たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

下北沢にて'19 Day2!

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二週間近く経っとる!

下北沢にて2日目!

この日は東京から広島に帰る新幹線の時間を気にしないといけなかったので、3組だけ観ました。

 

 

The Floor

13:00〜 @下北沢ReG

2日目はフロアから!今まで絶妙に機会が無く、ライブを観たのは今回が初めて。

1曲目は "Clover" から。リードギターのリフが特徴的なフロアにしては珍しい、シンセメインのイントロが印象的な曲。実際Vo.ササキハヤトさんもギターを持たずピンボーカルで歌ってた。ハヤトさん以外と身体ごついんやな笑

ハヤトさんがギターを持ち、始まった2曲目は新しいアルバムのリードトラック "Candy"。

逆にこちらはこれぞフロアって感じの楽しい曲。メジャー後ずっとMVがショートバージョンしか出てなかったけど、久々のフルということで再生回数も伸びてて良き。

フロアは少し前にギターが脱退している。この日のサポートギターは元セプテンバーミーの田中ココナッツさんやった。バーミーも生で観たこと無いけど、MVから伺えるアグレッシブな弾き方は非常に特徴的。メンバー並に暴れる。正式加入せんかなぁ。フロアの曲でリードギターがいないのは寂しい。

"リップサービス" の盛り上がりはすごかったね。というかほんま勝手に身体がノる。なんかフロアの4つ打ちってくどくないんだよな。しっかり明るいしちゃんと楽しい。

そういえば一人、めっちゃくちゃノッリノリのおっちゃんがいた。40代ぐらいかな?アイドルのライブかなってぐらい声上げて盛り上がってた。楽しみ方は自由とは思ってるがちょっと怖かった。

 

この直後のvivid undressを観たかったので、最後の曲をワンコーラスだけ聴いて退出。抜けるのが惜しい空間だった。楽しかった。

インディーズの音源は弟が買っててよく聴いてたけど、メジャーデビュー後はリードトラックぐらいしか追えてないので最近の曲はあまり分からない。歌詞聞き取ったり曲調覚えたりして後でサブスクで調べようと思ったけど、ツイッターにセトリを載せてくれていた人がいました。ありがとうございます。

最新作「nest」の曲が多かったようだ。過去の代表曲任せにせず今の自分たちの曲を提示していく姿勢は良いなと思う。今年はロッキンにも初出演したし、ここからさらに売れてほしい。

そのためにもMVフルで出してくれ。ビクターいい加減にしろ。

 

セットリスト

1. Clover
2. Candy
3. 雨夜の月
4. Shadow
5. リップサービス
6. 群青について
7. イージーエンターテイメント

 

 

vivid undress

13:30〜 @下北沢ERA

The Floorを切り上げて下北沢駅の反対側へとダッシュヒートテック着てんのに走ったから汗だくですよ。しかも会場ビルの4階やし。

そう言えば1日目のレポに載せるの忘れたけどERAのビルにエミネコいた。可愛い。

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入場すると既に1曲目 "My Real" が大サビに差しかかろうとしていたところやった。かなりの人の入り。そして女性ボーカルということもあるのか男性客が多く割と見えにくかった。Vo. kiiraさんもMCで「今日は野郎が多いね!」と。

この週にメジャーデビューアルバムをリリースしたばかり。オネエキャラのMC担当、Key. rio様が「メジャーデビュー後初ライブで〜す!!」と叫び会場から拍手が。初めて観られたライブがそんな記念すべきライブで嬉しい。

MC後の "ウララ" は歌詞に『下北沢』が登場する、この日に演らない選択肢は無い一曲。

代表曲 "パラレルワ" のイントロではrio様ヒラヒラの扇持ってセンターに出てきたw かなりのキワモノキャラだこの人。そしてrio様の陰に隠れてるけどギターもベースもドラムもクッソイケメン揃い。何なんだこの集団。オーラすげぇ。

最後はメジャーデビューアルバムのリード曲 "コンキスタドールの現実闘争" で締めた。

正直、この曲に限らずなんやけど、生歌やと音源ほど若干声量に迫力が無かったような。まぁこれが通常なのか本調子じゃなかったのか分からんが。そもそも高音エグい曲多いしな。どっちにしろかっけぇ。

 

この日、同じ都内のサーキットフェスであるジャパネクにも出演し、1日で2公演した彼ら。セットリストが全然違うものだったようで、梯子したファンも満足だったのではないかと。今回聴きたかったけど演らなかった "さよならジレンマ" はこっちで演った模様。

まだまだ聴きたい曲はある。また観に行きたいな。とりあえず今回初めて観られてよかった。改めてメジャーデビューおめでとうございます!

 

セットリスト

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vivid undressの物販でタオル購入。

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メニュー見てこれくださいって言ったらその場になかったみたいで、スタッフさん車まで取りに行った笑 んで結構待って戻ってきたと思ったら展示品として出してた現品限りっていうw 全然いいですよっつって買ったらお詫び言うて缶バッチつけてくれた!

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別に文句言うてもしゃーないしタオル選んだの自分やし、むしろわざわざめっちゃ探してもらったの申し訳なかったのでニコニコヘラヘラしてた() やっぱり店員とかに偉そうな態度取るの絶対できねんだよな俺。正直言うと思ったより戻ってこんからこの後のミイラズ間に合うかちょっとヒヤヒヤしたけども。悪態ついてもええこと無いんよな。

何の話や。

ちなみに会場限定CDも買いました。スタッフさんがタオル探しに行ってる間に見つけて、戻ってきてからこれも下さい言うた笑

グッズも持ってCDも聴き込んで、またライブ行きたいなと思います。

 

 

The Mirraz

15:20〜 @下北沢251

ミイラズですよ!なぁ!ミイラズですよ!!

今回の下北沢にて、ミイラズさえいなければ1日目だけで帰ったかも知れん。ミイラズがいるってだけで2days申し込んだよね。それだけずっと観たかったバンド。

"check it out! check it out! check it out! check it out!" のイントロが始まった瞬間の盛り上がりよ。ミイラズのライブが始まった!!て感じ。んで続け様の "ふぁっきゅー" で更に熱気がすごいことになる。

びっくりしたのが "つーか、っつーか" からの "マジか。そう来たか、やっぱそう来ますよね。はいはい、ですよね、知ってます。" というEDM期の曲が続いた点。ミイラズはやはり、インディーズに戻ると同時にEDM期に入り、凄まじい勢いで人気が落ちていった印象が拭えない。それでもこうやってフェスで入れてくる辺り、自分たちの通ってきた道は正しかった、無かったことにはしないって意志が感じられるし、何より生で聴いたらクソカッケェよEDM曲も。

MCを挟むと "スーパーフレア"、"僕らは"、"プロタゴニストの一日は" と今度はメジャー期の楽曲を連続で投下。もうすごいよ。全部好き。

開演前に、後ろにいた男の子達が「プロタゴニスト演ってほしいなー!」って言ってたんやけど、マジで演ってくれてよかったね。後ろからすごい盛り上がりが伝わってきてたw

そして最後は初心に戻ったかのように初期曲 "CANのジャケットのモンスターみたいのが現れて世界壊しちゃえばいい" で終わった。

まさにミイラズを初めて観る人のためというかのような、歴史を凝縮したセトリ。インディーズ、EDM、メジャー、と時期ごとに固めて組んでた感じもしてほんまによかった。

あーーーまた観たい。ツアーで全国回ってくれ。願わくば人気を取り戻してくれ。そのためにみんなミイラズを聴いてくれ。過去のバンドじゃないから。ぜひ。

 

セットリスト

1. check it out! check it out! check it out! check it out!
2. ふぁっきゅー
3. ラストナンバー
4. つーか、っつーか
5. マジか。そう来たか、やっぱそう来ますよね。はいはい、ですよね、知ってます。
6. スーパーフレア
7. 僕らは
8. プロタゴニストの一日は
9. CANのジャケットのモンスターみたいのが現れて世界壊しちゃえばいい

 

物販で持ってなかったアルバム「DEATH IN THE PYRAMID」をゲット。すっかりCD流通すらしなくなってしまったのでこういう機会がほんまに貴重。

缶バッチ付いてきた!木乃伊くん可愛い!

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広島に帰るのが遅くなるとしんどいので2日目はここで終了!お土産だけ買って帰りました。

願わくばビレッジマンズストアの物販だけでも覗いて会場限定シングルを買いたかったが、ギリギリまで粘ったけど物販始まらず。。。何なら実際は物販ブースじゃなくて本人達の会場で開かれたらしい。仕方ない。4作連続シングルのラスト1枚、何とかして手に入れたいなぁ…

 

 

以上です!

ずっと行きたかった初の関東ライブ、2日間楽しかった!!やはり交通費を考えるとそう頻繁に行けるもんではないからなぁ。今回はほんま良い機会に恵まれた。初めての下北沢にて、良い思い出になりました!

では(=゚ω゚)ノ

下北沢にて'19 Day1!後半

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更新頻度落とさないようにライブレポを小分けにする技を覚えました() 論文とか特許でやったら問題になるやつ。

 

はい、「下北沢にて」1日目の後半です。

前半はこちら

下北沢ERAにて荻野可鈴氏とお話ししたあと、駅を挟んで反対側のエリアへ。

 

 

忘れらんねえよ

16:00〜 @下北沢GARDEN

デビュー当時からずっと曲は聴いてるし、それなりにCDも買ってる忘れらんねえよ。でも何気にずっと観た事なかった。

やはり今回の出演者の中ではぶっちぎりで人気があったのであろう。全会場の中で最大である600人キャパの下北沢GARDENが満員。よく規制かかる前に入れた。

サポートメンバーは安定の爆弾ジョニーとヒトリエイガラシ。イガラシ髪結んでてマジで女の人みたいやった。ベースプレイをしっかり観たかったけどさすがに遠すぎた。

主催のTHEラブ人間ともかなり親交が深いそう。思い入れのあるイベントだからと、かなり初期曲多めのセトリ。

その中でチャットモンチーのトリビュートアルバムに収録された "ハナノユメ" 演ってくれたのがアツかった。エモい。もう忘れらんねえよは安易にエモいって使ってもいいと思う。

「3年ぐらい好きだった女の子がいたんだよ、今回ついにその子に…!!ふふっ。

彼氏ができましたーーー!!!

のくだりおもろすぎたw ほんまか知らんけどとにかく貫いてて良いと思う。

"ばかばっか" で大サビ前に客席にダイブし、そのままフロア後方のドリンクコーナーまで自分を運ばせてビールを注文www もうちょっと右側で観てたら柴田さんに触れてたなー。ビールを受け取ると、自分を下で支えているオーディエンスにぶちまけないようにゆっくりと体勢を整えながら人の波の上で立ち上がり、大歓声を浴びながら一気飲み。めちゃくちゃ輝いてた。

いやー初めて観られてよかったなー。生で「サンキューセックス!」を聞けた。今回は後ろで大人見しか出来なかったから、いつかワンマンとか行って全力ではしゃぎたい。

 

セットリスト

1. ドストエフスキーを読んだと嘘をついた
2. 僕らチェンジザワールド
3. この街には君がいない
4. 北極星
5. Cから始まるABC
6. ハナノユメ
7. 踊れ引きこもり
8. ばかばっか

 

 

CAT ATE HOTDOGS

観てみたかったけど、忘れらんねえよと被ってて観られず。なので、忘れのあとCDだけ買いに行った。

2018年春結成というフレッシュなバンド。メンバーまだギリ10代か?気になってはいたんやけど新曲 "yoru" がかっこよすぎてハマった。

この曲が収録された2nd E.Pはまだリリースされてないので、会場限定販売の1st E.Pを購入。当然本人達が物販に立ってたんやけど、メンバー揃ってきっちり感謝してくれた。「"yoru" めっちゃ聴いてます!」と伝えると一層喜んでくれてて微笑ましかった。サークルの後輩に差し入れするOBみたいな気分になった。若々しさのままに頑張ってほしいですね。

ライブは今回お預けになったので、いつか観てみたい。若さに似合わず骨太なロックを鳴らしやがります。おススメ。

 

 

音流ステージ トークコーナー

17:15〜 @下北沢ERA UP

最初は17時からのOKOJOを観ようと思ってたんです。でもあんな事(レポ前半参照)があったのでもっと荻野可鈴を観たくなってしまった。抑えられなくなった。これが運の尽きだった。

ERA UPに着くと最初に観た時と同じようにチェコのマイさんと都市伝説テラーのお二人と、今回は先程初ライブを終えた栗林藍希さんがトーク中。サイコパス診断なる企画をやっており、一種の心理テストのようなコーナーで盛り上がっていた。

はい。

可鈴ちゃんいませんでした。

ここの部は栗林さんとチェンジだったみたいです。可鈴ちゃん1秒も出てきませんでした。死にたい。

謎に心理テスト見てるだけの時間となりました。マジで帰りたかった。OKOJO観に行けばよかった… 荻野可鈴をもっと観たいという欲に負けた僕の負けです。すみませんでした。

 

 

麻痺するポケット

18:00〜 @下北沢WAVER

2019年一発目のライブだった、Emu sickSのラストライブ企画「ビートアザラシフェス」で初めて観て以来2回目の麻痺ポケ。本当にこういうレベルのイベントぐらいでしかまだ観られないので、貴重な機会。

相変わらずVo.甘酒の声とBa.ノモトクンのベースの弾きっぷりはかっこよい。2曲目だけ知らん曲やったなーと。後で公式がセトリを上げてくれたけどやっぱり新曲っぽい。聞いたことない曲名。

MC面白かったけど「こんな事SNSで書かないでね笑」て言ってたので割愛() キーフレーズは「30分が許されるのに2秒が許されない世界」とだけ。ノモトクンも「本当にもう呼んでもらえなくなるぞ笑」て言ってたしw

"メルトダウン" はやっぱりゲロかっけぇな。つか2枚目のEPが3曲ともカッコよすぎる。3枚目のEPは割と落ち着いた曲が揃ってたから、また尖った曲でも魅せてほしい。

何だかんだ最終的に入場規制ギリギリ直前ぐらいまで人が入ってた模様。この調子でまずは知名度を上げるところから。クリープハイプやおいしくるメロンパンが好きな層にはめっちゃ刺さると思うんや。まぁ好み分かれる領域かも知れんが笑

皆さん是非。

 

 

 

THURSDAY'S YOUTH

19:00〜 @下北沢CLUB Que

このブログの閲覧数が桁1つ抜けてバズった伝説のきっかけになったTHURSDAY'S YOUTH。本人にリツイートされて通知が大変な事になりました。

そんなサーズ、ライブを観るのは2017年に行った最初のツアー以来2年半ぶり。実はまだ2回目。当時は本当にSuck a Stew Dryの休止から改名して復活一発目で音源も出てなかったので全て新曲同然だった。そのため、何の曲を演るのか楽しみ、みたいなスタンスで観るのは初めてとなる。

定刻になるとSEも何もなく静寂の中メンバーが登場し、"さよなら" からスタート。そういえばもうベースがすだっちじゃない。サポートはex.雨のパレードの是永さん。

特にMCで語ることもなくひたすら演奏。ファーストアルバムの2曲目である "雨、雨、雨、" は、今でも頻繁に演ってるあたり本人たちも気に入ってるんやろうか。同じファーストアルバムから "這う廊" は篠山さんがギターを置いてスタンドマイクで歌ってた。サック時代はそもそもインストアぐらいしかライブをまともに観られなかったんやけれども、当時から篠山さんがピンボーカルになる事は少ない印象だったので、新鮮やった。篠山さん背高いから映えるね。

最新アルバム「Anachronism Pt.2」収録の "R.I.P." はサビのメロディが優しすぎるな。改めて聴くと、というか生で聴くと鳥肌立ったわ。サック時代のポップな曲と言い、今の優しい曲と言い、ほんまに篠山さんはメロディメーカーやなと思う。

R.I.P.

R.I.P.

篠山さんは弾き語り公演でまたかなりの新曲を放出してる模様。バンドアレンジを施して、またTHURSDAY'S YOUTHとしての新譜が出るのを楽しみにしてる。

 

 

終わってからTHURSDAY'S YOUTHの物販でTシャツを購入。

ちょっと嬉しいことがありました。

どれを買おうか考えてた時に、ちょうど篠山さんと菊池さんがブースに来た。で、実際買うTシャツ決めて、3000円に対して一万円札で払ったんですけど、どうもお釣りのお札が足りなかったそうで。スタッフさんが横にいた篠山さんにヘルプ求めたんですよ。篠山さんが「あぁ、一旦出しとくわ」みたいな感じで自分の財布から千円札を出してくださった。篠山さんの財布から出てきたお札が直接俺の財布に。あわあわあわ。

いやそれだけの話です。何なら別に篠山さんとがっつりお話しできたわけでもないし。でもなんか嬉しくなりました。そろそろ気持ち悪いですね俺。やめますね。

実際欲しいと思ったTシャツはLサイズがなかったので無理矢理XLを買ったんやけど、全然違和感なく着られてる。

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シンプルながらも迷彩ロゴのアクセント、気に入りました。

 

 

一日目は以上!

トリのココロオークションも観たかったけど、物販で会場限定シングル「ミルクティー」だけ買えたので今回は撤退。思えば今年もう3回観てるしな。

 

その後中学時代の友人と会って飲む為に池袋へ向かったんですけど見事に電車間違えて40分遅れました。東京怖い。

 

では(=゚ω゚)ノ

下北沢にて'19 Day 1!前半

下北沢一帯のライブハウスでのサーキットフェス、「下北沢にて」2days参戦してきました!

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初の関東ライブ!もうね下北沢駅に着いた時からワクワクがすごかったよ。何ならその前にタワレコ渋谷店に寄った時からワクワクすごかったよ。

天候は生憎の小雨でしたが。しかも何故かこの日だけ日中でも最高気温7度ぐらいしかない異常な寒さ。そんなわけであまり薄着できずコートをしっかり着てたので、この日はあまり暴れず大人見する事にしました。

下北沢駅に着いてからチケット発券() すぐに受付に行ってリストバンド交換。結構並んでて、トップバッターに間に合うか怪しい…となったけど、1dayと2daysで交換の列が分かれてた模様。2days通しの方は空いてた。助かった。危なかった。

というわけで急いで最初のお目当てのneeが出演する下北沢近松へ。

 

 

nee

12:00〜 @下北沢近松

トップバッターにして、1日目の最大のお目当てと言っても過言ではない。先日記事にしたnee。めちゃくちゃかっこよかった。

この記事書くにあたってアー写を拝見したわけやけど、これ見た当初「ほんまにこんなルックスしてんの?えらい個性強いな?」と思ったんやけどほんまにこんなルックスしてました。何ならもっと尖ってた。ギター金髪になってたし。

ボーカルのくぅくん、演奏開始前からステージ上を左右にうろうろしたりと色々「ヤバイ奴」感を醸し出しており、歌い始めたら実際ヤバイ。歌う姿が誰かに似てると思ったらアレだ。八十八ヶ所巡礼のマーガレット廣井だ。肩上げて歌うとことか。ストラップ短くして高い位置で弾くとことか。あと普通に顔。マガレ姐さんに似たものがあるとかそら狂気じみた雰囲気になる。いや八八も生で観たことないけどさ。

最初の2曲は知らない曲やったけど、想像してた通りボカロを彷彿とさせる早口4つ打ちロック。ボカロ特有のヒョロヒョロ音は同期で流してたと思われる。リードギターにエフェクトかけてるんやと思ってた。

気になるきっかけになった "下劣な僕チン" ももちろん演奏。イントロに持っていくまでの繋ぎ方がカッコよかった。

その次の曲はタイトルコールをしてくれたので曲名を把握。"それでも" という名前のこの曲で、neeに抱いてたイメージがかなり変わった。演奏は激しいんやけどミドルテンポでしっかり聴かせる歌モノ曲やった。激情的やけど単純に「エモい」で片付けられるタイプではない。こんな曲もあるのかと。

最後は初のMV曲 "歩く花" で締めた。

いやぁかっこよかった。

関西や広島にライブしに来る事なんかあるかまだまだ怪しいからな。今回はほんまに良い機会になった。音源も買ったのでしっかり聴かせてもらおうと思う。これからどこまで行くか楽しみ。要注目です。

あとくぅくんがツイッターで「neeってエゴサしづらくて改名したい」って言ってたのでそのうちneeじゃなくなるかも知れないです。要注目です。

 

 

The Songbards

13:00〜 @BASEMENT BAR

メジャーデビューしたばかりのソングバーズ、気になってたのでこの機会に観られてよかった。

MV曲は一通り聴いてから臨んだんやけどメジャーデビューアルバム収録の "マジック" と、サビに思いっきり曲名が出てくる "春の香りに包まれて" ぐらいしか曲名と結びつけて認識できなかったな… でも軽快な曲、落ち着いた曲、どれも様になってた。名前を見るようになってきた当時、「ポストandymori」的な扱いされてた印象やったんやけど、確かに曲によってはその要素もあるけど、それだけで収まるバンドではないなと思った。

というかギター2人でツインボーカルやったんやな。曲によって片方が丸々歌ったり、どういうパート分けをしてるのかは分からんけど、2人とも同系統の声してるから曲に合ってる。聴き分けられるようになるのに時間かかりそうやけど笑

MCもボーカル2人がメインでツアーの告知など。神戸のバンドということで、MCのイントネーションにも関西弁が垣間見えて好印象。というか普通にクッソモテそう。性格まで含めて総合的にイケメンになるタイプのやつ。

とにかく敵を作らない音楽やなという感想。俺はもう普通に好きだ。末永く今の音楽を続けてほしい。

 

 

ソングバーズを観た後、続いての会場に移動する時に通ったステージで眉村ちあきさんが演ってました。なんかむちゃくちゃしてました。客席に降りてきて、適当に客2人選んでペア組ませて踊らせてた笑 あれファン側もノリ良くないと出来んよ。なんかすごかった。

 

 

音流ステージ トークコーナー

14:35〜 @下北沢ERA UP

実は今回、直前に情報を得た嬉しすぎる誤算がありました。

夢アドの荻野可鈴ちゃんが!!来るではないか!!

東京テレビで深夜に放送してる音楽番組「音流 〜ONRYU〜」。これに可鈴ちゃんがMCでレギュラー出演してるのは知ってたけど、今回コラボステージがあるとは知らなかった。よく気づいた俺。

といってもただのトークコーナーやったんですけどね。もちろん可鈴ちゃんが歌唱する事はなく。でも特典会顔負けの近さで観られて嬉しかった。同番組でMCを担当するCzecho no Republicのタカハシマイさんも登場。よかった。公開収録的なのを兼ねてたのかな?カメラとかも入ってたしスタッフがカンペを準備する様子とかも見られて面白かった。

内容は都市伝説テラーの方を2人ゲストに招いて、都市伝説についてトークするというだけ。特にライブ関係ない。5回ぐらいに分けて時間が設けられてて、後の部ではラブ人間のメンバーとか来てたみたいやけどね。

とにかく思いがけず可鈴ちゃんに会えて嬉しかった。他にも可鈴ちゃん目当てのお客さんいたな。ユメトモ同士でわちゃわちゃされてました。

最後に可鈴ちゃんが「この後は下の階のERAで栗林藍希ちゃんのライブです!!」と紹介。名前も知らん子やったけど、その場にいた客がみんな流れていくのでついて行ってみました。

 

 

栗林藍希

15:10〜 @下北沢ERA

どうもこの日は下北沢ERAが音流コラボステージだったそう。出番前に再び可鈴ちゃんとマイさんが出てきて再度紹介。この栗林藍希ちゃんという女の子、音流の企画でシンガーデビューするみたいな感じやったんかな?この日が初ライブだったとのこと。

時間になるとバンドメンバーに続いて本人が登場。顔立ちのはっきりした美人さんでした。まだ18歳らしい。

ていうかドラムが元ミイラズの新谷元輝さんでした。

曲はまぁ普通。

オリジナル曲とカバー曲を織り交ぜて演奏、可もなく不可もなく。まぁ初ライブやしね。MCの辿々しい感じも初々しかった。いきなり「チューニングしたい…笑」つってギターの人にMC丸投げしたのおもろかったな笑

椎名林檎の "自由へ道連れ" のカバーが良かった。シンプルにこの曲好きなんで好感度◎。

後から調べて分かったんやけど、女優業を先にやってる子らしい。びっくりしたのがサカナクションの "忘れられないの" のMVに出ていたという事実。

よく観てみると確かにいた。黒い服の女の子。概要欄のCASTリストにもちゃんと名前があります。

タレント業と音楽業は両立していくのかな。頑張ってください。

藍希ちゃんのステージは15:50まで。最後まで観てると16:00からの忘れらんねえよに間に合わんか規制かかるかになったら嫌なので、少し早めに退出しました。

 

番外編

下北沢ERAを出るときに事件発生しました。

後方で可鈴ちゃんとマイさんも普通に藍希ちゃんのステージを観てたんやけど、たまたま俺が出るタイミングで可鈴ちゃんも退出。トークショーの次の部の打ち合わせにでも向かうとこやったんかな。思いっきり鉢合わせ。ライブハウスの入り口で推しと2人きり(いや後ろにスタッフさんもいた気する)。死ぬかと思った。ちょっとだけお話させていただいた。死ぬかと思った。

俺「アッ オツカレサマデス」
可「お疲れ様です〜!」
俺「あの、夢アド好きで今日来ました…!」
可「そうなの!?ありがとう!え、もう帰るの?」
俺「いや、別のステージに…」
可「そうなんだ!この後もあるから来てね!絶対来てね!」
俺「アアアアありがとう!ありがとう!じゃあね!」
可「またねー!」
俺「…水無瀬推しです!」
可「えっ、じゃあ来ないで」
俺「www」

神か?神なのか?荻野可鈴は神だったのか?

いや本当神対応でした。今思えば次の打ち合わせまで急いでたやろうに申し訳ない事をした。でもしっかり対応してくださってありがとうございました。尊い。ほんま尊い。圧倒的荻野可鈴

何しに行ったんですかね俺。

まぁでも本当たまたま気づいたコーナーに行けて良かったです。バンドと夢アドを同時に観られる日が来るとは思わなかった。ほんまよかった。

ちなみにこの後推しが深まりすぎて調子乗って失敗します。

 

そんな出来事を経て次の会場に向かい、忘れらんねえよを観に行きました。

 

長くなりそうなので一旦この辺で切っときまーす。まだ1日目やぞ書き終わるのかこれ。

では(=゚ω゚)ノ

12月のライブ予定

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12月ですって。年末ですよ年末。2019年もう終わるよ。2010年代が終わるよ。こわ。

11月は直前に休み取れて行けるようになった緑黄色社会のワンマンがあっただけで、元々予定してたライブは無かったんですが、今月は色々楽しみがあります。

 

 

12/7,8 下北沢にて'19

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初関東ライブやあああ!東京下北沢一帯のライブハウスで開催されるサーキットイベント「下北沢にて」。名前聞いたことはあった。前日に出張で関東にいるのでそのまま参戦します。しかも今回は10周年記念ということで2Days開催。行くしかない。

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1日目は何よりトップバッターのneeからですね。先日記事にしたら本人にリツイートをいただいて知らん人からいっぱいいいねきました。

あと何だかんだ観たことない忘れらんねえよは絶対外せん。その次はOKOJOかな。MIKROCKで観た時は20分4曲のショートステージだったので、初めて聴ける曲も期待できる。

麻痺するポケットとTHURSDAY'S YOUTHも外せんな。ワンマンはおろかミナホにすら出てこないからこういうステージがほんまに貴重。時間丸かぶりのWiennersも観たいけどな…つかなんでこんな尺長いん笑

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2日目はまずいつ頃まで居られるかってとこなんですが。

ミイラズは絶対観たい!!ミイラズですよ!?絶対観るでしょ!!6年ぐらい聴いてるよ。やっと観られるよ。楽しみ…!!

後はミナホでも観てみたかったvivid undressとか。ミイラズと微妙に被ってるけどSULLIVAN's FUN CLUBも最近気になってる。

ビレッジマンズストア観てたら終電厳しいかな…せめて会場限定シングルだけでも手に入れに行きたいところだが。

 

そんな感じです、とにかく楽しみ。他にもオススメのアーティストいたら教えてください。

 

 

12/21 神宿@京都MOJO

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神宿、ついに観られます。夏のツアー大阪公演のチケットを取るも台風で中止。フリーライブの機会にも恵まれず、半年近く焦らされてきたけど、今回ついに。

たまたまこの日、大阪にいるんですよね。しかもその用事が夕方には終わるので、そのまま京都へ直行しようと思ってる。何気に京都初ライブや。

今回のツアーでは特典会がないんやっけな。前特典会はあるんやっけな。どっちにしろ自分が行く時にはなさそう。今回は純粋にライブだけを楽しむ事になるね。

んー。ペンライト買った方がいいんかな()

 

 

12/22 ドラマチックアラスカ@広島BACK BEAT

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京都で神宿観た翌日に広島ってのも我ながら無茶苦茶やなと思うが。

ドアラ、サーキットで何度も観てきたけどワンマンって初めて。4つ打ちブームの終焉に伴って完全に人気失くなったけど、新しいアルバムも良かったし一回行ってみようと思う。

ツアーファイナルやからってのもあったんやけど神戸で追加公演発表されちゃったな()

 

 

12/27 RADIO CRAZY day 3

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まだ行けるか確定してません!申し込んで結果待ち!

関西に住んでた頃から何だかんだ一回も行ったことなかったレディクレ。何なら譲ってもらってチケット確保したけど結局行けなくなってさらに譲った事もありました。

今年ももうええかなって思ってたんやけど、最終日だけ申し込んでみた。

だってさ、

2018年一番ライブを楽しんだBIGMAMAと2019年一番ハマったバンドになりそうな緑黄色社会のコラボステージがあるんですよ。行きたくなるに決まってるでしょ。BIGMAMAの曲に晴子氏が参加するだけでも発狂ものやのに。

まぁ他にもドロス、インディゴ、レンジ、キュウソ、クリープ、バニラズ、サカナクションフレデリックと激アツメンツですわな。TALTOオールスターズも観てみたい。

まぁ当たってから考えますけど。タイムテーブルすらまだ出てないし。

 

 

今のところこんな感じ。一発一発が楽しみ度高い。いや是非ともレディクレでライブ納めしたいなぁ。

まぁ普通に年末とか諸々楽しみはいっぱい待ってます。残り1ヶ月仕事頑張ろー。

では(=゚ω゚)ノ

neeに将来を任せたい音楽がある

いきなりですけど、12/6,7の2日間に東京で開催されるサーキットフェス「下北沢にて」に行くことになりました!!初の関東ライブ!!

広島はもちろんのこと関西にもあまり来なくて普段観られないバンドや、まだワンマンや主催企画に足を運ぶ程には詳しくないバンドを観られる良い機会。めちゃくちゃ楽しみです。

で、その下北沢にてにて、絶対観たいバンドがいる。少し前から気になっている、neeというバンドです。

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聴いたきっかけはYouTubeのおすすめに出てきたこの曲。

名前は聞いたことあったけど、初めて聴いた。カッコええなと。歪んだリードギターにジャキジャキとカッティングするサブギター、ちょっと気持ち悪い声と歌詞。割と好み。

で、この音楽性、なんかボカロっぽいなと思ってたら

やってました。これもその後YouTubeのおすすめに出てきた。ええ仕事しよる。

にしてもボカロ曲として聴くとより際立つこの曲調。バンドサウンドと変わらんギター、幼さを残した言葉遣い、強めの語気で吐き捨てるように呼びかける歌詞。

確実にwowakaリスペクトありますよね。

というかボカロ全般の歌詞がこういう世界観なのかも知らんが。そんなに詳しくないので。ていうかボーカルの くぅ くん、そもそも元々ボカロやってた子なのかな?詳しい人教えて。

いずれにせよバンドやりつつ同時並行でボカロ曲も投下してくるってのが面白い。ボカロ出身のアーティストってヒトリエや米津玄師を皮切りにいっぱい出てきたけど、こういうタイプってあんまり聞いたことない。米津玄師も "砂の惑星" 出したしヒトリエも "アンノウン・マザーグース" 出したけど、neeの場合ボカロの方をメインにやっていくのかな?

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ツイッターのアカウントも「BAND?」て書いてるしな。バンド寄りのボカロPとしての色を強く意識してるんやろうか。

 

どうもくぅくん続々とボカロ曲をツイッターで投稿している模様。

映像が狂気じみすぎてるけど、それがまたいい。不協和音を上手く使ったボカロ特有の音作りを引き立たせてる。

にしても何なんだこのアニメ。いつのだよ。

「◯◯みたいなの作ってみた」って言ってちゃんとアウトプット出来てるのがすごい。めっちゃ完成されてるし。シティポップとかボカロとの親和性高いジャンルでもなさそうやのに。

是非ともバンドアレンジして本人の声でも歌ってみてほしい。

 

本日、ワンマンライブがあったそうで。

デモCDを再販したそうで。

いや欲しいってこれ… しばらくライブ会場で買えるのかな?今後の音源に再録するのかな?

 

ヒトリエがボカロとバンドの垣根を取り去ったって言われてるけど、逆にその後そういう音楽が出来るバンドって出てきてなかったと思うんですよね。結局ヒトリエの独壇場だった。

別にwowakaがいなくなったからヒトリエが終わるとかいう気は全くなくて。ただそろそろヒトリエの他にもボカロの音楽をボカロのままギターロックに落とし込めたバンドが出てきてもいいんじゃないかなと思ってた。neeはその位置を狙えるバンドになる気がする。

もちろん演奏技術的な面ではヒトリエに勝つのは難しいやろうけど。neeがどうとかじゃなくヒトリエが意味分からんぐらいハイスペックすぎる。

それでもneeには、ボカロとロックバンドを繋ぐ音楽の将来を期待できると思う。いや色々言うてきたけどぶっちゃけるとボカロ全然詳しくないですよ。ヒトリエ好きやけどwowakaのボカロ曲そんなに知らないですよ。それでもneeはカッコいいと思えた。

これから要注目です。

 

とりあえず "下僕な僕チン" が収録されたシングルを手に入れに行く。今のところタワレコ渋谷店でしか販売されてないから、東京に行く事があれば是非寄ろうと思ってたけど、まさかライブを観られる機会に恵まれるとは。

いやー楽しみだ。

 

1ヶ月以上前から骨子はあったもののそこから書き進められてなかった記事だったんですが、下北沢にてで観られる事が決まり、またワンマンライブがあったこのタイミングで投下してみました。

皆さん是非。

では(=゚ω゚)ノ

日本のリョクシャ化は着実に進行している

緑黄色社会のワンマンに行ってきました!!

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休み取って行ってきました。休みっつってもアレやから、有休じゃなくて振休やから。むしろ取らなあかん休みやから。それがたまたまこの日やっただけでですね。はい。

6月の緑黄色夜祭、8月のサマソニに続いて今年もう3回目ですよ。むしろ去年まで一回も観たこと無かったのに。こんなにハマるとは。

会場はCLUB QUATTRO。去年のこの時期もワンマンツアーしてたけど当時はCave-Beやった。流石にソールドしてたけど。とは言えこの一年でいかに飛躍したかが分かる。

ソールドはしてなかったけどフロアが十分埋まるぐらいには満員。かなり直前にチケット取ったから自分の整理番号がそのまま動員数とほぼ同じやと思うんやけど、そうすると500人台半ばは入ってたと思われる。平日のクアトロにここまで入るのは大概すごい。

 

定刻になった途端に暗転。フライングしてたんじゃねぇのかぐらいぴったりに開始。

SEが流れる中メンバーが登場。白基調で全員統一した衣装がカッコよすぎる。今回のツアーのコンセプトは「Coloring Nine Cities」。ツアーで回る9ヶ所をリョクシャ化する、緑黄色社会色に染めるということで、逆に自分たちは染まる前の真っ白をイメージした衣装にしてるのかなとか思ったり。

なんて考えてたらドラムカウントから入って始まった一曲目、

死んだ。即死。めちゃくちゃ目ん玉ひん剥いた。鳥肌立ちすぎて鳥になった。"リトルシンガー"、緑黄色社会に本格的にハマるきっかけになった曲なんです。でも過去2回観たライブでは演らなくて、MVある曲やのに自分たちの企画でも演らんって事はもう演らんのかな、と思ってたからめちゃくちゃ嬉しかった。ずっと聴きたかった。もう初っ端から優勝。よかったら過去の記事読んでください、この曲だけで記事ひとつ書いてるから。

まぁこの年のワイバンは台風で中止になったので当時リョクシャカを観るのは叶わなかったんですが。

 

新しいシングルから "Alright!!" ではサビの歌詞に合わせてちょっとした振付が。思えば数日前のツイートは振付レクチャーのつもりだったのかな。

イントロのキーボードとEDM調のシンセの組み合わせがめっちゃ爽やか。軽快に弾き分けるpeppeカッコいい。

続いて晴子氏の「今日は何曜日ですかー?…まぁ、金曜日なんだけど笑」の振りから入った "にちようび"。6月に出た「-幸せ- EP」の4曲の中ではこれが一番好き。晴子氏の曲振りにほっこりしてたらイントロの真吾くんのスラップに注目し忘れた。

大サビ前に各楽器隊が順にソロパートを。peppeのキーボード→真吾くんのベースと来て晴子氏もシンセをきゅるきゅる。最後は壱誓くんが「俺!」と言ってギターソロへ。全体的に緑黄色夜祭の時よりアレンジが効いててライブ映えしてた。

にちようび

にちようび

MC挟んで "幸せ"。晴子氏の側にシンセがあったのを見た時点でこの曲を演るのは予想ついてたけど、"にちようび" の間奏みたいに他の曲でも入れてきたのは予想外やったな。ライブって感じ。

 

中盤の "アウトサイダー" → "Never Come Back" の流れクソかっこよかったな。"アウトサイダー" は定番曲やけど未だに音源持ってない。早よ買お。"Never Come Back" のイントロのカッティングは壱誓くんじゃなくて晴子氏が弾いてたのね。大サビの2人が重ねて歌うパートも完成度高い。お互いがリズム感も音程もしっかり取れてないとあの曲は生で出来ない。

 

ここで初めてメンバー全員ががっつり喋るMCコーナー。

メンバーは前日に車で広島入りしたけど、真吾くんだけ大学の単位がやばいので授業に出てから当日に新幹線で来たらしいw 調べたら真吾くんだけ他のメンバーより2つ年下なんやな。今年22歳、ストレートに進んでれば4回生か。そうだね、今年単位取れんかったらやばいね笑 頑張って卒業してください。

後は広島なので定番のお好み焼トーク

壱誓「あれ何だっけ…鉄板焼き?ごめん知らない、みんな何て言うの?」

いや、普通にお好み焼きで大丈夫です。

マイク入ってなかったけど、晴子氏が「広島焼きじゃないの?」とか言ったのかな、壱誓くんが「いや広島の人は広島焼きって言わないんだよ」とフォロー。晴子氏、口の動きが完全に「そうなの!?」やったw 覚えておいてね。

後は真吾くんが路面電車に乗った話とか、peppeちゃんがカープ坊やに似てる話とか、特にまとまりもオチもない雑談をつらつらと。

 

「ここからはいわゆる後半戦」と始まったMC明け1発目は "want"。持ってないインディーズ音源の曲やけど、Apple Musicで聴いた事があったから分かった。

want

want

赤と緑のダークな照明に照らされての "逆転" はマジで圧巻。カッコよすぎる。"始まりの歌" みたいなキラキラした歌や "幸せ" みたいな暖かい曲が目立つリョクシャカに『信じた私が馬鹿でした』から始まるこんなドス黒い曲がある事実はもっと知られるべき。晴子氏のボーカルもオペラみたいな声量になっとる。

逆転

逆転

するとここでハプニングが。"逆転" の演奏終了後、ドラムのビートが刻まれ始め、オーディエンスはみんな次の曲へのカウントだろうと思ったに違いないのだが、何故か晴子氏と壱誓くんが爆笑している。

晴「これ何の音…?www」

全く予定外の出来事らしい。壱誓くんが「それじゃね?」とpeppeちゃんを指す。どうやらキーボードから鳴ってたらしいw "逆転" のアウトロでぐちゃぐちゃに弾き散らかした時に、何かの拍子でどこかのボタン押しちゃったのかな?「ほんとだ、私だ」みたいな感じで笑い出すpeppeちゃん。スタッフ出てきてキーボードチェックし始めるわ、刻まれ続けるリズムに合わせて真吾くん踊り出すわ、オーディエンスは手拍子するわでカオスな状態にw peppeちゃんまでその空気察して「え、止めていい?止めて大丈夫?」て言い出すしw めっちゃおもろかった。戸惑うpeppeちゃんめっちゃ可愛かった。

「気を取り直して次に行きましょう」と始まったのがよりによってキーボードから入る "あのころ見た光" でちょっと笑ってしまった() けどラララでシンガロングが起こるこの曲で一気に会場の雰囲気が変わる。「広島がどれくらいリョクシャ化されてるか見せて!」と大サビ前にいろんなメロディのラララで何度もコールアンドレスポンス。会場の一体感が高まる。広島のリョクシャ化はしっかり完了している様子。

続いてこの日初めてpeppeちゃんの煽りから入った "Alice" では相変わらず真吾くんのベースで一気に盛り上がる。晴子氏がバスケットを取り出してフロアから歓声が。何かと思えば中にカラーボールがいっぱい入ってて、歌いながら客席に向かって投げ始めた!毎回投げ込まれた場所に客が押し寄せる。間奏ではpeppeちゃん真吾くん壱誓くんもステージ真ん中に出てきて1球ずつ投げてくれた。真吾くんと壱誓くんに関しては弾いてる時にピックまで投げてたし。ファンサービスすげぇな。

自分の斜め前の女の子がボールをゲットしてました。チラッと見えた感じ、ボールにメンバーの直筆メッセージが書かれてたっぽい。いいなぁー。

ボールをゲットした人たちの興奮が冷めず客席がザワザワする中一旦暗転し、徐々に明るくなっていく中から鳴り始めたキーボード。ついに来ました、新曲 "sabotage"。

ドラマ「G線上のあなたと私」の主題歌。ドラマも観てます。最初はこの曲目当てでドラマの第1話観たけどしっかり気に入ってる。今では逆にドラマとの相乗効果でほんまにこの曲が好きすぎる。主題歌効果で再生回数も凄まじく伸びてるし。ていうか、広島ワンマンのこの日に100万再生を突破しました。エモい。

一方で、新曲やし、本編最後かアンコールで演ると思ってたので意表を突かれた感も。じゃあ最後何演るんや?もう "またね" か?と思ってたら、MCを挟んで "想い人" を。

あぁそうだこの曲忘れてた。まだCDになってないから実感なかった。サマソニで初めて聞いた曲。ほんま "sabotage" や "Alice" みたいな爽やかな曲とのギャップよ。振り幅がすごい。そしてどっちのタイプの曲も特色になってるからすごいよなぁ。

サビのメロディが新しいよな。『もらった愛の分だけ 守っていこう』とかのとこ。伸ばしていくのかと思えばファルセットに切り替えるの実際歌うの難しいと思うんやけど完璧やった。普通の人が歌ったら中途半端に声裏返ったみたいになるってあんなん。やっぱり晴子氏歌うますぎる。これが本編最後の曲やったわけやけど、マジでずっと一音も外してなかった。ほんまにうますぎる。脱帽です。

 

アンコールで再登場し、最初に真吾くんが1人でグッズ紹介。「真吾先生の6限目の授業」とか言うてたけど自分の単位の心配しなさい() 晴子氏が「彼はあんまりMCが得意じゃないのでワンマンの時にはいつもやらせてるんだけど今日はいい感じだった」て言ってたw めっちゃ上からw

 

アンコールはここまで来たらもう "またね" 演って終わりやろうなぁと思ってたが、その前に新曲演ってくれた!"冬の朝" という曲。これまた暖かいバラードでした。これからの時期に合いそう。同期でストリングス入ってきてたから、多分もうレコーディングまで終わってて音源完成してるやつやな。リリースが楽しみ。

この曲が終わる頃、2つ前ぐらいにいた女の子が体調悪くなったみたいで倒れそうになってたけど大丈夫やったかな。一緒に来てたお友達らしき子に抱えられて出ていってたけど、無事やといいな。

そっちの心配してたら晴子氏のMC聴くの忘れてたんやけど、恐らく「沢山の人が来てくれて嬉しい」的な話をしてたんやろうな、いきなり真吾くんが「ワイルドバンチとかで観てくれた人もいるのかな?」て被せてきて晴子氏びっくりしてた笑 実際ワイバンで観て今回ワンマンに来た人もパラパラいた模様。俺も観たかったけどね、リョクシャカが出たの平日の1日目やったから。

ただ真吾くん頑張って発言してくれたんやけどワイバンは広島じゃなくて山口なんだ…w

んで最後に "またね" 演って終わり。去り際の晴子氏の「サンキュー!」にやられました←

 

終演後にポストカードお渡し会。「sabotage」の購入特典でもらえた参加券で参加できたもの。自分は前々にタワレコで買ってたけど、当日に会場で買っても参加券もらえたらしく、結構な行列やった。

クアトロのドリンクコーナーの前にメンバーが並んでて、晴子氏からポストカードもらえた。メンバーに何て声かけようかなーと色々考えてたけど、普通に無理でした。列長いのもあって回転早すぎた() ありがとうございましたありがとうございました連呼して帰ってきた。やっぱアレやな…ただのバンドマンと言えど目の前にしたらオーラすごいな…もっとちゃんと目に焼き付けたかった…

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最後にメッセージコーナーにメッセージ書いてきた。最初に載せた写真のやつ。

9会場分を繋げたら完成するみたいなやつやね。MCでも触れてた。「どこがどの会場か分かるから広島だけスカスカとかやめてね笑」て言ってたな笑

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ツアーが9公演なのもこれを3×3に分けるためやったんやね。

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ライブ前にこの状態やったものが、

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こんなにぎっしりになってました!

ちなみに僕のメッセージがどれかは探さないでください。

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絶対に探さないでください。

 

最後、書き終わって帰ろうとしたらラッキーなことが。書いてる間にお渡し会が終わったらしく、最後に楽屋に戻っていくメンバーが遠くから手振ってくれた!周りにいた10人ぐらいで大喜び。前にいた女の子2人組「やばい!やばい!」言うてたけど俺も1人でやばいやばいなってた。参加券をコインロッカーの中の財布に閉じ込めてしまってて、荷物取り出してから並んだから最後の方になっちゃってたんやけど、それが逆にラッキーやった!

最後までめちゃくちゃ良いライブでした!!

 

 

物販は先行でがっつり買ってました。そこまで買うつもりなかったんやけど現物見たら欲しくなった。

Tシャツは最近多い大きめのシルエット。横の裾に切れ込みが入ってたり、フロントに比べてバックの裾がちょっと長かったり、結構デザイン凝ってる。バックにはツアー日程が載ってます。

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んでタオル。これも結構大きめのサイズ。

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ラババンは緑黄色夜祭で買ってるから今回はええかなーと思ったけど合計金額調整の為に買った()

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ラババン買った事で合計金額が6000円乗ったのでバッグもゲット。

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いやぁ貢いだなぁ。

 

 

緑黄色社会、ほんまにライブの回数や曲の聴き込みっぷり的に2019年一番ハマったバンドになるかも知れん。

(ただ2015年ぐらいから、年間一番ハマったって俺が宣言したバンド大体残念な事が起こってるからあんまり言いたくない感もある)

ここ数年長いことネクストブレイクって言われ続けてるイメージやけど、言うて流通デビューしてからはまだ2年なんよな。芽が出ず燻り続けるわけでもなく、テレビで取り上げられて急激にバズるわけでもなく、堅実で着実な一番良い売れ方してきてると思う。今回 "sabotage" でドラマ主題歌になったのはほんまに大きい。リョクシャ化、順調に進行してます。

何となく、今回のツアーファイナルでアルバム発表する気がする。今回のタイミングじゃなくても、MV曲溜まってきてるし、ここでメジャーファーストフルアルバムを投下してさらにハネてくれたらと期待してる。楽しみにしてます。

緑黄色社会、これからも応援します!

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では(=゚ω゚)ノ

 

緑黄色社会 リョクシャ化計画2019

11/22 広島CLUB QUATTRO

セットリスト

1. リトルシンガー
2. 始まりの歌
3. 君が望む世界
4. Alright!!
5. にちようび
6. Bitter
7. 幸せ
8. 視線
9. 大人ごっこ
10. アウトサイダー
11. Never Come Back
12. want
13. 真夜中ドライブ
14. 逆転
15. あのころ見た光
16. Alice
17. sabotage
18. 想い人

en1. 冬の朝 (新曲)
en2. またね

マジでKing Gnuって何なんだよ…なぁ…

CDJのタイムテーブルについても紅白の出場者についても色々語る事あったんやけどさ… CDJに関しては記事書き始めてたんやけどさ…

なんかKing Gnuに全部持っていかれた。

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マジで何なんこのバンド…何したらこんな急激に売れんの…

 

今年のヌーはほんまに勢いがおかしい。

今年自分が行った大型フェスというと夏のワイバンとサマソニなんやけど

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ワイバン、初出演にして最大ステージ。

きっちり観たけどもさ。

んで先日発表されたCDJのタイムテーブル。

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きっちり最大ステージ。

ちなみに昨年のタイムテーブル。

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きっちり最小ステージ。

一年でこんな躍進することある???

あいみょんでももうちょい刻んできたよ???

んで極め付けは紅白ですよ。

売れるとは思ってた。売れてきてるなとは思ってた。ここまで売れるとは思わなかった。

 

2019年に売れたバンドと言えばもう日本人である限り髭男とKing Gnuて言うと思うんやけど、何やろな、ヌーの方には「インディーズ時代」とか「下積み時代」みたいな影が見えない。前身バンドSrv. Vinch 時代があるのは分かってるけど、とは言えKing Gnuになってからはまだ2年。Srv. Vinchですら2013年結成らしいけど。

ちなみに髭男が2012年結成の2015年インディーズデビューらしい。これでもまだそんな最近なんかよって感じ。俺が大学入った時点で2組ともまだ存在してなかったって事ですからね。えぐ。

 

髭男は普通に国立大出て一旦就職してるし、売れるまでの道のりってものがまだ想像できるんやけど、ヌーにはそれが感じられん。でも、環境が良かっただけとか周りに持ち上げられたとかじゃなくてマジで才能を以ってして実力で成功してるからすごい。髭男ですらやっと掴んだものを最初から持ってたって感じ。金持ちの家に生まれた赤ちゃんじゃなくて、生まれた時にはもう歩けてた赤ちゃんって感じ。こんなもん勝てるわけない。他のバンド全部保育器必要になる。

 

とは言えこういう時に言う「売れる」って界隈で名前を知らない人がいなくなる程度のものであって、それこそ紅白に出る様な「一般の人でもみんな知ってる」レベルになったのはもちろん今年の話。

そう考えると2018年の時点で "Flash!!" をヘビーローテーションに選出してたスペシャの先見の明ってすごいなと思うし、

2017年4月の時点で取り上げて、半年後にはもう「ますます勢い付いた」「これが流行れば国内の音楽シーンの何かが変わる」と言い切ってた石左ってバケモンやなと思う。関ジャムのランキングで " Prayer X" が紹介されたタイミングすら遅すぎる様に感じる。

 

King Gnuが売れたことによって今後のバンドシーンってもう素人が迂闊に手出せなくなるよな。芸大でその道を専攻した人間が順当に評価されてしまったことで、もう小手先で勝負できる時代じゃなくなった。ここまで売れる為にはこのレベルが必要、というハードルがめちゃくちゃ上がった。どうなるんやろうな2020年代の音楽シーン。楽しみ。

とは言えKing Gnu本人もまだまだこれから売れ続けるんでしょう。まだアリーナツアーしてないしな。今やってるツアーの会場見て「もうゼップ2daysとかやべぇな…」と思ってたのなんかまだまだやった。

しかも恐ろしいのって、何気にまだ "白日" ぐらいしか大したタイアップついてないんよな。髭男の甲子園テーマソングとか映画主題歌とか、あいみょんのドラマ主題歌とか、そういうのがまだ "白日" しかない。"飛行艇" も "傘" もCMソングに留まってる。にも関わらず全部売れてる。恐ろしい。これで来年もっと一般層に浸透するタイアップついたらどうなるんやろ。

何より "白日" 以降の楽曲がまだCDになってない。次のアルバム、どんなえげつない作品になるのか楽しみやな。多分買う。もう、買う。

ちゃんと聴いたことねぇわって方も、嫌いじゃない限り聴いて損はないと思います。是非に。

 

いやかっこええって…怖いぃぃ…

 

では(=゚ω゚)ノ