たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

BIGMAMAのFukuoka Emotional Gakuen

BIGMAMAのツアー福岡公演に行ってきました!!

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Bucket Banquet Bisが加入してから初のフィジカルアルバム「Tokyo Emotional Gakuen」のリリースツアー。今年の前半に「BIGMAMA COMPLETE」と題して全公演セトリの違うロングツアーを行ったが、それに続く初のZeppツアー。BIGMAMA COMPLETEは自分も岡山山口横浜と3公演行っており、ワンマンだけで今年4回目になる。

会場は初めて来ましたZepp Fukuoka!まずZeppでのライブがいつぶりか分からない。

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この日は16時過ぎまで博多のヨドバシカメラCYNHNのリリイベを観に行っており、唐人町駅に移動してきて会場に着いたのは割とギリギリ。

定刻ぴったりに開演した。ここに来て最大規模となる初のZeppツアーを敢行するBIGMAMA。大きなステージにオーラがある5人の姿はやはり映える。アルバムのオープニングナンバーである "Tokyo Emotional" をSEにスタンバイし、チャイムが鳴り終わるかのようにいきなり "倫理:ロジカルモンスター" から始まった。アルバムの中でも攻撃的なイントロが畳み掛けてくるこの曲が一発目に来る感じ、「+11℃」ツアーの "Insomniark" を思い出した。

アルバムの曲でスタートを切ったかと思えば "the cookie crumbles" や "CPX" という超初期曲もガンガン投下。前方エリアで大人しめのモッシュが起きていた。自分より10個は上であろう男性女性がくるくる回って飛び跳ねているのがとても微笑ましい。

毎度のことながらMCも最小限。金井さんが「どうか貴方の思う自由なやり方で最後まで楽しんでいってください、どうぞよろしくお願いします!」と挨拶だけ添える。

続くセッションがバチバチモッシュパートだった。アルバムの中でもスピード感のあるツービート曲 "物理:Time is like a Jet coaster" から入り、同じくツービートのショートナンバー "POPCORN STAR" へと流れるように繋げる。さらに真緒さんがイントロのバイオリンを焦らす煽りが盛り上がりを加速させた "I Don't Need a Time Machine"、曲名通りサークルが生まれた "Merry-Go-Round"、極め付けは "Neverland" で大暴れ。強すぎた。"Neverland" で凄かったのが、最初のリムカウントの時点で歓声が上がったこと。みんなあれだけでネバランが来るって分かったのか…!自分はまだまだだな。特に初期曲。

ここで小休止のしっとりパート。金井さんがキーボードを弾き語る "生物 " や、厳かな曲調がスケールを感じさせる "歴史:History Maker" などアルバム曲を続ける。

その次の曲、知らない曲だったんだけど何だろうと思って後から調べたら洋楽のカバーだったそう。カッキーのパートが比較的多かった。

ここから後半戦でまたギアを上げ始めた。アルバムから "地理:Nowhere Now here" や「希望の光を!」と前置いた "セントライト" などの新しい曲に、"Paper-craft" "かくれんぼ" "秘密" など強力すぎる過去代表曲も。こうして改めて聴くと本当にキラーチューンが多すぎる。

"英語:5W1H" で一旦しっとりした後、満を持して "現文:虎視眈々と" "荒狂曲 "シンセカイ" " で盛り上げ切った。前回のツアーでは「最後に披露する新曲」って感じの位置付けだった "虎視眈々と" がここに来て仕上がってる感じが良かったなぁ。やはりイントロの安井さんの歪んだベースが高まる。そして "シンセカイ" への繋げ方がカッコ良すぎてもう。"虎視眈々と" のアウトロが余韻なくスパッと終わるから、どの曲に繋げても盛り上がりそうだよな。

もう十分に満足だが、まだまだ曲が残っている。「5人の青春はまだまだ始まったばかり」と前置き、アルバムのリードトラック "17 (until the day I die)" を披露。

そして最後の最後はアルバムのラストナンバーでもある "帰宅部:Go Home Anthem"。真緒さんが一時退場し、Tシャツに着替えて再登場してキーボードを担当した。ゆったりした軽快なナンバーで、暖かい雰囲気のまま終演した。

安定のアンコール無し。一人一人順番にステージを後にした。ビスたんがつまずきかけて金井さんにフォローされてたなw そして地味に毎回注目ポイントであるビスたんの目のモニター、今回は「エモ」て表示されてた笑

フロアを出ると、黒板のメッセージボードが外に出ていた。開演前は場内に置かれていたもの。メッセージを埋め尽くされた黒板をしっかり写真に収めておいた。これ撮ってたら退場がだいぶ遅くなってZeppを出るのがラストぐらいになったので、物販をゆっくり見る時間なかった!諦めた!

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以上!

ベテランと言える位置に来たBIGMAMAが、ここに来て学校をコンセプトにした世界観を仕上げてきたのがすごい。ミナホに特別枠で出演したりとFM802との繋がりも強固だし、若い人たちにもどんどんもっと知られてほしいな。

あとこの日、11月11日、ベースの日でしたね!改めてやっぱ安井さんがカッコ良すぎた。安井さんの弾き方好きすぎる。どの曲がとかじゃなくて全体的に。指の使い方も独特だよな。ベースの日に拝めて幸せ。


そして!!

帰り道にTwitterで情報を得て、ハニカムショコラッティーというお店に行ってきました。

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店内、BIGMAMAの曲オンリーで流してた!店員さんに聞くと、有名なアーティストが福岡でライブをする日はそのアーティストの曲を流すようにしているらしい。以前、BIGMAMAのメンバーも訪れたとのこと…!

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お菓子もドリンクもめちゃくちゃ美味しかったです。福岡のライブ行く時はまたチェックしてみよう。

充実した福岡遠征1日目でした!

では(=゚ω゚)ノ

 

BIGMAMA SCHOOL WARS TOUR

2023.11.11 Zepp Fukuoka

セットリスト

01. Tokyo Emotional
02. 倫理:ロジカルモンスター
03. the cookie crumbles
04. CPX
05. 数学:RULER
06. 物理:Time is like a Jet coaster
07.  POPCORN STAR
08. I Don't Need a Time Machine
09. Merry-Go-Round
10. Neverland
11. 生物:悩みの種に花が咲いたら
12. 歴史:History Maker
13. (不明)
14. 地理:Nowhere Now here
15.セントライト
16. Paper-craft
17. かくれんぼ
18. 秘密
19. 英語:5W1H
20. 現文:虎視眈々と
21. 荒狂曲 "シンセカイ"
22. 17 (until the day I die)
23. 帰宅部:Go Home Anthem