出張の正しい使い方!夜の本気ダンスのツアーファイナルに行ってきました!!
夜ダンのツアー、広島公演も行ったけど、ちょうどこの日に大阪出張が入ったのでこれは行けって事やろと思って当日券で参戦。仕事はしっかり終わらせてきましたからね何の問題も無い。広島県在住の俺が平日の関西のライブに行ける機会なんてまぁ無いから。利用できるものは利用しないと。
会場はかなり久しぶりのなんばHatch。マジでいつぶりやろ。2017年のミナホの深夜枠以来かな?
広島の時と同じく、ド平日にしてはそこそこの人の入り。2階席はソールドアウト。ツアーファイナルやしこれも休日やったらもっとパンパンやったやろうに。
広島の時と比較しながら書いていく。
10分ぐらい押して開演。前回同様照明もBGMも一気に消えて歓声が上がり、"Ain't no Magic" "Sweet Revolution" と始まっていく。改めてアレですね "Ain't no Magic" のアウトロ中にちょねさんがギター担ぐ様がオーラ出すぎですね。
からの、広島では "SHINY" やったけど、鈴鹿さんのカウントでこれは違う曲が来ると分かった。デビューアルバム「ヤングアダルト」から "Afro"。アツい。インディーズ盤は廃盤になってるけどメジャーデビュー時にビクターから再販されたので、初期曲とはいえ知名度もそれなりにあるのではなかろうか。
ここで挨拶MC。ちょねさんに続いて鈴鹿さんがマイクを取るだけで笑いが起こるのも定番。
鈴「皆さん今日はツアーファイナルはるばる大阪までお足元の良い中来てくださってありがとうございます!!」と最初から全力。前日ぐらいまで遅めの梅雨が開ける気配なく週間天気予報全部雨みたいな日々が続いてたのに、この日はほんまに良い天気やった。
鈴「みんなちゃんと踊れる準備できてますか!中途半端な気持ちで来てないやろな!『ほんまはトイストーリー観たかったけど…』みたいな気持ちで来てないやろな!今日は俺がみんなのウッディや!!」
と支離滅裂な思考・発言を重ね、「新しいアルバムの曲演りまーす」と "Magical Feelin' " へ。
正直に言うと、広島と同じならここでマジフィーが来るのは覚えてたので、「新しいアルバムの曲」と聞いて曲順を変えてくるのかと期待してしまった。だってマジフィー確かにアルバムにも入ってるけどシングル曲じゃん←
続いて "Oh Love" を演ったあと、前回は "Bob Dance Bob" やったけど、セトリ変えてきた。ちょねさんが「そのままのLOVEでお願いします」と振って "LOVE CONNECTION" へ。激アツ。
次のMCでは、この日でツアーが終わることに触れる。
鈴鹿さんが「今日で終わるんですよ!終わってしまうんですよ!」と言って客席に「えーーー」を煽る。「終わりたくない!」「初日のZepp Tokyoに戻りたい!」とツアーの終わりを惜しみ、そこからマイケルさんと謎のやりとりが始まる。
鈴「お母さんのお腹の中に戻りたい」
マ「戻りすぎやろもっと最近やろ」
鈴「中2の修学旅行ぐらいか!」
マ「もうちょい戻ってこい」
鈴「18で働き始めた時の…」
マ「刻むなぁ…」
相変わらず漫才のようなボケとツッコミです。
その後、客に対しても「みんなも寂しいよな!名残惜しいか!?」と振り、「今日という日を名残惜しんでもらえるように頑張りますよ!夜の本気ダンス、動きますんで。」と流行り(と言っていいのか分からんが)のフレーズも織り交ぜつつ、本気ダンスタイムへ。
本気ダンスタイムの流れは全公演固定っぽいな。"BIAS" のAメロで照明が赤と青に交互に光る演出がカッコいい。下手したらポリゴンショックやぞあれ。
続く "fuckin' so tired" 前にちょねさんがギターを下ろしてからピックを高く投げ捨てたのカッコよかった…
そしてピックと言えばマイケルもこの曲でピック弾きから指弾きに。移行する瞬間見逃しました。何ならこの次の "NAVYBLUE GIRL" でピック弾きに戻る時もピック取る瞬間見逃しました。注目してるつもりでも何だかんだ踊ってたら忘れる。アホになれてる。
本気ダンスタイム後、そのまま "Music For Life" を演ってから暗転。暗闇の中から「はいどうも…」という声が聞こえて謎の歓声が上がる。照明がつき、再びMCタイム。ニシカズがこの日初めて口を開いた。
何喋ってたか詳しい流れ覚えてないけどとにかく緩い。いやマジで大したことは喋ってない気する。「皆さんこれトイレとかの時間ですからね、ドリンク交換とかも今のうちにどうぞ」は笑った。
客席から「頑張れー」て野次が飛んで「頑張ってるんですよ?」て返してたけど拍手上がったら声聞こえなくなるレベルの声量しか出てないんやもんw
西「テンションが落ち着いてきたね、ほっこりしましたね。コーヒー飲みたいな」
マ「いや、行かんといてな?」
西「いやいやほんまに行くわけないじゃないですかお金払って来てもろてんのに」
マ「そやな、対バンやったらアレやけどワンマンやからな、僕らを観に来てる人ばっかりやから」
西「ん?ワンマンやからじゃあ(コーヒー)行ってもいいってこと?」
何を見せられてんの俺らは?
広島の時も今話題の闇営業ネタを入れてきたけど、今回もぶち込もうとして何故か中断。
西「あーいや何でもないです」
客「えええwww」
マ「いやそれ一番タチ悪いやつやで!めっちゃ気になるやん!」
西「いやいや…危うく世相を斬るところやった」
鈴「せそうをきる…って何?」
鈴鹿さんwww
大したこと喋ってないのに「話すことがなくなった」と締めようとするニシカズ。鈴鹿さんに「普段あんな本読んでんのに言葉全然出てこんやん笑」と突っ込まれて「ダムもあんだけ水あるけど枯れることもあるやん。」と謎の反論。その後MC終盤で
西「喋りすぎて喉乾いたから水分補給するわ」
マ「ダム貯水すんねんな」
とちゃんと回収する辺りさすが。
長めのMCはここだけやった。広島の時より本編のMC少なめ。まぁ後述の通りアンコールに尺とってあったからね今回は。
そこからの終盤戦はセトリ固定の様子。でもやっぱりめちゃくちゃ楽しかった。"Crazy Dancer" → "WHERE?" → "Monster (Roguelike life)" → "TAKE MY HAND" の流れ、セトリ覚えてても踊ってまうってこんなん。
"WHERE?" の大サビで水撒いた奴おったな。水が枯れてない時のダムに落ちて溺れ死んでくれないかな。
さて、終演後も鳴り止まない手拍子。みんなアンコールがあるのは分かってる。この日はもはやアンコールが目玉だとみんな分かってる。
再び照明がついてメンバーが各々のタイミングで再登場。ちょねさんが話し始めたタイミングでニシカズが再登場して変な空気にw そこからメンバー総出でまたニシカズいじりが始まる。
米「この人(ニシカズ)マイペースなんですよね…歩くのもめっちゃ速いんですよ、僕らと一緒にいるはずやのに遥か前にいるんですよ。」
マ「マジで速いんよ、みんなの思ってる2倍は速いよ」
米「いや3倍速いよ」
どんだけ速いんだよwww
鈴「しかもさ、行き先を分かってる人の勢いで歩くんよ笑」
米「NU茶屋町のタワレコあるじゃないですか、前にメンバーで行こうってなった時も一人だけ前にいて、んで一人で別館の方に入っていったんですよ」
マ「呼び止めるにももう遠いしな」
米「そう、前の方すぎて『西田ー』て声上げるにも上がられへんし」
ボロクソじゃねぇかよ()
ここでニシカズが反論するも、
西「速いって言うけどアレでも抑えてますからね?」
マ「いやでもアレ完全に3対1の構図なってるやん笑」
西「俺一人やったらもっと速いよ?例えばさ、5km歩く時って…」
米「5km歩くことそんなある?笑」
全部突っ込まれる。
米「なんかもう競歩みたいやもん」
鈴「ちょうど来年あるやんオリンピック」
西「出よか」
マ「いや多分もう選考始まってますね、何ならもう終わってるぐらいですね」
西「じゃあ次やな、2024やな」
鈴「出るんかい笑」
米「出てたらめちゃくちゃおもろいよな、テレビ観てたら『うわ西田や』みたいな笑」
西「…(アンコール前って)もっとエモい話するもんじゃないの?」
鈴「それ(2024年オリンピック)が実現したらある意味エモいけどな」
自由すぎるやろ…ほんまに…
こんなにメンバー全員が絡み合うMCするバンドおらんで。色んなライブレポ書いてきてるけど、ここまでMCの内容を事細かに書きたくなってしまうバンド夜ダンぐらい。こういう雰囲気が根強いファンを獲得してるんやろうし、ただの四つ打ちバンドで終わってない理由なんやろうなと思う。
そしてついにアンコールが始まる。
米「僕たちはツアーを回って8カ所でロックミュージックを鳴らしてきました。しかし音楽には色んなジャンルがあります。例えばファンクミュージック、例えばジャズミュージック。」
ちょねさんの合図で楽器隊がそれぞれ例示されたジャンルの音楽にあった音を出す。マイケルのベースソロもニシカズのジャズ風ギターソロもおしゃれやったな…
そしてちょねさんが「そして、ヒップホップミュージック。ロックとヒップホップが融合したらどうなると思いますか!」と投げかけると一気に歓声が上がる。
ちょねさんの紹介を受け、事前に告知されていたツアーファイナルのみのゲスト、Creepy Nutsがついに登場!!
本物観るの初めてや…いうてそんなに曲を詳しく知ってるわけでもないけど、目の前にR-指定とDJ松永がいるという状況に鳥肌が止まらんかった。
で、絶対コラボ曲 "Movin' " 演ると思うじゃないですか。まさかの "ロシアのビッグマフ" をコラボで演ってくれた!!1番は通常の演奏、2番でR-指定のラップアレンジとDJ松永のDJパフォーマンス。カッコ良すぎた…
からの、ここで満を持して "Movin' "。
ここまでの公演ではR-指定のラップパートを鈴鹿さんがドラム叩きながら歌ってたけど、今回はもちろん本人バージョン。この日一番の大盛り上がりでした。
盛大な拍手を浴びながらCreepy Nutsの二人が退場し、いよいよラストの "戦争" へ。オーディエンスもゾロゾロと前へ詰め寄る。
定番の2番でしゃがんでサビでジャンプするやつ、前方真ん中で人多すぎてしゃがめてなかったw ちょねさんも「そこそのままでいいよ笑」とフォロー。
いざ2番サビでのジャンプ、大盛り上がりでしたね。楽しかったです。でもまた水撒いた奴いましたね。ほんまに残念。
下手したらちょうどしゃがめてなかったゾーンの奴ちゃうんか。物理的にもマナー的にも邪魔ってすごいな。多分実生活でも居場所ないんやろうな。
ちなみに後日マネージャーの吉田さんが注意喚起してました。公式側からこういう風に動いてくれるのはありがたい。
こちら長分になりますが、ライブに行かれる方、フェスに行かれる方は1度目を通して頂けたら幸いです。うちのバンドに限った話だけではありません。宜しくお願いいたします。 pic.twitter.com/ziXZ5H8az6
— 吉田 (actwise) (@actwise) 2019年7月26日
いつか何かのライブで水撒きしてる奴捕まえたいですね。痴漢と違って冤罪もないでしょう。
とは言えその場では険悪な空気になることもなく、大盛況の中終演。最後に鈴鹿さんから告知が!
「これでこのツアーも終わりです!みんな名残惜しい?名残惜しいよな!まだまだライブしたいよな!夜の本気ダンス、10月からツアーします!!!」
というわけで早くも次のツアーが発表されました!
対バンとワンマンを織り交ぜたツアー、会場を鈴鹿さんが読み上げる。栃木や滋賀など地方の県名が挙がる度にまばらな歓声が上がり、色んなところから来てんねんなぁと実感。
しかし、最後に「そしてファイナルは〜!!新潟!!!」とアナウンスするとちょっと微妙な空気に() 「え…?新潟…?」「ファイナルが新潟…?」みたいな。
と思いきやそれは引っ掛け、すぐさま鈴鹿さんが「なんで東京と大阪ないねんと思ったやろ!大丈夫や、東京と大阪ないとかそんなツアー聞いたことない!」と、東京と大阪で初のホール公演を行うことを発表!
ちょねさんが「今日のなんばHatchも、2階席は即完やったんですよ。だからホールで落ち着いて観たい人が多いのかなと思って、ホール公演を決めました!」と補足する。
確かに、なんか割と年齢層の高い客が目立ってきた気がするんよな、最近。親の気持ちなんかな。キュウソなりブルエンなり、キッズがいい感じに離れてアリーナレベルまでの成長が見込めなくなったバンドはその分ホール公演を成功させて落ち着いた位置で安定する傾向にあるので、夜ダンもそこに行き着いてくれるといいなと思う。
ツアー日程の詳細は以下。
(広島がねぇええええ)
続いて写真撮影。Creepy Nutsの2人も再登場。ここで「また(一緒に)演りたいよな!次のツアーどっか出る?」という流れに。DJ松永が新潟出身という話になり、客席からも「お〜?」という期待の声が上がるも、松永さん「いや、お〜言うけど来るん?袖で聞いてたけどファイナル新潟ってなった時めっちゃ反応微妙やったよ!?北海道の北見とかよく分からん地名出ても盛り上がってたのにファイナル新潟ってなった時全然やったよ!?」と困惑w
結局新潟公演の対バンはCreepy Nutsで決定になりそうです。ノリで決めてたけど、R-指定さんがチラッと舞台袖見て合図してたから、多分スタッフさんに確認とってたんでしょう。マジっぽいです。
ここまできてやっと写真撮影の流れに。全員で揃えて唱和するハイチーズ的なワードを探そうと言う話になるも、
鈴「やっぱ『Movin'』じゃない?」
松「いや、『ん』で終わるのはダメでしょ、みんな口の形真一文字なりますよ笑 ニシカズさん何かないですか?」
西「『御堂筋線』」
松「いや、『ん』で終わったらみんな真一文字なるんで笑 路線はダメです笑 米田さん何か…」
米「じゃあ今日お祭りやってるし…『天神』」
松「真一文字なるんで!!笑 次マイケルさん…」
マ「めっちゃ『ん』で終わる単語考えてんねんけど出てこーへん…!!」
松「いや欲しがってないですから!無理せんでいいですよ!」
マ「あ、ここなんばHatch、大阪やろ?んで俺野球好きやから、『阪神』」
R「いや、今もう答え出てましたやん!『Hatch』て言うてましたやん!」
というわけで『ハッチ』に決定。Creepy Nutsの二人なんだかんだでまとも() つかこのやり取りをずっと見てる私たちは何なんでしょうか?バラエティの観覧かな?←
いよいよ撮影って時に、松永さんが客席の中からCreepy Nutsのシャツを着た人やタオルを持ってる人を見つけて「あれええの?つまみ出したほうがいいんじゃない?」つったのおもろかったなw
こう見るとスタンディングもほぼほぼ埋まってるな。ド平日にこんだけ集める夜ダンとCreepy Nuts、さすがです。
やっぱりツアーファイナルって良いですね!鈴鹿さんの言う通り名残惜しいライブになりました。どうしてもそれまでの公演と比べて特別感が出る。出張に漕ぎ着けて無理矢理行った甲斐がありました。そして今後も出張の際には近辺のライブを調べていこうと思います
でも次のツアーは広島が無いので迷い中ですね〜。
今のところツアーを複数箇所回ったのはこれでKANA-BOONと夜ダンになりました。どちらも邦ロックの中でも僕の趣味の方向性を決めたバンドです。トップレベルに好きです、夜の本気ダンス。まだまだ売れていくことを願って終わりたいと思います。
では(=゚ω゚)ノ
夜の本気ダンス "Ain't no she see" TOUR
7/25 なんばHatch
セットリスト
1. Ain't no Magic
2. Sweet Revolution
3. Afro
4. Magical Feelin'
5. Oh Love
6. LOVE CONNECTION
7. BIAS
8. fuckin' so tired
9. NAVYBLUE GIRL
10. escape with you
11. Take it back
12. Music For Life
13. Eternal Sunshine
14. Crazy Dancer
15. WHERE?
16. Monster (Roguelike life)
17. TAKE MY HAND
18. Forever Young
en1. ロシアのビッグマフ
en2. Movin' feat. Creepy Nuts
en3. 戦争