たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

Subway Tokyo Daydream 2 days

だいぶ日が経ってしまったのだが、Subway Daydreamを目当てに東京で2公演を巡ってきました!

言わずもがな応援しているSubway Daydream、東京で2日連続ライブがあるという事でどちらも参戦。Sundae May ClubとTEAM SHACHIのツーマン透色ドロップの決起集会に続いて参戦してきました。 結果として3日間の東京遠征。充実しました。

1本目は下北沢近道にてアロワナレコードとの共催企画で、DJパフォーマンスも交えたジャンルレスな企画。ゲストのPURIKURA MINDというバンドも事前に聴いてみたらめちゃくちゃカッコよかったので楽しみにしていた。

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透色の特典会を終えた後渋谷で買い物をしてから下北沢に移動。トップバッターのてらさんというソロシンガーの方のパフォーマンスは観られなかったのだが、二番手のPURIKURA MINDから観た。

めちゃくちゃカッコよかったです。予習していく中で知ったんだがC Caseのボーカルの人が始めたバンドだったんだな。そういえばC Case休止してたんだったなーと思った。

初期衝動を感じる激しい演奏、ダウナーな歌声、耳に残るギターリフに曲によっては好みの4つ打ちサウンド、気に入りました。物販でCD買った。なんかリミックス音源もあったので一緒に。

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広島はおろか関西とかでもまだ観られる機会は少なそうだよな。今回出会えてよかった。

 

本命のSubway Daydreamは続いての三番手。オープニングの "Freeway" はイントロがアレンジされていて、初めの音出しからそのまま始まるような感じに。音源通りのイントロもリフが鳴るだけで歓声が上がるレベルに仕上がっている人気曲だが、このアレンジもアガる。

サブウェイのライブは3月までの4ヶ月連続リリースに伴う大阪での自主企画以来だが、その時にはラストスパートをかける曲の一つだった "kiosk" を序盤から投下し、沸かせる。

続く "Timeless Melody" ではVo. たまみがアコギを構える曲であるが、ギターが珍しくエレキだった。木目調のデザインの綺麗なギター。新調したのかな?さらに "The Wagon" がここで聴けたのも嬉しかった。

MCは藤島兄弟がメインで進める。今回の企画は、アロワナレコードがてらを、Subway DaydreamがPURIKURA MINDを選んで呼んだとのこと。全組ほぼ初対面で最初の入りの時すごい空気だったらしい笑 互いに全く違うジャンルのアーティスト同士であり、「サブスクの関連アーティストやYouTubeの関連動画で出てくる事多分ない」「この機会がなかったらもう出会わない、共演する事もうないかも知れない」と言っていたのが印象に残っている。そんなアーティスト達で集まり、さらにはDJも呼んで「音楽」という広い括りで企画を打つ粋さにサブウェイらしさを感じる。

MC空け、"Neptune" からの "Canna" という流れは長尺ならでは。3月の自主企画の時はこの間に "Teddy bear" を挟んでいたんだったな。相変わらずどれもライブ化けっぷりに息を呑む。残響から繋がって始まる "Canna" のイントロには何回観ても「きた!」と思わされるな。先日の自主企画の時のライブ映像がアップされているので是非ライブでの "Canna" を観てくれ。

最後のMCでは翌日の新宿でのライブと7月のJam Fuzz Kidとツーマンの告知を。ジャムファズの名前を出すと「おぉ〜」と声が上がるのが流石の客層って感じがします。

そんなラストのMCから "マッドハニー" "ケサランパサラン" と繋げ、最後はお決まりの "Radio Star" で盛り上げて終了。恐らく4組のアーティストのファンということで色んなお客さんがいたと思うが、皆が揃って手を挙げ、『Radio Star』を合唱している様子にとても音楽愛が溢れていた。

ライブ後、物販でTシャツの新色を。最近紫好きなんすよね。もう片方の新色の緑も捨て難かったが。翌日に早速着て行きました。

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1日目あざした!

 

セットリスト

01. Freeway
02. kiosk
03. Timeless Melody
04. The Wagon
05. Neptune
06. Canna
07. マッドハニー
08. ケサランパサラン
09. Radio Star

この日のトリのアロワナレコードも初めましてだったが、実はフォロワーに教えてもらって少しだけ曲は聴いたことがあったバンド。

なんとゆったりした優しい音楽。優しい音。優しい声。マジで全曲こんな感じ。時代に逆行もいいところな演りたい音楽を貫いてるスタイルがめちゃくちゃカッコよかった。これでしっかり盛り上げてたんだもんな。ボーカルの方の大柄な見た目と優しい声とのギャップも良い。素敵な出会いだった。

そういえばこの日、一番印象に残っているのが、小学校低学年ぐらいの女の子3人ぐらいを連れた家族連れのお客さんがいたこと。こんなライブに来るのだから恐らく親御さんが筋金入りの音楽好きなのだと思うが、お子さんたちが曲に合わせてめちゃくちゃ手を挙げて飛び跳ねて楽しんでいたんだよな。めちゃくちゃよかった。PURIKURA MINDの時もサブウェイの時もそうだったし、てらさんの時からそうだったらしい。アロワナレコードの時には時間の都合なのか帰ってしまっていて、アロワナのボーカルの方が残念そうにしていたが笑

あの子たちには是非、ジャンルに囚われず音楽を、ライブハウスを愛せる人に育ってほしい。そういう光景を見られたという意味でも良い夜だった。

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続いては翌日、新宿Marbleにて12時スタートの昼公演。こちらはサブウェイの主催ではなく、当ライブハウスの20周年を記念したイベントである。新宿のライブハウス初めてだな。

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サブウェイは二番手。前日は演らなかった "Stand By Me" から始まり、前日より尺が短いのでアッパーなキラーチューン祭りでした。"Timeless Melody" では前日に続いてたまみが新しいエレキを。新宿Marbleの20周年を祝う簡潔なMCを添え、ひたすら演奏を続けた。

前日も思ったけど "ケサランパサラン" が本当に後半に持ってくるナンバーとして仕上がってるんだよなぁ。アウトロでのスピードアップも盛り上がりポイントの一つとして定着している。こちらも自主企画の時のライブ映像がアップされたので観てみてください。

前日は一発目に持ってきた "Freeway" を終盤に温存したことにより、"Freeway" からの "Radio Star" という王道にして最強の流れが出来た。2日連続の "Radio Star" 締め、お決まりなんだけど本当何回浴びても鳥肌が立つほど楽しい。最後にDr. Kanaがスティック投げて帰るのもカッコいいんよな。

満員の新宿Marble、真っ昼間から盛り上げてくれました!

 

セットリスト

01. Stand By Me
02. kiosk
03. Timeless Melody
04. マッドハニー
05. ケサランパサラン
06. Freeway
07. Radio Star

この日、サブウェイ以外の3組はすべて初めまして。トップバッターのThe Whoops、そしてSubway Daydreamの後のフリージアン、ザ・ラヂオカセッツとどれもタイプの違うバンド達でよかった。

実はサブウェイと同じかそれ以上ぐらいの期待を持って臨んだのがフリージアン。昨年の個人的年間ベストに入れさせていただいており、一回観てみたかったんだよな。

「歌の力」を全力で感じるアツいパフォーマンスで最高でした。ほとんど知らない曲だったんだが、「拳貸してください!」で思わず咄嗟に反応して拳を挙げてしまうぐらい引き込まれた。観る者を惹きつける求心力が凄まじかった。 "空想新星" 演らなかったんだけど演られてたら泣いてたかも知れねぇ。「from神戸」を連呼していたのもよかったな。アツい言葉を綴るイントネーションが関西弁なのがとても良い。

あとベースの人のルックスが良すぎる。スキンヘッドに柄シャツで見た目が完全にそっちの世界の人なんだけど演奏中の笑顔が素敵すぎた。ギターの人もドラムの人も、なんせ皆楽しそうにパフォーマンスに没頭してる感じがめちゃくちゃよかった。

長尺でもっと観たい、音源を聴くよりライブを観たいと思えるバンドだった!物販でラバーバンド買ったので、これをつけてまたライブを観て拳を掲げたい。


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セットリスト

01. お願いダーリン
02. 仰げば尊し
03. ノンアルコール
04. 夕暮れとオレンジ
05. 一撃の歌
06. 悲しみの全てが涙ならば

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終わって出てきたのが15時ぐらい。お土産買ったりカフェに寄ったりして東京の街をのんびり楽しんで帰りました。こんだけ素敵なライブを時間を気にせず楽しめるから昼公演って良いですね。アイドルのライブだと昼公演が多かったりするイメージだけど、バンド系もいっぱいやってほしいなと思った。そして昼と夜とでハシゴしまくりたい。

 

以上!

レポ投稿するまでに2週間とか久々だ…帰ってきてから酷く体調を崩したり何だかんだしていて時間が経ってしまった。38℃とか久々に出たわ() 十中八九この時の東京でもらったんだよな…マジで帰ってきた翌日から不調が始まったので笑

なかなかとんでもない代償があったが、充実した2泊3日の東京遠征でした!

では(=゚ω゚)ノ

 

Subway Daydream アロワナレコード Pre. SOUNDTRACK LIVE vol.3

2024.5.11. 下北沢近道

Subway Daydream
アロワナレコード
PURIKURA MIND

ROCK NO mukougawa MARBLE 20TH ANNIVERSARY SP

2024.5.12. 新宿Marble

The Whoops
Subway Daydream
フリージア
ザ・ラヂオカセッツ