たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

昨年の記事を振り返りながらのミナホ2021出演者・ステージ割個人的総括

10月9,10日、全体としては2日目、3日目にあたる2日間への参戦を決めましたMINAMI WHEEL 2021。

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自分が観たいアーティストについては先日書いたが、続いて全体の出演者やステージ割の動向について語っていきたい。

昨年は例年通りの形式では開催できなかったが、開催されていたらという妄想で、2019年のステージ割を見返しながら語る記事を書いた。

と言うわけでこの記事の妄想がどれぐらい実現しているかを見てみたい。

 

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2019年にSUNHALL、JANUS で演っていてBIGCAT候補だと予想していたバンド、記事内で名前を挙げた順に5組、ドラマストアユアネスreGretGirl羊文学The Songbardsがまんま順当に昇格。名前を挙げていなかった中では、トリビュート盤とカバーアルバムを同時に出した愛はズボーンBAWDIESのROYとのコラボもやってのけたTENDOUJIなんかがBIGCATで存在感を示している。

他にも2019年当時にはここまでの飛躍は予想できていなかったところとして、w.o.d.なんかは今となってはレディクレやラシュボにも出ていてBIGCAT昇格に納得しかないし、神はサイコロを振らないに至っては前回CLAPPERだったのに3日間の大トリだ。結局バズ。この法則でいくとあたらよは今年VARONだけど来年も出るならBIGCATと予想。"10月無口な君を忘れる" だけじゃなくて続く他の曲も伸びてるし。

 

あと、今年はまだ深夜枠企画が開催できないので、例年なんばHatchでオールナイトで開催されるEXTRA EDITIONがないのが残念。あったら出てそうだったのは2019年のBIGCAT枠からWOMCADOLEネクライトーキーズーカラデルハンブレッダーズmol-74辺りかな。あの余韻に浸りながら始発で帰る感じ、良いんですけどねぇ。まぁ俺はその参戦の仕方した事ないけど。

2019年のステージがどこだったかに関わらず、もうミナホなんか出られないほどに売れてしまったアーティストも多数。昨年の記事で挙げた中ではニガミ17才秋山黄色NovelbrightTempalayなんかはもうEXTRA EDITIONも厳しかったのでは。あとカネコアヤノの名前を出してなかったのは猛省です。武道館決めちゃいました。

この辺のメンツは、2020年ならまだ出られたかもなーって感じ。

 

この記事書いててだいぶ終盤まで気づかなかったけど2019年初日のFANJ twiceに藤井風いるやん…全くノーマークよ…彼は2020年でも出られなかったでしょう。

 

 

その他ステージ割関係なく、2019年出てた中で今年出ないのかぁってメンツとしては、逆にミナホでしか観てない気がするHelsinki Lambda Club、アルバムがめちゃくちゃよかったMONO NO AWARE、残念ながらインディーズに戻って活動がかなり縮小してしまったましのみ等が観てみたかった。THE PINBALLSvivid undressなんかも休止の予定が無ければ声がかかっていたかもなぁ。

あと2019年VARONにCYNHNいるじゃないですか…知らなかった…これ完全に2018年のミナホ参戦するにあたって2017年のタイテ見返したら神宿が出てたの知った時の気持ち。

 

ステージ割を語る上では、去年の記事で予感していた通り新しくANIMAが追加された事には触れないわけにはいかないでしょう。キャパ350と言われているので、BIGCAT、JANUS、SUNHALLに次いでMUSEやsomaと並ぶところと考えると結構デカい。この会場は当日配信もあるので、ここに充てられているアーティストはかなり期待されてると思っていいんじゃなかろうか。

で、ANIMAが足された分どこかが外れたのかなと思って見てみると、西部エリアから南堀江knaveが除外されている。スピンオフ企画はやるみたいだが。ここだけちょっと離れた位置にある事を思うと除外は納得できるような、色んなアーティストにゆかりのある箱だから意外なような。

 

そんな感じですかねー!

なんだかんだミナホ関連の記事書いてる時が一番楽しいかも。アーティストとライブハウスの名前つらつら挙げてるだけなんやけど。色んなアーティストが大きくなっていく様を見られるので、やっぱりミナホはサーキット形式じゃないとね。

ついに来週末、楽しみです。

 

ちょっと季節の変わり目に慣れない夜勤疲れも相まって思いっきり扁桃腺腫らして熱出してるんで頑張って治します←

 

では(=゚ω゚)ノ

MINAMI WHEEL 2021 参戦します!!

ミナホことMINAMI WHEEL 2021のタイムテーブルが発表された。

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行くことにしました!!!

 

2日目、3日目の二日間をそれぞれ1dayチケットで購入。土日捧げるぜ。金曜の仕事終わりか土曜の朝かに大阪へ向かおう。

マジで目当てがゴロゴロいます。

 

10/9(土)

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まず絶対観たいのがPELICAN FANCLUB。やっとお目にかかれる。BIGCATまで昇りつめててもおかしくないと思ってたが、まだSUNHALLだったか。

続くANIMAでのosageとBRONZEでのanewhiteも心苦しい被りだが、ロッキン・ライフ in ライブハウスで観られるはずだったanewhiteを選ぶかなぁ。osageも新曲良いんやけどなぁ…

その次はBIGCATでThe Songbardsかな。そのままw.o.d.も観たいが、やはりこちらもロッキン・ライフで観られるはずだったOchunismの初めましてを優先したい。SUNHALLのbokula.も被ってるのが辛いが…

つかbokula.もうSUNHALL?デカくね?

ラストはレルエ一択やな。記事にしてから早3年、やっと観られる。

おそらくこれらの中部エリアを彷徨うと思うんだが、東部エリアJANUSでの(夜と)SAMPOなきごとOmoinotakeの並びも強い…!!

早い時間帯には強く推しているアーティストは少ないのだが、MUSEでのasmiは気になっている。

他にもオススメあれば教えてください。

 

10/10(日)

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この日はPangeaのトップバッターポップしなないでからずっと休む暇ねぇだろうな。

ANIMAでTHIS IS JAPANからのクレナズムっていう流れが強すぎるが、ディスジャパのところはFANJ twiceでのベルマインツも気になっている。

クレナズムの後は初出演でJANUSとかいうチートのNEEもぜひ観たいが、早めに入っとかないと規制かかるだろうな…ワンマンでもJANUS埋めてるもんこの子ら。

大本命はANIMAに戻ってきてSubway Daydreamだわな。広島ライブがお預けになって、やっと観られる。

ラストはSUNHALLのレベル27と決めてるが、その一つ前を悩み中。近いし多分Dannie May観ると思う。

この日は割と忙しく回ると思うのでこれ以上選択肢増やすつもりはないです。オススメ教えないでください。

 

 

以上!

このご時世だし迷ってはいたが、タイムテーブルを見てあっさり決断した。いくらなんでも長らく見たかったバンドを一気に観ることができすぎる。

ただ、9日はマジで悩みましたね…あの…

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Wiennersの振替ワンマンと被ってるんですよね…

玉屋さんの体調不良により延期になったワンマンの振替公演。心苦しいが、せっかく関西に帰るなら2日間ミナホ行きたいし、初めて観られるバンドが多い方が魅力的でした。払い戻し期間も過ぎてるので大人しく貢ぎます。

タイダイTシャツだけほんまに買いたかった。

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とにかくそんなわけで、2018年以来3年ぶりのミナミホイール、楽しみたいと思います!!Wiennersの分まで!!何気に複数日行くのも初めてだ。

普通に関西に帰るのも1年ぶりだしな。難波のタワレコで広島で買えへんCD爆買いしよう。実家にも顔出そう。

 

では(=゚ω゚)ノ

夜勤の心情に寄り添う妄想プレイリスト

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小生いわゆる会社員なので基本はカレンダー通りに朝から夕方まで働く人間なのですが、ここ2週間ほど業務の都合で交替勤務に入っております。3年以上ぶりの夜勤。生活サイクルバグり倒してます。土日は休みなんだが夜寝れん。

というわけで夜にまつわるアーティスト、曲をちょっと挙げてみようと思う。

ネタ回です。

 

 

深夜0時 / ヒトリエ

深夜0時

深夜0時

うちの夜勤は深夜0時から仕事始まります。すごいよね日付変わった瞬間から始業って。曜日感覚が完全に一日ずれる。

 

よふかしのうた / Creepy Nuts

平日仕事してるにしろ、休日寝れずに起きてるにしろ、側から見ればやってる事はよふかし。という事でCreepy Nuts。関ジャムの特集面白かったですね。

 

Movin' feat. Creepy Nuts / 夜の本気ダンス

夜と言えば夜ダン。Creepy Nuts繋がりでこの曲を。2019年のツアーファイナルCreepy Nutsがゲストで出てきてこの曲一緒に演ってたけど、今思えば貴重な機会だったな。

 

暗く黒く / ずっと真夜中でいいのに。

夜行 / ヨルシカ

夜に駆ける / YOASOBI

ずとまよもヨルシカもYOASOBIもみんな名前は夜がモチーフになってるなって、一緒に夜勤入ってる先輩と話してた。

今回夜勤に入ってるけど別に夜しか出来ない仕事をやってるわけじゃないし、仕事やから夜遊びじゃないし、ずっと真夜中でいいのにとか全く思わないです。早よ朝来い。

ずとまよは名前の割に意外とがっつり夜モチーフの楽曲ってほとんどないんだね。

 

眠れぬ夜は自分のせい / ビレッジマンズストア

よくライブの後半に持ってこられるアンセム。イントロのシャウトに心持っていかれる。

今回夜勤組んだの自分なので眠れないのは自分のせいです。

 

あまりにも素敵な夜だから / [Alexandros]

素敵なわけあるかい!仕事しとんじゃ!

 

オワラセナイト / フレデリック

早く仕事終わらせないと…終わらせても早く上がれるわけじゃないけど。

 

夜が明けたら / きのこ帝国

夜が明けたら仕事終わり…夜が明けたら仕事終わり…

イントロのアルペジオ美しすぎる。

 

夜明けを待っている / 高橋優

そんな感じで夜明けを待っていました。

 

そして、夜明け / ねごと

そして、夜明け

そして、夜明け

  • ねごと
  • ロック
  • ¥255

そして、夜明け。

 

 

以上!

後半ふざけすぎた。

こういうネタ的なコンセプトでプレイリスト組んでみたりとかできたらおもろいっすね。

まぁ職場で音楽聴けないんですけど(^q^)

 

では今日も夜勤行ってきます(=゚ω゚)ノ

関ジャムに触発されて推したいカップリング曲たち

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関ジャムのカップリング曲特集よかったっすね。松尾さんの考え方も素敵やったし、何よりマカロニえんぴつはっとりとリョクシャカ晴子氏のツーショットは2019年の全俺が泣いた。

でもB面曲・カップリング曲に隠れた名曲が多いのはほんまに事実で。アルバムにすら収録されないケースも多いから、下手なアルバム曲よりも知名度が低かったりする。

というわけで、関ジャムに触発されて自分も好きなカップリング曲を10曲語っていきたいと思います。オススメしたい曲、ただただ個人的に好きな曲、様々ですが興味あれば是非。

 

 

真っ赤な空を見ただろうか / BUMP OF CHICKEN

隠れてない名曲。MVも存在し、Aurora arkのツアーでも演った、普通に人気曲。

忘れもしない中3の頃、BUMP OF CHICKENというバンドだと意識して聴いた最初の曲たちの一つ。これを気に入って「涙のふるさと」のシングルを買いました。『ただ一度の微笑みが』のメロディー、キャッチーすぎてうちの母ですら覚えてました。

 

 

レピドシレン / KANA-BOON

レピドシレン

レピドシレン

KANA-BOONの人気を飛躍させた "フルドライブ" のカップリング。

イントロのギターリフが変態。初めて聴いた時「何やこれ」て思った。Aメロでもサビの裏でも間奏でもずっと主張の強いフレーズかましてるし、古賀さんのテクが光り輝く一曲。鮪が解禁当時「"フルドライブ" よりカッコいい」て言ってたけど、尖り方の異色さではマジで "フルドライブ" を優に凌ぐ。

あと "レピドシレン" て何だよって思った、最初。肺魚の仲間らしいね。どこから思いついたんだろう。KANA-BOONの曲名ってそういうのがちょくちょくある。"センチネル" とか "ユーエスタス" とか。この "レピドシレン" についても『画蛇添足』『陶犬瓦鶏』とか、鮪の語彙はすごいです。

 

 

Uh...Man / THE ORAL CIGARETTES

オーラルもカップリングに手を抜かないバンドだなと思っている。特にこの曲が入ったシングルは表題曲の "トナリアウ" "ONE'S AGAIN" がなかなか一発で刺さらなかったので、カップリングのこちらに射抜かれたのを覚えている。

歌い方も含めV系に傾倒していた頃のオーラルから、「こういうのもまた聴きたかったんやろ?」と提示されたかのような。リリース当時ツイッターが盛り上がってましたね。シゲさんのピロピロリードギターが光る。歌詞も遊んでて、カップリングらしくオーラルらしい曲です。

次点では "接触" なんかも好きですね。オーラルらしいダークな曲。

 

 

ア・プリオリ / Mrs. GREEN APPLE

ア・プリオリ

ア・プリオリ

唯一の1億再生超えMV曲 "インフェルノ" の次に再生回数の多い "青と夏" のカップリング。

もう一曲のカップリングである "点描の唄" は井上苑子とのコラボというのもあって "青と夏" と共に「これぞ10代!青春!」みたいな曲だが、一方でこの "ア・プリオリ" は狂気を孕むシニカルな曲。2番の元貴くんの歌声の変化がポイント。てか「ア・プリオリ」なんて単語なんで知ってんの元貴くん。その歳で。

"ツキマシテハ" と悩んだが、こちらにしました。"ツキマシテハ" は今年になってリリックビデオが公開されたが、100万再生に迫る勢い。やはりミセスのこのテイストの曲は欲されているようだ。元貴くん早よ帰っておいで。踊ってないで。

 

 

旅路の途中 / 高橋優

旅路の途中

旅路の途中

  • 高橋優
  • J-Pop
  • ¥255

高橋優もカップリング曲の層が厚い。弾き語り曲やネタ曲も多いが、これせめてアルバムのリードトラックだろってレベルの曲がゴロゴロ犇めいている。

その中でも特に好きなのがこの曲。「桐島、部活辞めるってよ」の主題歌 "陽はまた昇る" のカップリング。プライベートで仲の良い水泳の入江陵介選手に贈った歌で、歌詞に『泳いで進む』というフレーズが出てくる。スポーツに限らず全ての頑張る人に刺さるストレートな応援歌。

"オナニー" を選ばなかった自分に乾杯。

 

 

日常と地球の額縁 / ヒトリエ

wowakaのボカロ時代曲のリメイクだからカップリングに位置づけるのは微妙なんだが、まぁ「ポラリス」収録のカップリングトラックなので選出。というかこじつけてでも選びたいぐらい好きなのよつまりは。

wowakaがいた頃に行ったワンマンでこの曲を知らずに聴いて、かっこよすぎて帰ってからめちゃくちゃセトリ探して曲名探した。

ポラリス」のシングルがアナウンスされて、カップリングにこれが入るってなった時は嬉しかったなぁ。

全部思い出語りじゃん。

 

 

グーの音 / RADWIMPS

グーの音

グーの音

ハイパーベンチレイション / RADWIMPS

ごめんなさい。どうしてもどっちかに決められませんでした。

表題曲 "オーダーメイド" が6分近くの大作であるのに対して "グーの音" は3分もないし、表題曲 "携帯電話" が今や歌詞に時代を感じるフォークな曲調なのに対して "ハイパーベンチレイション" は "おしゃかしゃま" を彷彿とさせる狂気のオルタナロック。RADのA面とB面の差はもう曲調どころか野田洋次郎の人格が変わっているとしか思えない。

高校生当時、必死に英語詞を歌えるように練習した。こんなのカラオケで歌ってもドン引かれるだけなのに。そんな思い出補正も相まって2曲選出です。関ジャムで晴子氏が紹介していなかったら "寿限無" もここで挙げたい候補に入っていたと思う。

今やすっかり炎上芸人になってしまったが、洋次郎の才能と感性はエグいよ、ほんまに。

 

 

パラノイア / BLUE ENCOUNT

パラノイア

パラノイア

カップリングでしかできない曲の最高峰。

リリースを連発して武道館も決まって勢いがおかしかった当時、Mステ初登場を果たした "はじまり" のカップリングで『"昔の方が良かった" とか "なんか大人の匂いがする" だとか』『俺らが一歩前進するたびに「遠くなった…」とか うっせぇな』と歌う度胸には度肝を抜かれた。1番が英語詞メインなのに対して2番でここまで露骨に日本語でぶつけてくる辺り、当時の本気の思いだったんだろうなと思わされる。

 

 

カップリング / クリープハイプ

カップリング

カップリング

実際にこういうことすんのがクリープハイプです。

『取るに足らないこんな気持ちはもう全部 誰も聴いてないアルバムにも入らない カップリングにして捨ててしまおう』

この曲で言う「カップリング」みたいな、人間の感情とは程遠い物に喩えて表現する尾崎世界観のセンスは凄まじい。"愛の点滅" とか "寝癖" とかね。

また、クリープハイプのミドルテンポの3/4拍子 or 6/8拍子の曲は全部刺さる。カップリング曲だけでも他に "さっきの話" "ラジオ" とか。

アルバム楽しみですね。

 

 

以上!

改めて振り返ると名曲・衝撃作揃いでした。

関ジャム内でも言われてたように、サブスクの台頭でカップリングの概念は本当に失われつつある。最近は、CDシングルとしてフィジカルでリリースされる作品でも3,4曲は収録されているのが普通。ただ表題曲でないというだけで、既に配信リリースされている曲である事すら珍しくない。シングルと言ってもどちらかと言うとep。

カップリング」て「カップル」なんだからニコイチであることを表す言葉なんだけども、カップリング曲が一曲だけのシングルなんてめっきり無くなった。まぁ考えてみれば当然で、サブスクでいくらでも手軽に聴けるようになった時代に、わざわざ店に足を運んだり通販で注文したりする手間をかけて手に入る音源が2曲ってアホらしいもん確かに。本当に2曲だけのシングルも、初回盤のライブDVDの方が商品としてメインだったりする。

しかしそんな時代だからこそ松尾さんの言う「B面マインド」を忘れずにアーティストの方々には制作してもらいたいですね。「シングル」「カップリング」の概念がいつか無くなったとしても、「表題曲」「リード曲」でないところに隠れた名曲が潜む現象は無くならないと思う。そう言ったところに目を向けてこれからも色んな曲を聴いていきたいと思うね。

語りすぎた。

 

では(=゚ω゚)ノ

ワイバン行けなくなったことだしタイテを眺めながら想いを馳せる

ワイルドバンチのタイムテーブルが発表された。合わせて、開催に向けて主催者からのメッセージも改めて表明されている。

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波物語とかいうHIPHOPのフェスがバズり倒し燃え散らかし転げ落ちてるこの状況での発表。色々あるがチケットの追加販売を行わないとの事で残念ながら私は行くことができなくなったので、ただただ平和に開催されることを祈るのみ。ということで各日程のタイムテーブル観て語っていきたいと思う。

 

9/18 Day 1

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行くとしたら2,3日目かなと思っていたのだが、1日目も目当てがいないわけではない。一発目からヤバTがかましてくるのがオープニングに相応しい。

今年はステージを減らしている関係もあると思うが、ナッシングスがメインステージに返り咲いてるのが嬉しい。

Dr. あすかさんのプチ休養を発表した打首は、この日のサポートドラマーに誰を選んでくるのか注目。

Creepy Nutsあいみょんも機会があれば是非観たい。関係ないけどフォントが相まってタイテの中の「あいみょん」の文字がシュール。笑

トリがドロスやし、行ってたらなんだかんだ最後まで観てしまってたやつだなー。

 

9/19 Day 2

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RADがいるのもあってか、唯一この2日目が絡むチケットは早々に売り切れた。実際自分も大本命はこの日だったなぁ。

RADはもちろんトリだが、1日を通して休む暇がない。RADはともかくとして、一番ロックフェス感の強いメンツだと思う。

2018年、2019年でそれぞれTube ridingのトリを務めたKEYTALKとキュウソがそれぞれトップバッターでメインステージにカムバック。自分が唯一通しで参戦した2016年のメトロックを思い出した。1日目と2日目のそれぞれトップバッターがこの2組だったんだよな。未だに朝イチも夜もかませるのは強い。

フレデリッククリープハイプ、マイヘア、sumika、フォーリミと、もうほんと御用達って感じの並びです。ずっとメインステージ二つを往復する人が多そう。自分はマイヘアのところでBIGMAMAに行ってたかな。

全員コロナ感染で先日のラシュボや音楽と髭達をキャンセルしたWANIMAも、この日は出てくるだろう。

何となくやけど、RADはフジロックとほとんど同じセトリ・演出で来る気がする。笑

 

9/20 Day 3

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最初見た時に印象に残ったのは、やはり完全に爆売れしたマカロニえんぴつと緑黄色社会の2組。さすがだなというポジションに来た。SiM、フジファブリック、サンボ、クロマニヨンズと言ったベテラン勢が多い中で、揃ってメインステージのトップバッターを張ってるのがすごい。

リョクシャカと僅かに被ってるが、新体制を未だに観たことがないヒトリエも見逃せないし、そのままVaundyも一度は観ていきたい。

ホルモンはマジで一回観たいんだよな〜なんだかんだちょろちょろフェスに出てきてるとは思うんやけどなかなかお目にかかれてない。

そしてKing Gnuです。2019年のワイバンで観た時は真っ昼間だったが、開催されなかった2020年を経て2021年は3日間の大トリ。当時のレポで「もう来年には1つぐらいどっかのフェスで大トリやってそう」て書いたんやけど、2年後にまさかフジロックのトリにまでなるとは。さすがです。

 

 

以上!

妄想タイテを組むことしか出来ないのが辛いぜ。

ここ数日でまたイベントの中止延期が出始めている。ワイバンも山口県の感染状況次第だろう。夢番地の方々も悩んでるところだろう。現時点でチケットを締め切った辺り本当に覚悟が見えるし、何とか開催されてほしいですね。山口県医師会から開催4日前に要請が来ない事を祈ります。

行く予定の人はどうかどうか楽しんで!!

 

では(=゚ω゚)ノ

CRAZY, STUPID, NERD MAGNET LOVE

ネタバレ解禁されたのでこのタイミングで投下します!

 

ナードマグネットのツアー広島公演に当日券で行ってきました!

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ベースのさえこさんが加入して初のツアー。「そうふくしゅう」と題して過去のアルバム曲をフィーチャーした対バンツアーで、3公演ごとに軸とするアルバムと対バン相手が異なる。今回参戦した広島公演と、この後にあった京都公演・横浜公演では「CRAZY, STUPID, LOVE」が軸になっており、対バンはSubway Daydream。

ナードの中でも一番聴いたアルバムであり、更にSubway Daydreamを初めて観られるという事で楽しみにしていたが、残念ながらSubway Daydreamが出演キャンセル。結果としてナードマグネットのワンマンになってしまった。しかも広島でワンマンは初とのこと。複雑。

しかし広島初ワンマンは見届けたかったし、Subway Daydreamについてどう触れるかも聞いてみたかったし、あと何よりこの数日前にワクチン打ってたんですけど副反応が収まったので笑、当日券で参戦を決めました。

 

会場は広島4.14。何気にまだ来るの2回目かな?当日券で入場し、物販を眺めながら開演を待つ。

会場BGMが松田聖子とか謎の昭和ヒットソングで面白かった。あと今思えばこの時普通にさえこさんがフロアを行き来してた。笑

 

ライブ自体は定刻にスタート。「奇しくも初ワンマンになってしまいましたけども…」と須田さんの挨拶から始まり、音出しの後 "アフタースクール" "Tragecomedy" "BOTTLE ROCKET" と早速「CRAZY, STUPID, LOVE」曲を連発。

さすがそうふくしゅうやな〜と思ってた一方で、ワンマン尺になったからなのか元々セトリに組んでいたのか、別作収録の過去曲も多く披露。

中でも "アップサイドダウン" 聴けて嬉しかった。初めてナードマグネットを観た時に一曲目に演ってた、個人的「初生ナードソング」なんですよね。2018年のミナホ。

"FREAKS & GEEKS" では2サビ後の音が止まるタイミングで「ここ、大阪とかやとヤジが飛ぶんですけど広島はお行儀が良い笑」と須田さんの雑談。その間の秀村さんのフリーズがシュール笑

そんな秀村さん、MCで早速さえこさんにイジられてた。声を出せない観客の代わりなのか「ひでむらさーん」とステージ内でヤジ飛ばしてたの面白かった笑

秀「さえこちゃん最近ちょいちょい俺のことイジってくるようになったよね」
さ「仲良くなった証拠!」

あのやりとりは歳の差もあって完全におっちゃん上司と女性新入社員なのよ笑

あと、開演前の場内BGMについても触れてた。各アルバム公演ごとにメンバーが選んでおり、広島・京都・横浜公演分は藤井さんセレクトらしい。あの謎の昭和ヒットソングは「Subway Daydreamと対バンやから若者置き去りにする選曲のつもりやった」とのこと笑

ちなみに「透明になったあなたへ」編の3公演はさえこさんチョイスでBTSばっかりやったらしいです笑

 

「CRAZY, STUPID, LOVE」のふくしゅう公演だが、ワンマン尺になったということで「透明になったあなたへ」編パートもがっつり演ってくれた。

リードトラック "透明になろう" では藤井さんが「当時のツアーで使った」という12弦ギターを使用。

このツアーは当時行ってるんですよね。岡山でw.o.d.と2とのスリーマン。弟と行った。

今読み返したら「"アップサイドダウン" がミナホで聴いた曲〜」のくだりも "FREAKS & GEEKS" で2サビ後にの音が止まるタイミングで茶番が始まるくだりもこの時にも書いてた笑 逆に "透明になろう" で12弦ギターを使ったことは書いてなかったな。観てるはずなんだがな。当時は印象に残らなかったのか単に忘れてたのか。

こんな世界になって今や次いつ会えるか分からなくなったThe Wellingtonsのメンバーに捧げた "Song for Zac & Kate" や、転職活動中に作った「無職三部作」の一つという "家出少女と屋上" など、「CRAZY, STUPID, LOVE」編の公演で「透明になったあなたへ」曲がこんなに聴けたのは正直嬉しい誤算でした。

 

加えて、昨年末に配信された新曲 "Can't Remember" も披露。ナード初の完全英語詞曲とのことだが、そういえば初なのかと意外だった。英語詞も交えつつなんだかんだずっと日本語あったんだな。

英語詞を書くにあたり、ダスティンという男性に文法等をチェックしてもらいながら進めたという。と思ったらダスティン客として来てた笑 須田さんに振られ、フロアの後方で手を振ってた。おっちゃん。

 

ここから終盤戦、"バッド・レピュテイション" "爆発しそう" とアッパーな曲を続ける。

"爆発しそう" はサビ終わりのベースが "C.S.L." のイントロを彷彿とさせるなと思ってたら、そのままアウトロから繋がって間髪入れずに "C.S.L." へ。あの繋ぎテンション上がったな。

爆発しそう

爆発しそう

  • ナードマグネット
  • ロック
  • ¥255

今回の公演の核になるような曲にして、まぁ実質自分がナードを知ったきっかけの曲ですわ。大好き。イントロのリフ弾く時の藤井さんほんますごい顔。

 

そしてこれも元々定番曲、"Mixtape" でエモ散らかしてからの、アルバムのラストナンバー "イマジナリーフレンド" で締め。『We are infinite!』を合唱しない "Mixtape" は初めてだ。やっとこれを生で聴いても泣かなくなったけど、またライブで声を出せるようになってフロア全体で『We are infinite!』を叫んだらやっぱり泣きそうだな。笑

やっぱり好きな曲です。

 

アンコールは割とすぐに出てきた。着替えだけ済ませて間髪入れずにって感じ。

須田さん曰く、このご時世なので会場によっては◯時までに終わらせてお客さんを完全に外に出さないと行けない、等があるようで。開演時間にもよるんだろうが、関東の公演とかだと特に厳しいとのこと。

そんな中でこの日は開演が早かったのもあり、アンコール時点でまだ19時を少し回った頃。「今日は終演後も物販できるのでしっかり宣伝します!!」と意気込む須田さん。

さえこさんがTシャツを「このデザインが、分かる人にはめっちゃ刺さるみたいなんですけど…」て自分で分かってないままに紹介してたのおもろかった笑 メンバー間でジェネレーションギャップが。笑

 

アンコール1発目は新曲 "DETENTION"。すんませんあんまり覚えてないです。

からの「CRAZY, STUPID, LOVE」、大事な曲を忘れてますよね!?と須田さんが吠えると察するオーディエンス。もちろん俺も分かってたし、演らんわけないと思ってた。むしろ「CRAZY, STUPID, LOVE」フィーチャーライブじゃなくても毎回演ってるやろ、と。

しかしここで普通に終わらないのがナードマグネット。

須田さんが「今から起こることは横浜公演終わるまで内緒にしといてください!!!」と叫ぶと同時に始まる "ぼくたちの失敗"。何が起こるんや?と思いながらも楽曲は普通に進み、終わっちゃったぞ…?と思ってたら

もう一回 "ぼくたちの失敗" が始まった!!!

そういう事かと!恐らく前回までの「透明になったあなたへ」編でもこの曲は演っていたのだろう。しかし今回は収録アルバムのフィーチャーという事で2回。やる事が粋すぎる。短い曲だから飽きもしないし。

2回目の "ぼくたちの失敗" が終わり、いやまさか2回連続とはな〜そりゃネタバレ禁止されるわ〜楽しかったな〜と思ってたら

「さえこがミスったのでもう一回!!!」「これはSubway Daydreamの分!!!」つって3回目始まった www

いやもうぐちゃぐちゃよ。楽しすぎた。よく叫ばずに観たよ俺。顔面痛くなるぐらい全力の笑顔で拳挙げまくってました。

マジで激アツなアンコールでした。

 

再度メンバーが退場した後、ちょろちょろ観客が残ってて更に手拍子。"ぼくたちの失敗" の3連発でテンションおかしなって、まだあるような気がしないでもなかった。

でも秀村さんが出てきて「今日はもう出し切ったので終わりです!ありがとうございました!」と宣言したので完全に終了した笑

最後までほんまに楽しかったです。

 

帰りに物販でハンカチを購入。

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過去アルバムのジャケットのイラストが敷き詰められたデザイン。かわいい。最近新しいハンカチ買ってなかったのでちょうどよかったです。

 

以上です!

結果として大満足のワンマンでした。「透明になったあなたへ」の曲をこんななに聴けるのは今回の公演だけだと思うので。

そして、Subway Daydreamのメンバーより先に "ぼくたちの失敗" の連発を観られたのは自慢です← ナードのメンバーのMCを聞いてても本当に可愛がってるというか気に入ってるんだなと思うし、Subway Daydreamの広島初ライブはお預けになってしまったけどリベンジの機会に必ず!!

 

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では(=゚ω゚)ノ

 

ナードマグネット そうふくしゅうツアー

8/8 広島4.14

セットリスト

01. アフタースクール
02. Tragecomedy
03. BOTTLE ROCKET
04. アップサイドダウン
05. YOU & I
06. 僕は知らない
07. FREAKS & GEEKS
08. 透明になろう
09. Song for Zac & Kate
10. 虹の秘密
11. 家出少女と屋上
12. テキサス・シンデレラ
13. チェイシング・エイミー
14. ルーザー
15. Can't Remember
16. バッド・レピュテイション
17. 爆発しそう
18. C.S.L.
19. Mixtape
20. イマジナリーフレンド

en1. DETENTION
en2. ぼくたちの失敗
en3. ぼくたちの失敗
en4. ぼくたちの失敗

お盆中に出会ったアーティスト6選

お盆休み終わりました。

自分はがっつり9連休で、県外移動はしっかり自粛しながらもリリイベやライブには行ったりなんだかんだ楽しめる範囲で楽しんだんじゃないかなと思ってます。

とは言えやっぱりステイホームした時間は普段のお盆に比べると多いわけで、ひたすら家でYouTube垂れ流してました。その中で、新しいアーティストを見つけたり、人に教えてもらったアーティストをチェックしてみたりする時間もありまして。バンド、ソロシンガー、アイドル問わず色々漁ってみて割と刺さってるアーティストを6組語ってみようと思う。

 

 

TOMOO

キーボード弾き語りソロシンガー。名前は見た事があったが、曲を聴いたことはなかった。この新曲 "Ginger" がYouTubeのオススメに出てきて視聴。既に90万近く再生されている曲もあり、知らなかっただけで大概売れてる部類。

声がすごい。高いのか低いのか可愛いのかカッコいいのか何とも言えない不思議な声。橋本環奈と浜辺美波を足して2で割ったような可愛らしいルックスとのギャップも強烈で、もっと聴きたいと思わされる。アレンジも凝っててファンクやブラックミュージック等の要素もある。

ルックスもよく、ポップで、踊れる。嫌いな人いないと思う。

 

 

帝国喫茶

直近で教えてもらったアーティスト。声にも曲にも心地よい脱力感があって微笑ましい。まだこの2曲しかMVが無いが、これだけでどんなバンドか分かる。

Helsinki Lambda Clubの橋本さんに声似てるなと思った。剽軽な雰囲気も通じるところがあり、ヘルシンキ好きにはオススメ。

"カレンダー" の『逃避行』と『遠く行こう』で韻を踏む語感が好きです。

 

 

THE CHERRY COKE$

ボーカルの方のツイッターをお見かけして、コロナ禍でのライブについて非常に共感できる発言をされていて気になり、楽曲も聴いてみようと思った経緯。

聴いてみてびっくりした。バンジョーマンドリンアコーディオン等を演奏するメンバーのいるアイリッシュパンクバンド。骨太な男性ボーカルと女性コーラスの絡みも面白い。そして何気に活動期間がかーなり長い。

大きくハネる事はないかもしれないが、ラウド、スカ、4つ打ち等色んな要素があって幅広いバンドリスナーに刺さりそうである。

 

 

夕方と猫

ちょっと前に教えてもらったバンド。名前だけ覚えててそのまま聴けてなかったんだが、いざ聴いてみるとグッときた。サビで違う曲になったとかと思うほどの転調に一気に心を掴まれる。歌い出しからは絶対に予想のつかないサビ。そして声もメロディも良い。

公開されている映像はこの "追憶" と、1stシングルのトレーラーのみ。トレーラーも一曲目のギターリフから「おっ」と思わされた。

声質は全然違うけどアレだな、絶対indigo la Endリスペクトあるなこれ。

 

 

Crab 蟹 Club

「クラブカニクラブ」と読むそう。今年始動したばかりらしく、まだMVが無い。ツイッターアカウントのフォロワー数も何と二桁。何ならバンドなのかユニットなのかソロアーティストなのかすら分からない正体不明の存在。フォロワーさんのリツイートで知ったんだがほんとどっから見つけてくるんだ。

サウンドは王道正統派ギターロック。出来ればこれはバンドであってほしいと個人的に思う。

WOMCADOLEや秋山黄色のような、声や語気に迫力のあるアーティストが好きな人はぜひ。

 

 

雨模様のソラリス

2010年代前半に学生時代を過ごした邦ロックファンは全員好きやろこのイントロ。

こちらもYouTubeのオススメから。ギターリフと続くドラムから爆発力があって「おっ」と思わされた。歌い出しを聴いて女性ボーカルかと思ったら色んな女の子が歌い始めて、アイドルグループだと知る。メロディラインもエモいし、何気に変拍子が多用されててクセが強い。

彼女らも今年活動を開始したばかり。バンドサウンドが特徴的で、いわゆる楽曲派アイドルだろうか。最初WACK系かと思ったけど違った。

ちなみにライブ映像もアップされているが、生歌唱はまだ聴けたもんじゃなかったです。笑 暖かく見守りましょう。彼女たちの成長に期待。

 

 

以上!

半分ぐらい人伝で知ったものですが。活動を始めて間もないアーティストも多く、今後が楽しみ。よかったら聴いてみてください。逆にむしろ詳しい人いたら教えてください。

 

では(=゚ω゚)ノ