cinema staffのワンマンに行ってきました！
デビュー15周年のアニバーサリーツアーの大阪公演。シネマを観るのは3回目で、ワンマンは初。会場限定盤の「I SAY NO」が欲しくてツアーのどこかは行きたかったが、京都と福岡は予定があったしソールドアウトだったし、広島はお盆の帰省中だったし、ってことでもう大阪しかなかった。セミファイナル、来られてよかった。
会場は心斎橋BIGCAT。先日レポを書いたBABY CRAYONのワンマンの後そのまま向かった。入場できたのが開演10分前とかで結構ギリギリだったが、この日は翌日の出張に向けて前乗りする関係で新幹線の終演後急いで移動しないといけなかったので、滑り込みで物販とドリンク交換。CDだけ買うつもりだったけどTシャツも買ってしまった笑
5000円以上の会計で貰えるショッパーもカッコよくて欲しくなっちまったんだよな…あと、めちゃくちゃ不純なんだけどもcinema staffで紫色ってことは雨ソラのたべる子さんと紫担当神咲さんに通ずるものがあるなと買ってから思いましたね…次の現場で着ていこうと思いましたね…
そういえば物販並んでる時に某バンドのボーカルの子が恐らく普通にプライベートで来てるのを見かけました笑
ソールドアウトはしてなくて数日前に滑り込みでチケット取れる感じだったけど、入場するとそれなりに満員。開演前ギリギリだったのもあって前まで進んでいける感じはなかったので後方で大人見。ドリンクのスミノフ飲まないとだったし。ビッキャは交換時にフタ開けられる形式なんだったな…
定刻そこそこに照明が落ちて開演。最初に言っときます！さすがにまだ全然曲分かりませんでした！後からTwitterで調べたらセトリ見つかったので感謝です！
一曲目が "フェノメナルマン" だったのは分かった。「I SAY NO」収録曲は単発リリース時からサブスク聴いていたので。"We are Phenomenal" と題するツアーだしね。ただそれ以外の過去曲はほんま少ししか曲名とセットでは分からなかった() 2曲目の "想像力" ですら「あー聴いたことある…サビは分かる…」レベル。その次の "海底" は分かったよ！！青い照明に照らされたステージ上のミラーボールが回って、海の中のような空間が醸し出されたのがカッコよかった。
飯田さん、最初のMCで挨拶した後「楽しくて頬が緩む、笑顔で演奏しちゃうかも知んない」とご満悦。今回のツアーの中では初日の川崎クラブチッタ以来の大箱だと思うので、ステージからの眺めも気持ちいいのだろう。
続いても「I SAY NO」から "陸の孤島" へと繋げる。この曲は特に気に入っていて、リリース当時に月間のお気に入りソングでも挙げている。大きなステージで鳴らされる様を拝むことができて満足。
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続いては "drama" からの "小説家"。"drama" は聴いたことあったけど曲名が出てこなかった。"小説家" はマジで初めて聴いた。カッコよかった。旧譜はまだ遡れてない作品があるんだよな…
ここで小休止。ここでMCを挟むこと自体は予定通りだったのかも知れないが、どうも三島さんのベースに機材トラブルがあった模様。他の3人が喋って繋ぐ。飯田さんの「今する話じゃないって話からしようかな」は笑った笑 この日の物販で販売されたコラボクラフトビールの宣伝を。自分はビールそこまで飲まないから買わなかったんだけど、売ってあるのは確認した。辻さんはこの日もう飲んでたらしい笑 言われてみればめっちゃ顔赤かったw
そこから久野さんが「大阪でこれは言おうと思ってた。阪神優勝おめでとうございます！」と阪神トーク。飯田さん、「阪神が優勝すると両親が機嫌良かったりするの？おかずが一品増えたりするの？」「ネットニュースで見たよ、飛び込んだ人がすごく美しかったって。賛否両論あると思うけど、個人的にはあれは美しいと思う」とフルスロットルw ほんまこんな感じの人だったんだ…野球の話じゃなくて阪神優勝に付随する世間の話になるのが面白い笑
三島さんの機材トラブルは解決しきらなかったのか、久野さんからセットリスト変更がアナウンスされた。フロアから「おぉー」という声が漏れるとともにちらほらと拍手が起こる。咄嗟の機転にベテランの余裕を感じる。
"flugel" "橙の日" などスローテンポの曲が続くパートへと入ったのだが、予定してたセトリからは実際どれぐらい変わったんだろうな。正直、変更後も流れが綺麗すぎて急遽アレンジされたものとは思えなかったのだが。実力を魅せつけられた。
再度MCを挟んでの後半戦はシンガロングのある "HYPER CHANT" から。シネマの曲でがっつり声出しのあるキャッチーな曲は珍しいので印象に残ってすぐ覚えた記憶。また、この曲は2022年のOOPARTSにてWiennersがスタッフさんの体調不良でキャンセルになってしまった時、玉屋さんが "GOD SAVE THE MUSIC" とマッシュアップして公開したのを覚えている。愛を感じた。
cinema staffへ
— 玉屋2060%(Wienners) (@TAMAYA2060) 2022年4月16日
GOD SAVE THE OOPARTS！ pic.twitter.com/ArJ4BHJrsa
これね！
三島さんが「OK, ﾀﾞﾝｽﾀｲﾑ "優しくしないで" ！」と吠えて "優しくしないで" のイントロに入る流れカッコよかったし、そこからの "great escape" は一気に会場の手が挙がり、流石の知名度だなと。やっぱり改めてかっけぇよこの曲。
続く "Poltergeist"、実は恥ずかしながら完全初見でした…！高速裏打ちリズムにカオスなリフが絡みつくカオスな曲、場内の盛り上がりが凄まじかった。辻さんも客席にダイブしてた。初期曲とは言えこれ知らなかったの悔しい…！！
終わって次のMCいこうって時に辻さんと飯田さんめっちゃ疲れてたの笑った笑 飯田さんが「…ふー…」ってなってた時に客席から「ｱｱｱｯｶﾜｲｲｯｯ」って声が聞こえたのクソワロでした。
"into the green" "I SAY NO" と続け、ラストは "Theme of us" で盛り上げて締め。この曲は直前に予習してたしアッパーで好きだから覚えてた！アニバーサリーツアーのラストを「僕たちのテーマ」を意味するこの曲で飾るのはかっこいいな。
アンコールはまたメンバーのゆるいお喋りから笑 三島さんと久野さんのインデアンカレーの話面白かったな。三島さんのトッピングのこだわりに対抗するかのように被せる久野さん、そして「喧嘩するなよ」と謎の仲裁に入る飯田さんw
三島「今のどこが喧嘩に見えたの？」
久野「どんな世界で生きてきたの？」
三島「漫才も喧嘩だと思ってるタイプだろ」
飯田「えぇっ違うの！？『何でやねん』って暴力じゃなかったの！？」
飯田さんノリ良すぎるだろwww
三島さんからは真面目な話も。大阪初遠征は高校生の時、心斎橋SUNHALLでのライブだったらしい。デビュー前の段階でSUNHALLに直アポ打診して出られるって結構すげぇな。ただ、「久野が入って1,2ヶ月ぐらいだったかな」と振り返る三島さんにまた被せる久野さん。
久野「1,2ヶ月じゃない」
三島「あれ？じゃあ2007年か」
久野「1,2年は経ってる」
飯田「喧嘩するなよ」
飯田さんもうwww
久野「素人もののアダルトビデオを本当の素人だと思ってるタイプだろ」
飯田「それは分かってるよ！！三島からその例えが出てくんのがびっくりだよ笑」
あかん…ほんまにおもろい…こんなにおもろい人達やったんや…
脱線しがちなところを三島さんが仕切り直すくだりが2回ぐらいあったが、その後は真面目に15周年を迎えられたことへの感謝を観客に伝えた。そこから1曲だけ披露されたアンコール曲は "僕たち"。過去アルバム曲だが、「We are」とつくタイトル名のツアーのラストまでとしては相応しいようにも思う。
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これでアンコール含め全てのパフォーマンスが終わって場内の照明も点き、残って更にアンコールを求める客を背に出てきた。時間の余裕も無かったので、飲み干したスミノフの空き瓶もそのまま持ってそそくさとBIGCATを後にした。
のだが。
自分が退場した後ダブルアンコールがあったそうです…！！！流石に照明点いてるしもう無いやろと思ったが…それだけ残っていた人たちの想いが熱かったわけだな。
それに、本当のアンコールってそういうのだよな。かっけぇわマジで。時間さえあれば戻って観る選択肢が存在したのだが、悔しい。ダブルアンコールで演ったという "KARAKURI in the skywalkers"、またいつか生で観たいです。
以上！
過去曲もアルバム曲も満載の長尺ライブを観るのは初めてだったが、本当にカッコよかった。また、OOPARTSの時のMCは真面目なお話だったし、去年のラシュボの時はフェス尺の為簡潔な挨拶程度だったので、がっつりメンバー同士の絡みを観たのが初めてだったな。こんなに面白い人達だったんだと思った。やっぱりワンマンは人となりが分かるな。知らない曲があっても楽しめる。
cinema staff、15周年おめでとうございます。自分がハマったのはここ1年半だから、シネマの長いキャリアの中の10分の1しかリアルタイムで聴けていないわけだけど、これからはずっとついていこうと思います。まずはいっぱいライブ行って、ライブで聴けた曲からちょっとずつ覚えていこう。
では(=ﾟωﾟ)ﾉ
cinema staff debut 15th Anniversary Japan Tour 2023 "We are Phenomenal"
2023.9.18 心斎橋BIGCAT
セットリスト
01. フェノメナルマン
02. 想像力
03. 海底
04. 陸の孤島
05. drama
06. 小説家
07. flugel
08. 妄想回路
09. 橙の日
10. どうやら
11. HYPER CHANT
12. lost/stand/alone
13. 優しくしないで
14. great escape
15. Poltergeist
16. into the green
17. I SAY NO
18. theme of us
en1. 僕たち
W en1. KARAKURI in the skywalkers
