サブスク全盛期の令和だが、自分は未だに好きなアーティストや良いと思った曲のCDは買っている。そしてその大半はタワーレコードである。
CDに限らず当たり前の話だが、買い物と言うのは会計の時に店員は客が何を買ったか分かる。その他ポイントカード所持の有無、使用するクレジットカードのカード会社の種類など筒抜けと言えば筒抜けである。殊タワレコなんて店員も音楽好きである場合が大半であり、言わば店員と客は仲間である。店員からしたら「この人もこのバンド好きなんだ！」てなることも日常茶飯事なんだろうなと思う。そして、その気持ちをアウトプットしてくる店員がたまにいる。
ｱｯｱｯｱｯてなる。
社会人になってから、レジで店員に話しかけられたことが3回ある。男の子1回、女の子2回。恐らく皆若い子。バイトとして働き始めたばかりで、自分と同じ好きなアーティストのCDを買っていく人がいる事実を新鮮に喜べる子たちだったのだろう。
男の子は確か緑黄色社会のCDを買った時に話しかけられた。ちなみに後日クアトロでのリョクシャカのライブでその子を見かけたのでマジでちゃんと好きなんだろう。あれ以来店舗でも見てないけど元気にしてるかな。あれからリョクシャカだいぶ売れたけどまだ好きなんかな。
そして2人の女の子は同じアーティストについて声をかけてきた。実を言うとこちらは商品ではない。会計時に提示したdポイントカードだ。自分はクリープハイプのdカードを使っている。別にこだわりはない。正直何のタイミングで手に入れたカードかも覚えてない。しかしタワレコは店舗のポイントカードに加えてdポイントも重複して貯まるのでいつも提示している。
これを提示した時に声をかけられた事があった。買ったCDは全然別のアーティストなのに、ポイントカードを見て「クリープハイプ好きなんですか！？」て言ってくる。ｱｯｱｯｱｯてなる。男の子に話しかけられるのとは訳が違う。クリープハイプのファン怖い。ｱｯｱｯｱｯてなる。
そしてその時決まって、返し方が分からない。もちろんクリープハイプ好きなのは間違いないんだが、会計時の僅かな時間でどこまで広げていいのか分からない。「ｱｯﾊｲ」としか答えられない。何なら「何のバンドが好きなんですかー？？」と続けられるが、繰り返すが会計時の僅かな時間でどこまで広げていいのか分からないし好きなバンドなんて腐るほどいるから誰を挙げればいいのかも瞬時に判断できない。結果として「ﾏｧ…何ﾃﾞﾓ好ｷﾃﾞｽﾈ」ぐらいしか言えなくて「そうなんですね〜！」で会話が終わる。ｱｯｱｯｱｯてなりながらレジを去る。
これではいけない。例えただの会計時のちょっとした話だとしても、興味を持って話しかけてもらったからには何かしらの身のある返しをしたい。という事で、今後タワレコで店員に話しかけられたら話そうと思っている内容を３つほど用意した。
①クリープハイプの好きな曲を瞬時に言えるようにしておく
クリープハイプのカード使ってんだからクリープハイプに言及される事は容易に想像できる。じゃあそこを掘り下げようと思ったら、好きな曲の一つや二つや三つや四つ言えるようにしておこう。んで余裕があれば相手の好きな曲も聞いてみたりして。ちなみに僕は "ABCDC" が一生好きです。
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②買ったCDのアーティストに言及する
まぁそもそもはこれが定石でしょう。そのシチュエーションにおいて一番身近なアーティストは目の前にいる。というか話しかけられるとしたら普通このケースでしょう。緑黄色社会然り。
③着ている服や所持している物のアーティストを挙げる
買ったCDのアーティストがあまりにもマイナーだったりバンド関連とは程遠かったりする場合、これもありかと。何せ「何のバンドが好きなんですか？」に対して咄嗟にアーティスト名を挙げられるようにしておけばいいのだ。
とりあえずこの３つだけ意識しておけば、不意に店員に話しかけられても咄嗟に対応できて、ｱｯｱｯｱｯてなることは減るはず。というか、各シチュエーションにおいて想定問答を考えておくというのは普通に生活の中で必要ですよね。仕事にもプライベートの人付き合いにも活かしたいと思います。
何の話？
では(=ﾟωﾟ)ﾉ
