たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

neeに将来を任せたい音楽がある

いきなりですけど、12/6,7の2日間に東京で開催されるサーキットフェス「下北沢にて」に行くことになりました!!初の関東ライブ!!

広島はもちろんのこと関西にもあまり来なくて普段観られないバンドや、まだワンマンや主催企画に足を運ぶ程には詳しくないバンドを観られる良い機会。めちゃくちゃ楽しみです。

で、その下北沢にてにて、絶対観たいバンドがいる。少し前から気になっている、neeというバンドです。

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聴いたきっかけはYouTubeのおすすめに出てきたこの曲。

名前は聞いたことあったけど、初めて聴いた。カッコええなと。歪んだリードギターにジャキジャキとカッティングするサブギター、ちょっと気持ち悪い声と歌詞。割と好み。

で、この音楽性、なんかボカロっぽいなと思ってたら

やってました。これもその後YouTubeのおすすめに出てきた。ええ仕事しよる。

にしてもボカロ曲として聴くとより際立つこの曲調。バンドサウンドと変わらんギター、幼さを残した言葉遣い、強めの語気で吐き捨てるように呼びかける歌詞。

確実にwowakaリスペクトありますよね。

というかボカロ全般の歌詞がこういう世界観なのかも知らんが。そんなに詳しくないので。ていうかボーカルの くぅ くん、そもそも元々ボカロやってた子なのかな?詳しい人教えて。

いずれにせよバンドやりつつ同時並行でボカロ曲も投下してくるってのが面白い。ボカロ出身のアーティストってヒトリエや米津玄師を皮切りにいっぱい出てきたけど、こういうタイプってあんまり聞いたことない。米津玄師も "砂の惑星" 出したしヒトリエも "アンノウン・マザーグース" 出したけど、neeの場合ボカロの方をメインにやっていくのかな?

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ツイッターのアカウントも「BAND?」て書いてるしな。バンド寄りのボカロPとしての色を強く意識してるんやろうか。

 

どうもくぅくん続々とボカロ曲をツイッターで投稿している模様。

映像が狂気じみすぎてるけど、それがまたいい。不協和音を上手く使ったボカロ特有の音作りを引き立たせてる。

にしても何なんだこのアニメ。いつのだよ。

「◯◯みたいなの作ってみた」って言ってちゃんとアウトプット出来てるのがすごい。めっちゃ完成されてるし。シティポップとかボカロとの親和性高いジャンルでもなさそうやのに。

是非ともバンドアレンジして本人の声でも歌ってみてほしい。

 

本日、ワンマンライブがあったそうで。

デモCDを再販したそうで。

いや欲しいってこれ… しばらくライブ会場で買えるのかな?今後の音源に再録するのかな?

 

ヒトリエがボカロとバンドの垣根を取り去ったって言われてるけど、逆にその後そういう音楽が出来るバンドって出てきてなかったと思うんですよね。結局ヒトリエの独壇場だった。

別にwowakaがいなくなったからヒトリエが終わるとかいう気は全くなくて。ただそろそろヒトリエの他にもボカロの音楽をボカロのままギターロックに落とし込めたバンドが出てきてもいいんじゃないかなと思ってた。neeはその位置を狙えるバンドになる気がする。

もちろん演奏技術的な面ではヒトリエに勝つのは難しいやろうけど。neeがどうとかじゃなくヒトリエが意味分からんぐらいハイスペックすぎる。

それでもneeには、ボカロとロックバンドを繋ぐ音楽の将来を期待できると思う。いや色々言うてきたけどぶっちゃけるとボカロ全然詳しくないですよ。ヒトリエ好きやけどwowakaのボカロ曲そんなに知らないですよ。それでもneeはカッコいいと思えた。

これから要注目です。

 

とりあえず "下僕な僕チン" が収録されたシングルを手に入れに行く。今のところタワレコ渋谷店でしか販売されてないから、東京に行く事があれば是非寄ろうと思ってたけど、まさかライブを観られる機会に恵まれるとは。

いやー楽しみだ。

 

1ヶ月以上前から骨子はあったもののそこから書き進められてなかった記事だったんですが、下北沢にてで観られる事が決まり、またワンマンライブがあったこのタイミングで投下してみました。

皆さん是非。

では(=゚ω゚)ノ