たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

透色便乗アイドルソングプレイリスト6選

言わずもがな最推し箱である透色ドロップのYouTube配信番組、「透色ってなにいろ?」。先日、下記の回が公開された。

アイドルソング、今後6曲しか聴けないならこの曲」と題し、メンバーが珠玉のプレイリストを公開して各楽曲を語っていくというもの。各々、曲調や歌詞など様々なポイントに思い入れを抱いていて、かつカップリング曲などのメジャーでない楽曲も多数挙げており、改めてメンバー皆、自身が根っからアイドルが好きなんだなと分かる楽しい回でした。神宿、群青の世界、26時のマスカレイドなど、自分も好いていたグループの楽曲も挙がっていて、個人的にも嬉しい内容であった。

 

というわけで便乗!自分も6曲選んでみました!

透色のオタク、同じような事した人多いんじゃないかな。 「今後6曲しか聴けないならこの曲」、実質人生のベストソングですよね。かまろんが言ってたように桁が足りねぇ。自分も多くのアイドルソングに触れてきたんだなぁと実感しました。

選定にあたっては、なにいろ内では特にルールは無かったが、自分は1グループ1曲までとした。今の自分が選んだら平気で全部透色にしそうなので。過去の年間ベストで上位に挙げてきた曲ばかりで新鮮味はないかもだが、改めてシンプルに好きな曲や、自分のオタク人生に影響を与えた意義の大きい曲をメインに選んでみた。マジでプレイリスト、何ならミニアルバム作るぐらいの気持ちで曲順も考えてみました。

 

というわけで、私が今後6曲しかアイドルソングを聴けないとしたら選ぶ6曲はこちら!

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①メロンソーダ / 夢みるアドレセンス
②春風Ambitious / 神宿
③わたしの一番かわいいところ / FRUITS ZIPPER
④ごめん、好きになって / 群青の世界
⑤君と夢と桜と恋と / 透色ドロップ
⑥アンサンぶる / CYNHN

1曲目から順番に語っていきます!

 

 

メロンソーダ / 夢みるアドレセンス

初手夢アド!"ファンタスティックパレード" とめちゃくちゃ悩んだけどこっち。

アイドル目線の歌詞というのは今となっては沢山耳にするが、夢アドぐらいしかアイドル曲をまともに知らなかった当時の自分にとっては新鮮どころではない衝撃だった。『あなたから「好き」と言われたなら アイドルだって辞めちゃうから!』ですよ。そんなんアリなのかと思った。

そしてこれを書いているのが、今や大阪城ホールを埋める人気になったハンブレッダーズのムツムロアキラというね。メロディもムツムロ節の出ている良さがある。彼の初の楽曲提供作品という点で、邦ロックリスナー的にももっと知られてほしい楽曲。

ライブではサビでオタクも一緒になって隊列組んで踊るのが楽しかった。当時のメンバーは7人全員もう卒業してるけど、この曲はいつまでも残る名作だなと思うわけです。荻野可鈴さん結婚おめでとうございます。

 

 

春風Ambitious / 神宿

神宿というグループも、この曲の生みの親である玉屋2060%氏がフロントマンを務めるWiennersも、当時まで「名前は聞いたことがある」レベルだった。そこに "お控えなすって神宿でござる" に出会って両者の魅力を知った上で、更に畳み掛けるようにリリースされた "春風Ambitious" は好きになる要素しかなかった。ただでさえ4つ打ち裏打ちのリズムにキュルキュルシンセは好物ですからね。

そして多分人生で最初に振り付けを全コピした曲です。今では色んなグループが公開している、いわゆる「ダンプラ(dance practice)動画」がMVより先に出ていて、何回も観てるうちに振り付け覚えてしまった。そもそもサイリウムとかチェキとかを初めて買ったのも神宿だし、自分のオタク人生黎明期に大きな影響を与えてるなーと思います。

 

 

わたしの一番かわいいところ / FRUITS ZIPPER

流石にヤマモトショウさんの曲は絶対入れたいなと思った時に、ベタだけどやっぱりこの曲かなと。fishbowlと悩んだけど。

ヤマモトショウさんは今やfishbowlのプロデュースと並行して様々なグループに楽曲提供されているが、他のグループの曲に「FRUITS ZIPPERっぽい」ってコメントがちょこちょこ見られるんだよな。それだけヤマモトショウさんの楽曲イメージを浸透させたのはこの曲なんだと思う。

『私の一番、かわいいところに 気付いてる そんな君が一番すごいすごいよすごすぎる!』って歌詞、ほんとにすごいすごいよすごすぎる。男女間だったりアイドルとファンだったり、あらゆる関係性において双方の自己肯定感を上げ切ってくれるところにも、多くの人の心を掴んでヒットするポイントはあったんだろうな。

 

 

ごめん、好きになって / 群青の世界

昨年の年間ベストでも褒め倒した楽曲。今回選出するにあたっては年代に縛りがないので "僕らのスーパーノヴァ" と迷ったのだが、やはりこの曲は失いたくないなと思った。あと、プレイリスト全体のバランスを考えた時にこういう切なエモいバラードを入れたかったのもある。中盤に入ってくるといいアクセントになるかなと。

もう年間ベストで書いた通りなんだが、本当に爽やかなのに切ない。"ごめん、好きになって" っていう曲名は衝撃的な発明です。年間ベストに書いたこと以上のことがもう無いので割愛。

言わずもがな2023年は人生で一番オタ活に励んだ一年だった(2024年は既に上回る勢いの滑り出しを見せているが)。そんな2023年に一番聴いたアイドルソング。群青の世界はもういないけど、この曲は大事に聴いていきたいと思うのです。

 

 

君と夢と桜と恋と / 透色ドロップ

透色に便乗した企画なので敢えて透色は外すのも考えたけどやっぱ無理でした。何なら透色だけで6曲選ぶとしても無理ですわ。しかし苦渋の選択でこの曲はやっぱり一番好きだなと。

イントロからワクワクするギターリフ、1Aの裏で鳴ってるカノンライクなメロディ、落ちサビで下げる方向に転調して大サビで戻ると共に来る裏打ち、もう本当に好きな要素しかない。

歌詞は別れの切なさや寂しさが込められているが、明るい曲調のおかげで未来への希望が見えて前を向けると言うか。ちょうど時期的にも合うんですよね。先日、まさに桜の花びらが散り行く道を歩きながらこの曲を聴いて鳥肌が立ちました。ただの仕事帰りだったんですけどね。退社中に泣きそうになるな。ブラックなんか。

 

 

アンサンぶる / CYNHN

初めて聴いた時からイントロの底抜けにアッパーな感じに貫かれた。インパクトの強いシンセイントロ、突き抜けた4つ打ちのリズム、独特なワードチョイスと語感、全部最高。ライブでも盛り上がる一曲。

実は自分がサブスクを本格的に利用するようになったきっかけの曲でして。上記のライブ映像だけで、MVは無いから、楽曲を聴こうと思ったらCD買うか、フィジカルリリース前はサブスクを利用するしかなかった。この曲を初めて聴いて衝撃を受けて、「あ、フィジカルリリース待ってたらダメだ」「先行配信されてる曲はサブスクで即聴きにいかないとダメだ」と思った。そういう意味で、結果的に自分の音楽へのアプローチに多大な影響を与えた曲なんですよね。

よくよく考えたら、今後この曲しか聴けないって事はライブでもその曲しか観られないということになるのでは…?となり、じゃあCYNHNだったらこの曲かなと。セトリ全部 "アンサンぶる" とか頭おかしすぎて最高じゃないですか?

アルバム「Blue Cresc.」でもラストを飾る曲なので、最後の最後にブチ上げて締めようって感じでラストに持ってきました。

 

 

以上!!

改めて好きな曲たちばかり。シャッフル再生で出てくるのとかを待たずに積極的に聴いてしまうもんな。他にも勿論いっぱいあるが、今後聴けなくなるのは惜しいという気持ちが大きい曲たちを選んでみました。思えばアイドルソングという括りでがっつり記事書いて語るの初めてかも。オタ活が潤っていることを実感しますね。

今回はアイドルソングでプレイリスト作ったけど、他のジャンルでも面白そうだよな。機会があればやってみようかな。皆さんのオススメ曲やプレイリストも教えてください。

…いや、アイドルソングでもこんなに悩んだのにもっと数を聴いてるバンド関連とかで6曲選ぼうと思ったら死ぬな。やめよ。

では(=゚ω゚)ノ