BUMP OF CHICKEN aurora ark 名古屋2日目！
1日目のレポはこちら。
2日目のレポは1日目との比較をメインに書いていきます。
1日目で物販は済ませているので、開場時間を少し過ぎたぐらいにゆっくり入場。1日目と同じくPIXMOBリストバンドをもらった。1日目のリストバンドはカバンにしまった。公演終了後はランダムな色に光るようになってたので、先に光ってしまったらフライングみたいなると思ったので。後で分かるのだがそこまでする必要はなかった。
この日はスタンド席最上階の一番後ろから2列目という() 高所恐怖症やったらちょっとしんどいんちゃうかなってレベル。見通しはすごい良い。そして本当にこの辺の席まで埋まってるのがすごい。
2日目も10分ほど押して開演。
前日と同じく "aurora arc" と共にオープニングが始まり、メンバーが登場して "Aurora" からスタート。自分でもびっくりしたんやけど、何故かここで泣きそうになった() 1日目は平気やったのに。会場全体を見渡せる位置にいたから、改めて壮大さを実感して感動したんかなぁ。
その後 "虹を待つ人" → "天体観測" の流れも同様。一番高いところから見渡す虹色のPIXMOB、もはや芸術ですよ。
チャマによるメンバー紹介。前日は「メンバーイチの高身長」と紹介されたヒロ、この日は「メンバーイチの食いしん坊」と紹介されてた。そこから名古屋で食べたものの話振られてたけどやっぱり口下手なヒロが尊い。あとチャマが最後に自分のこと金髪ブタ野郎言うてたw
MCが終わり、次の曲は "月虹" やと思ってたけど、この日は "シリウス" やった！確かに1日目終わってから、シリウス演らんかったなとは思ってたんだよ。逆にこの日は "月虹" が無かった。まさかアルバム曲を日替わりにしてくるとは。
続いてもセトリ変更。前日は "プラネタリウム" やったのが、この日は "車輪の唄"！これも高校時代ずっと聴いてた曲ですよ。MVで観て、マンドリンやウッドベース弾いてるイメージの曲やったから、普通のギターやベースで演奏してるのが新鮮。
"Butterfly" 前のチャマの曲振り、基本的に1日目と同じやったんやけど、「今楽しい人も、悲しいなぁ、もうやだなぁ、死にたいなぁって人もこの曲で踊ってください」て余計に悪化してた笑 なんでライブ中に死にたくなるんだよw
この日もロングバージョンで。1日目も思ったけど、Bメロの『光らなくなった靴の事』でPIXMOBも一瞬光らなくなって、サビで一斉にまた光るのめちゃくちゃ綺麗やったな。この演出を上から見渡せるってだけでスタンド5階席マジ勝ち組ですわ。さすがに銀テープは届くわけなかったけどな…2日行って一本もゲット出来なかったのが非常に悔やまれる。
"記念撮影" のあと、"話がしたいよ" の前に藤くんが「お、早ぇなもうこの曲か…」って呟いた。1日目はこんなこと言ってなかったし、そもそも一言挟む箇所でもなかった。マジで心から早ぇなって思ったんやろうな。
そして恥ずかし島コーナー。
1日目は "ダイヤモンド" やったこの部分は "真っ赤な空を見ただろうか" に変更！1番Aメロの歌い出しをゆっくり弾き語った瞬間に鳥肌。めちゃくちゃ好きですこの曲。2日目も来てよかった。
10年前、BUMPにハマってCD集めていこうって思った時に一番最初に買ったCDのひとつが「涙のふるさと」なんですよ。今思えば非公式アップロードだったYouTube音源で聴いた "真っ赤な空を見ただろうか" を気に入りすぎて。もちろん "涙のふるさと" も好きやけど。スペシャでBUMPと知らずにMV観て、「堀北真希やん」と思った記憶。楽曲との出会い方が2000年代やなぁ…
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この日も次の "リボン" の前にMCで恥ずかし島トーク。藤くん、「花道」てワードが出てこなくて出っ張りとか言うてたのおもろかった笑 そして1日目と同じくヒデちゃんイジり。w 「BUMP OF CHICKENのギターがヒロしかいないように、ベースがチャマしかいないように、ドラムはヒデちゃんしかいないんです」「ドラムのヒデちゃんもこのタイミングだけはみんなの近くに来られます」辺りまでは良かったのに「ドラムだから簡単には動けないんだよね、別に意固地になってるわけじゃないからね」「イシツブテみたいな顔してね」「ゴローニャみたいな顔してね」からどんどん怪しくなり、最終チャマがポケットからスマホ取り出してゴローニャを画像検索し出したwww ドーム公演ってこんなに自由してええもんなんですか？好きすぎた。
ゴローニャ pic.twitter.com/4VwvGVs5gi
— CHAMA (@boc_chama) 2019年9月22日
その後また一塁側を歩いてメインステージへ。観客とハイタッチしたりと相変わらずのファンサービス。チャマ途中で客席を背にして自撮りしてた…悲鳴みたいな歓声上がってた。
2回目の "aurora arc" からの "望遠のマーチ" で後半戦スタート。藤くん2番の『失うものはないとか かっこいい事言えたらいいよな』のところで「かっこいい事言えたらいいよなぁ！！！」って声上げたのかっこよすぎる…かっこいい事言えてるってあなた… 間奏中に「世の中にある沢山の音楽の中から俺らを見つけてくれたんだろ！だから俺らもお前を見つけに来たぞ！」て吠えたのも感動したな…
この曲はほんまに今回のツアーで再評価された感ある。人気が爆上がりしたと思う。いや、元から低くないけど。
1日目はこの次は "アリア" やったけど、この日は "GO" やった。ほんまに、ドーム規模でここまで変えてくるとは思わんかったよ。
ほんで、だいぶ遅ればせながらこの辺であることに気づいた。
カバンにしまっていた昨日のPIXMOBも光っている。
マジでびっくりした。1日目の公演が終わって以降、ランダムな色に光るようになっていたPIXMOBが、また目の前の楽曲に合わせて周りの客のPIXMOBと一緒に光っている。これまさか会場内にいるだけで操作されてるのか？確かに、当日のPIXMOBとそれまでの公演で配られたPIXMOBとどう区別するんやろとは思ってたけど。ほんますごいね技術の進歩って。
ってか、ということは入場した時点で1日目のPIXMOBも開演まで光らないようになってたわけだ。別にカバンに入れなくてよかったんやな()
"Spica" の前に「一生今日が続いてほしい」と漏らした藤くん。歓声が上がったが、それに被せるように "Spica" を歌い出した。客としてはそのままMCに入るんやと思って歓声で応えたんやと思うんやけど、ここはMCを挟む箇所ではなかった。1日目もそうやったように。喋る予定のないところで、心からぽろっと口に出た言葉やったんやと思う。"話がしたいよ" の前もこんな場面あったけど、この日の藤くんはほんまに感情ダダ漏れやった。
この後は1日目と同じセトリ。さすがに2日連続で "ray" で泣きはしませんでした。感動したけどね。ドームの最上階から見渡す "新世界"、"supernova"、"流れ星の正体"。圧巻でした。"新世界" の後に客席から野太い男の声で「藤くんアイラビュー！！」て聞こえてきて、笑いと共に拍手が起こった笑 優しい世界。
本編終了後、客席から "supernova" の『ラララ』が斑らに響く中メンバーが再登場。この日もアンコール前に古渓さんによる記念撮影。
aurora ark TOUR ナゴヤドーム公演 2日目終了しました🙌2日間の素敵な夜をありがとうございました🙏名古屋でら最高🔥#auroraark pic.twitter.com/dAZiopWMQr
— CHAMA (@boc_chama) 2019年9月22日
マジで、マジでてっぺん。
アンコール1曲目は驚愕の "同じドアをくぐれたら"。アンコールも昨日と曲変えてきそうやな〜とは思ってたけど、こんなとこ予想つかんって。ライト層ファミリー層置いてけぼりもいいとこ。
「久しぶりに演ったんだ〜」と嬉しそうな藤くん。いやほんまにこちらも嬉しいどころじゃないですよ。後で情報を得たところ、「ユグドラシル」当時のツアー以来15年ぶりに演奏したとのこと。レア曲なんてもんじゃない…ほんまになんて日だ…
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2曲目は "ガラスのブルース"、まだ予想ついたけどやっぱりめちゃくちゃ嬉しかった。
『ガラスの目を持つネコは星になったよ 大きな声も止まったよ 命のカケラも燃やし尽くしてしまったね 得意のブルースも聴けないね』
落ちサビで藤くんが耳に手を当て、客席に唄わせるくだり。BUMPを知って初期にライブ映像を観た時から知ってた流れ。10年越しにそこに加われて感無量でした。
アンコール2曲も終わり、1日目同様にメンバーが退場して、最後に藤くんからの挨拶。
「みんながこれから辛かったり悲しかったりして、もうどうしていいか分からない、立ち上がれない、太陽の下に出られないって時が来るかも知れない。そういう時に、俺がそばにいるよって言いたいけど、実際は無理なわけじゃん。みんなは名古屋にいて、俺らは東京にいて、物理的には無理なわけじゃん。でも、俺はそばにいられないけど、俺の曲は君たちのそばにいます」
「俺はいつも一人で曲を書いてるんだけど、どうしても書けねぇんじゃねぇかな、辛いな、この曲もう書き上げられねぇんじゃねぇかなって時があります。でもそんな時に浮かんだのは君たちの顔でした。この曲が完成したらみんなが聴いてくれる。CDを買って聴くのか、コンビニの有線とかで聴くのかも知れないけど、そんな事を考えたらこの曲を書き上げてやるって思えるんです。だから、俺たちの曲はずっと君たちのそばにいます」
「みんな今日は本当にどうもありがとう！！」
泣きそうになった。初めてライブで曲ではなくMCだけで泣きそうになった。物理的にはそばにいない、全くその通り。本当に藤くんは嘘は言わない。東京と名古屋とかまだ可愛いもんですよ。BUMPに出会った時から俺ずっと奈良にいたんだよ。今なんか広島にいるんですよ。物理的距離はどんどん広がってる。でも、高校の部活帰り、大学受験、バイトの行き帰り、研究室時代、就活、研修、何してる時も10年間確かにBUMPの曲はずっとそばにいたなと思うとほんまに泣きそうになった。
まぁでも泣くことはなかった。さすがに耐えたな。1日目も泣いてるしな。さすがに2日連続でしかも曲じゃなくてMCで泣くなんてことは
「…もう1曲演っちゃおうかな笑」
あああああああああ(号泣)
「電車とかやべぇ人は自己判断で帰ってくれていいからね。そんな事で怒ったりしねぇからさ。メンバーも入れる奴は入ってきて！」と言いながらギターを担ぎ、先にイントロを弾き始める藤くん。始まったのは "バイバイサンキュー"。慌ててヒロチャマヒデちゃんが笑顔で再登場し、各々楽器を準備し始めた。ギター、ベース、ドラムと一つずつ音が増えていく。藤くんが歌い出す頃にはBUMP OF CHICKENが完成していた。バンドの演奏が出来上がっていく様を観ながら泣いてました。本当に最高の瞬間でした。
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これで本当に終わり。BUMP OF CHICKENのライブが終わった。2日間の名古屋公演が終わった。ほんまに、ほんまに行ってよかった。名古屋まで行ってよかった。
正直、セトリそんなに期待してなかったんです。アルバムツアーやし、「aurora arc」の14曲＋"天体観測" と "ray" とあと何かぐらいやろと思ってた。見事に裏切られた。過去曲満載やったし、まさかアルバム曲まで日替わりにしてくるとはな… "ジャングルジム" と "アンサー" はどこでも演ってないっぽいね。そういう意味でも2日とも行って正解でした。
ほんで、藤くんってほんまに心の底から言葉溢れてきてるんやな、と思った。"話がしたいよ" や "Spica" の前にボソッと呟くとことか、コロコロ歌詞替えて唄うとことか。リップサービスじゃないのが分かるんだよな。MCタイムでもないタイミングで言葉発するし、歌詞も無理矢理「名古屋」とか入れたりするわけじゃないし。「こういうこと言えば客が喜ぶ」って意識の元の発言じゃない。本気でその時々に頭に浮かんだフレーズに従って唄ってるって感じがする。ライブでよく歌詞替えるのは昔から知ってたけど、実際に目の当たりにすることができてほんまに感動した。
あとね、1日目なんやけどちょっとほっこりする事があったんで語らせてください。
1日目、自分の隣の席が小学校入ってるかどうかぐらいの女の子とそのお父さんっていう2人組やったんです。ライブ中、曲と曲の間に客席からメンバーを呼ぶ事ってあるじゃないですか。さっきの「藤くんアイラビュー！！」みたいな。で、ある時に「チャマー！」て声が響いた時に、お父さんが娘さんに
「あ、今のママの声やな！どっかにママおるんやな！」
て言ったんです。一緒にいないの割と謎やけど、会場内のどこかにお母さんがいたらしい。別口でチケット取ったのかな、お母さんだけチケット取ったけど後からお父さんも行きたくなったのかな、か色々考えてしまった。ひょっとしたら色々複雑なのかも知れんけど() でも少なくとも、家族みんなBUMPが好きって事じゃないですか。お父さんとお母さんが揃ってBUMP好きで、お子さんもBUMP聴いて育ったんやろなぁって。"新世界" の時に女の子も拙い音程で「ベイビーアイラービューだーぜー」て唄ってんの。何この素敵な世界。
なんか人生観について考えさせられた気がしたね。どんだけ先になるか分からんが俺もそんな家庭を築きたいなと。奥さんと好きな音楽語って、好きな音楽流しながら子育てしたい。自分が割とそうやったし。ほんまに音楽に囲まれて生きたい。
そうなった時に聴いてる音楽の中にBUMPは間違いなく入ってるんやろうなーと思う。自分の子供が「昔のバンドなんやけど、小さい頃から親がずっと聴いてたんよな〜」とか言うて友達にBUMP聴かせてるのを知ってエモくなりたい。藤くんが俺たちの曲はずっとそばにいるっつってんやからこっちもずっと聴くよ。やっぱりBUMP OF CHICKENは特別やった。それを再確認できてよかった。
本当に良いライブでした！
もうこれを越える熱量の、というかこれを越えるお花畑記事を書くことは無いと思います！
では(=ﾟωﾟ)ﾉ
BUMP OF CHICKEN TOUR 2019 aurora ark
9/22 ナゴヤドーム
セットリスト (太字は前日からの変更点)
01. aurora arc
02. Aurora
03. 虹を待つ人
04. 天体観測
05. シリウス
06. 車輪の唄
07. Butterfly
08. 記念撮影
09. 話がしたいよ
10. 真っ赤な空を見ただろうか
11. リボン
12. aurora arc
13. 望遠のマーチ
14. GO
15. Spica
16. ray
17. 新世界
18. supernova
19. 流れ星の正体
en1. 同じドアをくぐれたら
en2. ガラスのブルース
en3. バイバイサンキュー
