たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

the quiet room presentsプチレーベルナイト

2020年広島初ライブ、the quiet roomのツアーに行ってきました!

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クワルーの対バンツアー広島公演、会場はCave-Be。1月のライブ予定記事に書いた時にはまだチケットを取っておらず、何ならBACKBEATのThe Songbardsのツアーも行ってみたいと思っていた。が、そちらがソールドアウトしたので、ちょうど良いと思い即チケット購入。

ソールドアウトには程遠いけど、ガラガラとまでも行かない程度の動員。物販ブースを会場内に入れて後方スペースを埋めていたので、むしろ割と狭く感じるレベルやった。

18時定刻に照明が落ち、オープニングアクトのosageから始まった。

 

osage

クワルーの所属するmurffin discsのオーディションでグランプリを獲ったバンド。このブログで度々なきごとの名前を出してるけど、なきごとがそのオーディションの準グランプリ。で、当時のグランプリがこのオサゲ。以前にちょっとだけMVを観たことがある程度で、ほぼ完全に初見やった。

メンバーが順番に登場し、最後に出てきたボーカルが最初に深々とお辞儀。

各々が楽器をスタンバイ。ベースボーカルなのかこのバンド。

始めに立て続けに演った2曲はどちらも疾走感があって爽やかな王道ギターロックだった。クワルー菊池くんの声がマイヘア椎木さんに似てると言われた時期があった(なお菊池くん本人がツイッターで全否定した)けど、osageのボーカルも同系統の声かも知れない。でもちょっとクセ強めかな。ドレスコーズ志磨さんやフラッドの佐々木さんみもある。

ベースボーカル、ギター、ギター、ドラムというシンプルな編成かと思って観てたけど、リードギターはサポートだそう。曲中に紹介されてた。時速36kmのメンバーらしい。時速36kmも名前しか知らないや。

計4曲演ったけど、曲名が分かったのは最初に曲名を言ってくれた "スープ" のみ。この曲ではボーカルが指弾きしながら歌ってた。

オープニングアクトということで20分のショートステージやったけど、どういうバンドなのかはよく伝わった。

セトリは、分かりません。

 

 

SAKANAMON

SAKANAMONは去年のワンマンを観て以来10ヶ月振り。あの時もCave-Beやったな。

メジャーデビュー作の "マジックアワー" から始まり、"幼気な少女" 、「少し早いですが春の曲を」と "ぱらぱらり" とビクター時代の曲を連発。

クワルーの本ツアーの高松公演がこの前日にあり、そこでも対バンはSAKANAMONだった。このツーマン2daysが2020年のライブ初めだったらしい。

元生さんが「SAKANAMON、昨日が初めてのライブです!」と言ったのに対して 森野「今年ね?」キムさん「(バンド)組みたてみたいなw」と即突っ込まれてた笑 やはり元生さん安定のMC下手。

続いて始めたのはクワルーの "かずかぞえ" のカバー。対バンならでは。サビの『one,two,three!』『four,five,FIX!』のところ、原曲さながらに指で数字指して挙げてみたんやけど意外とノってる人少なかったな() みんな対バン相手に優しくしてくれー。急すぎてついていけんかったんかな笑

続いて "鬼" が始まった時にはSAKANAMONの客から笑いが起きた。いや確かにまさか対バンで演ると思わんかった() 鬼から鰐や蟹に変わっていくのほんまおもろいんやけど初見の方々は聴き取れただろうか。

新しいアルバム「GUZMANIA」から "YAMINABE" も。森野さんのベースが全てを支えてる一曲。ってていうかやっぱりSAKANAMON地味やけど演奏めちゃくちゃ上手いんだよな。元生さんもよくそれ歌いながら弾けるなってリフ平然とこなすし。

YAMINABE

YAMINABE

MCでは元生さんがクワルー菊池くんとサウナに行った話と、森野さんの酒癖の話。酔うと褒めおじさんになるらしい笑 クワルーのBa. 前田くんを「うちの事務所で一番上手いんじゃないか」とベタ褒めしてた。

「褒めおじさん」に対して元生さんが「僕は何おじさん?」て言ったのめちゃくちゃおもろかったなw 「サウナおじさん」て即答されてたし。つかSAKANAMONもとっくに30代やもんなー。おじさん。みんな可愛らしすぎるけどw

MC明けは来月リリースの新しいフルアルバムを告知し、そこから新曲 "HOME" 演ってくれた!レディクレでも元生さんが弾き語ってたな。バンド演奏を聴くのは初めて。鍵盤の音も入った軽快で楽しい曲だ。

自分は好きだけど周りに知ってる人がいないようなバンドのライブに来たら同じクラスの女の子がいた、というロック好き陰キャの夢を歌った "SECRET ROCK'N'ROLLER" では元生さんが「今日一人で来てる人いますか!」と客席に投げかける。結構手挙がったな。もちろん俺も然り。そこから『僕等シークレットロックンローラー』をみんなで歌うパートも。サビの高速4つ打ちはめちゃめちゃ身体ノるよねー。

SECRET ROCK'N'ROLLER

SECRET ROCK'N'ROLLER

最後は同じく「GUZMANIA」から "箱人間" で締めた。「GUZMANIA」のツアーは当時ヤバTのワンマンと被って行けなかったので、その収録曲をいっぱい聴けてよかった。

代表曲も押さえつつ、最近の曲をしっかり提示してくる良セトリでした。クワルーのファンにも刺さってたらいいなぁ。

 

セットリスト

1. マジックアワー
2. 幼気な少女
3. ぱらぱらり
4. かずかぞえ(the quiet roomカバー、1コーラスのみ)
5. 鬼
6. YAMINABE
7. ホーム
8. ミュージックプランクトン
9. SECRET ROCK'N'ROLLER
10. 箱人間

 

the quiet room

SAKANAMONにカバーされた "かずかぞえ" の本家からスタート。こちらはみんなちゃんと手を挙げる。

これぞクワルーって感じのギターロック。王道やけど、1サビの終わりだけ4つ打ちにしたり、2サビでキー下げてそのまま間奏に入ったり、ちょっと捻くれた構成が個性を出してる。

続いて "Fressy" が来たのは予想付いたけど、このまま "Instant Girl" が来たのは予想外。こんな序盤に演るとは。

共演者のosageとSAKANAMONについて「同じレーベルの仲間だけど、だから呼んだってわけじゃない。カッコいいバンドだから呼びました。馴れ合いとか旅行気分で来たんじゃないです」と語る菊池くん。その中でも一番カッコいいのは自分たちだと言わんばかりに「White」の曲を連発。リードギターの光る "Tansy"、特別季節感のある歌詞でもないのに演奏だけで夏空が浮かぶ爽やかな暴力 "話をしよう"、メロディをしっかり聴かせるバラード "夜中の電話"。本当にこのミニアルバムは多彩。

そういえば "夜中の電話" の時に客席後ろの方でドサっと何かが倒れる音がしたけど大丈夫やったかな。物販のグッズが雪崩れたとかやったらええけど誰か体調悪くなったとかじゃないだろうか。何事もなければ良いが。

過去曲としてはかなり初期の楽曲 "Humming Life" もあったな。菊池くんが最初に曲名言ってくれたけど、それがなかったら分からなかったかも。初期の作品ももっと聴き込まねば。

「White」の曲ほとんど演り尽くしちゃったな?と思ってたら、"シュガータイム" "Landscape" "夢で会えたら" と、前作「色づく日々より愛を込めて」の曲を立て続けに演ってくれた!このアルバムもほんまに名盤でしてね。何ならこのブログで数少ないディスクレビューを書いた作品でございます。

当時はツアーで全国を回ったりしてなかったので、これらの曲を生で聴く機会がなかった。 "シュガータイム" を去年のハルバンで聴けたぐらいやな。だから今回のセトリに組み込んでくれたのは非常に嬉しい。

"シュガータイム" はハルバンで観た時も思ったけど、やっぱり前田くんのベースが技巧派。っていうか前田くんコーラスしないんだな。マイクがなかった。ひたすら演奏。弾く姿好きなんよなー。身体全体でリズムをとってる感じ、あと全部指弾き。森野さんが褒めおじさんになるだけある。

"Landscape" はサビでみんなで手を振る曲ってのが分かったし、"夢で会えたら" はやっぱりクワルー特有の多幸感が溢れてるね。アコギの音も映えてる。この曲、実はスカッとジャパンの劇中歌に使われたことがあって、そのコンピアルバムに収録されてるんですよ。結構錚々たるメンツと一緒に。

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「White」のツアーなのに「色づく日々から愛を込めて」の名盤っぷりも再認識させられたな。後は "Prism" と "ハイライト" だけは何としてもいつか生で聴きたいですね…!!

そして満を持して "パレードは終わりさ"。"夢で会えたら" でアコギに持ち替えた時に、来るかなーと思ったけどね。

ほんまに良い。もうほんまに良い。先日のベストMV曲ランキングでも書いたけど2019年どんだけ聴いたか。初めて生で聴けたけど、やっぱりイントロから鳥肌が止まらん。サビでも予想通りの合唱。一気に暖かみが増したね。

このまま続けてラストナンバー "Happy End" へ。"パレードは終わりさ" で本編が終わって、アンコールでこれが来るかと思ってたから、予想外。文字通りハッピーエンドで締めくくられた、良いライブでした。

 

アンコールはメンバーがグッズのTシャツやスウェットに着替えて登場。"Happy End" 演っちゃったからもう予想つかんかったけど、 "Number" を。この曲も爽やかやんなぁ。最後の最後まで雰囲気の良い空間でした。

 

セットリスト

1. かずかぞえ
2. Fressy
3. Instant Girl
4. Tansy
5. Humming Life
6. 話をしよう
7. 夜中の電話
8. シュガータイム
9. Landscape
10. 夢で会えたら
11. パレードは終わりさ
12. Happy End

en1. Number

 

 

物販は、先行でクワルーのTシャツを。

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シンプルやけど可愛らしい。

思えば緑のシャツって持ってなかったような、と。かつ、安定のビッグシルエット。

SAKANAMONのラババンとかTシャツも興味あったけど我慢。osageはさすがにまだグッズ買うほどではない。

まぁ、そのうち。

 

以上です!楽しかった!

菊池くんは「同じレーベルだから呼んだんじゃない」とは言ってたけど、「プチレーベルナイトみたいな夜」とも言ってた。ほんまにね、murffin discs、良いレーベルやと思う。他にもsumikaやマカロニえんぴつとかいるし。

で、とは言え知らんバンドってまだまだおるなぁと。osage聴いたことなかったし、murffin全体を見たら詳しくないバンドいっぱいおるし。

この日来てた他のお客さんも、SAKANAMONを知らなかったクワルーファンも、マジでSAKANAMONのためだけに来たクワルーを知らない人もいると思う。そんな人たちがお互いに興味を持ってくれたら嬉しいなと思う。

…俺はどの視点から言ってるんやろう()

皆さんも聴いてみてくださいね。the  quiet roomもSAKANAMONも。僕もosageちゃんと聴いてみます。

 

レーベルナイトと言えばこれ行きてぇなー。

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なぜ東名…せめて阪…

 

では(=゚ω゚)ノ

 

the quiet room "White" Encore Tour

1/25 広島Cave-Be

超個人的2019年ベストMV曲20選

ベストディスク20選に続いて、ベストソング20選も投下します。曲単位。こちらも2018年は10曲やったけど今回は20曲選びました。何ならそれでも溢れてる。

2018年のランキングはこちら

MVが公開されてる曲に絞りました。

では早速。

 

 

20位

yoru / CAT ATE HOTDOGS

今年に入って各イベントで名前を見るようになったCAT ATE HOTDOGS、2nd EPのリード曲であるこの "yoru" で一気に引き込まれた。

鋭いリードギターの主張強めの4つ打ちと、ガレージロックとはまた違うところをルーツにしてそうながなり声。この組み合わせが唯一無二。

あとボーカルがネクライトーキーのTシャツを着てるのもエモすぎる。どんだけ若い世代が出てきてんだと。まぁそれもそのはずで、メンバーほとんど20歳なるかどうかですからね。要注目です。

あ、「今回こういう感じで行くの…?」と思った方ご安心ください、このバンドが一番マイナーです。ここからはもっとメジャーなの出てきます。

 

 

19位

ハレとケ!あっぱれ!ジャパニーズ! / FES☆TIVE

「もう玉屋2060%曲だったら全部聴いてみよう」という思想だった時期があってですね。名前すらまともに知らなかったアイドルグループですが、もう玉屋節がすごくてすごくてイントロから笑うわ。

玉屋曲の何がすごいって、ほんとに提供先のグループの色を出すのがめちゃくちゃ上手いんですよね。それでいてお得意の和風なテイストもしっかり入ってる。『FES T to the I to the V to the E』の語感もカッコいい。ほんとに脱帽です。

ちなみにこのグループ自体には全然ハマりませんでした。というかそこまで他の曲も聴いてみようとはならなかった。一応調べはしたんやけどね。というわけで、マジで純粋に楽曲だけ気に入ったパターンでした。

玉屋曲というだけでアイドルソングをランクインさせるということは、確実にこの後あのグループ登場させますよね←

 

 

18位

馬と鹿 / 米津玄師

主題歌になってたドラマ「ノーサイドゲーム」で最初に聴いて、「あ、もう好きだな」と思った。国民的アーティストになるきっかけになった "Lemon" と "パプリカ" を経て、この曲で一気に曲のスケール感もぐっと上がった。壮大なストリングスアレンジありきの歌詞やメロディだよなと思う。再生回数も着実に1億を見据えたペースで伸びてて、改めてえげつなさを感じた。

ツアーの一般知らん間に終わってました。行きたかった…

 

 

17位

ユーモラル討論会 / なきごと

sumikaやマカロニえんぴつを擁するmurffin recordsの超新星、なきごと。

初全国流通盤の "メトロポリタン" で良さげなのが出てきたなと思ってたらこの "ユーモラル討論会" で一気にやられた。かっこよすぎる。

イントロからリバーブとディレイガチガチのリードギター、サビで爆発するキュッと締まった高音、適度に狂気を感じるヤンデレじみた歌詞、どれをとっても刺さる層にはぶっ刺さる。俺には刺さった。極め付けは最後のおまけ映像(?)で流れる素の笑顔。楽曲とのギャップよ。

これ結成したばっかりってやばくないですか。ギター2人のみっていう構成も強みになってくると思うんよね。スタイルの自由度が高い。今後何でもできる。

2020年最注目ガールズバンドです個人的には。

 

 

16位

奴隷の歌 / teto

年明け一発目に公開されたので、もはや一年以上前の曲みたいになってますが。いや、みたいって言うか実際リリースは一年以上前か。

アニメーションのMVって基本好かないんですけど、これは曲自体がもちろんすげぇかっこいいし、映像にも中毒性がある。これ監督加藤マニさんなんやな。アニメーション作らせても面白いってマジで天才やな。

曲に注目すると、歌詞の言葉選びがやはり秀逸。『奴隷の慌ただしい一日が始まったようです 自分に相応しい振る舞い立場を今日も弁えます』から始まる歌い出しは社会人全員に訴えかけてくるものがあるよね() 最後の『ドレミファソラシドと均されてもそこに意思はない ファシドレミドラソぐらいで気ままに生きてたいようです』もつくづく発想がぶっ飛んでる。

新譜の「超現実至上主義宣言」ではシンセにも手出してたな。ここからどう進化していくのか見ものですね、teto。

 

 

15位

ほむらの果て / LAMP IN TERREN

久々にリードトラックで来ましたね、ダークサイドのテレン。めちゃくちゃカッコいい。MVも狂気じみてる。どういうメッセージ性やねんこれ。こういう重くのしかかってくるおどろおどろしい曲こそテレンの真骨頂な気もします。

ライブでこの魂のこもった歌声を再現できたらすごいんやけど、ライブ音源では高音が全然出てないのが残念。最後転調したとこ死にかけてるし。ボイトレ頑張れ大さん。ていうか一回ポリープできてんだから無理しないで。

MV公開が割と年末だったのでそこまで回数聴き込めてないんですけど、もっと早くに公開されていたら多分順位は更に高くなっていたと思われる。

 

 

14位

まっさら / KANA-BOON

結果としてBa. めしだが演奏する最後のシングル曲、そして出演する最後のMVとなった "まっさら"。どうしても同情の目を向けられがちだが、それを差し引いても良い曲だよ。この曲が売れなかったのはソニーのせいだしこの曲が伸びなかったのはリスナーのせいです。

KANA-BOONの曲は語感がどんどんよくなってる。ただ各小節の語尾で韻を踏むだけじゃなくて全体を通して言葉遊びが秀逸。聴いてても耳触りが良いし多分歌ってても口が気持ちいい。

鮪の声も初期のただハイトーンだった頃からキーが低くなってきて、かっこよくなってるし。サビのシンガロングも疾走感が素晴らしい。古賀さんのギターも同じリフが少なくて、見せ所が多くなってるし。全体的に完成度ほんまに高いよ。

めしだがいなくなったのは正直かなりキツいと思う。でも次のシングル決定してるし、タイアップも強いし、ここからまだまだ這い上がってほしい。ツアー広島行きます!

 

 

13位

Ca Va? / ビッケブランカ

ビッケブランカ氏に出会うのが遅すぎたのは今年の反省である。

なんか知らん間に色んなイベントに出てきてるなとは思ってた。かと思えばツアーではZepp埋めてるわ、FM802のMUSIC FREAKSのDJに選ばれてるわ。で、気になって曲聴いてみればこれですよ。そら売れるわ。

フランス語で静かに弾き語るシーンから突然の爆発。『Ca Va?』なんてこんだけ連呼されたら耳につくに決まってるし、他の部分も語感もリズムも良い。

あと『攻めたいかも』でカモが出てくるの可愛い。

色々過去のMVも観てみたけど、ストーリー仕立てだったり設定があったりするものがほとんどだった印象。大体女の人との絡みが多かったし。それに対してこのMVは全編本人のパフォーマンスや歌詞がクローズアップされてる。シンプルに楽曲に引き込まれる。

ポップなピアノサウンドが売れる土台はsumikaや髭男が十分築いた。2020年、更にドカンと来ると思われます。

 

 

12位

凛々爛々 / 赤い公園

新生赤い公園が良すぎる。もうマジで全部良すぎる。

"Highway Cabriolet" も良かったんやけど、やっぱり自分はアップテンポなギターロックが好きなんですかね。

サビのメロディもめっちゃ好きやし。

歌詞に注目してみても、猫背のことをわざわざ『猫の背』って分けてるとことか、『私のコンロのつまみをあなたには渡さない』とか、言葉のセンスがすごい。他にも全編通してすごく自己肯定感の高まるフレーズが多くて、聴いててほんまに凛々爛々する。

あとね、ボーカルが佐藤千秋さんやった時からそうなんやけど、赤い公園はやっぱりメンバーの衣装に統一感がある時のオーラがやばい。最後にメンバー全員が集合するところもクソカッコいい。

一回観に行きたいね、赤い公園

 

 

11位

HOUSE / Lucky Kilimanjaro

ワイバンで出会ったLucky Kilimanjaro。無料ステージがめちゃくちゃ盛り上がってたので、気になって色々チェックしてみた。

中でもこの曲は特に伸びてる。曲の構成としてはサビというサビはないんだよな。完全に身体揺らすことに焦点を当てたディスコミュージック。

ただのインドア陰キャの歌なのにめちゃくちゃ陽気。世の根暗たちに自信を与える一曲。こんだけノリノリで『何もない休日だからこそ ここから出れない』とか言われたらもうそれでいいんじゃんってなる。

何より、ついに歌詞にSpotifyとかNetflixとか出てきましたかって感じ。時代を感じる。ある意味とんでもない令和ソングかも知れない。

ただのパリピ集団じゃねぇぞこのバンドは。

 

 

10位

Wonderland / iri

2019年の自分にとって、かなり重要な位置付けになった曲です。会社の子にiriのライブに誘われたのがきっかけ。こういうR&B系のソロシンガーはあんまり分からんねんけどな…行くからには予習していくか…と思って聴いたらちゃんと気に入った。

当時、フルでまともに聴けた曲が多くなかったので、この曲だけずば抜けて再生回数が多い、そういう意味ではiriというアーティスト自体にとって代表曲になったのではないかと。

全体を通して語感もいいんだよな。

この曲に出会えたおかげで、自分がかっこいいと思える音楽の幅が一気に広がったと思っている。この手のアーティストの良さが分かるのが嬉しい。

あの時ライブに誘われてなければ、今こんなに自分のストライクゾーンが広がることはなかったかもしれない。本当に感謝してます。

 

 

9位

Traveling / sumika

今年はアルバムから2曲MV、両A面シングル2枚で合計4曲全部MVと合計6本公開したsumika。その中で個人的には一番この "Traveling" がハマりました。

こういうチル系の曲はsumikaにとって初ではない。"Summer Vacation" という前例がある。でも、この手の曲がより市民権を得る土台ができたのが2019年のシーンやったと思うし、そこに乗っかってしっかり自分の音楽にしてしまうsumikaが恐ろしい。

何より歌詞がもう、怖い。まぁざっくり言えば救いようのない浮気の歌じゃないですか。しかもそれを咎められない女性目線の心理描写。片岡さんなんでこんな詞が書けるの?実際に浮気してみたの?

この曲でもう完全に、何でもできるバンドになったなぁと思いました。今年のアリーナツアーも、きっとすごいことになるんでしょう。楽しみ。

 

 

8位

JOVE JOVE / 八十八ヶ所巡礼

2019年の八八は下半期になってから急に活発に動き出した。MVだけで3本。その中でも最初に公開したこの曲はかっこよすぎてめちゃくちゃ聴き込んだ。

イントロのギターから一気に引き込まれる。で、しかもこのリフって誰が演ってもかっこいいと思うんやけど八八にしか合わないと思うんです。そこから入ってくるドラムとビヨビヨしたベース。スリーピースの限界越えてるだろこれ。

このドロドロした世界観で、『毎日毎日楽しすぎて死にそうだぜ』『毎日毎日毎日毎日最高』ってめちゃくちゃポジティブな歌詞なのも面白い。誰かに左右されるわけでもなく、誰かを無責任に元気つけるのでもなく、ただただ勝手に人生謳歌してるだけ。癖強すぎるのに聴いてて気分が良い。

一回ライブ観たいよね、八十八ヶ所巡礼。

 

 

7位

バッドパラドックス / BLUE ENCOUNT

何となく、今年はブルエンに再熱した。今思えばこの曲がきっかけやったんやと思う。

シングル曲としては完全に新しい扉開いてる。このテンポに全編ファルセットのサビでカッコいいって何なん?ピンク基調のMV効果で色気もすごいし。

あと田邊さんが16ビートめちゃめちゃ上手に叩けてるところがおもろい。

ドラマ主題歌やったけど、明らかにそれ以上の伸び方をしてる。ONAKAMAの3組において、オーラルとフォーリミの伸びに抜かれたと言われがちなブルエン、確かにアリーナツアーができるほどではなくなったかも知れない。でも一方で、3組の中で最も首尾よく一般層へ浸透できているのはブルエンじゃないかとも思う。年末のMステスペシャル呼ばれてたし。

長生きするだろうなと思えた一曲。

 

 

6位

三原色 / PELICAN FANCLUB

PELICAN FANCLUB、かっこええなぁと思いつつYouTubeでMV観る程度に留まってたけど、上半期に紹介した "ベートーヴェンのホワイトノイズ" で一気に引き込まれて初めてCDを買い、続いて投下されたこの "三原色" で完全に沼へ。

曲の幅が比較的広いペリカンにおいてこの王道ロック。MV公開前に先行配信されたけど、最初聴いた時、良すぎてその場でもう一回聴いた。

サビの疾走感が半端ない。し、歌詞に『たして』『かけて』『ひいて』『わって』が入っているのも上手い。「Dr. STONE」の世界観を完璧に表し切ってる。100億%唆るだろこんなもん。

あとベース好きの自分としてはサビ前のベースがエロすぎてやばい。ピック弾きでこんなカッコいいラインなぞれるんか。指どんだけ動いてんだ。

タイアップも当たって再生回数も100万回を突破。これの一発屋で終わるバンドではない。ここからハネていってくれることを願う。

ちなみに「赤青黄」を歌ってるけど色の三原色は「赤青緑」であることには触れるな。絶対に触れるな。w

 

 

5位

飛行艇King Gnu

もう敢えて "白日" じゃない曲にしてるとこあります。意地です。捻くれてるだけです。でも割と本気でこの "飛行艇" の方が好き。奮い立たされる。拳掲げて頭振りながら聴きたい。つかライブでは実際にそうする。

曲の構成がシンプルだよな。常田のAメロと井口のサビ。King Gnuの曲ってどれもそうやけど、二人の声質が全く違うから切り替わりがしっかりしてる。曲の展開がスムーズ。

シンプルというとイントロのメロディもずっと同じものをなぞってるんだよな。ドラムが入って来たと思ったら一気に爆発させるわけではなく。んでアウトロの最後までずっと一緒。何ならサビのメロディもずっと一緒。始まった瞬間から終わりまでずっと同じテンションで聴ける。聴いててスッと入ってくる。

エリートが技術的にレベルの高い事をしてるのにしっかり大衆向けというか、万人の理解が届くように作られてる。これがKing Gnuのすごさじゃないかなと。

『貴女の期待に飛び乗って』て歌詞もいいよな。「機体」とかけてるんやろうな。ほんまセンスの塊やなぁ。

アルバム、アホみたいに売れてるみたいですね。どこまで行ってしまうんだろう。

 

 

4位

パレードは終わりさ / the quiet room

上半期に特に異常なほど聴いた。ロッキン初出演も果たしたクワルー、ついにキーボードを取り入れて覚醒です。とは行っても鍵盤の音は最小限に留められてて、あくまでギターメインでこの多幸感を表してる。そしてそれが可能なのは菊池くんの声とメロディセンスがこの手の曲調に一番合ってるからやと思う。

sumikaっぽいという声が一気に増えたけど、いいんだよsumika路線で。実際多分リスペクトあると思うしね。元々サブカル女子の脳内に生息するお花を摘んで花びらから抽出した成分をタピオカミルクティーに分散させたら出来るような人間じゃん菊池くん。ツイート見てたら分かるじゃん。

サビでみんなで声出せるし、大サビの転調で一層多幸感増すし、ほんま聴いても歌っても気分の良い曲だと思います。

 

 

3位

最低なラブソング / OKOJO

「なんか最近よく名前見るな」で聴いてみたが最後、どハマり。なんかもう、純粋に良い曲。サビのみんなで楽しく歌ってる感もめちゃくちゃ微笑ましい。

『言いたいことがあるのなら お次は君の番』と振って、2番が彼女目線になってるのも良い。最低と言いながら何も最低なことは言ってないのに、さらに男サイドの考え方だけ提示して終わる事もしない。ラブソングとして死角がない。この歌詞に登場するカップル、長続きするんやろうなって思えるもん。

正直頼りなさや情けなさの漂うルックス、鼻にかかった声、親近感の湧く歌詞。ハンブレッダーズとかに似たものを感じる。実際同じ売れ方していくと思う。

気づけばツアーもソールドアウトを出し始めているようで。OKOJO、2020年ハネると思います。

まぁ、次に出す曲のハードルめちゃくちゃ上がってるけどな。頑張れ。

 

 

2位

春風Ambitious / 神宿

まぁ今年の私は神宿でしょう。我ながら入れ込み様がすごい。上半期のまとめ記事で "お控えなすって神宿でござる" を紹介したけど、その後この "春風Ambitious" が更に越えてきた。両方ともWiennersの玉屋2060%氏の提供なんやけど。

玉屋節全開なシンセ全開のイントロに始まり、ただ明るいだけでなくしっかり元気付けられる歌詞。どのアイドルにも歌えた曲やと思うんやけど、それを神宿に提供してくれたことに感謝。

MVもメンバーの自然体が映し出されてて良い。勇退したなっぴぃーが最後に出てくるのもエモい。ただ、ちょっと登場が唐突すぎた感はある。メンバーの誰かがカメラを奪ってカメラマンに向けたら、ずっと撮影してたのはなっぴぃーだった、みたいな演出にしてたらもっと感動モノになってたかも。

とは言え本当に気に入りました。MVに先駆けて振り付け動画も公開されていたので、トータルの聴いた回数だけで言うと今年一番なんじゃないかなと思います。

神宿、2020年も推し続けていきたい。

 

 

1位

sabotage / 緑黄色社会

2019年は個人的にぶっちぎりで緑黄色社会の年でした。ライブは4回観た(レディクレでBIGMAMAのステージで晴子氏がコラボしたやつを含める)。

この "sabotage" は「G線上のあなたと私」の主題歌。元々主題歌目当てでドラマを観てドラマもしっかり楽しんだし、ドラマありきで聴くとこの曲が本当に主題歌として合ってて。夢中になれるものを探してバイオリン教室に通いながら周りと自分を比べて葛藤していく主人公の心情に見事に寄り添っていた。

冒頭で『YESかNOの間でなんとなく生きてまとわりついた悪いクセ』『好きなモノやヒト あれなんだったっけ』と嘆いていたのが、大サビでは『私このまま消えちゃいたくない これが私だと少しだけなら今は胸を張って言えるの』と前向きになっている。完全にポジティブに振り切れるようになってはいない。元の自分を受け入れた上で、少しだけ希望を見出したところで終わっている。この塩梅が絶妙やし、第1話から最終回までの主人公の変化を完璧に表し切っている。素晴らしい。

サビのメロディがまんまドレミファソから入っていくのも気分が高まる。からの中盤で伸ばすところも長屋晴子の歌唱力があってこそ映える。ほんま声量えぐいよこの人。

ドラマ補正もあるとは思うけど、マジでこの曲は悪いところないです。MVも、晴空と土砂降りという対極にある状況の下での演奏が、バンドの爽やかさと力強さを表してて良い。完璧。

リョクシャカ、既に次の新曲がヒロアカのエンディングに決まってるんですよね。まだまだ色んなところにタイアップを仕掛けて、ファンを獲得していってくれそうです。

というわけで2019年No. 1ソングは "sabotage" でした!

 

 

以上です!

まとめると以下の通り。

20位 yoru / CAT ATE HOTDOGS
19位 ハレとケ!あっぱれ!ジャパニーズ! / FES☆TIVE
18位 馬と鹿 / 米津玄師
17位 ユーモラル討論会 / なきごと
16位 奴隷の歌 / teto
15位 ほむらの果て / LAMP IN TERREN
14位 まっさら / KANA-BOON
13位 Ca Va? / ビッケブランカ
12位 凛々爛々 / 赤い公園
11位 HOUSE / Lucky Kilimanjaro
10位 Wonderland / iri
9位 Traveling / sumika
8位 JOVE JOVE / 八十八ヶ所巡礼
7位 バッドパラドックス / BLUE ENCOUNT
6位 三原色 / PELICAN FANCLUB
5位 飛行艇King Gnu
4位 パレードは終わりさ / the quiet room
3位 最低なラブソング / OKOJO
2位 春風Ambitious / 神宿
1位 sabotage / 緑黄色社会

 

また、ベスト20には入りきらなかったけど、割と聴いたな、ふと聴きたくなる時あったなって曲を以下に並べておきます。全部YouTubeに繋げてあるのでよかったら観にいってください。

君の唄 / 阿部真央
ギリ昭和 〜完全版〜 / キュウソネコカミ
愛す / クリープハイプ
クローバー / サイダーガール
Your Song / SHE'S
下僕な僕チン / nee
LLILY / Hump Back
シルクハットパレード / 26時のマスカレイド
女神 / ポルカドットスティングレイ
青春と一瞬 / マカロニえんぴつ
僕にとってのヒーロー / みきなつみ
Teenager / mol-74
癒着☆NIGHT / ヤバイTシャツ屋さん
大丈夫 / RADWIMPS

 

気になった曲ありましたでしょうか。

今回、同時に投稿した「名盤20選」とこの「ベストソング20選」、全てアーティストが被らないようにしてみました。なのでこれらだけで40アーティストいます。

やっぱりね、好きな曲、好きなアーティスト、好きな音楽、好きなジャンル、多いと楽しいと思います。別に誰かにマウント取るためじゃない。ちょっとした自分の時間を豊かにするために、色んな音楽を聴いてみてほしいなと思います。

 

2020年もいっぱい素晴らしいMVに出会えますように!

では(=゚ω゚)ノ

超個人的2019年名盤20選

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今年度もやります!年間ベストディスクランキング。

2018年は年内に投稿してたけど、関ジャムのランキングが年明けてからの放送ということを考えたら年内じゃなくてもええよなと思い、このタイミングでやります。実際12月リリースのCDとか年末年始に聴き漁ったCDが一気に食い込んできたので、正解やったなと。

(ただ関ジャム放送当日まで書き終わらないとは思いませんでした。全然時間なかった。)

2018年のランキングはこちら

今年度は10選じゃなくて20選です。とてもじゃないけど10枚に収まりませんでした。全部語り倒していきます。

では早速。

 

 

20位

Andante / HOWL BE QUIET (7/31リリース)

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ハウル2年ぶりのアルバム。ブランクの割に8曲というのは少し物足りない気もしないではないけど、メジャーデビュー後に発揮され始めた曲の幅の広がりを存分に詰め込んでる。"覆水盆に返らず" や "幽霊に会えたら" の軽快さも "Reversi" のスケール感もインディーズ時代では考えられなかったと思うし、一方で "fantasia" や "ヌレギヌ" はこれぞハウルって感じの良メロディが光るバラード。SexyZoneに提供した "名脇役" のセルフカバーが収録されてるのも嬉しい。

良い意味で、これが今のハウルの限界だ。メンバーチェンジでしばらく活動が空いてしまったけど、ここから更に精力的にリリースしてほしい。竹縄さんのメロディセンスは売れないと勿体ない。

 

 

19位

情熱とユーモア / パノラマパナマタウン (2/13リリース)

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パノパナ初のフルアルバム、なかなかに完成が高い。

"Sick Boy" のアウトロと "$UJI" のイントロが同じだったり、"dystopia" から "くだらnation" の流れだったり、"Waterfront" から "Who am I ???" が繋がってたりと、曲と曲の結びつきや構成がしっかり練られてるなと。

正直このトレーラー動画は各曲の良さをあまり伝えられていない。メジャーデビューを機に更にヒップホップ寄りに振り切ってるけど、その良さが光るのはAメロだと思うので、どうか皆さんにはサビの寄せ集め動画でアルバムの全貌を見限らないでほしいなと。

是非全体を通して聴いてほしいアルバムです。

あっちなみに秋に出たミニアルバムは全然でした。マジで全っ然でした。

 

 

18位

VIVI / ココロオークション (4/1リリース)

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前作「Musical」が、リードトラックの "砂時計" がかなり落ち着いた曲だったり、ラストナンバーの "musical" が8分に渡る冗長な曲だったりと、少しタルい印象だったので、今回のアルバムはテンポが良くて聴きやすかった。

"RUN" "アイデンティティ" "ハンカチ" の流れが良い。前半で一気にアップテンポな曲を続けて畳み掛けてくる。一方で最後の "タイムレター" はほんまに良い曲。ライブで聴くと泣きそうになる。

ライブと言うと、今年は何気にココロオークションめっちゃ観てるんですよね。ワンマンも行ったしUnpluggedも観たし。で、これらの曲が普通のバンドサウンドでもUnpluggedでもそれぞれの味があって、更に良さを噛み締められた気がした。ココロオークションには感謝してます。

色んな聴き方のできるアルバムだったと思う。

 

 

17位

SEVEN STAR / 夢みるアドレセンス (3/13リリース)

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俺の中では実質夢アドのラストの作品。作品としては、大したことないです。ただただいっぱい聴いただけ。「超個人的」ランキングっつってんだろうが。

新メンバー3人がそれぞれ際立つ楽曲もあるし、各曲のキャラクターも立ってる。水無瀬推しだったので "サイエンス≠アドレセンス" が一番好きかな。世界観が神秘的。

サイエンス≠アドレセンス

サイエンス≠アドレセンス

  • 夢みるアドレセンス
  • J-Pop
  • ¥255

シングル曲やけど、メジャーデビューを控えたハンブレッダーズのムツムロの初めての楽曲提供曲が夢アドの "メロンソーダ" であることは今後も誇っていきたい。

本当に、勿体ない。やっぱりアイドルって難しいんですね。

 

 

16位

愛や優 / ドラマチックアラスカ (10/25リリース)

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MVや配信のみで公開されてきた楽曲がまとめて収録された盤って好きなんですよね。「やっとあの曲がCDで聴ける!」みたいな。僕アホなのでそれだけで名盤にしちゃうんですよね。

上半期に3連続でMV公開した "ファイナルフラッシュ" "どろどろり" "for you!!" が全部好きだったので、それらがまとめて音源化されたのが嬉しかった。

でもそれだけではなく、実際ドアラの多彩な面が詰まってて名盤やと思います。"ジュブナイル" はザ・4つ打ちって感じで爽やかやし、"愛と優" はバンドがいつまでも続いてくれると信じていられる一曲。

正直引くほど人気下がってきてるけど、作品から感じられる熱量はリリースごとに増してると思う。みんな聴いてくれ。勝手にオワコンにすんな。

 

 

15位

HOWLS / ヒトリエ (2/27リリース)

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結果として、wowakaの遺作となったアルバム。"ポラリス" から始まって "ウィンドミル" で終わるこの流れ、まだまだ続ける意志もあったしもっと先まで見据えていたんだろうなと思ってしまう。

でも間違いなくこの時点で出せる全てを注ぎ込んでいたアルバム。"コヨーテエンゴースト" や "殺風景" みたいな演奏力の暴力もあれば、 "SLEEPWALK" のようなシンセメインで新たな扉開いた感のある曲も。「ボカロ出身」のレッテルを拭うべく進化してきた集大成だったな。

あと、このアルバムで今になって一番大きな意味を持ち始めているのは "Idol Junkfeed" だと思う。これ、シノダ曲なんですよね。もちろん歌っているのはwowakaだけど、シノダもこんだけの曲を書けるという事実は大きい。今後に期待してしまう。

でもやっぱり、"青" は聴き続けていきたいな。

 

 

14位

瞬間的シックスセンス / あいみょん (2/13リリース)

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あいみょんのCDをちゃんと聴いたの初めてだったんですけど全部いいじゃねぇか。

シングル曲でこんだけ爆売れしてんだからアルバム曲なんか全部弾き語りでもいいだろ。抜けるところで手抜いとけよ倒れるぞ。

"満月の夜なら" "マリーゴールド" と来て「うんうん、やっぱりいいなぁ、もう満足やわ」と思ってたら "ら、のはなし" とかイントロのピアノからこんなもん好きに決まってるだろ。んで "二人だけの国" とかAメロ全部ファやのに名曲とかどうなってんの。

ら、のはなし

ら、のはなし

全編も通して、ほんまに90年代のポップスをうまいこと現代のJ-Popに落とし込んでるなぁと思う。聴いたことないけど聴いたことあるもん。

 あと "夢追いベンガル" はもうちょっと日の目浴びても良くないですか?

2月にこれリリースして、既にシングル曲結構溜まってるよな。もう次のアルバム来るのか?

 

 

13位

Roclassick 〜the Last〜 / BIGMAMA (12/18リリース)

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BIGMAMAおなじみの「ロックラシック」シリーズ、最新にして最終回。

今回もしっかりBIGMAMAの色を出しつつ、原曲の残し具合が絶妙。BIGMAMAを知らない人が聴いても「聴いたことある気がする」となると思う。"ワルキューレの非行" なんかは曲名もさることながらイントロ原曲のまんまやしな。

でもそれだけ原曲のインパクトが強いクラシック曲をセレクトしてきてるのは強い。し、バンドアレンジへの落とし込み方も秀逸。打ち込み音のアレンジなんかはメジャーに行ったからこそ出来たであろうチャレンジやし、本当に「ロックラシック」という音楽の集大成だと思う。

緑黄色社会の晴子氏を迎えた "LEMONADE" も、俺のリョクシャカ愛補正がなくても傑作だよ。これなんか特に原曲 "アイネクライネ・ナハトムジーク" の有名なメロディそのまま使ってるしな。これね、『lemonade』に対して『delicate』『barricade』『eliminates』という押韻の為の単語のセンスがすごいのよ。あと、『I love you』と書いて『つきがきれい』て読ませるなんての金井王子にしかできねぇよ。思いついても他の人には実行できねぇよ。さすがの王子です。

LEMONADE (feat. 長屋晴子)

LEMONADE (feat. 長屋晴子)

初回盤には「Roclassick 〜the Must〜」と題して、過去のロックラシックから代表曲を再録したベスト盤もついてます。皆さん今からでも間に合います書いましょう。

 

 

12位

CHOOSE LIFE / The Songbards (11/22リリース)

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12月の下北沢にてで初めて観たソングバーズ。その後年末にCDをお借りする機会がありまして。めちゃくちゃ良かった。これをランクインさせられるというだけで、この記事を年内に書かなくて良かったと思える。

ポストandymoriとして語られがちやけど、このアルバムだけでも守備範囲がめちゃめちゃ広い。"マジック" みたいな良い意味で古臭い歌モノは爽やかで、スピッツみもある。"Life is But a Dream" はピアノが入ってて、SHE'Sとかに通じる部分もある。かと思えば "Othello" みたいな、BAWDIESやバニラズとかのファンにも刺さりそうなロックンロールまで。

是非曲単位でなくアルバム全体を聴いてほしい作品。知られてないだけで、知られたらとんでもないことになるんじゃないかソングバーズ。俺知らんかったけど知ったらとんでもなく惹かれてるもん。2020年、楽しみ。

 

 

11位

MEMORIES / ネクライトーキー (7/24リリース)

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ギターの朝日さんが「石風呂」名義で発表してきたボカロ曲のバンドカバーを集めた作品。ネクライトーキー活動開始当初から披露されてきた、ライブでしか聴けなかった曲が一気に音源化されたというだけで非常に満足。更に石風呂ファンとしてはたまらんみたいやな。その喜び方ができるボカロファンの皆さんが羨ましい。そしてボカロファンを獲得できるルートを持ってる時点でネクライトーキーは強い。

あと、歌詞カードも凝ってました。一曲一曲バラバラのカードになってるんやけど、裏面のデザインがパズルになってて、繋げると一枚の絵になる仕様。サブスク主流のこの時代、そういうところに工夫が見られるアーティストって推せる。

ついにメジャーデビューですね。ソニーに潰されず頑張ってほしい。

もっさ可愛い。

 

 

10位

Attitude / Mrs. GREEN APPLE (10/2リリース)

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前作「ENSEMBLE」がファンタジックすぎて個人的にもひとつだったんですが、今回は名盤。先行シングル "青と夏" "僕のこと" "ロマンチシズム" の流れを汲むと、次のアルバムはロック色の強い作品になるのではないかと期待してはいたが、期待以上。しかしそれでいてしっかりスケール感を感じる。これが20代前半にしてアリーナバンドの風格か。

"InsPirATioN" の曲名を見た時は心が踊ったよね。やっぱりミセスはこの小文字と大文字が不規則に入り混じった曲名だよな。まぁオープニングのインスト曲やったけど。でもそこから "Attitude" に繋がっていく流れは大作のオープニングに相応しい。

"インフェルノ" "Ke-Mo Sah-Bee" みたいな曲をこのタイミングで出してくるの、需要を分かってるなぁと思うし、"CHEERS" もライトな層にしっかり届けてくるあざとさを感じる。

でも、その他は "クダリ" "嘘じゃないよ" "Soup" "Circle" といったシックな曲も目立つ。というか、それらの曲の方がこのアルバム全体の色を決めてる印象。誤魔化しの効かない歌モノをやり出したらもう強いぞ。

もう当分新譜出さなくていいよあなたたち。

 

 

9位

DON'T STOP THE MUSIC / KEYTALK (11/6リリース)

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ビクターからユニバーサルへ移籍後一発目のアルバム。

まず一発目の "DE'DEVIL DANCER" が久々のこれぞKEYTALKというKEYTALK。めちゃくちゃ聴いた。こういうのを待ってたんだよ。

夏に4作連続リリースされた曲が全て収録されているのも◎。その4曲も全部色が違うしな。個人的には "ブルーハワイ" が一番好きかな。爽やか。あと "Catch The Wave" みたいなEDM主体の曲をモノにしたのはバンドの寿命を伸ばすと思う。

んでやっぱりKEYTALKは全員が曲書けるのが強いと思う。そして誰が書いてもKEYTALKの曲になる。今回の武正曲 "DROP2" も八木曲 "COMPLEX MANIA" も強烈。

曲調の幅もどんどん広がってるし、メンバーの人間としての人気も高い。ただのお祭りバンドに見えて、何気にかなり強かやと思う。このタイミングで移籍する決断が物語ってる。2010年代半ばに出てきた4つ打ちバンドの中で一番生き残るのって、実はKEYTALKじゃないかと思ってます。

 

 

8位

mol-74 / mol-74 (4/3リリース)

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モルカルのメジャーデビューアルバム。インディーズ時代の代表曲もほとんど収められてて、実質ベストアルバムといっても良い。このアルバムについては、というかこれでメジャーデビューするタイミングのモルカルについては、当時記事を書いてますのでそちらを読んでください。

今思ってもやっぱり "瞼" が一番好きだな。

 

 

7位

aurora arc / BUMP OF CHICKEN (7/10リリース)

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まぁ今年はね、人生で初めてBUMP OF CHICKENを観に行きましたからね。もうBUMP OF CHICKENのアルバムというだけで俺の中の安倍晋三が忖度してランクインさせますよね。

でもやっぱり、先述の通りMVや配信のみで公開されてきた楽曲がまとめて収録された盤って自然と高まる。"アリア" とかずっとCDで聴きたかったもん。とはいえ、タイアップとして小出しにしてきた楽曲を集めただけやのにこんなにアルバムとしてまとまってるのがすごいよな。

何よりアルバム全体のテーマとなった "Aurora"。

元々ドラマ主題歌やったのに、ツアーが始まってから一気に評価変わったよな。再生回数も倍増したし。俺も正直上半期に聴いてた時は「やっぱ好きやなぁ」程度のもんやったんやけど、今聴くともう鳥肌がやばい。ドームでのあのライブの始まりを思い出す。

本当に、BUMP OF CHICKENは永遠の原点やと思います。ついにライブ行けて良かった。

 

 

6位

Fetish / 夜の本気ダンス (6/5リリース)

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メジャーデビュー当時に比べると勢いは落ち着いてる夜ダン。前作「INTELLIGENCE」はイマイチインパクトが無かったんやけど、今回のアルバムはかなり良かった。

まず一曲目 "Ain't no magic" の爆発力がすごい。サビでは落ち着くんやけどその緩急がエロい。

むしろ、これぞ夜ダンという4つ打ち曲は "Sweet Revolution" ぐらい。でもそれに頼らなくてもカッコいいのが今の夜ダン。というか元々洋楽ルーツのバンドやし。ラストナンバーの "Forever Young" とかを聴くとそれが分かる。

一方でCreepy Nutsとコラボしてみたり、"という意欲作。

4つ打ちダンスロックじゃなくても踊りたくなる、何回でも聴きたくなるアルバムでした。ツアーも2公演行く価値あった。

 

 

5位

ぺっとぼとレセプション / ましのみ (2/20リリース)

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メジャーデビューアルバム「ぺっとぼとリテラシー」を昨年のベストディスク1位に選出させていただいたましのみ。2月に出たこのセカンドアルバムも変わらず個性派楽曲揃いの名盤でした。

曲名や歌詞の独特の言い回しが今作も健在。"フリーズドライplease" や "美化されちゃって大変です" など。歌詞では『アポストロフィsが彷徨う』(" 's ")、『赤ちゃんになりたい 街ゆく人に変顔されたい』("AKA=CHAN") など。

あと似てる曲を粗探しのように見つけてはパクリだと騒ぐ人間に対する思いを歌った "コピペライター" は割と大事な事言ってると思う。歌詞全部共感できるからもうリンクそのまま貼っとく。

あとは "ターニングポイント" がめっちゃ好き。イントロのピアノがパスピエ感あるんだよな。んでサビも軽快で、聴いてて楽しい。

他にもピアノ一本で恐ろしい世界観を作り上げてる "凹凸"、一転EDM調のオシャレな伴奏でぶっ飛んだ思いを歌う "AKA=CHAN" など、やっぱり曲の幅が広い。

FM802にも気に入られてるっぽいし2020年こそ売れてほしい。そろそろ次のアルバムが来てほしいな。

 

 

4位

Hell like Heaven / the peggies (2/6リリース)

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ペギーズのメジャー1stフルアルバム。メジャー後のシングルに加えて配信限定EPの収録曲もしっかり収めてある。個人的には "かみさま" が入ってるのがめっちゃ嬉しいです。

メジャーデビューしてからペギーズの曲ってどんどんアレンジが強力になってる印象。今作だと "する" "マイクロフォン" とか "Fortune" とかは演奏のメインメロディはシンセが謎ってるし。インディーズでは出来なかった曲。でもバンドサウンドが失われてる事はない。"する" は純粋にマジでカッコよすぎる。

"マイクロフォン" "そうだ、僕らは" みたいな、しっかりシンガロングを巻き起こせるキラーチューンも増えてきた。どんどんライブ映えバンドになっていく。

今年もワンマン決定してます。そろそろ次の新譜出るかな?楽しみ。

 

 

3位

Traveler / Official髭男dism (10/9リリース)

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いやもう、買うでしょ。上半期のベストソング記事で1位に "Pretender" を選び、「あまり詳しくなかったところから一気に売れすぎて、ついていけてない」「CD買いたいという気持ちの優先順位は低い」って書いたんやけど、もうね、こんだけ音楽ブログで色々言うてる人間が買わないというのは許されない。

"Pretender" と "宿命" が聴けるだけで十分価値あるやろと思ってたけどそんなもんで済まない。マジで全曲良い。んでホーンとかストリングスとかでアレンジ凝ってるのもあるけど全曲キャラが違う。"Rowan" とか聴いててうっとりするし。"Amazing" とか "FIRE GROUND" とかイントロの一音目からクソかっけぇし。代表曲だけじゃ絶対見えてこない側面ってのがあるんやなと。まぁでもやっぱりそんだけ何でも出来ますよと見せつけた末の "Pretender" の満を持して感はすごいです。

"ラストソング" がラストソングじゃないのも面白い。それでいて真のエンディング "Travelers" は短めで、逆に上手く余韻を残しているというか。既に次を見据えているというか。

これがメジャー1stアルバムというのが恐ろしいです。申し訳ないけどもう今後これ越えられる作品作れないと思う。後世に語り継ぐべきアルバムです。

 

 

2位

1994 / w.o.d. (9/11リリース)

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カッコ良すぎんか?なぁ?カッコいい以外の言葉なくないか?こんだけカッコよかったらもう何でも許せるくない?恋人奪われても許せるくない?w.o.d.よりカッコよくない自分が悪いなってなるくない?

一つ前の髭男と真逆。アレンジもクソもない。カッコいいギターとカッコいいベースとカッコいいドラムとカッコいい歌声。それだけ。全てが突き刺さってくる。

w.o.d.の場合、前作からの違いって何よりDr. 中島の正式加入やと思うんですよ。彼の加入によりw.o.d.は16ビートを手に入れた。これによってドラムの主張もより強くなって、ギター、ベース、ドラム、全ての楽器がうるさくなった。一曲目の "0" から体が勝手にリズムを刻む。

1994

1994

  • w.o.d.
  • ロック
  • ¥250

他にも "HOAX"、MVのある "Mayday" "THE CHAIR" など16ビート大暴れです。

全ての音が独立してカッコいいのにしっかりまとまってる。強すぎる。こんなに心地良い爆音ない。

2019年に出会ったばかりとは思えんぐらいハマったわ、w.o.d.。2020年の更なる飛躍に期待です。

 

 

1位

濡れゆく私小説 / indigo la End (10/9リリース)

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2019年の作品の中でもぶっちぎりやし、今までのインディゴの作品の中でもぶっちぎり。川谷絵音が覚醒した。

インディゴに限らないけど、フルアルバムって大体インタールードとか語りのトラックとか雑音だけのトラックあるじゃないですか。アルバムを1つの作品として作り上げるに当たって、そういうのって作り手としてはこだわりたいポイントであり欠かせないエッセンスなんやろうけど、僕は正直そういうのいいからいっぱい曲聴かせろって思うんですよね() このアルバムはインディゴの作品にしては珍しくそういうのが無くて、全力で歌を届けにきてる。

そしてその歌が全部良いんだ。特に前作「PULSATE」が少しバンド色が薄れてて難解な感じだったのに対して、今回はむしろ初期を思い出させる、ティスさんのギターが光る曲が多い。そのくせ女性コーラスやシンセアレンジみたいな最近の要素も邪魔にならない絶妙なバランスでしっかり活きてる。これまでの良いところだけを全部濃縮したアルバムになってます。

MVがない曲の中では "秋雨の降り方がいじらしい" が一番好きですね。イントロや間奏のギターは篭ったエフェクトかかっててめっちゃ妖艶な音出てんのに、サビは一転してコーラスに支えられた美しいメロディに変わる。かっこよすぎる。

正直、最近の絵音バンドのアルバムは過去曲のリミックスで埋めてたりしてたから、やっぱ忙しいんかなとか思ってたけど、そんなことはなかった。やはり川谷絵音の才能は尽きる気配がない。

ツアーも良かったし。非の打ち所がない作品でした。文句なしの年間ベストアルバムです。

 

 

 

番外編

忘れられないの/モス / サカナクション (8/21リリース)

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楽曲の良し悪しじゃない。いや曲も良いんやけど。令和の時代に8cmシングルを出すことに大きな意味がある。さすがサカナクション

なんかもう、物質として面白いもん。8cmシングルの存在を普通に知ってる世代の人間なので懐かしさも感じるんやけど、逆に新鮮味もある。メジャーレーベルのCDって、プレイパスのコードが書かれた紙入ってるじゃないですか。あれもちゃんと8cmのあのパッケージに収まるようなサイズで入ってるんですよ。多分この世でこのCDだけですよあのサイズのプレイパスコードチラシが入ってるの。

あとシンプルに、ジャケットめくった瞬間でもう笑います。これはもう買って確かめてほしい。「何やねん」てなります。w

やることが違うなと思った。さすがサカナクション

 

 

 

以上です!順位をまとめると以下の通り。

20位 Andante / HOWL BE QUIET
19位 情熱とユーモア / パノラマパナマタウン
18位 VIVI / ココロオークション
17位 SEVEN STAR / 夢みるアドレセンス
16位 愛や優 / ドラマチックアラスカ
15位 HOWLS / ヒトリエ
14位 瞬間的シックスセンス / あいみょん
13位 Roclassick 〜the Last〜 / BIGMAMA
12位 CHOOSE LIFE / The Songbards
11位 MEMORIES / ネクライトーキー
10位 Attitude / Mrs. GREEN APPLE
9位 DON'T STOP THE MUSIC / KEYTALK
8位 mol-74 / mol-74
7位 aurora arc / BUMP OF CHICKEN
6位 Fetish / 夜の本気ダンス
5位 ぺっとぼとレセプション / ましのみ
4位 Hell like Heaven / the peggies
3位 Traveler / Official髭男dism
2位 1994 / w.o.d.
1位 濡れゆく私小説 / indigo la End

 

また、その他迷った末トップ20には入らなかった作品も並べます。トレーラーやティザーのあるものはリンク繋げてるので観てみてください。

まぼろし / 蒼山幸子
NEW NEW NEW / アルカラ
タイムカプセル / CAT ATE HOTDOGS
放課後ジャーニー / 坂口有望
Anachronism Pt.1 / THURSDAY'S YOUTH
Anachronism Pt.2 / THURSDAY'S YOUTH
PLANET / 佐藤千亜妃
潜潜話 / ずっと真夜中でいいのに。
Chime / sumika
more humor / パスピエ
混在ニューウェーブ / vivid undress
LiKE / マカロニえんぴつ
命のフィロソフィー / 麻痺するポケット
スペインのひみつ / ヤバイTシャツ屋さん
幸せ-EP- / 緑黄色社会

 

 

しかしまぁこう見ると俺CD買いまくってんな…これら全部、借りたやつもあるけど殆ど全部買ってます。サブスクで聴いただけのものは選ばないようにしてるので。

気になった人は聴いてみてください。出来たら買ってください。

 

ではこの後続いて「ベストMV曲20選」を投下します。ここで紹介した20アーティストは全部外しました。よければ見ていってください。

 

では(=゚ω゚)ノ

高橋優のフリースタイルを食らってきました

高橋優さんのツアー、神戸公演に行ってきました!

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特筆はしていないけどこのブログでも度々一番好きなアーティストだと言っている高橋優さんのワンマン。2011年ぐらいからずっとツアー行ってるけど、前回のツアーだけ行けなくて初めて連続参戦記録が途切れていた。というわけで2年空いただけやけど久々感がすごい。

2019年は、積極的にライブはしてたけどリリースが無かった。そのため、今回のツアーは全くセトリに予想がつかない。そういった点でもめちゃくちゃ楽しみにしながら臨みました。

 

会場は神戸国際会館三ノ宮駅から目と鼻の先。開演30分前ぐらいに入場。

物販、特に目当てのものは考えてなかったけどとりあえず覗いてみようかなと思ったら、とんでもない長蛇の列。やめた。グッズ諦めた。いいよ節約できたよ。つかあれ最後尾の人たち開演間に合ったんかな。

 

ありがたいことに一階席でした。後ろから数えた方が速いぐらいの列ではあったけど、ホールなのでステージ全体をしっかり見渡せる感じでむしろ良い。

ステージにはツアー名の「free style stroke」の文字が描かれた緞帳。この奥ではもうバンドメンバーがスタンバッてんかな、どんなセットがこさえられてんだろうな、とか考えながら開演を待つ。

あ、そういえば開演までに流れてた場内BGMでCAT ATE HOTDOGSの "Drops" が流れてた!優さん本人セレクトなんやろうか…聴いてはるんやろうか…この曲しか分からんかったけど他も同じ感じのバンドの曲やったりしたんやろうか。

 

殆ど定刻にスタート。ホールライブ、というかこれだけの規模のライブにしてはきっちりしている。ゆっくり場内の照明が落ちて歓声と拍手が起こる。

コツコツと足音の様な音声が流れ、数秒後に止まった。青い照明が逆光して見えないが、緞帳が上がっている様子はないな…?と思っていたら、スポットライトに照らされたステージ真ん中、緞帳の前に優さんがギター持って立ってた!

一気に大歓声。マジで意表突かれた。新しい。登場の瞬間が一番盛り上がるのに、照明点いたらもういるって何よw ほんま毎回演出が凝ってるなぁ。

 

そのまま1曲目、アコギ一本で "駱駝" を弾き語り。緞帳閉まったままなのでバンドメンバーもいない。ギターと歌声と、観客の手拍子だけが響く。相変わらずクッソ歌上手い。歌を聴かせに来てんだと伝えるかの様なオープニングやった。

弾き語りツアーやったっけ?と一瞬ちょっと不安になったのは内緒。

 

"駱駝" が終わると再び暗転し、緞帳が上がった。バンドメンバーも全員ステージ常に揃ってる。

始まったのは "TOKYO DREAM"。相変わらず予想のつかん選曲や。弾き語りからバンドセットになったので、更に全力。初っ端からえげつない声量。大サビ前の『モンスター或いはそこのあなた』でフッと囁く様な声に落としてからの一気に張り上げるところまで持っていく歌い方鳥肌立つわ。

TOKYO DREAM

TOKYO DREAM

  • 高橋優
  • ロック
  • ¥255

からの "こどものうた"。『絶望の平成』って歌詞を、令和に替えずそのまま歌ってたのが印象的。普通のアーティストならこういうところって安易にアレンジしそうなもんやけど、それをしないのが高橋優らしいなと。あくまで平成に書いた曲やから平成のまま残しておこうと思ってるんやろうし、歌のテーマにもなってるセクハラや虐待って実際令和になっても残ってる事実もしっかり踏まえて、でも敢えて、というのもあるんやろうな。

あとキーボードのはっちゃんがヘドバンしながら弾いてて笑った。振り乱す髪ないのに。

 

MCではツアー名の「free style stroke」について。「フリースタイル」と聞くと最近ならラップバトルのフリースタイルが浮かぶけど、水泳競技の自由形、という意味で使っているらしい。毎回CDを買ってる自分にはあまり関係のないトピックだったけど、高橋優も2018年に全曲のサブスクを解禁した。それを踏まえて今回のツアーは「過去の曲を今の自分がどんな風に歌えるのか、自由に演ってみたい」みたいな意味を込めて今回のツアータイトルにしたとのこと。

というわけでその後のブロックはマジで過去のアルバム曲を連発。"靴紐" "君の背景" "気ままラブソング" "未だ見ぬ星座" と、リリース時期までバラバラ。 "気ままラブソング" 以外はMVすら無い。えげつない選曲。

高橋優にハマったのは「リアルタイム・シンガーソングライター」がリリースされた少し後だったので、「高橋優の新しいアルバム」という意識で聴いた初めての作品は「この声」になる。だからそのリード曲だった "気ままラブソング" には思い入れが強いなぁ。

『明日には明日の風が吹くんだって有名な言葉に学ぶなら 今日は今日の風を存分に感じなくちゃ』って歌詞がめっちゃ好き。

あと "君の背景" は『抱きしめ合えば 君が背にした 背景を見渡せる その反対側を 君も見てたら 360°の世界』という歌詞が好き。発想が天才のそれ。

君の背景

君の背景

  • 高橋優
  • ロック
  • ¥255

今回のツアー、各公演で全然セトリが違うという噂を聞いていた。恐らく、映像が準備されてる曲以外は全部入れ替えてるんじゃないかなと。ここの4曲では "靴紐" だけスクリーンに映像が流れてたので、逆に他の3曲は神戸限定だったんじゃないかなと思ってる。知らんけど。

 

2回目のMCコーナーでは始めにバンドメンバーを紹介。高橋優のツアーではおなじみのメンツ。以前に書いた好きなベーシスト特集で紹介した小島剛広さんももちろん参加。

今回のステージにはバーのカウンターを模したセットが設営されていた。優さんに紹介されたメンバー達は順番に椅子に腰掛け、その後の優さんのMCを見守ってた。

この日のMCの主役は間違いなくバイオリンの須磨さんやったな。優さん「年末の名古屋公演で須磨さんが一緒にスターウォーズ観に行く約束してくれたのに昨日神戸に着いてから一人で観にいこうとした」って話で20分ぐらい喋ってたw 途中ヒートアップしてわけ分からんくなってきて、神戸って言うべきところを名古屋って言い間違えて客席から野次飛ばされてた笑

 

MC後は優さんもバーのカウンターに腰掛けて、アコースティックセッション。はっちゃんはキーボードからアコーディオンへ。池窪さんもギターからマンドリンウクレレかそんな感じのやつへ。小島さんは何やっけあれ。ウッドベースとかコントラバスとかの系統の一番小さいやつ。名前忘れた。

"がんばれ細野さん" というこれまたコアなカップリング曲を。ライブで聴くの初めてや。スクリーンに、歌詞のストーリーに沿ったドラマ仕立ての映像が流れた。細野さん役の人、チャンカワイやった笑

で、結論、ちょっと泣きました。いや泣くって。曲だけで泣いた事あるのに映像なんかつけられたら泣くって。チャンカワイだろうが泣いてまうやろ。ほんま、素朴やけど暖かくていい歌なんよ。

がんばれ細野さん

がんばれ細野さん

  • 高橋優
  • ロック
  • ¥255

音源ではアコギとバイオリンしか使われてないから、フルセットの演奏でアレンジされてたのも余計感動した。

 

からの、またカップリング曲 "なくしもの"。チームしゃちほこに提供した曲のセルフカバー。後からTEAM SHACHIにハマった俺としては余計嬉しい。しゃちほこが歌ってても高橋優の曲やったのに本人が歌ったらもう完全に高橋優の曲。

この2曲でアコースティックコーナーは終わり。一旦暗転し、再び照明がついたら各メンバーが元の位置に戻ってた。バンドセット再開一発目は真っ赤な照明の中で "CANDY"。かっこよかった。

みんな手拍子してたけど、あれは客席がレスポンスを返す曲ではないような…笑

その次に演った "BEAUTIFUL" はスクリーン映像が流れてたから多分全公演共通。

 

からの、期待してた新曲 "アスファルトのワニ" を演ってくれた。YouTubeに上がってるのはワンコーラスなので、フルで聴くのは完全に初めて。めっちゃ良い曲やった。

YouTube

『四角い場所で四角になれず 丸い場所で丸になれなくていい』て歌詞が素晴らしいわ。発達障害への理解を深めるキャンペーンソングとして書き下ろしてるから「周りと違ってていい」「人に合わせられなくていい」みたいな意味合いなんやろうけど、すごいよ。こんなに誰にでも分かる単語だけで誰にも思いつかないフレーズを書けるのは高橋優だけやと思う。

 

ここまでで、優しい曲パートは終わり。終盤戦の盛り上げ曲パートが "(Where's) THE SILENT MAJORITY?" から始まった。

次の "高野豆腐〜どこか遠くへ〜" が完全にネタ曲。にもかかわらずめちゃめちゃ凝った映像流れるし、お客さんの合唱もすごいし。あの映像、色々版権大丈夫なんかってレベルで数多の作品のパロディがすごかったけど、マジでリリックビデオとしてYouTubeに上げてくれへんかな。めちゃくちゃおもろかった。

高野豆腐〜どこか遠くへ〜

高野豆腐〜どこか遠くへ〜

  • 高橋優
  • ロック
  • ¥255

実はこの曲あんまり聴いてなかったんだよな… 高橋優のCDは基本的に実家にあるから最近の曲はそこまで聴き込めてなかったんだ…まさかこんな盛り上げ曲ポジションになるとは…悔しい。

こんだけ盛り上がったし、次に "明日はきっといい日になる" 演ったから、もう終わりかなと思ったけど全然終わりじゃなかった。ここに来て "象" でさらにぶち上げに来やがった!めちゃくちゃカッコいい。相変わらず2番Aメロのベースのスラップがえぐい。小島さんえぐい。遠くて見えにくかったけど、とにかくめちゃくちゃ手動いてた。

次の "頭ん中そればっかり" は、サビの『どこ見てんのよ!?』で大合唱。これまためちゃくちゃ凝った映像流してたし、こんなエロ枠曲で何やってんねん。大サビめちゃくちゃ引き伸ばしてたしな笑 何回『どこ見てんのよ!?』言わせんねんw

 

で、最後の泣きポイント、"虹"。泣かなかったけど。僕はこの曲はもう泣き飽きました。もう大丈夫です。2017年のリリース当時、研究室がしんどすぎてずっとボロボロで、この曲を泣かずに聴けたことがなかった。修論が一番佳境だった時期に息抜きでライブ行ったんですけどこの曲で泣きすぎて喋れなくなりました。だからもう大丈夫です。もう今後も泣きません。多分。

でも当然ながらこの曲自体に飽きたわけではもちろん無くて。やっぱり何度聴いても感動するし鳥肌やばい。ていうか優さんやっぱり音域広くなったよな?この曲のサビめちゃくちゃ高いのにすっごい伸びやかに届いてきた。ほんまにすごい。当分は一番好きな曲かも知れんな。

虹

  • 高橋優
  • ロック
  • ¥255

この曲、2017年の甲子園テーマソングだったので、優さんが「兵庫県でこれを歌えるのは大きな意味があると思います」と言って拍手が起こってた。

多分一生言い続けると思うんですけど、2018年の甲子園で秋田の金足農業高校が大健闘したじゃないですか。優さん秋田出身やし、もし "虹" が2017じゃなくて2018年のテーマソングやったら更にめちゃくちゃ感動してたやろなぁって。多分一生言い続けると思う。

 

最後に新曲を演ってくれた。"one stroke" という曲。スクリーンに映ってた「free style stroke」の文字がいつのまにか「one stroke」に変わってた。

めっちゃ良い曲やった。割と明るめやったな。バンドアレンジも完全に仕上がってたから、下手したらレコーディングも既に出来てるんじゃなかろうか。音源化が楽しみ。

 

 

アンコールは再登場するや否や優さんがハーモニカを準備して、 "微笑みのリズム" から!この曲も好きなんよなぁ。「僕らの平成ロックンロール②」の中では一番好きかも。MVないの勿体無いなぁ。もっと知られてほしい。

微笑みのリズム

微笑みのリズム

  • 高橋優
  • ロック
  • ¥255

で、ギターを置いたからまさかと思ったけど、やっぱり "泣ぐ子はいねが" きた笑 アンコールで演るとは思ってなかった。もうないと思ってた。やっぱ本人相当気に入ってんやろなw

スクリーンにオリンピックならぬ「U'LYMPIC 2020」と称して、なまはげのキャラが色んなスポーツをするカオスな映像も流れた。もうわけわからん。わけわからんけどめっちゃ楽しい。

ステージの端から端まで歩き回って客席の近くまで行ってた。最前の人にマイク向けて『泣ぐ子はいねが』を歌わせるのも鉄板。あれ一回やってみたいなー。最前席というだけで夢のような話やけど。

あとこの曲、いつのまにタオル回す曲になってたんやろ?前回の「STARTING OVER」ツアーだけ行ってないんやけどその時からかな?

 

最後の最後。正直「まぁラストは安定の "リーマンズロック" かな」と思ってた。過去2,3回行ったライブ全部そうやったから。

が、まさかの "明日への星"。まぁ最後の最後まで懐かしいところ突いてくる。

久々に聴いたわ。ええ曲やな。ほんますごいな。

ていうか、改めて見てみると高橋優のMV、ショートバージョン多いな…ワーナーでこういう事されるのは珍しいよな…まぁ皆さんせっかく解禁されたんでサブスクで聴いてください。全部いい曲なんで。

 

これで終わり。最後まで最高な空間やった。

ほんまに自由やったな。過去曲に焦点を当てるライブってこんなに楽しいんやな。やっぱり一番好きなアーティストやなと改めて。

何よりこの大きいホールが埋まってるのがすごいな。何だかんだめちゃくちゃ人気やな。ほんまに、いつまでも歌い続けてほしいなと思います。

 

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では(=゚ω゚)ノ

 

 

高橋優 free style stroke

1/12 神戸国際会館 こくさいホール

セットリスト

1. 駱駝 (弾き語り)
2. TOKYO DREAM
3. こどものうた
4. 靴紐
5. 君の背景
6. 気ままラブソング
7. 未だ見ぬ星座
8. がんばれ細野さん
9. なくしもの
10. CANDY
11. BEAUTIFUL
12. アスファルトのワニ
13. (Where's) THE SILENT MAJORITY?
14. 高野豆腐 〜どこか遠くへ〜
15. 明日はきっといい日になる
16. 象
17. 頭ん中そればっかり
18. 虹
19. one stroke (新曲)

en1. 微笑みのリズム
en2. 泣ぐ子はいねが
en3. 明日への星

2020年、ARKS 動きます。

2020年ライブ初め!

ARKSのワンマンに行ってきました!

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会場は大阪の南堀江knave。ミナミホイールでしか行ったことなかった。

開演10分前ぐらいに入場したけど、フロアの人数は20人程度。こんなもんなんか…と思いつつも、自分のチケットの整理番号が32番だったので、流石にもうちょっといないとおかしくない…?と思いながら開演を待つ。でも割とギリギリになって一気に入ってきた印象。まぁ金曜日やったしな。仕事終わりらしきスーツの人とかもいた。

実際、開演は10分ぐらい押してた。しかしその間に滑り込んできたお客さんが結構いたので、逆に良かったのかも。むしろ来場予定の人数に達するまで待ってたんじゃないかとすら。

 

Dr. 涼真さん、サポートBa. よしやさん、そしてVo. 明日香さんと順に出てきた。特に音出しや挨拶はなく、"さよなら三角、夢見た四角" からゆったりとスタート。

からの "私はあなたを卒業する" を皮切りにMC無しで怒涛の4曲。どの曲も演奏前に曲名をコールしてたので、あまり詳しくないお客さんたちにも優しい。

"私はあなたを卒業する" は、唯一の流通盤アルバムの1曲目やからというのもあるんやろうか、イントロの「ARKSが始まった!」感がすごいよな。ARKSのライブまだ2回目やけどな。

 

ここまで来てからの初MC。明日香さんが「皆さん元気ですかー?」とフロアに呼びかけるも、この規模この人数のライブハウスでは皆あまり「イェー!」と返す勇気が出ないのだろうが、パラパラ拍手が沸くのみ。「…何なんニコニコして笑」と笑う明日香さん。ARKSも生粋の大阪バンド、メンバーのコテコテの関西弁が好感度高い。

 

MCで一通りの挨拶を終え、「この中でも知ってる人5人おるかな?ぐらいの初期の曲演ります」と演奏を再開。

確かに聴いたことのない曲やった。6/8拍子と8/8拍子が目まぐるしく変わる面白い構成の曲やった。

演奏を終えた明日香さん、

「"colors" という曲です、YouTubeにあるんで良かったら観てください」

えっマジで?YouTubeある?

ほんまやあったわ

確かに知ってたわこの動画。サムネは観たことある。でもほとんど再生した覚えはないな。MVじゃないから観ようとしなかったんだろうな。

明日香さんも「知ってる人いる?…えー1人!?あ、3人ぐらいいる…」と苦笑いしてた。でも俺は逆にここでちょっと安心したな。こういうバンドのライブの客ってみんな昔から応援してて詳しい人ばっかりってイメージやから、アウェー感が拭い去れてよかった。

 

「ワンマンやから長めに喋ろ」と始めた2回目のMCでは最初にサポートベースとしてよしやさんを紹介。思えばもう一年以上サポートしてるのか。前Ba. おっちょが休止の末に脱退してから、時が経つのは早い。

関係ないけどおっちょ元気かな。岡崎体育とかとはまだ交流あるんかな。"家族構成" のMV出てるんですよ実は。『兄』で。

あとこのMVの監督、寿司くんだよ。ヤバTこやまさんだよ。

 

続いて、まだ演奏してもないけど新曲 "リボルバー" のMVについて。

明日香さんが歌いながらひたすら汚れていくだけのMV。色んなものに立ち向かってる様子を表してるといったイメージか。「(撮影)大変やったな」と振り返る明日香さんに対して、涼真さんが「いや俺は大変じゃなかったよ、1サビで扇風機のスイッチ押しただけやから」って冷静に突っ込んだのおもろかったな。

その後も明日香さんが「(涼真が)手伝ってくれてる」という言い方をして「手伝うっていうか俺メンバーやから!」と鋭いツッコミ。明日香さんが「あのPVやったらARKSって一人なんかなってなるよな」と言ったことにより、涼真さんは「ARKSの『じゃない方』」認定されました。

いやみんな覚えといてね。ARKSは2人組だからね。サポート入れて3人で演ってるバンドやからね。

 

MVの撮影裏話ばかりではあったけどその後「この曲を書けたからまた頑張れると思った」と、『再始動』の意味を話した。「2019年は "リボルバー" のMVを出せたくらいで、あまり表立った活動が出来なかった」と振り返る明日香さん。まぁおっちょの件もあったしな。

でもその分レコーディングは重ねてきたらしく、近々ミニアルバムをリリース予定である事が発表された!久々の流通盤。「Image」が2016年だったから丸4年ぶりか。マジで楽しみ。

個人的には、サポートBa.のよしやさんが正式加入して新体制として活動していくことを発表するんやと思ってた。でもそういうわけではなく、単に "リボルバー" の製作を経てもう一度頑張っていこうと思えたという、精神論的なものだった。

 

MC明け、その新譜からの新曲を次に演奏。気だるげな半語り口調の歌い方が特徴的。イントネーションが関西弁でグッとくる。『私から誘ってばっかりやし』みたいな歌詞も聴き取れた。関西弁が好きな方、必聴。

後で公式がセトリを上げてくれたので曲名が分かった。"始発電車" という曲らしい。思えばこれまでのツイートでライブのセトリを載せていた時にも字面を見たような。

からの、ここに来て "リボルバー"。やっぱりカッコいいな。

さっきはMVの内容にだけ触れたけど、この曲はARKSとしては歌詞が結構異色やなと思ってて。ARKSの歌詞って、片想いなり失恋なり、特定の相手としての『あなた』や『君』に対する気持ちを書いたものが多い。でも "リボルバー" の歌詞は『あなた』が登場するのは同じなんやけど、どちらかというと自分磨きというか、自分を高めていこうという意気込み的なニュアンスが強いように感じる。マジでこの曲で自分たちを奮い立たせる事が出来たんやろうなと思う。再始動のきっかけに相応しい曲やな。

 

ここからも "君のいない街" "SAYONARA" "サイテー" と音源化されていない曲を連発。

"SAYONARA" めっちゃカッコよかった。歌い出しから一気に言葉を浴びせるだけ浴びせておいて一気にイントロで爆発する感じに引き込まれた。

"サイテー" はアウトロのギターがめちゃくちゃ激情的で見入ってしまった。ダークな歌詞を悲痛に歌い上げてたかと思えば最後にそれを演奏でも表現してる感じ。

どれも新譜に収録してくれるのかな。楽しみやな。

 

ラストスパート、「思い入れの強い曲を」と "you" を演り、最後は "忘れもの" からの "呼吸すること" で終了。"呼吸すること" 聴きたいと思ってたし、演ってくれるとも期待してたけど、まさかラストに持ってきてくれるとは。

イントロのアルペジオ美しすぎるよなこれ。ARKSを知ったきっかけは何やったかもう覚えてないけど、知った当時からこの曲は間違いなくずっと聴いてる。

あとこのMVの監督も寿司くんだよ。ヤバTこやまさんだよ。顧客のみんな観て。聴いて。そしてハマって。

 

 

アンコールでは涼真さんが最初に再登場して「どうも、『じゃない方』ですw」とMCでのくだりを回収。

続いて「さっき "colors" を演って、知ってる人おるか聞いた時に、手挙げてなかったけど絶対知ってるって人がおるんですよ」と客席後方を指す。その先にいたスーツ姿の中年男性、メンバーの学生時代の恩師だそう。高校の担任とか顧問とかかな。そんな人が未だに観に来てくれてるって、ARKS愛されてるなぁと思った。

 

アンコールは1曲のみ、"トップランナー"。

おっちょがいた時期の曲やけど、改めてこの再始動の場で最後に演ると意味が違って伝わってくる。おっちょが脱退したことを思うと『たまには二人の助けをもらってもいいよね?』という歌詞が寂しく聴こえてしまうけど、この日のARKSは間違いなくもう乗り越えていたと思う。

最後の最後まで、迷いのない力強さを感じるライブだった。

 

 

終演後、物販で会場限定CDを2種類購入。シングル「バカ」と過去曲集「タイムトリップ」。この日の最大の目当てと言っても過言ではない。

「バカ」のジャケットにサインももらった。

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明日香さんが俺のスーツケースを見て「遠くから来てくれたの…?」と聞いてくれたので、「広島から来ました、実家がこっち(関西)なんで、ついでに帰省します!」と伝えた。涼真さんがそれを聞いて「また広島にも行きます!」と言ってくれた。舞い上がって「来てます!」て返しちゃった。「来てください!」と「待ってます!」が混じった。

でもほんま、待ってますよ広島で。新譜のレコ発でツアー回ってきてくれ。

 

年始一発目に相応しい良いワンマンだった。knaveで演るバンドにありがちな身内感も無くて、雰囲気も良かった。行ってよかった。

2020年、ARKSの活動はリリースを始めとして精力的になると思う。期待したい。

 

では(=゚ω゚)ノ

 

 

ARKS ワンマンライブ「再始動するってよ」

1/10 南堀江knave

セットリスト

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Novelbrightの、Novelbright以外の部分が全部無理だった

これまでWANIMA、ミセス、ヤバT、King Gnuなどを1位に選出している、バズリズム年始恒例企画「これがバズるぞ」ランキング。2020年はNovelbrightというバンドが1位に選ばれた。

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名前をよく見るようにはなってきていた。人気が上がってきていることも認識していた。こんなもん聴くしかないじゃないですか。売れるし。普通聴くでしょ。チェックするでしょ。普通。

 

…聴く気にならなかったんだよなぁ最初。。。

正直このバンド僕はあんまり好きじゃなかった。というか、申し訳ないけど個人的には曲をちゃんと聴く前から良いイメージがなかった。

自分が注目する前に売れたから気に食わないという可能性も考えたが、元々ノーマークだったあいみょんも髭男もKing Gnuも好きになってるのでそれはない。というか流石にそれは幼稚過ぎる。そんな理由で遠ざけるのなら、関ジャムで取り上げられて以降急激にバズったこれらのアーティストも全部毛嫌いしてるはずだ。好きになれないのは好きになれないなりの理由があるはず。

 

曲も聴かずに苦手意識を抱いてしまうのは何故なのか、一度立ち止まって考えてみた。

そうすると、そもそも楽曲以外の点、何なら申し訳ないけど本人たち関係ないところで色々無理だなと思う事例があったからだと分かった。というか改めて実感した。

 

このバンドをまともに認知したのは恐らく大多数の方々と同じ、ツイッター。路上ライブの模様を撮影して「売れるべき!」「路上でやってる場合じゃない!」と賞賛した一般の方の投稿がバズり、彼らの知名度は一気に跳ね上がった。自分もそこで知った。

まず、ライブを重ねて鍛え上げてきたバンドや圧倒的な演奏技術を武器にのし上がってきたバンドが好きな自分としては、SNSを通して売れようというのも個人的にはあんまり好きじゃない。でもまぁ、そこはいいでしょう。今時そんなの時代錯誤や。それも1つのストラテジーやと思う。

自分が気持ち悪いと思ったのは、その後すぐさまめざましテレビで紹介されたこと。タイミング的にどう考えても先のツイート見て反応したやろ。別に民放批判メディア批判をして気持ちよくなりたいわけじゃないけど、もうちょっと自分たちでネタ探そうや。見つけてからのフッ軽は認めるけど。職場でずっとツイッターとインスタ眺めてるだけなんかお前ら。ツイ主に金払え。

ほんで何人かのファンにもインタビューしてたけどその中のひとりの男の子が「ハイトーンボイスと言えば、Mrs. GREEN APPLEOfficial髭男dism、Novelbright!」みたいな言い方してて、そこも無理やなと思った。SNSでバズるまでほぼ無名だったアーティストを「声が高い」だけでその2つと並べんな。ハイトーンボイスは特徴であって、特長じゃない。声が高いだけで他に対するアドバンテージにはならない。もっとないんか他に。多分こいつはそこまでNovelbrightガチ勢じゃない。これがガチ勢だとしたら、ガチ勢がこれであるバンド、俺は無理。

 

もう一つ、タイムリーな事例がある。

実は先日、あるタワレコでNovelbrightが展開されてましてね。新譜を出したわけでもないのに良い扱い受けてて、「お〜やっぱり人気なんやな〜」と思った。んだけれども。

店員が作ったのであろうポップに様々な売り出し文句が掲げられてあったんやけど、その中に「略してノーブラ!」てのがあったんですよ。

無理やと思った。

なるほど確かにね。ノーベルブライトやもんね。あぁ無理やわぁ。タワレコが客にアーティストに対する嫌悪感抱かせてどうする。結構昔の記事にちょろっと書いたんですけど、略称を推そうという意志がありありと見えるバンド無理なんですよ。何ならフルネームより推してるバンドいるでしょたまに。もはやその略称にしたいからその名前にしたんじゃないかってレベルの。そう呼んでほしいなら最初からその名前にしろよってなるのよ。

しかも今回の場合その略称が下品っていう。極め付けはファンがそれではしゃいじゃってる。気持ち悪い。ただ、調べてみたら本人たちは別にその略称を広めるつもりはないみたい。

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でも逆に考えたら本人たちがちゃんと略さずノーベルブライトって名乗ってるのに、ファンが「ノーブラ!ノーブラ!w」て勝手に盛り上がっちゃってるの地獄過ぎるだろ。無理。タワレコの店員がこんなこと書いちゃうぐらいやからガチ勢はもっと言うてんのかな。無理。「本当のファンはちゃんと略さず呼んでる」的な展開を期待する。

あれだな、クリープハイプのファンの形した人たちが下品なTシャツ着て盛り上がって炎上したの思い出したな。あと電車の中でタオル広げて集合写真撮ったワンオクのファンの形したゴミ。まぁ、Novelbrightのこれらのファンはここまでではないけどさ。実際社会に迷惑かけてるわけでもないし。俺が個人的に苦手なだけ。

ただ、「名前は知ってる」「最近よく見るよね」レベルの層を引き込む為には、既存ファンの民度って大事だなと思うわけです。

 

こんなとこかな。曲を聴く前から、色々マイナスなとこだけピンポイントで見てきてしまったんだろうな。メンバー何も悪くないから申し訳ないけど。

 

 

でもやっぱりここまでボロクソ書いたからにはせめて曲聴かないと失礼やろうと思って、ちゃんと聴いてみました。楽曲も聴かずにアーティスト批判したらダメですよ。まぁここまでは別に本人たちを批判してはないけど。

とりあえず曲さえ良ければハマるかも知れない。刺さる曲があるかも知れない。今はなくてもいつかは。そう思ってMV曲は一通り全部観た。

とりあえず代表曲っぽい再生回数の2曲を。

うん。

今のところ好みではない。先入観と偏見が拭い去れてない感が丸出しだが、マジで全然好みじゃない。ごめん。が、歌はマジで上手いんだろうなと思う。ハイトーンボイスも伸びやかで耳障りにはならない。メロディラインも綺麗だ。"Walking with you" の『数え切れないほどの想いを』のところは一発で耳についた。

叩くほど悪くない。というか、まぁ正直良いとは思わないが理論的に叩ける語彙と知識が俺にはない。あながち、先入観だけで切り捨てて良いバンドでもないのかも知れない。

 

いいじゃないか。髭男みたいにいいヤツ感があるわけでもないし、King Gnuみたいにカリスマ性が溢れてるわけでもない。でも普通の大学生みたいな爽やかイケメンたちが頑張っていると言うのは微笑ましいじゃないか。別にわざわざ批判する必要はない。

すぐさま飛びついて安易に取り上げるメディアも、本人たちの想いを他所にはしゃいじゃうファンの民度も、マジで無理。でも本人たちが良い曲を届けてくれればいつかは刺さるかも知れない。

2020年、「これがバズるぞ」ランキング1位、Novelbright。積極的に聴きはしないだろうけど、本人たちに非はないし、温かく見守っていこうと思いま

あっごめん無理やわこれ

 

なんだこれ一番無理な人種じゃん。ウェーイとヤバイしか語彙ないじゃん。無理やわ。個人的に壊滅的に生理的に合わんわ。

ごめん。多方面に色々ごめん。

 

「曲が良いから良いじゃん」ってなる日は来るのだろうか。どうなる2020年。

 

では。

1月のライブ予定

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あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。去年の今頃はインフルエンザで死んでたので今年は良いスタートを切れてると思います。2020年もいっぱいライブ行くぞー。

では1月のライブ予定を以下に。全部が全部チケット確保してないけど、初っ端から結構な本数考えてます。

 

1/10 ARKS@南堀江knave

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2020年ライブ初めは大阪のARKS!

Ba.おっちょが活動休止の末に脱退。サポートベースを迎えて細々と活動してたけど、この度「再始動するってよ」と題して久々のワンマンを。新しいベースの正式加入が発表されるとかかな?

2017年のミナホの深夜枠で初めて観て以来2回目。ロングステージは初。というかワンマンなんて次いつやってくれるか分からん。しっかり目に焼き付けてきたいと思います。

廃盤になった過去作品の曲がまとめて収録された会場限定アルバムも必ずゲットしたい。

 

1/12 高橋優@神戸国際会館 こくさいホール

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一年以上リリースがなかった中で突然発表されたツアー。セットリストも全く予想がつかない。噂ではめちゃくちゃ良セトリ、しかも各公演で全然違うとの声もある。

高橋優さんは何気に一番ライブに行った回数が多いんやけど、マジで毎回最初から度肝抜かれる。1曲目が予想できたことがない。

あれか、NHKに提供した "アスファルトのワニ" ぐらいか。新曲すぎて逆に演るか分からんな。

何だかんだ一番好きな高橋優さんのライブ。楽しみです。

 

1/18 Nothing's Curved In Stone@Zepp Osaka Bayside

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まだチケット取ってません。というか行くか分かりません。

日程的には行けるっちゃ行ける。行きたいっちゃ行きたい。でもアルバムそこまで聴き込めてないんだよな…

NCIS、6年ぐらい聴いてるけどライブは2018年のワイバンで観た一回のみ。一回ワンマン行ってみたい感はあるよね。あと、何気にZeppって行ったことないんですよ僕。そういう意味で色々興味はある。

まぁ、失礼ながらNCISならZeppが切れる心配はないと思うし、ギリギリまで様子を見ようかな。

 

1/25 the quiet room@広島Cave-Be

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これも行くか決めてません。でも多分行くかな。クワルーの対バンツアー、対バン相手はSAKANAMON。まぁアツいわな。めちゃくちゃ行きたいわな。クワルーは2019年上半期に聴きまくった "パレードは終わりさ" をまだ生で観たことがない。SAKANAMONも2月にリリースのアルバムから新曲を演ってくれるかも知れない。

あとオープニングアクトに、レーベルの後輩osageが出演する。このバンドは全くと言っていいほど名前しか知らないので、オススメ曲あれば誰か教えてください。

 

ちなみにこの日BACKBEATでThe Songbardsのツアーもあるんだよな…対バンが空きっ腹に酒と2、これも行きたいな…

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悩ましい。

 

1/31 IV Of Spades@青山月見ル君想フ

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ある意味2020年で一番アツい。以前このブログで紹介したフィリピンのバンド、IV Of Spades。

その来日公演があるとのことで。行くしかないでしょう。

もう特に言うことない。ただただ楽しみ。

ちなみになんでこの情報を得たかというと、このツイートにぶら下がってるツイートを見てもらうと分かるんですけど

その記事を引用いただいてました笑 まさかこんなことがあるとは…この記事を書いてなければ今回の来日公演を知ることはなかったでしょう。ブログやっててよかった…

 

あ、ちなみにゲストでSPiCYSOLが出るらしいです。UK.PROJECTのアーティストやったよな?詳しい人オススメ曲教えてください。

 

 

1月は以上です!考え中のやつも全部行ったとしたら5本か。まぁぼちぼちやな。つか広島のライブほとんどないな…出張とか帰省に託けて遠征しすぎやな…()

 

あっちなみに2019年のライブはフェスも含めて全39本でした。月に3本ちょい。思ったより少なかったな。50本ぐらい行ってると思ってた。

2020年もいっぱいライブ行くぞー!

では(=゚ω゚)ノ