前略。
先日の記事では「10年前によく聴いてた曲」を振り返ってみたけど、今回は同じ2010年リリースでも「今聴いてるアーティストの当時の曲」をまとめてみました。
自分が高校当初、BUMPやRADは安定としてもカラオケでファンモンとか歌ってた時代から、このバンドはこんなに活動していたんだなとか。思えば当時から確かに名前は聞いたことあったなとか。今でも聴いてるかなりの代表曲だけどもうそんなに前からあった曲なのかとか。色々発見があって楽しかったです。
では早速。
アルクアラウンド / サカナクション 2010.1.13リリース
日本を代表するバンドになったサカナクションの名曲 "アルクアラウンド" も10年前です。めっちゃ年始リリースだから何ならほぼ11年前です。"アイデンティティ" もこの年。
楽曲が終了したと思ったら映像がループするっていうMVの先駆けじゃなかろうか。一発撮りでアングルも完璧に合わせてループさせるのすごいわ。
ちなみに自分がサカナクションというバンドを意識して初めて楽曲を聴いたのはこの翌年リリースの "バッハの旋律を夜に聴いたせいです。" です。MV観て衝撃受けた。マジでヤバい人がいると思った。サカナクションのファーストインプレッション強烈すぎた。
素晴らしき日常 / 高橋優 2010.7.21リリース
今では波いるバンドを抑えて一番好きなアーティストである高橋優のメジャーデビュー曲。そういえば今年10周年だったんだなー。
この曲や、さらに前の "こどものうた" などで描写されている世の中の現状は、悲しい哉10年以上経った今の日本でも変わっていないなと思うんだよな。SNS媒体の発展でむしろ酷くなってる。高橋優が歌うことはまだまだなくならなさそうだ。
新しいアルバムは実家の母が買っているので年末帰省できたら聴こうと思ってたんだけど、コロナが思ったより酷いとのことで帰れなくなりました。引き続きサブスクで曲単位で聴くかぁ。
HE IS MINE / クリープハイプ 2010.9.8リリース「踊り場から愛を込めて」
『セックスしよう』の印象が強すぎるが、何気に、邦ロック史に残る名ベースイントロだと思う。
尾崎世界観が芥川賞候補になったことも話題なクリープハイプだが、廃盤になっていない作品の中で一番古い「踊り場から愛を込めて」のリリースからも10年経っている。ほんとこんなに世間一般に知られるバンドになるとは思わなかったよ。
つか『今度会ったらセックスしよう』って10年言い続けてるんかこの人たち。はよしたらええのに。
The Ivy / the HIATUS 2010.6.30リリース「ANOMALY」
高校入学後に存在を知った、既に活動休止中だったELLEGARDENのボーカルが新しいバンドをやっていると知ったのは大学に入ってから。10年前にはもうハイエイタスとしてバリバリやってたんだな。アルバムも2枚目。
この後にMONOEYESも活動を始め、ハイエイタスはかなり曲調を変えたが、この「ANOMALY」までは非常にロック。 "ベテルギウスの灯" がめちゃくちゃ好きなんです。
Sand of Time / Nothing's Curved In Stone 2010.6.9リリース「Sand of Time」
エルレ繋がりでハイエイタスを紹介するのならこちらも。こうしてみるとほんとにハイエイタスもナッシングスもエルレが休止して割とすぐに活動始めてたんだなーと思った。当時のエルレファンの複雑な気持ちは想像に難くない。
ちなみに10年前って事でこのアルバム紹介したけど正直あんまりこの作品そこまで好きじゃないです。笑
キャッチーを科学する / アルカラ 2010.12.8リリース「フィクションを科学する」
大学入学当初、スペースシャワーTVを糸口としてバンドにハマり始めた頃にめちゃくちゃ聴いてたバンドのひとつにアルカラがいる。"ミックスジュース" とか "不完全なキミ" とかの時期ですね。そこで遡って聴いてた過去曲の中でぶっちぎりで気に入ってたのがやっぱりこの "キャッチーを科学する"。マジでどうやって思いついたんだよこんなイントロ。
数年後、ギターを始めた弟から意外と難しいリフを弾いてるわけではないと知らされてまた衝撃を受けた記憶がある。いや、にしてもどうやって思いついたんだよ。
JUST BE COOL / THE BAWDIES 2010.9.15リリース
BAWDIESもスペシャで知ったバンドだし、今思えばマジで絶頂期を観てたんだなと。"ROCK ME BABY" ではMステにも出たし、主題歌になったドラマではカメオ出演もしてたな。
そんなBAWDIES、この曲も当時を支えた代表曲だと思うけど、10年前かー… 未だに聴いた瞬間一気にブチ上がる名イントロだと思う。去年のレディクレで聴いたけどやっぱりテンション上がったよ。
ふぁっきゅー / The Mirraz 2010.9.8リリース「TOP OF THE FUCKIN' WORLD」
歌詞の文字数の多さが特徴的なミイラズの中でもこの曲はぶっちぎり。ドラムから入り、イントロのギターなんかクッソシンプルなのになんでこんなカッコいいんだ。最後の『どうにか信じたい どうにか新時代 もういいや死んじゃいたい 大仁田引退試合』とかマジでふざけすぎだろ。韻踏んだらええってもんちゃう。
大学2年の時、大阪の大学通ってんのに家族旅行で天王寺に泊まったんだけど、その時に阿倍野の古びた中古CDショップで「TOP OF THE FUCKIN' WORLD」を買った覚えがある。なんだかんだ8年ぐらい聴いてんだな。
命ノゼンマイ / 9mm Parabellum Bullet
2010.1.6リリース
9mmは今や中堅を越えて大ベテランの域に達した。この年には文字通り革命的な名盤「Revolutionary」もリリースされている。収録シングル曲はこの "命ノゼンマイ" に加えて "Cold Edge" "Black Market Blues" とまさに絶頂期を支えた曲が並んでいる。
9mmに関しては結構顕著に「自分が知る前の曲は昔の曲、自分が知ってからの曲は最近の曲」ていう意識がある。だから "ハートに火をつけて" とか "Answer and Answer" とかまだ最近って思ってしまうんやけど、この辺ももう7〜8年前ですもんね。時の流れは早い。
For Freedom / [Champagne] 2010.1.20リリース「Where's My Potato?」
[Alexandros]、当時の[Champagne]の流通デビューも2010年。まだドラムがサトヤスになる前ですね。サトヤスが勇退した今、当時のドラムの方が帰ってきてくれたらなんてことも思わなくはない。
ちなみにこの曲はサビの『[What I want] is [What I'll get]』て歌詞がめちゃくちゃ好き。[ ]もついてるし、シャンペの原点の曲って感じがします。
改名すら6年前かー…
荒狂曲 〜シンセカイ〜 / BIGMAMA 2010.10.6リリース「Roclassick」
[Champagne]のUK-PROJECT仲間であるBIGMAMAのデビューはもっと前。10年前にはもうロックラシックをやっていたと思うとすごい。
自分はBIGMAMAのワンマンは2回行った事があるんだが、何だろう、若い子ももちろんいっぱいいたんやけど、自分よりも年上では?て感じのおにーさんおねーさんが結構多かったように感じた。30代半ばかな、ぐらいの。当然ながらみんながみんな昔から好きな古参ではないだろうけど、それこそ10年前からずっと応援してる人もいっぱいいるんだろうなーと感じた次第であります。
で、同じように20代半ば(もう後半か)の自分が今ハマってるバンドのライブに10年後も行くとすれば、当然そのバンドは10年以上のキャリアを持つバンドになってるって事やし、俺も30代半ば(後半)になってる。正直その時までライブに行く趣味が続いてるのか分からんし、まぁ極論生きてるかも分からん。もちろんそのバンドが活動を続けてるかも分からん。そう考えたら、10年以上同じアーティストを推し続けられるって尊い事だなぁ、と、思いました。
BIGMAMA関係ない事でえらい長くなったわ笑
以上です!
これらがみんな2010年のリリース。自分が大学に入ったのが2012年だから、当時は1,2年ほど前の準新曲って感じだったわけです。てか大学入学すらもう8年前なのか俺…
2012〜2013年辺りに本格的にバンド音楽を聴き始め、ちょうどここから2014, 2015年にいわゆる4つ打ちブームが始まるわけですね。KANA-BOONやグドモに始まり、ONAKAMAの3組とかが出てきてフェスが市民権得ていく流れでした。
ほんと自分ってタイミング良くロックバンドに染められてきた学生時代送ってきたんやなーと改めて思った。やっぱりこう言う記事書くのが一番楽しい。
では次は2030年に「入社3年目当時聴いてた曲」つって今年の曲を振り返る記事でお会いしましょう笑
では(=゚ω゚)ノ