たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

大阪文化芸術フェス presents OSAKA GENKi PARK Day 2!!後編

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前半はこちら

昼ご飯を食べてたら時間に。

 

高橋優

バンドメンバーに続いて登場。黒とカラフルを織り交ぜた衣装がカッコよい。

「こんにちは、高橋優です」とだけ挨拶して、一発目から "ルポルタージュ" のギタースラップで悲鳴のような歓声が起こる。

MVに三浦春馬が出ている曲。シングルには三浦春馬と一緒に歌ったテイクも収録されている。後のMCで言っていたが、高橋優もコロナ禍初の有観客ライブとなる。そんなメモリアルな日の始まりをこの曲で飾ったのは、単に盛り上がる曲だからという理由ではないと思う。よく歌ってくれた。

からの、ドラムカウントから入るのが珍しいと思った "虹"。これまたイントロの途端に歓声が上がる。サビでステージが虹色の照明に包まれたのを観た時、普通に泣いてしまった笑 自分でもびっくりした。"ルポルタージュ" で込み上げてきたものも積み重なったのか。全然最後の曲とかでもないし、感動的なMCを挟んだわけでもない。もうマジで純粋に曲を聴いて泣いた。何回も言ってるが院生時代のしんどかった時期を支えてもらった曲であり、やっぱり好きすぎるな。

ここでMC。コロナ禍初の有観客ライブと言ったが、実に7ヶ月ぶりとのこと。さらに高橋優は全国ツアーが完走できずに終わっている。年明けの神戸公演行ったけど、2ヶ月後にこんな世界になったと思うと運が良かった。しかも予定されていたツアーファイナルが大阪だったということで、大阪で歌いたかった気持ちは溜まりまくってたと優さん。「元気に歌いたいと思います!」と改めて意気込む。

MCを終え、「まぁ次の曲は全然元気じゃない曲なんですけど笑」と振った次の曲は、もうすぐ出る新しいアルバム「PERSONALITY」から "room"。

イントロの不規則な音がインパクト強いが、あれ打ち込みじゃなくてキーボード弾いてるんやな。キーボードのはっちゃんの手の動きがすごかった。頻繁にスクリーンに抜かれてたから、意識した見せ場なのだろう。全部単音やけど指がとんでもない動きしてた。大喜利AV女優深田えいみの話題性もすごいけど、歌詞の世界観もえげつない、ある意味高橋優らしい曲。

続いても「PERSONALITY」から "自由が丘"。MVでは高橋優がピアノを弾いている事(と眼鏡を外している事)でインパクトがあるが、ライブでは普通にはっちゃんがキーボードを。優さんは普通にアコギ。2番の歌詞に出てくる『ディスタンス』をより強調して歌ってたように思った。

ツアー神戸でも最後に聴けた "one stroke" は、今この状況で聴くと歌詞の重みがまた違って届いてくる。『君と僕との距離は今どれくらいだろう』『口を塞いだまま今日を過ごしたのかい?』など、コロナ前に生まれていた曲のはずなのに今に重ね合わせられるフレーズが多い。

からの間髪入れず "明日はきっといい日になる" で終了。この曲もサビで逆に一部歌わせるのが恒例だったが、できないので全編本人歌唱。個人的にはずっと優さんの歌を聴いていたいのでこれで良い。「明日はきっと」と言わず、久々に高橋優の声を聴けた今日この日がいい日になった。

アルバムは実家の親が買うので自分はサブスクで聴くか実家に帰った時に聴くかしよう。楽しみ。

 

セットリスト

01. ルポルタージュ
02. 虹
03. room
04. 自由が丘
05. one stroke
06. 明日はきっといい日になる

 

ここからはアーティスト間の時間が非常に短く慌ただしかったが、ステージ間の移動が端から端までとかではなかったのでまだマシだった。

蒸し返すけどKANA-BOONの後ハンブレに向かう時の移動が一番しんどかった。

 

SHE'S

この日観た中で唯一のGENKi STAGE。太陽の塔の背中を真ん前に望む、中央入り口に一番近い中ステージ。メンバーみんな衣装かっこよかった覚えがある。

SHE'Sを観るのは去年のワイバン以来1年ぶり。その時に新曲として披露された "Masquerade" がこの日は一発目に。

からの "Over You" では、竜馬さんが前半ではアコギに持ち替えて弾き語り、大サビ直前でスタッフにアコギを渡して大サビからキーボードを弾き語るというアクロバティックな形で演奏。

ハンブレッダーズに続いてSHE'Sも吹田で生まれ育ったバンドということで、MCではそれに言及。「万博記念公園は庭」レベルの近くに住んでいたらしく、「太陽の塔の背中を見ながらライブ出来るとか感慨深い」とエモみに浸る。

一方で、出番前にMCのFM802大抜卓人が「大阪吹田のバンドということで、地元ならではのメロディなんかもあったりするんじゃないでしょうか!」とか言ってたのに対して「僕ら4人ともバリバリに洋楽聴いて育ってますのであんまり地元のメロディってのはないです、そこだけ謝罪しときます笑」つってたのは面白かった。

MC明けはSwitchのCMでじわじわバズり代表曲となった "Letter"。サビを聴いたら「CMの曲だ!」となった人も多かったんじゃなかろうか。

しかしそのサビ、しんどそうやった。高いんじゃなくて、裏声の割にむしろキーは低いから、声を張りにくくて声量出てないように聞こえてしまうみたいな感じ。しょうみ地声で全然いける音階だもんな。なかなか難しい曲が代表曲になってしまったもんだ。

この日唯一のMVがない曲 "Blowing in the Wind" ではBa. 臣吾さんがシンセベースを。竜馬さんはハンドマイクでステージ上をゆらゆら歩き回りながら軽快に歌う。SHE'Sもピアノロックをベースにしながらしっかりエレクトロ要素やチル要素を入れてきている。

Blowing in the Wind

Blowing in the Wind

  • SHE'S
  • ロック
  • ¥255

PARK STAGEやRIGHT STAGEに比べると屋根がなくて小さなステージだが、  "Higher" を演った時は青空の下で演奏するMVとマッチしていて、むしろ良かったのかなとか思ったり。

選抜高校野球のテーマソングになっていたこの曲も、コロナがなければ "宿命" のようになってたかも知れんなぁ…

最後は "Dance With Me"。去年のワイバンでは演奏開始前に「男子!」→\イェー!/「女子!」→\イェー!/とコールアンドレスポンスを募っていたが、声出し禁止の今回は流石に無理かな、と思っていたが「イェーイとかやるとこなんやけど声出せへんから挙手で!」と強行。笑 声出せないので「女子!」→(^^)/「男子!」→(^^)/「全員!!」→(^^)/ とみんな無言で手挙げるだけのシュールな光景に。竜馬さんもやるだけやっといて「はっwww 何やこれwww」と爆笑。ご機嫌。

最後まで楽しかった。 "Letter" だけしんどそうやったけど、終始喉の調子は安定していた方だったと思う。危なっかしいところがなかった。調子良かった。なんかあったんかな。なんかいい事あったんかな。

私生活充実してるんかな!!!!!

 

セットリスト

01. Masquerade
02. Over You
03. Letter
04. Blowing in the Wind
05. Higher
06. Dance With Me

 

この後の予定はRIGHT STAGEで続けて緑黄色社会とキュウソ。正直、緑黄色社会は先月のリバサミを上回る感動が得られる気がしなかったので物販行こうかとか迷ったが、その後のキュウソの準備のつもりで結局観に行った。

 

緑黄色社会

RIGHT STAGEへと向かう長い道のり、緑黄色社会目当てに走る人たちの多さ。売れたなぁほんま。会場に着くとちょうど一曲目の "夏を生きる" のイントロが。この曲で始まるのはリバサミの時と同じだ。スクリーンでしか見えなかったが、衣装もあの時と同じだ。野音で間近に観られたバンドが、大きなステージでスクリーンでしか見えなくなってるのエモすぎないですか?

さてはほぼ同じセトリで来るか?と思ったが、2曲目から早速リバサミでは演らなかった "あのころ見た光" を。もうこの時点で「リバサミで観たからいいや」って蹴らなくて良かったと思ったね。この曲も、コロナ前はオーディエンスの「ラララ」が響いていた曲。早くみんなで歌える日が来てほしい。

続いてハイハットのカウントから入った "sabotage" のイントロのピアノが鳴った瞬間に歓声が。

今でこそ "Shout Baby" や "Mela!" が代表曲となったが、関ジャムで紹介された事もあり、世間に知られるきっかけになった出世作はこの曲なんじゃないかと。髭男で言う "Tell Me Baby" みたいな位置になってる気がする。

MCでは客席がマスクだらけなのを見て、一誓くんが「みんな風邪ひいてるの?大丈夫?」と笑いをとる。それを拾うかのように「マスクしてて笑顔は見えないけど、本当の笑顔は目に出ると思ってて。ニコニコで楽しもうね!」と晴子氏。歌声あんなに力強いのに話してたらおかあさんといっしょのおねえさんみたいな喋り方と声。はるこおねえさん。

フェス尺で "Brand New World" を演ったのはびっくりしたな。MVもないのに。しばらくは推していくんだろうか。でも曲の壮大なスケール感が大きなステージに合ってて良いと思う。

最後は誰もが演らないわけないと思ってた "Mela!" でしっかり盛り上げて終了。この曲でスッキリ!も出演した。MVはついに "Shout Baby" を抜いて1200万再生。完全に緑黄色社会を代表するアンセムになったなぁ。

ほんまにリバサミで観たからって蹴らなくて良かった。もちろん色々思うところもあって、正直リバサミの方が良かったよ。でも、大きなステージで演奏する緑黄色社会を観られてよかったです。

あとpeppeが髪結んでたの見れたからよかった。peppe可愛い。peppeほんまに可愛い。

 

セットリスト

01. 夏を生きる
02. あのころ見た光
03. sabotage
04. Shout Baby
05. Brand New World
06. Mela!

 

緑黄色社会が終わった後そのまま待機。この日で一番シートに座ってゆっくりした時間だったな。目の前のカップルがすごいイチャイチャしてたので切り刻もうかと思いました。

 

キュウソネコカミ

待ってる間に一気に日が沈み、始まる頃にはすっかり照明が映える暗さに。

安定のリハから全力。見てなかったけど直前にこんなツイートをしていたみたいで。

昔のレア曲でも演るのか?と期待していたファンも多かったであろうことを考慮し、セイヤさん初っ端から「思わせぶりなこと言うてもーたけど自分ら絶対知らんからな、ただ俺が好きな洋楽演るだけやからな、そんな立ったりせんでええぞ」とバッサリw そしてガチで知らん曲で音出し。セイヤさんがバリバリの英語詞を歌うだけで笑いが起こる。さすが本番前から楽しませてくれる。

ちなみにこの曲らしいです。

そしていざ本番になるとセイヤさん謎の全身赤タイツで登場www 頭に何かマークが付いているように見えたが、スクリーンにも映らずよく見えない。

そんなカオスな状態で始まった一曲目は "KMTR645"。間奏ではいからさんが何かボードを持ってくる。イラストに描かれていたのは、少し前にツイッターを騒がせた大阪万博2025のロゴ「いのちの輝き」www

頭についていたのはこの目玉みたいなマークのうちのひとつ。ボードの穴にセイヤさんが頭を突っ込んでいのちの輝きが完成するというあまりにも無駄に凝った演出。最高すぎた。シンノスケさんが「いのちの輝きーーー!!!」と叫んだ時には流石に大歓声が起こった。マスクしといてよかったね。セイヤさんが普段「歌えーーー!!!」って叫ぶのと全く同じ熱量で「歌うなーーー!!!」て叫んだのも面白すぎた。

これだけでもうお腹いっぱいだが、2曲目は "KENKO不KENKO"。「ギリ平成」のリリースツアーで去年の2月に広島ワンマン行った時、確か「ギリ平成」収録曲の中でこれだけ唯一演らなかったんだ。だからこんなタイミングで聴けてめっちゃよかった。思えば感染対策を万全にしているこのイベントに欠かせない曲ではあったな。

KENKO不KENKO

KENKO不KENKO

いやイントロで終わってもうたがな。笑

"ビビった" では両手を上下に曲げ伸ばしするクソワロダンスでセイヤさんが「ソーシャルディスタンスでむしろやりやすいぞーーー!!!」と叫んでまた爆笑。でもその後大サビ前、『なめんじゃねぇ!』が本当にセイヤさんしか歌わなかったのめちゃくちゃ感動した。今までなら観客全員で一緒に叫ぶのが醍醐味みたいな部分。でもみんなしっかり守った。声は出せないというルールをしっかり守った。

そんな民度の高いファンを見てか、セイヤさんが「お前らが俺の会いたかった推しだーーー!!!」と叫んでからの "推しのいる生活" も大盛り上がり。でも、みんなしっかり声は我慢。本当に素晴らしい。キュウソネコカミのファン、邦ロックのファンってみんなこんなにしっかりしてるんだよって、スタッフの方々や初めてこういうフェスに来た人たちに伝えることができたんじゃなかろうか。もう何ならいつまでもこの形式でいいよと思ってしまわなくもない、素敵な瞬間だった。

その後もMCで

「今日はいのちの輝きで全身赤タイツやったけど前に万博記念公園で演った時は太陽の塔で全身白タイツやったから俺万博記念公園で全員タイツしか着てない」

とか

「いのちの輝きをネタにしたのは多分俺らが最初やから今後別のバンドがやってたら引用リツイートで『これキュウソが先にやってたやつ』てマウント取ってください」

とか

「ソゴウの裏垢36個ある」

とかもうやりたい放題。

新曲の "ポカリ伝説" では最後の『噂』のところで『噂』を言わせるためだけにFM802の飯室大吾を召喚する暴挙。

もう、本当に自由だなこの人たちは。

でも最後はしっかり "ハッピーポンコツ" と "The band" で締める。ハピポンで終わりやと思ってたからThe bandも演ってくれたの嬉しかったな。遅い時間やったし尺長かったんかな??

10周年ツアーがコロナで丸々潰れてしまったキュウソ。その溜まった熱量を存分にぶつけられたかのような最高のライブでした。この日の個人的トリがキュウソでよかった。楽しかった!

 

セットリスト

 

 

以上!!

イベント自体はこれで終わりではなかったが、この日のうちに広島に戻ってこないといけなかったのでここで退散。

ほんまに、ほんっまに楽しかった。マスクしてようがディスタンス保ってようが関係ない。フェスってこんなんだったなぁってなった。

まぁ、正直ちょっと密すぎないかって心配になる時もあった。スタッフがせっかく人が押し寄せないように規制退場を促してんのに勝手に行動する奴もいて、あーあって思う時もあった。まぁどこまで本気で対策するかって感じだわなー。

正直、それなりに距離保って、ちゃんとマスクして、それでも声出すのは我慢して、もちろん体調が優れない時は我慢して、って言うのを貫けるなら、こんな感じでまたやってもいいんじゃないかなって思った。大騒ぎしながらフェス飯食ったりしたらアウトやろうけど。

各地でライブが復活してきてますよね。個人的には、モッシュとかサークルに興味ない人種なので、今のスタイルでむしろちょうどいいかもと思ったりします。メロコアパンク系のアーティストはたまったもんじゃないんやろうけど…

とは言え、少しずつライブやフェスを再開していくステップの一つに、このイベントもなれたんじゃないかなと思います。

OSAKA GENKi PARK、行けてよかった!楽しかった!

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では(=゚ω゚)ノ

大阪文化芸術フェス presents OSAKA GENKi PARK Day 2!!前編

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いつも思うんやけどこういうタイトルの書き方って通しで参戦したみたいだよな笑

Day 1は妄想でしか行ってないです。

 

さて2日目だけ参戦してきましたOSAKA GENKi PARK!コロナ禍初フェス!結局台風は思った以上にUターンレベルで曲がり、1日目の段階で晴れ間が覗いていた。2日目に至っては朝からずっと晴れ!ありがとうございます!

(でもやっぱりあのやきもきする感じが嫌だから台風はほんま発生自体しないでほしい)

 

会場は大阪・吹田市万博記念公園。いつぶりだろうか。大学2年の時に部活の試合で来た(何部かバレるやつ)のは覚えてるけどそれ以来かな?

着いたらえらい人。まぁでも大阪のフェスって事を考えたら全然少ない方かな。とはいえリストバンド交換の列が思った以上に長くてKANA-BOON間に合うかなってなった。

間に合ったけど。コインロッカーが意外とガラガラで、荷物預けて入場してエリアに行くとちょうどオープニングトークでオチケンと、ゲストで麒麟の田村が喋ってた。

吹田市出身って事で呼んでもらったんやと思うんですけど、多分最初は同じ吹田出身のジャルジャル後藤くんやったと思うんですよ!でも彼(キングオブコント)優勝しちゃったでしょ!だから忙しいんやと思うんですよ!代わりやと思ってます僕!」て言ってた笑

そうこうしてるうちに、いつのまにかオープニングが終わり、トップバッターのKANA-BOONへ。

 

KANA-BOON

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特にSEとかなく、すーっと登場。

鮪が「暑いですね!秋フェスのつもりで来たけど夏フェスを取り戻す勢いでやらせてもらいます!」と "なんでもねだり" "シルエット" とフェスらしい有名どころを初っ端から投下。

続いて「特別な日にしましょう!新曲演ります!」とライブ初披露の "Torch of Liberty"。つい先日ラジオでも解禁されたので演ってくれるかと期待していたのでしっかり応えてくれて嬉しかった。炎炎ノ消防隊の主題歌というのを意識してだろうが、赤やオレンジの照明が映えてかっこよかった。

初めて聴いた時から思っていたがかっけぇ。Bメロ入りの「オ⤵︎オ⤴︎オ⤵︎オ⤴︎オ⤵︎」のところ(聴いてもらったら分かる)とか、客と一緒に歌いたかっただろうなぁ。俺も歌いたかったなぁ。

MCでは、有観客ライブは8月のラッシュボール以来まだ2回目であることに触れ、からの "アスター" という大穴選曲。タイトルコールの時に思わず「おぉっ!!」と吠えてしまった。MVもない曲だからきっとこの日のセトリの中では一番知名度低いかと。サビで手挙げてる人も少なかったな。何ならこの曲サビも大人しいしな笑

アスター

アスター

からの "ないものねだり" "まっさら" とコールアンドレスポンスや掛け声パートのある曲を当然ながら自分たちで歌い切り、再びMCへ。

「3人になって約一年、色々あったけど活動はしてるし新曲も出してる」と、めしだの脱退に絡めながら、このコロナ禍の状況も何とかなると力説。

「みんな、今日ここに来たこと、周りの人に言ったら何か言われる事もあると思います。えぇ、フェスとか大丈夫なん?コロナなるんちゃうの?とか言われるかも知れません。でも気にしなくていいです。好きなものに夢中になれるって素敵なことだから。今日来た事を胸を張ってください。胸を張って一日過ごしてください。」

みたいなこと言ってたけど、ライブに来る人だけじゃなくて色んな人に伝わってほしいメッセージやと思うな。

そして最後は "スターマーカー"。ラッシュボールでは猛暑によりパソコンの調子が悪くなり、同期音が流せず演奏できなくなって急遽セトリ変更というハプニングがあったため、この曲もコロナ禍になってからは有観客ライブでの披露は初となる。

新体制一発目のこの曲がめちゃくちゃ盛り上がってたのがめちゃくちゃ嬉しかった。イントロでみんな飛び跳ねて手を振って。ついに1000万再生見えてきてるけど、本当に再生回数だけじゃなくてライブでも新しいアンセムになったんだな、本当に息を吹き返したんだなって色々浮かんできて、こんな楽しい曲やのにちょっと泣きそうになった。やはりこの曲は今年の年間で見ても上位で思い入れのある曲になりそうだ。

やっぱり自分はKANA-BOONが非常に好きなようである。コロナ禍初のフェスが、KANA-BOONから始められて幸せだったと思う。

 

セットリスト

今思えばフェスでフルドライブ外しはカッコよすぎるな。いよいよ次のフェーズに入ろうとしてるな。

 

KANA-BOONの出演したPARK STAGEから、次の目当てであるハンブレッダーズの出演するLEFT STAGEは万博記念公園内においてほぼ端と端。歩くの疲れた…

 

ハンブレッダーズ

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エリア入り口のアーチをくぐってステージの近くまで駆け寄っていったぐらいのタイミングでちょうど "銀河高速" の歌い出しが。

優先エリアもフリーエリアもパンパンでびっくりした。みんなそれなりにディスタンスを保とうという意識はあるのであろう雰囲気はあったが、ハンブレが既にここまで人を集めてしまうほどだったとは。

そして、ムツムロ歌上手い。入場しながら "銀河高速" が聴こえてきた時もその次の "ユースレスマシン" でも思ったけど、上手いし、鼻にかかった声がカッコいい。ビブラートもかかっててすごく伸びやかに届いてきた。

MCでは自分たちが吹田市出身であることに触れ、さらには吹田市でライブをするのが初めてということで今回呼ばれた事に感謝を述べる。売れたとは言え、やはり根は陰キャなんだろうな()と思わせるボソボソした口調で「メジャーデビューしたけど変わったとは思ってなくて」「今でも大阪住んでるし…東京行きたいわけでもないけど」とかうだうだ言っていたが、最終的に「目標があった方が分かりやすいかなって。いつか万博記念公園でイベントやりたいです、ハンブレッダーズ主催で!」と宣言!是非とも叶えてほしいし、きっと普通に豪華なメンツを揃えてきそうだし、行きたい。

MC明けの "ファイナルボーイフレンド" という選曲にも興奮。特に言うことはない。ただただ良い曲である。

ファイナルボーイフレンド

ファイナルボーイフレンド

  • ハンブレッダーズ
  • ロック
  • ¥255

ラストナンバーが "ライブハウスで会おうぜ" なのは予想ついたけど、やっぱり生で聴くと違うな。コロナ禍で生まれた曲だから当然生で聴くのは初めてだったけど、改めて聴くと良い。またこの曲の直前に演ったのが "DAY DREAM BEAT" だったから、こちらの『ヘッドフォンの中は宇宙』を直後に『ヘッドフォンの外にも宇宙があったんだ』と伏線回収した感があってエモい。

ところどころで歌詞中の『ここ』『この場所』を『そこ』『その場所』に変えていたのもよかった。ライブハウス現地から訴えかけるのではなく、今ここではない「その場所」の良さを説くという感じか。野外イベントだからこそできる技だ。

コロナにより風評被害を受けたライブハウスに対する想いをいち早く、かつストレートに楽曲に落とし込んだ実績は今後のハンブレッダーズにとって間違いなく強みになると思う。

 

セットリスト

 

次のマカロニえんぴつは隣のRIGHT STAGE。ほんとハンブレッダーズのMC中にリハーサルの "レモンパイ" が聴こえてくるぐらいにはすぐ隣だったのに、入場口は全然近くなかった。まぁ簡単に行ったり来たりできる距離だったら絶対中間地点に人集まって密になるしな…

 

マカロニえんぴつ

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いやもうえらい人。LEFT STAGEよりはだいぶ広いんやけど、それでももうビニールシートを広げるスペースがない。このステージはモニターがあったので、完全にモニターメインで観る事にしてフリーエリア後方で大人見。ほんまいつの間にどんだけ売れたんや…

SEに合わせて登場し、特に音出しや挨拶なく "溶けない" の歌い出し。からの早速 "ブルーベリー・ナイツ" をぶっ込んでくる。ブルーベリーになぞらえてステージが紫色の照明で染まる演出は大きなフェス会場になっても変わらない。

「こんなたくさんの人の前で演るの、今年は正直無理だと思ってました。SE聴いてみんなで『懐かしい〜!』てなってました笑」「裏でやってるバンドの音漏れとか、(裏のバンドが)終わってみんなが走って入場してくる感じとか、なんか夏フェス取り戻せそうだな!!」とはっとりもご機嫌。

フェスなのでMV曲を集中的に演るのかと思いきや、"girl my friend" や "ハートロッカー" と言った過去アルバム曲も。まぁこの辺ももはや定番になりつつあるが。

一方で、謎に脅威的な伸びを見せてついに1000万再生到達した "恋人ごっこ" や今では珍しくなった4つ打ち曲 "洗濯機と君とラヂオ" などキラーチューンもしっかり押さえる。

ラストナンバー "ヤングアダルト" の前の「音楽が必要でしょう、音楽がないとダメでしょう、だからわざわざ来てんでしょう」は、マカロニえんぴつに限らず全ての出演者が思っていたことだと思う。こんなご時世に、こんだけ制限かけられてまででも自分たちの曲を観たい聴きたいと思うファンがいるというのは感謝してもしきれないことなんだろうなと思う。

最後に「マカロニえんぴつでした」じゃなくて「マカロニえんぴつという、音楽でした」て言ったのもめちゃくちゃよかったな。やはり我々には、音楽が必要です。

 

セットリスト

01. 溶けない
02. ブルーベリー・ナイツ
03. girl my friend
04. 恋人ごっこ
05. 洗濯機と君とラヂオ
06. ハートロッカー
07. ヤングアダルト

 

ここまで3組、怒涛だった。ここでやっと慌ただしくない待ち時間ができた。とはいえ、マカロニえんぴつが終わったところで荷物の整理などしてたら昼ご飯をゆっくり見る時間がなくなりかけた。

物販なども覗いてみたかったが断念。ハンブレッダーズのTシャツとか気になってたけど、後ほどTシャツも含め全部完売したと知る。どうなってんだハンブレ人気。

次の高橋優目当てにPARK STAGEへ戻り、昼ご飯になんか焼きそば買って待ちながら食べました。昼ご飯つっても15時前とかやったけど。美味しかった。大体フェス飯って屋台がブースとして一箇所に集められてるイメージやけど、今回は各ステージの近くにそれぞれあったの良かったな。てかそんだけ各ステージ間が距離あったって事でもあるな笑

 

この後、高橋優から最後までまた休みなく回り続けました。書き終わる気がしないので一旦ここで切っとく!後編いつになるか分からんけどちょろちょろ書いていってまた更新しよ〜。

 

では(=゚ω゚)ノ

OSAKA GENKi PARK 1日目行ってたら観たかったアーティスト

明日から10/10,11の2日間、大阪の万博記念公園で行われるOSAKA GENKi PARK。コロナ禍初のフェス参戦です。

台風14号がどうなるか怪しかったが、当初の予想よりもスピードが上がり、さらに予想よりも曲がってくれたため、本州を掠る程度で済みそう。その状況を受けて、無事予定通りの開催が発表された。

よかったけどほんま心臓に悪い。先月の緑黄色社会とテレンのツーマンもそうだった。なんだかんだ雨は降りつつも無事開催されたが、発生して予想経路が出た時はどんだけ絶望したか。このコロナ禍において、コロナ以外の理由でライブが中止になるのは辛すぎるし、俺が大阪行くってなったら台風発生するの何なんだマジで。何ならそれ以外の時期全然発生しないし。

結果オーライじゃないんだよな〜「中止になるかも」てマインドになるのがもう嫌。あっさり開催できたらできたで「何をあんな喚いてたん」てなるやん。でも性格的に元から大丈夫と信じてポジティブにはなれないんですよね〜万が一の時の落胆を見越して予防線を張ってしまう。ほんと勘弁してほしいっす。

 

愚痴が過ぎました。

 

そんなわけで無事開催されるOSAKA GENKi PARKだが、自分が参戦するのは2日目のみ。1日目のメンツが気に食わなかった訳ではないのだが、何となく2日目ほどのインパクトはないように思ったんだ、当初は。

しかし1日目もタイムテーブルを見るとなかなか目当てをいい感じに回れそうで良き。

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まぁせっかくGWもお盆もスルーした実家に久々に帰るので、土曜は家でゆっくりしますが。

 

そんなわけで、行かないけど行くとしたらこの人を観たかった、こう回りたかったみたいな妄想タイムテーブルを語ってみる。

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Brian the Sun

活動休止を発表しているブライアン。「休止するなら最後に」みたいな観方は好きではないのだが、好きな曲も多くあり一回観てみたかったので、1日目行ってたら自分のオープニングアクトはブライアンになってたと思う。

 

KEYTALK

直前のブライアンと若干被ってる。今回は流石にブライアンを優先して最後まで観たと思うが。ユニバーサルへ移籍後、再生回数だけでいえば急激に勢いが落ちてるが、楽曲は健在。

フェスならまだまだ過去曲も演るだろうし、新旧の代表曲を織り交ぜたセトリで久々に観てみたかったな。

 

sumika

他に清水翔太コブクロ、BEGINなど出ていることを考えると、sumikaも出るこのステージが最大なのかな?

今年春からのツアーが未だに見合わせ状態のsumikaを一足先に観る機会になっていたかもしれないな。あれから新曲も増えてるし。

ツアーの方は、埼玉公演のみ振替公演が発表されている。驚異のさいたまスーパーアリーナ5daysで、チケット保有者を分散させて何とか全員が来られるように計らう神対応。広島公演の詳細も待ってます。

 

岡崎体育

岡崎体育は自分としてはライブがコロナでなくなった最初のアーティストである。3月頭のニガミ17才のツアー広島公演。対バンが岡崎体育だった。2組とも初参戦の予定だった。

なんだなんだアルバムもちゃんとチェックしてるし、とは言え楽曲を予習したぐらいじゃカバーできないパフォーマンスをやらかしてくれる人だから、今回は見送るけどいつか必ず観たい。

 

ビッケブランカ

ビッケブランカもまだ観たことないんだよな。なんか各所で名前聞くなと思ってたらあれよあれよと売れてしまった。アルバム「Devil」もしっかり買って聴いたけど、その後 "ミラージュ" の勢いがすごい。ほんとコロナが落ち着く頃には余裕でホールを埋めてると思う。観られるうちに観ておきたい。

 

ていうか同じステージで岡崎体育とビッケブランカが連続するのおもろすぎるな。出たばっかりのコラボ曲が否が応でも浮かぶな。

 

こんなとこかな。このあとテレンの大さんやflumpoolの隆太さんかずきさんの弾き語りがある。弾き語りステージの優先度は個人的にどうしても下がってしまうが、特にflumpoolは高校時代めちゃくちゃ好きだったから、観たら懐かしくなりそうだな。

んでこの日のトリはウルフルズか。全然詳しくないけどせっかくなら観てみたかったかな。

 

 

…行きてぇな?←

いや、行かんけどな、当日券あるけど買わんからな。久々の実家で荷物の整理とかもしたいし。明日はゆっくりする。

行く人は感染対策をしっかりして楽しんでください。2日目は一緒に楽しみましょう。

 

では(=゚ω゚)ノ

10月のライブ予定 〜コロナ禍初フェス〜

最近サボり気味というか書くことなくて更新頻度落ちがちー。別に無理して書くことないんだけども。やっぱりライブがないとなかなかねぇ。半年ぶりのライブとなったリョクシャカとテレンのツーマンからも早くも1ヶ月が経ちそうです。そろそろ次のライブ行きてぇ。

というわけで

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チケット確保しました!!

10/10,11に大阪の万博記念公園で行われる新しいフェス、OSAKA GENKi PARK。行くのは11日だけやけど。

新しいフェスっていうか、今年だけなのかな?例年この時期は体育の日と合わせて3連休で、難波でミナホが開催される。今年はオリンピックの関係で体育の日が移動したから3連休じゃなくなるわ、コロナでオリンピックもなくなるわ、ミナホもオンラインになるわでボコボコ。そんな中で発表されたフェス、行きたみは十分にあった。

 

タイムテーブルも出ている。

そしてどう回るかも決めている。

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目当てが1組たりとも被らない完璧なタイムテーブル。ちょうど良いぐらいに息をつく暇がない。

久しぶりのフェスがKANA-BOON始まりというのも嬉しすぎる。炎炎の主題歌演るかな?流石にまだないかな?

からのトイズファクトリー仲間となったハンブレッダーズとマカロニえんぴつが続くのもエモい。ちょうどここで次の高橋優まで隙間開くから遅めの昼ご飯としようかな。からの、新しいアルバムが良かったSHE'S、早くもコロナ禍ライブ2回目となる緑黄色社会

そして最後はキュウソ。10周年イヤーをコロナで台無しにされて鬱憤が溜まりに溜まってるだろうからそれはそれはアツいライブになるだろう。めちゃくちゃ楽しみ。

大トリのフジファブリックも観たいが、当日中に広島に戻ってこないとなので聴きながら退場する感じかなぁ。まともに観られたら、生フジファブリックは3年半ぶりだ。

 

そんな感じで楽しんでこようと思います。ついでに半年ぶりに実家にも帰ろうかと。

コロナ禍なのにライブ大阪ばっかりだな。広島や岡山のライブもまた行きたいな。

 

では(=゚ω゚)ノ

正直マジでもうあかんかもと思ってたアーティストたち

バンドに限らず、アーティストというのは活動を続けてくれるだけでありがたいところがある。何年も同じメンバーで同じ志を持って続けていくって相当難しいことだと思う。大きくなればなるほど大人の事情も絡んでくる。そんな中で足を止めないでいてくれるのは本当に尊い

しかしそれでもどうしようもない時もある。人間である以上、病気や事故があり得るからだ。本人の意志ではどうしても避けられない出来事は起こり得る。そして悲しい哉、個人のアクシデントがグループの活動にも影響を与えてしまうから、本人も他のメンバーもめちゃくちゃ辛いと思う。

逆に言うと、それを乗り越えて復活してくれた時の喜びは凄まじい。まさに存在してくれてありがとうの気持ち。今回はそんな苦境を乗り越えて無事に帰ってきてくれたアーティスト達を振り返っていきたいと思う。今そこにいるだけで尊い人たちです。

 

 

星野源

死んだと思いました。

蜘蛛膜下出血ですよ。普通死ぬでしょ。今ピンピンしすぎててそろそろ知らない人が増えてきそう。

倒れたその時もだけど、復活のお知らせの時に再度アクセスが集中してサーバーが落ちたそうで、弟が「死んだあああああああと思た」て言ってたのを何故か鮮明に覚えてる。死んでなかった。本当に奇跡。

彼の場合は復活後の躍進がすごいところがすごすぎてすごい。歌手としては紅白の常連になり、役者としても主演クラスを連発。あのまま目を覚ましてなかったら今の芸能界はどうなっていたのだろうか。本当に、存在が奇跡な人物の代表格だと思う。すげぇよ志磨ちゃん。

 

 

片岡健太 (sumika)

"ふっかつのじゅもん" "ソーダ" などで気になり始め、「Vital Apartment.」が名盤すぎて一気にどハマりしたsumika。しかしその後片岡さんの体調不良により活動を休止。結果としては一時的な発声障害だったんだけど、当時詳細が全く公表されなかったから、メンタル的な問題だと思っていた。病んでしまったのかなと。これからのバンドだったのにもったいないなぁと思っていた。

だから、帰ってきたときは本当に嬉しかった。そして、復活と共に発表した "Lovers" がこんなに当たってここまでの人気になった事も感慨深い。まさに、ファン達がみんな "ふっかつのじゅもん" を唱え続けた結果なんだろうなんて。

 

 

長谷川プリティ敬助 (go!go!vanillas)

死んだと思いました。

交通事故での負傷。確か相手、普通の乗用車じゃなくて大型トラックとかだったでしょ。だいぶ長いこと意識なかったでしょ。絶望しかなかった。

プリティのお知らせ後に公開された "No. 999" のMVでは当然のことながら事故前の撮影なので普通に出演して演奏している。その分余計に、こういうアクシデントは突然起こるものなのだなと痛感させられた。

本当に元気になって良かった。文字通り『デスからアゲイン』した。プリティの生命力もやけどやっぱ現代の医療技術ってすごいんやな。復帰するまでのサポートを色んなバンドのベーシストが交代で担当してたのも愛を感じたよな。

本当にバニラズにはリスナーからいつまでも多くの愛を受けてほしい。自分が行ける行けない関係なく、コロナに負けずに何とか実現されてほしいライブの一つにバニラズの武道館がある。

 

 

テンメイ (ココロオークション)

生死を彷徨うほど重大ではなかった、というか詳細が結局発表されなかったけど、体調不良ということでしばらく活動を休止していた。片岡さんの時もそうだったけど、詳細が分からないって一番不安。体調不良というのならとにかくこちらは、お大事に、ゆっくり休んでください、としか言えない。

今でも体調的な問題だったのか精神的な疾患だったのか分からないけど、とにかく今は帰ってきてくれている。ココロオークションのライブは去年の夏に観て以来だ。そしてその時はテンメイさんはいなかった。すなわち復活後4人揃ってのステージはまだ観ていない。今はコロナという別の問題があるけど、またライブ行きたいな。

 

 

小林れい (夢みるアドレセンス)

夢アドにハマり始めたぐらいの時期だったな。なんか1人減ってない?みたいに思った。

喉の不調により、無期限のグループ活動休止。バンドなんかで無期限活動休止っていうとそれもう実質解散やん、みたいな印象を受けるけど、れいちゃんの場合は本当に期限がわからないだけの休養。治療にどれぐらいかかるか分からないけど治ったら帰ってくると約束した上で、とは言えどれぐらいかかるか分からないから、というニュアンスでの無期限。

帰ってくるのは分かってるから、帰ってくる場所をみんなで守っておこう、そんな空気があった。だからこそ他のメンバーがYouTuberとやらかして卒業した時は本当に何してんだよと思ったし(俺がYouTuberをよく思わなくなった原因の一つである)けど、復活が決まった時は本当に感動したな。黒髪ロングだったのが一気にショートヘアに転換したのもインパクト大きかった。

ほんとに。

ほんとにこの時はれいちゃんが帰ってきて、その後新メンバーも加入して、また夢アドの勢い戻ってくると、

思ったのになぁ!!!

なぁ!!!!!

夢アドは終わってるけどれいちゃん個人としては舞台などで活動を続けている。喉を悪くして休養していた人間が、今では舞台を演っているというのは普通に人間の可能性を感じるね。

 

 

あと詳しくないから大きく取り上げて紹介はしないけど、Sexy Zoneの松島くんとかパニック障害乗り越えて帰ってきたね。よかった。"RUN" 気に入ってます。キンプリの岩橋くんも早く帰ってこれるといいね。"Key of Heart" 気に入ってます。

 

 

こんなとこです!

今回挙げたアーティスト達は皆、ステージを変えている人もいるとは言え、何事もなかったかのように活動している。別にそういう過去があったことを意識して観る必要は無い。ただ、知っているからには、自分は一層そのアーティスト達が今活動を続けてくれている現実に感謝しているのである。みんな尊いよ。

そんな話です。

 

では(=゚ω゚)ノ

CDシングルって今後存在し続けるのかな?

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[Alexandros]が久々にシングルをリリースする。

久々にソリッドな感じのが来た。THE MUSIC DAYでの演奏も良かった。映画の主題歌ということで話題にもなりそう。てかアヤノサンドロス再びだ。綾野剛主演に加えて岡田健史くんが出てるのもMIU404を観ていた身としては嬉しみが深い。

ドロスがこのタイミングで新曲をCDシングルで投下してきたのは意外だった。ここ最近配信シングルが続いていたし、それで大概表題曲が溜まっていたからもうボチボチアルバムが来るのではないかと。何ならそこにコロナがぶつかってきて(結果として「Bedroom Joule」が生まれたけども)通常の新譜は当分お預けかと思っていたので、このタイミングでシングルリリースは驚きと喜びが半々。

それでふと思ったんだけど、シングル曲をCDとしてリリースするか配信限定にするかってどう決めてんだろうな。どのアーティストにおいても。

今のこの状況だったら勿論コロナで製造工程を動かせなかったというのもあるんだろうけど、サブスクがほぼ主流になった現代において、CDシングルのリリースに対して作り手側がどれぐらいのモチベーションを持っているのか興味あるところがある。「もう基本デジタルでやっていきたい」「極力CDを続けていきたい」「デカいタイアップがついててハネそうな曲はCDにしたい」など意見はそれぞれだと思う。ここまで来るとアーティストだけじゃなく、というかむしろアーティストよりレコード会社側の意向が強く反映されてきそうな気もするな。

ドロスで考えてみると、2018年まではシングルリリース連発してたじゃないですか。"Mosquito Bite" まで。それが2019年になって "Pray" から急に配信オンリーに。サトヤスの件があったのも関係あるかも知れんけど…まぁそんな中で基本は配信で先行シングル小出しにしつつ、CDリリースはアルバムだけにするのかな〜と思ったら突然の今回の "Beast" です。やっぱり映画主題歌やから力入れてプロモーションすんのかな〜と思ったけど、そういえば "Pray" もゴジラの主題歌やったし。配信で済ませるのかCDとしてリリースするのかの分かれ目って、勿論アーティストによって多種多様だろうけど、何なんやろな〜と思うわけです。

 

でも確実に配信シングルが主流になっていくとは思うんですよね〜。CDは無くなってほしくないけど、アルバムは残ってもシングルはさすがに廃れていくんじゃないかな〜と。BUMPやRADみたいなベテラン勢もほっとんどCDシングル出さなくなったし。でもリリースはしまくってて、曲溜まったら普通にアルバム出すし。BUMPは隠しトラック曲作る暇がないんやろうけど笑

CDシングルがなくなって表題曲だけを単発で配信するようになったら、カップリングっていう概念もなくなるかも知れんな。今ですら、カップリングは弾き語り曲とかライブ音源だけとか多いしね。アルバム前の先行リリース的な位置づけだったりするもんな、既に。カップリングがなくなったら当然カップリング集っていうアルバムも絶滅するな。

つか高ぇし。CDシングル1枚1000円強するけどさ、今時1000遠距離払ったらサブスクで1ヶ月大概の曲聴けるもん。結局CD自体がもはやグッズの一環みたいになってる。初回盤のDVDとかライブのシリアルとかで付加価値つけてるとこあるよな。アイドルの握手券馬鹿にできない。

純粋に音楽を売るのであれば、アルバムはさておき、シングルはCDよりも配信がメインになるアーティストは増えていくと思います。別にそれがどうこういうわけじゃないです。時代やね〜。

 

[Alexandros]が配信シングルを連発した果てに久々にCDシングルをリリースするのを聞いて、そんなことをふと思ったという話。

では(=゚ω゚)ノ

半年ぶりのライブレポをLAMP IN TERRENと緑黄色社会のツーマンで書ける幸せ

コロナ禍での初のライブ!

半年ぶりのライブ!

MORNING RIVER SUMMIT 2020

緑黄色社会 × LAMP IN TERREN

行ってきました!!!

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台風10号の影響で開催されるか怪しいのではないかと当初思っており、先日の記事ではクッソやさぐれてしまっていたが、台風がほとんど曲がってこず、無事に開催。九州には直撃しているので手放しに喜ぶことはできないが。

とは言え多少の影響は出ており、雨天は逃れられなかった。今回の会場・大阪城野外音楽堂の最寄駅である森ノ宮駅に着いて飲み物買って歩き始めた途端に降ってきて泣きそうになった。駅に着いた瞬間ならまだしも俺が一旦売店寄ってから外に出た瞬間よ。帰った方がいいのかと思った。

歩くにつれ雨は激しくなり、入場口に着いた時にはマジの土砂降り。風も吹いてきた。舐めてたなと思いつつ物販でレインコートを買い、感染対策の諸々の手続きを終えて入場。なお、この時ほどの土砂降りはこれ以降なかった。この時だけだった。よかった。俺が駅から歩いてる間だけだった。よか…うん…よかった。

手続きが多いため入場に手間とった点もあったのか、スタートは10分強遅れていた。最初に主催者から挨拶があり、一番手の緑黄色社会からスタート。

 

 

緑黄色社会

紫陽花のような水色や薄紫基調の衣装で登場。各々がスタンバイし、晴子氏の「久しぶり。よろしくお願いします」の挨拶で新曲 "夏を生きる" からスタート。

半年ぶりに聴く生の声。生の音。緑黄色社会に限らない。半年ぶりのライブ。それだけで感極まりそうなのに、相変わらずの口から音源ですよ晴子氏。音源を聴いている感じは爽やかで聡明な唄だなという印象だったが、生で聴くと力強さを感じる。実際ドラムが意外とパワフルなんだなと思った。

この曲の時は客席はみんな座っており、端っこの方でちらほら立っている人がいた程度。感染対策のことを考えると、どこまで盛り上がっていいのか分かっていないのが正直なところ、と言った感じだった。

しかし、"夏を生きる" が終わり、晴子氏が「行くよリバサミーーー!!」と叫ぶと同時に "sabotage" のイントロのピアノが鳴ると、『立つぐらいならいいの?』『手あげるのはオッケー?』と周りの様子を見ながらという感じではありつつも観客全員が一斉に立ち上がった。

ここで一気に「ライブ感」が湧いてきた気がして鳥肌が止まらなかった。名前を挙げるたびに言ってるが "sabotage" は個人的に2019年最も気に入った曲。その曲で半年ぶりの「ライブ感」を得られたのは本当に嬉しい。ラババンを嵌めた腕を挙げられるのが幸せだった。

続いて盤のリリースが延期になっていたアルバム「SINGALONG」から "スカーレット" をこれまた楽しく演ったところで、ここで晴子氏が改めて挨拶。緑黄色社会としても有観客のライブは久しく、「1月からお客さんの前でライブできてなくて…」と言ったところで感極まる晴子氏。「ごめんね、」と言って空を仰ぐ姿に温かい拍手が起こる。今までなら「頑張れ!」などの声援も届けられたやろうけど、このご時世ではそれもできないのがもどかしい。

あと晴子氏喋ってる時のギターの柄を抱きしめるような持ち方可愛い…笑

「この時間を噛み締めたいと思います」と続けてタイトルコールされたのは "幸せ"。この曲はイントロのシンセを晴子氏が弾く構成だったが、今回はpeppeが担当。逆に言うと晴子氏の傍らにシンセがなかったので、この曲は予想がつかなかった。

peppeと言うと、この曲結構peppeの低音ハモリが効いてたんだなって初めて気づいた。ライブハウスでの音響では分からない発見もある。

続いて電子ドラムの音も響くダークな世界観のアルバム曲 "inori" を演ったあと、ここでがっつりMCタイム。

LAMP IN TERRENとのツーマンは、テレンのツアーの対バンで呼ばれて以来2,3年ぶりとのこと。長野だったらしい。久々にライブが出来ることやテレンと共演できたことに対して「雨よりも嬉しさが勝ってる」と噛みしめつつも「風邪だけひかないでね」と観客を気遣うメンバー。これに対して観客はやはり拍手しか返せないが、

長屋「そっか、声出せないんだよね」
小林「一瞬配信なのかと思った笑」
穴見「マスクの下で笑ってくれてると信じて。。。」
長屋「めっちゃ変顔してるかもよ笑」

と微笑ましいやりとりにほっこり。

MC明け、タイトルコールでさすがに歓声が漏れるのが分かった "Mela!"、さらに "Shout Baby" と、1000万再生を突破した曲を連続で投下。間違いなくツートップのアンセムになったこの2曲も、観客を入れたライブで披露するのは初とのことで、いかにこのコロナ禍がライブの出来ない世界をもたらしたか、しかしその中でいかにリョクシャカが上手くwithコロナして急成長したかを思い知る。

"Mela!" はホーン隊はもちろんいなかったが楽曲の華やかさは変わらず、この日初めてハンドマイクに持ち替えた晴子氏に合わせて観客もいっぱいいっぱいに手を左右に振る。"Shout Baby" はイントロのキーボードが印象強いけど、同じメロディラインをリードギターでもなぞっていた事をこの日初めて知った。というか、全体的にリードギターの音大きくなかったかな?自分が上手側だったからよく聴こえただけかな。

続いて一誓くんが「みんなに一番会いたがってる曲を連れてきました!」と叫んで始まったのは "Brand New World"。生で聴くとフロアタムとバスドラのドコドコ感が強く残る壮大な曲で、バンドのスケールが大きくなってるのを実感する。

Brand New World

Brand New World

からの、ここまでは「SINGALONG」収録の新しい曲を演ってきたが、満を辞して "始まりの歌"。天気も小雨になり、わずかに日も差してきて「晴れてきたんじゃない??」と笑う晴子氏に続いて一誓くんも「大阪ーーー!!」とシャウト。サビの「ララルラ」のところも、これまでのライブなら観客に歌わせ、一誓くんと真吾くんのハモリだけが響くのが恒例だったが、観客に歌ってもらうことができない今回は晴子氏がしっかり主旋律を歌った。2Bの『飛び込んだ世界に雨が降り続いても ただ信じ続けていればいい』のところで、日が照って明るくなりながらも雨が降り続く空を晴子氏が仰いだんだが、歌詞と天候がマッチしすぎてて鳥肌がすごいことになった。

"始まりの歌" が終わった後の拍手はもうすごかった。本当に鳴り止む気配のない拍手を受けて、晴子氏号泣。顔を覆って「やめてよ〜…あと一曲残ってるのに…歌えないよ…」ともう普通に感動して泣く晴子氏。もらい泣きしそうになるオーディエンス。「代わりに歌おうか?」と突っ込んで笑いを掻っ攫う一誓くんw

しかし最後の曲ということでしっかり切り替える晴子氏。最後はやはり "またね" かなと思ったが、タイトルコールされたのは "想い人"。

この曲もまたラストナンバーとして定着しつつある。"sabotage" 以降の伸びが驚異的すぎて置いていかれがちだが、その直前にMVを公開したこの "想い人" も、先の "幸せ" も着実に再生回数を伸ばして100万突破した。もう、勢いは止まらない。

直前まで泣いてたとは思えない安定感のある歌だった。サビの裏声まで完璧。泣いててもここまで歌える時点で口から音源どころか音源を超越している。

最後の「また会おうね、約束だよ。緑黄色社会でした」が美しすぎたな。1月だったという最後のライブで言った「また会おうね」から長かっただろう。きっと全く違う意味を孕んだ「また会おうね」だったと思います。こちらこそまた何度でもライブに行かせてください。

コロナが終わったら、大阪城野音なんてワンマンで軽く埋めてしまうほどになるんじゃないだろうか。もうなってるんじゃないだろうか。これからどこまでも大きくなってほしい。本当にこの日観に来られてよかった。

 

セットリスト

01. 夏を生きる
02. sabotage
03. スカーレット
04. 幸せ
05. inori
06. Mela!
07. Shout Baby
08. Brand New World
09. 始まりの歌
10. 想い人

 

 

LAMP IN TERREN

緑黄色社会の入りが10分以上押していたためリハを巻いたのか、5分程度の遅延で開始。メンバーがそれぞれ楽器をスタンバイし、シンバルのカウントから始まった1曲目は "Enchanté"。

まぁ鳥肌ですわな。2020年上半期に滑り込みでめちゃくちゃ気に入った曲。今でもずっと聴いてる。MVは大さんのソロ映像だから、バンドが演奏する姿を観るのは初めて。18時を過ぎ、薄暗くなってきたあの雰囲気の中照明に照らされるLAMP IN TERRENが奏でるこの曲はカッコよすぎた。

あとCメロ終わりで大さんがギターのカポをパッと外してその場に落としてそのまま転調した大サビに入るのがかっこよすぎて鳥肌止まらんかった。『またお互いに手を伸ばすみたいに』のところ音源でも鳥肌立たずに聴けたことなかったのに生で聴いたらそらヤバいやろ。

"Enchanté" が終わるとそのまま余韻を残さず同期音が流れ、大さんがギターを置いて "Water Lily" へ。この曲はほんとに大さんがステージ上を自在に動き回るイメージ。

「久々のライブなんで我々も精一杯楽しもうと思う、君たちを置いていく勢いで楽しませてもらいます!制限のある中でどこまで良いと言って良いのか分かんないけど、昂ぶった結果なら何でも良いんじゃないかと思ってます!!」と高らかに宣言する大さん。ライブができる喜びを噛み締めて精一杯オーディエンスに届けようとする緑黄色社会とは対照的に、オーディエンスを巻き込みつつも自分たちがとにかく楽しもうとするスタンスが見て取れた。

その後大さんがドラムセットのすぐそばまで歩いて行ったところで初めて、キーボードが置いてあったことに気づいた。大さんがキーボード前の椅子に座り、Dr. ダイキさんとアイコンタクトでカウントをとって始めたのは、大さんがキーボードを弾き語る "花と詩人"。下手側を向いて歌っていたから、上手側で観ていた自分からはほぼ大さんの後ろ姿しか見えなかったが、それがまたカッコよかった。

ここまでの3曲はどちらかというとテレンの中でも美しさや優しさを推している曲。しかしこの後の "New Clothes" を皮切りに雰囲気が変わった。途中で「一応喋るか」とMCを挟もうとするも、先述の緑黄色社会との過去の対バンについて再度触れたぐらいで、「アルバム制作中につき話すことないです、話したいことはあるんだけど話せないです。どんどん曲演ります!」とバッサリ。

19時になる頃だったのかな。9月なのでもうこの時間帯になるとかなり暗い。まだ空が明るかった前半の3曲から空気を変え、夜の部とでも言うようにテレンのダークサイドが顔を出す。

イントロのギターからして「ヤバさ」がある "凡人ダグ"。"New Clothes" の熱量をそのまま引きずり、更に引き出し、まさに狂ったような演奏。大サビ転調した後のがなり声ヤバすぎる。この曲は完全にライブで聴いて圧倒されないといけない曲。生で聴いたらもう音源聴けない。

続く "innocence" は照明がクッソカッコよかったな。暗いステージを照らす赤青紫の光。この曲は野外フェスの明るいステージじゃなくて夜の暗闇の中で演る方が雰囲気が出る。

続く "ホワイトライクミー" はなんか、前半の美しさパートとここまでのカッコよさパートを上手くまとめたような世界観が出来上がってた気がする。サビというサビまでが非常に長く、その分一気に爆発させるような構成はメジャーデビュー作の "緑閃光" が浮かばなくもない。

ダークサイドパートが終わり、大さんがスタンドマイクをステージ前ギリギリまで動かし、観客席に近づけてきた。「みんなのところへはいけないんで…まぁ来られても迷惑かも知らんけど。少しでも近くで。」と。

緑黄色社会晴子氏はMCで久々にライブが出来る喜びを一心に伝えていたが、このコロナ禍の世の中そのものには触れなかった。一方で、大さんはコロナによって変わった新しい日常についても臆せず言及。「今この世界を楽しむしかない、嫌だけどこれはこれで楽しむしかない、これが新しいいつものこととして、嫌だけど、こんな日常も今だけならいいんじゃないかなと思う」と、満足にライブができない状況を憎みつつも受け入れる姿を提示し、"いつものこと" へ。

コロナ禍の現状について語った後に歌った歌で『そんな僕の日常 ね、綺麗でしょう』で締めるのは粋すぎる。これが数分前までダークサイド晒して暴れてたバンドですよ。ほんま多才。

スタンドマイクを元の位置に戻し、ギターを下ろし、鳴り始めた同期音で会場が沸くのが分かった。歓声こそないのに、みんなのテンションが上がるのが分かった。ラストナンバーは "地球儀"。今までなら大さんが客席に降りてきて観客とわちゃわちゃになる曲だ。もちろん今回はそれはできない。だから、ただただ自分一人で最後まで楽しみきるように、ステージ上を動き回る大さん。雨の降る中、飛んだり跳ねたり。

その結果、1サビですっ転ぶwww

怪我なくて良かったけどさすがにほっこりしたよ。そんだけ夢中になって歌ってたってことだ。俺も大サビめちゃくちゃ飛び跳ねてしまったよ。半年ぶり補正なしで、最高のライブでした。


アンコールではテレンのメンバーが再度登場し、大さんが「せっかくだから晴子と歌おうかな!」と宣言。ここまでずっと押さえつけられてきた歓声がついに上がった。その後のテレンメンバーの

松本「晴子ってアレだな、晴子ちゃんって言うか」
大屋「そうだぞ、馴れ馴れしいぞ」
中原「多分モヤモヤしてる男のお客さんいっぱいいるぞ」

のやりとり面白かった笑 んー、晴子氏じゃなくてpeppeだったらモヤモヤしたかも知れないです← てかpeppeって名前何て言うんやろ。公開してんのかな。

結局「それでは登場していただきましょう、緑黄色社会の晴子さんです!」とさん付けで呼ばれて登場した晴子氏は、リョクシャカのステージの時とは対照的な臙脂色のクールな衣装。何着ても映えすぎだろ。ダイキさんがそわそわしてたの面白かったw 中原さん曰く「めっちゃ美人な保健室の先生来た時みたい」笑

そんなわちゃわちゃしたくだりを終え、初のコラボ曲は "BABY STEP"。

もう鳥肌が全然自粛しない。晴子氏が歌うと厳かすぎてヤバい。Bメロは流石に低くて歌いにくそうだったし、2番のAメロは大さんに被せて1オクターブ上で歌ってたけど、なんせ男女混声でテレンの歌を聴くのなんかもちろん初めてだから貴重な機会だった。大サビが終わって一番最後に「ウォオオオオ」て吠えるところ、晴子氏まさかの音変えてハモってたからな。歌唱力に脱帽です。

アンコールはこの一曲だけ。でも、この一曲だけで良かったと思う。このコラボを超える演奏がこの日出てくる気がしない。

キラキラした曲も、バラードも、骨太な曲も、全てやり遂げるテレンが本当に素晴らしい。テレンの魅力を全て詰め込んだステージだった。正直、緑黄色社会目当ての人の方が多かっただろう。でも、その人たちを取り込むことが出来ていたであろう最高のライブでした。本当にこの日観に来られてよかった。

 

セットリスト

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かくして半年ぶりのライブが終わった。もう、本当に最高だった。先述のやさぐれ記事にも書いてる通り、本当にホットで推してる2組。久しぶりと言ってもコロナが終わったわけじゃないけど、それはそれで「コロナ禍初のライブ」がこの2組で本当に嬉しかった。そしてコロナが終わってもずっと好きでいられるバンドだなと思う。この2組について書けることが幸せでした。

そういえば、帰り、同じ会場に来ていたフォロワーさん、というか有名なブロガーさんにご挨拶できました。ご飯もご一緒させていただいて。ありがとうございました。その点でもほんといい日でした。

次のライブがいつの誰のかは分からないけど、またライブにいっぱい行ける日々が帰ってきてほしい!個人的にその大きな一歩目になった!本当に楽しかった!ありがとうございました!!!

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では(=゚ω゚)ノ

 

 

 

 

 

この後新幹線で帰ってきて広島駅のトイレに家の鍵入ってるショルダーバッグ置き忘れて在来線乗り換えてしまって気づいた時にはもう終電なかったから先輩の家に泊めてもらって一晩凌いだものの翌日バッグは届けられてる事は確認できたのに台風で電車止まってて取りに行けないから不動産屋に電話して風が吹き荒れる中を外で4時間待ってから開けてもらってようやく家に帰れたのもいい思い出です。はよ広島駅に取りに行かな。