは1期生で腰のこともある見並さんだ。覚悟はしていた。

ただ、2期生も全員卒業、更に才川さんが当日付で卒業、というのは流石に痛い。何となく2期生はまだまだ居てくれる気でいたんだよな。本当に何となく。同期加入の3人が揃って抜けるのは、正直マネジメント契約の都合的なところ、いわゆる大人の事情があるのかなとか最初は思った。いや、少なからずあるとは思う。斜構ですまん。

で、このタイミングで1期2期が全員卒業することを考えると、3期4期と新メンバーでやっていく計画だったんだろうなと。だから、さいかわの離脱はチームとしても想定外だったと思う。卒業公演も無く、SNSのアカウントもそのままで突如いなくなってしまったのが本当に寂しい。

 

色々思うことはあったけど、つまるところはどうか、卒業する皆が辛い思いをしていませんように、ということだった。

正直、ショックと同時に困惑や不信感も最初は全くなかったと言うと嘘になる。今から更に飛躍していくところじゃん、何のためのアットジャムメインステージだったんだ、ここで勢い落とすようなことするなよ、って。

何を隠そうこちとら、これからもっと応援していこうって思ったところだった某グループの突然の全員卒業を、ちょうど1年前に目の当たりにしてんだ。明らかにメンバーが納得できてないようにしか見えなかったんだ。

だから今回も、もしメンバーが理不尽な想いや悲しい想いをしていたらどうしようって。メンバーからのコメントも出たけど、どうかその言葉たちが真意・本意であってほしいと願うばかりだった。一方で、運営や事務所の批判なんてしたくはない。卒業するメンバーが人生を賭け、「やりきった」とも「悔しい」とも思えている透色ドロップを、そして残るメンバーがこれからも人生を賭けていく透色ドロップを、そしてそこに関わる全ての人たちを、決して悪く言いたくない。

そんなことを考えさせられるアナウンスが出た翌週、12月最初の「透色ってなにいろ?」にてツアーファイナルのドキュメンタリーが公開された。

泣いた。1人ひとりの想いを聴いて、また泣いてしまった。そして「あぁ、みんな大丈夫そうだ」「透色ドロップ、これからも大丈夫だ」って安心すると同時に、当初つまらぬ憶測や邪推がよぎっていた自分を恥じた。誰の言葉も信じられる。こんなん、想いを尊重したいでしかない。余計なこと考えなくていい。最後まで、そしてその先も、今まで通り楽しむだけだなと。こんなに晴れやかに送り出したいと思える卒業に立ち会えるのは幸せなことだよな。

いつ来るか分からない終わりが、割と早々に突然訪れる。アイドルを推すって、そういうことなんだよなと思った。アイドルを推すということの楽しさを1年かけて教えてくれた透色ドロップに、最後にそんなことまで教わっちゃったな。でも、それが透色ドロップでよかった。

新体制どんな感じなんだろうな。こんだけ素晴らしいメンバーの穴が空いて、新しく入ってくるメンバーもプレッシャーすごいと思うけど、逆に覚悟決めてる人たちが揃ってるんだろうなと思うと期待したい。まぁでも、それは春以降の話で。まずは目の前の残された時間で、全力で応援していきます。

 

最後に一つだけ。才川水綺さん、本当にお疲れ様でした。

さいかわと初めて話したのは先にも書いた1月のプロモーション公演。そこから話せば話すほどクセになるなこの子って思ってた。さいかわと話す時が一番アホなこと口走れてた気がするんだよな笑 支離滅裂なことばっかり話してたけど、それが楽しかった。あとエゴサ速かったよねー笑

最後に会ったのはツアーの名古屋になったな。当然ながらいつも通りの感じでお話させてもらいました。そうそう、俺に似てるって言われてたファンの方に会えたんだよ。そういえばあの時にさいかわが「来てたよ」って教えてくれてなかったら、その後見つけ出してご挨拶することはできてないと思う。お礼?になるのかな笑、それだけは直接伝えたかったな。

体調だけが心配だ。どうか元気でいてほしい。本人も申し訳なさや悔しさがあるかも知れないけど、気に病むことなく普通の大学生に戻っていてくれたらいいなと思う。透色ドロップの才川水綺として生きた時間が、貴方の中で財産になりますように。幸せになってください。ありがとうございました。

 

残りの4人は、卒業に際してまた機会を設けます。

まずは明日の見並里穂さんの卒業公演。人生で初めての卒業公演に参戦します。卒業公演を絶対に見届けたいと思えるメンバーに出会えてよかった。そんなメンバーがいるグループに出会えてよかった。しっかり送り出してきたいと思います。

辛気臭くなっちまったが、楽しかった1年間は消えないし、最高の思い出として勿論残る。全部ひっくるめて、透色ドロップと一緒に歩んだ2024年だったと思います。ありがとうございました。

解散するわけじゃない。今すぐに全てが終わるわけじゃない。透色ドロップは続く。残りの時間も、新しい体制も、しっかり見守っていこうと思う。2025年も、前を向いて応援していきます。

きっと、過去より未来は眩しいはずだ。

では(=゚ω゚)ノ

冬のHelsinki Lambda Club広島初ワンマン

当日券でHelsinki Lambda Clubのワンマン観てきましたー!

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久々に広島のライブです。いや、俺が。笑 最近週末は大体大阪か東京にいるからなぁ… 広島にいる土日は逆に家でゆっくりする日、みたいになってらところがあるが、今回は外に出てみました。

会場は広島Cave-Be。実際ヘルシンキとしても久々の広島です。ヘルシンキが広島で演るのも、俺がヘルシンキを観るのも、2年前の結びの夢番地の野外ステージ以来。あの時は確か関西での用事を終えてヘルシンキだけ覗きに行ったな。


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んで地味にワンマン見るの初。それ故にワンマンでどんな曲演るのかイメージが無くて。今回は新作ep「月刊エスケープ」のリリースツアーだから、そこからの曲は演るのは予想ついたけど、他の選曲も楽しみだった。

そんなワンマンライブのオープニングは "引っ越し" "テラー・トワイライト" からゆったりと。なるほどそんな感じから始まるんだーと。始まる時も場内SEと照明がめっちゃゆーっくり落ちていって、そして "引っ越し" からの始まり。スーッと世界観に引き込まれる感じがした。

からの "PIZZASHAKE" は一気に盛り上がったなー。やっぱりこの曲は人気だね。Ba. 稲葉さんも激しく動き始めた笑 Gt. クマガイさんにめちゃくちゃ顔近づけてんの笑ってしまったw

MVに出てる古川琴音さんも今や売れたよねー。

次の曲がこの日のセトリの中で唯一全然聴き覚えが無かったんだが、聴き取った歌詞から調べてみたら配信シングルのカップリングだった。"KIDS" という曲。完全初見でした。こんな曲が聴けるのもワンマンならでは感。

KIDS

KIDS

  • Helsinki Lambda Club
  • ロック
  • ¥204

新譜から初めに演った "THE FAKE ESCAPE" は、クマガイさんのコーラスパートがあるのが目新しかった。からのMCを挟んで "Yellow" など新譜の曲を続けつつ、過去曲も "真っ暗なドーナッツ" のような、らしさの光るエスニックな面々。ほんとヘルシンキの音楽って多国籍なんだよな…

そこから一気に盛り上がりが噴き出したのが中盤のパート。新譜の "キリコ" もカッコよかったけど、"Golden Morning" と "Happy Blue Monday" が激アツすぎてですね。それぞれフルアルバム「ヘルシンキラムダクラブへようこそ」と「Eleven Plus Two / Twelve Plus One」の中でトップレベルに好きなんよ。

"Golden Morning" は祭太鼓のような力強いリズムがカッコいい。迫力が凄かった。"Happy Blue Monday" は音源聴いた時から無機質な裏打ちのビートと中毒性のあるギターリフがずっと耳に残ってて。生で聴くとまたエフェクトが違って聴こえて面白かったし、あと間奏のストロボみたいな照明もめちゃくちゃカッコよかった。マジでここ2曲聴けただけで来た甲斐あった。

からの "ミツビシ・マキアート" と "Skin" の盛り上がりも凄かったなー。フロアからも一気に拳が挙がったように思う。マジで序盤の剽軽な感じとは全然違って、同じバンドとは思えんよほんまに。橋本さん多才すぎる。

そんな橋本さん、最後のMCも割と簡素で、ひたすら演奏続ける姿が良いですね。あの飄々としてて腹の内に何考えてるか良い意味で分からん感じ。イカす。「健康でいてください」はね、もうね、ほんと刺さるんですよ30代には笑

ラストのブロックは新譜ラストの曲 "My Alien" から入り、"収穫のシーズン" "Be My Words" と懐かしい曲も演りつつ、一番最新のMV曲 "たまに君のことを思い出してしまうよな" で締め。「たま君」て略すのねこれ笑

何でもできすぎて何がヘルシンキらしいかもう分からないけど笑、ヘルシンキらしいラストだったと思う。ゆったり身体を揺らしてノれる、優しい空間が流れていました。

 

アンコールは、本編何だったんだってぐらいMCが盛り上がった笑

広島でのライブは3回目とのこと。2回目は冒頭に書いた2年前の結びの夢番地。初回は2016年の「ME to ME」のツアーだったそう。自分はまだ学生で関西に住んでた時だな。odol、TENDOUJI、ONIGAWARAとの4組の公演で、客が10人ぐらいしかいなかったから演者の方が人数多かったと…笑 「ME to ME」の時って既に結構知名度あったと思うんだけど、地方のライブって難しいんだなー… でも、それがこの日はほぼ満員だったから凄いですね。ていうか、つーことは広島初ワンマンだったんだな。貴重な日に来られた。

物販紹介では、グッズのTシャツをクリスマスプレゼントに推す橋本さん笑 Tシャツの胸にフロッキー加工で施された「HLC」(Helsinki Lambda Club)の文字、「Happy Lovely Christmas」は普通に上手かったな笑

「変なロン毛クリスマス」で爆笑したけどw

広島市内の三越を(お手洗い目的で)訪れ、賑わいに驚いたという橋本さん、広島は経済的に盛り上がってるって言ってグッズの販促に繋げようとしてたの面白かった笑

稲葉さんも広島にめっちゃ来るらしい。宮島の牡蠣小屋に橋本さん以外の3人のラインで相談して行ったって話で声出して笑ってしまったw 稲葉さんもハブったわけではなく橋本さんのお腹の調子が良くなさそうだったから気遣ったらしいのだが、橋本さん寂しそうだったな笑

ワンマンならではの長いMCだからこそ観られる人となりが垣間見えた。

アンコールは "ロックンロール・プランクスター" を。1曲かと思いきや、「広島久々なんでもう1曲演っていいですか!」と橋本さんが宣言して歓声が上がった。「明日有馬記念なんで善行を積んどく」は面白かったけど笑 そんな最後の最後は "宵山ミラーボール"。

「速いのがいいよね?」と言った通り速くて短いナンバー。最後に盛り上げて駆け抜けたなー。ニッコニコで終わりました!

橋本さん有馬記念どうだったんだろう笑

終演後に物販寄って、Tシャツ買おうと思ったけどLサイズが売り切れだったので断念。。。サンプル掲示してるところにいた稲葉さんと少しお話して帰ってきた。他のTシャツも紹介して下さったけど買えなくて申し訳ない。自分は経済的に盛り上がってないので…笑

 

以上!

ワンマン初めて観たけどやっぱ面白いバンドだな〜と思ったな。フェス尺じゃ演らんだろうなって曲もいっぱい聴けて満足。広島で観られてよかった!

そして個人的に、バンドのワンマンでは年内ラストライブ。年末にサーキットとか行こうかなとは思ってます。いよいよ年末見えてきたなぁ。残り少ない2024年、色んな音楽に触れて楽しんでいこう。

では(=゚ω゚)ノ

 

Helsinki Lambda Club EP「月刊エスケープ」release tour "冬将軍からのエスケープ"

2024.12.21. 広島Cave-Be

セットリスト

01. 引っ越し
02. テラートワイライト
03. PIZZASHAKE
04. KIDS
05. THE FAKE ESCAPE
06. Yellow
07. 真っ暗なドーナッツ
08. Golden Morning
09. キリコ
10. Happy Blue Monday
11. ミツビシ・マキアート
12. Skin
13. My Alien
14. 収穫(りゃくだつ)のシーズン
15. Be My Words
16. たまに君のことを思い出してしまうよな

en1. ロックンロール・プランクスター
en2. 宵山ミラーボール

初開催にして初参戦、大阪すきいろクリスマス

透色ドロップのクリスマスライブ、すきいろクリスマスに行ってきました!

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毎年恒例のクリスマスライブ、今年は東京に加えて初めての大阪での開催。ツアーファイナルで発表された時は嬉しかったなぁ。東京公演がクリスマスなので、今回の大阪はクリスマス「イヴ」と銘打たれた。クリスマスライブ自体も初参戦で楽しみだが、個人的にはツアーファイナル以来で、メンバーの卒業が発表されてから初めてのライブ。色んな意味で注目だった。

会場は天王寺阿倍野ROCKTOWN。チケットは公式ファンコミュニティのサポーターシップのFC先行で取ったので、地味に初めての前方エリアでの観覧です。一般エリアの動員が多いということで前方エリアもオールスタンディングに変更されることが当日にアナウンスされたが、基本椅子無しで観てきた自分にはあんまり影響ない笑 そして実際入ってみたらマジでパンパンで、逆にこれよく椅子並べる気でいたなというのが正直なところ笑

ライブは5分ぐらい押して開演。SEもクリスマス仕様。ツアーファイナルのアンコール前の映像にも仕様されたものですね。いつものセリフも無くポップでキュートに幕を切ったが、メンバーはいつも通り無言で登場して横一列にスタンバイ。カウントの後に "雪のカケラ" から始まった。

これぞクリスマスって感じのオープニング。早速ミラーボールが回り、ROCKTOWNに雪が舞った。

からの、"幸せなら目の前にあったんだ"。ファイナルでも解禁されたSEとともにステージが暖かみのあるピンク色に染まった。こういうミディアムナンバーを続けるところから始まってもスッと世界観に引き込まれて楽しめるのが透色ドロップのライブ。

続く "誰かのために" は、イントロが始まった瞬間に鳥肌が立って、すっかり自分にとって大切な曲になってるなと実感。ファイナルのエンドロールでも号泣したのを思い出す。やっぱりさいかわがやってたゴミ箱のポーズは美空ちゃんがやるで固定っぽいね。

最初のブロックを終え、自己紹介と意気込み表明のMCで語られた中で印象に残っているのは奏音ちゃんの「クリスマスを好きになったきっかけの母校がすぐ近くにある」という一言。まぁまぁ絞られるけどそんなこと言うてええの?と思った笑 学生時代、天王寺が定期券範囲内だった自分としては他人事に思えず、特典会で話しに行く事を決意。笑

各々が「クリスマスには少し早い時期だけど」と前置きながらもしっかりクリスマスとして盛り上げていくことを意気込み、次のブロックへ。

里穂姉がまさかの「クリスマスという事で外には家族連れやカップルがいっぱいいて、見てるとキュンキュンして…これって、"恋の予感!?"」と激アツな曲振りw 言うときながらくっそ苦笑いしてて笑ってしまった笑 あれ誰のアイデアなんやろ笑

恋の予感!?

恋の予感!?

  • 透色ドロップ
  • J-Pop
  • ¥204

必ず演るってほどの定番曲ではないけど、曲調に加えて振付もキュートで結構好きなんだよなこれ。特にサビ後半『空がグン!グン!グン!広くなって』の腕を挙げていくところ。の、美空ちゃん。笑

ていうかこの日いつも以上に美空ちゃんのパフォーマンス印象に残ったんだよなー。なんか歌もソロが多かった気がして、さいかわと2人のパートが結構あったんだなって思った。

そしてここでついに来ました、クリスマスバージョンの楽曲。ツアーファイナルのアンコールでも披露した、"きみは六等星" と "教えてよHashtag" を2曲連続で。Hashtagの前の、奏音ちゃんに寄り添われて寝てる美空ちゃん可愛い… あと2Aの『マックのポテトフライ』でいつもより多めにポテトつまむなじちゃんも可愛い。

ここでまたMC。こはに話が振られ、梅野家のクリスマスエピソードが語られた。岡山出身のこは、「うちはマスカット農家なのでツリーにマスカットを飾りまーす!嘘でーす!!」って謎のホラを吹くw 客席から「へ〜!」て声が上がって食い気味に嘘です言うたの笑ってしまった、信じさせちゃったと思って急いで訂正したんだろうなwww 俺もめっちゃ信じたよwww

そこからこはが小学生時代にサンタにiPod touchを求めた話、からの最近の話と勘違いして「こはさん今でもめっちゃ使ってますよね!」と話に入るかまろん、そもそもiPadとごっちゃになっててもうめちゃくちゃや笑

他にもトナカイと鹿を間違えて総ツッコミを受ける奈良県民かまろん、10回クイズを美空に仕掛けようとしてミスるなじちゃんと、なんかもうみんなカオスだった笑

MCが一通り落ち着き、「冬の曲だけじゃ足りないですよね?」と振って夏ソングパートへ。"きっと夏のせいだ" "君色クラゲ" "だけど夏なんて嫌いで" と人気曲を立て続けに投下して沸かせた。"君色クラゲ" の大サビ前の「透色ドロップがいっちゃん好きー!」のコール、やるたびに全力になってる気がします自分。

君色クラゲ (2021)

君色クラゲ (2021)

  • 透色ドロップ
  • J-Pop
  • ¥204

続いてのMCでは、「クリスマスアレンジしたい曲」をテーマにトークが広げられた。最初にメンバーがせーので客席に問いかけたところ、多いっぽかったのは "最愛" かな?て感じでした。自分は君夢と自分らしさ叫びました。シンプルに好きなやつ笑

里穂ちゃんが、 "きっと夏のせいだ" が夏すぎるので歌詞も全部変えて『きっと冬のせいだ』にしてみたいと提案。奏音ちゃんに「それ覚えるの自分だからね?」とツッコまれるも、自分は年内で卒業の身の里穂ちゃん、「がんばれw」とこはを煽るw 次のクリスマスの頃にはもう居ないという事実は間違いなく寂しいんだけど、卒業すら自分でネタに昇華しているところが彼女らしい。

他にはかまろんが "雪のカケラ" をもっとクリスマス仕様にしたいと。元々冬ソングである "雪のカケラ" の名前が出た時の「???」って雰囲気、面白かった笑

あと個人的に好きだったのは「サンタのために(誰かのために)」です笑

そんなMCを経て、奏音ちゃんから曲振り。毎年新たにクリスマスバージョンを生み出してきたすきいろクリスマス、「今年はこちら!」のコールと共に始まったのは "りちりち"!!

りちりち

りちりち

  • 透色ドロップ
  • J-Pop
  • ¥204

何が来そうか想像できない怪しげなエレクトロサウンドからの、あのイントロが始まった時の鳥肌ヤバかった。あんなにテンション一気にブチ上がるドラムの入り、バンドの曲でもなかなか無い。間奏のギターソロがジングルベルのメロディになっててカッコよかった。大サビで跳びポあったらしいけど逃した笑

からのクリスマスバージョン続きで "ネバーランドじゃない" では曲中に何故か泣きそうになる里穂ちゃん。見逃してたかも知れないけどなじちゃんが「泣かないでー!」て言うから見つけてしまった笑 その次の "最愛" で、その2人が抱き合う最初のフォーメーションでなじちゃんが里穂ちゃんの背中ポンポンしたのがグッと来てしまったよ。

最後は "君と夢と桜と恋と" からの "夜明けカンパネラ"。君夢、ファイナルで演らなかったから自分が聴けたのはツアーの名古屋以来か。やっぱり終盤に聴く君夢はエモい。

"夜明けカンパネラ" は勿論クリスマスバージョン。奏音ちゃんと美空ちゃんの台詞パート、ひたすら「メリークリスマスー!」って言いまくってるだけで可愛かったw

夜明けカンパネラ

夜明けカンパネラ

  • 透色ドロップ
  • J-Pop
  • ¥204

ツアーファイナルでもラストだったこの曲。しかし、卒業が発表された今、『お別れのことなんて 今は忘れていよう』というフレーズがあまりにも刺さってしまう。続く間奏でのガチ恋口上はいつにもまして叫ばせてもらいました。

最後に翌週のすきいろクリスマス東京公演の告知と、まさかの新曲のリリースが解禁された!

"羽と輪っか" というタイトル。こはが曲名も含めて言ってくれてたけど聞き取りきれなかった笑

羽と輪っか

羽と輪っか

  • 透色ドロップ
  • J-Pop
  • ¥204

ちょうど今日リリースでしたね。 "雪のカケラ" に次ぐ、透色2曲目の冬ソング。翌週の東京でのすきいろクリスマスで初披露とのことで、行く人は堪能してきてください!

つか "Irregular" からわずか1ヶ月、ほんとリリースのペースがすげぇ…

これでライブは終了。最後のかまろんがお辞儀してから退場しようとした時に裏へ戻る動線が幕でちょっと分からなくなってたの可愛かった笑

 

終演後の特典会はまずなじちゃんから!


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ツーショはTIFの時の写メを再現!なじちゃんエア扇風機持ってくれてありがとう!笑

先週の個人公約イベントの時にも話していた会社の社内報が完成したので持っていって見せた。上のTIFの写真をマジでそのままがっつり載せてるのでなじちゃんもびっくりしてた笑 仕事でしか関わらない他部署の人とかからめっちゃ反響あって面白いんすよ。

社内報だからがっつり自分の本名フルネーム載ってるわけだが、「本名ゲット!」つってソロチェキの宛名を本名で書いてくれたw 漢字でそのまま書かれたから流石に隠すけど笑

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もっと言うたら、ミスって別の漢字も書かれたから俺名前変わってしまったわw

 

奏音ちゃんとも1枚!

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MCで言ってた母校の話。天王寺の近くにある高校とかまぁまぁ絞られると思った…というかまさかあそこか?って高校がひとつ浮かんでたんだが、話聞いてると違うっぽい笑 母校は理系のコースの定員がとても少なかったそう。狭き門を突破する奏音ちゃん、やっぱり流石。

自分が学生時代に乗ってた阪和線の話もしたけど、今思えば絶対ピンと来てないよねw

 

続いてこは!話したいことが結構あったので2枚!

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話したいことその1。何故か前日の夜にこはと特典会で話してる夢を見たんだけど、どういう文脈か覚えてないけど「豚野郎!」って言われたんだよな() そしてその話をしたら「正夢にしてあげようか?」って言われたw

話したいことその2は、アットジャムのメインステージ争奪戦で配信投票に協力してくれた会社の後輩の話。こは推しになってるらしく、岡山来たら絶対行くって言ってくれてるので、その旨を伝えた。来年のツアーも絶対凱旋公演してくれよな!勿論広島でもええけど!笑

そして去り際に「豚野郎!」って言ってくれたwww

 

ラストはかまろん

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最初にたなさとー!って名前言ってくれるの嬉しいな。

MCでの鹿とトナカイ間違えてた話をツッコんだった笑 でもほんとみんなぐちゃぐちゃだったよなあの瞬間は笑

順調に奈良に染めてきてるね!って話を。「全人類奈良県民化計画」的な言い方をしたかったんだけど全然言葉出てこんかった() 言葉に詰まってる間にめっちゃ時間食っちまったの勿体無かったな〜。

何回でも言うけど奈良での凱旋公演と橿原のアルルでのリリイベ待ってます!

 

あとアクスタも買いました。美空ちゃん、なじちゃん、里穂ちゃん!みんな可愛い。

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ツアーで買うまでアクスタ買ったことなかったのに一回買ったら一気に全然抵抗なくなりましたね。

 

以上!

すきいろクリスマス、昨年までは東京でしかやらないから縁が無いイベントだと思ってた。大阪でもやってくれてありがとう。行けてよかった。まぁ最近は普通に東京にも行くようになってるけど笑

そして、改めて、卒業が待ってるという意識で観るライブ。楽しめながらもやっぱり寂しさはあるなと。これまでは体制が変わるとフォーメーションや歌割りも変えてたけど、現時点ではそういうことはなかったな。さいかわの穴は埋まってなかった。年明け、5人になったら変えるのかな?

どのパフォーマンスにおいても、メンバーそれぞれに個性や良いところがあって。誰が抜けるのも痛いなと思う。1人ひとりを観られる時間、1人ひとりと話せる時間を大事にして、最後まで応援していきたいと思いました。

次の現場は2024年最後、見並里穂さんの卒業公演かな。FC先行で無事チケットも確保したので、しっかり見届けにいきたいと思います。

 

辛気臭くするつもりは全くなくて、とりあえず、すきいろクリスマス、最高でした!ありがとうございました!来年以降も大阪で待ってます!

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では(=゚ω゚)ノ

 

透色ドロップ すきいろクリスマス2024 〜イヴ〜

2024.12.15. 阿倍野ROCKTOWN

セットリスト

01. 雪のカケラ
02. 幸せなら目の前にあったんだ
03. 誰かのために
04. 恋の予感!?
05. きみは六等星 Xmas
06. 教えてよHashtag Xmas
07. きっと夏のせいだ
08. 君色クラゲ
09. だけど夏なんて嫌いで
10. りちりち Xmas
11. ネバーランドじゃない Xmas
12. 最愛
13. 君と夢と桜と恋と
14. 夜明けカンパネラ Xmas

初参戦ukkaワンマンライブ 〜2部制の1部だけとは思えない満足感〜

ukkaのワンマンライブに行ってきました!ワンマンは初参戦!

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今年、TIFでもアットジャムでも観て、初めてCDも買って、順調にハマりつつあるukka。前日に透色ドロップのイベントで東京に来ていたので、たまたま気づいてチケット買えてよかった。昼公演の第1部『泡沫』、夕方公演の第2部『光彩』から成る2部構成。当日中には広島まで帰らないとだったので、1部のみ参戦しました。

会場は渋谷のWWW X。前日に透色ドロップ、と言ったが、何なら当日の直前まで新宿でLaynの現場に行っていたので我ながらえげつないハシゴ笑 Laynの特典会が予定より早く始まったから出てくる時間も前倒しにできたのと、電車の時間もバッチリハマって完璧な移動ができた。結果的に、着いたのは開演数分前だったけど、まだ入場の途中だった。

今回の公演ではリクエスト投票企画があったようで、入場時にドリンクチケットと一緒に投票券をもらった。3択の楽曲から投票して、一番票の多かった楽曲がセットリストに入れられるというもの。今まで他の色んなアーティストでもありそうでなかったから面白いなと思った。ちなみに自分は候補曲どれも知らなくて…笑 適当に入れすぎてどの曲にしたかも忘れました()

フロアに入ると、場内はパンパン。これ入れる?てぐらいのパンパン。直前でソールドアウトしたそうで、危なかった。よく取ったわ。女性限定エリアに進んでいこうとするお客さんがいて、周りの男性陣が「女性通りまーす」みたいに声かけしてスペース空けてたりして、素敵な現場だなと思った!

ライブはメンバーが登場して順にセリフを朗読していく演出からスタート。静かな空間にコポコポと水の音も流れたりして、「泡沫」という公演名にマッチしていて一気に世界観に惹き込まれた。初披露だったらしい、白基調に青緑色のアクセントが鮮やかな新衣装も綺麗だったな。

2部制なのでそれぞれの公演はそんなに尺ないやろなと思ってたら、まさかのアンコール含め全21曲の大ボリューム。めっちゃ楽しませてもらいました。まだまだ楽曲は聴き込めてないけど、半分ぐらいは分かったかな?

「泡沫バージョン」と称してアレンジして披露された曲や、3人と4人に分かれてユニット形式で披露された曲など、単独ならではのパフォーマンスも多かった。まだ自分は原曲との違いが分からないんだけど笑 印象に残ってるのは "せつないや" かな。アカペラすごかったなー。

せつないや

せつないや

  • 桜エビ~ず
  • J-Pop
  • ¥255

途中で撮影可能曲も。動画も写真も両方OKでよかったかな?ちょこちょこ撮らせてもらったけど、やっぱだいぶ後ろの方だったので見えにくいな笑

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中盤の "Rising dream" や "can't go back summer" はだいぶノリが分かってきたぞ!"can't go back summer" は浮き輪やビーチボールなど夏のアイテムを携えてパフォーマンスしていたのが可愛かった。被っていた麦わら帽子を歌いながらノールックで他のメンバーに被せる茜空さんw

can't go back summer

can't go back summer

  • ukka
  • J-Pop
  • ¥255

リクエスト投票曲の披露はラストスパート手前のタイミング。選ばれたのは "嘘とライラック" でした。初めて聴きましたごめんなさい笑

嘘とライラック

嘘とライラック

  • 桜エビ~ず
  • J-Pop
  • ¥255

桜エビ〜ず時代の曲もいっぱい掘っていきたいねぇ。

"スーパーガール★センセーション" から始まったラストスパート、めちゃくちゃメドレー感あって勢いが凄かった。曲と曲の間が全部ほぼノータイム。どの曲もタイプが違ってて、でも連続で演ってもパフォーマンスとしてまとまってて、ずっと楽しかったです。

最後に再び朗読パート。これで終わりかと思ったらそこから最後の1曲が。しっとり締めるのかなと思いきや爽やかで開放感のある "Glow-up-Days"。最後まで楽しかったなー。

Glow-up-Days

Glow-up-Days

  • ukka
  • J-Pop
  • ¥255

アンコールは "それは月曜日の9時のように" と "AM0805の交差点"。一部のメンバーがグッズのTシャツに着替えて再登場した。若菜こはるさん、"AM0805の交差点" の前に「それでは聴いてください」って曲振りまでした後に「みんな今日は楽しかったですかー?」って客席に問いかけ始めたのめっちゃ笑ってしまったw 「PAさん押そうとしてたよ」ってメンバーからも総ツッコミ。ほっこりした笑

AM0805の交差点

AM0805の交差点

  • ukka
  • J-Pop
  • ¥255

この曲で終われたの良かったなー。これまでにもライブで聴いててどっちも好きだからここで観られて嬉しかった。やっぱり代表曲なのかな?アットジャムのストロベリーステージを思い出しました。

ライブは以上。改めて曲が強いグループだなと思ったな。あと楽曲以外のところで印象に残ってるのはやっぱりラジオコーナー。実際に放送している冠ラジオ「ukkaり娘の浮かれでぃお」を模したMCを幕間に取り入れていて、転換中もずっと楽しめた。結城りなさんのパートだったかな、「朝が弱い」というお悩み相談に対して「二度寝を取り入れる」っていう回答は面白かった笑

自分としてはやっぱり透色ドロップの「透色ちゃん、ラジオできるもん」が頭に浮かぶ。ukkaのやつもYouTubeで聴いてみたいな…広島では放送してないみたいなんすよね…

 

終演後に物販でTシャツ買いました。元々1部と2部の間は物販無しってアナウンスされてたから、1部の後にも解禁されたの助かった。

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シンプルでスタイリッシュ!これ着てまたライブ行きたい。

 

以上!

1部だけの参戦だったけど、全く物足りなさがないというか。2部両方で完成する感じのやつではなかった。各部で全力なやつだこれ。後から見たら2部も同じボリューム感で演っててすげぇ。2部制って言うか普通にワンマン2回って感じ。たまたま見つけて滑り込みで行ったワンマン、大満足でした!

観るたびに分かる曲が増えてるのも自分的に嬉しいですねー。来年はもっと曲聴いて、もっと行ってみたい。1月に福岡来るから行きたいな。

では(=゚ω゚)ノ

 

ukka ワンマンライブ『泡沫』

2024.12.8. 渋谷WWW X

セットリスト

01. 透明
02. グラジェネ
03. カノープス
04. Believe
05. せつないや
06. まわるまわるまわる
07. TAiLWiND
08. Viva La Vida
09. ティーンスピリット
10. ファンファーレ
11. Rising dream
12. can't go back summer
13. 嘘とライラック
14. スーパーガール★センセーション
15. WINGS
16. コズミック・フロート
17. マリオネットガール
18. ラブパレード
19. Glow-up-Days

en1. それは月曜日の9時のように
en2. AM0805の交差点