たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

cinema staff presents. OOPARTS 2022 Day1!

岐阜県初ライブ!!つか下手したら人生初岐阜!!cinema staff presents、 OOPARTS 2022 参戦してきました!!

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cinema staffが結成の地・岐阜県にて毎年開催している2日間のフェス形式イベント。毎年、若手からベテランまでなかなか豪華なメンツが集まるイベントであり注目はしていたが、なんせ岐阜県。そして何よりcinema staffをほとんど知らない。笑

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しかし非常にメンツが豪華すぎる事、タイムテーブル的にお目当てをうまく観て回れる事、前日に関西方面へ行く用事を入れられた事、岐阜に学生時代の知人がいる事などから一気に参戦を決意した。

前日、レベル27とOKOJOのツーマン後に大阪に滞在し、朝から岐阜へ移動。鈍行で3時間。我ながら結構頭おかしい旅程である。12:20頃に岐阜駅に到着、昼食も取らずスーツケースも預けず直行。リストバンドを交換し、12:40からの出番がギリギリ始まっていたAge Factoryのいるステージへと急いだ。

 

 

Age Factory

エイジを観るのは2019年のPARASITE DEJAVU以来か。サポートギターが入って4人体制になっていた。

cinema staff呼んでくれてありがとう、奈良age factoryです」と、挨拶と自己紹介にしっかり奈良を入れてくれるのが流石。

"Dance all night my friends" "HIGH WAY BEACH" "Everynight" など前作の楽曲も押さえながら、"Feel like shit today" や "First day song" など新曲もしっかり披露。コラボ曲である "Light off" もエイスケくんが1人で歌いきっていたな。

最後、終わったと思ったら「テンション上がりすぎて一曲飛ばしてたわ笑」って言ってたの笑った。飛ばしたと言う "Merry go round" を最後に演って終了。相変わらずエモかった。

エイジと言えば "CLOSE EYE" "WORLD IS MINE" "GOLD" と言った攻撃的なアンセムも魅力だが、その辺の曲が全くなかった。純粋な歌モノバンドとしてどんどん進化を遂げている。自身のツアーのキャパも着実に大きくなっており、オーラルに次ぐ奈良の誇りになってくれたらと思う。

2月に出たフルアルバム「Pure Blue」を聴けていなかったため、新しめの曲がほとんど分からなかったのが心残り。とは言え久々に観られてよかった。またしっかり聴こう。

セトリは厳密には分かりません。

 

 

Wienners

は、出演キャンセルとなった。。。

関係者に新型コロナの濃厚接触者が出たとのことで、大事を取ってキャンセル。地味にWienners、結構観る機会逃してるんだよな…

しかし、当日ツイッターにOOPARTSに宛てた動画をアップしていた。

自分たちの "GOD SAVE THE MUSIC" にcinema staffの "HYPER CHANT" をサンプリング。このスピード感で制作するのが流石です。

またの機会に必ず!!

 

 

KEYTALK

Wiennersを観る予定だった時間帯に一旦抜けて昼食を取り、岐阜駅のコインロッカーに諸々荷物を預け、身軽な格好で参戦。KEYTALKもコロナ禍初かな?久しぶりに観る。

"BUBBLE-GUM MAGIC" から軽快に始まったと思ったらいきなり "DROP2" とかいうアルバム曲。最近は小規模なイベントにも出演するようになり、かつ過去のアルバム曲とかをフェスでも平気で入れてくるようになった印象だったが、この日もそんな感じ。終盤の "a picture book" なんかはイントロの電子音が鳴り出した瞬間にフロアから悲鳴のような歓声が漏れ出ていた。

MV曲も、"もういっちょ" からの "MABOROSHI SUMMER" と新旧の振り幅が異常。あと義勝側で観てたからか、ベースがズンズンとよく聴こえた気がした。

"MONSTER DANCE" では2サビ後に一旦曲を止めたと思ったら巨匠が「あ〜…cinema staffの曲演りたくなってきた〜…」と呟き拍手が巻き起こる。後で調べて曲名は把握したのだが、cinema staffの "AMK HOLLIC" をワンコーラスカバー。これは予習不足が悔やまれる…!! "MONSTER DANCE" の大サビに戻った時にその分全力で踊った笑

さらにその後、cinema staffのDr. クノヨウヘイさんが登場。八木氏に代わってドラムを叩き、 "ストラクチャー" をコラボ。ファンの間では「クノラクチャー」として対バンでは定番のようだ。八木氏はダンサーになってた笑

序盤のMCで武正が「2年連続、もう常連かな、来年もよろしく!」と言っていたが、それに対してクノさんが「来年も出てくれる?」と直々オファー。これは本当に来年も出演決定かも知れない。

ファンに嬉しい選曲に加えて、cinema staff愛にも溢れた良いライブだった。

 

セットリスト

01. BUBBLE-GUM MAGIC
02. DROP2
03. もういっちょ
04. MABOROSHI SUMMER
05. a picture book
06. MONSTER DANCE (途中でAMK HOLLIC)
07. ストラクチャー
08. 夕映えの街、今

 

 

GEZAN

正直に言うと、時間が空いてるからどうせなら観よう、程度のものだった。名前と真っ赤な風貌は知っているが、曲を聴いたことは全くない。でもなんかヤバいバンドなのは知っていたので、この機会に観てみたという感じ。

結果、ヤバかった。リハからヤバかった。「ガラスが1,2枚割れるぐらいの爆音でいきます」という宣言通りの、狂気に満ちた爆音。圧倒された。勝手に身体がノる。ベースの人が吹いてたどデカい笛みたいな楽器何なんだ…

もちろんセトリなんて分かりませんが、曲なんて覚えなくていいから予習もクソもなくただただ何度も生で浴びたい音楽だと思った。脳内麻薬ってこの事だよ。

 

 

雨模様のソラリス

OOPARTSのステージ割は1階のメインアリーナに2つ設置されたBLUE STAGEとGREEN STAGE、そしてもう一つが2階のホールを利用したKOGANE STAGEの3つ。その中で、この日唯一KOGANE STAGEで観たのがこの雨ソラ。正直この日一番の目当てだったかも知れない。

事前にツイッターで披露すると宣言していたcinema staffの "OCEAN" のカバーを初っ端から。最前列のオタク達はなんで踊れるんや…?もしかしてこの日だけのためのカバーじゃなくて前々から演ってたのか?

去年のお盆に雨ソラと出会ったきっかけの曲である "Forever and Ever" も序盤から演ってくれた。

いややっぱこのイントロはワクワクするよ。どの曲もバンドサウンド強めでカッコいい。"届かない星でいて。" 聴けたの嬉しかった。サビのメロディがエモい。

終盤に演った "泡に溶けた" は爽やかでこれからの暑い時期によく合う。一緒に腕を振りながら観させてもらった。

何気に昨年のOOPARTSも出ていたらしい。2年連続で出演できた事を喜んでいた。「しかも去年より観てくれてる人多いよね!!」とメンバー同士ではしゃぐ様子が微笑ましい。

正直曲名を全部覚えられるぐらいまでには聴き込めていなかったのだが、ここからもっと履修していこうと思う。まだまだ曲少ないしな。

 

セットリスト

01. OCEAN
02. Forever and Ever
03. ザ・ワールドイズマイン
04. 届かない星でいて。
05. Miss umbrella
06. 泡に溶けた
07. Voyager

 

 

04 Limited Sazabys

リハから "knife" "Milestone" をフルで披露してしっかりアリーナを温めていたフォーリミも、観るのはエイジと同じでパラデジャ以来。

「この曲知ってる奴どんだけいんのーーー!!」と初手 "monolith" をぶっ込んでくる。歌い出しの『きっと間違えられないな 揺ら揺らいだこの感触を』のところの歌詞替えは今回はなかった。最近はしてないのかな?歓声が上がりがちだからコロナ禍になってから封印してるとかかな。

そこからも "fade" 'fiction" "escape" と立て続けに爆速チューンを連発。2曲目で "fade" が来て私はもう飛びました。ぶっちゃけこれ聴きたくて今回来たところある。

GENさん、MCで自分たちの前のタイムテーブルの並びに触れ「Hawaiian6、GEZAN、envyの後とかパワハラかな?」と、ふざけてるようで自分たちも全力でイベントを楽しんでいる様子が伝わってくる。一方で、cinema staffがこの岐阜に帰ってきて、この場所でやる事に意味があると、改めてイベントそのものを賞賛。

中盤のパートも "message" で再び着火したと思ったら "My HERO" "Kitchen" "midnight cruising" と強すぎる選曲。マジでキラーチューンしかない。でもやっぱり一番アガったのは "Feel"。イントロからサビのメロディまでずっと好き。家に篭りがちで鬱屈なご時世が続く中で、「布団の中でYouTubeばっかり見てて気づけば1時間が経ってて、俺の本体こっち(携帯)なんじゃないかと思ってしまう時もある」と語り、「生きてることを実感したい、感じたい」と前振りしてからの "Feel" のタイトルコールはマジで飛び上がりそうになった。よく声我慢した。

Feel

Feel

この曲キー高すぎるからサビ全然音程安定してなかったけどな…笑

そして最後はお決まり、"Squall" からの「時間が余った」と称して "Remember"。最後の1秒まで楽しかった。

コロナ禍初で観たフォーリミ、ダイブもサークルモッシュも無くても余裕で楽しいじゃないかと。いや俺は元からやらんけど。キャッチーな良メロ、ツービートや裏打ちのノれるリズム、口達者なMC、フォーリミの音楽は暴れなくても楽しめる。

 

セットリスト

01. monolith
02. fade
03. fiction
04. escape
05. message
06. My HERO
07. Kitchen
08. midnight cruising
09. Feel
10. Squall
11. Remember

 

 

雨模様のソラリス 特典会

フォーリミが終わるや否や向かったのは再びKOGANE STAGE。雨模様のソラリスの物販へ。既にチェキ会の列にずらりと並ぶおじさんたちを見ながらグッズを眺めた。

チェキ券が1枚1000円、1枚で撮影、2枚なら日付とサインも入れてもらえるとのことで、せっかくなら日付ぐらいは欲しいなと思い2枚購入を決意。金額が2000円を超えるように、タオルとブロマイドを購入。

しかしここで間違いに気づいた。購入金額1000円毎にチェキ券1枚かと思ってたが、グッズとは別でチェキ券そのものが1枚1000円だった。笑 今まで特典会に参加してきたグループがそのスタイルだったから思い込んでしまっていた… 親切な事にスタッフさんがタオルとブロマイドのキャンセルを申し出てくれたが、次いつ観られるか分からないし初期投資だと思ってそのまま追加でチェキ券2枚買った。計4000円以上飛んだ。笑

チェキ券はメンバーを指定できた。誰でもよかったんだが、ライブで一番活発に見えた&感想ツイートに一番最初にいいねをくれた、緑色担当たべる子さんを指名。

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どうも一番人気の子だったぽい。笑 列がなかなか進まなかった。

そしてご対面。活動2年目という事で、やっぱりこの規模のグループだとスタッフさんもオタクを認知しているのか、「初めての人!」と添えて本人のところに連れてきてくれた。俺この時フォーリミのTシャツ着てたから、ドルオタと言うよりはただのバンドファンである事は自明だっただろう。

特にポーズも思いつかないし、最初なのでOOPARTSのフライヤーを掲げて1枚。

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撮影後のトークタイムも長かった。今までのどの特典会よりも長く話せた。Ivy to Fraudulent Gameが好きらしい事、Wienners観たかったけど代打のLITEも良かった事など普通にバンドの話が出来て楽しかった。あと "OCEAN" のカバーはこの日初めて演ったそうです。なのに最前の人たち一緒に踊れててすごいなと思ったって言ったら「オタクはすごいんだよー!」て言われてわろたよ。

時間が長かったのもそうだが、何より驚いたのが名前を伝えると手の甲にメモしてくれた事。覚えようとしているのか…?次いつ来るかも分からないのに。本当に駆け出しのグループなんだなという感じがした。応援したい。また来よう。広島にも来てくれ。

グッズはこんな感じ。タオルとブロマイド。

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5人組のグループで1セット4枚ってずるいねぇ!← たべる子さんが青色担当の東条さんだったら、チェキと合わせて5人揃ったんだがな。またの機会に。

ライブに加えて、特典会も大満足の雨模様のソラリスでした。推しが増えました。普通に曲がかっこいいので皆さん聴いてください。

どのバンドのライブレポより長くない?

 

 

cinema staff

雨ソラの特典会で思ったより時間がかかって間に合わんと思ったけど、リハで押していたのか、4,5分遅れてアリーナに戻ってきたけどちょうど始まったところだった。

まぁ冒頭で書いた通りほとんど知らない。こんなに名前はずっと見かけてきたのに全然聴いてこなかった。なのに、全然曲わからんのに全部カッコよかった。もっと難解すぎる変拍子バンドってイメージだったんだが、ストレートに響いてくる曲も多数。

フォロワーさんからおすすめされて予習していた "白い砂漠のマーチ" のイントロが鳴った時は、声を出せずとも拳を挙げまくって観客が沸く様子が感じ取れた。自分も覚えてる曲が来て嬉しかった。

このイントロのギターがずっと頭の中で流れてる。

主催者というのもあって、MCでは只管に感謝を述べ続けた。「武道館でやるとしてもこのOOPARTSは越えられないと思う」と言い切るほどに、地元開催のこのイベントに誇りを持っているのが伝わってきた。あと、武道館の話で「いや、全然いつかやるつもりだけど」とサラッと添えたのがかっこよかったな。なんかそのうちしれっとやりそうだけどな?

出演予定だったもののコロナの影響でキャンセルになったthe band apartの名前を出し、「バンアパを聴いた時に頭を撃ち抜かれて人生変わった」「このフェスがそんな出会いになれるかもと思うと出てくれたアーティスト達には頼もしいという想いしかない」と、改めてイベントと出演者への想いをぶちまけていた。すまんな!一番俺の頭撃ち抜いたの貴方達自身ですわ!

先の "白い砂漠のマーチ" 以外、マジで聴いた事もない。でもずっとかっこよかった。ありがたい事にセットリストはSNSに転がっている。この日の演奏曲から入って、改めて聴き始めようと思う。間違ってもフォーリミ観て帰ったりしなくてよかったぜ。

 

セットリスト

01. 海底
02. シャドウ
03. 白い砂漠のマーチ
04. into the green
05. TOKYO DISCORDER
06. 白夜
07. drama
08. 3.28

en1. 海について

 

 

最後に物販でOOPARTSロンTを購入。所持金がかなり減ってきていたのでカードで買えたらと思っていたのだが、現金しか対応していないとのことだったので…

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現金で買いました。我慢はしない。笑

見た時からデザインがオシャレだなと思っていた。デカデカとロゴが入ったりしてるわけじゃないから普段使いもできそうで◎。ただなんでサイズがM、XL、XXLやったんやろ。Lは。笑

 

 

以上!!!

当日の夜は岐阜のビジネスホテルに滞在。翌日の2日目もヒトリエやアルカラなど魅力的なアーティストが多かったが、我慢。それこそ1日目の感じからして2日目も最後のcinema staff観ずに切り上げて広島に帰ってくるとか絶対無理だっただろうなw 2日目は学生時代の知人で岐阜にいた奴と食事だけして帰ってきました。あ、ちなみに3年前一緒にサマソニ行った奴です。笑

初めての岐阜ライブ、めちゃくちゃ楽しかったです。合間の時間で、岐阜のライブハウスで名前を聞いたことがあった柳ヶ瀬antsやclub-Gなども場所を把握したので、また機会があれば来れたらいいな。あと思った以上に名古屋が近い事を知りました。これは名古屋もガンガン行けるな()

ずっと聴いていて今回も安定だったバンド、初めて観る機会に恵まれたアイドル、今回初めて出会ったバンド、全組最高でした。これからも聴きます!

 

では(=゚ω゚)ノ

 

cinema staff presents. OOPARTS 2022

4/16 岐阜市文化センター

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