たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

MINAMI WHEEL 2022 番外編!!

MINAMI WHEEL 2022、今年は3日間通しで参戦した。のだが、フルで観て周っていたのは1日目と3日目のみ。2日目はトップバッターの黒子首だけ観て別件の為移動しました。

また、1日目は本編終了後になんばHatchで行われるオールナイト公演「EXTRA EDITION」に行ってきました!ミナホ本編のチケットがあればドリンク代のみで入れる、初日恒例の深夜枠。本編のBIGCAT枠を飛び越えるレベルの豪華なメンツが毎年出演する。今回は流石にオールはする元気なかったので、2番手のLucky Kilimanjaroだけ観てきました。

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そして3日目は逆に本編の前に、心斎橋BIGSTEPの大階段で開催された「Eggs presents. LIVE FLASH!」に行ってきました。

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こちらはミナホのチケットを持ってなくても観られるアコースティック形式のフリーライブ。本編のトップバッターが13時半スタートなので、それまではそちらを観てました。

と、言うわけで3日間各日程ちょろちょろと観てた分をまとめてレポートします!

 

 

Lucky Kilimanjaro

最初に物販でTシャツ購入。背中にプリントのあるシャツはあまり買わないんだが、シュールで可愛くて欲しくなってしまった笑

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XLしかサンプルが置いてなくて決めかねていたら、スタッフさんがMとLも出してくれた。ありがとうございます。支払いの時にも、手につけてたラッキリラババンに触れてくれたり、接客が神対応でした。

ライブ関係ねぇ。

リハでの "350mL Galaxy" から大盛り上がり。幸丸くんの煽り方が本番さながら。開始が2分ほど押したが、最早リハも本番の0曲目と言われたら納得してしまう。

本番は「TOUGH PLAY」のオープニング曲 "I'm NOT Dead" でメンバーが左右からステップを踏みながら登場してから一気に観客を煽り、各々の楽器をスタンバイして "踊りの合図" に入る流れ。5月に行ったワンマンツアーと同じ。初っ端から楽しすぎるから今後ずっとオープニングあれでいいです。

そこからも "Burning Friday Night" "エモめの夏" "週休8日" とアレンジで繋げながら立て続けに躍らせ続ける。深夜のテンションと酒も入り、観客もかなりハイになっていたようだ。少し歓声が出すぎなのはだいぶ気になったが。隣にいた千鳥脚ノーマスクおばさんとマスクはしてるけど合唱親父の夫婦っぽい2人組は殺しといてもよかったかも。

新曲 "ファジーサマー" で一旦ゆったりさせつつも続く "HOUSE" はやっぱり強すぎた。日中の本編も含めてこの日一番飛び跳ねた気がする。2019年のワイバンで観て心を掴まれて以来、この曲はいつ聴いても踊れる。

最後は "果てることないダンス" で果てて終わり。やっぱり楽しかった!EXTRA EDITION、ラッキリのためだけに来てよかったな。

 

セットリスト

1. PLAY
2. 踊りの合図
3. Burning Friday Night
4. エモめの夏
5. 週休8日
6. 太陽
7. ファジーサマー
8. HOUSE
9. 果てることないダンス

 

 

黒子首

2日目唯一のお目当て、JANUSのトップバッター黒子首。自分の中で夏頃から急激にキている。早い時間に出てくれて良かった。

入場規制ということで満員。後ろの方で観たのだが、Vo. あげはさんもBa. みとさんも積極的にお立ち台に登ってくれたので見えやすかった。またDr. 田中そい光さんはずっと叫んでた。笑 美人女性陣2人を中和する勢いのネタキャラ。多分ドラムも普通の小綺麗な女性だったらここまで話題になっていないのではないか。サポートギターの男性との絶縁のくだりも面白かった笑 曲が良いだけでなくMCもゆるくて面白い。

8月のお気に入りソングにも選んだ "かくれん坊" から始まり、"トビウオ愛記" とメジャー曲を連発。逆にメジャーデビュー後の曲しかほとんど知らないのだが、3曲目のベースが凄かったのを覚えている。好みだった。"Driver" というらしい。

また、泣き虫☔︎をゲストに呼んで初のコラボ曲 "やさしい怪物" も披露。泣き虫☔︎はこの日、まさに黒子首の次にJANUSで出番を控えていたので、知っている人はきっと絶対出てくると期待していただろう。

2ヶ月後に同じJANUSでワンマンを予定している。しかも田中そい光さんの誕生日らしい。行ける人是非行ってください。

物販でCD2枚とタオル購入。ミナホ3日間を通して支払い金額が一番高くなった笑 せっかく初めて観られたし2日目唯一のお目当てだったのでね。推せるうちに推せ。

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セットリスト

1. かくれん坊
2. トビウオ愛記
3. Driver
4. やさしい怪物 feat. 泣き虫☔︎
5. 戻ろう
6. Champon

 

 

Subway Daydream

ミナホ3日目に元々出演予定だったSubway Daydream、こちらLIVE FLASHにも出演がアナウンスされて即参戦を決めた。このバンドは「本編で観るからいいや」とならない。観られるなら全部観る。

FM802中島ヒロトさんに「可愛がっているバンド」と紹介されて登場。他がソロアーティストやバンドのボーカルのみの弾き語りだったりする中で、唯一メンバー全員での出演だから、本当に気に入られているんだろうなと思う。

しかし新曲 "ケサランパサラン"、"Fallen' Orange"、"Twilight" というアコースティックが合うセットリストを見るとただの贔屓じゃないなと分かる。小雨がパラつく昼時に似合う和やかな音楽だった。正式メンバーにベースがいないのもあってアコースティックライブとは相性が良いのかも知れない。

終わってからは中島さんに振られて一人一人コメントを。双子の兄・雅斗が階段上に集まった客を見上げて「普段は僕らの方が目線は上になるので、お客さんが上なのが新鮮」と素直で端的な感想を述べる一方で、中島さんと同じ名前になる弟・裕斗が一言「楽しかったです〜」としか言わなかったので「ヒロトならもっと喋れ!!」とイジられていた笑 でも実際、BIGSTEPの大階段いっぱいに人が集まっている景色を見上げながら演奏するのは楽しかっただろうな〜と思う。

この日、この後の本編で全く違った雰囲気のライブで優勝する事になります。

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セットリスト

1. ケサランパサラン
2. Fallen' Orange
3. Twilight

 

 

meiyo

本編のトップバッターが13時半からで、13時スタート。ひとつ前のサブウェイが20分程度で終わったので、これ間に合うなと思って急遽観ることにした。

公開収録からのミニライブ。知名度を上げるきっかけになった "なにやってもうまくいかない" からスタート。弾き語りで聴くのがとても新鮮。BIGSTEPに響く有名なフレーズ、もちろん声も本人なので「あの曲だ!」となった通りすがりの若者は多かったのではなかろうか。

そしてasmiに提供してまんまとバズっている "PAKU" のセルフカバーも。チューニングが合わなかったのか2回やり直していたが笑 そして、通りすがりの小学生ぐらいの女の子が、手をパクパクさせる振り付けを踊っていたのが微笑ましかった。それこそ「あの曲だー!」てなったんだろうな。歌ってたお兄さんが曲を作った人だとは絶対知らんだろうがw

最後は "いつまであるか" という曲。自分も全くのニワカなので知らなかったのだが、コード進行が好きな感じでした。ちゃんと原曲聴いてみよう。

有名どころしか知らなかった初見のアーティストだったが、人柄も声もよくて良きだった。単発のバズで終わらないだろうなと。他の曲もちゃんと聴いてみよー。

 

セットリスト

1. なにやってもうまくいかない
2. PAKU
3. いつまであるか

 

以上!!

ミナホは本編以外のこういった付随イベントやスピンオフ公演も魅力の一つ。黒子首は本編やけど笑 ほんと、チケット代以上に凄まじいボリュームの音楽を味わえる良いイベントだなと思います。

残すは本編3日目!レポ書くのが追いつかない幸せ!また後日!

 

では(=゚ω゚)ノ

MINAMI WHEEL 2022 Day 1 !!!

MINAMI WHEEL 2022参戦してきました!!

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2018年以来4年ぶり。2019年は普通に行けず、2020年はコロナの為に従来の形態で開催されず、2021年は行く気満々でチケット取ったけど重めのウイルス性扁桃炎になり断念。ここまで長かった。先月ワイバンが中止になったのもあって、三連休絶対殺すマン台風にマジで怯えていたが、無事開催されてよかった。

今年はついに3日間通し参戦。と言っても2日目は途中で抜けるのだが。とりあえずまずは1日目のレポ!

 

 

GLASGOW

2022年のミナホはOSAKA MUSEのトップバッター、GLASGOWからスタート!昨年のミナホの配信で存在を知ったバンドであり、2月に出した "FLASHBACK" が良すぎたので一度観てみたかった。

"youth" の弾き語りからゆっくりと入り、シューゲイザー色の強い厳かな雰囲気でMUSEを染める。と思ったら早速ダークな4つ打ちナンバー "outsider" や "lightning" を投下してくるので、初見の人も振り幅の大きさに度肝を抜かれた事だろう。トップバッターだったけど間違いなくこの日で一番ベースの音デカかった。好き。

outsider

outsider

  • GLASGOW
  • ロック
  • ¥255

"lucky" や "オレンジフィルムカーテン" と言ったMV曲も押さえつつ、「今日と言う日を思い出せるように」と振った待望の "FLASHBACK" は生で聴くとよりエモく響いてくる。音源ではスパッと終わるのに対し、余韻が後を引くライブバージョンも良かった。

MCも挨拶程度に済ませてひたすら演奏を聴かせてくれたのがポイント高い。「セットリストをあーだこーだ言って決めてたんですけど、せっかくなので詰め込めるだけ詰め込みました」という言葉の通り、短時間でも十分にGLASGOWの魅力が伝わるステージだったと思う。

物販でCD買いました。サブスクでも聴いていたが、フィジカルにしか無いトラックもあるとの事で良き。

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ベースが脱退してしまったばかりだが、まだまだこれから頑張ってほしい。期待している。

 

セットリスト

1. youth
2. outsider
3. lightning
4. lucky
5. オレンジフィルムカーテン
6. FLASHBACK
7. After image

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TOMOO

初日の大本命TOMOO。メジャーデビューを果たしてから初めてのミナホのステージは、キーボード一本の弾き語りスタイルだった。

昨年の夏にTOMOOを知るきっかけになった "Ginger" を皮切りに、「大阪って地下鉄や地下街が凄いですよね!だからってわけじゃないんですけど、」とインディーズ時代の "地下鉄モグラロード" など幅広い選曲を展開。

地下鉄モグラロード

地下鉄モグラロード

  • TOMOO
  • J-Pop
  • ¥255

頻繁にMCを挟み、天気や食べ物の話でフリートークを広げる。「大阪で粕うどんと肉吸いをずっと食べたいと思ってる」という話が印象に残ってる笑 弾き語りというスタイルも相まって、良い意味でフリーライブのような、アットホームな雰囲気がJANUSに広がっていた。

しかし歌唱になるとやはりあの歌声は引き込まれるものがある。"スーパースター" "ロマンスを越えよう" と行った落ち着いた楽曲たちはバンド演奏よりもこちらの方が味が出るのかも知れない。

ミナホは4年ぶりとの事で、その間「色々あった」と言っていたが何かあったのかな。確かに遡るとその間フィジカルではリリースが全然ないようなのだが。まぁ、なんせそれも含め今回のメジャーデビューまでの全てが必要な事だった、と語るTOMOO。そこからの新曲 "オセロ" は歌い出しの『踏み台にできるものなんて一つもない』というフレーズがより意味を持って聴こえた。

弾き語りであのクオリティ、バンド形態だともっととんでもないことになる気がする。是非また観たい。来年も出るならBIGCATだろうが、数ヶ月後にはミナホ出られなくなるぐらい売れてる未来も余裕で想像できる。これからも注目である。

ちなみに調べたけど前回のミナホ2017年らしかったから5年ぶりじゃね?←

 

セットリスト

1. Ginger
2. 地下鉄モグラロード
3. スーパースター
4. ロマンスを越えよう
5. オセロ
6. What's Up?

 

 

daisansei

初めましてのdaisansei。こちらもGLASGOW同様に昨年の配信で知り、気に入ったバンド。

フルアルバム「ドラマのデー」は聴いており、その他の曲もYouTubeでチェックしていたが、何と言うか音源と印象の違う曲が多かった。と言っても原曲がライブ映えしているというわけではない、しかしもちろん音源の方が良いというわけではない。なんか本当に違う曲のような。音源とライブとでアレンジを大胆に変えてあるのかな。

しかし本当に良かったのは間違いない。不思議な魅力がある。男性のGt. 安宅さんと女性のBa. フジカケさんのツインボーカルの絡みが絶妙。また曲間のMC中も常にキーボードで繋ぎ、雰囲気を途切れさせないのも良かった。

最後に "ルートユー" が聴けたのも嬉しかった。この曲が聴きたくて選んだところある。1月のお気に入りソングに選ばせていただいているこちらの曲は月をモチーフに書いたとの事で、安宅さんは演奏前のMCから会場のミラーボールを月に見立てて演奏に入り込んでいた。

やっぱりメロディから何から優しい曲である。

そして物販ではその "ルートユー" の収録された「root you」を購入。

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8cmCDと言うのも味があって良い。ボーカルの安宅さんとフジカケさんが対応してくれたので、昨年のミナホの配信で知った旨を伝えた。「配信してもらっててよかったー!」と喜んでもらえてこちらも嬉しくなった。一緒に東京のライブの告知もされたけど、すんませんそれは行けません笑 いつか広島も来てください。

あと、会場の心斎橋COMPASSも初めて来たけどめっちゃ雰囲気の良い箱だったな。機会があればまた来たい。

 

セットリスト

1. 箱根
2. ラジオのカセット
3. Yellow
4. 便箋
5. ざらめ、綿飴
6. ルートユー

 

 

水曜日のカンパネラ

今やテレビにも出演するレベルの売れっ子だが、夏にミナホ出演がアナウンスされたのはまだ "エジソン" がバズり始める前。運営側もオファーした時はここまでの事態を予想していなかったと思うのだ。

そんな水曜日のカンパネラ、流石の人気でリハの段階で満員。何ならリハ始まる前にも結構並んだ。マイクチェックで詩羽本人が出てくる頃にはもう規制がかかっていたのではなかろうか。元々、JANUSでのOKOJOを観てからのんびり途中から観る予定だったが、ふと気が変わって早めにBIGCATへ向かう判断をしたのは結果として正しかった。

多くの人が注目する中だが、圧巻の堂々としたパフォーマンスは流石だった。コムアイに負けず劣らずの早口ソング "バッキンガム" も完璧に歌い上げ、何なら "ディアブロ" というコムアイ時代の曲まで煽りを含めて完璧にモノにしてしまっている。また "織姫" の前に観客にスマホのライトをつけさせる時の「500人ぐらいいるんじゃないの〜?」「いやーまだ300だな…」みたいな全く物怖じしない煽り方も自信が表れているというか。

さらに感動したのが、ルール違反者への咄嗟の対応。MC中に「エジソン聴いて予習したよー!」と声出し禁止を破って野次を飛ばしたアホ(死ね)がいたのだが、「ありがと!シーッ!」と一瞬で感謝も注意も伝えたのが素晴らしかった。しっかりした子だ詩羽。

「テレビなんか出ちゃってさ〜!一年ですごくない??」とちょけていたが、間違いなくバズが無くても実力で掴んでいたであろうBIGCATでのステージだったと思う。

アホが予習した "エジソン" が始まったところで、これが最後だろうと思い離脱した。後で調べたらもう一曲 "招き猫" 演ったらしいです。

 

セットリスト

1. ティンカーベル
2. アリス
3. ディアブロ
4. バッキンガム
5. 卑弥呼
6. 織姫
7. エジソン
8. 招き猫

 

 

bokula.

水曜日のカンパネラを途中退出して、BIGCATから JANUSへとこの日一番のダッシュ。しかし着いたら何と入場規制中…!!"溢れる、溢れる" "足りない二人" の音漏れを聴きながら並んで待つ。時間的に最初の曲を完全に聴き逃したぐらいかと思っていたが、その前に "オープンマインド" を演っていたようだ。

オープンマインド

オープンマインド

  • bokula.
  • ロック
  • ¥255

入場すると続く "愛してやまない音楽を." で盛り上がる満員のフロア。広島から出てきた若者が大阪でこんなに活躍している事実に感動した。

さらに "愛わない" "この場所で." "一瞬" と、最後までスピード感のある選曲で走り抜けた。bokula.はエモさがウリのミドルテンポな歌モノ曲も魅力の一つだが、それを一切排してキラーチューン連発に振り切ってきた攻め攻めのセットリスト。強すぎた。

翌日に行われた広島のサーキットイベントSUPER ROCK CITYでは最大キャパのクアトロで大トリを務めたが、来年はミナホでも最大キャパのBIGCATを任される事が容易に想像できる。広島補正関係なくどこまでも大きくなっていきそうな気配を感じるライブだった。

 

セットリスト

1. オープンマインド
2. 溢れる、溢れる
3. 足りない二人
4. 愛してやまない一生を.
5. 愛わない
6. この場所で.
7. 一瞬

 

 

なきごと

bokula.の後そのまま残って待機。前から3列目ぐらいで観られた。昨年のSHUNAN Orbit以来約1年ぶりに観る。あの時はリリースしたばかりの新曲だった "D.I.D." や "hanamuke" を外す攻めたセトリだったが、今回は最新曲の "自転車" からスタート。

さらにその "D.I.D." も聴けた。

数少ないハンドマイク曲、ゆらゆらとステージを行き来しながら歌う。からの、疾走感のある "知らない惑星" や、自分の思いを綴ったMCの最後に「あなたの幸せはあなたが決める」と前振って入った "不幸維持法改定案" など相変わらずの振り幅の大きさである。

ミナホ、ひいてはFM802には大きな思い入れがあり、「この曲で知ってくれた人も多いと思う」という一番の代表曲 "メトロポリタン" での盛り上がりは凄かったな。自分もこの曲で知って、そしてすぐにハマりました。

そして、最後の曲で優勝した。ずっと聴きたいと思っていた "憧れとレモンサワー"。

憧れとレモンサワー

憧れとレモンサワー

  • なきごと
  • ロック
  • ¥255

本当に好きなんですこの曲。CD買って初めて聴いたその1回目で泣きそうになったのを覚えている。水上さんが「"深夜2時とハイボール" のイメージが強いと思うんだけど、今日は…」と話しながら鳴らすコードで察した時点で鳥肌が立ち、タイトルコールした瞬間に天を仰ぎました。MVも無いアルバム曲だからいつまでも演る代表曲になっていくか分からないので、ここに来て聴けて本当に良かった。優勝です。

終演後、物販で会場限定シングル「ヒメゴト」を購入。またそういやラババン持ってなかったなと思って一緒に購入。

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スタッフさんが会計した後、水上さんが隣で受け取って手渡ししてくれていたのだが、運の良いことに自分が最後だった。別のスタッフに呼び出されて「じゃあこれ(俺のCDとタオル)渡したら、」と言っており、俺に渡した後移動していってしまった。最後の1人でした。運が良かった。更に、この時なきごとのロンTを着ていたので、それにも触れて「ねこありがとう」と言ってくれた。嬉しかった。尊かった。可愛かった。好きです。

 

セットリスト

1. 自転車
2. D.I.D.
3. 知らない惑星
4. メトロポリタン
5. 不幸維持法改定案
6. 憧れとレモンサワー

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1日目は以上!!

念願だったGLASGOW、TOMOO、daisanseiをお目にかかれたし、水曜日のカンパネラは流石のパフォーマンスを見せてくれたし、bokula.となきごとの安定の素晴らしいライブを堪能できたし、初日にして既に大満足でした。

この後夕食を取り、実際はなんばHatchでオールナイトで行われるEXTRA EDITIONへと向かった。そちらの様子は2日目以降のレポと併せてまた後で。

 

では(=゚ω゚)ノ

2022年9月超個人的ベスト楽曲10選

恒例のやつ!9月はなかなか豊作で10曲に絞るのが難しかった。年間ベストにも選びたいレベルの名曲多数。一部8月リリースの曲もあるが、MV公開や個人的にハマったのは9月ということで。

早速!アーティスト名の五十音順に!

 

 

シャリライ / あるくとーーふ

突然リリースされた久々の新曲。安定のポップネスが光る軽快さ。ベースってスクラッチしたらあんな音出せるんや…

MVもお金かかってきたね!

 

 

Re act / anewhite

掛け言葉の盛り込まれた歌詞の個性も健在ながら着実に規模感を上げてきている。いつか夜の野外で披露されるべき一曲。終わり方がスパッとあっさりしているのも余韻が残って良い。

 

 

夏枯れ / ずっと真夜中でいいのに。

夏の終わりを感じるセンチな雰囲気がとても良い。『幻みたいな偶然を 探しまわった夏』のメロディが本当に懐かしさを感じるというか。ロックナンバーじゃないずとまよも強い。

 

 

ガソリンタンク / 帝国喫茶

9月凄い勢いでMV公開してたけど、8月終わりに先行配信したこの曲は当時から刺さっていた。映像も合わせるとより衝動が伝わってくる。こんなブルーハーツ的な青春パンクもできるバンドだったのか…

 

 

オセロ / TOMOO

オシャレかつポップなキャッチーの権化。髭男が売れ出した時の感覚を覚える。

三原色を意識したような赤青緑3種類の衣装も映えている。曲もビジュアルも良くて売れる要素しかない。TOMOOマジで来るぞこれから。

 

 

本日の正体 / NEE

ギターリフが1秒でNEE。Aメロまではハイハット裏打ちで畳み掛けといてBメロで落ち着く事でサビが壮大に感じる。歌詞もメッセージ性があってカッコよさも力強さも備えるようになってきたな…!

 

 

SOUVENIR / BUMP OF CHICKEN

SOUVENIR

SOUVENIR

ここに来てドラム始まりで4つ打ちとはやられた。特別疾走感や大きな盛り上がりがあるわけではないのに軽快で聴いてて楽しくて、ベテランの余裕や大人びた落ち着きがあるけど若々しさもあって、サウンドがシンプルで素朴なのに壮大さもあって、もう流石としか言いようがない。藤くんのフェイクの多さからも楽しんで歌ってる様子が伝わってくる。

ここ最近のBUMPで一番好きです。

 

 

普通のロック / peanut butters

『もうこんなんじゃいけない わかってんのにさ 何もしてないんだ』ってフレーズが刺さりすぎる。こんな情けない気持ちをこんなポップな曲調に乗せて "普通のロック" と名づけるセンスが強すぎる。

 

 

UFOを呼ぶダンス / ポップしなないで

歌い出しの低音とサビのいつも通りの高音とのギャップがたまらん。あと一貫した4つ打ちがまさにダンスって感じでノれる。加えて丸サ進行まで使われたら踊らざるを得ない。

ギターソロもカッコいいね。ギターおらんけど笑

 

 

アイラブ言う / 忘れらんねえよ

これぞ忘れらんねえよと言う感じの実直すぎる歌。サビで泣きそうになる。MVもキモすぎて最高。キモすぎるのに繰り返し観てしまう。でもまぁ、キモすぎる。最高です。

 

 

以上!

既に10月分が自分の中で2曲ほどノミネートしている笑 今月も名曲が続々で嬉しい悲鳴が上がりそうです。

今月はついにMINAMI WHEEL!!昨年は体調を崩して行けなかったので今年こそは。3日間通しでチケット取ってます。楽しみすぎる。台風も来ないようにあと1週間は徳を積んで生きていこう笑

では(=゚ω゚)ノ

初参戦福山JOKAFES!

福山市のサーキットイベント、JOKAFESこと福山城下音楽祭に初めて参戦してきました!

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日本で一番駅に近い城と言われる福山城の城下町で行われる、3会場での小規模サーキットイベント。出演アーティストを出陣武将、チケットを入城手形と呼ぶ個性的なイベントである。去年も行こうかと思ってたけど予定が変わって別の用事を優先したんだよな。つか今見たら去年は11月だったんだな。元々の予定が無くなったので前日にチケット取って急遽勢いで参戦しました。

在来線でのんびり田舎の景色を観ながら2時間半かけて福山駅に到着。広島に住んでても福山が目的地って人生でなかなかない。笑 最初のお目当ての時間が目の前だったので急いで福山Cableへ向かい、リストバンドを交換して中へ入った。

 

 

ココロオークション

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先月も大阪で観ているココロオークション。本当にどこにでも出てくる笑 JOKAFESも常連。

一発目 "フライサイト"、続いて "ハンカチ" とのっけから定番曲を連発する。しょっちゅう書いてるけどやっぱイカワさんの叩き方めっちゃ好きだなー。しなやか。両手クロスさせて、右手でハイハット、左手でタム叩いてるのとか独特。

"ヘッドフォントリガー" では『迷ってる時間はないぜ 近未来のスーパーシューター』を「JOKAFESのスーパーシューター」に替えていた。ここ確かに絶好の歌詞替えポイントだな、気づいてなかったけど今までも地名とかに替えてたのかな?

ここまで前回と同じような曲が続いたので、セトリ固定かな〜と思ったら "夢の在り処" "ワールド" と久々(初めて?)の曲も聴けてよかった。

また、「まだ解禁されてないけど」とMCで先出し情報を。12月に福山cableでワンマンやるらしい!またリリースがあって、そのツアーの一環で来るとのこと。続報を待とう。

ラストの "火花" は先月観た時より良かった。熱量というか勢いというか…何がか分からないけど、良かった。これからもアンセムになる強力な楽曲へと仕上がっていくと思う。

火花

火花

良きJOKAFESオープニングでした。

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セットリスト

1. フライサイト
2. ハンカチ
3. ヘッドフォントリガー
4. 夢の在り処
5. ワールド
6. 火花

 

 

ナードマグネット

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お決まりの須田さんの漫談からスタート。笑 福山cableは6年ぶりとのことで、前回出演時に「何を思ったか元カノに浮気された話をしたら動画を撮ってた奴がSNSに流して、その様子が元カノ本人に届いて肝を冷やした」という謎のエピソードw

「撮るのは自由なんだが流すかどうかはちょっと考えてもらえると助かります…って配信されてるー!!忘れてください!!」という1人茶番からのパワーポップバンドナードマグネットだこの野郎!!初っ端から "THE GREAT ESCAPE" でブチ上げてくる。この曲は終盤が多いイメージだったので鳥肌が立った。さらに最新アルバム「アイム・スティル・ヒア」から早速定番になっている "全部だいなし!" や、小生一押しのSubway Daydreamとの対になるMVも話題になった "アナザーラウンド" と、メドレーのように投下する。

全部だいなし!

全部だいなし!

  • ナードマグネット
  • ロック
  • ¥255

MCでは本フェスのオーディション枠である「下克上」に触れる。観ていないが今年の下克上枠だったゼロカルというバンドがツイッターでナードの "バッド・レピュテイション" をカバーしていたらしく、「リスペクトをこめて原曲を!」と振ってからのオリジナルはめちゃくちゃ熱かった。関係者席でゼロカルさんご本人達と思われる皆さんが盛り上がっていた。つか関係者席にもいっぱい人いたなー。支持厚いんだろうなー。からの "mixtape" は何回聴いても鳥肌。漸く安定して泣かずに聴けるようになりました。

「今日このイベントであなたのお気に入りを見つけてください」と "YOUR NEW FAVORITE BAND"、最後に安定の "ぼくたちの失敗" で締め。

"YOUR NEW FAVORITE BAND" の公開初期の伸びなんだったんだろう…笑

ナードのライブ久々だったから、MCの感じからしても "YOUR NEW FAVORITE BAND" で終わりだと思ってしまってた。そら最後は "ぼくたちの失敗" でしょうよ。一気に汗かいた。楽しかった。

結局実はまだ「アイム・スティル・ヒア」をちゃんと聴けてないのです。早よ聴こ。

 

セットリスト

1. THE GREAT ESCAPE
2. 全部だいなし!
3. アナザーラウンド
4. バッド・レピュテイション
5. mixtape
6. YOUR NEW FAVORITE BAND
7. ぼくたちの失敗

 


SLMCT

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遅すぎる昼食を兼ねて福山の街を散策してから福山cableに戻ってくるとリハの途中。フォーリミGENさんのような、イメージのなかった高音ボイスに「あれ?」と興味を惹かれた。神戸のバンド、SLMCT(スリムキャット)。「slimcat」から表記を改めた事を知ったのも最近。

初めて聴いたけどめちゃくちゃカッコよかった。英語詞で洋楽風、メンバー全員衣装も髪型も洋楽意識していることがとても分かる。ボーカルがギターレティーなのも特徴的。ギターがボーイングで演奏する曲もあったりして面白い。

どうやら照明トラブルがあったようで、アンプやバスドラに飾り付けたネオンライトがつかない事態。「電気屋さんの知り合いいたら紹介してください」と募っていた笑

からの、「JOKAFESに出た事はあるけどhoshiotoに呼ばれないんだよねー…」と岡山の野外イベントへの出演願望をチラつかせる。ネオンライトを指して「野外でこのライトめっちゃ映えると思うんで!ぜひ呼んでください!今日ちょっと一個点かなかったけど!笑」とトラブルもネタに昇華して巧く乗り切っていたと思う。ライトがつかなくても演奏には支障なかったようだし。

未解禁の新曲も演ってくれた模様。歪んだベース始まりでカッコよかった。シンプルにミスったらしくイントロで一度中断して仕切り直してたけど笑 来月リリースされるんだと。歌詞にスペイン語を取り入れているらしく、その辺りも注目。

最後の曲もイントロでやめて別の曲に変えたけど何やったんやろう。でも代わりに演った曲もかっこよかった。多分これ。

最後にギターをスタンドに掛けて帰っていったのも独特。初めて観るパフォーマンスだったな。

マジで名前しか知らなかったけどカッコよかった。神戸のバンドだからMCが関西弁なのも親近感。今回出会えて良かった。

つか先月のofuloverといい、フレデリックにパナパナにドラマチックアラスカにw.o.d.、神戸いいバンド多すぎるな…

 

 

クレナズム

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昨年からどハマりしているイチオシバンドのひとつ、福岡クレナズム。初の福山ライブとのこと。

安定の "白い記憶" からスタート。激情的に暴れる男性陣。初めて観る人はリハとの熱量の差に驚いたであろう。Gt. けんじろうくんは最早寝転がって弾いてたし、Ba. まこくんはベースのネックが萌映さんの顔に当たらないかヒヤヒヤする笑 Dr. しゅうたくんはその様子をめちゃくちゃ笑顔で見ながら叩いていた。

と思ったら2曲目で "杪夏" が来て鳥肌スタンディングオベーション。ありがとうございます。何回聴いても好きすぎる。9月も終わりに差し掛かる夏の終わりのこの時期にハマりすぎる、突き抜けるセンチメンタルな爽やかさ。初めて観た人たちにも刺さってるといいな。

杪夏

杪夏

  • クレナズム
  • ワールド
  • ¥255

クレナズムのライブは昨年11月のワンマン以来だが、その時に新曲として聴いた "私の生きる物語" をここで投下。語りベースで尺も長いこの曲をフェスで演るのは度胸ある。

そして最後は安定の "青を見る" 締め。轟音撒き散らして去っていった。

昨年のワンマンツアーのセトリをフェス尺に凝縮したようなライブだった。今年に入ってから "進め" "明日には振り向いてよ" と言ったライブでも盛り上がりそうなアッパーな新曲が増えているが、今回は無かったな。次のツアーで解禁する感じかな?11/27の広島ワンマン、既にチケット確保してます。楽しみ。

 

セットリスト

1. 白い記憶
2. 杪夏
3. ひとり残らず睨みつけて
4. 花弁
5. わたしの生きる物語
6. 青を見る

 


ズカイ

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クレナズムの後走って移動。この日初めて足を運んだ福山INN-OVATIONで観たズカイ。大阪のバンドで、ナードマグネットのレーベルメイトでありSubway Daydreamとの絡みも濃い。

ちょっと間に合わんな〜頭ちょっと切れるな〜と思ったが、着いたらまだリハ中。本編のMCで言っていたが、移動してくる新幹線が遅れていて諸々押していたらしい。

アー写を見るに男性5人組だと思うんだけど、そこにキーボードの女性サポートメンバーを加えた6人編成。ボーカルの子は人生初広島とのこと。

まだMVも多くないバンドだが、その中でよく聴いていた "酸素" を一曲目に演ってくれて良かった。

サポートに迎えているもののキーボードの音はそんなに目立たず、3本のギターが絡む日本語歌モノロック。でも声も歌詞も独特でクセになるというか。ワードチョイスが面白い。

フルアルバムが出ると言う事で、チェックしてみようと思う。そのツアーでまた広島に来るらしいけど11/27だった、クレナズムと被ってる笑

 


シンガロンパレード

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ズカイのあと一旦コンビニに行ってから戻ってくるとリハの時点から超満員で驚き。今回参戦するにあたり曲を聴いてみた際、一番「おっ!?」と思ったのがこのバンド。名前はよく見かけていた、京都初、シンガロンパレード。と言っても名前を見かけていたのは当然で、グッドモーニングアメリカのコンピに参加していたバンドだと気づいたのは、公式サイトのプロフィールにあったその旨の記載を見つけてからだった。

そして本編の一曲目がそのグドモコンピに収録されていた "KYOTO-JIN PEOPLE" だった!代表曲なのかな?この時点で掴まれた。

この曲もだったし、その後に演った曲でもそうだったんだが、客が一緒になって踊るパートが多かったり、4つ打ちに乗せたファンクな曲調だったり、(あとちょっと客の年齢層が少し高そうだったところだったり、)この感じ、BRADIOを彷彿とさせる。ボーカルさんの声もハリがあって歌唱力凄いし。あとメンバー3人全員キャラが濃いw 特にドラムwww

京都の人だからコテコテの関西弁でMCもめっちゃ面白かったんだが、一方でキメるところはキメるというか、熱い。コロナ禍でのライブについて触れた時の「大切なものは制限されたかも知れないけど奪われてはない」って言葉がグッと来ました。

この曲演ってたな。恐らく落ちサビのところ、コロナ前は観客も一緒に合唱してたパートなんだと思うんやけど、ボーカルさんがその部分歌う時に皆が歌わないように一瞬指で「シー」したの良かった。観客が一緒になって歌って踊るタイプのバンドなんだろうけど、しっかり抑えるところは抑えて出来る範囲で演ってるのが好印象。

福山INN-OVATIONでのトリだったのでアンコールもあった。最後まで楽しかった。10年選手の中堅だが、良いバンドに出会えた。またどこかで観る機会があれば。

 

 

以上!!

最後に福山CableのトリCRAZY VODKA TONICを観てもよかったのだが、シンガロンパレードがアンコールあって長かったから間に合わなかったのと、電車の時間もあってここで切り上げて帰ってきました。スマホの電池が切れたので在来線の駅名と順番を覚える遊びしてました。笑

急遽参戦を決めたが、行けてよかった。安定のココロオークションに久々に観られたナードマグネットやクレナズム、そしてSLMCT、ズカイ、シンガロンパレードとの出会い。充実した一日になりました。今年はこれが俺のワイバンってことでいいわ笑

来年以降もメンツ次第では行ってみたいなと思う。

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楽しかったでござる!

 

では(=゚ω゚)ノ

タイアップの話題性に一時的に盛り上がるだけじゃなくてさ

先日、アニメ「チェンソーマン」の主題歌情報が解禁され、Twitter上で大騒ぎになった。

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えぇやりすぎです。オープニングに米津玄師、しかもKing Gnu常田が参加。エンディングは毎回異なるアーティスト達が週替わり。しかもそのメンツもホール・アリーナクラスが並ぶ。もちろん楽曲が替わるわけだからエンディングの映像も替わるのだろう。気合いの入れようが半端ない。

音楽界隈は大盛り上がりだった。TLが埋め尽くされていた。自分もとんでもないなこれはと思った。このメンツでフェスやったら凄そうとか思った。チェンソーマンは読む機会がなかったが人気なのは知っていたし、アニメ化するのも知っていたし、まんまと楽曲に釣られて観てみようという気になっていた。

 

しかしそれだけ盛り上がっているトピックには、否定的な意見もつきもので。しばらくして、大燥ぎしていたTLに少しずつ疑問の声や批判も目につくようになっていた。多くは「◯◯がよかった」「チェンソーマンはそういうのじゃない」みたいな自身の願望も含むものだったが、その中である記事を見つけた。

筆者様ご本人に許可いただいてリンク貼ります。

『それまでアニメに興味のなかったマスにリーチさせるためには有効かもしれないが、(中略)名作を刹那的なバズに変えてしまう可能性もあるのでは?』『ともすれば”バズのための共通言語”として扱われてると捉えられかねない』

『一過性の話題に終始し得るプロモーションをしちゃうのはどうなのよ』『そこまでしなくても作品の魅力が落ちるわけじゃないのに、そもそも作品の求心力や消費者のことを信じていないんじゃないの?』

『作品と消費者を、もう少し信じてみてほしい』

引用したい文章が多すぎて。えぇ、目から鱗でした。批判派・反対派とまではいかなくても、少しモヤモヤしていた人たちの違和感を全部言語化しているんじゃないかと。

確かに、原作ファンからしたらどうなんだろうなこれ(筆者様はチェンソーマン読んだことあるわけではないらしいが)。自分の好きな作品がメディア化されたと思ったらタイアップの豪華さだけが一人歩きして盛り上がってるって、複雑かも。

まぁ実際タイアップってのは大事なんですよ。自分がそうなんでね。オープニングが髭男でエンディングが星野源じゃなかったらSPY×FAMILY観てなかったと思うし、King Gnuが主題歌じゃなかったら呪術廻戦に手を出してないと思うし、逆に手を出さず終わっていたとしてもEveの "廻廻奇譚" は耳にしていたと思う。最近結構色んなドラマ観てるんだけど、今でこそ内容やキャストで選んでるけど前は主題歌で観るかどうか決めてたし。タイアップというのはそういう効果が確かにある。タイアップ元のファンの背中を押してタイアップ先に到達させる力があるのは事実なんよ。漫画・アニメみたいな、手を出すに至っていなかったコンテンツに対してだと特に。

で、思ったのが、『一過性の話題に終始し得るプロモーション』の危うさ、消費者側としても今後のトレンドを追うにあたって本当に気をつけないといけないなと。先述の記事には『作品と消費者を、もう少し信じてみてほしい』とあるが、これは消費者側も信じてもらうに足る向き合い方をしないといけなくて。

タイアップって言ってしまえば抱き合わせ商法ですよね。推したいコンテンツ同士を組み合わせる事で相乗効果を生み出す狙いがある。しかしそれが今回のケースだと、元々強いはずの作品が、さらに強すぎるアーティスト達と組まされる事で「作られたバズ」になってしまう事が危惧されている。だからこそアーティスト側も『”バズのための共通言語”として扱われてると捉えられかねない』わけで。

タイアップに限らず、バズコンテンツの一番の懸念は「一発屋の量産」だとずっと思っている。今回は原作漫画の方が正しく評価されない恐れがある特殊なケースだが、殊、音楽側は特にそうで。バズった末にCDの売り上げやライブの動員が恒常的に底上げされるんならいいけどなかなかそうはいかない。大体その曲が単発で話題になって暫くの間チャートにランクインして終わる。元からのファンは複雑だろうなと思うし、知らない自分でも正直あんまりいい風潮とは思えない。

ここ数年のTikTokから生まれるバズなんかまさにそうだよ。瑛人どこ行ったんだよ。「TikTokでバズってたので気になってサブスクで他の曲も聴いてライブ行きました」は許せるけどYouTubeのコメント欄の「TikTokから来た人✋」は殺したくなるのは多分そういう事。

元から大概大人気で順当に社会現象になった鬼滅の刃とLiSAのタッグでさえ「LiSAは鬼滅の一発屋」などと宣う輩が出てくる始末。自然にバズったってそうなるんだから作られたバズなんか絶対一時的なものになって終わる。バズらされたコンテンツの元からのファンが複雑な気持ちになって終わる。ただ、そう思ってしまうのは結局消費者側もまんまと盛り上がってそのまますぐに去っていってしまいがちなのが現状だからなんだろうなと。

今回のケースで言うと、音楽ファンがチェンソーマンにもしっかりハマって、あとチェンソーマンファンも各アーティストの中にお気に入りを見つけられたりするのが理想ですよね。いない事を祈るけど「豪華だね〜!」て騒ぐだけ騒いでアニメ観ない奴とか最悪なんですよ。めちゃくちゃ深夜にしか放送されない地域とかなら仕方ないけど。そんだけ話題性に踊ったならちゃんと本編も観ろよ?とは思う。でも下手したらアニメ観ないどころかその主題歌たちもサブスクで数回しか聴かない奴ごまんといるんだろうな。

もちろん、漫画にしろ音楽にしろ付随する各種商業にしろ、それらに対して全部が全部貢いでたら破綻するし限度があるし、お金の遣い方は人それぞれでいいんだけどさ。いずれ生み出されるであろうチェンソーマングッズ買えとかチェンソーマン展に繰り返し行けとかは言わんけどさ。そりゃ人間だからその時々でマイブームとかあって然るべきだけど、意図的なバズにまんまと乗っかってそれで終わるのって、どうかな?って。

『一過性の話題に終始』させてしまう事のないように気をつけないといけないなと。盛り上がったなら、盛り上がり続けろ。

 

今回のアナウンスに対する諸意見を見た時は、原作読んだことないのにタイアップの豪華さだけでとりあえず燥いでいた自分を恥じた。それきっかけでアニメも観よう、原作も読もうとしていたとしても。音楽であれ漫画であれアニメであれ、同じカルチャー。タイアップ先にもタイアップ元にも、また双方のファンにも、敬意を欠かないように留意したいね、と思いました。

そんなお話。

かっけ。

 

では(=゚ω゚)ノ

the peggiesがいない明日が来るのは少し寂しいけどまた絶対に会おうぜ

the peggiesのラストツアー大阪公演に行ってきました!!

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9月末で活動休止するペギーズ、ベストアルバムを引っ提げて執り行う最後の東名阪ツアー。翌日からちょうど大阪に出張だったので自費で前乗りして参戦しました。

ずっとCDは買っていたし、このブログでも毎年のように年間ベストに選出していたバンドなので足を止めてしまうのが本当に惜しい。ライブ自体も、チケットを取っていたワンマン公演がコロナ禍の始まりにより中止になって以来。

最後に実際に観たのは2019年の5月。それ以降ツアーでも広島公演がなかったり大阪とかに行ける機会がなかったりして久しく機会に恵まれてこなかったのだが、あわやそのまま観られず終いになるところだった。

会場は心斎橋BIGCAT。大阪のライブは最近頻繁に行っているが、ビッキャはかなり久しい。チケットはソールドアウト。そらそうよ。一度はなんばHatchも経験したバンドのラストツアーなんかそら切れるよ。むしろよく直前でチケット残ってた。

整理番号も500番台でかなり後ろの方だったので、フロアに入ったら既にほぼ満員。ビッキャのマックスキャパってスタンディングで800人ぐらいだったと思うから、滑り込みで500番台って事は2/3の550人ぐらいだったのかな。

入場に時間がかかってるっぽかったのと、直前まで物販やドリンク交換してる人もいたためか、5分ぐらい推して開演、3人が登場した。BIGCATのステージは比較的高い方だが、背の高い男性客が多いので後ろの方だとDr. みくさんはほとんど見えなかった笑 Vo. ゆうほさんとBa. メガマキ氏はたまに手元が見える程度。

一曲目は初期の代表曲 "グライダー"。

思えば自分がペギーズで初めて聴いた曲。今は亡きグッドモーニングアメリカのコンピに入っていた。サビのシンガロング、最後に一緒に歌いたかったな。

2曲目は "青すぎる空" で青すぎる照明がステージを照らす。この曲もEPの収録曲でカップリング感あって影薄いけど、パワフルで疾走感があってメジャーのペギーズらしい一曲。タイアップも付いててMVもあるからもっと知られてほしいな。ベストに入れてくれて嬉しい。

「ペギーズと愛の旅に出かけましょう!」とお決まりの前振りから入った "LOVE TRIP" ではゆうほさんが「大阪まだまだこんなもんじゃない!」とどんなに煽っても、観客はしっかり拍手の熱量を上げるだけで応えていた。最後のライブで声援を返せないのは残念だが、最後までルールを守れるのが流石ペギっ子。

まぁ後方に1人曲終わる度に「フォゥwww」て吠える奴おったけどな。周りがちゃんとルール守ってて自分1人悪目立ちしてるの分かるはずなのに恥ずかしくないのかな。恥ずかしくないんだろうね。かわいいね。

 

「大阪では初めて演る曲」という "ハイライト・ハイライト" は結果として最後のシングル曲になったな。東名阪ツアーの名古屋公演がこの日の前日にあったが、「昨日の名古屋でも初めてだったけど皆すっごいノってくれた」と言っていた。軽快な裏拍のリズムは手を叩いて盛り上がらざるを得ない。これももっと色んな場所で披露される機会に恵まれるべき曲だった。

メガマキ氏がベースを替えて始めた "Unleash" はベースイントロも渋いし、ゆうほさんの歪んだギターソロもカッコいい。カップリング曲だが人気が高く、ベストアルバムにも入るのも納得。

Unleash

Unleash

次もカップリング曲続きで "最終バスと砂時計"。センチなピアノイントロと夕陽を表すようなオレンジの照明が良い雰囲気を醸し出していた。平成初期感のある懐かしくて爽やかな曲調がアラサーには刺さる。これはベストに入らなかったが、聴けて嬉しかった。

最終バスと砂時計

最終バスと砂時計

続く "アネモネ" をスポットライトの下でぽつりとタイトルコールするところから始めてエモく歌い上げた後、最初のがっつりしたMCタイムへ。

最後の大阪公演という事で、やはり大阪の思い出を。大阪に初めて来たのは高校生の時の見放題だったとのこと。高校生の時から活動してたんだな。休日のはずなのに授業参観が入って、終わってから新幹線で急いで関東から向かったんだと。調べたけど多分2013年ですね。

ペギーズは皆酒豪なので飲みの場でのエピソードも多い。大阪の三角公園を三角地帯(三軒茶屋の飲み屋街)と間違えたの面白かった笑 ゆうほさんが好きなヤクルトスワローズの選手に似た店員さんと写真撮ってもらったけど記憶がない話とか、メガマキ氏がたこ焼き屋の階段で2階から滑り落ちた話とか笑

メンバー3人がそれぞれ無邪気に話す様子を見ていると、本当に活動休止が信じられない。

 

MC後は "ドア" とまた失恋バラードを挟んでからの、自分がペギーズにがっつりハマるきっかけになった "ネバーランド"。

ベストにも入ってるし演ってくれると期待してはいたが、イントロのギターが鳴った時は鳥肌が立った。閃光のようなシンプルな照明もMVの世界観を再現しているようでカッコいい。

「自分のために歌っていた自分を、皆に届ける為に歌う自分に変えてくれた曲」という "足跡" と、そこから繋がるように入った "スタンドバイミー" は、それぞれヒロアカとさらざんまいのエンディング曲。それぞれのオープニング曲であったKANA-BOONの "まっさら" と "スターマーカー" を思い起こさずにはいられない(厳密にはヒロアカの "スターマーカー" と "足跡" は同じクールではないが)。この2曲の流れは個人的に嬉しかった。

『さよならさ行かなくちゃ』という歌い出しも今だと違って聴こえなくもない。ゆうほさんの覚悟が詰まった壮大な曲です。ただのアニソンじゃない。

ベストに収録された新曲 "CHEESE!" では写真を撮る時の「はいチーズ」に準えて、観客が皆ピースで手を挙げる。歌詞がもうどこを切り取ってもいかにも休止の覚悟を決めて書かれているフレーズの数々で辛いんだが、それを払拭するほどのポップな曲調が楽しい。この曲ももっとこれからライブで愛されるべき曲だった。

CHEESE!

CHEESE!

曲が終わってから、ゆうほさんが自分のスマホを持ってきて観客をバックに写真撮影。どの角度ならメンバー3人と観客が全員入るか(あと盛れるか笑)を模索していたが、角度工夫しないと入りきらないぐらいの客が入ってるって喜ばしい事だよなぁ。あと終わってから普通に3人で自撮りしてた笑 そして「写真AirDropしたいところだけど600人全員には送れないから後で載せるね」はシュールで笑った笑 本当に今までと変わらない様子でパフォーマンスしている。

さて写真撮影なんかしたからてっきりもう終わりかと思ったが、むしろここからがラストスパート。清涼飲料水のCMが頭に浮かぶほど爽やかな "ドラマチック" へと入る。イントロで数少ないスラップ主体のベースプレイがあるが、メガマキ氏の丁寧な手元を観られて満足。ゆうほさんの指示でサビでは腕を左右にウェーブ。これもまだまだライブで盛り上がるナンバーになってただろうな。

続いて「みんなの声がないと完成しない曲」と前置いて "マイクロフォン" へ。サビでも間奏でもずっとシンガロングがある、一体感が凄まじい曲。「心の声で叫んでください」というゆうほさんの言う通り皆しっかり無言で拳を突き上げ続けた。こうしてみると、アニメタイアップのないアルバム曲でも本当にキラーチューンが多い。

無言のシンガロングを経てエモさを高めたところで、「こんなに楽しいのは誰のせい!」と何度も煽って、いよいよ大詰めの "君のせい"。メジャーデビュー後、何だかんだ "グライダー" を越える曲は出てこないのかなぁと思っていたところに大爆発したのがこの曲。MVの再生回数は500万を超えた。

しかしそれさえも超えて更にダブルスコア以上の再生回数となってしまった最大のヒット曲を、本編の最後に。"センチメートル"。

もう1400万いってるし。こんなに伸びるとは。皆手を挙げたり左右に揺らしたり、思い思いに楽しんでいる様子だった。曲調もテンポも、楽しいし優しいんだよな。

思えば3年ぶりのライブな訳でして "センチメートル" 含めコロナ禍でずっと聴いていて初めて生で観られたという曲がたくさんあった。最後に、とつけないとならないのが非常に残念だが、最後に存分に聴けてよかった。

 

 

メンバーがツアーTシャツに着替えて再登場し、アンコールでは恒例のみくさんの物販紹介。ラストツアーだろうが関係なく最後まで底抜けにテンションが高いみくさん。ランダム仕様のキーホルダーでスタッフに相談したらいけるよっていう裏技は流石に笑った笑

アンコール1曲目は「大阪の人は朝よく聴いてたかも」という振りで分かった "BABY!"。まだ実家にいた頃、朝の情報番組で天気予報だったか星座占いだったかのコーナーのBGMに起用されていた。この曲を聴くと学生時代の朝を思い出す。

そして最後はメジャーデビュー曲 "ドリーミージャーニー"。「言わば始まりの曲、この曲を再会の切符にしたい」とゆうほさん。

ペギーズのライブを初めて観たのは2018年の梅田CLUB QUATTRO、その一曲目に聴いた曲がこの "ドリーミージャーニー" だった。自分にとっても言わばペギーズの始まりの曲。そんな曲を「再会の切符」と称されたらこっちは信じてしまうぞ。切符を握りしめていつまでも待とう。次に聴く時にはイントロのシンガロングも一緒に歌えますように。

 

 

普通にこれで終わりだと思ったけどダブルアンコールがありました。場内の照明が点かないからまさかとは思ったが。

本当の本当に最後の曲は、1stフルアルバムのラストナンバー "明日"。

明日

明日

ゆうほさんが最後のMCをしながら弾いたコードで分かって「あぁあの曲か」程度に思いながら聴いてたんだが、入りの弾き語りで『明日が来るのは 少し寂しいけど また絶対に会おうぜ』というフレーズを聴いた時にちょっと泣きそうになった。元々そういう曲ではあったが、活動休止前最後と思って聴くと伝わり方が全然違った。

そんなどう聴いても別れの曲なのにまた明るいんだよなこれが。Aメロでの手拍子、サビでの拳、どれも観客皆最後に全力を出して楽しみ尽くしている感じがした。

演奏が終わった後、メンバーの指示で観客がスマホのライトをつけて取り出して左右にウェーブ。BIGCATが光の海と化した。前回広島で観た時を思い出したな。前回は本編のラストナンバーだったのだが、コロナ前だったので皆で合唱したんだった。それが今回は一緒に歌えない代わりに光で応える形。どんな形であれこの曲で最後に一体になってレスポンスできてよかったですね。

 

 

最後に物販でベストアルバム「MMY」を購入。まだ買ってなかったのでちょうどよかった。ポストカードもステッカーもついてきた。

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以上!

何度も書いてきたが、やっぱり活動休止は惜しすぎる。数々のアニメタイアップで知名度を上げ、10周年で日比谷野音ワンマンもできるようになった。曲の振り幅もどんどん大きくなって、ライブでのキラーチューンも増えて、これからまだまだ飛躍していきそうだったのに本当に勿体無い。2018年からこのブログをやっているが、当初からずっと毎年何かしらで音源を取り上げてきた。ライブこそ行く機会に恵まれなかったが、新譜も欠かさず買ってずっと好きだったので残念でならない。

でも、最後に観られてよかった。3人がこれまでと変わらずゆるゆるトークするMCを見るとこれからも普通に仲良しでいるのかなと思うし、ゆうほさんは早速ソロでのイベント出演が決まってるから音楽は続けるんだろうし。こんなに希望の見える活動休止ってなかなかないんじゃないかなと。自分で再会の切符なんて言ったからには責任取るんやぞ!『また絶対に会おうぜ』で終わる曲で締めたからには責任取るんやぞ!笑

明日がちょうど東京のツアーファイナルで、本当にラストライブ。明日が終わったらthe peggiesは活動休止する。新曲が聴けなくなるのは寂しいが、ライブがなくなるのは寂しいが、これからも聴き続けようと思います。また絶対に会おうぜ。

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では(=゚ω゚)ノ

 

the peggies TOUR 2022 "My White"

9/14 心斎橋BIGCAT

セットリスト

1. グライダー
2. 青すぎる空
3. LOVE TRIP
4. ハイライト・ハイライト
5. Unleash
6. 最終バスと砂時計
7. アネモネ
8. ドア
9. ネバーランド
10. 足跡
11. スタンドバイミー
12. スプートニク
13. CHEESE!
14. ドラマチック
15. マイクロフォン
16. 君のせい
17. センチメートル

en1. BABY!
en2. ドリーミージャーニー

W en1. 明日

ワイバンのタイムテーブルを振り返りながらただ楽しみにするだけの記事

ワイルドバンチが今週末に迫ってきましたー!

会場設営も進んでいるようでいよいよって感じ。今年は2,3日目に行くことにしました。行かない1日目含めタイムテーブルも見ながら、予定を考えてみたいと思う。

 

Day 1 (9/17)

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行かないけどまずは1日目。いやこの日もめちゃくちゃ悩んだんですけどね、職場の仲間から17-18で福岡小旅行に誘われまして流石にそっちを取りました。まぁワイバン行くために18日の朝に離脱するんだけれども()

でも実際行くとしたらとてもじゃないが選べなかった気がする。初手はラッキリから始めるとして、Vaundyとヒトリエの被り、ホルモンと秋山黄色の被りはダメです。ヒトリエは先日ワンマン行ってるからまだVaundy寄りとしてホルモンと秋山黄色はマジで選べなかったと思う。どっちも一回観たい。

フレデリックsumikaも安定やしなぁ。ただラストのWANIMAとビーバーそこまで詳しくないんだよな。Kroi観て2日目に備えて帰ってたかな?その辺も考慮すると、下手したら福岡旅行の件なくても1日目は見送ってたかも知れない。

行かれる人は楽しんで!!

 

 

Day 2 (9/18)

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行くので目当てには丸つけてみた。到着時間にもよるがマカロニえんぴつから始めるかなーと。ただラシュボでも観てるしな、というのを考えると一回the shes goneを観といてもいいかなという気持ちもある。

後は大体確定かな、フォーリミ→優里→キタニタツヤはマスト。キタニタツヤBLEACHのOPですってね。いよいよ手がつけられないぐらい売れそう。

Teleはまだそんなに持ち曲がないことを考えるとラシュボと殆ど同じセトリになるかな?Creepy Nutsの方行ってもいいかも。

最後はクリープハイプからのマイヘアというメンヘラ続きで終わり。KANA-BOONラシュボのパフォーマンスを越える事は絶対ないと思うので見送ります。ワイバンのKANA-BOONいい思い出ないし。というかワイバンのKANA-BOONはそもそもなんでBanditとPiratesに出られないのか分からない…いや強者揃いなんだけどさ。

 

 

Day 3 (9/19)

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いやYOASOBIトップバッターは笑い転げたよね。夜に駆けさせろや。打首がTube ridingなのもびっくりしたけど、多分YOASOBI対策で分散させる意図だろうなと笑

色々あって武道館行けそうだったのに直前で無理になってチケットリセールしたヤバTもここで観ておきたい。その後はラスベガスも観てみたいけど、にしな気になってるんだよな。先週のMステめちゃよかった。

この日、にしなからのオーラルとか、バニラズからのマンウィズとか、地味にちょっとずつ被ってるんだよな。奔走だ。つかマジでこの日もメンツが強すぎるな…打首とバニラズがTube ridingとは。ハルカミライも日によっては絶対大ステージ行ってただろ。この辺みんな武道館バンドですよ?

そして大トリKing Gnu。直前で断念した昨年度と同じ、3日間の大トリ。流石すぎる。そして昨年から一年お預けになった分、"一途" "逆夢" "カメレオン" "雨燦々" というえげつない楽曲が追加されているので、とんでもないステージになる事は必至。3日間のそれまでを全部無かったことにするぐらい自分達のワンマンみたいな空気に塗り替えてくれることでしょう。

 

 

以上!

さぁここまで書いたところで台風直撃の可能性が出てきましたよ!!!!!

2018年の悪夢再びにならなければいいが…どのみち田植えは避けられないか…?今はただ祈るのみ。ここに来てコロナ以外の理由で楽しみが奪われるのは辛すぎる。し、自分もだけどやっぱり運営の方々が居た堪れなくなる。まぁでもあれだから…まだ台風にまで発達しきってないから…頼みます。

 

とりあえず明日は出張に託けて大阪でthe peggiesのワンマンを楽しんできます笑

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では(=゚ω゚)ノ