ポップしなないでを観てきましたー！ワンマンは初参戦！
メジャー2ndフルアルバム「DOKI」のリリースツアー広島公演。メジャーデビュー後の楽曲も着実な伸びを見せていて、自分も好きな曲が多数あるのでワンマン観てみたかった。広島でのライブは直近3月にHERO's RUMBLEに来ており、自分も参戦していたが、タイムテーブル的に観られなかった。ライブ自体は去年のミナホ以来2回目か。そんなわけで久々に参戦。と言ってもこの週、仕事の疲労が溜まりすぎていて行けるか分からなかったので、当日券で入ったのだが。
会場は広島Cave-Be。かなり久々。場所ちょっと忘れかけてたわ。いつぶりだろうと思って調べたら2022年のバックドロップシンデレラとヤバTのツーマン以来。ほぇー1年半空いてんのか。そら記憶も怪しくなるわ。
ソールドアウトではないが、物販スペースも含めるとそれなりに埋まっていた。割と老若男女いたイメージ。小さい女の子を連れた家族連れもいたりして客層が幅広い。イヤーマフをつけてあげたい親御さん vs 嫌がって取りたいお子さんの構図が微笑ましかった笑
そんなこんなで定刻そこそこに開演。ステージには丸い提灯のようなものがいくつか提げられており、夏祭りのようなヒュルヒュルという効果音と共にVo. かめがいさんとDr. かわむらさんが登場した。サポートメンバーは入れない体制で、ドラムとキーボード以外の楽器は全て同期だった。
「オバケ代表、ポップしなないでです！」と宣言して、1曲目 "千年飯店" からスタート。「DOKI」は前半に既発曲・MV曲が固められているアルバムだが、そんな中でアルバム曲から始める選曲が個人的に好き。しかし、ポップでキュートで初っ端から盛り上がるオープニングとなった。オバケのコンセプトもこの曲の歌詞から来てるのね。
- provided courtesy of iTunes
2曲目、"白昼、きみとドロン" へ。この曲が聴きたくてアルバムも買ったしライブも来た。
めっちゃ好き。MVも可愛らしい。そう言えばこっちにもオバケ登場しますね。『ワン、ツー、ワンツーツーさんし！』で一緒に1,2,3,4を指したかったけど指がついていかなかった笑
ここで最初のMCで2人からご挨拶。 広島でワンマンは初めてだったらしい。それなりに活動を続けてるグループなので広島にも何度も来てそうだったが、意外。冒頭にも書いたようにサーキットでは来てたけども。去年か一昨年かに福山のJOKAFESにも呼ばれてたね。
かめがいさん、イヤーマフ可愛いね〜何かあったら言ってもらったら大丈夫ですからね、と子連れのお客さんへの配慮も示す。うたのおねえさん感がすごい。
続く "Virtual Daydreamer" では、かめがいさんが眼鏡を外して赤いグラサンで歌唱。眼鏡外して歌うこともあるんや〜と思ったら赤いグラサンかけたからびっくりした、んで終わったら次の "魔王様" では即外したから何やったんやろ笑
次のMCで話していたが、マネージャーの方が広島出身らしい。「広島の人はシャイだから盛り上がらないよ」みたいな脅しを受けていたそう笑 その為、お二人は広島の盛り上がりに一際喜んでいた模様。肝心のそのマネージャーはこの日来てなくて翌日の福岡には来るってのが面白かった笑
続いて "夢見る熱帯夜" "救われ升" と過去の代表曲を連続で。"救われ升" では大サビ前に「たまには皆にも私たち2人を救ってもらわないといけない！」と煽り、コールアンドレスポンスパートを。かめがいさんに続いて皆で『透明になってく』をコールした。
YouTubeにあるライブ映像はコロナ禍中のものなので声出し無し。この皆で2人を救えるのも当たり前じゃないのだなと思うなどした。
ここからはアルバムからミディアムテンポのバラードを一挙に披露。"落chill" "好きになった気がしたんだ" "銀色ナイフ" "ポップコーン・メモリー" と続ける。"落chill" は「DOKI」の最後の曲で、このタイミングで演るのが意外というか何というか。かめがいさんが「アルバム聴いて来てくれた人は好きな曲があったと思うけど、必ず演るので」、それに対してかわむらさんが「そういう意味ではセトリが分かってるライブ」と言っていたが、アルバムのツアーでそのままアルバムの曲を演るにしても展開に意外性があって、好きなセトリの組み方です。始まりが "千年飯店" だったのもそう。
MCでは本当に、初の広島ワンマンで沢山の動員があったことに事あるごとに感謝を述べる。仙台、北海道ときてツアー3公演目、「僕らぐらいの規模だと思い出に残らないライブってまぁ無いんだけど、いつか節目で思い出す公演になりそうです」とかわむらさん。飄々と話すけど本当に噛み締めている様子だった。かめがいさんが「そうそう、別に先週の北海道のこともう忘れたとかってわけじゃないんだけど」て添えたのがちょっと笑ってしまったけど笑
終盤戦は「自己紹介の曲を」と前置いて最多の再生回数を擁する "魔法使いのマキちゃん" から。"春よ続け" "暴露" と言った「DOKI」曲も交えつつ、過去のキラーチューンも畳み掛けた怒涛のラストスパート。"UFOを呼ぶダンス" の前の、「あそこに、私の友達の宇宙人が来てるんだけどUFOがなくて帰れないらしい！みんなで呼ぼう！」というかめがいさんの謎の煽りも盛り上がりを加速させた。多分。
甲高く可愛らしい声で煽ってからの低音の歌い出しでギャップにやられる。そして清々しい4つ打ち・ハイハットの裏打ちすぎてずっとかわむらさんのドラムプレイを観てしまった。
その次の "ローリンソウル・ハッピーデイズ" で、かわむらさんがなんかニヤけてるというか笑いを堪えてるように見えたんだけど気のせいかな。笑 まぁ楽しく演ってもらえたなら何よりです。
ラストは「DOKI」から残る1曲 "そらをとばない" でゆったりと力を抜いて終わった。緩急のメリハリもきっちりした、かつアルバムのツアーとしてまとまりのある公演でした。
- provided courtesy of iTunes
アンコールでは最初にかめがいさんが "UFOを呼ぶダンス" の前のくだりを回収して「無事UFO来たみたいですありがとう〜！」と。するとかわむらさんが「あれみんなどう思った？意味分かった？」と問いかける。まぁ、日本語として意味は分かるけどパフォーマンスとしては意味分かんなかったです。笑 ちなみにリハでは別の煽りをやってたけどマジで意味分からなくてやめたらしいw 逆に気になる笑 もしかしてかわむらさんが "UFOを呼ぶダンス" の次の "ローリンソウル・ハッピーデイズ" でちょっと笑ってたのはこの事を思い出してたからなのかなと思ったり笑
その後のグッズ紹介も2人のゆるさが全開のシュールさ。タオルが今までアルバムの名前とか４コママンガとかのデザインでやってきてたところをロゴタオルにした途端売れ出したとか、アンチラバーバンド勢だったけど他のバンドのラババンの売れ行きを見て愕然としたのでやっぱりラババンも作ったとか、アクスタにボールチェーンをつけたのはかめがいさんの甥っ子さんのリクエストだとか、一つ一つのエピソードが面白い笑
また、場内に飾られていたフォトスポットについても言及。今回のツアービジュアル撮影時にかめがいさんが着用したそのものの展示だったらしい。かわむらさんが「あれ本物なんですよ」って言った時にかめがいさんが「本物のウサギ」だと思って声上げたの面白かった、そんなわけなかろうw んで、かわむらさん「いや大丈夫だから、ウサギの剥製とかじゃないから」って言ったけど…そう言いたかったんだと思うんだけど…ツッコまれなかったけど剥製のこと「燻製」って言い間違えてたよね…？笑
一通りのくだりを終えたところで、「そろそろ曲演りますか」「あぁ、そうだそうだ」とついでみたいな感じでアンコールへ。笑 アンコールは「暖かくなってきたので初夏の曲を」と "初夏それから"。
前作「戦略的生存」のアルバム曲。この曲爽やかで軽やかで好きなんよね。アコースティックとかでもゆったり聴いてみたい一曲です。んで「DOKI」の曲を演り切った中でのアンコールをMV曲でなく過去アルバム曲というのが良い。ポしな、改めて自分の好きなセトリの組み方するバンド確定です。聴けてよかった！
終演後、物販でタオルとかみさまキーホルダー購入。突然売れ出したというロゴタオル。爽やかな青緑の色合いが良い。
おねむのかみさま可愛い！キーホルダーとか殆ど買わんけどこれは欲しくなってしまった。何につけるか分からんけどもふもふしよっと。
以上！
ワンマン初めて観たけどよかったなー。当日券で滑り込みで行ってよかった。アルバムのツアーだけど、アルバム曲は全部演る上で、曲順に捻りがある感じがとても好みだった。加えて代表的なMV曲を織り交ぜて、初心者に優しいセトリ。そしてMCでの2人の掛け合いもゆるくて面白い。また観たくなるワンマンでした。また広島来てほしい！サポートメンバーも入れた完全生バンドでも観たいね。メジャーデビュー前のアルバムも買ってまた聴いていこう。
では(=ﾟωﾟ)ﾉ
ポップしなないで ワンマンツアー「鼓動を聴かせて」
2024.4.27 広島Cave-Be
セットリスト
01. 千年飯店
02. 白昼、きみとドロン
03. Virtual Daydreamer
04. 魔王様
05. 夢見る熱帯夜
06. 救われ升
07. 落chill
08. 好きになった気がしたんだ
09. 銀色ナイフ
10. ポップコーン・メモリー
11. 魔法使いのマキちゃん
12. 春よ続け
13. UFOを呼ぶダンス
14. ローリンソウル・ハッピーデイズ
15. 暴露
16. そらをとばない
en1. 初夏それから
