たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

RADIO CRAZY 2023 DAY2 !!!

2023年のライブ納め!レディクレことFM802 RADIO CRAZY、今年も参戦してきましたー!!

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昨年は4日間開催の初日最終日に参戦したが、今年は3日間開催のうち中日の2日目にスポット参戦。仕事はありがたい事に27日から休みだったんだけど、今回は1日に絞りました。そういえば3日ともド平日なんだよな今年。

お目当てはこんな感じ。

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自分は極力フルで観て1曲目からラストまで堪能したい派なので、この日はかなり効率的に回れそうと期待していた。

10時半頃に会場に到着し、クロークに荷物と上着を預けてからZ-STAGEへ。昨年はゆっくり行っときながら物販並んでトップバッターを逃す失態を犯したので、今回は反省を活かした。そういえばあの時見逃したYAJICO GIRL、未だに一回もライブ観られてないな…

そんなわけで今年のレディクレはZ-STAGEのPEOPLE 1から!

 

 

PEOPLE 1

気づけばアリーナ公演やZeppツアーをやるほどに大きくなっていたピポワン、ライブを観るのは初めて。トップバッターという事でFM802 DJの大貫拓人さんの前説があったが、大貫さんが紹介した通り非常に振り幅が広く何でもできるバンドという印象を受けた。ItoさんとDeuさんのツインボーカルということは把握していたが、Deuさんがギターもベースもピンボーカルもやるとは知らなかった。あんなにフレキシブルなバンドだったのかと驚いた。Dr. タケウチさんに加えて、ギターとベースでそれぞれサポートメンバーが入った5人体制で、サポートギターの人も正規メンバーかのようにめちゃくちゃ暴れてたのがよかった。

"ドキドキする" "GOLD" と言ったMV曲に始まり、後半の "銃の部品" からの "DOGLAND" という代表曲ラッシュはカッコよかったなぁ。あと、初めて聴いた曲では "スクール!!" がめちゃくちゃカッコよかった。惚れた。調べたらMVあった。笑

過去作も掘り下げて聴いてみよう。

"DOGLAND" で終わりかと思っていたので、ラストの "ハートブレイク・ダンスミュージック" "エッジワース・カイパーベルト" の4つ打ちダンスナンバー続きはめちゃくちゃ盛り上がったな。 "エッジワース・カイパーベルト" はタオル回し曲で、前奏に入る前から周りのお客さんがタオルを取り出し始めて、定番になってるんだなぁと思うなどした。

納得のZ-STAGEのトップバッターでした!

 

セットリスト

01. ドキドキする
02. GOLD
03. YOUNG TOWN
04. スクール!!
05. 怪獣
06. closer
07. 銃の部品
08. DOGLAND
09. ハートブレイク・ダンスミュージック
10. エッジワース・カイパーベルト

 

 

KEYTALK

もっと余裕もって行けると思ってたけど、PEOPLE 1が思ったより盛り沢山だったのでL-STAGEへの移動でギリ遅刻。1曲目 "コースター" を演っているところからでした。

まさかの "コースター" 始まりか!!と思いながら入場し、そのまま "fiction escape" が始まった時は今日のセトリはやべぇぞと思った。SNSでもこの選曲には沸いていたな。

まぁ、この後は "MONSTER DANCE" "MATSURI BAYASHI" と、コテコテのフェス向けセトリだったがw 「みんなに踊ってもらうのが僕らの感謝の証」と巨匠が前置いた通り、KEYTALKらしく踊らせまくるセトリだった。"ハコワレサマー" は生で聴けたのは初めてだったな!武正、MVでのサビの振り付け踊ってたけどあれは客が一緒に踊るのは無理よ笑 "MONSTER DANCE" とはわけが違う笑

ラストの "Summer Venus" ではいつの間にか巨匠が上裸にw 最後の最後で巨匠が何やら後ろを向いていると思ったら、演奏が終わると同時に客席の方を勢いよく振り向いた。胸筋のところに「よいお年を」と書かれたテープが貼られていたw 謎の身体の張り方。ていうか、良い筋肉しとったな…笑

季節感無視のお祭り騒ぎで楽しかったです!

 

セットリスト

01. コースター
02. fiction escape
03. 夜の蝶
04. MONSTER DANCE
05. MATSURI BAYASHI
06. 君とサマー
07. shall we dance?
08. ハコワレサマー
09. Summer Venus

 

 

KEYTALKの後、ご飯食べようとブースうろうろしたけど良さげなものが見つからず、結局入口のデイリーヤマザキで済ませた笑 食べようにも空いてるベンチ探すのにも苦労したな…

物販もこのタイミングで覗きたかったけど食べ物探しに時間かけすぎて断念。

 

 

ヤバイTシャツ屋さん

おにぎりとサンドイッチを詰め込んでZ-STAGEへ向かうとリハの音漏れが聴こえてきた。今年出したベストアルバムから "BEST" と "パルケエスパーニャ"。5月のパルケエスパーニャでのライブの告知もしっかりしていた。

本編は初っ端から "あつまれ!パーティーピーポー" でぶっ飛ばし、レディクレに媚びまくるコールアンドレスポンスを取り入れた "喜志駅周辺なんもない" や、全然違うのに「新曲」と前置いた "癒着⭐︎NIGHT" などフルスロットル。

2023年のヤバTと言えばありぼぼさんの結婚も大きなトピックだった。こやまさんが「新婚1人と未婚2人でやらしてもらってますヤバイTシャツ屋さんです〜」と紹介し、ありぼぼさんがやりたかったというウェーブを観客にやらせた。一歩ずつ下がってしゃがませ、客席の後ろから順に立ち上がってラジオの電波のように波を作りたいと。自分でも改めて文章にしてて何言うてんのか分からない。「すみませんね〜新婚の言うことは絶対なんです」は笑ったわ笑 満員のZ-STAGEが作り出す大波、凄かった。

そんなワチャ系な前半とは打って変わり、後半はこやまさんが真面目な話をする場面も。FM802への想いと10周年を迎えた事への想いを綴ってから「普段あんまり演らない曲なんですけど」と "サークルバンドに光を" を演った時は鳥肌が止まらなかった。まさかフェスで聴けるとは思わなかった。

そこからの「ここ数年で騒げるバンドが減ってる気がする。俺らがちゃんとせなあかん」と繋げた "ヤバみ" は近くの客席でのモッシュが凄まじかったな。

さらには、現在行っている47都道府県ツアーについて、大阪公演2daysのうち1日はソールドアウトだが、もう1日の方のチケットが1131枚残っている事を赤裸々に吐露。「このままだとライブが続けられなくなる、間違いなく箱は小さくなる」「今日が大阪で呼び込むラストチャンス」「絶対楽しませます」と悲痛に訴えた後、"かわE" "ハッピーウェディング前ソング" で宣言通り楽しませ尽くして帰っていった。

出番後も、ライブインフォメーションブースにてメンバー直々に売り込みをしていたらしい。その泥臭い姿勢、全バンド見習った方がいい。

大阪公演行ける人、ぜひ行ってください。現時点であと900枚ぐらいだそうです。

 

セットリスト

01. あつまれ!パーティーピーポー
02. 喜志駅周辺なんもない
03. 癒着⭐︎NIGHT
04. ちらばれ!サマーピーポー
05. Blooming of the tank top
06. NO MONEY DANCE
07. サークルバンドに光を
08. ヤバみ
09. かわE
10. ハッピーウェディング前ソング

 

 

帝国喫茶

ヤバTのあとZ-STAGEからの移動に時間がかかりすぎて遅刻。帝国なのに定刻にR-STAGEに間に合わず遅刻喫茶。時間的にもう2曲目ぐらいかな…と思いながら入った時には "夏の夢は" が終わる頃でした。後で調べると1曲目は "マフラー" だったそう。季節感の振り幅よ。

"じゃなくて" からの "燦々と輝くとは" でしっかり自分たちの味を出したところでMCにて挨拶し、初披露の新曲 "東京駅" を。「新曲を演ります」と言った時はてっきり今年のアルバム「季節と君のレコード」の曲を演ると思ったので、まさかの完全新曲は美味しい。ゆったりした裏打ちのリズムが穏やかな暖かい歌だった。手拍子しながら聴くのが楽しかった。

その次も "君が月" というミドルな曲だったので、その後のMCから繋がったラストスパートの激しさには、初めて観た人達はギャップに驚いただろう。"カレンダー" から始まり、"ガソリンタンク" "春風往来" と暴れ倒した。"ガソリンタンク" でずっと衰えない盛り上がりを見せた後、 "春風往来" ではVo. 杉浦が機材の塔に登ったりステージを端から端まで走り回ったりと大暴れ。Ba. 疋田がラストにベースを投げ捨てて謎に杉浦のギターを鳴らしたのも面白かった笑

昨年のAntennaに引き続き、2年連続の出場。早すぎる気もするが、初見の人たちにも刺さったに違いない熱いライブを見せてくれた。

 

セットリスト

01. マフラー
02. 夏の夢は
03. じゃなくて
04. 燦然と輝くとは
05. 東京駅 (新曲)
06. 君が月
07. カレンダー
08. ガソリンタンク
09. 春風往来

 

 

9mm Parabellum Bullet

昨年もレディクレで観て以来1年ぶりの9mm。昨年の時とセトリのメンツは同じような感じだったけど、それでもどの曲が来てもカッコよすぎる。曲と曲の繋ぎが凄まじい。"One More Time" の終わりと同時に4カウントに入って "Black Market Blues" が始まった時は歓声が上がったし、"All We Need Is Summer Day" からの "ハートに火をつけて" への繋がりもヤバかった。

あと、"All We Need Is Summer Day" の前の卓郎さんのMCが微笑ましかった。9mmは2月にBIGCATで2daysライブが決まっているが、「大阪では来年2月にも演るんだけど、年越す前に…ちょこえ?もうちょっとみんなの声貯めておきたい」と。ちょこえって何だと思ったら貯金ならぬ「貯声」かw ご希望に沿って、しっかりシンガロングさせていただきました。

また、中盤のMCでは卓郎さんがよくやる「いけるか!!」という煽りについて。2006年、LUNA SEAのJさんのイベントに出演した際、Jさんが「いけるか!!」と客を煽っているのを見て「カッコいい、自分もやろう」と思ったのがきっかけらしい。この日、そんな9mmの次のアクトがLUNA SEAだったというのも素敵な縁である。

「今日はLUNA SEAの前座として頑張ります」と奮起し、最新曲 "Brand New Day" へ。その次の "名もなきヒーロー" では、青と紫の照明がMVの世界観を再現しているようでカッコよかった。

ラストは "The Revolutionary"、そして来るか来るかと期待して本当に演った "Punishment"。全ての期待を満たして、最後の最後までかっこいいままで帰っていった。

9mm、何だかんだフェスでしか観てないんだよな。2024年はいよいよ20周年、広島でも観られたらいいな。

 

セットリスト

01. One More Time
02. Black Market Blues
03. 新しい光
04. All We Need Is Summer Day
05. ハートに火をつけて
06. Brand New Day
07. 名もなきヒーロー
08. The Revolutionary
09. Punishment

 

 

UNISON SQUARE GARDEN

Z-STAGEに移動してくると、既に超満員。もはや音が聴こえたらいいやぐらいな感じで参戦。

お馴染みのSEからいきなり最新曲 "いけないfool logic" に入り、Z-STAGEを一気に華やかな空間に変える。

と、思ったら2曲目で "世界はファンシー" に繋げるカオスっぷり。そのカオスはその次の "カオスが極まる" で文字通り極まった。"世界はファンシー" のラストの『Fancy is lonely』と同時に "カオスが極まる" のSEが鳴ったのカッコ良すぎる。

しかし事件はここから。"kid, I like quartet" というフェスとは思えなさすぎる選曲。いつのカップリング曲だこれ?

さらには続く "Invisible Sensation" で私は両腕を挙げて飛びました。地味にライブで聴くの初めてかな?ユニゾンにハマって曲を漁る中で、シングル曲で特に気に入ってた曲だったので、ついに聴けて感無量。イントロのリフで一気に惚れた。カッコ良すぎるし、楽しすぎる。

しかしその次は "シュガーソングとビターステップ" でしっかりライト層の心も掴んで話さない。ここまでで既に想像を遥かに越える満足感が得られたが、さらに事件が起こった。

斎藤さんのMCがあったのだ。

「年が明けて2024年になると結成20周年イヤーが始まります。たくさんライブしますし、楽しいこといっぱいやるのでまた遊びにきてください」と。本当にMCというほどでもない挨拶程度の一言二言だが、あまりにもレアすぎる斎藤さんのお話に多くのファンが驚いた人に違いない。

さらには、そこから前作「Patrick Vegee」収録の "101回目のプロポーズ" を。本当になんてチョイスだ。斎藤さんのタイトルコールの瞬間には悲鳴のような歓声が上がった。

落ちサビのアカペラが鳥肌ものなんだよな。音源でもカッコいいのに、Z-STAGEに響く斎藤さんの生の歌声はあまりにも純度が高すぎた。

もう後は何でもいいぐらいに大満足。ラストはオリオンをなぞって終わった。この日の個人的ベストアクトは間違いなくユニゾンでした。2024年、結成20周年イヤーもついていきます。

余談だが、この翌日に出演したCDJも全く同じセトリだったようで。Twitterでレディクレの直後に曲名ベラベラ書いてすみませんでした()

 

セットリスト

01. いけないfool logic
02. 世界はファンシー
03. カオスが極まる
04. kid, I like quartet
05. Invisible Sensation
06. シュガーソングとビターステップ
07. 101回目のプロローグ
08. オリオンをなぞる

 

 

この後少し時間があったので物販へ。遅い時間だったので流石にレディクレのオフィシャルグッズはほぼ完売。アーティストグッズとしては、元々ツアーに行けてたら買いたいと思っていた、ユニゾンの厚手Tシャツを購入。

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売り切れてたけどPEOPLE 1のタオルとかも買いたかったな…!あの犬可愛いんだよな…あとドロスのレイヤードTシャツも興味あったけど売り切れてた。

物販を出て、R-STAGEのEXTRA CRAZY BANDをちょっとだけ覗いた。TOSHI-LOWさんが黒塗りになってた。笑 スルーしてL-STAGEへと向かいました。

 

 

凛として時雨

時雨との初めましては、この日割と楽しみにしてたトピックの一つ。裏のクリープハイプも捨て難かったが、まだ観たことない時雨を取った。

レディクレみたいなメガフェスの何が良いって調べたらすぐセトリ出てくることです。マジで代表曲もほとんど把握してない状態で観に行ったが、後からしっかり復習しました。

今年の曲で気に入っていた "アレキシサイミアスペア" が聴けてよかった。やっぱカッコいいです。

今年の曲だと序盤に "Marvelous Persona" も演ってたな。あと流石に "Telecastic fake show" は分かった。最初に演った "laser beamer" はマジでレーザービームみたいな音だよな…エフェクト使ってるとは言えあんな音出せるんだなギターって…

中盤にはピエール中野さんのMCがあったが、そこから次の曲に入る時に機材トラブルで演奏を始められなかった場面も。しかしTKさんの苦笑いからのクールな対応よ。ベテランの余裕感じた。

そしてラストの "傍観" と言う曲が圧倒的だった。スローテンポな長尺で、ずっしりしたリズムの重々しい曲。真っ赤な照明に染められた物々しい空気と相まって、これをフェス尺の最後に持ってくるのが凄すぎると思った。調べるとシングル曲でも何でもない超初期曲のようだが、ライブではラストナンバーの定番だったりする?それともめちゃくちゃレアな展開?

傍観

傍観

TKソロの "first death" に心掴まれてから一年。今更ながら時雨にハマりそうです。

 

セットリスト

01. laser beamer
02. Marvelous Persona
03. DISCO FLIGHT
04. Telecastic fake show
05. 感覚UFO
06. アレキシサイミアスペア
07. 傍観

 

 

[Alexandros]

ここから休む暇のないラストスパート。この次の移動の為に動きやすい位置で観たかったのだが、Z-STAGEが流石の超満員でなかなか苦しい位置取り。

"Waitress, Waitress!" からの "starrrrrrr" という始まり。"Waitress, Waitress!" の語りパートを挨拶に使ってんの初めて観たな。いつも思うけどよくタイミング合わせて大サビに入るよなあれ。

最初の2曲で「あぁいつもの感じのフェス向けセトリかな」と思ったが、次に "Kill Me If You Can" が聴けたのがめちゃくちゃ嬉しかった。

ロックバンドにしっかりハマり出した大学時代を思い出す。全編英語詞だけど歌えるぐらいに歌詞読み込んだんだよなぁ。最近のライブでまた演ってるようだ。初めて聴いた人も多かったと思うが、カッコ良さが響いていたらいいな。

その後も、"Girl A" がEDM調に振り切ったアレンジになってたのもカッコよかったし、初披露の新曲 "todayyyyy" が聴けたのもよかった。磯部さんがシンセベースを弾くのが新鮮すぎる。最近のドロスらしいポップかつクールでメロの良い曲でした。もうMVも出たね。

ラストは "閃光" からの "ワタリドリ" かと思ったが、"ワタリドリ" の方が先だった。"閃光" で終わりと分かったので、早めに抜けてきました。

洋平さんがMCで言っていたが、今年ドロスは8月のラッシュボールにて悪天候の為途中で中止となり、ライブができなかった出演者の1組。年末に大阪リベンジができて、さらにレアな曲や新曲も演れて、オーディエンス共々満足だっただろう。

 

セットリスト

01. Waitress, Waitress!
02. starrrrrrr
03. Kill Me If You Can
04. Girl A
05. todayyyyy (新曲)
06. ワタリドリ
07. 閃光

 

 

NEE

R-STAGEに入場した時はまだそんなにがっつり埋まってはなかったが、後から後から人が入ってきて最終的にはかなりの動員に。やはり規制を懸念して早めに移動してきてよかった。

初っ端 "ボキは最強" が機材不調によりイントロが始まらないトラブルw 「何が起きた!!」と一つの演出かのように煽るVo. くぅ、苦笑いで端末を再操作するGt. 夕日、無理矢理な拍手を煽って繋ぐBa. かほ、皆微笑ましかった笑

しかし仕切り直して始まると一気にNEEワールドへ。イントロでくぅと一緒にヒーローポーズを構える観客の多さに驚いた。これだけNEEが、"ボキは最強" が浸透しているのかと。

"おもちゃ帝国" "九鬼" "第一次世界" と、新旧幅広いところから選曲されていた。中でもやはり "第一次世界" のベースイントロは音源とライブで音色が全く違うから何回聴いてもカッコいい。

今年のアルバム「贅沢」で初出の曲は "病の魔法" のみ。ここ一番でスローテンポのカオスなアルバム曲を持ってくる度胸がすごい。

病の魔法

病の魔法

  • NEE
  • ロック
  • ¥255

そしてやはり "不革命前夜" はドラムカウントが始まるだけで大盛り上がり。しかし個人的には "不革命前夜" で終わりではなく、その後ラストに "月曜日の歌" を置いたのがなんかよかった。

今持てる全てを出し尽くし、盛り上げ切って帰っていったが、NEEはこの日のR-STAGEのトリ。まさか?とは思ったが、アンコールがあった!手拍子に応え、程なくして再登場するメンバー。くぅが「皆Vaundy観たいだろ!?俺も観たい!!」と吠えたのは笑った笑

最後の最後は "アウトバーン"。この曲もすっかりキラーチューンとなったなと。

2024年はついにZeppツアーを控えるNEE。既にフェスであれだけのファンを掴んでいると思うと、どこまで大きくなるか楽しみ。

 

セットリスト

01. ボキは最強
02. おもちゃ帝国
03. 九鬼
04. 第一次世界
05. 病の魔法
06. DINDON
07. 不革命前夜
08. 月曜日の歌

en1. アウトバーン

 

 

フレデリック

NEEをアンコールまで観たので移動が遅れたが、何とかオープニングのSEが流れてメンバーが登場するぐらいのタイミングで滑り込み入場。2023年のフレデリックを代表する "スパークルダンサー" から幕を開けた。

"銀河の果てに連れ去って!" が聴けたのがよかった。「優游涵泳回遊録」の中でも特に好きなんだよなこれ。メロディもリズムも。

中盤も "YONA YONA DANCE" "ジャンキー" とキラーチューンを連発。"ジャンキー" がこんな中盤に来るの珍しいな。

MCでは「一年を通してこのフェスが一番声が枯れる、色んな人と話すから」と健司さん。2023年は秋口にポリープ摘出手術もあったが、声が枯れているとも一度喉を患っていたとも思えない圧倒的で力強い歌声だった。

そんな歌声がお淑やかかつ妖艶に響くのが新曲の "ペパーミントガム"。バックに流れたカラフルな映像は開催中のツアーで使われてるものかな?

ラストは "オドループ" からの "オンリーワンダー" で終了。"オドループ" が最後じゃなかったのも意外だったし、"オンリーワンダー" という選曲も嬉しかった。

 

「あれ?終わり?」と少し焦ったのだが、予想通りアンコール有り。スタッフ勢が大幅に機材の調整を始めたので、あ、これは、と。

メンバーが再登場し、さらに健司さんの紹介でフジファブリックの山内さんが登場!事前にアナウンスされていた通り、山内さんをゲストボーカルに迎えて、コラボ曲 "瞳のランデブー" を披露した。

何だかんだこの日一番の目当ての一つだった。生で観られる機会なんて今後あるかどうか分からない。最後まで粘ってよかった。曲の終わりに山内さんと赤頭さんがグータッチしてたのがアツかったな。

実を言うとコラボ始まらんまま本編終わったから、まさか逆に勘違いしてて、フジファブリックのステージに健司さんがゲストで出るんやったっけ!?と結構焦ったw フジファブリックの出番がこの直前だったからな。NEE観てる場合じゃなかったか!?と思ってしまった笑

圧巻のL-STAGEトリでした!大満足!そして康司さんご結婚おめでとうございます!

 

セットリスト

01. スパークルダンサー
02. 銀河の果てに連れ去って!
03. YONA YONA DANCE
04. ジャンキー
05. ペパーミントガム
06. オドループ
07. オンリーワンダー

en1. 瞳のランデブー with 山内総一郎 (フジファブリック)

 

そういえば健司さん、さらっと「2025年にワールド記念ホールで」みたいなこと言ってたような。翌日のCDJでは「武道館」って言ってたらしいし、デカい発表が待っていると期待していい…?

 

 

以上!!

どのバンドも「これが聴けるとは!!」という選曲があったり、逆に「この曲がラストじゃないのか!」というセトリだったり、どのバンドも観られてよかった。10組観て全部満足ってすごいわ。楽しかったです!

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そういえばこの記事がこのブログでちょうど400回目の更新らしい。長いことやってんなー。皆さん2024年もよろしくお願いします!

では(=゚ω゚)ノ