こんにちは。
いきなりですけど、先日ツイッターでこんなアンケートを取りました。
ふと思ったんやけど、好きなアーティストのフライヤーって一種のグッズ的な感じで保管してたりします?
— たなさと (@tnksts53) 2019年7月7日
フライヤー。ライブ後にスタッフの方が配布してる告知の紙ですね。色んなアーティストのツアーの告知が主。サーキットイベントなんかではアーティスト自ら配って回ってることも。
そのフライヤー、僕は今まで目を通したら捨てるか裏紙にするかしてたんです。でも、これって一種のグッズみたいなものとして保管するものなのかな?と思ってアンケートを取ってみた次第です。結果としては大多数の方がフライヤーを保管しているということで。
で、なんで突然そんな事が気になったのかというと。
こないだ通販でCD買ったんですよ。アマゾンとかタワレコオンラインとかじゃなくて、関西のあるレコード店のオンラインで。流通盤じゃないCDだったので。
で、お金振り込んだのになかなか来ねーなーと思ってたら後日電話が来まして。詳細は省くけどどうも向こうがこっちの住所を間違えて送ってたらしい。しかも色々な事情が重なって、返送されてきたCDの対応も遅くなってしまった。
後ほどメールでも連絡が来た。改めて送り直すと。で、読み進めていくと末尾に「お詫びに◯◯(買ったCDのバンド)のレア物を探して同梱しておきます」という文章が。
期待するやん。
いや、バンドの公式通販やったらともかくただのCDショップにそんな掘り出し物があるんかとは思ったけど。でも昔の特典のステッカーとかクリアファイル的なものが残ってたりするのかなと。期待するやん。
で、届いた封筒の隅にこんな文言が。
「昔のフライヤーが1枚あったので同梱しておきます。」
え?紙やん。
神じゃないよ。紙だよ。崇めてないよ。
そのバンドが初の全国流通盤をリリースした時のツアーの告知フライヤーでした。いや、確かに今は手に入らないものですよ。そのバンド、残念ながら今はデビュー時に期待されてたほどバズってはないんやけど、今ではアリーナ埋めてるバンドのメンバーからのコメントも寄せられてたりして面白かった。
とは言え、前述の通りフライヤーを毎回丁寧に捨ててきた俺としては、そこまでの価値があるもんか?と思ってしまった。でも、人によっては嬉しいのかも知れない。嬉しい人もいるのかも知れない。
で、じゃあみんなはどうなんやろ?と思って、アンケートを取ったというお話でした。回答してくださった方々ありがとうございました。
つか手に入るはずのなかったものタダでもらえるってなって勝手にハードル上げて勝手に文句言ってる自分、今思えばクソみっともないな…
というわけで、集めていくことにしました。捨てる予定で新聞とかと一緒にまとめてあったやつも掘り返してみました。
結論、もうおもろい。
よく考えたらこれ、ライブやツアーによく足を運ぶ人にとってはめっちゃ良い思い出の品じゃないか。今は最近のしか手元にないけど、古いフライヤーを見て過去のツアーの日程とか対バン相手とかを振り返るの絶対おもろいやん。「この頃まだこんな小さい箱でワンマンやってたんや」とか、「この対バン今やったら絶対チケット即完やろな」とか。
逆に、今までの自分がそうやったんやけど、ライブよりも音源を聴くことに重きを置いてる人にとっては特にフライヤーってただの紙。フライヤーじゃないけど、CD買った時に歌詞カードに挟まってる小さい告知の紙あるじゃないですか。俺あれも全部捨ててたもん。「歌詞を読んで曲を聴けたらいい」って考えやったから。今思えばめちゃくちゃもったいねぇ… 敢えて捨てることもなかったやろ…
というわけで今回はフライヤーの面白さに気づくことができたのでよかったですというお話でした。保管するまではいかなくとも、そもそも見ずに捨ててるって人は一通り目を通してみてはどうでしょうか。割と面白いです。あと普通に良さげなライブの情報ゲットできるかもよ。こんだけ掌返して急に人に勧めるのもアレな話ですけどね。
そんだけ。
では(=゚ω゚)ノ