たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

もう10年前の曲たち 〜そんなに前になるのか…編〜

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12月。もうすぐ2020年が終わる。

2020年が終わるということは、当たり前だが2010年の出来事は全て10年前になるということ。10年前は自分17歳でした。高2です。高2からもう10年経ってるという事実。

2010年の出来事が全て10年前になるのなら、もちろん2010年の曲は10年前の曲になる。高2といったらちょうど音楽を日常的に聴き始め、CD購入も定着してきた時期でした。そんな時に聴いていた曲たちが全て10年前のリリースになるって、時の流れ早すぎませんかと。

というわけで今回は2010年当時聴いていた曲を振り返ってみました。当時が全盛期だったグループや今でも第一線のバンド、はたまたもう解散しているアーティストなど様々。エモくはならなかったけど色々と切なくなりました。

では早速。

 

 

宇宙飛行士への手紙 / BUMP OF CHICKEN  2010.10.13リリース

「COSMONAUT」がBUMPのアルバムの中で一番思い入れのあるアルバムなの、恐らくBUMPを好きになってから初めて新譜として出たアルバムだからなんだろうなーと思う。元々アルバム名が「宇宙飛行士への手紙」になる予定だったという裏話もある。

このMVは当時トイズのチャンネルから日付が変わると同時に公開された記憶がある。0時ジャストに観た記憶がある。メンバーは出てないけど宇宙飛行士が色々試行錯誤する姿が健気で可愛い。最後の最後で一瞬星の鳥が映って星の鳥肌立ったのを今でも覚えている。

改めてBUMP OF CHICKENは自分の人生にとって大切なバンドだなと思う。

 

 

携帯電話 / RADWIMPS  2010.6.30リリース

マニフェスト」と同時にリリースされたシングル。"マニフェスト" はその後アルバムにも収録されなかったが、こちらはストリングスアレンジを加えた "Cat Ver." として収録された。

このMVに出てる男の子がDISH//北村匠海くんだという事を最近知って驚愕している。"Cat Ver." が存在する曲のMVに出演した男の子が10年後に "猫" という曲でバズり倒してるというのは何とも不思議な縁である。

 

 

ソラニン / ASIAN KANG-FU GENERATION  2010.3.31リリース

BUMPとRADをやっとかじり始めた高校入学当初、音楽の授業で自己紹介として好きな音楽を言うコーナーがあったんだけど、アジカンの名前を挙げる人が多くて「あじかんって何???」となったのを覚えている。今思えばアジカンも当時から人気絶頂だったんだなぁと。てかそういう場ではちゃんとバンド名略さず言えよお前ら。みんながみんな知ってると思うな。

部活の仲間がカラオケでアジカンばっかり歌ってた記憶。アジカンの代表曲は大体彼から聴いた。俺のBEST HIT AKGは彼のカラオケです。今思えば "ソラニン" って当時新曲だったんだなー…

 

 

完全感覚Dreamer / ONE OK ROCK  2010.2.3リリース

言わずと知れたワンオクの代表曲。知らん間に1億再生いってましたね。"完全在宅Dreamer" で再度脚光を浴びたのもあるのかもしれない。

改めて聴くとマジでかっけぇな。アウトロなしの終わり方もカッコ良すぎる。ほんまこの前からワンオクを知っといて、新曲として期待した上で聴きたかった。

高校の時にカラオケで歌ってたけど今思えばよく歌おうと思ったなこれ。多分歌えてなかったよ。聴いてた友達みんなうっわぁって思ってたと思うよ。

 

 

君に届け / flumpool  2010.9.29リリース

flumpoolはほんとに高校3年間でピンポイントにハマってたバンドだな。普通に曲が好きで、バンドだっていう意識でハマってなかったけど。

今思えばデビューして早々に紅白も出てたし、武道館や横アリでも軽々とワンマンしていた。新人バンドとしては破格の売れ方してたんだなと思う。バンド界隈では今のKing Gnuとかみたいな超新星的扱いだったのかな。

もう大学に入ってからはパタリと聴かなくなったけど、隆太さんの喉の不調で活動休止した時はびっくりした。無事に活動再開してくれて良かったと思う。さすがに "君に届け" 時代ほどの勢いはないにしても、しっかりツアーでホールを埋めており、底力が見えるなぁと言った感じです。

 

 

僕らの永遠 〜何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから〜 / WEAVER  2010.7.30リリース

高校時代はWEAVERもハマっていた。確かflumpool繋がりで知ったバンド。最初は声が似てるとか思ってたけど今聴いたらもう全然違うな。

この曲でMステにも出てた。高校当時はレーベルとか事務所とかもちろん意識してなかったけど、A-sketchからいきなりメジャーデビューしてタイアップも取ってMステ出て、ってやっぱりアミューズすげぇなと思います笑

ターレスのスリーピースピアノバンドって今でも珍しいよな。有名なのはOmoinotakeぐらいか。キーボード主体のバンドが増えた今、また注目されても良さそうなバンドである。

 

 

絵はがきの春 / Aqua Timez  2010.1.27リリース

1月リリースやったらもうほとんど11年前やないかい。

中高生時代の音楽を振り返るにあたってAqua Timezは外せない。俺の音楽の趣味がアクアから始まっている事はこのブログでも何回か触れている。当時はちゃんとシングルも買っていた。スープのCMのタイアップか何かだったよなこの曲。

アクアに至ってはこの10年前ですら正直全盛期を少し過ぎた頃。"虹" とか2008年だからな。ほんとに存在自体に懐かしみを覚えるバンドです。

 

 

あとひとつ / FUNKY MONKEY BABYS  2010.8.4リリース

実は高校の時は弟と一緒にファンモンもよく聴いていました。弟はライブも行ったんだったかな。

2000年代から売れ始めたファンモンの最大のヒットとなった "あとひとつ" もいよいよ10年前の曲に。田中将大選手を起用したジャケットも話題になった。つか、一貫して芸能人の顔写真をジャケットにする発想ってめちゃくちゃシンプルやのに誰もやらなかったし、今やってもファンモンじゃんってなるから、今思えば一人勝ちだよな。

当時はライブハウスとかツアーがどうとかあんまり意識してなかったけど、解散ライブを東京ドームで演ったって、ファンモンって売れてたんだなー…と思う。

最近八王子の文化復興みたいな感じのイベント?キャンペーン?があるってツイッターで見かけたけどファンキー加藤モン吉が別々に参加しててめちゃくちゃ笑いました。

 

 

ねぇ / Perfume  2010.11.10リリース

Perfumeも息長いよなぁ。未だに第一線から落ちない。当時からずっとテレビに出ていて曲は知っていたけど、CDを買ったりするには流石に至っていなかった。それがまさかこの "ねぇ" も収録されたアルバム「JPN」を弟が中古で買ったのを聴いたのをきっかけに、ツアー行脚したりアー写をパソコンのデスクトップに設定したりするほどハマるとは思わなかったです。父が。

 

 

This is love / SMAP  2010.8.4リリース

親の影響で小学生の頃からずっと聴いていたSMAPの、LOVE PSYCHEDELICO提供のシングル曲。Cメロのラップ詞に出てくる各行の単語の頭文字を繋げると「DELICO SMAP」になるという遊び心がすごいです。

「We Are SMAP!」のツアーでは一曲目とWアンコールとで2回演ってた気がする。紅白もこの曲で出てたなぁ。

色んなジャニーズグループがサブスク解禁したりYouTube開設したりしですけど、SMAPの曲は結局このまま配信される事はないんだろうか。なんだかんだすごい収益になりそうなもんやけど、もったいないなぁ。

 

 

Troublemaker / 嵐  2010.3.3リリース
Monster / 嵐  2010.5.19リリース
To be free / 嵐  2010.7.7リリース
Lφve Rainbow / 嵐  2010.9.8リリース
Dear Snow / 嵐  2010.10.6リリース
果てない空 / 嵐  2010.11.10リリース

Troublemaker

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Monster

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To be free

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Love Rainbow

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Dear Snow

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果てない空

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頭おかしい

一年にシングル6枚リリース。サブスクが一般的になった今でなら◯ヶ月連続配信リリースとかあるけど、CDでこれはすごい。いや配信でも6枚ってなかなかない。

本当に全盛期ですね。どの曲も主題歌とかのタイアップ、もちろんそのドラマや映画では主演。よくこれで誰も倒れずに活動し続けたなと思うわ。

嵐のシングル曲については過去にも記事にしたことがありますのでそちらも併せてどうぞ。

 

 

以上です!

10年あったら音楽シーンも変わるんだろうが、BUMP、RAD、ワンオクの健在っぷりはさすがです。とは言えRADがここまで国民的になるとは思ってなかったし、ワンオクがあんなにワールドワイドになるとも思ってなかったし、BUMPが3人になるとも思ってなかった。チャマの下半身に幸あれ。

今活躍してるバンドも10年前なんか学生だったわけで。下手したら小学生だったわけで。その時からずっと第一線で歌い続けてるってやばいなと。し、10年ずっととはいかなくてもそのレベルで聴き続けてる自分もすごい。

 

一方でアクア、flumpool、ファンモンは時代を感じるなぁと。もちろん今みたいにインディーズバンドを漁ったりなんかしてなかったから、逆にそんな自分が好んで聴いてたこの辺のアーティストはやっぱり世間一般的にバカ売れしてたんだなーと思う。今自分が聴いてるアーティストたちはこの人たちほど当たり前に紅白には出ない。

あとはやっぱりSMAPが解散させられるとも嵐が活動休止するとも夢にも思わなかったなぁ。活動を続けていく上では大人の事情も避けられないケースがあるわけで、そう思うとやっぱり活動を続けてくれるだけでアーティストって尊いなと思うわけです。

 

30手前にもなるとさすがに懐古厨になってしまいますね。でもやっぱり自分が学生時代に聴いてた音楽を振り返るのは楽しいです。

ちなみにせっかくなので、今聴いてるアーティストの10年前の曲についても執筆中です。また後日。

 

では(=゚ω゚)ノ