たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

聞いていた通り過ぎたUNISON SQUARE GARDEN念願初ワンマン

UNISON SQUARE GARDENのワンマンに行ってきました!

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キャリアに対して遅まきでハマっているユニゾン、2019年のワイバンで初めて観て以来2回目、ワンマンは初。1月にも行く予定だったが諸事情により断念していた。

そんなわけで念願の初ワンマン。前回断念した時からさらに楽曲を聴き込んでいるので分かる曲も増えている。また前回はアルバム「Patrick Vegee」のツアーだったが、今回はシングル「kaleid proud fiesta」のツアーなので新曲が少なく、セトリも予想がつかないので楽しみにしていた。

会場は前回と同じ広島JMSアステールプラザ大ホール。4月のオーラルで初めて行った文化学園HBGホールと並ぶ、広島ではキャパの大きなホールである。前回は第6波の真っ最中だった事もありソールドアウトしておらずチケットのお譲りが出来たのが奇跡なぐらいだったが、今回はソールドアウト。

昼寝してからゆっくりめに家を出たのでだいぶギリギリに会場に到着し、入場者登録を済ませて入場。開演直前にもかかわらず物販には結構な列ができていて、これグッズ買ってたら間に合わんなと思って真っ直ぐホール内へ。席に着いたの開演5分前(笑) 流石にもうちょい余裕もって来ればよかったな。あれ並んでた人たち間に合ったんかな。

座席は一階席の上手側、真ん中よりは後ろ。それなりに近いけどステージ全体も見渡しやすい良席。定刻になると夢番地のスタッフさんからの注意事項の説明があり、「それでは最後までお楽しみください」のアナウンスと共に暗転し、拍手が起こる中開演した。

ステージにはスクリーンを兼ねたような半透明の幕がかかっており、その向こうにメンバー3人が登場してスタンバイ。シルエットだけだが田淵さん歩き方ですぐ分かる笑

幕がかかったまま "harmonized finale" からスタート。どうもサポートメンバーなどはおらず本当に3人だけのようで、同期で流れる美しいピアノのイントロに鳥肌。幕はいつ上がる?とワクワクしながら観続ける。半透明だから透けて肉眼でメンバーが見えるのだが、照明の加減で幕にメンバーのシルエットが映し出されるのが神々しかった。田淵はまだ大人しかった。

幕がかかったまま一曲終わり、斎藤さんの「ようこそ!」の一言と共に幕が上がってメンバーの姿が見え、2曲目 "箱庭ロック・ショー" へ。音源よりだいぶテンポ速かった。ライブではこれぐらいなのかな?田淵はまだ大人しかった。

そして3曲目、"世界はファンシー"。赤紫の怪しげな照明に彩られながら一気に会場も飛び跳ねて盛り上がる。「マイファンタスティックギター!」の後サッとエフェクター踏んでからのギターソロかっちょよかったっすねー。田淵も暴れ出した。

この曲は音源では "弥生町ロンリープラネット" へと繋げるために「Fancy is lonely」と唱えて締めるが、ライブではどうなるんだろうと注目。音源通り「Fancy is lonely」は呟いた上で、次の曲は "シャンデリア・ワルツ" だった。アルバムの最後の曲とは思えないぐらい飛び抜けてアッパー。序盤に持ってこられてもまったく違和感がない。田淵はもうだいぶ激しい。

ここで一旦暗転。MCがないバンドだと予々聞いていたが、本当に無い。淡々と音出しして次に備える。コロナ前だと客席から野次は飛んでたのかな?

続くパートも "CAPACITY超える" "Silent Libre Mirage" "Own Civilization (nano-mile met)" とMV曲を演る気配の無い過去アルバム曲だらけの選曲。そしてどれも照明演出がカッコいい。

"Own Civilization (nano-mile met)" の時の、上下から突き刺すレーザーのような赤と白のライトが曲のずっしりした雰囲気に合っててめちゃくちゃカッコよかった。

それなりに過去のアルバムも聴いて予習してきたつもりだったが、ここで初めて一聴では分からない曲が来た。しかしサビを聴いたら曲名言ってたので分かった。 "ラディアルナイトチェイサー"。

YouTube出てんじゃん…カップリング曲はチェックが甘かった…イントロのベースもギターリフもサビのドラムパターンもめちゃくちゃカッコよかった。これはしっかり押さえてから来たかった…

とか思ってたら繋がるように入った "fake town baby" ではMVを彷彿とさせる暖色基調の照明にスモークの演出まで。曲の終わりと共に全ての照明がスパッと消えて真っ暗になったのも鳥肌ものだった。

そのまま再び暗転して準備タイム。次は "5分後のスターダスト" からの "弥生町ロンリープラネット" の言わばゆったりパート。ちなみに "5分後のスターダスト" も分かりませんでした。これに至っては音源持ってるのに…なかなか覚えきれていない。

ゆったりパートはすぐに終わり、貴雄さんのえげつないドラムソロからの "ワールドワイド・スーパーガール"。ドラムソロマジでえげつなかった。ハイハットあんな叩き方する事ある?あと冷静に考えて "ワールドワイド・スーパーガール" って選曲もえげつないよ。これにドラムソロくっつけてくるチョイスえげつないよ。

続く "ナノサイズスカイウォーク" ではステージいっぱいに縦長のLEDライトが灯る。今回のツアーでフィーチャーする「kaleid proud fiesta」のカップリング曲。やはり凝った演出をリリースするのはそれなりに重要な位置付けの曲なんだなと。つか全く気づかなかったけど最初からあったのかあのライト?

ここからラストスパートが始まる。齋藤さんがこの日唯一タイトルコールをした "サンポサキマイライフ" では始まった瞬間に拍手が巻き起こったように思えた。ライブ音源聴いて予習していたのでイントロの「ハイ!!」で飛べた。満足。次は声を出したい。

"オリオンをなぞる" ではステージ後方でミラーボールまで回り出す。照明が反射して客席全体が眩しいほどに彩られた。田淵も眩しいほどに暴れ回る。つかミラーボールも全然気づかなかった。最初からあった?途中で出てきた?

縦長LEDライトにミラーボールと十二分にステージが華々しくなったところで、満を辞しての "kaleid proud fiesta"。ステージ上から「UNISON SQUARE GARDEN」の文字が入ったバックドロップが降りてきて、いよいよ豪華に。田淵も暴れ回る。いつか声出しが解禁された時にもう一回観て、サビのシンガロングを一緒に歌いたい。

その次が "to the CIDER ROAD" だったのもユニゾンらしい選曲。9年前のアルバムの一曲目ですよこれ。サイダーという言葉の通り疾走感と爽やかさが半端じゃなくて好きなんだよなぁ。イントロからワクワクする。

to the CIDER ROAD

to the CIDER ROAD

最後に「どうもUNISON SQUARE GARDENでした!ラストの曲です!」と久々の挨拶を放ち、"10% roll, 10% romance" で締めて本編終了。本当に聞いていた通りMCなく淡々と演奏し続けるし、セットリストも凄まじいし、素晴らしいライブだった。

 

メンバーが捌けた後、場内の照明が全て点いたので、一瞬アンコールないのかな?と思った。ライブハウスとかだと本編終わっても暗いままでアンコールあるの分かるから、逆に照明点いたら終わりかと思っちゃうな。手拍子が始まり、アンコールあると察して自分も手拍子しながら待った。

メンバーが再登場し、再チューニングだけして "Cheap Cheap Endroll" へ。アンコールですら喋らない。ブレない。君がもっと好きになっていく。つか音源よりめっちゃテンポ速くて笑った。楽しかった。

そして「アンコールありがとうございます!」とだけ挨拶して "シュガーソングとビターステップ" へ。流石にこれは演らずに終わらないんだなと。演らないツアーもあるらしいが。

ニゾンと言えば、サブスクが主流になる前までは、YouTubeに上がっているMVはほとんどショートバージョンで、何かのタイミングで期間限定でフルを公開するスタイルを取っていた。定常的にフルが公開されるようになったのはここ最近だが、それでもこの曲は優に1000万再生を超えているから流石である。

最後の最後は "場違いハミングバード"。間奏で斎藤田淵ペアが一緒にステージ前方に出てきて目の前でくっつくように掛け合いする様子が尊かった。あれ最前列の人大丈夫だったかな。生きて帰ってこれたかな。

変わらずMC無しで当たり前のようにアンコール3曲演ってスパッと帰っていった。いやーカッコよかった。

 

最後に再度物販に寄りTシャツ購入。

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この青緑みたいな色のシャツって持ってなかったなと思い購入。Lが売り切れてたのでMかXLか迷ってXLを。全然ダボダボ感があるわけでもなく着られるので良き。

あと旧譜買ったらうちわ貰えるって事で適当に持ってなかったシングルとして「流星のスコール」買いました。

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ちょうど10年前の作品かー…ほんともっと早くハマりたかったぜ。今から巻き返す。

 

以上!!

念願の初ワンマン、満喫した。何より聞いていた通り過ぎた。演奏スキルとストイックさ、セットリストの媚びなさ、MCの無さ、田淵の落ち着きの無さ。照明演出こそ豪華だが、ホールなのに映像なども使わず、またサポートメンバーも入れず、3人で淡々と演奏で魅せる。カッコ良すぎる。やっと観られて嬉しい。あと一気に過去曲聴き漁ってた状態だったけど思ったより分かる曲が多くて良かった。後はカップリング曲もうちょっと聴き込もう。「Bee-Side Sea-Side」聴けば一発なんやけど笑

思えばワンマンでもどうしても新曲と代表曲メインのセットリストになるアーティストが多い中で、過去のアルバム曲やカップリング曲も当たり前のように披露するバンドがずっと好きだった。UNISON SQUARE GARDEN、本当に自分の好みにドストライクで、もっと早くハマっとけばよかったってずっと言い続けると思う。アイドル等への楽曲提供で田淵曲を聴く機会も今後も多いだろうし、これからも推し続けようと思った所存である。

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では(=゚ω゚)ノ

 

UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2022「kaleid proud fiesta」

9/4 広島JMSアステールプラザ大ホール

セットリスト

1. harmonized finale
2. 箱庭ロック・ショー
3. 世界はファンシー
4. シャンデリア・ワルツ
5. CAPACITY超える
6. Silent Libre Mirage
7. Own Civilization (nano-mile met)
8. ラディアルナイトチェイサー
9. fake town baby
10. 5分後のスターダスト
11. 弥生町ロンリープラネット
12. ワールドワイド・スーパーガール
13. ナノサイズスカイウォーク
14. サンポサキマイライフ
15. オリオンをなぞる
16. kaleid proud fiesta
17. to the CIDER ROAD
18. 10% roll, 10% romance

en1. Cheap Cheap Endroll
en2. シュガーソングとビターステップ
en3. 場違いハミングバード

RUSH BALL 2022 Day1 !!! 後半

ラッシュボール1日目レポ後半!

前半はこちら

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go!go!vanillas

多分今年一番リピートしている "青いの。" をリハで演ってしまったのは残念だったが、本編のセトリも攻め攻め。新曲 "ペンペン" から始まり、"平成ペイン" "エマ" と代表曲を惜しみなく投下する。"平成ペイン" のサビでの手の動き把握してなくてできなかった笑

"お子さまプレート" のカラフルな照明は鮮やかだったし、"カウンターアクション" への繋ぎ方も見事。また続く "one shot kill" の赤と白のレーザーのような照明はめちゃカッコよかった。日が傾き始めた時間帯と言うのもあって照明が映える。というか "お子さまプレート" と "one shot kill" の2曲良いよな…どっちもMVない曲やけど定番のアンセムになってる。「PANDORA」は名盤だ。

お子さまプレート

お子さまプレート

声出し解禁という事でラストが "おはようカルチャー" なのは予想通り。ここでATMCのNEEを観るべく移動した。

 

セットリスト

1. ペンペン
2. 平成ペイン
3. エマ
4. お子さまプレート
5. カウンターアクション
6. one shot kill
7. おはようカルチャー

 

 

NEE

この日のATMC出演者の中で唯一1000万再生超えのMVを擁するアーティストであり、その人気を証明するかのような人の集まり。サウシーが裏でリハしてる中でこれは凄い。"アウトバーン" でのっけから観客を飛ばせ、続く "月曜日の歌" でATMCに似合わないレベルのスケール感を見せつける。

彼らも歓声が返ってくることをメンバー全員で「こんなの初めてだー!」も全力で喜んでいる様子が伝わってきた。それもそのはずで、自分が前回観たのは2019年の下北沢にて。まだ小文字表記の「nee」時代。あの後すぐにコロナ禍が始まったから、ラシュボの景色は彼らにとっても間違いなく初めてのものである。まさかここまで売れるとは思ってなかったけど。

パフォーマンス中に日が落ち切るという絶妙な時間帯、照明に彩られた中で強烈なミックスから始まる "ボキは最強" はマジで最強だった。MVでくぅがやってるヒーローのポーズを観客も皆してて面白かった笑 便乗した笑

からの "万事思通" はベースソロでの歓声が凄かった。

「全員見えてます!」「あなた一人ひとりに歌ってます!」としきりに叫んだり、「みんな俺の真似して!」と謎の動きをしたり腰を振るジェスチャーをしたりとやりたい放題。喉も身体も心配になるレベルの全身全霊。

そして最後は "第一次世界" からの "不革命前夜" で締め。"不革命前夜" のドラムが始まっただけで凄まじい歓声が上がったのが鳥肌モノだった。本当にいつの間にこんなに売れたんだ。

時間帯マジック、照明マジックもあるとは思う。とは言えこの日観たATMC勢の中で、間違いなくメインステージが一番近いバンドだったのではなかろうか。オープニングアクトで盛り上がる姿が想像できる。

 

セットリスト

1. アウトバーン
2. 月曜日の歌
3. ボキは最強
4. 万事思通
5. 第一次世界
6. 不革命前夜

 

 

Saucy Dog

NEEが終わった瞬間に起こった、ATMCからメインステージへと観客の凄まじい大移動が、その人気を証明していた。"真昼の月" を聴きながらメインステージに到着した時にはとてもじゃないが前方エリアに入れる隙間などなかった。

「今日の並び見て分かる人もいると思うけど、キュウソ、SHISHAMO、バニラズ、KANA-BOON。この4組で列伝ツアー回ってるんですよ。そんな中に入れられて緊張してます!」と石原慎也は言ったが、「もうその誰よりも売れてるだろ!」と心の中でツッコまざるを得なかった。笑

"シンデレラボーイ" も "いつか" も始まった時は黄色い歓声が上がるのかと思ったが、そんなことはなかった。皆ただただ噛み締めて聴き入っていたように見えた。"いつか" の落ちサビ前に暗転して、スポットライトの下でゆっくり弾き語りで歌い上げたのオーラが凄かったな。結局歌が上手いのよほんま。

また "優しさに溢れた世界で" のCメロでモニターが三分割されてメンバーが一斉に映ったり、最後の "Be yourself" ではモニターに歌詞が映し出されたりと、演出も凝っていた。フェスでそういうこと出来るアーティストってそう多くはないと思うんだけど、許されるのが今のサウシーだなと。

フェスらしい明るい曲も、代表的なバラードも、しっかり聴けて満足でした。

 

セットリスト

1. 真昼の月
2. 雀
3. シンデレラボーイ
4. ゴーストバスター
5. 優しさに溢れた世界で
6. いつか
7. Be yourself

 

 

Cody・Lee(李)

メジャーデビューしたてのCody・Lee(李)。この次のPEOPLE 1をクロージングアクトと捉えるなら、本編のATMCトリ。

恐縮ながら十分に予習できていなかったのだが、初っ端からお気に入りの "愛してますっ!" を演ってくれて嬉しみ。

結局この日のセトリであと分かったのは超絶代表曲の "我爱你" だけだった。公式のレポでセトリが分かったので感謝。

3曲目のベースイントロがかっこよかった。"悶々" という曲らしい。ライブ映像出てたわ。

また、KANA-BOONをしっかり最初から観たかったので最後の曲の前にATMCを後にしたのだが、背中越しに聴こえてきたラストの曲がカッコよかった。"When I was cityboy" という曲とのこと。

When I was cityboy (2020)

When I was cityboy (2020)

  • Cody・Lee(李)
  • J-Pop
  • ¥204

Cody・Lee(李)、振り幅大きいな。メジャーデビューも納得である。「錚々たるメンツですけど負けないように頑張ります」とVo. 高橋響は言っていたが、全然負けてなかったと思う。少しずつ聴いて行ってみよう。

 

セットリスト

1. 愛してますっ!
2. 異星人と熱帯夜
3. 悶々
4. 我愛你
5. When I was cityboy

 

 

KANA-BOON

リードギターの調子が良くなかったのかスタッフが入念にチェックしており、10分近く押しての開始。トリだからこそ許される。

始めに暗い中から鮪一人が出てきて、ギターを構える。この静かな始まり方はまさか?と思ったらそのまさか、"眠れる森の君のため" を弾き始めた。イントロを長く伸ばして弾きながら、その間に残りのメンバーが登場してスタンバイし、歌へと入った。何となくこの曲演る気はしてたけど、一発目に持ってくるとは思わなかった。

既に泣いている人もいたと思うが、ここから一斉に音出しをして、「2013年、ATMC、クロージングアクト、そこから9年かかりました、トリKANA-BOON始めます!!!」と叫んでの "シルエット"。はい、もう泣きました。目の前でKANA-BOONがフェスのトリとして演奏しているという事実で泣きました。早速歌詞を飛ばして苦笑いする締まらなさも鮪らしい。

"シルエット" はともかく "フルドライブ" でまで泣くとは我ながら思わなかった。モニターにね、メンバーの合間に客席が映し出されるのよ。KANA-BOONの音楽で沢山の人が盛り上がってる様子が映し出されるのよ。それで泣く。笑

"ないものねだり" では久々に聴く、そして久々に叫ぶ「1,2!」が楽しい。そして大サビ前ではついにコールアンドレスポンスパート。今回の声出し解禁について鮪なりに考え抜いた結果、一度だけやりたいと。そんだけ前置いて引っ張って溜めに溜めた一発限りのコールアンドレスポンス、

鮪「ゆらゆらゆらゆらゆらゆらおかえりー!!」
客「ゆらゆらゆらゆらゆらゆら………………」
鮪「…ただいまでしょー!!」

いやごめん、分かりにくいわwww

結局一発勝負のコールアンドレスポンスがグダグダ笑 そんなところもKANA-BOONらしいなと。

リリースされたばかりの新曲 "きらりらり" も初めて生で聴けた。2014年に開催された「ただいまつり」のラストで新曲として披露されたのが "シルエット"、その続きを描いた歌。そのただいまつりが開催された泉大津フェニックスで初めて "きらりらり" を聴けるというのはエモいどころの話じゃない。

きらりらり

きらりらり

またその次のMCからの "まっさら" の力強さは凄まじかった。どんどん若いバンドが出てきているが負ける気がしない、このステージを譲る気はない、俺らの世代舐めるなよ、と。あと個人的にはこの時「今日の(メインステージの中で)出演者の中で先輩なのはシネマだけかな、」とcinema staffの名前を出してくれたのが嬉しかった。

"メリーゴーランド" の前の「生きてればまた会えます」というメッセージの説得力も半端なかったな。コロナ禍で色んな事を考え、自身も活動休止するほど精神的に体調を崩し、その先で掴んだラッシュボールのトリ。単純に人気を集めて上り詰めただけのものじゃない。運営の計らいもあるとは言え、間違いなく今年のトリはKANA-BOONしかいなかった。

"メリーゴーランド" で本編が終わり、アンコールで "スターマーカー" という流れかなと思っていたが、アンコール無しを先に告げ、ラストナンバーとして "スターマーカー" を。

ついにMVの再生回数は2000万を超えた。本当にアンセムになった一曲である。この日、鮪は声の調子が悪かったそう。ここまでも何度か歌いにくそうな場面が見られた。"スターマーカー" の時、大サビでついに一瞬声が出なくなったんだよな。でもその時Ba. マーシーがコーラスで繋ぎながらずっと鮪を見ていたのが忘れられない。その様子がモニターに映っていた。また泣いた。本当に入ってくれてよかったなこの人。

ライブはこれで終了。最後に鮪の提案で、開催してくれた運営への感謝を込めて観客全員巻き込んで「ありがとう」を叫ぶくだりがあった。"ないものねだり" のコールアンドレスポンスがグダったので、個人的にはこれで上手く締まったと思う笑 でも自分としても最後にこの日一番思い切った声が出せたんじゃないかなと思っている。

本当に素晴らしいトリだった。大舞台を任されておきながら、声の調子が良くなかったり、歌詞も飛ばしたり、念願のコールアンドレスポンスが微妙だったり、もうそういうところも含めてKANA-BOONの魅力だよなと思える。それでも古賀さんがMCでボソッと言った通り、良い声してる。とは言え鮪は悔しそうだったし、リベンジの機会があるなら是非という感じ。ただいまつりの縁もあるし、KANA-BOON無しにラシュボは語れない。これからもメインステージで歌い続けてほしい。

 

セットリスト

1. 眠れる森の君のため
2. シルエット
3. フルドライブ
4. ないものねだり
5. きらりらり
6. まっさら
7. メリーゴーランド
8. スターマーカー

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PEOPLE 1は流石に諦めて退場。KANA-BOONの開始が押していて半分ぐらい過ぎてしまっていたのもあるし、一斉に帰路に着く人たちの波にちょっと心折れた笑 でも最後クロークから荷物取り出してる時に音漏れで "銃の部品" 聴こえてきたの良かった。

 

荷物を整理して、泉大津駅近くで夕食を済ませ、宿へと帰りました。

 

 

以上!!!

いやもう本当に楽しかったの一言に尽きる。声出し解禁についての是非は特に何も言いません。決められたルールに沿うのみ。今後、後に続いて制限を緩和していくイベントがどれぐらい出てくるか分からないが、ラッシュボールが残した実績は評価されるに違いない。ここからまた少しずつ状況が進んでいったらいいなと思う。

行ってよかったです、RUSH BALL 2022。

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では(=゚ω゚)ノ

RUSH BALL 2022 Day1 !!! 前半

大阪の夏フェス、ラシュボことRUSH BALL@泉大津フェニックスに行ってきました!!

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今年初のフェス参戦です。土日の2日間、大ステージのメンツが発表された時点で土曜の方は行こうと決めた。後から発表された小ステージATMCのメンツも強く、またタイムテーブルではKANA-BOONがトリと熱すぎる内容。

また、今回はついに断続的な声出しを解禁ということで、イベントそのものが大きく注目されていた。自分は正直歓声や合唱がなくスペースに余裕を持って観る快適さを知ってしまったのでそこまですぐさま叫ぶつもりは無かったが、ラシュボのこの決断に否定的なわけではない。以前のようなフェスが戻ってくる第一歩ということで、非常に楽しみにしていた。

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タイムテーブルはこの通り。この週、出張があったり予定の詰まった日があったりして疲れも溜まっていたので、当日の朝にゆっくり広島を出発。ポルカ辺りに間に合うように到着できればいいなと思っていた。

11時過ぎに泉大津駅に着いて、シャトルバス待ちの行列を抜けて徒歩で泉大津フェニックスまで向かった。疲れ溜まってた言うてんのに歩く俺よ。でも長時間待たなくていいし、運動になるし、コンビニも寄れるし、歩道は人が少なくて空いてるからサクサク歩けるしマスクも外せるし、いいこと尽くしだと個人的には思ってる。

まぁポルカの頭に間に合わんかったけど笑 入場のところで前が結構詰まってたし、クロークに荷物預けるのも並ぶ必要があった。時間の見積り甘かったな。という事でポルカの頭は音漏れ参戦でした。

しかし、それ以降はお目当てをしっかり目に焼き付けることができた。そんなわけで、各アーティストのレポ書いていきます!

 

 

ポルカドットスティングレイ

"DENKOUSEKKA" からの "エレクトリック・パブリック" を聴きながらクロークに荷物を預けて入場。ちょうどステージに向かっている時に、雫さんがアルバムの告知をしていた。そこから先行配信されている新曲 "リドー" "ツキカゲ" を立て続けに。

リドー

リドー

  • ポルカドットスティングレイ
  • ロック
  • ¥255

ツキカゲ

ツキカゲ

  • ポルカドットスティングレイ
  • ロック
  • ¥255

正直言うとポルカ最近そこまで追ってなかったんだけど、久々にふと聴いたこの2曲が気に入った。むしろ今回、だからポルカに間に合うようにの参戦としたところがある(まぁ間に合わんかったけどさ)。

そして、思えば何気に、きちんとライブ観るの初めてだった。代表曲 "テレキャスター・ストライプ" 観られて嬉しみ。雫さん、間奏で「ハルシのギターいきまーす!」って振った後、避けたつもりがハルシ抜いたカメラに丸かぶりになったのおもろかったw

最近のライブでは、「次で最後の曲です!」と言った時に観客が「えー!」の声を出せない代わりに「どひゃー」のジェスチャーをやらせていたらしいが、声出し解禁という事で「どひゃー」は据え置きで「えー!」も言わせた欲張りセット。初っ端から声出し解禁を存分に活用したパフォーマンスを観られて面白かった。

その最後の曲は "ICHIDAIJI"。だったのだが、自分はここでATMCに移動した。久々に聴いたらなかなか良かったなポルカ。また聴き直してみよ。

 

セットリスト

1. DENKOUSEKKA
2. エレクトリック・パブリック
3. ヒミツ
4. リドー
5. ツキカゲ
6. テレキャスター・ストライプ
7. ICHIDAIJI

 

 

Tele

ポルカを観るつもりがなければ、ラシュボ一発目は彼になっていたであろう。ソロシンガーTele。 "comedy" を6月のお気に入りソングにも選ぶほど気に入り、初のアルバム「NEW BORN GHOST」も買ってしまった。そんなわけで初めて観るのが楽しみだった。

軽快な "バースデイ" から始まり、お昼時の陽気な時間帯に合う爽やかな曲たちが続く。本人のパフォーマンスも熱いし、サポートバンドメンバーもテクニカルでクオリティが高い。リードギターの女性カッコよかった。キーボードは時折クラビネットの音色も聴こえたな。アレンジ凝ってる。

活動を始めたばかりでライブの本数すらまだ少なく、この日のラシュボが初フェスとのこと。そんなラシュボで声出しが解禁されたが為に、もちろん演奏して歓声を受けるのも初めて。「初めてのフェスがここでよかった」と喜びを噛み締めていた。

「初めて観る人もいると思うから、後からサブスクとかでアクセスできる曲を演るのがいいんだろうけど、いい曲ができたので新曲演ってもいいですか!」とサプライズで新曲 "ベランダ" を披露。カッコいいとか、楽しいとか、そういうのじゃなく本人が言った通り「いい曲」だった。そのまま、この日だからこそシンガロングできた "花瓶" 、今後代表曲になっていくであろう "comedy" で盛り上げて締めた。

曲調や声に反した熱い青年といった感じ、初期衝動を感じてとても良かった。メインステージを指して「次はあっちに来てくれますか!」と意気込んだ。こちらこそ、次はあっちに観にいかせてくれますか。

 

セットリスト

1. バースデイ
2. 私小説
3. 夜行バス
4. ベランダ
5. 花瓶
6. comedy

 

 

マカロニえんぴつ

Teleが終わってメインステージに向かうと、既に端の方じゃないともう前方エリアに入れないぐらいの満員。ラシュボ自体は初登場にも関わらず流石の人気である。

"レモンパイ" で始めてのっけからボルテージを上げたかと思えば "girl my friend" では2番で二度同じフレーズを繰り返す歌詞間違い笑 完全に自分のミスなのに「同じ歌詞歌ってない!?」と謎にメンバーの方を振り返っていた事を後のMCで懺悔していた笑

「物質的にこの会場にいるというだけではないと思います」とフェスの開催の意義について述べてからの "たましいの居場所" や、 "星が泳ぐ" などの新曲もしっかり外さない。一方で、 "八月の陽炎" "はしりがき" など昨年の曲も。どの曲を演っても盛り上がるのがタイアップ連発ヒットメーカーである事を実感させられる。

しかし最後の "なんでもないよ、" のタイトルコールした時の周りのざわめきは凄かったなぁ。ただただ人気を実感させられるライブでした。

あとそう言えばはっとりに前髪できてた。

 

セットリスト

1. レモンパイ
2. girl my friend
3. たましいの居場所
4. 八月の陽炎
5. はしりがき
6. 星が泳ぐ
7. なんでもないよ、

 

 

cinema staff

4月の岐阜OOPARTSでどハマりしたcinema staff。旧譜も聴き漁り、早くまたライブを観たいと思っていたところのラシュボ出演。正直この日のラインナップの中で、解禁当時一番嬉しかったかも知れない。シネマがまた観られるならと思って先行でチケット取ったところある。ぶっちゃけ他のバンドは他のフェスでも観られる。

セットリストはリハ含めOOPARTSの時と似たような選曲だったが、当時は全くの初見だったわけで、今回はどの曲もしっかり「知ってる」状態で聴けたのが嬉しかった。とは言え進撃の巨人のタイアップで最大のヒットとなった "great escape" や初期の100万再生曲 "GATE" を抜けなく押さえている辺りは王道のフェス向けセトリである。

元からシンガロングやコールアンドレスポンスが多発するようなバンドでは無い。声出しが解禁された今回のラシュボにおいて、この日観た中で一番淡々と演奏したバンドだったと思う。一曲毎に歓声は飛んでたけどね。MCも長すぎなくてクールだった。

やはりまだまだもっと観たいな。もっと詳しく聴きたいな。次はライブハウスで観たい。

 

セットリスト

1. into the green
2. great escape
3. 深海
4. storyflow
5. GATE
6. 3.28

 

 

ハンブレッダーズ

Ba. でらしが新型コロナに感染し、ムツムロがベースボーカルを務めるというスリーピース編成で出演したハンブレ。リハからしきりに音出しをして入念にウォームアップし、去り際も「じゃあ、頑張りまーす」と挨拶ではなく意気込みを一言。

本番になり登場するや否や、まず最初にムツムロから前置き。でらしの不在の話は言うと思ったが、もう一つが声出しの指定だった。今日は5曲しか出来ない、その中で最初の4曲は声出しを我慢してほしいと。最後の曲のサビでだけにしてくださいと。メンバーの不在に加えて久々に声出しも解禁という、(今のご時世では)普段と違う状況に対してしっかり自分たちなりの姿勢を見せてきていてカッコよかった。

"BGMになるなよ" ではサビの『歪んだギターでかき消すよ』を「歪んだベースでかき消すよ」に替えてベースを掲げたり、"ギター" の前には「多分今日出てるバンドの中で一番下手だけど、一番デカいギターの音鳴らします!」と前置いたり、「敢えて一番難しい曲」と挑戦した "ワールドイズマイン" では2サビ前のベースソロをピック弾きで演りきったりと、今しか観られない逆にレアなパフォーマンスが盛り沢山。MCで「あいつ(でらし)こんな難しいことやってるんだ」と感心していた笑

声出しパートを予告したラストの "DAY DREAM BEAT" の前には「今のうちに声出すの怖い人はパーソナルスペースを確保してください」と時間を取ったりと、声出しに不安のある観客への配慮も抜け目なかった。あらゆる人の気持ちを考えたハンブレらしさ。

もちろんでらしがいるフルメンバー体制がベストなのだが、今まで観たハンブレのライブで一番よかった。逆境を力に変えられるバンドは強い。

 

セットリスト

1. BGMになるなよ
2. ギター
3. ワールドイズマイン
4. 再生
5. DAY DREAM BEAT

 

 

キュウソネコカミ

流石キュウソはリハでメンバーが登場するだけで盛り上がる。「熱中症に気をつけてくださいってのは結構色んなバンドが言ってると思うんで、僕らからは他に一つ気をつけてほしい事を。マスク焼けです」とトークでも沸かせるヨコタさん。自分もマスク焼けしているらしく「(モニターに)抜かれた時絶対見ないでください」とのこと笑

本気のリハならぬ淡々とリハを終え、本番は一発目から "ビビった" と全力。続いて "ファントムバイブレーション" "推しのいる生活" "家" と、コロナ禍中でも定番だった曲たちも、久々に声が出せるとなると楽しさが格段に跳ね上がる。

新曲 "住環境" では台詞を言わせるためだけにFM802の飯室大吾氏を召喚したり、続く "記憶にございません" では「嘘つき」を言わせるためだけにSHISHAMOのメンバーを召喚したりとやりたい放題。朝子ちゃんが登場してモニターに写った瞬間のどよめき凄かった。というか "記憶にございません" という選曲もびっくりしたよ。初めて聴いたよ生で。

しかしやはりその次の "DQNなりたい、40代で死にたい" の盛り上がりに勝るものはなかった。大定番なのに『ヤンキーこわい』のコールアンドレスポンスが出来ない為コロナ禍で封印されており、実に2年半ぶりの披露。あんなにふざけた曲なのに泣いていた人も多かったようだ。

「コールアンドレスポンスの権化みたいなバンド」と自称していたセイヤさん。キュウソのライブの本当の楽しさを実感させてくれたラッシュボールに感謝である。

 

セットリスト

1. ビビった
2. ファントムバイブレーション
3. 推しのいる生活
4. 家
5. 住環境
6. 記憶にございません
7. DQNなりたい、40代で死にたい
8. ハッピーポンコツ

 

 

THE 2

キュウソが終わって即ATMCへ移動。一曲目の "ルシファー" を演っているところだった。「THE」をつけたバンド名に改名してから初めて観る、2改めTHE 2。改名後にリリースした楽曲がMVの強烈な "恋のジャーナル" だけと言うのもあるが、改名前の曲も久々に聴けて楽しかった。前回観た時も思ったが、 "SとF" の頭悪いシンプルな4つ打ちが楽しい。

SとF

SとF

  • THE 2
  • ロック
  • ¥255

また "恋のジャーナル" ではMVに登場するメガフルタチがステージに登場!髪の毛が意外としっかりふさふさしててキモいけど面白かった笑 あと最後の新曲 "ミスサンシャイン" の時までずっといたのがマジでシュールだったw メガフルタチが気になったが、 "ミスサンシャイン" ゆったりノれる爽やかな曲だった。音源楽しみ。

THE SALOVERSの時から聴いているが、「記憶がなくなるぐらい全力で」と言った通り、古舘さんはいつまでも熱量の高い全力のライブを見せてくれる。満足です。

 

セットリスト

1. ルシファー
2. ケプラー
3. ニヒリズム
4. SとF
5. DAY BY DAY
6. 恋のジャーナル
7. ミスサンシャイン

 

 

一旦出て物販覗いてみたけど流石にほとんど目ぼしいグッズは残ってなかった。それで時間できたからATMC行ってThis is LASTを観てみたけど一曲目の歌い出しで好みじゃなかったのでバニラズをリハから観ることにした。

文字数が半端ないので一旦ここで切ります。

後半はこちら

 

では(=゚ω゚)ノ

2022年8月超個人的ベスト楽曲10選

はい毎月恒例のやつ。

8月はお盆に10連休ぶち抜いて色々歩き回ってたのもあって、あんまり新曲チェックしてなかった。と思ったら後半で割と一気に名曲が押し寄せてきた。悩んだ結果やっぱり無難な有名どころが多いけど10曲選曲。

では今回はアーティスト名の五十音順を逆から。

 

 

リドー / ポルカドットスティングレイ

リドー

リドー

  • ポルカドットスティングレイ
  • ロック
  • ¥255

アルバム「踊る様に」からのリードトラック。初期の椎名林檎リスペクトが感じられる曲調。しかしそこに個性の光るハルシの歪んだギター。久々に好きなタイプのポルカでした。

 

 

かくれん坊 / 黒子首

今月、黒子首、自分の中で一気に来ました。この曲もだけど、この曲を含む配信EP「ぼやぁ〜じゅ」が良すぎる。メロディに懐かしさを感じる気品のあるロック、めちゃくちゃ好みです。

 

 

夏の迷惑 / bokula.

4つ打ちに振り切った清々しい夏ソング。イントロ長いし、ギターリフ分かりやすいし、ハンドクラップもあるし、ライブで盛り上がること間違いなしです。こういう曲も出してくれるからbokula.はただのエモの押し付け歌モノバンドじゃない。

 

 

This Kiss / ビッケブランカ

爽やかの暴力。MVも含めてめちゃくちゃ夏。イントロの平成夏ソングっぽさが刺さる。もちろんサビのメロディも良い。

 

雨燦々 / King Gnu

珍しいぐらい爽やかだが、この視界の開けるようなスケール感は "飛行艇" を思い起こして個人的には好みのタイプです。

ただ一つだけ、『臨時ニュースの知らせ』が出るぐらいの土砂降りってマジでやばいレベルなのでは…?笑

 

 

カラッポ。 / CAT ATE HOTDOGS

1秒目かららしさが全開。リードギターエグいて。ブレない4つ打ちもカッコいいしベースも淡々と良いライン弾いてる。

あと『電波は悪いし!(怒)』のところで読み込み中みたいな映像になるのびっくりするけど面白い。

 

 

きらりらり / KANA-BOON

きらりらり

きらりらり

イントロは疾走感があるんだけど、もう本当に勢いだけのバンドじゃなくなった。2サビ後にマーチ調のパート入れるのも結構な挑戦だったと思うんだが、それによりスケール感がグッと大きくなっている。ラシュボの夜のステージでのパフォーマンス、最高でした。

 

 

レモンサワー / OKOJO

『レモンサワーの向こう側』ってフレーズが良いね。ビールじゃなくてレモンサワーなのがOKOJOらしい。

曲調も一番楽しいタイプのOKOJO。ライブで聴きたいですね。レモンサワー飲みながら。レモンサワー美味しいよね。

 

 

死亡フラグを立てないで / 打首獄門同好会

メンバーから順番に死んでんのおもろすぎる笑

サビでわざとらしいぐらい韻を踏んでるのもジワる。

 

 

そのままの冷たさで / indigo la End

そのままの冷たさで

そのままの冷たさで

イントロの妖艶なアルペジオに、曲の構成と各種メロディライン、Cメロのラップとその後のコーラスワーク。初期っぽさも最近っぽさもあり、でもインディゴらしくはあっても決してゲスらしくはなくて。川谷絵音の良さと才能の全てが詰まっていると思う。

 

 

以上!

今月は黒子首との出会いが大きなトピックかな。そして後は元から聴いてるアーティストの新曲が自分の好みにハマるタイプだった例が結構多かった印象。耳が幸せ。あとやっぱり夏の曲が多くて爽やかだね。

9月も楽しみなライブ多数!仕事も忙しくなってくるけど頑張って生き延びよう!

 

ラシュボのレポもうちょい!←

 

では(=゚ω゚)ノ

どこまでが昔の曲で、どこからが最近の曲?

キャリアの長いアーティストだと、「昔の曲」「最近の曲」というのがどうしても出てくる。でも、その「昔の曲」「最近の曲」って何を、いつを基準にするのかって考えると答えはないなと思ってて。メンバーチェンジとかアーティスト名の改名みたいな明確なターニングポイントがあると分かりやすいけど、そうでないなら基準はもう人それぞれで、そのアーティストをどれぐらい聴いているかとか、単純にその人の年齢とかにもよると思う。

で、そう考えると「自分が知るまでが昔の曲、知ってからが最近の曲」みたいな感覚になるのってあるあるだと思うんだけどどうでしょう、というのが今回のお話。

10年以上とかやってるアーティストに遅くからハマって既存曲を漁っていくと、「この曲こんなに古かったんだ」とか、逆に「この曲めっちゃ有名だけど割と最近なんだ」とかってなる。今回この記事を書くきっかけになったんだが、自分の中でUNISON SQUARE GARDENがとてもそうで。2013年のアルバム「CIDER ROAD」までとそれ以降で「昔の曲」「最近の曲」っていう感覚が明確に分かれる。

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来年メジャーデビュー15周年を迎えるベテランのユニゾンに自分ががっつりハマったのはここ3年ほどで、少しずつCDを集めている。アルバムは揃えたが、シングルは機会があればって感じ。そもそもカップリング集「Bee-Side Sea-Side 〜B-side Collection Album〜」があるからシングル買わなくてもいいっちゃいいし。

で、こないだ中古で「リニアブルーを聴きながら」と「桜のあと(all quartets lead to the?)」のシングルを買った。特別理由はない。安くで見つけたから、程度のもんだ。

ニゾンってシングルもかなりの数を発表してるからリリース順とかどの曲が何年かとか把握してなかったし別に気にしてなかったんだけど、こないだCD買った時に "リニアブルーを聴きながら" と "桜のあと(all quartets lead to the?)" が1年しか変わらないと知ってびっくりしたんですよ。2012年と2013年。"リニアブルーを聴きながら" は結構昔の曲って分かってたんだけど、"桜のあと(以下略)" は結構最近の曲だと勝手に思ってたんですよね。もう9年前とは。よー観たら確かに斎藤さん若いしな。

これを何でだろうって考えた時に、ユニゾンをちゃんと認識した時期の前後だからなんだろうなと。確か初めて聴いたのは実家のテレビでスペースシャワーTV観ててMVが流れてた "オリオンをなぞる" なんだけど、バンド名も曲名も印象に残るようになったのが "リニアブルーを聴きながら" 辺りなんだよな。ちょうど大学進学のタイミングとも重なってて、バンド音楽そのものを意識するようになったのもあると思う。とは言え、当時はそれっきりで特別聴きこむ事はなくて、そのまま「そういう人たちがいるらしいな」程度で流れた。しかし、その後ユニゾンは2014年に "harmonized finale" で初めてミュージックステーションに出演し、翌年には "シュガーソングとビターステップ" で大爆発を見せる。この辺から一般層にも知られるようになってよく見かけるようになった。

とは言え、その後自分ががっつり聴き始めるのは2018年の "君の瞳に恋してない" から。恐らくユニゾンは当時ほとんどのMVをショートバージョンでしか公開していなくて、その中で珍しくこの曲がフルで公開されたというのも敢えて聴くに至った理由の一つかと。実際この曲はめちゃくちゃ刺さって2018年の年間ベストにも選出している。

そんなわけで、2012年に認識だけして2018年までほとんど聴いていなかったから、その間の曲は全部自分が聴き始めた2010年代後半付近のリリースだと思ってたんだろうなと。だから "桜のあと" がまさか "リニアブルーを聴きながら" の次だとは思わなかったのだろう。

アルバムについてもそうである。自分がハマるきっかけになった "君の瞳に恋してない" が収録された「MODE MOOD MODE」は既に実に7枚目のフルアルバムなわけだが、過去作を振り返ると明らかに「CIDER ROAD」までは昔の作品だと思ってて、その次の「Catcher In The Spy」はもうリアルタイムで意識してタワレコとかで見かけていたため最近の作品のように思えてしまうのである。そしてその「CIDER ROAD」はまさに "リニアブルーを聴きながら" が、「Catcher In The Spy」は "桜のあと" が収録されているのである。シングル曲で考えてもアルバム単位で考えても、自分の中で2013年前後のこの時期がUNISON SQUARE GARDENにおける「昔の曲」と「最近の曲」の境目なのだ。

 

もちろんこれは、冒頭に書いた通り基準は間違いなく人それぞれである。特にユニゾンなんかずっとメンバーチェンジも何もなくコンスタントに活動しているのだから。シュガビタでユニゾンに出会って、それ以降の曲が「最近」という感覚の人もいるだろうし、シュガビタだって事実もう7年前の曲だから「昔」と思う人もいるだろうし、はたまた最初期から応援している人は「メジャーデビュー以降全部ここ最近の話」なんて極端なケースもあるかも知れない。

そして今回の自分語りをするに至ったきっかけがユニゾンだっただけで、他のアーティストについても同様である。例えばBUMP OF CHICKENは「Butterfly」ぐらいもまだ最近な気がしちゃうな、とか。例えばKANA-BOONはやっぱり飯田が居た頃はもう「昔」かな、とか。例えば[Alexandros]はもう改名してからの方が長くなってきたし、サトヤスが休み始める頃辺りからが「最近」かな、とか。例えば高橋優は実家の親がCD買ってるから、実家を出た2018年以降から最近って感じがするかな、とか。

挙げ出したらキリがない。

まぁ今回書いた内容は敢えて「昔の曲」「最近の曲」を分けるならどんな事が基準になるかなって考えてみた話で、別にわざわざ区別するつもりはない。いつの曲でも良いものは良いし、古いとされる曲も初期の味が出ていたりする。ただその新旧の感覚も人それぞれですよねって話です。

 

以上!

今日は仕事頑張った!!明日は大阪ラッシュボール楽しんできます!!!

では(=゚ω゚)ノ

CYNHNとの初めましては2日間の3公演で

お盆休みの締めくくり、CYNHNのリリースイベント&ツアー大阪公演に行ってきました!!

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2020年の終盤にハマり、2021年ずっと聴いていたアイドルグループ、CYNHN(スウィーニー)。昨年からメンバーの卒業や活動休止があり少し心配していたが、5月にZeppワンマンソールド、新メンバー広瀬みのりさんの加入と再び勢いに乗っている。2月に出たフルアルバムも良くて、ずっと現場に行きたいと思っていた。

そんな中で待ち望んだ東名阪ツアー。シングル「キリグニア」のレコ発である。CYNHNに惹かれたのは青基調の一貫した世界観とバンドサウンドメインの楽曲のカッコ良さ。新曲 "キリグニア" も間奏のクリーンなギターやラストのベースソロがオシャレで、言わずもがな歌も振付もクール。

リリイベとツアーの大阪公演がお盆休み中という事で行く気満々でした。このご時世だったので結局チケット取ったのは直前だったが。結局8/13のフリーライブと8/14のツアー第一部と第二部、全部行きました()

アイドルのライブや特典会はこれまで色々行ってきたが、図らずも1番出費が多くなった。チェキも過去最多の計4枚撮ったし。2日間の記録をつらつら書いていきます。

 

 

8/13 リリースイベント@ヨドバシカメラ梅田

リリイベは梅田のヨドバシにて。ゴールデンウィーク神宿観に行ったのと同じ会場ですね。

先に整理券と特典会券入手のためCD予約。初回盤と通常盤1枚ずつ買ったら特典券3枚貰えてチェキの条件満たせるから良心的。CDは9月の頭にまた大阪来るからその時に取りに来よう。

台風の影響で交通が若干乱れていたのを受け、フリーライブは30分後ろ倒しにして開始。自分は整理券で入ったけど、CDを予約していないガチのフリー観覧の人もめっちゃいて、会場の割と後ろの方まで人が入っていた印象。結構人気あるんだなと。

機材のスタンバイも少し押して当初よりさらに数分遅れてのスタート。久々に味わう「本物やー!」の気持ち。フリーライブは "水生" "タキサイキア" "イナフイナス" "キリグニア" の4曲。"タキサイキア" と "イナフイナス" は翌日のワンマンで演らなかったので、この日も来て正解だった。"タキサイキア" の手拍子のリズムをマスターしてなかった事に気づく私。

MCは基本的にリーダーの百瀬怜さんが担当。エセ関西弁でガヤを飛ばす綾瀬志希さん。「骨の髄までしゃぶったろか」しか関西弁のレパートリーがない青柳透さん。ずっとニコニコしてるアイドルの鑑な新メンバー広瀬みのりさん。意外と口数の少ない月雲ねるさん。個性豊か。

ヨドバシの会場は前も来たことがあるらしく、当時より照明とかもついて綺麗になってるとのこと。俺はこの会場自体をゴールデンウィークに知ったからな…梅田でリリイベって言ったらNU茶屋のタワレコしかイメージがなかった。

特典会は券1枚で参加できるお見送り会からスタート。結構な人数の行列が出来たので「みんな割とチェキじゃなくてお見送り会で帰るんだな〜」と思ったが、お見送り会終わった人のほとんどがそのまま戻ってきたの面白かったww ですよね、皆さん全部参加するんですよね。お見送りじゃない笑 ていうかお見送り会って手振ってもらいながら前通って帰るだけかと思ったけどメンバー一人一人とがっつり喋れるのね。後ろから見てたけどあれも参加してみたかったな。志希さんの「そうなの!!?」の声が一生聞こえてきた。笑 元気いっぱいで対応いいなー。

そしてチェキ会。綾瀬・月雲・百瀬列と青柳・広瀬列の2つに分かれて待機。自分の番が近づいてきたらスタッフに券を渡して目当てのメンバーを伝える流れ。フリーライブ本編が終わって特典会が始まるまでの数分の間にツイッターでいいねをくれた透さんのところに行くことにした。元々推してたけど。ただ一緒に間近で見たらみのりさんも好きになりました。はい。気持ちは実質スリーショット。

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色々あってハートになりました。

翌日のツアーも二部のみ参戦予定で一部は迷ってる旨伝えると「悩め悩め〜٩( 'ω' )و」と言われ、その時点で一部も参戦する事を決定した。悩めと言われて悩みの余地がなくなった。いやほんま透さんのキャラ好き。その日の夜に当日券引き換えチケット買いました。我ながらちょろい。

そんなCYNHNとの初めましてなリリイベでした。

 

セットリスト

1. 水生
2. タキサイキア
3. イナフイナス
4. キリグニア

 

 

8/14 ツアー@十三GABU

宿で一晩過ごし、チェックアウトして梅田のコインロッカーに荷物を預けて出発。ツアーの会場は大阪の十三GABU。十三とか久々に行ったわ。就活で一回降りたような。でもそれ以来2回目かな、人生で。

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この日の公演は第一部と第二部の二部構成。元々二部のチケットしか取ってなかったが、先述の通りリリイベで十分沼ったので後から一部も確保。でも実際正解だったと思う、多分二部の時間までもう時間潰し切れんかったと思う。

最初に先行物販に行ったが、なんと既にタオルとTシャツのL、XLサイズが売り切れ。。。

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3000円ごとにチェキ1枚なので、Tシャツとタオルで6000円出してチェキ2枚ってプランだったんだけどな…残念だな…無いものは仕方ないな…まぁでもツアーのタオルが一部の先行でなくなるのはどうなんとは思ったが←

いやー仕方ない。

 

 

 

そして気がついたらMサイズのTシャツとバケハとブロマイド2セット買ってました。MもLもXLも着られる中肉中背あざす。9500円です。チェキ3枚です。後悔などしていない。

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ブロマイド2セットでメンツモロ被りで草。

 

第一部

滑り込みでチケット取った第一部はいわゆるファンミーティング。

メンバーは各々夏休みをテーマにした衣装で登場。怜さんみのりさんは王道の可愛い系だがねるさんはハリポタのアクスタ持ってるし志希さんはピカチュウだし透さんはガチの夏休みだしカオス。ちなみにこの時点でわたしはみのりさんの沼に落ちてます。王道面食いか?

ファンミーティングはトークショー形式で、この日も怜さんが司会進行。この子マジでMC力あるな。頭の回転早いんだろうな。

始めに公式アカウントのいいね&リツイート企画を実施。

公演中のまさに目の前で投稿され、客にもスマホを取り出してその場で拡散するように促す。自分の行ってきた今までのライブでは全く経験のなかったくだりで面白い。自分もしっかり拡散した。それがさらに自分のフォロワーにリツイートされることはなかった。笑

怜さんの「家族、友達、恋人にもいっぱい拡散してもらってください!」に対する志希さんの「恋人はいないかもだけどな!!」って言う失礼な野次笑ったw あと家族というと怜さんは弟さんがコミケに行ってたらしい。

その後、大阪難読地名クイズ、十三GABUにちなんでガブっと噛まれるワニワニパニック、という企画が続いた。何というかファンミーティングってこんな感じなんだなーという感想。バンドのライブではまぁ無いからなこんなの。

難読地名クイズでは「私市(きさいち)」「放出(はなてん)」「中百舌鳥(なかもず)」「四条畷(しじょうなわて)」が出題。大阪に所縁のある人間ならもちろん読めるが、まぁ関東圏の人には馴染みがないだろう。ちなみに自分も私市は一瞬ド忘れした。メンバー皆「もう答えだろ」ってぐらいヒント求めてて笑ったな。それでも分からず何も書こうとしないメンバーに対して「白紙ってそれ、お笑い的に一番面白くないやつだからね」と辛辣な怜さんw それと放出が出題された時の志希さんの「ほうしゅつやん。」ってナチュラルな関西弁が可愛かった笑 あと、メンバーがどんなにヒントを求めても観客がずっとジェスチャーを貫いて声を出さなかったのとてもよかった。オタクがルールを守るアイドルは強い。

ワニワニパニックでは、噛まれるまでに回せたターン数に応じてリツイート企画のポイントを上乗せできるルールを追加。結局散々怖い怖い言うてゴネてた志希さんが弾いて噛まれてガチ泣きしてたの、バラエティ的にはめちゃくちゃ美味しかったなw

結局制限時間までに目標は達成できなかったようだが、なんか何やかんやあって結局景品の美味しいもの詰め合わせもらったっぽい。笑 適当w

そして最後に一曲だけ楽曲を披露。"はりぼて" のリミックスバージョン。

はりぼて Remix

はりぼて Remix

  • CYNHN
  • J-Pop
  • ¥255

6人時代の音源だけどトラックはこれかな?ライブでリミックスバージョン演るって面白いな。生演奏がないアイドルならではだなと。

第一部の本編はこれで終了。

終演後一旦退場して並び直し、特典会へ。リリイベと同じ綾瀬・月雲・百瀬列と青柳・広瀬列の二手に分かれて整列。これがデフォルトなのかな?

チェキ券3枚をフルに使い、透さん、みのりさん、並び直して志希さんと1枚ずつ。

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透さんは釣り衣装ガン無視の謎の拳。前日のリリイベで話した「悩んだ結果一部から来た」事を伝える。なぜそのくだりから拳になったの俺。釣り衣装活用しろよ。

みのりさんは無難に指ハート。初めましてなので「新メンバー同士!」て話をした。ほんとにずっとニコニコしてるこの子。笑った時の目がこんなに(ᴖ◡ᴖ)な子なかなかおらん。

志希さんはとりあえずピカチュウなので「ピカチュウきみに決めた」した。ただ本人に「ピカチュウのポーズして」というカスみたいな無茶振りしてしまったの猛省。ガオポーズとかやってもらったらよかった。

特典会に場慣れしてないが故チェキのポーズ指定とフリートーク時の話題が雑魚。

そんな感じで一気にチェキが3枚増えた第一部でした。

 

第二部

一部の特典会が終わって15時、遅すぎる昼ご飯を食べてから十三を散歩しつつ(何もなかった)時間を潰し、GABUへ戻る。

第二部は通常のワンマンライブ。初期の6人時代の代表曲 "ラルゴ" から。みのりさんが卒業した2人分のパート両方担当してたのすごかったな。一番は完全に志希さんとのデュエット。つかみのりさんの歌声、元メンバーの崎乃奏音さんに声質が似てる気がするんよな。過去曲も違和感なく聴ける。もちろん原曲から変わらない二番のねるさん怜さん透さんパートも良きです。

"ごく平凡な青は、" のハイハット始まりよかったな。イントロ無いからとは言えバンド感あって歌い出しから上がった。

この曲、聴いたら分かる人は分かるかもだけどベースとドラムがヒトリエのイガラシとゆーまおなんだよな。バンド感というか実際にめちゃくちゃバンドサウンドだから余計好き。

また、途中でダンスメドレーコーナーも。と言っても色んな曲を本人たちも知らされていない順番でランダムに再生して、即座に踊れるかというチャレンジ。皆しっちゃかめっちゃかになってて面白かった。何の曲だったか忘れたけど、ねるさんが一人で歌うパートが流れて、他の4人ぐちゃぐちゃに踊ってる中でねるさんだけ口パクする素振りすら見せず棒立ちになったのクソ笑ったwww

メドレー前のMCによるとこのコーナーは名阪公演だけとのこと。ファイナルの東京ではまた違う企画があるのかな?また、ここで「皆でエセ関西弁を喋ろう」と怜さんの提案。「ほな」しか言わない志希さん。「骨の髄までしゃぶったろか」を引きずる透さん。「張り切って行こかー!」とやはり王道アイドル全開ニコニコのみのりさん。水分取ってて何も言わずにやり過ごしたねるさん笑 みんな多種多様。ねるさんキャピキャピなのかと思ってたけど意外とクールキャラなのね?

CYNHNを知るきっかけになった、mol-74武市さん提供の "氷菓" が聴けたのは嬉しかった。

生で観てびっくりしたんやけどあんなに振付激しいんだなこの曲。あと落ちサビの透さんのソロがめっちゃ好きです。

「私たちの青を観に来てくれてありがとうございました」と前置いて始まった "2時のパレード"、そして新曲の "キリグニア" で締め括って本編は終了。ランダムメドレーダンスを含めても10曲。ワンマンとしては短めだが、アイドルのライブはこんなもんっすね。メインは特典会だし。

 

メンバーが捌けて本編が終わった後、アンコールを求める手拍子が始まるまで少し間があったのが新鮮だった。いつも自分が観てるライブって、実質アンコールあるの皆分かってて本編終了の拍手からそのまま手拍子が始まるから。予定調和じゃない感じがしてよかった。

ツアーTシャツに着替えたメンバーが再登場し、始まったのは "アンサンぶる" 。ありがとうございます。月間お気に入り楽曲にも選んだこの曲、これだけは聴きたかった。初めて音源聴いた時の衝撃が忘れられない。

普段のクールなCYNHNとも、初期のアイドル全開な曲調とも違う、底抜けにキャッチーな4つ打ち。アンコールで演ってくれてよかった。この曲だけはもっと知られないとダメ。みのりさん入ったし今からでもMV作って。早急に。

一曲だけ演って、後は挨拶。今ツアーも今週末にファイナルの東京公演を残すのみとなった。東京では新曲演るとのこと!詳細が発表されていない「キリグニア」のカップリング曲説が濃厚。怜さん曰く「すごい人に携わってもらえた」らしい。わざわざ言うということは渡辺翔さんじゃないと思うんだよな。誰の提供だろう。音楽性的に無いと思うけど玉屋2060%氏だったら飛ぶ。東京公演は行けないけど、行く人楽しんできてください。

第二部は特典会参加しないので、早々に退場して晩ご飯食べて帰ってきました。広島に。

 

以上!!

いやほんまCYNHNいいグループやなと思いました。一人一人ルックス的にもキャラ的にも個性が立ってて。可愛いけどライブはカッコいいが勝つし、トークも自由でカオスやけど面白い。やっと観られてよかったなー。もっと売れろ。みんな観て。聴いて。ディアステージもっと押して。

あと十三GABU、あんな大きかったんだな。調べたらフルキャパ500人らしい。いい箱だった。機会があればまた行きたい。

お盆休みの締めくくりに相応しい2日間でした!

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では(=゚ω゚)ノ

 

CYNHN 東名阪ツアー -キリグニア-

8/14 大阪 十三GABU

セットリスト

1. ラルゴ
2. レア
3. ごく平凡な青は、
4. アンフィグラフィティ
5. (メドレーダンス)
6. 水生
7. 氷菓
8. インディゴに沈む
9. 2時のパレード
10. キリグニア

en. アンサンぶる

molly 夏の東名阪ツアー『夢見た生活は炭酸のよう』

お盆の連休中唯一のバンドライブ!名古屋のバンド、mollyの東名阪ツアー大阪公演に行ってきました!

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molly自体は全然知らなかったのだが、機会があればずっと参戦してきたココロオークション先月も観たばかりのBye-Bye-Handの方程式、名前はずっと見かけていたofuloverと、観てみたいバンドが揃った魅力的な公演。当日券で参戦した。主催を全然知らずに共演者目当てで行った対バン、かなり久しい。

会場は心斎橋BRONZE。名前は勿論知っていたしアメ村一帯に来れば高い確率で前を通るので何度も見かけていた箱だが、入るのは初めて。本番が始まるまでの間はスクリーンが降ろされてステージが隠されている。そのスクリーンに色んなバンドのMVが流れていた。

フロアの左右の端に2組ずつ分かれて物販が展開されていた。18時開演の直前の時点でココロオークションとバイハンのメンバーが物販席にいたので、ofuloverからっぽいなーと予想しながら開演を待った。

 

 

ofulover

関西に向けて広島を発つ直前に少し予習した時点で良さげだなと思っていたofulover、生で聴くとより映えていた。ロックだ。ボーカルのギターネックの抱え方とかがいちいちクール。ギターの子のライダース来て低い位置に構えたギターを淡々と弾く姿とかもよかった。

新曲 "夜に唄えば" や代表曲 "自惚れ" などMVのある曲をしっかり押さえつつ、個人的に一番刺さったのは3曲目。イントロのリフからグッときたし、間奏のギターの歪んだエフェクトが特徴的で、歌のメロディもオケも(丸サ進行か?)色気があってカッコよかった。客の反応が薄いからアルバム曲とかかなと思って帰ってから漁ったところ、恐らくこの曲だと思われる。音源で聴いてもやはりカッコいい。

サイトジャックラブ

サイトジャックラブ

  • ofulover
  • ロック
  • ¥255

この曲の『どこ見てんだ こっちだ 俺を見な どうだい? オンステージだけで 様になるだろう』や、"夜に唄えば" の『俺の歌だけ聴いておけよ なんか元気出るから』と言った歌詞にも色濃く出ているナルシズムが良い。ロックバンドはこれぐらいオラついてるぐらいが良い。

一方でMCではライブ終了後にボウリング打ち上げを所望している旨を表明するなどのチョケたノリも。音楽はあんなのだが、神戸のバンドだから関西弁で親近感が湧く。ボウリングは結局行けたのかな笑

「気づけば親が俺を産んだ歳になった」とも言っていた。それなりに歳いってるのかと思ったが、少し前まで現役大学生バンドと謳っていた筈だから恐らくまだ20代前半。まだまだこれから。注目していきたいバンドに出会えたと思いました。

 

 

ココロオークション

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2組目はココロオークション。定番の "ハンカチ" から始まり、新譜「花火」の曲も過去曲も織り交ぜた良いセトリだった。"ハンカチ" のイントロの音源にはないスネアのアレンジ良いな。軽快さが増して一気にノれる。

この日の翌日に新潟、翌々日に大阪でライブというスケジュールだったらしく、「大阪→新潟→大阪っていう頭おかしい移動になるけど、molly好きすぎて出る事にしました!」と粟子さん。お世辞でなく本当によく思っているのだろう。でないと流石にその旅程は組まない。

古いアルバム曲の "スパイダー" が聴けたのは良かった。ツイッターに掲載しているセトリを見るとここ最近のライブでよく演っていた印象だったので期待していた。

スパイダー

スパイダー

Ba. 大野さんがずっとスラップ。ココロオークションと言えば優しいバラードもアップテンポで爽やかな楽曲も人気だが、そのどちらでもない攻撃的なナンバー。MVも無いしあまり知られていないだろうから、初めて聴いた人は新しい一面を見たのではなかろうか。

しかしそこからの "ヘッドフォントリガー" "フライサイト" という超代表曲2発も良かったな。2曲の繋がりもカッコよかった。"ヘッドフォントリガー" が終わったと思ったら知らん間に "フライサイト" が始まってた感じ。最後にイカワさんスティック投げたからこれで終わりかと思ったわ笑

最後に演った「火花 e.p.」からの2曲 "星の傷" と "火花" は、まさにそれぞれさっき書いた「優しいバラード」と「アップテンポで爽やかな楽曲」。新譜をしっかり浸透させて終わったなと。先月末にリリースツアーが終わったばかりだったが、対バン向けでありながらもリリースツアーのセトリを凝縮したような感じだったのかなというライブだった。

終演後に「火花 e.p.」もしっかり購入。

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イカワさんが対応してくれた。ライブを観て興味を持ってくれた客だと思ったのか、「ココロオークションのライブは…(初めて)?」と聞いてもらったが、正直に「もう何回も観てます!」と答えたら「あぁw」て感じになったw 新規リスナー獲得したんかと期待させてしまったかな、ごめんなさいw でもラババンも気づいてもらえて嬉しかった。これからも聴いていきます。

 

セットリスト

1. ハンカチ
2. 愛のまま
3. スパイダー
4. ヘッドフォントリガー
5. フライサイト
6. 星の傷
7. 火花

 

 

Bye-Bye-Handの方程式

今年のゴールデンウィークに初めて観て早くも3回目。この日はGt. 岩橋くんが新型コロナ感染により休養しており、サポートギターを迎えた体制での出演。

"romance tower" "ロックンロール・スーパーノヴァ" という定番曲から入る。こちらも曲を覚えていっているので、観る度に分かる曲が増えていくのが楽しい。思えば初めてサビで手を挙げた。"romance tower" のサビ終わりの『教えてよ東京』もしっかり「教えてよ大阪」に替えて叫んでいた。もしかして先月も「教えてよ広島」に替えてたのかなー。

大阪らしいユーモアの溢れるMCも健在。不在のメンバーについて「流行りに侵されてしまって…」と包んだ表現をしつつサポートギターメンバーを紹介したかと思えば「なんか喋ってもらっていいすか笑」「向こうの(元々所属する)バンドではあんま喋らん感じっすか?笑」と無茶振りをする笑 他のメンバーから「弾いてもらってるだけで無茶振りやのに笑」と突っ込まれていた。

そこからも「今日長めに喋るよ、半分トークショーやと思ってください」と止まらない笑 ホストのmollyやずっと歳上にあたるココロオークションとは初対バンだったそうで、各バンドとの馴れ初めなども話した。喋った事ないけどお互いを認識してるレベルだったmollyとサービスエリアで鉢合わせた話面白かったな笑

またライブではというと、初めて聴く歌があった。後でファンの人が物販のところでセトリ貰ってたのをチラッと見たが、"嘘ならファンファーレ" という曲らしい。調べたらアルバム曲だった。

嘘ならファンファーレ

嘘ならファンファーレ

  • Bye-Bye-Handの方程式
  • ロック
  • ¥255

現状、MV曲と先月買った「生理的に好き」の曲しか聴いていないから、過去のアルバム曲も少しずつ手を出していこう。

そんな「生理的に好き」は出したばっかりだから収録曲やるかと思ったが、"夏風サンセット" だけだったな。"透明になった" とかカッコいいんだが。でも、"夏風サンセット" のピンボーカルは早くも様になっていたし、サビでの手のウェーブも定着している様子だった。

真面目なMCもスッキリしてて、本当にゴールデンウィークに観た時の印象は何だったんだろうと。そこから入る "midnight parade" は鳥肌ものだったなー。

ツアーとかでなく個々の対バン公演で、2ヶ月連続で観たバンドってそうそういないんじゃないかな。自分の中でこんなにしっかり聴くバンドになるとは思わなかった。これからも応援しよー。

 

セットリスト

1. romance tower
2. ロックンロール・スーパーノヴァ
3. ひかりあうものたち
4. 嘘ならファンファーレ
5. 夏風サンセット
6. midnight parade
7. あの子と宇宙に夢中な僕ら

 

 

molly

ラストは主催者molly。MVも数本しかなく、ほとんど未知の状態で観た。

いかにも若い。学生かな?ボーカルの声がよかった。地声は優しく、歌声は透き通っている中にちょっとハスキー要素がある感じ。曲の振り幅も大きかった。が、アップテンポめの楽曲よりはミドルな曲調の方が声にハマっていたな。新曲の "アウトサイダー" は爽やかでこの声が活きる曲調だと思う。

"逢いの歌" の前のMCはちょっと長かった。ああいう自分の世界に入り込んだMCや、またギターのメンバーの親が観に来ている事に乗っかった親族イジりとかは良くも悪くも青いなーというのが正直な印象。

最後、アンコールをもらったものの曲のストックが無くてメンバーで相談していたのが初々しかったね。「こういうのって決めておかないとだよね笑」って言ってて、まぁその通りなんだけど、まだまだアンコールを当たり前に貰える感覚がないあたりも若々しいなと思った。

ほとんど曲知らんかったが故に余り良い印象が残らなかったけど、時間のある時に予習しておいて、また機会があれば観てみたいとは思う。バイハンも最初観た時は全然刺さらんかったしな。何かのタイミングでめっちゃハマる曲投下してきそうな気がする。楽しみにしておこう。

 

 

以上!

先日の記事の通り実家に帰れないのもあって、お盆の予定はなかなかしっかり計画を立てられなかった。そんな中で当日券で無理やり行った公演だったけど、ココロオークションの新譜買えたし、バイハンにまた一段階ハマったし、ofuloverと mollyに出会えたし、行ってよかったなと思う。観たことあるバンドと名前しか知らないバンド半々ぐらいが一番ちょうどいいのかもね。

BRONZEもいいライブハウスだったな!ミナホでも会場になってる箱だし、また来ることあるかも。

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では(=゚ω゚)ノ

 

molly 夏の東名阪ツアー『夢見た生活は炭酸のよう』

8/10 心斎橋BRONZE

molly
ofulover
ココロオークション
Bye-Bye-Handの方程式