CDJのタイムテーブルについても紅白の出場者についても色々語る事あったんやけどさ… CDJに関しては記事書き始めてたんやけどさ…
なんかKing Gnuに全部持っていかれた。
マジで何なんこのバンド…何したらこんな急激に売れんの…
今年のヌーはほんまに勢いがおかしい。
今年自分が行った大型フェスというと夏のワイバンとサマソニなんやけど
ワイバン、初出演にして最大ステージ。
きっちり観たけどもさ。
んで先日発表されたCDJのタイムテーブル。
きっちり最大ステージ。
ちなみに昨年のタイムテーブル。
きっちり最小ステージ。
一年でこんな躍進することある???
あいみょんでももうちょい刻んできたよ???
んで極め付けは紅白ですよ。
第70回NHK紅白歌合戦への初出場が決定致しました!!
— King Gnu (@KingGnu_JP) 2019年11月14日
大晦日、楽しみにしていてください!https://t.co/oRqCXiR8Qb
売れるとは思ってた。売れてきてるなとは思ってた。ここまで売れるとは思わなかった。
2019年に売れたバンドと言えばもう日本人である限り髭男とKing Gnuて言うと思うんやけど、何やろな、ヌーの方には「インディーズ時代」とか「下積み時代」みたいな影が見えない。前身バンドSrv. Vinch 時代があるのは分かってるけど、とは言えKing Gnuになってからはまだ2年。Srv. Vinchですら2013年結成らしいけど。
ちなみに髭男が2012年結成の2015年インディーズデビューらしい。これでもまだそんな最近なんかよって感じ。俺が大学入った時点で2組ともまだ存在してなかったって事ですからね。えぐ。
髭男は普通に国立大出て一旦就職してるし、売れるまでの道のりってものがまだ想像できるんやけど、ヌーにはそれが感じられん。でも、環境が良かっただけとか周りに持ち上げられたとかじゃなくてマジで才能を以ってして実力で成功してるからすごい。髭男ですらやっと掴んだものを最初から持ってたって感じ。金持ちの家に生まれた赤ちゃんじゃなくて、生まれた時にはもう歩けてた赤ちゃんって感じ。こんなもん勝てるわけない。他のバンド全部保育器必要になる。
とは言えこういう時に言う「売れる」って界隈で名前を知らない人がいなくなる程度のものであって、それこそ紅白に出る様な「一般の人でもみんな知ってる」レベルになったのはもちろん今年の話。
そう考えると2018年の時点で "Flash!!" をヘビーローテーションに選出してたスペシャの先見の明ってすごいなと思うし、
2017年4月の時点で取り上げて、半年後にはもう「ますます勢い付いた」「これが流行れば国内の音楽シーンの何かが変わる」と言い切ってた石左ってバケモンやなと思う。関ジャムのランキングで " Prayer X" が紹介されたタイミングすら遅すぎる様に感じる。
King Gnuが売れたことによって今後のバンドシーンってもう素人が迂闊に手出せなくなるよな。芸大でその道を専攻した人間が順当に評価されてしまったことで、もう小手先で勝負できる時代じゃなくなった。ここまで売れる為にはこのレベルが必要、というハードルがめちゃくちゃ上がった。どうなるんやろうな2020年代の音楽シーン。楽しみ。
とは言えKing Gnu本人もまだまだこれから売れ続けるんでしょう。まだアリーナツアーしてないしな。今やってるツアーの会場見て「もうゼップ2daysとかやべぇな…」と思ってたのなんかまだまだやった。
しかも恐ろしいのって、何気にまだ "白日" ぐらいしか大したタイアップついてないんよな。髭男の甲子園テーマソングとか映画主題歌とか、あいみょんのドラマ主題歌とか、そういうのがまだ "白日" しかない。"飛行艇" も "傘" もCMソングに留まってる。にも関わらず全部売れてる。恐ろしい。これで来年もっと一般層に浸透するタイアップついたらどうなるんやろ。
何より "白日" 以降の楽曲がまだCDになってない。次のアルバム、どんなえげつない作品になるのか楽しみやな。多分買う。もう、買う。
ちゃんと聴いたことねぇわって方も、嫌いじゃない限り聴いて損はないと思います。是非に。
いやかっこええって…怖いぃぃ…
では(=゚ω゚)ノ