続き!前半はこちら 。
ORANGE RANGE
BIGMAMA が一番の目当てだとして、次に優先度が高かったのはレンジかも知れん。やっぱさ、一回は観ておきたいやん。ORANGE RANGE ですよ。青春どころか思春期真っ只中ですよ。
初っ端から "上海ハニー" で大盛り上がり。音源ではメンバーの話し声が入る間奏のところではRYOが挨拶を。そしてそこから大サビへの持っていき方がうますぎる。
続く新曲の "Ryukyu Wind" は一回YouTube で観ただけやったけど、これまたレンジらしい4つ打ちのパーティー チューンですね。
VIDEO
2000年代前半を代表する曲からの浸透度が高くない新曲ということで観客もノリ方が迷子になりかけるが、続いて "以心電信" が来て再びテンションMAXに戻ったのが分かった。"以心電信" とか確か俺小4とかやぞ。いつのまにかYAMATOもキャップを脱いで本気モードに。
ここで改めてHIROKIとYAMATOからがっつりMC。
H「盛り上がってて嬉しいですねぇ、YAMATOくんどうですか気分は」 Y「もうち◯こビンビンですよ」 H「こらあああ ここ(ステージ上)は聖域やぞ」 Y「性…域…?」 H「何でもそっちに持っていこうとすんな」 Y「おおきにおおきに」 H「はい皆さんすみませんね〜おおきに言うてたらええと思ってますこいつ」
ノリが中学生。めちゃくちゃおもろかった。
RYOは「大阪盛り上がってますねぇ!僕たちもアガります!そしてアガるとどうしてもお腹が空いてきます」と煽り始める。この時点で察してワクワクしだすフロア。
「大阪はやっぱりたこ焼きですか?僕らたこ焼きの歌はありません。でも、寿司の歌はあります」
ほら来たと言わんばかりに歓声が上がる。
VIDEO
個人的には俺はこのMVでAC部 のヤバさを知った。目で観る音楽。耳で聴く麻薬。ライブもめちゃくちゃ楽しかった。飛び跳ねるわ手振るわウェーブするわ。いやー、寿司食べたい。
続いてHIROKIがまだここまでで4曲しか演っていないにも関わらず「あと1曲ですw」と言うと客席から「えええwww」と困惑と半笑いの声が上がる。それを受けて「そう言うことならあと3曲演りまーす笑」と笑うHIROKI。何やねん笑
「次、新曲演ってもいいですかー!おぉ〜皆さん不安そうな顔してますね〜w 分かりますよ最初も "上海ハニー" からの "Ryukyu Wind" のテンションの差と言ったらもう悲しくて眠れませんよ」とここからHIROKIの無双状態が始まる。
「だからここで、新曲でも盛り上がれるように作戦会議しときませんか!」と、ノれる箇所をレクチャー開始。
「最初のところはひたすら『オイ!オイ!』て言っといてください!そうです、10-FEET とかがやってるやつです!うっすら目開けて10-FEET が演ってると思ってやってください!」
「サビではタオル回してください!」
「なんとコールアンドレ スポンスがあります!新曲なのに!もう皆さん大阪のノリでイェーとかウォーとかで誤魔化してください!」
と割と適当でわろた。ていうか、レンジの口から10-FEET って名前が出るのがちょっと嬉しい。
で、実際の新曲が、ライブ映像公開されたばっかりのこの曲 "Enjoy!"。
VIDEO
この時も10-FEET とかMAN WITH A MISSION とか言うてるやんけw 絶対今回と同じレクチャー挟んでから演ったやろ()
今回もイントロの時に「10-FEET ですよー!」て言ってた笑 あとコールアンドレ スポンスのところマジで何言ってるか分からんくてマジで適当に誤魔化したんやけど『What a Day! What a Love!』て言ってたんやな… けどまぁ、実際こうやってライブ映像すら観ずに予習ゼロで挑んでもこんだけ新曲が楽しめるってのはさすがORANGE RANGE ですねって感じ。
最後は "イケナイ太陽 " "キリキリマイ" でABC続かないぐらいアホになって盛り上がって終わり。もうめちゃくちゃ楽しかった。こんなに懐かしいと楽しいが現在進行形で混在するアーティストいないんじゃないかな。
で、何よりHIROKIもYAMATOもRYOも全盛期から15年ぐらい経ってんのに歌声が全く変わってなくてすごかった。伊達に時代作ったバンドじゃないなと思った。
ORANGE RANGE 、この日のベストアクトかなぁ。
セットリスト
1. 上海ハニー 2. Ryukyu Wind 3. 以心電信 4. SUSHI食べたい 5. Enjoy! 6. イケナイ太陽 7. キリキリマイ
[ALEXANDROS]
この日のドロスは映像がすごかった。モニターにカラフルな映像と共に「RUN」「STEP」「OUT」の3単語が順に映し出され、激しい照明と爆音の中いつのまにか "Run Away" が始まる。それが終わると「RUN」→「rUN」とRだけ小文字に。同時に「light up」の文字も映し出される。察した。次第にモニター中が小文字のrで埋め尽くされ、"starrrrrrr" に繋がった。『light up all the star』で大合唱。で、最後終わったと思ったらエフェクトのかかった演出に繋がり、そのまま "Stimulator" へ。この流れがゲロかっこよかった。優勝。このレベルのバンドになってくると、演出とか曲の繋ぎの方に注目して観がち。でもそもそも "Stimulator" を聴けると思ってなかったのと、さらに音源より迫力が増しててもうブチ上がった。
NHK の18祭に向けて書いた新曲 "Philosophy" も演ってくれた。期待通り。番組きっちり見逃したので楽曲自体が初聴やったんやけど、日本語メインながらめっちゃ良かった。モニターいっぱいに歌詞が映る演出も◎。一番のサビを聴いて『マイナスの感情は マイナスでしかないの?』のところのメロディがとても気に入った。ので、その部分の歌詞が2サビでは『マイナスの感情は マイナスで×ればいいよ』なのも感動。マイナスにマイナスかけてプラスにするってことね。上手いなぁ。
"あまりにも素敵な夜だから" も聴けた。ドロスは完全にUKロックからこのオシャレな方向にシフトして成功してるよなー。
VIDEO
"月色ホライズン" は演らなかったけどワイバンで聴けたから、これで新曲は全部生で観たかな?あ、"Pray" 聴いてないか。まぁあれはバラードやからいいや。
で、最後は安定の "ワタリドリ" 締め。超えたよねー1億再生。もう国民的な曲になりました。割と紅白期待してたんやけどな。。。アウトロでモニターに「今年もお世話になりました」「アレキサンドロスでした」と年末の挨拶が映し出された。「来年は◯◯の主題歌」「お楽しみに」みたいなフレーズも映ったんやけど、柱で見えなかった…何て出てたんやろ?とにかく色々期待して良さそうだ。楽しみ。
思えば配信だけで結構曲が溜まってきたな。来年、春か遅くて夏あたりにでもアルバム出ないだろうか。またドロスもワンマン行きたいなー。高いけど。
セットリスト
1. Run Away 2. starrrrrrr 3. Stimulator 4. Kick & Spin 5. Philosophy 6. あまりにも素敵な夜だから 7. ワタリドリ
THE BAWDIES
BAWDIES 観るのいつぶりや…?めっちゃ久々。というかまだ2回目とかかな?
ドロスが終わってRステージに入ると、1曲目が終わって2曲目の "IT'S TOO LATE" に移ったところやった。
新しいアルバム「Section #11」をリリースしたばっかり。「常に最新の自分たちが最高だと思ってるので最新の自分たちをどんどん観せていく」と、新譜からの曲多めのセトリ。攻めてるねぇ。まぁ、そんだけ全然分からんかったけど() でも新曲どれもかっこよかったな。
途中でメドレーもあった。"KICKS!" "LEMONADE" などをワンコーラスずつ。こうしてみると自分が追えてたBAWDIES ってもう3,4年前になるんやなぁ。逆に活動長いよなぁ。
急に「ちょっと次の曲の準備に入ります、"HOT DOG" という曲です」と告げて、ステージが暗転。そんな大げさなチューニングある?w と思ってたら、まさかのFM802 ラジオDJ 、樋口さん登場。なんか寸劇始まったw メンバーと樋口さんの謎の名探偵コナン ごっこ 。最初はFM802 側の企画にBAWDIES が付き合わされてたんやと思ってたけど、どうも「HOT DOG劇場」なるBAWDIES の恒例コーナーらしい笑 あんなイカ したロックンロール鳴らすバンドがこんな茶番挟んでくる人らやったとは、しかもフェス尺でw なんか印象変わったな。好感度上がった。ワンマンではいつもやってるんやろうか?興味出てきたな。
そこから満を持しての "HOT DOG"、めちゃくちゃかっこよかったです。お腹いっぱいです。
VIDEO
からの更に新曲。マジで攻めてる。"LOOSE GUY" みたいな曲名に聞こえたんやけど後で調べたら全然違いました。"BLUES GOD" でした。
最後は代表曲 "JUST BE COOL" で終わり。正直、ドロスとクリープハイプ の間の繋ぎ程度に観た感じやったんやけどめちゃくちゃ良かった。久々に観られてよかった。再熱しそう。
セトリは新曲だらけだったので分かりません。
クリープハイプ
Zステージに着くと既に "HE IS MINE" が始まってた。もうほとんど規制。柱とモニターしか見えねぇ。フレデリック やドロスは辛うじて肉眼でステージ上のメンバーが見えたけど、今回はもうそもそもステージが見える位置まで入っていけんかった。『今度会ったら』\セックスしよう/のところも会場中に響き渡ってたけど見えてない。実はセックスしてなくても見えんから分からん。気持ちはアダルトビデオじゃなくてイメージビデオ。
2曲目に行く前に尾崎さんがまさかのフォーリミの "swim" のサビをアカペラ。歓声が巻き起こる。「お返し。」と呟く世界観。そういえば前日にフォーリミがクリープハイプ の "栞" をカバーしていたらしいね。それを受けてのもの。
と、いうわけで本家の "栞" へ。すっかりクリープハイプ 自体の代表曲になったけど、そもそもFM802 のキャンペーンが無ければ生まれてなかった曲。レディクレで演らんわけがない。やっぱりええ曲やなぁ。モニターしか見えんのに鳥肌が止まらん。
3曲目に "イト" を演ったあと、MCへ。多くの客から名前を何度も呼ばれる事に対して、「もっと言うことあるでしょ。…初めて金髪にしたんだからもっと構ってよ。。。」と甘える尾崎さんw みんなから「似合ってるよー!」と言われ、「ありがと。」と呟く。それを聞いてまたきゃーきゃー言うオーディエンス。マジで宗教。
「ピンサロ嬢の歌演ります」とMCを締めて "イノチミジカシコイセヨオトメ" へと。ここまでの4曲は全部、9月のPARASITE DEJAVU でも聴いた曲。やっぱりフェス向けセトリは固定かなぁ、もうこの辺でいいかなぁとも思ったが、この日クリープハイプ を観に来たからには当然最大の目当ては新曲の "愛す"。これを聴けるまでは粘るか〜と思ってたら、次に "エロ" が来た。これはパラデジャで演ってない曲。単細胞生物 なのでここで一気に「あ、最後まで観よ」てなりました。
そして新曲へ。「バンドにとっては新しい曲を作るっていうのは子供を産むようなもんで。僕らはいつも新しい曲が出来たら、その新しい子供を一旦FM802 に預けます。立派になって帰ってきてくれます。保育園みたいに言って悪いけど笑」「レディクレ、出られて良かった、ありがとう」とFM802 への感謝を表明してから、"愛す" へと移った。
ホーンアレンジが効いてたりするのは最近ではもう珍しくないけど、尾崎さんがスタンドマイクやったり、拓さんが電子ドラム叩いてたりと、結構面白いスタイルやった。この手の曲もしっとり聴かせられるようになったクリープハイプ 、マジで無敵やんなぁと思う。
VIDEO
というしみじみした感想をぶち壊すMV。1つのライブレポでAC部 の作品2つ貼るってどういう世界線 やねん。
最後は "二十九、三十"。これも初めて生で聴いた。思えば序盤に "栞" を演った時点で、最後何で締めるんやろ?とは思ってた。これか。鳥肌。
今回はずっとモニターしか見えなかったので、また肉眼でメンバーを確認できる距離で観てみたい。あと全体的にこの日尾崎さん喉の調子あんまり良くなさそうやった。
とりあえず、今年はクリープハイプ のライブを観る事が初めて叶ったので満足でした。
セットリスト
1. HE IS MINE 2. 栞 3. イト 4. イノチミジカシコイセヨオトメ 5. エロ 6. 愛す 7. 二十九、三十
クリープハイプ が終わった後、弾き語りブースに行って物販でLAMP IN TERRENの会場限定CD「Maison Diary」をゲット。この日唯一のグッズ購入。大さんがサイン会やってて、お話できた。特に言うこともないので「普段広島に住んでるんですけど、またツアーで来てください!」とだけ伝えた。
VIDEO
キュウソネコカミ
初レディクレラストはキュウソ!Zステージでサカナクション が大トリを飾る裏での出演。リハの音出しでヨコタさんが "新宝島 " のイントロを弾いてざわつかせたり、セイヤさんが声出しで「どうしてーーーえーーーえーーーーーどうしてサカナクション の裏なのぉ…」と "アイデンティティ " をもじったりと、しっかりネタにしてくる。
ツイッター 見てなくて情報を逃してたんやけど、出番が10分後ろ倒しになってたらしい。キュウソの後ちょっとでもサカナクション 観ようと思ってた人たちは大変やったやろうな笑
その後、本気のリハで "良いDJ" を演り、ヨコタさんの「もうこのまま始めていいですかね?」の一言で、直接スタート。とはいえちゃんと暗転してオープニング映像が流れたから会場から笑い起こってた。
本編は、まぁ正直なところセトリはいつも通り。キュウソを観るのは8月のワイバン以来やけど、最初に "ウィーワーインディーズバンド!!" だけ挟んで、メガシャキ →メンヘラ→ギリ昭和→DQN という順番はマジでワイバンと全く一緒。ただそれでも楽しいのがキュウソのすごいところ。やっぱね、楽しい。分かりきってても楽しい。DQN の時にセイヤさんが客席に降りてくるのも安定。この日は下の客にあまり上手に支えられてなかったようでめっちゃ体勢崩してた。客の女の子の「キャーーー」て声がセイヤさんのマイクに拾われて会場中に響いてたw
続いて新曲 "冷めない夢" を披露。既に何回も演ってるらしいけど、初めて聴いた。エモい系の曲。個人的には "わかってんだよ" や "真面目に" ほどのインパク トは無かったけど、年明けの新譜に収録されるので他の曲と合わせて期待したいと思う。
「10年かけて夢を叶えた」「このキュウソネコカミ というバンドそのものが夢」と語りながらも「まだまだ俺たちビビってるぞおおお」と "ビビった" へ繋げ、「2020年もそれぞれの推しを推し続けろおおお」と年末フェスらしい煽りで "推しのいる生活" でまとめた。このあと最後に "The band" で締めるところまで、ほんまに定番も定番。しかし、さっきも言ったように分かりきってても楽しいからすごい。「やっぱそう来るよね、」と思いながらもツーステ踏んでしまう。何だかんだすごいバンドやわ。2020年も推し続けるよ。
メンバーが退場する前からアンコールを求める拍手が始まってた() いざメンバーが捌けた途端に始まるヤンキー怖いコール。
アンコールで再登場する前に、モニターに映された「緊急発表!!」の文字!
来年インテックス大阪 、つまりまさにこの会場でワンマンやるらしい!!
まぁ休日とは言え行けるか分からんが…セイヤさんも「絶対に埋める…!!」と意気込んでたので関西圏の方々是非申し込んでみてください。
ラストはお決まりの "ハッピーポンコツ "。これも定番っちゃ定番やのに最後まで聴いてしまう。ワイバンの時はWANIMAの裏で頑張る姿に感動してこの曲でちょっと泣いたけど、今回はワンマンの発表という嬉しいお知らせと相まって非常に楽しく観られました。
WANIMAの裏だったりサカナクション の裏だったり、俺が観る時いつもハードな状況に立たされてるキュウソ。でもトリということもあってしっかり人を集めてくる。多分、そんな状況をプラスに変えられるバンドやとちゃんと評価されてるからこそのこの位置に来てるんやろうなと思う。可哀想にならんもん。
ほんま、こんな方向にカッコよくなるとは思わんかったなぁ。来年10周年、しかもネズミ年。まだまだ応援していきたいと思います。
セットリスト
1. ウィーワーインディーズバンド!! 2. MEGA SHAKE IT! 3. メンヘラちゃん 4. ギリ昭和 5. DQN なりたい、40代で死にたい 6. 冷めない夢 7. ビビった 8. 推しのいる生活 9. The band
en1. ハッピーポンコツ
以上!
サカナクション 観てたら帰りエグいことになりそうやからここで退散。
ほんまに楽しかった…初レディクレ、存分に満喫しました。なんかね、もっと混雑がえげつなくて、規制地獄で、観たいように全然回れへんってイメージやったから、いい意味で期待外れ。まさかここまで快適に回れてこんなに多くのバンドを観られるとは思ってなかった。これならこれからも行けたら行きたいなと思う。
2019年、最高のライブ納めになりました!
2020年もいっぱいライブ行きます!
では(=゚ω゚)ノ