たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

2年越しにやっとBRADIOのFPPになれたんだけども

2022年度初ライブ!BRADIOのワンマンに行ってきました!

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コロナ禍に入って少し経った頃に知人から勧められて聴いたBRADIO。存在はずっと知っていたがまともに聴いた事がなく、当時は聴いてみて衝撃を受けて記事にもしている。

そんなBRADIO、2年の時を経てついに初めて観られました。「THE VOLCANOES」のリリースツアー、会場は広島CLUB QUATTRO。紙チケットが欲しかったので当日券で入場。今回はフロア内に椅子が置かれていた。自分の当日券番号が360番台だったので、トータル人数もそれぐらいかなと。物販で買ったラバーバンドを付けて開演を待つ。

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17時ジャストに開演、メンバー3人とサポートメンバーのキーボードとドラムの5人編成。真行寺さんベージュ、大山さん臙脂色、酒井さん紺色のオトナなスーツ姿。大山さん金髪ショートになっててカッコよかった。去年のロン毛オールバック、ちょっと気持ち悪かったから()

1発目から知らない曲が来たなと思ったが、楽曲ではなくメロディをつけた挨拶だった。アレか、オーラルの「一本打って!」みたいなやつか。この時だけでなく、中盤やラストにも同じように、楽曲かと思いきや伴奏に合わせて真行寺さんがメロディ混じりに挨拶するみたいなのがあったから、普段からそういうのがあるんだろうな。

というわけで始まった本当の本編は初っ端から最大ヒット曲 "Flyers" からの "Frisbee"。"Frisbee" では曲中に各パートの軽いソロを含んだアレンジも。

"Flyers" はサビで真行寺さんの手本に合わせ、観客も手を上下させて踊る。この日、全体を通して思ったのが、観客も一緒に踊る振り付けがある曲が多い。サビで両手をぐるぐる回す "Overnight  Superstar" や、先に書いてしまうが本編最後の "Back To The Funk" やアンコールの "スパイシーマドンナ" など。KEYTALKの "MONSTER DANCE" を思い出した。

また逆に、バンドのライブで一般的に見られる、サビで手を挙げる様子がほとんど見られなかった。基本的に横ノリのファンクやディスコ調が多いので、それなりにアッパーな曲のサビでも手を挙げて飛び跳ねるみたいなのは少ないようだ。で、あるとしたら振付。

そんな感じで新鮮味も味わいつつ若干面食らいながらも、圧巻のパフォーマンスで終始楽しかった。まず真行寺さんは何と言っても化け物みたいな声量と歌唱力。今まで見たボーカリストの中で一番マイクが口から遠かった笑 間奏中に吠える「ハッ」「ウッ」みたいな声も全部聴こえる。もう全然マイク構えてなくても聴こえる。なんでそこにマイクあんのに拾えるんだよってぐらい離れてても聴こえる。唯一、 "Yours" の時だけ流石にしんどそうだったな。サビの後半ずっと高いのかな、一部低いメロディに替えたりして歌ってた。

とは言え、本当に圧倒された。

大山さんと酒井さんも、演奏も凝ってるしMCも面白い。"きらめきDancin' " のあと、スタッフ出てきてギター交換するのかと思いきや焦らして更に弾いたの粋やったな。その後ガチで疲れてぐったりしてたのまで含めてエンターテイナーだったw 

広島に来るのは3年ぶりとのこと。コロナ禍もあって今回のツアーでライブの感覚自体が久しいようで、大山さん普段言わないのに自分のこと「私」って言って「一人称忘れるぐらい」って言ってた笑 その後酒井さんと「一人称決めようか」ってなって、出てきた「わらわ」が採用される謎のノリ。この日のツイッターでもわらわ回収してた笑

 

でも結局真行寺さんに今日のMC酷いってダメ出しされてたなw

中盤では、ハンドクラップで観客に参加してもらうパートも。フロアを左右に分けて大山さんチームと酒井さんチームとし、真行寺さんに続いて順に手を叩かせる。コロナが出なければここはコールアンドレスポンスパートだったのかなと思ったり。何が面白いって散々練習かのように叩かせといてその次の "Boom! Boom! ヘブン" で使うわけでは全然なかったっていう笑

手叩きパートからの "Boom! Boom! ヘブン" もそうやったけど、前フリからの実際に入る曲が予想つかないというか。この次に演った "真っ赤なカーチェイス" も、イントロの前にプレイしたシンセが音色もテンポも違いすぎて "真っ赤なカーチェイス" が来るとは全く思わなくてインパクトあった。

振り付けのくだりでフライングで書いたが、本編最後が "Back To The Funk" だったのも意外。その前に演った "THE VOLCANOES" で終わりだと思ってた。新譜の一曲目でライブ締めるよくあるやつ。

アンコールのラストが "スパイシーマドンナ" なのは期待通りやったw 真行寺さんも「もう分かってるよな?」的な感じだったし、最後に盛り上げて締めるお決まりナンバーなのかなと。この曲はサビの振りがMVでも露骨なので覚えてて一緒に踊れたね。

コロナ禍なりの盛り上げ方も上手いしMCも面白いし行って良かった!

 

 

 

さて、普段なら演奏や曲と曲の繋ぎとか、MCの内容とかももうちょい覚えてるし、セットリストもうろ覚えになったりしないんだけど、今回はちょっと色々記憶が曖昧。

ちょっと正直ライブに集中できないところがあって。

日数も経ってて熱り冷めてるのであんまり蒸し返して書き散らすのもアレなんだけど、この日、コロナ禍に入ってから観たライブの中で一番歓声が飛んでた気がした。流石にMCで野次が飛んだりは無かったけど、曲が終わったりメンバーが声をかけたりした時に「フォーww」がしょっちゅう。何なら顎マスクしてる人までいて、おいおいと。知らん間に諸々ガイドライン解除されたんかと思った。今のライブハウスでこんなんあるんかよと。

でも何というか、客層が普段見る他の邦ロックと違うのかもと思った。BRADIOぐらいしか観ない・聴かないとか、他の邦ロックに詳しくないとか、そもそもあまりライブハウス行かない人が多いのかもな、と。先述の通り一般的なロックバンドのノリ方とはちょっと異なってたし、ぶっちゃけ年齢層も少し上の人が多かった印象。もちろん、その人たちと声上げてた層が一致するのかは分からんが。

と言うのも、だってさ、ずっとライブハウスに行ってる自分からしたら、この2年間過ごしてきて今のライブで声上げるとか顎マスクとか有り得ない事だという意識が根付いてるわけです。そのガイドラインの妥当性や良し悪しはともかく。同じような人は多いだろう。コロナ禍初期に業界・界隈全体として一方的にイメージを下げられてしまったからこそ、自分達がしっかり守らなければという強い意志を持ってライブを楽しんでると思うんです。

でも、この日のあの場所には、そういう感覚があまり強くない人たちが少し多かったのかも知れない。顎マスクはよくないが。確かに、そんな戦場に赴くんかよみたいな覚悟持ってライブに行くなんて、詳しくない人達にとっては理解し難い部分もあるだろう。スポーツや他のエンタメなどの業界では、ここまで厳しく制限してないだろうしな。顎マスクは論外だが。だからきっと、ロックバンドのライブというよりはクラブで観るショーとか劇場で観るコンサートみたいな感覚だったんじゃないかな。あんな音楽性だし。悪意があるわけでもなく、彼らなりの普段通りでありのままに楽しんでいたんじゃないかなと思う。顎マスクはお前この2年間どうやって生活してきたんだって感じだが。

 

もちろん、来るからにはその場所で定められたガイドラインを確認して遵守するべきだと思う。知らなかった、見てなかったはルールを破って良い理由にはならない。コロナ対策に限らず、普段から定期的に話題になる撮影とか場所取りとかそういうのも含めて。最近だとちょうどSaucy Dogが色々言われてるが。

でも、サウシーのメンバーも言及したように、可能なのであれば後からSNSやブログで批判するのではなく周囲の人間がその場で注意すべきだし(ブーメランで身体切り刻まれてる)、どうにもならないのであればスタッフに声をかける選択肢もある。悪意を持って違反しているのなら救いようがないが、そうでないならお互いに事情を理解しようと努める姿勢を持って正し合うことができたらいいなと思う。

正直、今回のライブは、ライブ自体は最高だったんだが、少し残念な気持ちになる部分があった。しかし、純粋にライブに集中出来ずに周りの行動に過敏になってしまってる自分も何だかなと思うのである。自分が声出したいと言うより、周りが声出さないかハラハラしたり、出してた時に否定的な気持ちになったりするのが嫌だからという点で、早くガイドライン緩和されてほしい。

 

まさかBRADIOのライブがガイドラインやルールについて考える機会になるとは。でも、楽しかったのは間違いないです。振り付け覚えて、また観に行きたい。コロナ禍初期に出会ってから2年、やっとFunky Party Peopleの一員になれてよかったです!

では(=゚ω゚)ノ

 

BRADIO THE VOLCANOES TOUR

4/2 広島CLUB QUATTRO

セットリスト

01. Flyers
02. Frisbee
03. Time Flies
04. 瞬き羽ばたき、故につながり
05. Golden Liar
06. きらめきDancin'
07. THANKS
08. Overnight Superstar
09. Yours
10. 夏のエンジェル
11. Boom! Boom! ヘブン
12. 真っ赤なカーチェイス
13. Switch
14. 幸せのシャナナ
15. THE VOLCANOES
16. Back To The Funk

en1. トロフィー
en2. スパイシーマドンナ

2022年3月超個人的ベスト楽曲10選

4月になりました。毎月恒例のやつやります。3月は名曲が多かった…選ぶの大変。

個人的な話なんだがいつも通っている広島のタワレコがリニューアルに向けて3月頭〜4月半ばにかけて改装中のため、3月はフィジカルでは新譜の購入をしていない。サブスクでちょっとずつチェックはしてるが。まぁ別にオンラインとか別の店で買えば良い話なんやけど。

だからってわけでもないけど今回はアルバム曲からの選出はなくて、全部MV曲です。有名どころが多いですが、聴いてないものがあれば是非ご覧ください。

では早速。順不同です。

 

 

カメレオン / King Gnu

ドラマも観てたし、よく聴いた。最終回で2回流れたのはちょっと笑いそうやったけど。

"逆夢" に続いて相変わらず芸術的というか。新井さんの包み込むような歪んだシンセベースが心地よい。ご結婚おめでとうございます。大サビのボコーダーゴリゴリ常田パートでも鳥肌が止まらない。

そして毎回PERIMETRONのアニメーションは深い…犬が可愛い。

 

 

オルゴールの恋人 / The Songbards

ソングバーズらしい優しい曲。冬らしくも春らしくもある。BPMは変わらないけど途中からリズムが変わってて、構成も独特。

ミュージックビデオとリリックビデオの間みたいな感じの映像も面白い。一発撮りだし。オルゴールに歌詞カードを入れるの、ちょいちょいスッと入ってないのもリアルで味がある笑

 

 

妄想彼女 / MOCKEN

フォロワーさんに教えてもらって名前は知ってたバンド。やっぱりね、サムネに可愛い女の子使うのは強いよ。観ようと思っちゃうのよ。

溢れ出るハンブレ感。スクールマジシャンガール感。鼻にかかった声と言い、モブみの隠しきれないルックスと言い、刺さる。あと、歌詞に「小聡明い」「彼是」「彼奴」「悪足掻き」と漢字表現を多用しているのはSAKANAMONに通じるところがあって俺は好き。「あざとい」に漢字あるの知らんかったぞ。これ普通にSAKANAMONにルーツあるのでは??

ただギターは髭剃れ。学校でこんな青い歌演るからには。

 

 

まつり / 藤井風

何なん?この人弥生時代からいるん?

イントロからもう神秘的。かと思えば2番で突然民族音楽みたいになるし。そしてやっぱり彼の日本語詞に宿る力は強すぎる。あと最後の『肩落とすこた一切ない ない ない』のところ、公式の歌詞は普通なんだけどYouTubeの字幕で見ると「なあああああああああい」になってるのおもろい笑

 

 

Wake up call 待つ夜、辿る朝 / Laura day romance

サビの消え入りそうな裏声がめちゃくちゃ綺麗。一曲を通して浮遊感がすごい。すんごいスローテンポな曲なのに中毒性があって何度も聴きたくなる。

不眠に悩む事があったらこれ聴きながら寝ようと思う。この曲でWake upすんのは無理よ。寝るよ。

 

 

双葉 / あいみょん

先行配信の時からグッと来てた。あいみょんの表題曲でイントロ1発目からストリングスも込みで全楽器が鳴ってるって結構珍しくない?新鮮でインパクトあった。その後Aメロの弾き語りに移るんだけども。

曲の懐メロ感に加えてMVの世界観から「シンガーソングライターあいみょん」として原点感がありながらも、あいみょんも若者の道標になりうる位置の存在になっている事を実感させられる。18才の時に『可愛く揺れなよ 双葉』って言われたかった。

 

 

酔ひもせす / TOMOO

夏にINORI RECORDS×ポニーキャニオンという髭男コースのメジャーデビューが決まっているTOMOO、アレンジャーにmabanuaを迎えた新曲。ピアノロック、R&B、ブラック、EDM等いろんな要素が感じられつつも、ポップにまとまってて見事。大サビがない構成も面白い。あとサビの『あげたくないけど ほしがらせたい』ってフレーズ、強い。ずるい。今年注目したいシンガーです。

 

 

ジャンキー / フレデリック

いやぁもう、この中毒性こそフレデリックです。フレデリックの四つ打ち×真顔ダンスの組み合わせは無敵ですわ。男子と女子でダンスのクオリティの差激しくない?笑

康司さん普通にベース弾いてるけど、シンセベースっぽい音も聴こえる。重ねてるのかな?クレジット読みたい。世間がイメージするフレデリックっぽさを残しつつサウンドはどんどん進化してるのが分かるなぁ。

あと『したがってもっと夢中になって奉ってチャンキー』のところ普通に滑舌良すぎて羨ましい。

 

 

FLASHBACK / GLASGOW

去年のミナホの配信で観ていたバンド。当時はそこまで刺さらなかったんだけど、一気にハマった。イントロから大サビまでもうずっと好きなんだけど、極め付けに大サビの後半でテンポを変えて一気に畳み掛けるようなリズムになってからの、最後にフッと全ての音が消えて『そんなことを思い出した』で締める流れが見事。まさに一曲通して歌ってきた事が「フラッシュバック」した内容なんだと、曲の構成で表現しているかのような。最高です。

2番の『名もない日々は消されたし 何もない僕は今朝寝たし』の韻も上手い。

 

 

青いの。 / go!go!vanillas

地味に3月一番リピートしたかも。冒頭で順不同と言ったが、敢えて順位を付けるなら今月の1位はこの曲。

サビのメロディとコード進行が一番好きなやつ。大サビで転調して一番上の音を地声で出し切るとことかマカロニえんぴつ感ある。

「赤い糸」を題材にした恋愛ソングってよくあると思うんやけど、失恋ソングなのいいよね。しかもこの曲調で。『赤い糸 切れた音が耳に刺さる』ってフレーズが新しい。どんだけ痛烈に爆死したんだ。

 

 

以上!

今月は月末にドドっとリリースやMV公開が雪崩れ込んできたからな…まだまだチェックしきれてない楽曲が多数。4月に出会ったからって事で4月度の10選にいっぱい入り込んでくるかもしれません笑

ついに2022年度!社会人5年目!今年度も引き続きよろしくお願いします。

 

では(=゚ω゚)ノ

超個人的2021年名盤10選 〜まだ年度的には2021だから勘弁してください〜

2ヶ月半ぐらい遅いけど2021年のベストディスクやります!笑

楽曲ランキングは1月に毎年恒例として書いたけど、そこで述べていた通り「YouTubeで聴くことが増えてCD単位で聴くことが少し減ったから、アルバム単位で偉そうにランキング付けできるほど聴き込めてない」として、アルバムのランキングはやっていなかった。

でも改めて聴いてたりして、やっぱり語りたいなぁと思ってきてしまったので書くことにした。でも各作品、ランキングつけられるぐらい回数聴き込めてるかというとそうでもないのは事実なので、順位は付けません。

10作選んで、順不同で語っていこうと思う。有名どころばかりですが、興味あったら聴いてみてもらえると嬉しいです。

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では早速。

 

 

FIZZY POP SYNDROME / 秋山黄色

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"サーチライト" が当時気に入った秋山黄色、そこから "アイデンティティ" もいいなと思い購入したメジャーセカンドアルバム。思っていた以上にロックサウンドが激しくてそのままファーストも買った。どの曲もギターリフだったり語感だったりと何かしらフックがあって印象に残る。

 

 

LIFE IS TOO LONG / w.o.d.

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一曲目 "Hi, hi, hi, there." のベースからして「w.o.d.のアルバムが始まった」感。単発で先行シングルを結構出してきてた上で、"踊る阿呆に見る阿呆" は衝撃受けましたね。一方で "煙たい部屋" みたいな渋い曲もまたらしさが出てる。"あらしのよるに" みたいな曲で締められるようになったのも強い。アルバムの構成がどうとか、細かい事抜きでシンプルに「全曲良い」です。

 

 

Editorial / Official髭男dism

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前作「Traveler」につづいてまたまた名盤。錚々たる既発タイアップ曲が並ぶ中で新曲もバラエティに富んでいて、かつ各メンバーが書いた曲もあり挑戦的。初手 "Editorial" と "アポトーシス" から音作りに度肝抜かれる。もうほんまに何でもできるバンドだなと感服。ティザー聴いた時から自分は "ペンディング・マシーン" が好きです。

 

 

夜にしがみついて、朝で溶かして / クリープハイプ

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一曲目の "料理" から、これぞ求めていたクリープハイプって感じ。"なんか出てきちゃってる" やカオナシ曲 "しらす" の狂気も健在だし、一方でリード曲の "ナイトオンザプラネット" は新しいチル感がある。そして単純に曲が多くて満足。既発曲では "ニガツノナミダ" を入れてくれたのも嬉しかったな。

 

 

Touch the figure / クレナズム

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2021年は自分の中でクレナズムが一気にきた年だった。"積乱雲の下で" がスパッと終わって余韻を残したまま入る "杪夏" の流れ。"杪夏" は本当にいつまでも推させてほしい。夏が来るたびに語らせてほしい。個人的年間マイベスト、MVがある曲に限定してなかったら絶対入れてた。

杪夏

杪夏

  • クレナズム
  • ワールド
  • ¥255

 

 

ニュイ / パスピエ

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殆どの曲を先行配信していたにも関わらず、残る初出曲もクオリティが高い。"深海前夜" "青燕" "BLUE" と青でまとめてあるのは意味があるのかな。

似てる曲が一切無くて、一曲一曲シンセの音色も違うしキャラが立っててほんと毎回すごいなと思う。

 

 

NEE / NEE

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何から何までデビューアルバムのクオリティじゃない。"第一次世界" にしても "九鬼" にしても "ボキは最強" にしても "不革命前夜" にしても、ミックスどうなってんだ。こんな音バンドで聴いた事ない。"全校朝会" で始まり "帰りの会" で締めてるのも、一つの作品として構成が凝られてるなと思う。あと、実質メジャーデビューのきっかけになったであろうバズりにバズった "不革命前夜" の位置が何でもない中盤なのがカッコいい。

年明けに出た "月曜日の歌" も相変わらずのスケール感でかっこよかったですね。これからさらに期待。

 

 

夜行秘密 / indigo la End

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2019年の年間ベストで1位に「濡れゆく私小説」を選ばせてもらっていたインディゴ、今作も素晴らしかった。どんどん進化してる。先行シングルも含め、夜をテーマに振り幅の大きい曲たちが集まってるのに見事にまとまっている。ラストの "夜の恋は" の終わり方、崩れ落ちるようなテンポのバスドラがまさに作品の終幕って感じでめちゃくちゃかっこいいです。

ていうか川谷絵音どんどん忙しくなってるはずなのになんでここ数作のアルバムの中で一番曲数多いんだよ。化け物だわ。

 

 

サイファールーム / あるくとーーふ

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再生1秒目から "ダイナマイトタウン" の入りに引き込まれる。"次回予告のその後で" や "トリッキーフューチャー" のポップなイメージを持って聴いたから「あ、こういうアルバムの始め方するバンドなんだ」と衝撃。MVがある曲以外もクオリティが高く、何よりラストナンバー "エピローグからショータイム" の、緩急激しい構成・メロディ・コード進行・リズム全てが底抜けにキャッチーな感じは好きすぎた。

エピローグからショータイム

エピローグからショータイム

  • あるくとーーふ
  • ワールド
  • ¥255

あるくとーーふは今年もっと来る、来ないといけない。みんな聴け。

 

 

2000's / anewhite

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"ソワレの街で" で一気にハマったanewhite、満を持してのフルアルバムが素晴らしすぎた。"ソフト" "out of the blue" という疾走感のある最初の2曲の流れで一気に引き込まれ、そこからの "チョコレート・ハートレイト" で急に大人びるギャップ。インストトラックも入れていたりして毎度アルバムとしての完成度高いし、既発MV曲も "群像劇はいらない" を抜いて "切言" を入れてるあたり拘りあるんだろうなと思う。

そして何より歌詞のセンスが高すぎる。聞いたことない言葉遊びの数々。表題曲の "2000's" なんか今のanewhiteにしか絶対書けないフレーズ。ついに2000年代生まれが第一線に来る時代が始まってます。

2000's

2000's

  • anewhite
  • J-Pop
  • ¥255

 

 

以上!

気持ち、順番が遅いものほどより気に入ってる印象です。anewhiteが1位なのかと言うと断言するわけではないけど。

もう今年に入って次のリリース出してるアーティストも多いな笑

今も変わらずYouTubeメインで聴いてて、あまりアルバム単位では多くを聴けてない。今年もランキングはしないかな〜、代わりに、都度タイムリーにディスクレビュー記事とか書いていけたらいいな。昔は稀に書いてたけど最近全然書いてなかった。また、そのうち。

さていよいよ2021年度が終わる。4月からはもう社会人5年目…このブログも程なくして5年目に突入です。思ったより続いてる。これからもよろしくお願いします。

 

では(=゚ω゚)ノ

ハルバン2022があったら観たかったアーティスト

コロナ禍でのライブも板についてきて、規模問わず色んなイベントが徐々に復活しつつあるこの頃。ゴールデンウィーク前後の春フェスも多くアナウンスされてきた中で、「今年もまだないのか…」と思ったイベントがある。

広島市内一帯のライブハウスで行われるサーキットイベント、HIROSHIMA MUSIC STADIUM ハルバンである。

2018年度から広島に来た自分も、2019年3月の回の一度だけ行っている。

その次の2020年はコロナが始まり、タイムテーブルまで発表しながら中止を余儀なくされた。

そんなハルバン、いよいよ今年はあるかと期待していたが、まだなかった…という事で、2022年ハルバンが開催されていたら出ていたであろう、観たかったであろうアーティストを妄想してみたいと思う。

 

アーティストを挙げるにあたって2つのポイントがあると思ってて、

①ハルバン2020に出演予定だった
②サヌキロック2022に出演予定である

です。

まず①、ハルバン2020はタイムテーブルまで発表されていたので、出演予定だったアーティストは流石に優先してリベンジで呼ばれると思うんだ。マストでしょう。この2年で休止や解散してない限り。逆に売れすぎてない限り。

そして②、大体ハルバンと同日程で開催される香川高松のサヌキロックコロシアム。来年同じようなメンツが出演する。2日間でハルバンとサヌキロックをはしごするアーティストも非常に多い。サヌキロックは今年開催される、というか明日から開催される。まぁ、だからこそハルバンがないのが残念なのだが、そんなわけで今年のサヌキロックに出演するアーティストはハルバンにも出ていた層が多いんじゃなかろうかということで、個人的には切り離せない。

というわけで、ハルバン2020とサヌキロック2022のタイテを見て妄想ハルバン2022を考えてみたいと思う。

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ふむ。

2020年に出演予定だったアーティストはNovelbright以外は今でも出られるんじゃないかな。大阪の見放題やミナホでBIGCATクラスになっているkobore、w.o.d.、ドラマストア、Suspended 4th、オレンジスパイニクラブ、The Songbards、KALMA辺りがクアトロでラストイヤーになってたんじゃなかろうか。来年はあってももう出られないかも。サヌキロックの方でも、出てるバンドは皆最大キャパのfesthalleに宛てられてますね。

コロナ禍以降に頭角を表してきたメンツだと、広島大本命で出ない理由がないbokula.の他、Ochunism、Omoinotake、クレナズム、なきごと、NEE、Kroi、マハラージャン、リュックと添い寝ごはん、辺りが、いきなりVANQUISHかクアトロレベルのステージに出てきて幅利かせていた気がする。前回のミナホで言うとSUNHALL、ANIMA、JANUSクラスの層ですね。

ステージ割は分からないが、ハルバン2020とサヌキ2022の両方に名前があるビレッジマンズストア、PELICAN FANCLUB、バックドロップシンデレラ、the quiet roomなんかはド安定で観たい。サヌキに出る中だと、最近ちゃんと認識してちょくちょく聴いてるキタニタツヤ、YAJICO GIRL、かずき山盛り、黒子首辺りも生で一回観たいですな。キタニタツヤは流石にクアトロか。

後はそもそも、ハルバンの方が小さい会場が多いので駆け出しインディーズも多く期待できる。春休みなので学生バンドも来れるな。もうシンプルに観たいアーティスト挙げていいですか?観る機会を2回逃しているanewhite、ミナホの配信で気になったdaisansei、Lym、Apes、GLASGOW、フォロワーさん経由で知った板歯目やtrack15、アイドルも出る事があるという事でミームトーキョーやCYNHN辺りを観たいです。

 

こんなところですかね!なんかもうハルバン関係ない気がする。まぁなんせ、サーキットイベントなんてのは自身のツアーとかではなかなか来る機会がないアーティストを観られる貴重なチャンスなわけで。来年こそはあったらいいなぁ。

サヌキロック行く人楽しんできてください笑

 

では(=゚ω゚)ノ

初めてズーカラデルを観たつまらなくない夜

ズーカラデルのワンマンに行ってきました!初ライブ!

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言わずもがな2021年一番好きだった "シーラカンス" を含むフルアルバム「JUMP ROPE FREAKS」を引っ提げてのツアー。"シーラカンス" を聴いた時からアルバム買おうと思ってたし、ツアーも広島来るなら行こうと思っていた。このご時世で久々に先行でチケット取ったな。

会場は広島VANQUISH7月のネクライトーキー以来だから割と久々。開場時間を少し過ぎたぐらいの時間帯に行って入場。物販眺めたかったが、VANQUISH狭いからゆっくり見られないんだよな〜。

初めて観るというのもあったので、全体が見えるように真ん中辺りで待機。後ろにもどんどん人が入ってきて、ソールドアウトではなかったがほぼコロナ禍キャパ満員だった。

割と定刻通りに開演。メンバー3人とサポートギター、サポートキーボードの5人が順に登場。思えば自分のここ最近のライブって、存在を知って間もない若手バンドか何回も観てるバンドかのどちらかだったから、ズーカラデルみたいな「ずっと前から知っていてライブ観たいなーと思ってたバンドの念願のライブ」みたいなのは久々だった。出てきた瞬間の「本物だー!」的な感覚が久しかった。

アルバムの最後の曲でありアルバムと同名の "ジャンプロープフリークス" からスタート。先月のパスピエでも観た、アルバムのラストをライブのスタートに持ってくるやつ。

間髪入れずアルバムのリードトラック "つまらない夜" へ。MVにも出演しているホーンのサポートがいないから同期するのかなと思っていたが、ホーンの音をシンセで弾いていてまた音源と違ったシックな感じに。

3曲目にしていきなり "恋と退屈" と過去のアルバム曲を。吉田さんが最初に曲名を言ってくれたので分かった。この曲は2サビ後のギターとベースの絡みが好き。

恋と退屈

恋と退屈

  • ズーカラデル
  • ロック
  • ¥255

"恋と退屈" はまだ曲名を聞いたら分かったが、その次の "ビューティ" はいよいよ曲名すら知らなかった。かと思えば "まちのひ" "スタンドバイミー" と「JUMP ROPE FREAKS」曲もしっかり入れ込んでくる。ここまでの最初のセクションだけで「こういう感じでいくんだ」と悟った。

 

ここで一旦MC。Ba. 鷲見さんがリード。声高くて喋り方ゆるくて可愛らしい。あれだ、BUMPのチャマを思い出す。

「JUMP ROPE FREAKS」を引っ提げてのツアーではあるが、「ズーカラデル史上最多の曲数でお届けします!」「古の曲も演ります!」と気合十分。既にこの時点で "恋と退屈" "ビューティ" が来てる時点でって感じです。初めて観るズーカラデル、「JUMP ROPE FREAKS」が15曲もあるので一通り聴いとけば予習十分やろと思いつつも1stフルアルバムの「ズーカラデル」も聴いていたのだが、甘かった。笑

吉田さんが早速「では古の曲、"ジャーニー" という曲を」と曲振り。この日一日を通して、吉田さん新旧問わず演る前に曲名言うてくれる事が多かったから助かった笑 新規に優しい。マジで初めて聴く曲でした。6/8拍子の優しい曲調と途中のベースの細かいタッピングが印象に残っている。

FINLANDSの塩入冬湖さんをゲストボーカルに迎えた "どこでもいいから" は、流石に冬湖さんパートも吉田さんが歌ってた。コーラスは冬湖さんの声が同期されてたけど。あとこの曲は間奏で突然クラビネットが入ってきて雰囲気変わるところが好き。YouTubeに上がってるAudio Visualizerじゃ聴けない部分。

 

中盤のがっつりMCでは、掴みが

鷲「早いもので残り328曲です」
吉「早いね〜とても7万曲演ってきたとは思えない」

示し合わせてなかったとしたらコンビネーションよすぎるやろ笑

そこから始まった広島の思い出トークスペシャ列伝の名前が挙がる。

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これですね。今見たら強すぎる。しかもこのツアー、途中でコロナが始まって最後まで出来なかったんだよな。広島は来てたんよなぁ。

でも列伝ツアーの話するんかと思ったらその時に寄ったびっくりドンキーのパインバーグディッシュの話w 3人ともパインバーグディッシュ注文したからパイントリオって呼ばれてるとかパインとバーグのどっちを上にして食べるかとか、めっちゃ膨らむ笑 びっくりドンキー自体そんな行かないけど食べてみたくなったな。

あと豚汁の話。スーパーで買い物する時に「こいつ絶対豚汁作るじゃん」って食材を買い揃えて、レジの人に「こいつ絶対豚汁作るじゃん」て思われるのが嫌って話。笑 でも分からなくもない。

あと「とんじる」か「ぶたじる」かの論争。僕は「とんじる」派です。言われてみれば確かに重箱読み

 

MCが終わり、「あなた一人一人へのラブソングです」と "ノエル" から始めた後半戦も「JUMP ROPE FREAKS」の曲と古の曲が本当にごちゃ混ぜのセトリ。"ノエル" の入りの『星に願ってもしょうがないしな』で照明が文字通り星空や雪みたいになったの鳥肌立ったなー。

タイトル言ってくれたから分かった "友達のうた" はサブスクにも無いのでどんな曲か聴き返せないのだが、ベースがすごかった気がする。

「あなたの嫌いな人に向けて」と前置いた "ニュータウン" は、配信or通販限定EPの収録曲。イントロからシンセ全開のメジャーならでは感がある曲。サビで「クソみたいね」って聴こえるけど「嘘みたいね」だよな…?と思ってたらマジで『クソみたいね』でした。

ニュータウン

ニュータウン

  • ズーカラデル
  • ロック
  • ¥255

通販限定のフィジカル盤は1000枚限定で既に完売している。リリースがアナウンスされたのは把握してたんだけどな…直後にこんなにズーカラデルにハマるなら買っておけばよかった…

この日のライブで唯一、タイトルコールなしで始まってその場では曲名が分からなかった曲があった。聴き取った歌詞から後日検索したら "夜に" という曲だと分かった。マジで古だった。そしてこの曲でミラーボール回り始めたからテンション感についていけなかった笑

基本的に各曲単発で音源通り演奏しててアレンジなどはなかった中で、ラストスパートにして初めてアレンジからイントロに入ったのは "未来"。

オリンピックの時期にCMで聴いた人も多いのではなかろうか。ピアノも入って、ズーカラデルの中でも特に底抜けに明るい曲だと思う。生で観るとサビでのキーボードの速弾きが見事。

で、ここでグッと勢いつけてからの "アニー" です。

サビでステージが虹色の照明で彩られたところでちょっと泣いてしまった。『ねぇ素晴らしくないけど 全然美しくないけど』のメロディはマジで邦ロック屈指の傑作ですよ。原曲にはないキーボードのアレンジも良い。キーボードの人が間奏でカウベル叩いてたのも微笑ましかった。この曲はメジャー仕様で再録してほしいかも。

そして "アニー" で泣かされてからの "シーラカンス"。優勝です。

いやもう本当に。好きな曲です。後から公開された "ノエル" や "つまらない夜" に抜かれるほど再生数伸びてないのが納得できん。みんな聴きなさい。

さて、"未来" "アニー" "シーラカンス" な流れは完全にこれで終わりだと思ったんだが、ラストまさかの "稲妻"。

稲妻

稲妻

  • ズーカラデル
  • ロック
  • ¥255

いや正直アルバムの中でも特にゆるい曲なのでこれで締めるとは思わなかった笑 やり方も意外性も含めてズーカラデルらしいというか、あぁこういうライブするバンドなんだって最後に実感した。

 


アンコールはまずサポートメンバー抜きのメンバー3人のみで再登場。敢えてサポートを入れず、「3人で最大のパンクロックを、"夢の恋人"」と吉田さんが曲振り。自分の斜め後ろ辺りのお客さんから「おぉっ」という声が漏れてた。

TikTokで一時期バズったのを受け、オフィシャルオーディオが公開されたインディーズ時代の曲。もっとバズれ。バンド全体として。

 

一曲やったところでグッズ紹介。鷲見さんのトークがやっぱりゆるい。ツアーTシャツのバックプリントについて「なんでツアー日程を入れているかと言うと!みんなやってるからです!」とか「いつかズーカラデルが冥王星辺りでツアーやった時に『えーっ君、ズーカラデルが地球にいた時から知ってるの!』って言ってもらえます」とか、面白かった笑

あとここでトートバッグも紹介されたんだけど、ラインナップに載ってなかった新しい色違いバージョンが告知されて購入を決めました。ちょろいです私。

ここから更に2曲、"TAPIOCA" と "ダンサーインザルーム" という明るい曲でラストを飾って終わった。"ダンサーインザルーム" 楽しくて好きなんです。

冒頭で「史上最多の曲数」と銘打ってはいたが、結局アンコール3曲を含めて計26曲。想像以上に盛りだくさんだった。しかも面白いのが、肝心の「JUMP ROPE FREAKS」を全曲は演ってない。"正しかった人" と "ウズラ" 演ってない。聴きたかったけど。笑

でもほんと、過去曲のチョイスもファンには嬉しいし、新曲もMV曲もしっかり押さえてるから新規にも優しい。そしてMCがゆるくて面白い。一番好きなタイプのライブするバンドだなと思った。やっぱり好きになってよかった。

 

終演後、先述のトートバッグを購入。

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元々公開されてたのはベージュだったんだけどネイビーがサプライズ追加。そういうことされると軽率に買う。

MCでも説明してたけど、"GHOST" とかけて「ゴーストートバッグ」と名付けているが、真ん中に松明の絵あるし「BRANDISH THE TORCH」て書いてるしどちらかというと "トーチソング" 仕様 笑 まぁなんせイラスト可愛らしいし、容量大きめやから普通に便利そう。

 

以上!

繰り返しになるがほんま観てよかったなー。MCゆるいと言ったが、吉田さんが随所で曲の前にメッセージを伝えてくる印象もあった。そしてそのメッセージから見て取れる吉田さんの人柄が、ちゃんと歌詞にも表れてるんだなと思った。どこのMCで言ってたか忘れたから最後に書くけど。

ズーカラデルの歌詞っていい意味で希望を持っていないと言うか、綺麗事で飾り付ける事はしないと言うか。でも最終的に前を向ける。『なんてつまらない夜だ』とか、『素晴らしくないけど 全然美しくないけど』とか、『嬉しいことばかりじゃないし 悲しいことも忘れちゃうし』とか。

この日も「あなたたちの誰か1人がいなくても今日のライブは開催されたけど、たしかにこの全員でないと出せない空気感というものはある」とか「あなた達一人一人の顔を覚えている事はできなくて、明日の朝には忘れている。でも今日このライブをやる事には意味がある」とか言っていたのが印象に残っている。綺麗事ばかりを言わないリアルで素朴な感性がバンドの音楽性にも出ていていいなぁと思った。

いやーマジで改めてハマった。これからも推し続けよう。まずはCD揃えよう。

 

では(=゚ω゚)ノ

 

ズーカラデル JUMP ROPE MADNESS TOUR

3/5 広島VANQUISH

セットリスト

01. ジャンプロープフリークス
02. つまらない夜
03. 恋と退屈
04. ビューティ
05. まちのひ
06. スタンドバイミー
07. ジャーニー
08. GHOST
09. どこでもいいから
10. 若者たち
11. 春風
12. ブギーバック
13. ノエル
14. トーチソング
15. 友達のうた
16. ローリア
17. 漂流劇団
18. ニュータウン
19. 夜に
20. 未来
21. アニー
22. シーラカンス
23. 稲妻

en1. 夢の恋人
en2. TAPIOCA
en3. ダンサーインザルーム

当日の仕事中に参戦を決めたTHE ORAL CIGARETTES広島ワンマン

THE ORAL CIGARETTESのホールツアー広島公演に行ってきました!!

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2020年にリリースされた「SUCK MY WORLD」のツアー。コロナでアルバム自体もフィジカルのリリースが一度延期になったし、当初予定していたアリーナツアーもZeppツアーも見合わせとなっていた。ホールツアーに形態を変えて今年の頭から2年越しに開催するも、メンバー自身がコロナに感染して振替になる公演が出るなど、紆余曲折を経まくっている中での広島公演。

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平日だったし、元々あまり行くつもりはなかった。さらにオーラルはバンドの公式アプリがあり、それを経由しないとチケット取れないということで、めんどくせぇなと。笑

と思っていたんだが、この日、朝から職場に呼び出されていつもより早く出勤したので早く帰ってやろうと思っていたのと、その中で思いがけず当日券はアプリ無くても普通にイープラスで買える事を知り、これ行けるなってなった。この日のうちに仕上げたい資料を爆速で形にして上司に提出して帰りました。何ならこのモチベーションなかったらダラダラやっててこの日のうちに資料仕上がらんかったかも知れん。推しの力すごい。

というわけで一旦家に帰る電車の中で当日券確保。この時点で開演2時間前。恐らく今までで一番勢いで参戦を決めたライブだったと思う。当日中どころか仕事中にライブ行こうと思ったの流石に初めてです。

自分語りが長すぎんか?

 

会場は広島市内の文化学園HBGホール。名前は何度も見かけていたが初めて来た。地図見てて気づいたけど1月にユニゾンで行くはずだったJMSアステールプラザもこの向かいにあるんだな。こっちも早くいつか行きたい。

開演15分前ぐらいに到着、物販でタオルだけ買おうと思ったが売り切れていた。。。このご時世でグッズが売り切れるってやはり大した人気だ。というかオーラルのグッズ安いんよな?タオルとかインディーズバンドでも1500円が相場なのに1000円だもん。2500円でも売れそうやのに。

というわけでコラボ商品の「オーラルシガレッツ」だけ買いました。もったいなくてまだ食えてねぇ。

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当日券なので座席は期待してなかったが、2階席の後ろから数えた方が早いぐらいのてっぺん席。しかしど真ん中だったので見晴らしがよくステージ全体ががっつり見えて、むしろ当たりだった。

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こんな感じ。公演中でなければ写真撮影もSNSへのアップもOKとアナウンスされていたので遠慮なく。

 

定刻より5分ほど押して開演。ホールやアリーナのライブは開始時に分かりやすく照明が落ちるので、ライブハウス以上に始まりの瞬間が盛り上がる。

モニターとかはなさそうだなと思っていたが、ステージ後ろの壁全体がスクリーンになっている感じ。アルバムオープニングの "Introduction" と同時に映像が流れ、暗がりの中メンバーが登場して拍手が上がる。

準備完了するや否や、恒例の四本打ちから開幕。またこれの存在忘れてた笑 毎回「一本打って」の時だけ手を叩くの乗り遅れる。

四本打って音出しが始まってからの、一発目は新曲 "MACHINEGUN"。ホール中をMVさながらの緑と赤の照明とレーザーが飛び交う。やっぱりライブハウスではレーザー演出ってなかなか無いから、ホールライブが始まったなぁ!と言う感じ。

2曲目はやまたくが早速ギターを降ろし、これまたホールならではの大量のスモークでステージが埋められる中始まった "Tonight the silence kills me with your fire"。MVではスタンドマイクで歌っているが、ハンドマイクでのっけからステージ上を走り回る。

続いて、ネタバレ注意と銘打って早くも今ツアーの福岡公演の映像がアップされていた "Fantasy"。

ゴリゴリEDM要素が入っててアルバムで初めて聴いた時はびっくりしたが、それ故に縦ノリで踊れるディスコナンバーって感じ。あきらかにあきらもそれほんまに弾けてるんかってぐらいステップ踏んで踊ってた。

 

最初のMCでウニホーレン、お好み焼き、牡蠣など広島の名物をいっぱい食べたので元気だと意気込むやまたく。一方で「ツアー後半戦一発目なのでみんな責任重大ですよ皆さん!」と煽る。今ツアーは17公演あり、いくつか延期になって順番が変わっている関係で今回の広島公演は8公演目、まさに折り返し地点となる。

そこから "BLACK MEMORY" カンタンナコト" といきなりフェス並のキラーチューン祭りで、煽っただけある盛り上げ方を見せる。ブラメモの大サビ、『どうなったっていいとかもう言わせないよ』のメロディ替え、鳥肌。

続いてやまたくがステージのヘリに座り込み、再びスモークがステージを埋め尽くす。やまたく何か台詞言うてたけどスモークの音激しすぎて何言うてるか分からんかった。しかしそこから始まったギターイントロは "WARWARWAR" で度肝抜かれた。ここまでは「SUCK MY WORLD」曲やシングル曲が多かったので意外性はなかったが、ここで一気に。スモークと赤いレーザーが反射して怪しげながらも絢爛な空間に。この感じは恐らく2階席の方が綺麗に見えたと思う。

からの "Mr.ファントム" で見えないAITSUが広島を真っ二つにする。この曲はオーラルの始まりの曲って感じがしていつまで経っても聴けると嬉しいなぁ。別に奈良の曲ではないんやけど。

 

ここまで来てがっつりMC。オーラルメンバーが贔屓にしてもらっている大丸堂というお好み焼き屋について。広島に来るたびに行ってて、その度にサイン書いてて笑、ファンの間では聖地的な感じにもなっているらしい。広島の公開収録に大丸堂のTシャツ着て出演したりもしてるとのこと笑

この日の最後のアンコールでは大丸堂のタオルとオーラルのタオルを一緒に掲げる場面もあった。癒着。

翌日調べたらお好み村に入ってる店舗の一つなんやね、大丸堂。今度行こ。

その後、やまたくが初めて来た広島で元カノと車に乗っていて事故った話や、まさやんがランニング中に3回ぐらい轢かれかけた話で「広島好きやけど、たまに怖い人おる…ポプラの前とかに…」とオチをつけたところで中盤戦へ。笑

 

ステージが暗転し、雨音の効果音が鳴るのでまさかと思ったらそのまさか、ファーストアルバムから "透明な雨宿り"。手を挙げたり跳んだりする事なく棒立ちで鑑賞。心臓に重低音が響いてきた。

また、ここでやまたくの頭上から円形の巨大なディスプレイが降りてきて、モニターとして映像を映し出す。この円が「SUCK MY WORLD」のジャケットを象っていると気づいたのは暫く後でした。

"透明な雨宿り" で大人しくなったと思ったら、続いてやまたくが弾き始めたギターで声出かけた。多分この日一番嬉しかった選曲である "接触"。

接触

接触

"BLACK MEMORY" のカップリング曲。サブスクの隆盛もあってフィジカルのCDシングルをすっかり出さなくなったけど、オーラルはカップリング曲もクオリティ高くて好きなんだよな。やっつけの弾き語りとか無い。生で聴くと分かりやすかったけど、1サビ後の間奏でベースの休符の使い方にフックがあったり、2Aの後半で16ビートが入ってきて畳み掛けてくる感じだったり、引き込まれるなと。やっぱり好きだなこの曲。

続いて「SUCK MY WORLD」から "Maze"。アルバムのトレーラー聴いた時にサビが一番好きだった曲。イントロもダークでカッコいい。

Maze

Maze

サビが泣きエモな2曲が続いたところで一度暗転し、やまたくがステージの中央に座り込んで "From Dusk Till Dawn" を歌い上げる。他の3人の姿は見えず、打ち込みオケで歌うやまたくのソロパート。

その後3人が戻ってきて、"LOVE"。ファンからのサプライズ動画を公式で上げるほど本人たちも気に入ってるのであろう楽曲。ここで円形ディスプレイの縁が虹色に光ったところで初めてジャケットの円を表していた事に気づいた。ここまでダークにやってきた流れからは一変、この日一番華やかなステージだった。

からのやまたくの長ーいMCを経て、客席から啜り泣きも聞こえてくる中で弾き語りから "The Given" へ。もう思いっきりエンディングの流れ。最初の弾き語りの時に思ったけどやまたく普通にええ声してるな。V系の発声しなくても普通にカッコいいでしょうに。

MCにて、このホールツアーの後にまた次のツアーをやるとのこと!2022年は積極的に活動していくと宣言。「春フェスにもいっぱい出るし…あっまだ発表されてないやつもあったか笑」とわざとらしく匂わせる場面も。でも有名な春フェスでまだ出演がアナウンスされてないものって何やろ。ビバラ、JAM、アラバキ、METROCK辺りは全部発表されてるし。ハッタリか?笑

また、デカいお知らせもある模様。またツアーやるのならアルバムか?PARASITE DEJAVU再びか?など予想されるが、やまたく曰くエゴサしていても当てられている人がいないとのこと。何だろう…ハッタリか?笑

"The Given" の後はもうラストの曲やって終わりかな〜とか思ってたが、ここからがラストスパートだった。そのまま "もういいかい?" へ繋がったの鳥肌。

もういいかい?

もういいかい?

前のアルバムの曲やけど、オーラルの中で1,2を争うイントロが好きな曲。アルバムの始まりに相応しい高揚感が出てるというか。しげさんのリフがカッコいい曲は多いけど、この曲のイントロは毎回鳥肌が止まらない。

からの、もしかしたら地味に生では初めて聴くかもしれない "5150"。多分初めて。指で『5150』をやった覚えがないもん。多分初めて。あとイントロのしげさんのリフが音源より高い気がしたけど、後から確認したら俺が音源を低く聴こえてただけでした。やっぱり生やと聴こえ方変わるね。

"狂乱Hey Kids!!" が始まった時は声こそ出てないけど客席が一気に盛り上がるのが分かった。あきらかにあきらとしげさんも移動して立ち位置入れ替わって演奏。2サビ後のギターと歪んだベースそれぞれのタッピングがめっちゃ好きなんです。

1億再生突破したこの曲、いよいよ誰でも知ってるアンセムになったなぁ。つか言うてる間に1億2000万いってましたか…

最後に「いっぱい出てくる若手の目も摘む、先輩バンドも…潰す(小声)」と改めてBKWを謳い、ラスト "起死回生STORY"。思えばコロナ禍に入って初めてオーラルを見たので、落ちサビでメンバーの声だけが聴ける状況が新鮮。そしてその分、2番の手拍子に観客の気合いがこもっている感じがする。

 

アンコールは安定のまさやんショッピングから。オーラルレベルになると宣伝の為の時間というより売り上げ確認の時間だな笑 「ソールドアウト6つ!んー、ぼちぼち!」なんてそうそう言えるアーティストおらんぞ。

まさやんショッピングの後、座って聞いてた他の3人が何か喋るのかと思ったらやまたくとあきらかにあきらが無言でしげさんに振ったの笑った笑

「ほんまやな…今日喋ってないな」から始まったしげさんのトークは「広島は天下一品のメニューが多くて良い」でした。笑

アンコール一曲目は "Red Criminal"。ついにMVに但し書き入ったレベルで過激な一曲。しげさんが思ったより天一の話を広げて収集がつかなくなり、やまたくが「やりづらっ…w」と言いながら入ったが、切り替えすごい。笑 ギターリフ入る前にやまたくが身体の周りにギターぐるっと一周回したのカッコよかった。

ラスト一曲に入る前に3/26にある岡山公演の話に。やまたくが「岡山行く人?」と聞くとかなりの数の手が挙がってびっくりした。そしてやっぱり1階席が多い。1階席の人ってファンクラブとかでチケット取ってる人が多いやろうから、そんな人はやっぱり複数公演行くのねぇ。

ちなみに「岡山行かない人?」も聞いてた。何回も聞いて何回も手挙げさせてた。笑 自分も挙げましたけども。そもそも広島すら当日まで最初行く気なかった。「(来ないと)後悔するで?w」と深みを持たせた悪い笑いするやまたく。これは流石にハッタリやろ。笑 後から調べたらセトリがちょくちょく日替わりだから、その辺はあるかも知れないけど。

そして最後は「SUCK MY WORLD」のラストでもある "Slowly but surely I go on"。これは予想通り。この規模感の会場が似合うな、この曲は。

以上!

 

ここ最近小さめのライブハウスばっかり行ってたから、久々にホールで豪華なライブを観たな。ホール自体は大晦日にフェスティバルホール行ってるけど、ワンマンのここまで金かかった演出は久々だ。

あと、これだけの規模にも関わらず観客のマナーが良くて感動した。ちょっと声上げるくらいはあったのかも知れないけど、MC中に野次飛ばす奴もいなかったし。メンバーが喋ってて「あれ何やったっけ…」的な単語が出てこなくなる場面でも、分かってて教えてあげたかった人もいると思うんやけど、みんなしっかり我慢。流石です。母数が増えた分オーラルはファンがマナー悪いと言われがちやけど、やるじゃんBKW勢。コロナ禍終わってもそれでいてくれ。

オーラル自体もコロナ禍初、PARASITE DEJAVU以来だったな。完全なワンマンはもしかして2016年の奈良100年会館以来か…?とにかく色々久々なライブだったけど、勢いで当日券取って来てよかったです。やっぱりかっこいいっす、先輩。← 明日の奈良公演も頑張ってください。

そういえばこの日、参戦を決めて仕事中ずっと頭の中流れてたのが何故か "ワガママで誤魔化さないで" やったんやけど、演らんかったな…笑 また観に行きたい。

今後の発表とやらを楽しみにしとこう!

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では(=゚ω゚)ノ

 

THE ORAL CIGARETTES Hall Tour 2022 SUCK MY WORLD

3/4 広島文化学園HBGホール

セットリスト

01. Introduction
02. MACHINEGUN
03. Tonight the silence kills me with your fire
04. Fantasy
05. Dream In Drive
06. BLACK MEMORY
07. カンタンナコト
08. WARWARWAR
09. Mr. ファントム
10. 透明な雨宿り
11. 接触
12. Maze
13. From Dusk Till Dawn
14. LOVE
15. The Given
16. もういいかい?
17. 5150
18. 狂乱Hey Kids!!
19. 起死回生STORY

en1. Red Criminal
en2. Slowly but surely I go on

2022年2月超個人的ベスト楽曲10選

2月度もやります〜月間お気に入り10曲。

今回からアレです、前月分の楽曲も対象とします。リリースされた当月中には出会えてなかったけどこれは挙げたい!みたいな曲もあるので。とは言えあんまり過去の曲を出し始めると月間で書く意味がなくなるので、1ヶ月までは遡るのアリとさせてください。まぁ先月も12月に公開された "残響散歌" 挙げてるし。はい。

勝手にマイルール作って自分の首絞めがち。

では早速。今回はアーティスト名の五十音順でいきます。

 

 

バースデイ / 蒼山幸子

バースデイ

バースデイ

1月の末に出たアルバムから一曲。イントロから妖艶さと哀愁漂う雰囲気が共存している。サビの浮遊感もメロディーも好き。普通の誕生日を歌った歌でもないのが良い。

 

エジソン / 水曜日のカンパネラ

エジソンをバズったアーティストに例えたり、『エジソン』と『自尊心』をかけたりする発想がマジでケンモチヒデフミらしいセンス。

加えて詩羽の可愛らしさがしっかり際立って歌に活きてるというか、コムアイ時代にはこの曲は生まれなかっただろうなと思う。

 

HIGH FIVE / 高橋優

Bメロで一気にグワっと盛り上げて、そのままサビに行く流れがエモい。

欲を言えばこんだけシンプルな映像にするなら画面の真ん中に歌詞入れてほしかった←

 

Kill your idols, Kiss me baby / w.o.d.

イントロ一発目のギターからカッコいい。コンガの音が入ってて野生感も出てる。最初ボンゴかと思ったけどコンガらしいです。ライブでも観たけどもうシンプルにカッコよかった。

 

ボキは最強 / NEE

元々配信シングルの "不革命前夜" のカップリングなんだよなこれ。ミックスかっこよすぎて "不革命前夜" 以上の衝撃受けたのを覚えている。アルバムにも収録され、このタイミングでMVも制作。人気あるんやろうなと思う。

 

ふたりのせい / バイリンジボーイ

新しくmurffin discsに所属。ただただ声とメロディーが良い歌モノ。『わかんなくなってきちゃった』『俺のせいみたいじゃないか』のメロディーがグッとくる。

 

Frisbee / BRADIO

これぞBRADIOって感じのファンキーなナンバー。アニメーションMVも特徴的。

語感重視の言葉遊びが特に際立つ。『意気揚々と生きようよ』ってありそうで聴いたことなかったな。と思って調べたら意外とありました。まだまだ勉強不足。

音楽のある生活はいいねほんと!

 

マリアージュ / 文藝天国

2月の大きな個人的トピックとして文藝天国との出会いがあります。名前はずっと見かけていたけど聴いてみるのが遅すぎた。こんなに好みのギターロックサウンドだったとは。

 

俳句 / PELICAN FANCLUB

ほらこの人たちは。アニソン案件じゃなくなった途端にすぐ好き勝手する。

『PELICAN FANCLUB × 和』がこんなに新しい反応起こすとは。カッコいいんやけど絶妙にダサい。中毒性がある。すぐ殺してくれーれーれー。

 

変われない私へ / Lym

変われない私へ

変われない私へ

  • Lym
  • J-Pop
  • ¥255

配信リリースされたEPの最後の曲。リバーブかかったギターとサビの疾走感が性癖ど真ん中。いつどこで聴いても視界が開けるようで前向きになれます。

MV作ってくれねぇかな。今年いっぱい観られる自信ある。

 

 

以上!

2月は後半で一気にドドっと出会った印象でした。三連休でライブも行ったし、それ以外の休日で色んな音楽を聴けたので充実してたと思う。

いよいよ3月。2021年度が終わるなぁ。今月も色々聞いていきましょー。

 

では(=゚ω゚)ノ