たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

晴天のOTODAMAに必死のパッチで初入浴!

OTODAMAに初めて行ってきましたー!!

f:id:tana-boon:20240505074122j:image

f:id:tana-boon:20240509190816j:image

泉大津フェニックスで開催される清水温泉主催のフェス。今年で20周年と、イベント自体は割と歴史があるが、今回初めて参戦してきました。昔は夏に開催されていて、ゴールデンウィークの開催になったのはここ最近なのね。2days開催のうちの1日目だけですが、目当てのアーティストが多かったので予定を確保。ちなみに前日が31歳の誕生日でした。31歳初ライブ!

10時会場に対して11時頃に到着。いつもの如く泉大津駅からは徒歩。シャトルバスなど使わぬ。めちゃくちゃ晴れてたし気温も高かったので着く頃には汗ばんでました。11時からのライブにはかなりギリギリだったが、物販の長蛇の列を横目に無事入場。

一日満喫しました!順番に書いていきます!

 

 

シャイトープ

大浴場ステージのトップバッターは、メジャーデビューも掴んでブレイク確定路線のシャイトープ!Vo. 佐々木想さんの地元広島で開催された結びの夢番地の屋外ステージで観た時以来。

シャイトープと言えばやはり "ランデブー" に代表される優しいバラードのイメージが強いが、この日は比較的アッパーな曲がメインだった。"誘拐" や "マーガリン" も疾走感があり昼の野外にとても似合うし、"curry & rice" ではコールアンドレスポンスも。男女に分けて『curry & rice』をコール。こんな盛り上げ方もしてくるバンドだとは知らなかった。印象が変わった。つか "curry & rice" からの "マーガリン" は完全にバターチキンカレー食べたくなるんよ笑

curry & rice

curry & rice

  • シャイトープ
  • J-Pop
  • ¥204

自分は間に合わなかったが、シャイトープの前に「入浴宣言」としてレイザーラモンRGの前説があった。そこで「シャイトープあるある」「ボーカル遅刻しがち」と言われていたらしい笑 「RGさんにいじってもらえて光栄です笑」とはにかむ佐々木さん。大浴場ステージ一番風呂の特権だな。

初出演で大浴場ステージに出られる喜びを噛み締め、ラストは「たくさんの人に届いてくれている曲」と前置いて "ランデブー" を。ここまでのセットリストの流れからしてまさか演らずに終わるのかと一瞬思った。それはそれでめちゃくちゃカッコいいけど。

晴天の泉大津、爽やかなスタートを切ってくれた。これからメジャーでどんどん活躍していくバンドの一つになるだろう。広島県民として応援してます。

 

セットリスト

01. tengoku
02. None
03. 誘拐
04. curry & rice
05. マーガリ
06. ランデブー

 

 

岡崎体育

弛まぬ告知を続けてZeppツアーを完売させた事も大きな話題になった岡崎体育Zeppツアーは参戦しないが、昨年のツアーの福岡公演で観て以来半年ぶり。

スタッフのマイクチェックに便乗して「ツェー」と言ってみたり、チェック後は何故か尾崎豊の "I Love You" を歌ったりと、リハから笑わせてくれるところが流石である。

本編では定番の "Open" に始まり、フェスではお決まりの "Quick Report" で会場のボルテージを一気に最高潮に。「観客は1人また1人とタオルを掲げ始めた」に呼応してタオルを掲げ始めるオーディエンス。なんかドラえもんの「ホント日記」みたいなものを感じる笑 その後「岡崎体育のタオルなんか1割にも満たない」「ほとんどキュウソ」て言ってたのめっちゃ笑ったw

続く「ボイスオブハート」はバラードを歌っていなと思ったら2番あたりから音源で心の声が聞こえてくるというネタ。曲名は聴いたことあるけど曲調が違うな…?と思ったら "Voice of Heart 2" なのねこれ笑 調べたらライブでだけ演っている曲なんだな!

Voice Of Heart 2

Voice Of Heart 2

ぬいぐるみのてっくんが登場する "FRIENDS" では、「バンドだと売上が分割になるのでざまぁみろ」といういつものくだりから派生し、「でも待てよ、僕ギャラ貰ってないぞ」「清水温泉の責任者呼んでこい!」とてっくんから抗議が入るという初めて観る流れに笑 清水温泉責任者からの手紙が出てきて、「ツアーのZepp Osaka Bayside公演の宣伝の為に費用を使った為てっくんへのギャラはありません」と謝罪w しかし「おかげさまでZepp Osaka Bayside公演」と読み上げられた時は割れんばかりの歓声と拍手が上がった。上手いなぁ。てっくんは「この次のバンドのギャラ寄越せ!次のバンド誰や!マイヘアか!何がマイヘアイズバッドじゃ!こちとらマイギャライズノットじゃ!椎木ー!ギャラ寄越せ椎木ー!」と吠えながら退場していった。笑

再び岡崎体育1人になり、ラストは "なにをやってもあかんわ" からの "Q-DUB" で締め。童謡から突然デスボイスとヘドバンになる謎の歌。なんでこれが締めなのw そしてこの曲に至ってはマジ未音源化なんだよな。曲名はTwitterで見つけたけど。まだまだ奥が深いぜ岡崎体育

そう言えば新譜「Suplex」の曲いっこも演らんかったな。"失恋ソング" 聴きたかった笑 完売のZeppツアーファイトです!

 

セットリスト

01. Open
02. Quick Report
03. Voice of Heart 2
04. FRIENDS
05. なにをやってもあかんわ
06. Q-DUB

 

 

バックドロップシンデレラ

露天風呂ステージに移動して観たのはワチャ系代表バクシン。地味にライブハウス以外で観るのは初めて。

リハの時点で砂埃が舞うレベルの激しい盛り上がり。岡崎体育の後に大浴場ステージに出てきたレイザーラモンRGの「OTODAMAあるある」が終わるまで音出し待ってたの面白かった笑

本編は新曲 "桜。轟音にのせ" を交えつつも "アメリカでウンザウンザを踊る" に始まり、"バズらせない天才" "フェスだして" "台湾フォーチュン" と、王道のフェス向けセトリ。前方では砂埃に留まらずダイバーも舞っていた。何ならあゆみさんも頻繁に客席へ。マジでなんであれで歌えんの…

さらに終盤の "月あかりウンザウンザを踊る" ではステージ横の櫓をよじ登り、最上階の足場に乗って歌うというぶっ飛びぶり。ステージの櫓に登るパフォーマンスは色んなバンドで観なくもないが、てっぺんまで行ったのは初めて観た。んで何がすごいって登るのめちゃくちゃ速かったんだよな…ほっそいのに身体能力凄まじいんよ、あゆみさん。「一番高いところまで来ました〜」「フードエリアの皆も見えてるよー!」と空から声かけてた笑 上空から見渡す泉大津フェニックスの盛り上がりは素晴らしい景色だっただろう。

最後はお決まりの "さらば青春のパンク" で大暴れ。流石のパフォーマンスでした。「いつもツアーとかで大阪来る時は清水温泉にお世話になってて、何年かに一回こうやってご褒美みたいにOTODAMA出させてもらってる」とペリーさんは言っていた。これからどんなフェスにも何年かに一回でなく常連になっていきそうだよなと思う盛り上げっぷりでした。何が変わりつつある!

 

セットリスト

01. アメリカでウンザウンザを踊る
02. バズらせない天才
03. フェスだして
04. 台湾フォーチュン
05. 桜。轟音にのせ
06. 本気でウンザウンザを踊る
07. 月あかりウンザウンザを踊る
08. さらば青春のパンク

 


My Hair is Bad

2019年のワイバン以来久々に観るマイヘア、新旧織り交ぜというか、色んな年代の楽曲を満遍なく入れた良いセトリ。 1曲目から披露した最新作 "太陽" が、晴天の下どこまでも響いていく感じがとてもスケール感があって熱かった。

今回はなんせ月間ベストにも挙げた "自由とヒステリー" を生で聴きたかったので、回収できてよかった。同時期にリリースした "悲劇のヒロイン" は演らなかったな。

代表曲 "真赤" の前説の弾き語りが印象に残っている。さらには曲中にも「9年前の曲を昨日のことのように歌う、不思議なことだ」と吠える。待ち望まれている人気曲でもただ演るのではなく、しっかり今の気持ちを乗せて届けてくる感じ、その場その場での気持ちが溢れている感じ、そういったところに他バンドには真似できないカリスマ性が見られる。

ラストに1分に満たないショートチューン "噂" を演ったのも印象的。こういう短い曲があるのは勿論知っているが、最後にねじ込んでいくイメージは無かったので新鮮だった。

噂

最後の最後までカッコよかったな。MCでは「3月4月と家とスタジオの往復みたいな日々で、久々の休みに皆に会えたみたいな感じです」と話した椎木さん。こちとら5年ぶりで久々どころではない。こちらも休みに会えて嬉しいです。久々に刺さった新曲を含めて改めて生で観て、やっぱりカッコいいなと思いました。また観たいな。ツアーやってくれないかな。

 

セットリスト

01. 太陽
02. アフターアワー
03. 自由とヒステリー
04. 告白
05. 真赤
06. 熱狂を終え
07. ドラマみたいだ
08. 歓声をさがして
09. 噂

 


Lucky Kilimanjaro

ラッキリも久々に観たかった一組。2年ぐらい観てないと思ってたら一昨年のミナホのEXTRA EDITIONで観てたが、それでも1年半ぶりぐらいである。

代表曲も新しめの曲も満遍ない沸きセトリ。一発目の "ひとりの夜を抜け" から "Burning Friday Night" に繋がった時は客席の盛り上がりが分かったな。maotakiさんの「OTODAMA、踊れてる?」という可愛らしい呼びかけにも歓声が。この曲、少しバズっていたらしいのだが、やはり人気なんだなぁと。

Burning Friday Night

Burning Friday Night

  • Lucky Kilimanjaro
  • ロック
  • ¥204

お得意の曲間の繋ぎでどんどん沸かせていく。新曲 "実感" も演りつつ "エモめの夏" "踊りの合図" "HOUSE" など代表曲をしっかり押さえたセトリ。正直に言うとパッと曲名が出てこない曲も少なくないんだが、関係なく踊れる。

タイトルが出てこなかった曲名の一つだったんだが、"でんでん" がかなり頭に残ってますね。サブスクで聴いてはいたから全く知らない状態では無かったんだが、なんせ中毒性が凄かった。

でんでん

でんでん

  • Lucky Kilimanjaro
  • J-Pop
  • ¥255

改めて調べたらカップリングじゃねぇかよ。選曲よ。フェスだぞ。好き。

Vo. 熊木幸丸氏は終始一貫して「踊り方は自由です」と言っていたのが印象的。あれだけ何度も言ってるって事は本当に本心なのよ。し、ラッキリの曲ってこんだけ踊れるけど振り付けとかがあるわけではないんだよな。本当に自分の思うままに身体を揺らして自由に踊れる。久々に観て改めて楽しいなと思った。

6月からのワンマンツアーの大阪公演は大阪城野音。さらに来年には幕張メッセ公演もアナウンスされた。着実にブレイクしていくラッキリ、ちょっとまたワンマンでがっつり観たいな。

 

セットリスト

01. ひとりの夜を抜け
02. Burning Friday Night
03. エモめの夏
04. KIDS
05. 踊りの合図
06. でんでん
07. HOUSE
08. 実感
09. Kimochy

 

 

フレデリック

リハの段階から "KITAKU BEAT" "リリリピート" できっちり仕上げに来たフレデリック、本編はまさかの初っ端から "オドループ"。康司さんのベースの入りで察した客席からは既に拍手が。他のフェスではラストに持ってくることが多いこの曲を、「最初にこれ持ってくるってことは相当気合入ってるって事ですよ」と健司さん。いきなり凄まじい盛り上がりだった。アウトロでどんどんスピードアップしていくアレンジもTHE FIRST TAKEを思い出す。ガシラさんがステージ上を走り回りながら往復していた。

"ふしだらフラミンゴ" や "銀河の果てに連れ去って!" という非MV曲のチョイスも良い。"ふしだらフラミンゴ" なんか生で聴くのいつぶりだろう。下手したら初めてか…?"銀河の果てに連れ去って!" も好きなので、定番になっていて嬉しい。

ふしだらフラミンゴ

ふしだらフラミンゴ

新曲の "CYAN" も、まだショートバージョンでしか解禁されていない状態だが、しっかり客席の身体を揺らさせるリズムに中毒性が溢れている。

MCで「"オドループ" って10年前って知ってた?」と問いかける健司さん。頷く客席を見て「知ってるんか…なんや…」と落ち込んでいたのが可愛かった笑 そして「21,22の子に『小学生の時聞いてました』って言われる」と苦笑いしていた笑 「21,22でOTODAMA出てんのすごない?」と称賛を添える。"オドループ" が10年前と言う事実、認識はしていてもなかなか実感が沸かないが、こういう話を聞くと時の流れは早いなと思う。

ラストは "Wake Me Up" からの "スパークルダンサー"。選曲が幅広く、10年選手の人気曲もしっかり押さえた上で、それでいて昨年の曲が定番になっているのが本当にカッコいいなと思います。フェスで何回観ても飽きない強いバンドだと再認識した。

 

セットリスト

01. オドループ
02. ふしだらフラミンゴ
03. 銀河の果てに連れ去って!
04. 熱帯夜
05. CYAN
06. Wake Me Up
07. スパークルダンサー

 


打首獄門同好会

打首、地味に初めて観た。楽しみにしてました。リハの最後に「おやつタイムにしましょう」と前方の客にうまい棒を配り出す確定演出ワロタ。

予想通りの "デリシャスティック" に始まり、新曲 "部長ぷっちょどう?" や "きのこたけのこ戦争" "島国DNA" そして代表曲 "日本の米は世界一" と、食べ物が出てくる曲が盛りだくさんでお腹が空く!笑 あと、"筋肉マイフレンド" でスクワットするのやってみたかったから初めて体験できてよかった笑

名物のスライドショーも観られてよかった。他のアーティストが皆スクリーンにライブ映像を映している中で、歌詞や食べ物の映像を流し続けるの面白すぎる笑 あと、あのスライドショーを操作する人がステージにいるんだな。メンバーが自前で操作してたイメージだったけど、確か前はそうだったけど、流石に難しくなってきたのかな。パソコン操作してる人もDJみたいに踊り跳ねてオーディエンスを煽っていたのが印象的でした。

ラストはOTODAMAということでお風呂ソング、"フローネル"。スクリーンにはMVがそのまま映し出された。改めて、フテネコ可愛い。笑

人気曲・定番曲をきっちり押さえた入門編セトリだったと思う。ありがてぇ。そしてMC含めしっかりアレンジを加えてくるから何回観ても飽きなさそう。今回やっと初めて観られたからこれからまた機会があれば観に行きたい。

 

セットリスト

01. デリシャスティック
02. 部長ぷっちょどう?
03. 筋肉マイフレンド
04. きのこたけのこ戦争
05. 地味な生活
06. 島国DNA
07. 日本の米は世界一
08. フローネル

 


クリープハイプ

リハで登場するだけで真っ黄色い歓声が上がるところに改めて人気を実感せざるを得ない。

パーカーとジーンズという普段着のようなスタイルに逆にカリスマ性を感じる尾崎世界観の歌い出しで始まった1曲目は "君の部屋"。さらに "一生に一度愛してるよ" や長谷川カオナシ曲 "火まつり" と、どのフェスでもセトリは大きく変わってはいないとは言え、その選曲が玄人好み。"火まつり" 前のカオナシさんの「音泉魂、湯加減はいかがですか?私から火種を投下したいと思います」という前振りも秀逸。つかカオナシさんも喋るだけで歓声が上がるからすごい。

"キケンナアソビ" とかイントロの三味線の音がなっただけで黄色い歓声凄かった。そんなに人気なのかこの曲…つかここ数年ずっと演ってるけどまだそんなに沸けるのがすげぇ。

いや待ってこの曲後から公開されたリリックビデオの方が伸びてんの???何があったん???

ド定番曲 "HE IS MINE" の前には、尾崎さんが「さっきエゴサしてたら、『なんでこんなゆるふわファッションガールが多いのかと思ったらクリープハイプがいるからか笑』ってツイートを見つけました。ゆるふわファッションガールの皆さん、バカにされてますよ」と煽る笑 反骨心に火をつけられたゆるふわファッションガールのみならず老若男女幅広い層の『セックスしよう』が泉大津に響きました。改めてエグい光景だよなこれ。ちょっと何となく自分はセックスできませんでした。

しかし、そんなゆるふわファッションガールのくだりも「怒ってないです、ネタをもらえて嬉しいと思ってます」とフォローした上で、「自分たちのようなはみ出し者を見捨てないでいてくれるOTODAMAには感謝してます」と添えた尾崎さん。ラストは名バラード "傷つける" を丁寧に歌い上げて帰っていった。

傷つける

傷つける

改めて流石の人気を実感。ぜひぜひ長尺で観たい。今年のクリープハイプの日(9/8)の公演、福岡なんだよな。行きたいがやはり倍率は高そうだ…

 

セットリスト

01. 君の部屋
02. 一生に一度愛してるよ
03. 火まつり
04. キケンナアソビ
05. ナイトオンザプラネット
06. HE IS MINE
07. 社会の窓と同じ構成
08. 傷つける

 

 

ルサンチマン

この日唯一、物販ブース横の原泉テントで観たバンドがこのルサンチマン。初めましてです。というか彼らもかなり優先度の高かったお目当ての一組。代表曲 "荻窪" を聴いた時の衝撃は当時の月間ベストで語っている通りである。ルサンチマンが出るから行きたくなったまである。

原泉テントが全部そうだったのかルサンチマンが飛び抜けてそうだったのか分からないが、とにかく音がデカかった。野外と油断せず耳栓しといてよかった。それだけ熱量と勢いと圧を全身に受けるパフォーマンスだった。MCも特に長々と喋っていたイメージが無い。予習できてなくて曲は全然分からなかったが、どの曲もカッコよかった。

ほんで結構曲数が多かったんだよな。トータル10曲。時間も終わりに近づいてきて、これ "荻窪" 演らないやつかなぁと思ったら最後に投下。あの厳かなギターリフが鳴り始めた時は沢山の拳が挙がったので、やはり原点にして頂点と言った感じの代表曲なのだろう。

自分の斜め前で観ていた女の子2人が、とある曲が始まった時に顔を見合わせて飛び跳ねて喜んでいたのが忘れられない。既にここまで熱狂的なリスナーを掴んでいるのが凄い。まだ21歳でこの完成度と求心力。これからが楽しみになる、もっとちゃんと聴いてまたライブに行こうと思わされる熱量だった。しかと受け取った。

っていうか21歳?フレデリックに「小学生の頃聴いてました」って言ったのこの子たちじゃね?笑

 

セットリスト

01. 十九
02. 俗生活の行方
03. tsuki ochi
04. いやいやいやいや
05. 老いても
06. だっせ
07. ikki
08. ニヒリズム
09. ここにいた才能
10. 荻窪

 

 

ヤバイTシャツ屋さん

結果的にこの日最後に観たのがヤバT!フェスではいつも早い時間に出ているイメージなので、夜の野外で照明に彩られたステージを観るのが新鮮である。

絶対やるとは思っていたが、リハから志摩スペイン村でのライブの告知を全力投球w この数日前にテレビ出演でチケットが1600枚余っている事を暴露したのも話題になったが、ここでも引き続き「1600枚」を強調して情宣。本番前から盛り上げてくれました。

本編は前半から "NO MONEY DANCE" "あつまれ!パーティーピーポー" "かわE" とラストナンバーレベルのキラーチューンを連発。さらにOTODAMAに因んで「お風呂の曲」と前置いて "泡 Our Music" も披露した。

中盤のMCではOTODAMAの20周年を祝うべく、ありぼぼが観客に上下逆向きの薬玉が割れる様子をやらせる。大量の観客を一旦座らせ、後方からウェーブのように立ち上がりながら各々が薬玉を割る流れ。あれだね、レディクレで観たやつだね笑 大量の顧客が後ろから波打って順に立ち上がる様子、一回ステージから観てみたい。

ここでもきっちり志摩スペイン村の告知を繰り返し、さらにはMC明け一発目に " きっとパルケエスパーニャ" を披露。1週間前という最後のチャンスだからこそ気合いがより入っている。ヤバTの楽曲として普通にレアなので今聴けるのは貴重。

後半戦、フェスで観られると思ってなかった "dabscription" はチルい雰囲気が夜の野外にマッチしてておもろいし、もちろん後半の一変したパンクな曲調も盛り上がる。そこからの "Tank-top of the world" "無線LANばり便利" はもう無敵。

そして最後は "ハッピーウェディング前ソング"。

なんか、うるっときてしまった笑 思えば結婚してから初めて聴くからかな。ハッピーウェディング後なので。あと普通に、トリに近い時間帯で観客を盛り上げるヤバTを観て感動したのもある。観られてよかった。

終演後も最後の最後まで志摩スペイン村の告知をやり続けたこやまさん。現在残り約1000枚、売れるところまで売れますように!!!

 

セットリスト

01. NO MONEY DANCE
02. あつまれ!パーティーピーポー
03. Tank-top in your heart
04. 泡 Our Music
05. かわE
06. きっとパルケエスパーニャ
07. Blooming the Tank-top
08. dabscription
09. Tank-top of the world
10. 無線LANばり便利
11. ハッピーウェディング前ソング

 

 

ヤバTが終わり、大浴場ステージの四星球がリハから沸かせまくっているのを横目に退場。当初はクロージングである湯上がりアクトのキュウソも観るつもりだったが、時間が遅くなりすぎるので断念。。。しかし結果的に結構押したらしいので切り上げてきて正解でした。OTODAMAで観る "OS"、絶対盛り上がり凄かったと思うが…!!

そんな退場時、物販でマイヘアのロンTとTシャツを購入。普通に着替えが欲しかった。笑

f:id:tana-boon:20240506222204j:image

ただ、ちょっとお高かったですね…まぁそれでもロンTとTシャツ両方欲しくなって我慢できてないので自己責任なんすけど…

残っていればバクシンのOTODAMA限定ラバーバンド、フレデリッククリープハイプのTシャツ、ルサンチマンの諸々なども買いたかったが、何せ基本観続けていたのでタイミングが無く。気づけば引き払われていました。。。まぁ、だからマイヘア買ったんだけど。

帰りも勿論徒歩。泉大津からの電車はスムーズだった。23時頃には実家に帰ってこれました。いやぁ楽しかった。

 

以上!!

キュウソだけ諦めざるを得なかったのが心残りだが、他は観たかったアーティストは皆観られたと思う。タイムテーブルが被っていたSAKANAMON、帝国喫茶、ORANGE RANGE辺りもまたどこかで観たいな…!SAKANAMONはこないだ観たか笑

久々の大型フェス、久々の泉大津フェニックス、満喫しました。めっちゃ焼けてしまった笑 初めて入浴を果たしたOTODAMA、恐らく今後もゴールデンウィークの開催かと思うので、また機会があれば浸かりに行きたいと思います!

では(=゚ω゚)ノ