たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

【部分的参戦】初開催HERO's RUMBLE 2024!

広島の新しいサーキットフェス、HERO's RUMBLEにちょっとだけ参戦してきました!

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2022年から始まった秋のサーキットフェスSUPER ROCK CITY HIROSHIMAに続いて、また広島からサーキットフェスが生まれた。初開催のこのイベントはReed、Cave-Be、SECOND CRUTCH、そしてALMIGHTYの4つのライブハウスを会場とした1dayのフェス。広島のライブシーン、本当に勢いある。

この日はグリーンアリーナでBUMP OF CHICKENのライブがあり、先にそちらのチケットを取っていた。後からこのイベントのアナウンスがあり、タイムテーブルの発表を待ってこちらの参戦も決めた。

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BUMPが18時半開演なので、17時台までは観られるかな〜と思いつつ広島市内へ出発。地味に初めての訪問となる広島Reedでリストバンドを交換し、SECOND CRUTCHへと向かった。そのままReedでのレトロリロンも観たかったが、今回は観られる機会の少なそうなApesを選択。

そんなわけで結局3組しか観なかったが、どのバンドもよかった!書いていきます!

 

 

Apes

2021年のMINAMI WHEELの配信で初めて観て気になっていたApes。東京のバンドなのでなかなか観られる機会が無く、この度やっと観られました。

ボーカルの方の声がやはり特徴的だな。あと、ギターの方のアグレッシブさが良かった。1人だけハーフパンツでバスケ選手みたい笑 サウンドもとてもロックで音がバカデカくて、耳栓を突き抜けてくる感じがとても心地よかった。曲名はほとんど覚えていなかったが、割と聴いたことのある曲が並んでいた印象。1曲目が "ハイライト" だというのは分かったね。サビで思いっきり言うので。

広島でのライブは初めてらしい。しかし、ボーカルの方がMCで話すには、おばあさんが山口にお住まいなので小さい頃に広島にはよく来てたそう。路面電車を見るとノスタルジーになると。ベースの方との「東京には(路面電車)あんまり無いもんね」「だから…ノスタルジーになります。笑」と拙いやりとりも味がある。「今の感じで分かったと思いますけど、あまり喋りが得意なバンドじゃないんでしっかり演奏でどんなバンドが知ってもらえるように演って帰ります笑」と締めて、後半も宣言通りカッコよく魅せてくれた。通なかっこよさがあるよね。好きな人はめちゃくちゃ好きそう。

物販でタオル買いました!このタイプの黄色系統は持ってなかったから買ってみた!

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ベースのメンバーさんが対応。元々は物販のところに置いてあったセトリの写真を撮らせてもらおうと思ったんだが、なんかくれた笑 直筆のメモまであるものを、本当に良かったのか…?笑

広島初めてなんですね〜また来てください〜!みたいな話をしました。ミナホの配信で知ったことも伝えたよ。

カッコよかったです。また機会があれば。

 

セットリスト

01. ハイライト
02. Sing for you
03. Hesitate
04. LOSER
05. Stay alive
06. Boying

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ビレッジマンズストア

昼食を取り、PARCOのコインロッカーに荷物と上着を預けて初Reedへ。みつるさん、ウエムラさん、岩原さんと出てきて音を鳴らし始め、後からギイさんが登場。サポートギターなしの4人編成だった。

"WENDY" で始めて "ビレッジマンズ" で飛ばせる、恒例の始まり方。"黙らせないで" のサビでのシンガロングも相変わらずアツくて楽しいです。

セトリはいつも通りだったが、MCの煽り方から曲中の盛り上げ方からやはりギイさんは上手い。「HERO's RUMBLEって名前がもうずるい、ヒーローってずるいね、ヒーローって名前に騙されてやってきてるバンド多いと思う」「Arakezuriとか絶対そうだろ、髪赤くなんかして絶対ヒーロー好きだろ」は笑ったw

「今日は広島に一番ヒーローが集まる日」としっかり煽って "逃げてくあの娘にゃ聞こえない" を始めたと思ったら、ヘドバンのところですぐに演奏を中止。「え〜」とヤジを飛ばす最前のファンに「えーじゃねぇ、うるさいうるさい、黙れ、死ね」って暴言吐き散らかしたのクソ笑ったwww 

フロアの後方にいる、ビレッジ目当てじゃないお客さんたちに向けて「ヘドバンしてくれないと俺とがっつり目が合うんだ」と苦笑い。去年の京都でも観たやつだこれ笑 「でも無理はさせたくねぇのよ、ドリアンも言ってるだろ、だからちょっとだけこうやって目を伏せてくれ」でまためちゃくちゃ笑った笑 同じくだり観たことあんのに面白いし楽しいからすげーよなー。

曲の終盤には、ギイさんの「うちのギターとベースをヒーローにしてくれ」という合図に続いてウエムラさんと岩原さんが観客の上へ。ウエムラさんを真下からがっつり両腕で支えた。今までの人生で一番近くでベースの弦が震えてた。最高だった。

ラストの "PINK" ではギイさんも客席へ。時折ギイさんの足を支えながら全力で拳を挙げて応えました。ほんまビレッジの数曲で一気に汗かいたな。安定に楽しかった。

PINK

PINK

  • ビレッジマンズストア
  • ロック
  • ¥255

欲を言えば "1P" と" みちづれ" 聴きたかった!!"みちづれ" はまだライブ観てねぇんだ!!またいつか!!

 

セットリスト

01. WENDY
02. ビレッジマンズ
03. 黙らせないで
04. 逃げてくあの娘にゃ聞こえない
05. サーチライト
06. PINK

 


Arakezuri

ビレッジの後そのままReedにて。先月の個人的ベストに選出したArakezuri、このタイミングで観られたのは嬉しい。割とマジな話、Arakezuriが観られるから今回参戦したところある。後ろに下がって観たが、前方はかなりの動員だった。当然っちゃ当然なのだが、やはり心なしかファン層が若い。

しっかり聴くきっかけになった "月が綺麗だ" は演らなかったが、他の曲もいいなと思っていた中で特に気に入っていたのが、この日1曲目に演った "ヒーロー"。

あまり曲名と一致させて覚えられてなかったけど、"ヒーロー" ですよ。演るしかねぇだろ。

ライブで観るとあのトゲのあるパワフルな歌声がより映えるな。MCのアツさも込みで引き込まれる。関西弁だし。突然GReeeeNの改名に触れたのは何だったんだろう。笑

ライブは本当にアツくて盛り上がってた。後半には前方でダイバーも出てたな。絵に描いたような足バタバタするあかんタイプのやつでちょっとアレやったけど。

終盤にはボーカルさんも思いっきりフロアに降りてきてパフォーマンス。目の前通った時、肩でも組まれるんかと思って構えてしまった笑 単なるエモの押し付けでもうるさいだけでもない、求心力があって力強いライブだった。曲数も多かったな、満足度高かった。観られてよかった。

せっかくなのでCD買っときました。ひとまずライブ会場でしか買えないっぽいやつを。

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先月の1日目だけ行ったでらロック、実は2日目の大トリがArakezuriだったんよな。かなり勢いあるんだと思う。関西のバンドということもあり応援したい。今年さらに注目だ。

 

セットリスト

01. ヒーロー
02. 最愛の日々を越えて
03. シャニムニ
04. たいせつ
05. ウルトラエール
06. クアトリーセンチュリー
07. だめでもともと
08. キーホルダー

 

以上!!

この後はBUMPを観るためグリーンアリーナに向かいました。タイムテーブルが許せばポップしなないでは観たかった…!

一部のみの参加ではあったが、良いイベントだということは十二分に感じた。次回はフルで参戦したいね!この時期の広島市内のサーキットフェスというと、多くの人は2019年までやっていたハルバンを思い出すのではなかろうか。2020年の開催がコロナで中止になったきりなくなってしまったハルバン。その意志を継ぐイベントに、HERO's RUMBLEがなっていってくれたら良いなと思う。来年以降も是非やってほしいし、願わくば2daysで!よろしくお願いします!

では(=゚ω゚)ノ

Subway Daydream in Pangea ROOM

3月初ライブ!Subway Daydreamのレコ発に行ってきましたー!

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昨年12月から4か月連続で新曲を配信リリースしているSubway Daydreamが送る東阪自主企画、その大阪公演。対バンにハク。を迎えたツーマン形式で、ハク。もどこかで観たいと思っていた自分としてはアツすぎる内容。アナウンスされた当時から先行でチケットを確保していた。

会場は心斎橋Pangea。ゆったり大人見しようと思ったら入った途端パンパンでびっくりした。ソールドアウトではないが、フロア全体に人が入っていてほとんどスペースに余裕は無い。もう小さいんじゃないかとは思ってたんだよ、Pangeaは。

定刻から5分ほど押したところで照明が落ち、対バンのハク。から始まった。

 

ハク。

昨年の月間個人的ベストソングに "回転してから考える" を選出したのも記憶に新しいハク。だが、この度やっと初めて観られました。観たいと思っていた割には予習する暇が無く、会場に向かう道中で初めて昨年のフルアルバム「僕らじゃなきゃダメになって」を聴いて参戦。すぐに聴いていなかったのを悔やむレベルでマジで全曲よかったので、楽しみにしていた。

初っ端から知らない(=フルアルバムの曲ではない)曲が来たが、その後は大体分かった。MVのある曲がメインではあったが、予習していってよかった。この日演奏した中で唯一MVがないアルバム曲が、"なつ"。初めて聴いた時からカッコいいなと思っていたので生で観られてよかった。

なつ

なつ

  • ハク。
  • J-Pop
  • ¥255

本当にどの曲も心地よい。落ち着いたサウンドに加えて歌声も優しくて、抜け感が程よいというか。ギターの音色も好みだ。ギターの子がずっとウキウキしながら弾いてる感じの表情をしていたのと、ベースの子の力強いプレイが魅力的だった。動きに表情が追随する様な弾き方はパスピエの露崎さんを感じた。

全8曲、基本的に1曲演って「ありがとう」と添えるのみでひたすら演奏。中盤に呼んでもらったことへのサブウェイへの感謝と自分たちの企画の告知を挟んだ程度で、大きなMCは無かった。でも、 MCの前後でふんわり雰囲気が切り変わった様に思う。後半の方がやはりどちらかと言うと明るい曲が多かったと言うか。「どんなことも大丈夫なるように歌い続けます」と意気込んで "ハルライト" に入った時はこれで終わりなのかと思ったが、やはり最後は "回転してから考える" を。

音源ではサビで一気に爆発する感じだけど、生で聴くとイントロからガツンとくる力強さがあった。カッコよかった。これが聴きたくて来たところあったので、最後にライブ化けなところも含めて観られてよかった。

音源もライブもとても良かった。可愛らしい女の子達の4人組だが、ルックスを売りにしてる感じが全く無いのも良い。応援したい。また観たい。

 

セットリスト

01. BLUE GIRL
02. 直感way
03. 自由のショート
04. 僕らじゃなきゃダメになって
05. ナイーブ女の子
06. なつ
07. ハルライト
08. 回転してから考える

 

 

Subway Daydream

さすが主催と言った感じで、メンバーの登場の時点で大きな歓声が上がる。初手 "Stand By Me" で早速アッパーに盛り上げ、フロアからも一気に拳が挙がった。

Subway Daydream!WAITING ROOM!Are you ready?」と煽るVo. 珠実の堂々とした振る舞いは海外シンガーの様だ。連続リリース4曲の中では最もカオスな "マッドハニー" で、序盤から観客を飛ばせまくった。

珠実がギターを構える事で察する人が多くなってきたのではないかと思われる "Timeless Melody" や、アレンジの入ったイントロから入りGt. まさおがボーカルを執るパートも目立つ "Fallin' Orange" など、過去作のチョイスも粋である。

最初のMCはまさおがメインで話す。これまでのサブウェイの企画は何かしらのリリースに伴うレコ発という形の公演が多かったけど、今回は純粋にライブを演るという事に焦点を置いた企画だと。「不安もあったけどこんなに多くの人が来てくれてパンパンで…こんな序盤に言うことじゃないんかな笑」と、早くも感慨深い気持ちに浸っていた。

挨拶明け一発目は "Plute" からの "Neptune" と続ける。思えば天体シリーズだなと思ったり。VenusとかMoonとかJupiterとか出してくれてもええんやで。

4作連続リリースのトップバッターだった "Neptune"、音源ではMVも相まって神秘的な雰囲気を纏った曲だが、生で聴くと全く違った印象を受けた。特別アレンジがあったわけでは無く音源に忠実な演奏なのにライブ化けしてる、不思議な感覚。それだけ秘めたるポテンシャルがあったという事か。

続く "Teddy Bear" は、ベースから入るイントロのアレンジが新鮮。以前どこかで観た時はストロボの様な激しい照明が厳かな雰囲気を醸していた記憶があったが、今回は緑の照明で彩った。

アウトロから後を引く残響からは "Canna" に繋がり、世界観に惹きつけ続ける。"Teddy Bear" から続く緑の照明は、2番の『緑の夜にさ』というフレーズに繋がっていたのだろうか?

ここで再びMC。今度はGt. ひろしの方から、ライブにフォーカスした企画を演る理由について話された。端的に言うと「売れていくには曲作ってライブ演るしかないと思ったから」という一点に尽きる。「僕たちも、ハク。も、スタッフさんもお客さんも、当たり前の積み重ねがあっての今だと思う」「バンドやってて良かったなじゃなくて、バンドやってんなー!生きてんなー!ってなれたらいいなと」と。この、これまでを振り返るだけでなく現在進行形で幸せを噛み締めてる感じの考えは新鮮だったな。音楽に限らず兎にも角にもバズることに躍起になりがちなこの時代に、「当たり前の積み重ね」を芯に据えてるバンドは本当に心強い。

そんな真面目な話からの "ジェリーフィッシュ"。ひろしも「純粋なラブソング」と言っている曲だが、バンドの在り方について語った後で聴くとまた違った捉え方ができる様に思う。

続く "ケサランパサラン" では、今まで聴いた中で一番『ケサランパサラン』の合唱が大きく響いている様に思った。主催企画だから当然っちゃ当然だが。

この次、"The Wagon" が聴けたの結構嬉しかった。

直後に "Radio Star" が出たのでちょっと影薄いけど、めちゃくちゃええ曲なんだよなこれ。サビ頭『この声が』の珠実の低い声がグッとくる。MVも泣けるし。

ここからラストスパート。ひろしが「僕たちのライブを観てくれてる人は分かると思うんですけど、僕たち『楽しー!』って曲は後半にやりがちで。今からその後半です!」と前置いて、早速 "Radio Star" で一気にギアを上げる。珠実が「I wanna be…? I wanna be…!?」と煽って引っ張ってから爆発する様に始まる演奏に鳥肌が止まらない。し、最近観たライブは専らこの曲がラストのイメージだったので、ここで演ってしまうのが逆に攻めてる感じもして、バンドの成長に裏付けられた余裕も感じた。

4作連続リリースの残る1曲 "Kiosk" でもしっかりノリと勢いを落とさず、ラストは "Freeway" へ。最早イントロのリフのみの部分がなくなり、"Kiosk" から繋がるかの様な入りにフロアの拳も上がりまくる。間奏ではひろしが客席に突っ込みながらギターソロを弾いて魅せ、大いに沸かせた。

大盛況のままにステージを去り、手拍子に応えてかなり速攻で再登場。他に曲あるか…?と思っていたが、メンバーも「曲どうしよか?」て感じだった。結果、そういえばあれ演ってねぇなという感じで "Dodgeball Love" をチョイス。間奏でのまさおとひろしの掛け合いもお決まりの見どころとして板についてきたが、とにかく本当に楽しそうに弾く。時折鼻につくドヤ顔しながら弾くのも良い。

グッズ紹介等も添えつつ、アンコールもしっかり楽しませてくれた。最後の最後までロックスター、レディオスターを体現した圧巻の主催パフォーマンスだった。

 

セットリスト

01. Stand By Me
02. マッドハニー
03. Timeless Melody
04. Fallin' Orange
05. Pluto
06. Neptune
07. Teddy Bear
08. Canna
09. ジェリーフィッシュ
10. ケサランパサラン
11. The Wagon
12. Radio Star
13. Kiosk
14. Freeway

en1. Dodgeball Love

 

 

物販ではハク。のTシャツを買いました。マジでライブよかったのでこれは貢がなきゃと思った。


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デザインおしゃれ!

物販にはメンバーさん4人全員立っていて、ギターの子とベースの子がメインで対応してくれた。お客さん一人一人にしっかり自分達の方から話していて「接客業だ…」と思った。笑 自分も広島に住んでる旨を伝えて、また広島も来てくださいね〜言うてきました。

 

以上!

デビュー当時から応援しているSubway Daydream、思えば長尺のライブを観るのって初めてだったんだよな。何回も観てるけど、なんだかんだフェス尺だったり対バンのゲスト側だったりで。だから凝ったアレンジやがっつりしたMCはあまり観たことがなかったというのもあるが、とはいえ観るたびに進化してるバンドだなと思う。割と本気で、今年はラッシュボールのATMCやレディクレのAntennaを期待している。夏フェスにもどんどん出ていってほしいな。何より、このWAITING ROOMをこれからも続けていってほしい。今回がvol.1だったので、2も3もどこまでも行ってくれ。

ハク。も今回初めて観られてよかった。彼女たちも十代白書グランプリを獲っている実力者、初のフルアルバムを携えて今年は色んなところにお呼びがかかるのではなかろうか。広島にも来てほしいし大阪にも観に行きます。

結婚してから初めてのライブ、良い時間を過ごせました!あざした!

では(=゚ω゚)ノ

 

Subway Daydream WAITING ROOM vol.1

2024.3.17. 心斎橋Pangea

Subway Daydream
ハク。

邦ロック日帰り温泉旅行記

先日、久々に温泉宿というものに行ってきた。お誘いいただき、音楽関連のフォロワーさんと計3人で。M氏とY氏としよう。互いに既にライブの場で会ったことがあり、普通に話せる仲。でもライブ全く関係ないプライベートの場で会うのは初めて。いやライブもプライベートはプライベートやけど笑

今回はフォロワーさんのご提案により大阪の河内長野荘へ。大阪にはご存知の通り何回も来てるが、河内長野市には初めて降り立ったな。難波から南海電車で和歌山方面へ30分ほど下ると着く。南海電車泉大津フェニックスに行く時ぐらいしか乗らんなぁ。さらに線も違うけど。

河内長野駅からちょっと登り坂を歩くと到着。

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本来は宿泊施設だが、温泉や食事だけの利用もできるところ。宿泊無しで、温泉と食事がセットになったコースもあり、今回はそれを利用した。

先に温泉へ。午前中から風呂に浸かりました。大きなところではないが、露天風呂よかったっすねー。男3人で浸かりながら音楽シーンや今後のライブの話しました。

関係ないけど上がった後に体重計乗ってみたらちゃんと増えてた…運動しよう…マラソンランナーであるM氏の体重に驚愕しました…

食事は蕎麦をいただきました。かちんそば、なるものを。

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お餅が入った、いわゆるちからそば。大阪発祥らしい。関西出身だけど初めて聞いた。美味しかった。だし汁の滲みた柔らかいお餅好きなのでドストライクでしたね。定食の炊き込みご飯も美味しかったです。

Y氏はきのこ類好きじゃないらしいのに山菜うどんを注文して炊き込みご飯にも苦い顔をしてた。いや絶対きのこあるだろ。笑

M氏の卵とじうどんも美味しそうでしたね!

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温泉も食事も終えて、宿を出る前に最後にお土産も買いました。みかんドロップス。まだ開けてないけど美味しそう。多分美味しい。

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宿を出て、河内長野の街を散策してみた。とある一角にだけ、木造の建物が並ぶ風情ある通りがあって面白かった。高野街道という一帯らしい。

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M氏が歴史に詳しくて色々語ってくれました。河内長野出身でもないのに。笑 もっと地元の地域だったら各駅毎にエピソードトークできる言うててびっくりしたわ笑

でも後は特に寄るところはなかったので真っ直ぐ南海線乗って帰りました。心斎橋でクレープ食べた。もう温泉何も関係ない笑

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以上!

このブログ6年やってるけど、ここまでライブ関係ないガチのただの日記って初めてじゃないかな笑 音楽を通して知り合った人とこうやってライブ以外でも付き合いがあるのはいいな。ありがたい話だな。

今回ご一緒させていただいたフォロワーさんとは次回ゴールデンウィークのOTODAMAで会うかも!まだチケット取ってないけどめちゃくちゃ前向きに参戦を検討してます。他にも行く人声かけてくださいー。

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では(=゚ω゚)ノ

未だに定番張ってるけど今年で10年前の曲10選

昨年あたりから、自分の好むバンド界隈で「10周年」という文言をよく見かけるようになったように思う。アニバーサリーイヤーを迎えたロックバンドが多いと言う事で、特に何の説明を添えるまでもない事実である。

10年前となる2010年代半ば、とりわけ2012〜2015年は、今なお健在のロックバンドが挙って台頭して邦楽ロックフェスが市民権を得た時期である。昨年末に正式に幕を下ろしたBASEMENT TIMESが言うところの「卑怯ドラム」と呼ばれる4つ打ちダンスロックを基軸とする音楽。これらが自分の音楽の好みのど真ん中に据えられたのも、自分がこの時期に大学生時代を過ごした影響が大きいことは、このブログでも幾度となく書いてきた通りである。

この辺りに出てきたバンド達、当時の楽曲が未だに代表曲として第一線を張ってファンに愛されているケースが非常に多い。というわけで、10年前にリリースされた楽曲で今でも定番になっているものを改めて10曲挙げてみました。同年代よ、泡吹いて倒れろ!

 

 

シルエット / KANA-BOON

まぁ筆頭はこのバンドでしょう。昨年で "ないものねだり" から10年、そしてついにこの曲からも今年も10年です。泉大津フェニックスでのただいまつりのアンコールで初めて聴いた時のことは未だに覚えている。

肝心の10周年イヤーは最悪な形で台無しになってしまった彼らだが、いつまでも復活を待ってます。

 

 

君と夏フェス / SHISHAMO

SHISHAMOはフェスでしか観たことがないが、イントロが始まった瞬間の盛り上がりは毎回すごいなと思う。聴くたびに「これも大概昔の曲になってきてるよな…?」と思ってたら10年経ってました。今ここまでフェスと青春を歌った曲ってもう出てこないと思う。10年前のフェス文化の背景も改めて感じるなぁと。

 

 

オドループ / フレデリック

この曲が10年前というのもなかなかの衝撃だと思う。フレデリック自体もずっと人気だが、それ以上に楽曲単位の知名度が半端じゃない。フェスでも未だに定番で誰もが踊れるし、この曲は何がすごいってただ永く好まれてるだけじゃなく定期的にバズってるところなんだよな。去年はファーストテイクまで出て。すごいよ。

 

 

ビビった / キュウソネコカミ

「重めの発表」と題した動画でメジャーデビューを発表したのを何故か覚えている。あれから10年、先日参戦したツアーでも1曲目に演っていた。『メジャーに行って1,2年で消え』ず未だに第一線、この楽曲と共にずっと人気なのは素直にすごいと思います。

 

 

monolith / 04 Limited Sazabys

ONAKAMAの台頭もこの時期の音楽シーンを象徴する大きなトピックだと思うが、オーラルとブルエンは代表曲・定番曲の入れ替わりがコンスタントにあって、フォーリミは対照的にこの "monolith" がずっとアンセムになってるって印象。1音目から一気に最高潮までブチ上げる革命的なイントロですよこれ。

つか "monolith" もだけど同じ2014年中に "swim" も出してんのか…つっよ

 

 

MONSTER DANCE / KEYTALK

最近はサーキットイベントや小規模なライブハウス公演にもどんどん出るようになってきたKEYTALKだが、フェスではやはり欠かさず演っているのがこの曲。良くも悪くもKEYTALKのお祭り野郎キャラを確固たるものにした。サビの振り付けはみんなちゃんと踊れるもんな。10年間ダンスダンスサマーサマー言い続けてファンを離さないのすごいと思います。褒めてるよ。

 

 

センスレス・ワンダー / ヒトリエ

つい最近 "10年後のセンスレス・ワンダー" として3人での再録がリリースされたのも話題になった。wowakaが遺した作品の全てが今でも演奏されているわけではない中、こうして節目のタイミングで再びフィーチャーされるだけあるほどに、メンバーにもファンにも大切な曲として愛され続けていることが分かる。

 

 

ray / BUMP OF CHICKEN

冒頭に2010年代半ばのシーンについて書いてしまったので少し趣旨とズレるが、この曲も挙げておきたい。"天体観測" が20年以上前って言うよりこの曲が10年前って言う方が時の流れ感じる。初めてMステに出演した時の事は忘れられない。先に演った "虹を待つ人" の時点で泣いてたなぁ。テレビの前で。今でもライブでは豪華絢爛な演出と共に多くのファンを感動させる楽曲である。そもそも大規模なライブの機会しかないが。

 

 

WHERE? / 夜の本気ダンス

もう、今でも何回聴いてもカッコいいし楽しい。未だにセトリから外れること本当に滅多にないんじゃないか。序盤、中盤、終盤、どこで来ても、タイトルコールをしてもしなくても、本当に盛り上がる。ずっと人気な曲。実を言うとこれが10年前になるのが衝撃で今回の記事を書くモチベーションになってたりしている。

 

 

ふっかつのじゅもん / sumika

小川さんが正式加入し、キーボードが加わった事で "Lovers" を始めとする多幸感溢れる楽曲が多くなった中で、未だに光るアッパーな4つ打ちナンバー。黒田さんのギターソロはもう観られないが、いつまでもsumikaを代表するキラーチューンとなっていくだろう。

 

 

以上!

いや2014年つっっっよ

勿論、それ以降も名曲を生み出し続けているからこそ変わらず人気なわけだが、とはいえライトリスナーがフェスで聴いても盛り上がる「このバンドと言えばこれ」と言う曲が10年前の曲であり、一方で長年のファンも未だに飽きていないというのは素直に凄まじいなと思う。そして向こう10年も愛され続けるんだろうなと。もちろん自分もずっと聴いていきたい。

ちなみに来年はユニゾンの "シュガーソングとビターステップ"、ドロスの "ワタリドリ"、オーラルの "狂乱Hey Kids!!"、マイヘアの "真赤" 辺りが10年前になります。吐きそうだね。

では(=゚ω゚)ノ

2024年2月超個人的ベスト楽曲10選

毎月恒例のやつ!

今月は初っ端の名古屋でらロックからの東京推し活3回しに始まり、バンドもアイドルも満喫したかなり濃い1ヶ月だったと思う。新曲にも沢山出会えた。もう最近同じ曲を繰り返し聴く余裕がなくなってきている() 名曲が多すぎるー。

ではそんな中から絞り出した10曲をば!今月はアーティスト名の逆五十音順にいってみます!

 

 

ABRAKADABRA / 夜の本気ダンス

久々のフルアルバム「dip」が良すぎる。この曲もそうだけど、これぞ夜ダンという特徴的なギターリフに振り切った4つ打ち・ハイハット裏打ちリズムのダンスナンバーが豊富。もはやこの曲っていうかアルバムとしての選出。最近聴いてなかったって人全員聴け。全員再熱しろ。

 

 

ゾーンに入ってます。 / マハラージャン

「集中している」という状態について歌う発想も、それを「ゾーンに入る」という表現にすることで現代風にしてキャッチーに仕上げるセンスも流石すぎる。そして何より自分としては『ゾーン』を連呼するサビのオケのメロディにミイラズみがあってハマりました。ミイラズみがあるメロディで気に入る曲多すぎだろ俺。

 

 

自由とヒステリー / My Hair is Bad

マイヘアだとメジャー1stの "接吻とフレンド" が大好きなんですけど、それを思い出させる入り。イントロは無いが、バスドラム4つ打ちとアルペジオから始まる感じ。一曲通してずっとメロも良くて刺さった。言わずもがな前作 "悲劇のヒロイン" との対比になっている歌詞やMVも流石の完成度。

 

 

トロイメライ / pachae

イントロから最後までノンストップで走り抜けるようなスピード感がツボ。シンセのポップなサウンドが印象に残る。ユニバーサルからのメジャーリリースも決まり、今かなりライブを観たいバンドの一つ。1年前から観たいって言ってる

 

 

春のチャンス / Bye-Bye-Handの方程式

春のチャンス

春のチャンス

  • Bye-Bye-Handの方程式
  • ロック
  • ¥255

やっぱりメロディが良い。そこに乗せてくる裏打ちのリズム。爽やかでノれるんだけど柔らかくて優しい、春の訪れに相応しい疾走感がある。バイハンもついにメジャーデビュー、今年も応援していきたい。

 

 

kimiOS / 猫背のネイビーセゾン

サイケなリフと裏打ちのリズムが性癖ど真ん中。しかしそれ以上に歌詞の世界観が面白い。iOSをもじったテーマって意外となかった気がする。SOSと掛けて繰り返すことで中毒性も出てる。2010年代半ばの邦ロックリスナーを全員掴みに来てるわ。

 

 

ヒッチコック / chef's

爽やかな曲調に映える女性ボーカルのアンニュイな声も魅力的なんだけど、なんせ楽器隊の粒だった音色とミックスが好みすぎる。このイントロ好きな人全員友達。こういう曲に出会って開始1秒で「おっ」と思うこの瞬間の為に音楽聴いてる。

 

 

覚悟を決めろ! / サバシスター

露骨にメジャーになってて大好き。サビの分かりやすい裏打ちとベースの絡み、そこに畳み掛けるなちさんの声。歌詞の独特な世界観も健在です。『2本離してピースを決めろ』はピックを摘むためにくっつけてた人差し指と中指ってことかな?

 

 

月が綺麗だ / Arakezuri

エネルギッシュな曲が多いイメージのバンドだけど、トゲのある声で歌い上げるこういうストレートなバラードも刺さる。と言うか名前は知っていたけどちゃんと聴いたのは初めてで、これを機に他の曲もいっぱい遡ってしまった。ライブ観てみたいな。

 

 

正しい夏を降らす / 雨模様のソラリス

正しい夏を降らす

正しい夏を降らす

下北沢のライブで初めて聴いた時から一発でどハマりしている。イントロのリフもサビのメロディも超王道で楽しくもエモくも泣けもする。鳥肌ものです。3週連続リリースの中で一番リピートしてる。マジで聴きまくってます。まだ2月だけど今年の夏ソングはこれで決まり。

 

 

以上!

改めて俺4つ打ち裏打ち好きやなー…笑

1月、2月は本当に早い。もう年度末だー。社会人6年目が終わる。小学校を越えて職場が一番長く所属してるコミュニティになってしまう。笑 残り1ヶ月、諸々頑張っていきましょう。

あ、あと結婚しました。お相手はバンドにもアイドルにも全然興味のない人ですが、私のライブ狂いの趣味を許容してくれる方です。夫婦円満に努めつつ、これからも引き続き色んな音楽に触れていきたいと思います!よろしくお願いします!

では(=゚ω゚)ノ

透色ドロップ大阪私服特典会オタ活レポ

透色ドロップの大阪遠征に参戦してきました!

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1日目に阿倍野ROCKTOWNでのプロモーション公演、2日目に私服特典会という2days。1月の大阪遠征に続いて今回も行ってきました。ちょうど出張で京都にいたので会社の金で会いに行けるぜ!!と思っていたが、1日目は京都での用事が終わらず間に合わなかった…ので2日目の私服特典会のみ参戦。

ちなみにプロモーション公演のセトリが以下。

はぁぁぁぁぁん事変演ってるぅぅぅぅぅ

透色に初めましてした昨年のツアー岡山公演にて1曲目に演っていた曲で、透色の曲で初めて生で聴いた曲になるので、思い入れがある。あれ以来聴いていないのでまたどこかのライブで回収したい…!

桃郷事変

桃郷事変

  • 透色ドロップ
  • J-Pop
  • ¥204

今回の私服特典会の会場は本町にあるビルの貸会議室。前泊していた実家から出発し、忘れ物をして一度取りに帰っていたので、開始時間から30分ほど遅れて到着した。グドモとアルカラのツーマンの日についでに下見に来ていたので、初めて行く場所だけどスッと辿り着けた。下見しといてよかった…

1月の時より狭い部屋で、既に始まっていたのもあってかなり満員だった。遅れたのもあって「まさか早めに終わったりせんよな…?」と思いながら急いでいたが、心配は無用だった。結局15時いっぱいいっぱいまで続いた。

貴重な私服特典会なので、ソロショット & 2ショットを撮っていきました。最初に見並里穂さん。

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前回の渋谷の時は広島に帰る終電の都合で余裕なくて話しに行けなかったんだが、「前いたよね?」て言われた笑 見つかってたw

黄色いもけもけのファッションが可愛かったです。カチューシャは大阪で現地調達とのこと。以前大阪に来た時にもアクセサリーを現地調達したと。前回の私服特典会ではお互いに赤いチェック柄だったって事があったが、それも覚えていてくれて「今日は被らんかったね笑」と。よく覚えてんなぁ…

前日まで出張だった事を伝えた後に「広島にも転勤で行ってるの?」とかこっちの情報を引き出してくれるところとか、身振り手振りでマシンガントークしててちょっとだけ手が当たって「あ、ごめんね」てさりげなく挟むところとか、気遣いの出来るお方で流石最年長ネキって感じです。結婚してください。

 

次に佐倉なぎさん。

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渋谷の時と全く同じで第一声が「来たな!」でした。来たよ!笑 「たなさとを待ってる自分がいる」とか「イケメンだと思ってる」とかいっぱいリップサービスいただきましたわ!笑 とは言え嬉しいもんだね。俺が会場に入室した時に、特典会の表示で隠れて上半身だけ見えない状態の俺を見て「下半身でたなさとかな?と思った」は笑ったけどw

行けなかった前日のプロモーション公演のセトリについても話せました。"桃郷事変" 推しをしっかり伝えられたが、"りちりち" も好きなんですよね…!

りちりち

りちりち

  • 透色ドロップ
  • J-Pop
  • ¥204

「そういう系の曲が好きなの?」って聞かれたけど、まぁ全部好きって答えましたよね笑 ほんとどの曲も違う魅力があって好きです。

ちなみにその翌々日のライブでも "桃郷事変" と "りちりち" 演ってるんやけどブームなんか!?w いつか久々に聴きたいなー。

 

続いて鎌房祐衣さん。

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前回の渋谷の時に、別のファンの方と勘違いしたままトークする事件があったかまろん。笑 「先日はどうも笑」から始まり、「ほんま気にせんといてね!」「マスクの上しか顔見えんもんね…!」としっかりフォロー。面白かったのでマジで気にしてない笑

例の件のことは他のメンバーにも話したそう。「分かるかも…」て反応だったそうで、ほんとに雰囲気似てるみたいですね。お互い関西弁らしいし。マジで会ってみたいわ笑

ファンの人の素顔はまだ見たことないもんねって話をしたけど、リモートで話せるトークポートではファンの方もマスク無しのこと。なるほどその手があったのか。やっぱり素顔見ると「なんか雰囲気違う…!」てなるらしい。俺はどう思われるのだろう。笑 制限緩和されて素顔で話せるのを楽しみにしてます!

 

ここまでの3人は来る前に特典券を購入していた。やっぱここまで来たら残りのメンバーも同様に撮りたいなと思い追加購入。しかし瀬川奏音さんの特典券がソールドアウトしていた…!!先月のROCKTOWNの時も列並んでたもんなぁ、人気なんやなぁ。次回リベンジだ。

 

後半戦は天川美空さんから。

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アクセサリー控えめで髪を下ろしたストレートスタイルって意外とレアかも。こういうのも私服特典会の魅力か…!

彼女は先月のROCKTOWN以来二度目ましてで、「顔見たことあると思った!」と。覚えていってもらえるといいな。

美空さんはなんせ「透色ってなにいろ?」での各種ムーブが面白すぎるんだよな。最近はなにいろの過去回を見てたら終わる休日が多々ある。ちぎりパンの回がめっちゃ面白かったことを伝えた笑

あと、前回話した時も話題に上げた福女の回について「あれはもっとやれると思った」と。笑 バラエティ向上心ありすぎるだろ。アイドルとして以上にタレントとして好きだわ。

渋谷のライブの時に欠席していたので、実は生で拝んだ回数が唯一他のメンバーより1回少ない美空さん、これからもっと面白い一面を観ていきたい。

 

続いて梅野小春さん。

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2ショット、俺の方がメインで写ってないか?笑 今回の中で私服が一番良いなと思ったのは彼女かも。もうちょっと引きで撮ってもよかったな…!

前回の渋谷以来で、唯一の三度目まして。覚えたって言ってもらえた!今日は誰が来たとか、あの人最近どうしてんのかなーとか、メンバー間でファンの人の話はよくするらしい。逆にそんな感じでファンの人たちの話題を共有してるから、認知が速いのかもな。悪い意味で話題に上らないように気をつけよう…笑

後は「マスクの上しか顔見えへんもんね〜」「いつか素顔で撮れるのを楽しみにしてる!」と言った、かまろんと同じような話をしてきた。なかなか全員との話題を即座に考えるの難しいな…笑 またしっかりネタ作って会いにいこう。

ていうかこはちゃん、目おっきすぎる…向かい合って話してたら照れる()

 

ラストは才川水綺さん。

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美空さんと同じく二度目まして。彼女も名前伝えたら覚えてくれてた。大阪の人!って言われたけど前会ったのが大阪なだけで大阪の人ではない。笑

たなさとという名前に対して「たなからさともちさん?」と言われたのが前回だったが、「今日はたなからさとうきびさん」と謎の発言をされたり、「画像投稿する時の一言考えて」と言われ突然大喜利が始まったり、なかなかぶっ飛んでる。そこからまたさともちの話に戻った後の
才「地元に餅つく道具あるから作ってあげる、何味がいいですか?」
俺「…きなこで」
才「それはもうきなこもち」
俺「www」
と言ったくだりだったり、関西弁の話になったので「福岡弁はもう抜けたの?」と聞くと「消え去った。福岡は意志が弱い。」と返されたり、なんかほんと話の展開もワードチョイスも独特で面白かった。才川さん、クセになるな…?

 

全ての特典券を使い切り、追加購入の時間も締め切ったので、後はふんわり会場の雰囲気を眺めていた。程良い時間になったところでスタッフさんから特典券のない人は退出お願いしますとアナウンスされたので、従って出てきました。ちょっとだけなじちゃんと目が合って手振ったら返してもらえた!

今回はこれで終わり。前日のライブを逃しただけとは言え、楽曲パフォーマンスのない純粋な特典会でここまで回ったの初めてだな。そして2ショットとソロショットの撮り分けとかも含めて何となく楽しみ方が分かってきた。ほんと行くたびに最推し箱になっていくなと思います。瀬川さんだけマジで次回優先的に会いに行こう。

しばらく大阪遠征は決まってないようだけど、いつかまた機会があれば必ず!勿論もっと西にも全然来てください!!

では(=゚ω゚)ノ

 

透色ドロップ 私服特典会
2024.2.18. 大阪アクセア会議室 本町大雅ビル5F

そして今宵はグッドモーニングアメリカとアルカラと語り合おう

復活後初めてグッドモーニングアメリカを観てきましたー!!!

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2020年初頭の活動休止後、4年の沈黙を経て2023年の名古屋TREASUREで復活したグドモ。東京と大阪でライブを行うことがアナウンスされ、東京はワンマンだが大阪はアルカラとのツーマンという事で、あまりにも学生時代の自分に刺さりすぎるライブ。本当によくチケット取れた。

会場は心斎橋BIGCAT。なんかもう大阪のライブハウスは全然久しくないですね。先行物販で空ばかり見ていたロンT購入。1stアルバム「空ばかり見ていた」のジャケットアートがフロントに描かれたデザインは流石に買う。ちゃんと明確に目的持って先行物販行ったの久々だな。結果的に、終演後もロンT残ってたんだけど笑

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整理番号はそんなに早くなかったので開場後ゆっくり入場したけど、それなりに前方よりの真ん中あたりまで入っていけた。とは言えなんせソールドアウト公演なので満員。定刻を数分過ぎたぐらいで照明が落ち、開演した。

 

 

アルカラ

2021年のSHUNAN Orbit以来で実に2年以上ぶりのアルカラ。初っ端からグドモの "空ばかり見ていた" をカバー!『妄想想像ばっか』のワンフレーズで歓声が上がり、サビで大合唱。ワンコーラスながら完全に仕上がった。

アルカラの曲としての1曲目は "ミ・ラ・イ・ノ・オ・ト"。演奏を始める前に、グドモがキュレーターを務めていたコンピレーションアルバム「あっ、いい音楽ここにあります。」にこの曲が収録されていた事に触れたのも粋で良い。

元々大好きな曲だが、やはり今回のグドモとのツーマンということを意識して聴くとエモいどころの話ではない。初っ端から泣いてしまった。

しかしそこからは "キャッチーを科学する" からの "チクショー" というド定番曲の強すぎる流れ。"チクショー" はどの曲やどんなMCから繋いでもクソ盛り上がる。ほんとこんなシンプルな演奏でめちゃくちゃカッコいいのめちゃくちゃカッコいいよ。

チクショー

チクショー

  • アルカラ
  • ロック
  • ¥153

"カラ騒ぎの彼女" といったアルバム曲も演るというセトリの幅広さも良い。「CAO」の1曲目。からやと "アブノーマルが足りない" に繋がるかと思った。何ならこの日は演らなかった。アブノーマル足りてた。

カラ騒ぎの彼女

カラ騒ぎの彼女

  • アルカラ
  • ロック
  • ¥255

ていうか「CAO」も10年前なのエグいな…

泰佑さん曰く、そんなちょうど10年前の2014年の2月にグドモの対バンツアーで呼ばれてBIGCATでツーマンしていたらしい。あまりにも縁がある話である。「普通ここで "ミ・ラ・イ・ノ・オ・ト" やんな、『10年後 少し強くなって』言うてな」て言ってて流石やなと笑ってしまった笑 あと、そんなMCの時にグドモのたなしんが普通に客席にいた笑 気づかんかったw

あと、勿論グドモの休止についても触れたが、「ちょうどコロナの期間休んで、コロナ落ち着いたら復活」って言ってたの笑ったw 確かに結果的にちょうどそんな感じやけども笑

MCの締めにサポートギタリストを紹介した後、これまた古いアルバム曲 "グラス" から後半戦を始め、さらには続いて新曲を。曲名なども不明。「やぁ世界、黒幕は誰だい」みたいなことを言ってた気がする。アルカラらしく怪しげで鋭いギターフレーズが印象に残る曲だった。音源化が楽しみだ。

新曲から繋がるように、入った "夢見る少女でいたい。" もカッコよかった。この曲のイントロもどんどんギアが上がっていく感じがブチ上がる。BPMと4つ打ちリズムが程よくてめちゃくちゃ飛んでしまった。

ラストは厳かな "ドナドナドーナツ" というこれまた「CAO」曲、そして「グッドモーニングアメリカに捧ぐ」と前置いて "boys & girls" を披露。盟友とのツーマンに懐かしい曲や代表曲で揃えておきながら、最後は最新アルバムの曲で締めるのがかっこいい。

グドモが休止している間も絶えず活動してきた一方で、メンバーの失踪からの脱退というグドモにはなかった苦難を経験しているアルカラ。そんな彼らだから出来る、愛にも敬意にも溢れた復活祝いだった。選曲が幅広くて普通にセトリも満足な、良いライブを観た。

 

セットリスト

00. 空ばかり見ていた
01. ミ・ラ・イ・ノ・オ・ト
02. キャッチーを科学する
03. チクショー
04. 水曜日のマネキンは笑う
05. カラ騒ぎの彼女
06. グラス
07. (新曲)
08. 夢見る少女でいたい。
09. ドナドナドーナツ
10. boys & girls

 

 

グッドモーニングアメリカ

たなしんが客席を突っ切って登場する恒例のくだりからスタート。ネコフェスを主催するアルカラに準えて、"木更津キャッツアイ" のリズムに合わせてニャンニャン歌いながらフロアを練り歩いた。

恒例の、と言えるのが幸せである。ライブを観るの自体は2019年のハルバン以来だけど、もうそんなレベルの話じゃない。学生時代あれだけ聴いていたグッドモーニングアメリカの久々のライブというだけで感極まる。初手 "そして今宵は語り合おう" で早速涙が出てきた。アルカラの時とは比べ物にならないぐらい人が押し寄せ、結局4〜5列目ぐらいまで前に進んだw

"そして今宵は語り合おう" でエモく幕を下ろし、大歓声が響く中 "光となって" に入り、早速ダイバーが発生する。続く "コピペ" でさらにモッシュも激化した。

MCはたなしんに加え、幸ちゃんことGt.渡邉さんがメインで進行。幸ちゃんあんなに声高かったっけ…?たなしんと変わらんw とにかく一にも二にも待っていてくれたファンへの感謝をこれでもかと伝えてくる。一方で、ファイヤーへの繋げ方を若干忘れててぎこちなくなってるたなしん笑 金廣さんの「ブランクを感じるね」てツッコミが鋭かった笑

しかし、その後の「1、2、3、ファイヤー」からの "言葉にならない" ではとんでもない数のダイバーが湧いた。そこまでメロコア系のライブに行かない、少なくとも前方で観ることはほぼ無い自分にとって、恐らく降ってきたり送り出したりしたダイバーの数が人生最多。本当にぐちゃぐちゃになって楽しすぎた。

からの "キャッチアンドリリース"、ダイバーこそ落ち着いたものの『Yeah, yeah』の大合唱に合わせて飛び跳ねまくるフロアで汗だくに。スペースシャワーTVでMVを観てグドモを認識し始めたきっかけの曲、本当に何回聴いても懐かしさと変わらない楽しさがある。

この2曲で一気にマジで疲れた() 続く "ミサイルをぶちかましてぇな" が良い休憩になった笑 その後またMCで、3曲ごとにゆっくりできるの有り難かった← そら10年近く経ってますから。体力も落ちます。

引き続きたなしんと幸ちゃんが喋りまくる中で、一回だけ振られたペギさんがなかなか爪痕残してましたね…突然の下ネタも謎やったけどアルカラの元Gt. 田原さんに触れたのは攻めすぎだ() 客席後方から悲鳴みたいな声起こってたぞ… つかペギさんって下ネタキャラだったの?ワンマンも何回か行ってたけど把握してなかったです笑

からの、2回目の「ファイヤー」を挟んで "アブラカタブラ" で再び客席が入り乱れる。サビの『平成』や『NO』のシンガロング。令和になっても盛り上がりは色褪せない。

その後も "ファイティングポーズ" を挟んでからの "拝啓、ツラツストラ" と、疾走感を保ったままじっくり聴ける曲と一緒に歌える曲を織り交ぜてくるから盛り上がりが全く衰えない。そして本当にどの曲も大学生時代の自分にクリティカルヒットすぎる。

ラストスパートの前に、ここに来て金廣さんががっつりMC。バンドのこと、メンバーのこと、ファンとのこと、アルカラとのこと、一つ一つ丁寧に述べていた。そこから入る曲、何を演るのかと思えば "アカクモエテイル"。1stアルバムのラストナンバーをここで持ってくる粋さ。やはり懐かしさ補正もあるとは言え、感服。

さらに "コールアップ" を続けた後、ラストは "未来へのスパイラル"。もう、サビでずっと合唱。まぁそれの是非はともかくとして、それだけ皆歌える曲、皆待っていた曲ということ。最後まで熱狂の醒めないライブだった。

 

手拍子に応え、程なくしてメンバーが再登場してアンコールへ。珠玉のバラード "餞の詩" から始まった。

続いて、金廣さんが「ライブで演るのは初めての曲を」と前置き、今のグドモにそんな曲があるのかとフロアがざわつく。始まったのはアルカラの "半径30cmの中を知らない"。ここに来てカバー返しとは粋なことをしてくれる。すごい盛り上がりだった。

金廣さんも泰佑さんも声高いんだなーと思うよな…笑

そして最後の最後は "空ばかり見ていた"。サビの合唱、そして悔いを残さないようこれでもかと言うように飛びまくってくるダイバー。ただただ最高でした。

ていうか普通に、サビがフェイクと曲名だけって凄いよな。改めて今考えてもなかなかないよ、こんな歌。

アンコールが終わってメンバーが捌け、場内の照明が点いた後も前方ではまだ手拍子が続いていた。かくいう自分も手拍子していた1人← しかしスタッフさんが「もう無いから!本当に終わりだから!」といった様子で合図していたので、皆そのまま退出してきた。こんなに愛されていたんだと、求めている人がいたんだとメンバーも認識できていたらいいな。

 

セットリスト

01. そして今宵は語り合おう
02. 光となって
03. コピペ
04. 言葉にならない
05. キャッチアンドリリース
06. ミサイルをぶちかましてぇな
07. アブラカタブラ
08. ファイティングポーズ
09. 拝啓、ツラツストラ
10. アカクモエテイル
11. コールアップ
12. 未来へのスパイラル

en1. 餞の詩
en2. 半径30cmの中を知らない
en3. 空ばかり見ていた

 

 

以上!!!

グドモの復活はもとより、アルカラのパフォーマンスも含めて2バンドの関係の良さがあまりにも伝わる最高のライブだった。バンドにハマり始めた大学生時代中期、まだライブにそんなに頻繁には行っていない中、グドモもアルカラもワンマンに行った数少ないバンドの一つ。そんな2組をこういう形で観られて本当に良かった。2組両方で泣いたツーマンって初めてじゃないかな…笑

グドモはMCの中で数回にわたって「次はマジで決まってない」と言っていた。今回の東阪公演を終え、次のライブは本当にアナウンスされていない。でも、また新曲出したりツアーとかしたりしてくれるといいなぁ。広島にも来てくれ。

アルカラも今回聴いた新曲のリリースが楽しみだし、最近はかなり幅広い規模のライブに出ているので、機会はありそうだ。またツアーでもフェス尺でも色んなライブを観たいな。

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では(=゚ω゚)ノ

 

グッドモーニングアメリカ 東阪ライブハウス公演「そして今宵は語り合おう」大阪編

2024.2.12. 心斎橋BIGCAT

グッドモーニングアメリカ
アルカラ