たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

バックドロップシンデレラとKEYTALKで翔んで埼玉

人生初の埼玉ライブ!バックドロップシンデレラKEYTALKのツーマンに行ってきました!!

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埼玉県熊谷市のCDショップ、モルタルレコードの22周年を記念したイベント。大阪で言うHOLIDAY! RECORDSやFLAKE RECORDSみたいな感じかな?アナウンスされた時から楽しそうでしかないツーマンだなと思ってたけど、まぁ埼玉なので行ける気などしてなかったのだが、当日に関東方面に出張が入り、参戦を決意。なんか行けるライブないかなーと思ってた時に「これあるやん!!」てなった時はアガったよ。

会場は熊谷駅から数分のHEAVEN'S ROCK VJ-1。ヘブンズロック系列は名前もよく見かけるライブハウスですね。ついに来られた。思ったよりギリギリで、近くのビジネスホテルにチェックインしてから向かったら開演5分前だった笑 結果的にスタートは5分ほど押してたけど。何となくキャリア的にKEYTALKが先かなと思ってたのだが、バクシンからスタートした。

 

 

バックドロップシンデレラ

本公演、特にアナウンスがなくて声出しやモッシュ・ダイブ等がどこまでOKなのか分からんかったのだが、1曲目 "本気でウンザウンザを踊る" が始まった瞬間から観客が一気にフロア前方へ。そしてサビであゆみさんがもう客席へダイブw あぁ完全にコロナ前に戻ったなこれはと。自分は煽られたら歌うぐらいに留めて、他は念の為大人しくしていたが、その分手を挙げたりツーステ踏んだり跳んだりで暴れた。

"フェスだして" の中間では一徳さんがKEYTALKの名前を出す。リズムに乗りながらの「何年ぶりだっけ!」「分からん!」は笑った笑 でも確かにあんまり対バンしてるイメージってない。この後のMCでペリーさんが言ってたけどほんとに8〜9年ぶりとかとのこと。そういえばKEYTALKの話してる時に舞台袖から武正が顔出してたな笑

コロナ禍で初めて観たバクシンももう4回目ぐらいかな。MV曲以外も定番ところはだいぶ覚えてきた。 "国家の不正を暴きたい" の合唱パートの歌詞はなかなか覚えられないけど。多分みんな覚えてないけど。笑 そのパートになる度に笑い起きるしw

バクシンと言えば最近、ライブにおける撮影OKを解禁。動画でもOK、SNSにアップもOK。ただ「ツイキャスとかYouTube Liveで有料生配信する奴がいるらしいw それは無しでw」とのこと笑 まぁペリーさんが面白可笑しく話してくれてたから笑えたけど、そんな発想になる奴いるんだな…そして俺は全く撮りませんでした、暇ない。

その他MCでは熊谷の話に。コロナ禍になってからは来ていなかったとのことで、「俺の知ってる熊谷でよかった!」とペリーさん。本当に、この日の感じがどこのライブハウスでも出来るようになったら、本当に音楽業界としてはコロナ禍終息でいいだろうなと思う。マスクぐらいしますがな。

あゆみさんが「3年前は歌えなかった曲」と前振りしての "2020年はロックを聴かない" も一層熱量が入ったと言うか、2020年には考えられなかった楽しみ方ができたなと思う。あのがっつり自粛期間中に作った曲がこんなにキラーチューンになってるの、普通にアーティストとしてカッコ良すぎる。

後半はまたコロナ禍や熊谷への想いを語って "8月。雨上がり" でエモくしたかと思えば、"台湾フォーチュン" からラストスパート開始。混じらないようにするのが困難なぐらいの規模のモッシュが起こる。続く "月あかりウンザウンザを踊る" ではいよいよサークルの円周に巻き込まれて肩組まれた笑 そして巨大なサークルが広がったところで、一旦曲を中断してあゆみさんがお話。今回の企画を組んだモルタルレコードの店長さん、22歳の息子さんがいるんだと。お子さんの誕生と同じタイミングで店を立ち上げてるのすごいな。息子さんにとっては一緒に歳を重ねてるお店なんだなと。22周年まできたと言うことで「あと22年は演るから」は笑ったけどw その話でしっかりエモくしてからの曲を再開して大サビはもうすごい盛り上がりだった。俺はサークルから即座に抜けたけど。

そして最後は "さらば青春のパンク"。最高でした。主催者・共演者へのリスペクトを最大限に示しながらの代表曲を詰め込んだ対バンらしいセトリでとてもよかったです。

 

セットリスト

1. 本気でウンザウンザを踊る
2. HATEです
3. フェスだして
4. 国家の不正を暴きたい
5. 2020年はロックを聴かない
6. 遊びにいきたい
7. 8月。雨上がり
8. 台湾フォーチュン
9. 月あかりウンザウンザを踊る
10. さらば青春のパンク

 

 

KEYTALK

お決まりの "物販" をSEに登場。早速缶ビールを飲み干した巨匠のタイトルコールで "UNITY" と初っ端からガチ勢殺しな1曲目が始まると、凄まじい歓声と共にこれまた一斉に観客が押し寄せる。

続いても "BEAM" "夕映えの街、今" とアルバム曲が連発され、イントロのギターリフが鳴る途端に大歓声。"夕映えの街、今" では客席でダイバーも出て、巨匠も途中でピック投げてギター降ろしてハンドマイクで最前の客を煽るなどもう揉みくちゃ。フロア後方ではサークルも頻発していて、KEYTALKってこんな事になるバンドだったっけ…と驚嘆。

昨年のツアーの様子がまとめられたMVが公開されている "shall we dance?" はあまり聴き込めてなかったのだが、曲の展開が目まぐるしすぎてついていけてるファンがすごいと思った。もうちょっと聴いて覚えていけばよかったな。。。

のっけからコアなアルバム曲を連発したスタートダッシュとはうってかわって、真ん中のセッションは "君とサマー" から始まって "Summer Venus" "MONSTER DANCE" "パラレル" と超キラーチューン祭り。"君とサマー" がやっぱり楽しい。このサビが2段階ある感じ最高。

MCではバクシン同様モルタルレコードの22周年を祝うとともに、熊谷という土地に因んで埼玉の教習所の話に始まり、武正が原付の免許を取った時の話に。トラックに轢かれそうになって巨匠に助けられた話面白かった笑 からの義勝「そのまま轢かれればよかったのに」w

あと八木ちゃんの「苔生えちゃいました」て言ってた緑のインナーカラー綺麗だった。可愛かった。34歳…?

最後のセッションも "夜の蝶" "MABOROSHI SUMMER" "MATSURI BAYASHI" と新旧織り交ぜたキラーチューン連発。"MATSURI BAYASHI" はやっぱカッコいいね。義勝のスラップしか観てないですね殆ど。でも間奏での武正のギターフレーズもワウ強めのエフェクトが音源とは全然違って新鮮で、ライブって感じがした。

そして最後が "DROP2"。この曲も、フェス系イベントでもよく演ってはいるが、とは言えアルバム曲。なんせ最後に持ってくるってのが強い。

DROP2

DROP2

巨匠がマイクスタンド倒れるぐらいアツくなってて、フロアももうぐちゃぐちゃだった。スタンド倒れた時の「ゴトッ」て音マイクに入ってたもんな笑 最後の最後まで盛り上がりがすごかったです。

 

こちらはアンコールあり。再登場し、「あと1曲だけ!」と言って演った1曲が "アワーワールド"。これまたチョイスが強い!入りのドラムからもう歓声上がったもんな。

新曲、過去曲、代表曲、アルバム曲、全部織り交ぜためちゃくちゃ強いセトリでした。

 

セットリスト

1. UNITY
2. BEAM
3. 夕映えの街、今
4. shall we dance?
5. 君とサマー
6. Summer Venus
7. MONSTER DANCE
8. パラレル
9. 夜の蝶
10. MABOROSHI SUMMER
11. MATSURI BAYASHI
12. DROP2

en1. アワーワールド

 

終演後、物販でKEYTALKのTシャツ購入。

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普通にデザイン可愛いから気に入ったんだけど、それよりこの時普通に金土日宿泊するに当たって着替えが足りなかった() でもKEYTALKのグッズって何気にラババンしか持ってなかった(しかもCDの特典のやつ)からちょうどよかった。

 

以上!!

とても良いツーマンだったー。ひたすらに暴れられた。バクシンも何度観ても楽しいし、KEYTALKは昨年のOOPARTS以来1年ぶりかな?セトリも強かったしめっちゃ良かった。

埼玉初ライブがこれで大満足です。出張のタイミングで良いライブを見つけられたもんだ。次来る機会は流石になかなか無さそうやけど、とりあえず今回は良い縁があったってことで!来られて良かったです!

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では(=゚ω゚)ノ

 

Hay! It's been a while! #1

2023.4.21 熊谷HEAVEN'S ROCK VJ-1

KEYTALK
バックドロップシンデレラ