たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

MIKROCK '19 Day 2!

indigo la Endワンマンから一夜。関西から広島に戻るついでに、大阪堺市の新金岡駅へ。

大阪のライブハウス、三国ヶ丘FUZZの田原ベル店長主催の無料フェス、MIKROCKに行ってきました!

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今年で5回目の開催らしいMIKROCK。自分は2017年以来2回目の参加です。当時はヤバTとKANA-BOONが来て大変な事になりました。

わざわざこれのためだけに行くほどではないけど、大阪にいたんなら行くよね、て感じ。10/26,27の2日間やったんやけど観たいアーティストが2日目に偏ってたのでちょうどよかった。1日目は観たいのレベル27ぐらいしか無かったしそもそもインディゴ行ってたし。

というわけで行ってきました。大泉緑地遠かったです。

 

 

OKOJO 

最近、というかマジで今月ハマったばっかりのOKOJO。"遮二無二に恋しない" "最低なラブソング" "サイツェン・マイフォーチュン" と気に入ってる曲を立て続けに演ってくれて嬉しかった。"最低なラブソング" 、歌い出しちょっと1音目迷子になりかけてたな笑

MCで客を煽ったりコールアンドレスポンスしたりするのはドラムの人が担当するみたいやな。でも大事なとこはボーカルの松下さんが話してた。「無料で出られて、無料で観ることが出来て、でもそれだけじゃダメだと思ってます」「お金を落としてこそ意味があると思います」「それで田原さんの想いや夢も叶うと思います」となかなかに直接的な想いを()

最後に演った "ドライソケット" は初見。「すごいシンプルな構成の曲演ります」の宣言通り、ほぼほぼギターの弾き語りやった。松下さんはベースボーカルやから、ギターの人が弾いてる横で松下さんがピンボーカルで歌う構図。なんかシュールやった。

初見やったけどよかったー。これから来そう。ハンブレッダーズぐらいには売れそう。"最低なラブソング" がどこまで伸びるかって感じですね。やたら再生回数多いし。

ちなみにとりあえず松下さんの言う通りがっつりお金落としました。会場限定CD4種類全部買いました。

要注目です。

 

セットリスト

1. 遮二無二に恋しない
2. 最低なラブソング
3. サイツェン・マイフォーチュン
4. ドライソケット

 

 

密会と耳鳴り
何だかんだ機会があれば観てる、密会と耳鳴り。とは言えもう2年ぶりです。

Vo.鹿野ちゃこさん髪の毛も衣装も全身ピンクとかいうえげつない身なり。

新曲 "I want to be rich" でちゃこさんがコールアンドレスポンス用に「アイウォントトゥービーリッチ」と書かれた立て札掲げてた。んで普通に見えたんやけど裏側に「エストロゲン プロゲステロン」て "爆乳で窒息" のコールアンドレスポンスフレーズ書いてあった。小道具を使い回すなや笑

んで次に "爆乳で窒息" 演った時には「エストロゲン プロゲステロン」書かれた新しい立て札出してきた。新調する意味あった?www

あとこの曲の時に前にいた男性2人が全力でツーステしてました。密会と耳鳴りTシャツ着てたのでガチのガチ勢でしょうね。周りの人笑ってたぞ。

「売れてる時は色んなイベントに呼んでもらえても売れなくなった途端に呼ばれなくなる!でもMIKROCKは毎年呼んでくれる!ありがとうございます!」とめちゃくちゃ直球なお礼をw さっきのOKOJOといい無料やからってみんな言いたい放題言う()

音響トラブルがあったのか、リハでだいぶ手間取ってた。結局、曲によってはボーカルの声が聴こえにくかったりして可哀想やったけど、演奏パワフルでかっこよかった。

もっと売れると思うんやけどな。そういえばベース募集中やけど、前メンバーの子がずっとサポートで弾いてる。この日も然り。メンバーが固まってればまた違うのかなー。

正統派4つ打ちギターロックが終わったと言われる中で、オメでたとか打首とか四星球みたいなパフォーマンスで魅せるパーティーバンドが地味に流行ってきてるし、これぐらいイカれたガールズバンドが1組ぐらい脚光浴びててもいいと思うんだ。いうてリードギターめちゃくちゃ尖っててカッコいいし。

声とか歌詞とか色々受け付けない人もいると思うけど、俺は好きです。ハマる人はハマると思う。ぜひ。

 

セットリスト

1. I want to be rich
2. 爆乳で窒息
3. チャラ男まじファッキンビッチ
4. 友達ほしい

 

 

坂口有望

リハの段階からかなりの人。初めて観た時にはメジャーデビュー直前のJKだった有望ちゃんも大学生になりました。髪染めてました。可愛い。

アコギ一本の弾き語りスタイル。一時期ツイッターでバズった "おはなし" の大サビ前のカポずらしを観られて嬉しい。 "厚底" の突然三拍子になるCメロも、バンド演奏とは全く印象が違ってくる。

一方で音源でも弾き語りの "月には内緒で" は音源と変わらぬクオリティ。そもそも意外な選曲だったので嬉しみ。

月には内緒で

月には内緒で

  • 坂口 有望
  • J-Pop
  • ¥250

三国ヶ丘FUZZでお世話になった方が辞められる時に作ったという曲、"ジャストミート" て言ったのかな?流通盤では音源化されてないよな。多分この曲、2年前のMIKROCKでも演ってた気がする。

一昨年のMIKROCK以来2年ぶりに観た有望ちゃん、大学生になっても安定でした。大学受験で一時期活動してなかったのと、MVがショートバージョンばっかりにされてるのとで、メジャーデビュー当時ほどの勢いではなくなってるけど、やっぱり他のギタ女とは一線画してるなーと思った。可愛い。

結局まだお金払って観た事ないんだよなー。バンドスタイルのライブも一回観たい。春からのツアー、申し込もうかな。可愛い。

可愛い。

 

1. 好 -じょし-
2. おはなし
3. 厚底
4. 月には内緒で
5. ジャストミート
6. musician

 

Hump Back

大トリはHump Back。どう考えてももう無料のイベントに出てる場合ではない。地元大阪を盛り上げたい気持ちももちろんあるけど、ほんまに単純にライブが好きなんやろうなー。

演奏開始前に「色々みんなのストーリーとかあると思う、分かる、でもこの空間だけのものにしときませんか!」と呼びかける萌々子氏。多分この「ストーリー」ってのはインスタのそれのことを言ってたんじゃないかなと思ってる。このイベントは確か明確な撮影禁止ルールがない。だからスマホのカメラを向けてる人がいて、それに対して暗に言ったんじゃないかなと。やっぱりアーティスト側としては素人が写真や映像に残すより生で観てほしいと思うのかなとか思ったり。

1曲目の "拝啓、少年よ" が始まった途端に一気に前へと人が押し寄せた。多分、あの現象が起こったのは2日間でこの時だけ。2日目のラスト4時間ぐらいしか観てないけど多分そう。

"短編小説" では萌々子氏「来年もミクロックが続けられるように、怪我だけせぇへんように!」と注意喚起したんかと思ったら「私も怪我だけせぇへんように!」つって2曲目から客席にダイブしたw

"短編小説" "クジラ" といった新しいアルバム「人間なのさ」の曲多め。ワイバンの時には曲名すらパッと出てこなかった曲を、分かるようになってから改めて聴けてよかった。

何よりワイバンの時は朝イチやったけどこの日は大トリ。夜の野外で聴く "LILLY" からの "星丘公園" はめちゃくちゃ良かった。

恒例の手拍子を遮るくだりは序盤には無くて、このままいけるのかと思ったけど終盤で言われてしまった。「手拍子も嬉しいんですけど、うちには最高のドラマーがいるんで、みんなは拳と歌担当で!」Hump Backが手拍子NGなのはそろそろ有名な話になってきてると思うんやけど、意外と浸透してないのかな。ライブで手拍子するような層なら知ってると思うんやけどな。ちょっと残念。

とは言えそんな細かい事気にせんでいいぐらい、夜の野外のHump Backはエモすぎて最高でした。近かったのもあって個人的にワイバンよりずっと良かった!

ところどころ音がこもって聞こえにくくなる場面があったけど多分バンド側ではなく音響の関係っぽくて、まぁそれぐらいは無料クオリティって事で。

ずっと出演し続けてついに大トリになったHump Back。流石にもう今年が最後かな?観られて良かった。

 

1. 拝啓、少年よ
2. 短編小説
3. クジラ
4. 僕らは今日も車の中
5. 月まで
6. LILLY
7. 星丘公園

en1. 生きて行く

 

 

最後の田原さんのご挨拶を聴きながら、時間にそこまで余裕がなかったので帰ってきた。そのまま広島に戻ってきました。今回のメンツを無料で観られるのはやっぱりアツい。無理やりにでも行って良かった。来年以降も開催されるなら、関西の方は是非。

 

では(=゚ω゚)ノ

indigo la Endの初ワンマンが今回のツアーで幸せです

indigo la Endのワンマンに行ってきました!

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新しいアルバム「濡れゆく私小説」がめちゃくちゃ良い。マジで過去1。川谷絵音覚醒。

期待しかできないままに参戦した初ワンマン!ツアー初日!大阪公演!会場はCOOL JAPAN PARK OSAKA。正直今回初めて聞いた場所。

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だいぶ新しいとこみたいですね。めちゃめちゃ綺麗。今回はWWホールってとこやったんやけど向かいにTTホールもあった。あとSSホールもあるらしい。今後行く方がいればどのホールなのかご注意を。

 

入場して最初に物販。ラババンとタオルと傘買いました。まーた結局散財してる。でもアレですから、ホールやからクローク代とドリンク代無いから。1000円浮いてるから。

人生で買った傘で一番たけぇわ。大事にしよ。

物販済ませてトイレ行って着席したらだいぶギリギリな時間に。ソールドアウトしてるし人多いんやから開場あと30分早くても良かったのでは…?

などしてるうちに時間になり、定刻に開演。コーラスサポートのささみおさん、キーボードサポートのえつこさんと一緒にメンバーが登場。絵音ほっそい。ほっそいけどやっぱりオーラある。

前方の方々が周囲を伺いながら立ち上がり、続いて周りもスタンドアップ。いやインディゴやったら正直座って観てもええかなと思ってたんですけどね、じゃあ立つよね。

 

ツアータイトルにもなってる "心実" からスタート。サポート2名を後ろに従え、上手から下手にかけてGt.ティスさん、絵音、Ba.後鳥さん、Dr.栄太郎さんと横一列に並ぶ配置。ドラムが前に出てきてるのが良い。MVでも何でもそうなんやけどメンバーが横一列に並んで演奏してる構図めちゃくちゃ好きなんですよ。

2曲目でいきなり過去曲 "想いきり"。この曲もねぇ好きなんですよねぇ。インディゴのアルバムの1曲目!って感じ。「Crying End Roll」も名盤ですよね。

"小粋なバイバイ" は音源聴いてる感じでは気付かんかったけどアウトロ割とシンプルな4つ打ちやったんやなと。

この曲もティスさんのギターに初期感あっていいよね〜。

"はにかんでしまった夏" はここで初めて後鳥さんがピック弾きを。

MV観直したら思いっきりピックやったわ。あとティスさんのギター、ちょっと音割れてた?気のせいかな。

ここまでの4曲は全部、曲と曲の間を栄太郎さんのドラムやえつこさんのピアノで繋いでた。退屈しないし、次の曲が予想つかんし、そのくせ始まったら何の曲かすぐ分かる。

ここで栄太郎さんのドラムソロコーナー。後鳥さんがドラムセットに近づいて、スティック持って一緒に叩いてた笑

ドラムソロから繋いで絵音が前に出てきて、"名もなきハッピーエンド" のイントロを弾き始めると歓声が上がった。やっぱり初期の人気曲なんやなこれ。大サビ前の『ハッピーエンドはあなたの終電次第さ』を歌わずに『最終回前にこんな感じになるのはわかってたよ ………大阪ーーー!!』て叫んで客席から歓声が。いや、盛り上げ方下手かて()

 

挨拶程度のMCを挟み、"砂に紛れて" "秋雨の降り方がいじらしい" とアルバムの曲を連続で投下。"秋雨の降り方がいじらしい" はこの日1番のライブ化け曲やと思った。Cメロ前のティスさんのギターソロがカッコよすぎる。怪しげで不安になるような籠り具合のエフェクトがかかったダークな音。

アルバムの中で一番好きになったかも。

ここで絵音がギターを置いたので、今回のアルバムの中でピンボーカルと言えば "ほころびごっこ" かな?と思ったけど、始まったのは前作「PULSATE」のリード曲 "蒼糸"。この曲も立ちボーカルやったんやな。

その後スタッフが楽器を持ってきたので「なんや、もう立ちボ終わりか」と思ったけど持ってきたのベースでした。後鳥さんがベースをチェンジ。結局スタンドマイクパートは続き、次が "ほころびごっこ" でした。

続いてスタンドからマイクを外し、ハンドマイクスタイルで "ラッパーの涙"。サビで絵音が左右に手を振り、客席も合わせて手を振る。なんかどっちかって言うと左右よりは上下に揺らす方が曲に合ってる気がしたけど…笑

次は「Crying End Roll」から "見せかけのラブソング"。Aメロのファルセットが女性コーラスと完全にユニゾン出来てて、どんだけ声高いねんって思った。これぐらいの時期から、ファルセットが増えて音域とメロディの幅が広がったように思う。

最後に前作から "煙恋"  を演り、ここで最初で最後のがっつりMCタイム。

絵音、会場名の「COOL JAPAN PARK OSAKA」をうろ覚えw

絵音「クールジャパン…クールジャパン…ホール?OSAKA?」
後鳥「パーク」
絵音「?」
後鳥「パーク!」
絵音「うるさいな『パ』って破裂音じゃん、イヤモニに響くんだよ」

教えてもらってんのに当たり強いな絵音()

絵音「破裂音どれぐらいうるさいかやってやろうか?」
後鳥「(スッ…)」
絵音「外すなよ!笑」

後鳥さんおもろいわぁ…そこまで言葉発してないのにおもろいわぁ…

からの絵音が大阪に着いてなぜか歯医者行った話。たまたま川谷絵音が大阪公演前に自分の病院に立ち寄る世界線、羨ましいはなんか違うが、羨ましい。そのあと病院の皆さん集まってきて絵音の歯のレントゲン写真をバックに記念写真撮ろうとした話おもろすぎたw

アルバムについて真面目な話も。「濡れゆく私小説」、バンドとしてもかなりの自信作のご様子。絵音曰く「indigo la Endってどんなバンドか、これを聴けば分かるってアルバムになった」とのこと。ほんまにそう思う。周りの色んな人に聴かせて回りたいもん。川谷絵音アレルギーの人に蕁麻疹出させたいし聴いていくにつれて完治させたいもん。

"通り恋" や "砂に紛れて" が4年前からあったって話はびっくりしたな。絵音が3年前って言ってティスさんに訂正されてたけど笑 別にインディゴ、ひいては川谷絵音バンドに限らず、どんなアーティストでも書くだけ書いてリリースしてない曲とか腐る程あるんやろうなぁと思った。制作時期とリリース時期が完全に時系列一致するわけないわな。だから、「新曲の歌詞にこういうフレーズがあるから、最近こういう心境になってる」みたいな考察とか憶測って、必ずしも意味のあるものにはならないしあんまり過度にするべきじゃないんやろうなと思った。

 

MCが終わり、ラストのブロックと銘打った終盤戦、"鐘泣く命" から始まって鳥肌。

めちゃくちゃ好きですこれ、カッコいい。ティスさんのギターリフが美しすぎる。

からの "さよならベル" も嬉しかったな。MVがある曲がほとんどとは言え、過去曲のチョイスが神すぎる。

ここから "花傘" "通り恋" と「濡れゆく私小説」の中でも重要な曲を続けてからの、再びハンドマイク絵音になって "夏夜のマジック"。とことん鳥肌立たせてくる。

最後はアルバムのラストでもある "結び様"。思えばサマソニでも聴けた曲。あの時には先行配信されてたのに、結局そのままMV作るわけでもなく、でもアルバムの締めには使う。相変わらずこの人たちの考えることは難しい。

 

アンコールでメンバーが再登場すると当然みんな再び立ち上がるが、後鳥さんが「座ってていいよ」のジェスチャーを見せ、全員再度着席。

ティスさんによるグッズ紹介コーナーが始まった。ティスさんほんまおもろい、んで絵音の当たりが強いw 2000円のジャガードタオルを紹介した時の「今までの(マフラー)タオルより200円値上げしてるんですけどね、またそれをいちいち言ってくる人がいるんですよ…仕方ないじゃないですか良い生地使ってんだから…」て言ったのに対して絵音が「なんでそういう事言うんだよ物販で敵を作るなよ笑」て突っ込んだのおもろかった。「物販で敵を作る」というパワーワード。あと「かっさ」を絵音が実際に使って見せた。かっさって何か知らんかったんやけど顔面マッサージして血行良くする効果や小顔効果があるらしいですね。美容アイテムですね。絵音元から小顔だろうが。

アンコールはアルバムから残るラスト一曲 "Midnight indigo love story"。今回のアルバムでは一番短くて半interlude的な感じの曲やから、本編で演らずに終わった時はこのまま無いんかなと思ったけど、ここで。音源では2分ちょいしかないけど、アウトロだいぶ引き延ばしてたな。『台詞みたいだ』を何回も繰り返してた。よっぽど台詞みたいやったんやろうな(適当) この曲も絵音立ちボーカルやったな。あとティスさんはこの日唯一のアコギやった。

そして本当のラスト一曲、絵音が「何演ろうかなって考えてて、昔の曲なんだけど「濡れゆく私小説」の世界観にも通ずるところがあって、この曲を選びました」と曲振りしてイントロを弾き始めたのは "アリスは突然に"。メジャーデビューアルバム「あの街レコード」のラストの曲。チョイスがエモすぎる。2013〜14年辺りの曲は全部大学時代を思い出してなんかすごい懐かしい気持ちになる。

アリスは突然に

アリスは突然に

演奏が終わって最後に写真撮影。

ホールってのもあってマジで美しい空間でした。最後まで本当に素晴らしかった。

 

何だかんだ川谷絵音をまともに観たことって少ないんだよな。インディゴもゲスも。初ワンマンがインディゴで、過去1気に入ったアルバムのツアーで観られてめっちゃ嬉しい。しかもツアー初日で。割と近い距離で。幸せです。メンバーが横一列に並ぶから、全員の演奏を満遍なく観られるのも嬉しかった。

今回のツアーも全公演ソールドしたしな。流石の人気やな。でも一般販売開始後即完するんじゃなくて、数日経ってから地味に売れ続けて最終的に捌き切ったってのが良い。一番カッコいい売れ方。インディゴにはいつまでも音楽を続けてほしいな。

 

あとまたツイッターのフォロワーさんにお会い出来た。素敵なお父様でした。俺も結婚しても子供できても音楽に全力でいたいなーと思いました。

そしてCOOL JAPAN PARK OSAKA、新しいとこやなとは思ったけどバンドが公演をするのはまだ2組目とのこと。1組目はSCANDALらしい。これから色んなアーティストがライブしてくれたらええな。音響も評判良いみたいやし、また行きたい。

 

では(=゚ω゚)ノ

 

indigo la End ONEMAN HALL TOUR 2019-2020「心実」

セットリスト

1. 心実
2. 想いきり
3. 小粋なバイバイ
4. はにかんでしまった夏
5. 名もなきハッピーエンド
6. 砂に紛れて
7. 秋雨の降り方がいじらしい
8. 蒼糸
9. ほころびごっこ
10. ラッパーの涙
11. 見せかけのラブソング
12. 煙恋
13. 鐘泣く命
14. さよならベル
15. 花傘
16. 通り恋
17. 夏夜のマジック
18. 結び様

en1. Midnight indigo love story
en2. アリスは突然に

岡山でナードマグネットと2とw.o.d.の爆音に塗れてきた話

お盆以来の岡山ライブ、ナードマグネットのツアーに行ってきました!対バンは2とw.o.d.!

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弟がはるばる関西から来てくれました。フェスでなくライブハウスに人と約束して行くのは4月のiri以来か。

会場は岡山ペパーランド。岡山駅から歩いたら結構遠かった。そして小さい小さい。直前でソールドアウトしたそうで!おめでとうございます!

会場内BGMがナードの敬愛するWeezerの楽曲やった。客層がなんか異質。女の子ばっかりというわけではない。カップルもいればしかしおっさんもおばちゃんもいる。なんか異質。おもろい空間やなーと思いながら待機しつつ、開演時間になると定刻にw.o.d.から始まった。

 

w.o.d.

仮にも対バンゲストやし、MVのある曲だけさっと演って帰るのかなーと思ったけど全くそんなことなかった。そんなところで客に媚びるバンドじゃなかった。"Wednesday" 始まりはビビるて。逆に "THE CHAIR" 演らんかったし。

カッコいい以外の言葉がねぇマジで。申し訳程度の挨拶ぐらいしかMCもなく、ただただひたすら演奏を続けた。"Mayday" のサビで思いっきり拳上げてしまったわ。

ほんまに全力で歌うボーカルと全力で弾くベースと全力で叩くドラムが集まっただけ。これぞロックバンドだわ。ベースのピック弾きってあんな高速でベンベンやるもんなの?て感じ。Dr. 中島の16ビートもカッコよすぎるし。なんか全体的に若干テンポ速かったよな。あれで叩き続けられるのすげぇよ。軽率に推してしまう。お前も大概16ビートはやおやろ。

さすがになかったけど "HOAX" 演ってくれたら叫んでたかも知れない。

HOAX

HOAX

  • w.o.d.
  • ロック
  • ¥250

「1994」の中ではこれが一番ヤバい。カッコいいとか盛り上がるとかと言うより、なんかもうマジで「ヤバい」。ツアーが楽しみやな。行けるか分からんけど。

 

セットリスト

1. Wednesday
2. Fullface
3. QUADROPHENIA
4. 丸い真理を蹴り上げて、マリー。
5. サニー
6. Mayday
7. スコール
8. 1994
9. lala
10. 0

 

2

2番手、2。分かりにくいけど2という名前のバンド。初めて観ます。

リハでチューニングが終わり、古舘さんが「二番手、2です!」って言ってそのままスタート。リハ終わって「この後よろしく!」みたいな感じで一旦捌けるのかと思ったら本編始まったからびっくりしたw

初っ端 "ナイトウォーク" と "ロボット" の2曲は立ちボーカルやった。古舘さん立ちボもすんのか、イメージなかった。程よいダサカッコよさやった()

w.o.d.とは対照的にMCでよく喋る喋る。Gt. 加藤さんがこの日の日中に東京でもう1つのバンドのライブ(調べたら銀杏BOYZのサポートだったらしい)があって、終わって速攻で岡山に来たらしい。2の出番が19時半で、岡山駅に着いたのが19時15分w 確かにリハの時3人しかおらんなと思ったわw

一番新しいアルバム「生と詩」だけ聴いたことなかったからサブスクでチェックしてから行ったけど、予習の成果出まくり。ほとんどの曲分かって嬉しかった。

SとF

SとF

  • 2
  • ロック
  • ¥250

"SとF" 好きやわー。この安易な4つ打ちが良い味出してる。

最初のアルバム「Virgin」の曲も多かったな。"土砂降りの雨が降った街" が良かった。音源のちょっとメロディアスな雰囲気とは全然違ってめちゃめちゃ激しかった。違ったエモさがあった。

この日の3組の中で唯一、ライブは初見やった2。対バン尺で13曲演る2。しっかり見入りました。まさにライブバンドやった。今後も推させていただきます。

 

セットリスト

1. ナイトウォーク
2. ロボット
3. ニヒリズム
4. PSYCHOLOGIST
5. 土砂降りの雨が降った街
6. 急行電車
7. Anthem Song
8. ルシファー
9. SとF
10. ケプラー
11. Family
12. フォーピース
13. DAY BY DAY

 

ナードマグネット

「まーたツイッターでバズっちゃったよw」

から始まったwww 「何のことか分からん人は僕のツイッター見てください、くっそしょうもないことで17000いいね来てます笑」

これね。もう2万超えとるし笑 ネタにするやろうなとは思ってたけど初っ端の掴みに使うとはw

そこからの1発目 "アップサイドダウン" はアガるね。ナードを初めて観たのは2017年のミナホ、その時もこの曲が1曲目やった。2年の時を経てツアーに参戦して同じ曲で始まるのはエモい。

「みんなアルバム聴いてくれた?アルバムの曲全部演るんで!」と須田さんの宣言通り、「透明になったあなたへ」の曲をとにかく連続で投下。

"FREAKS & GEEKS" では2番サビ後に演奏を止めてWeezerの曲をカバー。弟がWeezerも好きなのでブチ上がってた模様。こういうのを聴くと、洋楽もチェックしてた方が楽しいよなぁと思う。サマソニであんだけ言うといて結局レッチリすらほとんど聴けてない

カバー終わってから「何のこっちゃ分からんと思うけどまだ曲の途中です」て言って "FREAKS & GEEKS" の続きに入ったw

途中のMCで触れてたけど、ギターの藤井さん岡山出身なのね。ナードは完全に大阪のバンドってイメージやったから意外。知ってる人に名前出したら「あっ…」てなる中学の出身らしいです()

終盤の "バッド・レピュテイション" で一気にフロア沸いたね。みんな飛び跳ねてた。サビのウォオッオオッも『GO *** YOURSELF!!!!!!!!!!』も叫んでて楽しすぎる。

あと "GREAT ESCAPE" は聴くたびに鳥肌が止まらん。

 

アンコールは割とすぐに再登場した。「早いわ!」て野次が飛んでた笑

アンコールで演る曲を客席に募る須田さん。色んな声が飛び交う中、イカついおっちゃんらが声合わせて「ぼくたちの〜、しっぱーーーい!!」て叫んでたのおもろかった笑 それに対して須田さんも須田さんで「お約束のやつはええから笑」てあしらってたしw

結局「一番最初に聞こえたから」と演ってくれたのは "ウェンズデイ"。この曲MVに地元映ってるから好きなんよねー。

からの "Mixtape" でいつも通り泣きそうになり、ラスト「お約束」の "ぼくたちの失敗" でぐっちゃぐちゃに。"バッド・レピュテイション" 辺りからずっと前の方ではしゃぎたいなと思いながらも前にいた女の子達を押しのけてまで前に行く気にはなれんかったんやけど、このタイミングで女の子らも前突っ込んでたから便乗した←

ナードのツアーやから当たり前やけども観客の盛り上がりがダントツやった。ほんまに楽しかったなぁ。

 

セットリスト

1. アップサイドダウン
2. BOTTLE ROCKET
3. COMET
4. 虹の秘密
5. グッバイ
6. DUMB SONG
7. 家出少女と屋上
8. I'm Not Gonna Teach Your Boyfriend How To Dance With You
9. FREAKS & GEEKS
10. 透明になろう
11. Song For Zac & Kate
12. バッド・レピュテイション
13. テキサス・シンデレラ
14. THE GREAT ESCAPE
15. intro
16. HANNAH/You Are My Sunshine

en1. ウェンズデイ
en2. Mixtape
en3. ぼくたちの失敗

 

 

最後に物販。w.o.d.のキャップ買った。

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キャップとかハットとか、帽子をずっと欲しいと思ってた。正直値段に惹かれた。2800円。まだまだグッズが安いですね。買うの我慢したけどTシャツ2500円やったもん。ロンTですら3000円。

3組ともメンバーが物販対応してた。この日、ナードと仲良いからって理由でEmu sickSのパーカー着てたんやけど、サイトウが「おっ!Emu sickSー!」て反応してくれた!!嬉しかった!!マジで中島16ビートはやおなんちゃうか

客側やから当然敬語で話したけど多分サイトウ年下やんな…アルバム名にするぐらいやから多分1994年生まれやんな…あんな硬派なイカついロック鳴らす人間も年下になる年齢に自分がなってるんやな…

 

ほんまに良い1日やった。心地よい爆音。最高オブ最高。年末のレディクレ出演も発表されて勢いの止まらんw.o.d.に、中止にはなったがミナホでBIGCATまで上り詰めた2とナードマグネット。この3組をあんな小さい箱で観られるのは貴重な機会すぎた。わざわざ岡山まで行く価値ありありの激アツスリーマンでした!

では(=゚ω゚)ノ

好きだからこそしっかり考察しておきたいグッドモーニングアメリカの敗因

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グドモ活動休止。悲しい。悲しい一方で、「あかんかったか…」と色々察してしまうところもある。それが余計に悲しい。

確かに目に見えて失速してはいた。でも何だかんだ続けてくれるもんやと思ってた。最近ボーカル金廣さんのソロ弾き語り活動が目立ってきてるとは思ってたけど、結局。

 

グドモは本当に2010年代前半の4つ打ちロックブームの火付け役になったバンドである。KANA-BOONよりもKEYTALKよりも一足先にその音楽性を確立した。そんなグドモがなぜここまで人気が落ち着いてしまったのか。個人的には正直楽曲のクオリティや良し悪し関係ないと思ってます。曲の問題でもメンバーの問題でもたなしんの問題でもない。

変わらないでほしかったところだけピンポイントで貫かなかったこと。

こう書くと抽象的だけれども、具体的には楽曲のタイトルとCDのジャケット。もっと言うと、買わなくても、何なら聴かなくても分かる部分です。

 

前身バンドfor better, for worseからグッドモーニングアメリカに改名し、インディーズ時代のミニアルバム「空ばかり見ていた」から数年間一貫していたのは、曲名とジャケットが特徴的やったこと。

リードトラックじゃない曲でも "そして今宵は語り合おう" "世界終わらせないで" "それでも風は優しく" といったように、歌詞のフレーズをそのまま抜き出したような、2,3文節ぐらいある曲名。これが唯一無二だった。

そしてジャケット。keng kongという絵師さんの手掛ける独特のイラストがグドモのジャケットの特徴だった。

この2つはメジャーデビュー後も変わらず、「未来へのスパイラル」「in トーキョーシティ」までは間違いなくシーンを引っ張っていた。

 

しかしこの次のアルバムで歯車が狂い始める。

初の武道館公演を発表し、気合い十分にリリースした新作「グッドモーニングアメリカ」。

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やったなと思った。マジで。

武道館に向けて張り切ってたのは分かる。でも何故そんなジャケットにした。そしてタイトル。セルフタイトルのアルバムって、本当にリスキーで諸刃の剣なんやなと思った。グドモみたいな、ずっとリード曲の曲名をそのままアルバム名にもしてきたバンドは特に。

実際このアルバムのリード曲 "ディスポップサバイバー" はめちゃくちゃカッコいい。

だからこそジャケットも従来通りのイラストにして、アルバム名も「ディスポップサバイバー」でよかったんじゃないかって本気で思ってしまった。

そして何より、そんだけ張り切って臨んだ日本武道館公演がソールドアウトしなかった。平日だったのもあったけど、そもそもフェスで騒ぎたいだけの層が群がった結果の人気であって、メンバー人気・楽曲人気で指定席を埋められるバンドじゃなかった。これはグドモに限らず、2010年代前半に出てきた4つ打ちバンド全般に言えることなんやけどね。まぁそう考えると武道館公演自体に漕ぎ着けただけでグドモは成功例も成功例なんやけども。

とにかく、「気合い入れて攻めたアルバム出したのに武道館埋まらなかった」というイメージだけ拡散して、一気にグドモは失速していく。

 

この次のシングルで巻き返せなかったのが本当に痛かった。スマホゲームとのタイアップが付いた "ノーファング"。

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いやだからさぁ。曲名とジャケットさぁ。

この時はガチでがっかりした。曲が普通にカッコよかったから余計に。"ノーファング" ってまぁ確かに歌詞の内容的にはそうなんやけどさ、歌詞の中にはそんな単語入ってないやん。"牙などない僕は" とかでよかったやん曲名。んでジャケットもタイアップ先のゲームに完全に食われてて、何から何までグドモのニューシングルに見えない。

この辺りから俺は、新譜が発表される度に「次こそは…」と期待というか懇願していた。

 

全然関係ないけど同時期にミイラズも「次こそは脱EDM…」と思いながら新曲聴いてました。帰ってきてくれてよかった。

 

そんな中リリースされた次作「鉛空のスターゲイザー」。

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来た!お帰り!!曲名復活、ジャケット復活、これはアルバム期待できるなと思ってたら

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酷くなっとる…

"フォトグラフ" "マイライフ" "フライハイ" "ダイヤモンド" "SOS" "カラフル" "おまけ" てグドモらしさが全くない。いや、どの曲も良いんよ。聴けばどれも良曲ばかり。ただ昔からのリスナーとしてはこの並びを見て「今回のアルバムも楽しみやな」てならないんだよ。

この作品で完全に「もうあかんのかな」て思ってしまった。このあとリリースした「502号室のシリウス」「!!!!YEAH!!!!」では楽曲のクオリティは落ちないどころかサウンドの幅も広がってきてて、曲名も昔の感じが戻ってきてはいたが、時すでに遅し。

そして結局今回の活動休止に至ってしまった。ベストアルバムをリリースした時は心配になったものの、「!!!!YEAH!!!!」がすぐに出たからちょっと安心してたのにな。

これが僕の思うグドモの敗因です。楽曲名とCDジャケット、ここに関して初期からのスタイルを貫かなかったのは正しい選択ではなかったのかなと。

 

もちろん他にも色々原因はあるとは思う。そんな表面的な条件だけが全てではない。

キュウソに言わせれば『運とタイミング重要』ですね。特にこの2012〜2013世代のバンドはその1,2年後に出てきたメンツに食われた感がどうしてもある。WANIMAとかONAKAMAの3組とかフレデリックとかミセスとか。これは本人たちにはどうしようもない問題で、バンドって難しいなぁと思う。

 

何より曲名とジャケットだけでこんだけ喋り倒したけど、多少過剰な主張やとは思うし、反対意見もあると思います。別に押し付けるつもりはない。

でも、例えば、アジカンのジャケットがいきなり中村佑介さんのイラストじゃなくてメンバーの写真とかになったらどう思いますか?(多少は例外あるけど)

例えば、ヤバTのジャケットからタンクトップ君がいなくなったらどう思いますか?

例えば、andropが "Hikari" とか "Koi" とかみたいに、ただのローマ字だとしてもアルファベット表記のタイトルに拘っているのは何故だと思いますか?

例えば、全部英語タイトルのフォーリミが "夕凪" を出した時どう思いましたか?その "夕凪" がアルバムに収録されなかった上に結局それ以降全く日本語タイトルがないことをどう思いますか?

そう言う要因はやっぱりあると思うんです。

コアなリスナー以外からも、タワレコでちょっと手に取った人からも、拘るところは拘り抜いてるなって思ってもらえるものを提示するのって、ひとつ大事なことなのかなと。

いう話です。

 

 

散々ボロクソ言うてきたけどグドモめちゃくちゃ好きですからね。文句言いながらCD全部買ってきましたからね。ほんまに残念。

俺の人生に多大な影響を与えたバンドですよ。なんせ人生で初めて行ったライブハウスでのライブがグドモなんです。ドーム公演やホール・アリーナでのライブはそれまでにも行ってたけど、いわゆるライブハウスでのライブに行ったのはグドモが初めて。

今でも覚えてる。2013年9月28日の梅田CLUB QUATTRO。大学2回生、部活の試合の帰りに直行して弟と合流して参戦した。同行したわけではないけど弟の彼女さんにも会って兄です〜弟が世話なってます〜て挨拶したのも覚えてる。関係ないけどあれから弟の彼女は何人変わってるんだろうか。

ライブ中はフロアが揉みくちゃで、ライブハウスってこんな感じなんやって感動したのを覚えてる。ダイブの発射台にもされたなぁ。なんかの曲が終わった後に横におった兄ちゃんとハイタッチしたなぁ。

やっぱ寂しいなぁ。

 

ラストツアー、行けるか分からんけどとりあえず大阪申し込んだ。よりによってガチのファイナルでしかも梅田のクアトロって何の縁だよ。当たりますように。

ええ曲やな。

 

では(=゚ω゚)ノ

ヤバTのライブレポに語彙力は要らない

ヤバイTシャツ屋さんのワンマンに行ってきました!!

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初ワンマンです。サマソニで台風の影響で出演キャンセルになって観られず終いやったから念願。

ツアー全公演(札幌を除いて)チケット即完。よく取れました。しかも一般で。即完するようなライブのチケットを一般発売開始と同時にアクセスしまくって取れたの初めてやった。ほんまに嬉しい。

会場はBLUE LIVE広島。去年の11月に行ったKANA-BOON以来、まだ2回目。前回は開演時間間違えて頭10分逃す大罪を犯したけど、今回は大丈夫。

 

物販はアホほど並ぶの目に見えてたから、ゆっくり言って残り物から選べばいいやと思って開場時間を過ぎたぐらいに到着。ほとんど売り切れてました。さすが。「もうこの中からやったらいいや」てなった()

 

入場時にチケットの確認と同時にリストバンドが着けられた。ライブハウスでリストバンドってどういうことや、再入場とかを厳密に管理したいんかな?と思ったけど、その意味は後ほど分かる。

ソールドしてるだけあって場内はパンパン。会場BGMがパルケエスパーニャのサウンドトラックやったw

 

開演時刻になって暗転するとすごい歓声が。マジですごい盛り上がり。特に派手な演出や映像とかは無く、ふっつうにメンバー登場。

1発目 "Tank-top of the world" から一気にダイブ続出のぐちゃぐちゃに。思えばヤバTで初めて生で聴いた曲もこれやった。2016年のラシュボ、まだATMCやった頃。その時も1曲目やった。

何ならヤバTを「よく分からんけどなんか楽しいなこの人ら」と気になり始めたのもこの曲やった。

なんか…若いな…笑

"Universal Serial Bus" でのUSBコール、 "KOKYAKU満足度1位" でのオイオイコール、でとことんボルテージ上げてからの "小ボケにマジレスするボーイ & ガール"。『黙っとれ!待っとれ!そこで止まっとれ! 黙っとれ!待っとれ!お前!黙っとれ!』の語感がホルモンみあって好き。

からの "あつまれ!パーティーピーポー"、なんか意外な曲順。こんな普通の位置に来るとは。やっぱり大声で『えっびっばーっでぃっ!』叫ぶの楽しすぎるな。

 

最初のMC、こやまさんが「2階席〜!」と叫ぶと後ろの人たちがみんな手挙げて反応したけどあそこは2階席ではない。フロアから数段登ったところではあるけど2階席ではない。「今日はそこを2階席ということにしまーす」とこやまさん適当w

広島ということでアンガールズ山根の話題出してきたけど山根が広島出身とか知らんかった() Perfumeを差し置いてのアンガールズトーク。こやまさんが「ウィキペディア見ててんけど、山根さんの好きな食べ物みんな何か知ってる?」て問いかけたのに対して客席から「田中」て言うた奴おったw 正解はラザニアらしい。知るか。

その後もありぼぼがジャンガジャンガのリズムは実はギターの音を歌ってるっていうマジで知らんかった小ネタを。それに対してギターでジャンガジャンガ再現してしまうこやまさん。何を見せられてんの俺は。

この日は割と最後までアンガールズネタを引っ張ってた。

 

「ワンマンということでちょっと懐かしい曲も演っていいですかー!僕は割と気に入ってるんですけどあんまり評価されません!皆さん今日聴いて再評価してください!」て言った時はどんだけマイナーどころ来るんかと思ったけど "天王寺に住んでる女の子"。この曲そんなに知られてないかな?「くそDVD」のオープニングでいつも流れてるから割と聴いてるイメージやったけど。

この曲はやっぱり大サビ前の掛け合いからのもりもりのおもしろカウントですよね。『僕田舎の方に住んでるよって男の子いますかー?』でしっかり手を挙げ、『都会の方に住んでる女の子の家に泊めてもらった事って、あったりするんでしょうかー?』でしっかり『あるー!』て叫んできました。ないけど。もりもりのおもしろカウントはもはやカウントではなく「どんだけ〜!」とIKKOのモノマネ。滑ってた。最悪に滑り散らかしてた。

 

"きっとパルケエスパーニャ" の前には、3/28,29の志摩スペイン村パルケエスパーニャ野外ワンマンをしれっと宣伝。

いや行きたみあるよな… ていうか普通にまたパルケエスパーニャ行きたいな… 小さい頃に家族旅行で行った。道歩いてて転んだ先にあった石が膝に思いっきり食い込んでギャン泣きする私の写真が未だに実家のアルバムに残ってます。

からの "無線LANばり便利" はまたダイブに次ぐダイブ。Wi-Fiコールとか合唱とかほんま楽しい… マジでアホになって全力で叫べる。

翌日に公式が上げてた #まいにちヤバT の動画はこの日のやつかな?

 

MCでちょいちょい「なんか喋ることある?」て客席に振る。

「三重から来ました!」とパルケエスパーニャ県民アピールした女の子にメンバーが反応。でも話聞いてたら10月に三重県引っ越してきたばかりという笑

その子が愛媛から引っ越してきたということでこやまさんが「愛媛の人おる?」て聞いた時に結構な数の手が挙がった時はびっくりしたな。まぁでも松山からフェリー乗ったら割と楽に着くか。俺もフェリーで松山のライブ行った事あるし。

 

「今日ゆっくりめの曲これしか演りませんしっかり休んどいてください」のフリで始まった "眠いオブザイヤー受賞" ではしっかりピアノ音も同期で入ってきてた。大サビ前のもりもりの『今年度最高のミルフィーユ』で黄色い声上がったのは何なん?w

"ウェイウェイ大学生" で『女子高あがりの大学一年生』から始まるありぼぼパートでこやまさん思いっきりありぼぼの目の前に立って邪魔してたw ありぼぼも「前立つな!」て3回ぐらい吠えてたしw ってかあそこであんな絡みするってことはまさか大学一年生の頃のありぼぼは愛してもないこやまさんになんだかんだで抱kすみませんやめます

 

MCで唐突に「年齢聴いてみよ〜」つってこやまさんが挙手させてた。10代20代の圧倒的多さ、からの30代結構おるな〜、40代でマジかーってなってからの、50代もパラパラおったのがすごかった!しかも結構フロアの真ん中に!

思えば、絶対カップルじゃなくて夫婦ですよね?て方々もおったな。流石に前の方にはおらんかったけど。まさかこんな老若男女に可愛がられてお茶の間にも現れるバンドになるとは思わんかったよ。

お茶の間といえば "案外わるないNHK" もしっかり演ってた。どーもくんやななみちゃんの声は入ってこなかった。

あと "喜志駅周辺なんもない" で『喜志駅周辺何にもない』『あべのハルカスめっちゃ高い』の例のコールアンドレスポンスできて嬉しい。

 

終盤戦に入る前には

「もうラストスパートなんですけど行けますかー!」
\えーーー!/
「え、ちょっと、それ、」
\どっちのえー!?/
「はい岡崎体育がやってるやつで〜す」

と予想通りのやつ来た。この後アンコールの時もやりました。こやまさん自分から振っといて「マスターしとる〜せんでええのに笑」て切り捨ててたw

 

ラストスパートは "とりあえず噛む" "癒着☆NIGHT" "鬼POP(略)" で大概暴れたけど、その次の "ヤバみ" で一気にほんまにぐっちゃぐちゃになったな。モッシュに次ぐモッシュ。柵挟んで前に立ってた男の子、耳の後ろから流血してた。アホか。

んで最後は "かわE"。MVでのダンスが話題になって、踊ってみた動画を上げる人とかライブで踊りたいって言う輩とかが多く沸いたこの曲。でも聴いてる間さ、別に踊るつもり最初からなかったけど、踊ろうとしても踊れんかったよ。振り付け全く出てこんかった。あんだけ目の前の音楽に熱中してたらそんなこと頭から飛ぶ。

んで大サビでサークルに巻き込まれた。ていうかもはや楽しすぎてサークルに参加してもいい気したけど、結局中心方向と真逆に突っ走って前の方へ。気づけば柵のところまで来てました。お腹になんか当たるなと思ったら柵でした。ほんまに、ライブハウスでこんなわけわからんぐらいはしゃいだの初めてやった。

めっちゃくちゃ楽しかった。

 

アンコール待機中、「ヤバイT!」「シャツ屋さん!」ていう掛け声が響いてたけどそんなんあったんやってなった()

 

アンコールでは最初に写真撮影。

全員の顔が写るように「タオル掲げるのは最前と最後列だけにしといてくださーい。キュウソがやってましたー。」と促すこやまさん。

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アンコール一発目はもりもりソロコーナー。笑 各公演で演ってるらしい。この日はサザンの "いとしのエリー" を。

「さっき写真撮ってくれた女性スタッフさんがエリナさんって言うんやけど、元彼がカラオケでいとしのエリー歌って、自分の方指してくんのが気持ち悪かったらしいねん、だから今日俺が歌って嫌な記憶を塗り替えてあげます」

もりもりだんだん休日課長的なキャラになりつつあるくない?www

結局ちょいちょい歌詞曖昧やったなw タブレットのカンペ見過ぎだよもりもり。あとありぼぼのドラムが観られたので貴重なパフォーマンスでした。

 

からの "かかとローラー" と "スーモマーチ"!CMを再現したこやまさんの「二度寝すな!」ありぼぼの「まだここにない出会い、リクルート!」が聴けてなんか嬉しかった。

この日の公演はスーモ協賛だったらしく、スーモとヤバTのコラボ目覚まし時計が1名にプレゼントされるという企画が。どうやって抽選するんや?チケットの整理番号か?と思ってたら、ここでリストバンド使った!よく見たらリストバンドに番号書いてあった。なるほどなぁ上手いなぁ。

当たったC9の方おめでとうございます。僕はA1182でした。掠る気配もない。

 

最後は "Tank-top festival 2019" からの "ハッピーウェディング前ソング" で最後の最後までぐっちゃぐちゃになって終わり。『キッス!』と『入籍!』叫ぶのあんな楽しいんや…ほんまに楽しかった… 本編ラストがハウ前ソかなと思ってたから、"かわE" で終わった時はもう絶対ハウ前ソがアンコールのラストやなって予想は出来たけど、やっぱり楽しすぎた。

最後、ピックとかスティックとか投げまくってた。柵越えてもう一つ前のエリアにいたらキャッチ出来てたかもな〜 こやまさんさっきのスーモ目覚まし投げようとしてたなw それはC9さんのやつw

もう最後の最後までめちゃくちゃ楽しかったです。

 

ヤバTはなんかもう余計なことぐちゃぐちゃ書かんでええな。とにかく楽しい。それだけ。終盤、ほんまにダイブして最前行ったろかなと思いかけたもん。サークルモッシュにも片足突っ込んだし。予定調和じゃない衝動的な昂りを引き出してくるヤバTはやっぱりすごい。

ほんまに行けてよかった!楽しかった!

以上!

 

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多分撮っていい。場内撮影禁止とかの案内結構しっかり探したけど無かったので多分撮っていい。みんな撮ってたし。

 

では(=゚ω゚)ノ

 

 

ヤバイTシャツ屋さん スペインのひみつツアー

10/14 BLUE LIVE広島

セットリスト

1. Tank-top of the world
2. Universal Serial Bus
3. KOKYAKU満足度1位
4. 小ボケにマジレスするボーイ& ガール
5. あつまれ! パーティーピーポー
6. DANCE ON TANSU
7. 天王寺に住んでる女の子
8. sweet memories
9. きっとパルケエスパーニャ
10. 無線LANばり便利
11. 眠いオブザイヤー受賞
12. ウェイウェイ大学生
13. ベストジーニスト賞
14. どすえ 〜おこしやす京都〜
15. 案外わるないNHK
16. 喜志駅周辺なんもない
17. 反吐でる
18. とりあえず噛む
19. 癒着☆NIGHT
20. 鬼POP激キャッチー最強ハイパーウルトラミュージック
21. ヤバみ
22. かわE

en1. いとしのエリー (もりもとソロ)
en2. かかとローラー
en3. スーモマーチ
en4. Tank-top Festival 2019
en5.ハッピーウェディング前ソング

10月のライブ予定

もう第2週の週末ですけど()

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台風やばそうよな…今日明日ミナホなくなったしな…仕事入って行けなくなったけど逆に助かったわ。つか明日仕事あるんですか?

皆さんどうかご無事で。

 

今月は確定してるライブ3本+多分行くライブ2本。

期末報告書の作成と資格試験の勉強の進み具合で色々急遽断念する可能性があります。←

 

 

10/14 ヤバイTシャツ屋さん@BLUE LIVE 広島

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スペインのひみつツアー広島公演。よく一般で取れたよ。ヤバT、ワンマンは初です。サマソニで観られなくなった分もあるのでめっちゃ楽しみ。

BLUE LIVEも1年ぶりやな。つかまだ2回目やな。

 

10/22 ナードマグネット@岡山PEPPERLAND

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お盆以来の岡山ライブ!弟がこっちに来て、一緒に観に行きます。対バンが2とw.o.d.という激アツスリーマン。

ナード久々やな〜w.o.d.もアルバム良すぎたからほんまに楽しみ。2は初めて観る。弟にCD借りて曲は聴いてるからやっと観られるの嬉しい!

カッコいい瞬間しかない一夜になるでしょう。

 

10/26 indigo la End@COOL JAPAN PARK OSAKA

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ツアー初日!初ワンマン!

前日金曜に出張で関西行くので、そのついでに実家帰って行きます。もう最近出張決まった時それしか考えてない。

ホールでのインディゴとか絶対美しさ溢れるやろ。新しいアルバムまだ聴けてない。三連休中に買いに行こう。MV出てる曲だけでも期待が高まりまくってる。

 

10/27 MIKROCK '19@大泉緑地

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阪堺市の無料フェス。2年前にKANA-BOONとヤバTが出て大騒ぎになったのが記憶に新しい。当時も出てた密会と耳鳴りや坂口有望ちゃんを久々に観てみたい。

26,27と2日間あるんやけど26は先述の通りindigoなので行くなら27日だけやな。そもそも26日観たいのレベル27ぐらいやしな。むしろレベル27なんで27日じゃないんだよ。

最後まで観ても18時そこそこやから余裕で広島戻ってこれる。大トリのHump Backまで観たろ。つかHump Backいつまで出んのこのイベント。Zepp埋めてるやろこの子ら。

行くかどうかはっきり決めてないけど、行きたみは大いにある。フリーライブやしギリギリまで考えよ。

 

10/29 the peggies@広島Cave-Be

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これもまだチケット取ってない。この日、色々あっていつもより早く帰れそうなので、当日券で行こうと思ってる。念のためチケット取らずにおいてるけど、平日のライブはなかなか行けんから貴重な機会は全部使いたい。

別に新曲出した訳でもないしマジでセトリ予想つかんな。ほんまに行きたい。

当日までにソールドしたら潔く諦める。

 

 

行きたいライブは他にもいっぱいあるんやけどなー。

今日、クアトロで9mm、BLUE LIVEでフレデリックと女王蜂の対バンあるんよね。

あと14日はヤバTのチケット取れてなかったらBACKBEATでのSAKANAMON行ってたと思う。

 

19日に福山城でやるJOKAFES興味あるな。

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ココロオークション、なきごと、FERN PLANET出るし。他にも一時期聴いてたBrian the Sunやリアクション ザ ブッタ、奈良のガールズバンドSplit end、一応ツイッターフォローだけしてるCRAZY VODKA TONIC、超初期に好きやった真空ホロウなど、こういう機会でしか観ないであろうバンド多数。

19日はBLUE LIVEでバニラズのワンマンも行きたみある。プリティ復活するし!!まぁプリティがいない間のライブ殆ど観てないし、そもそも新しいアルバムまともに聴けてないけど。

まぁでも下旬に予定固まってるし19日は大人しくしとこうかな。

 

9月にパラデジャとBUMPで散財したから気持ち抑えめやな、BUMPでライブ欲燃やし尽くした感あるな、と思ってたけどやっぱり全然我慢出来てないなw

ただ、とりあえず色んなツアーの広島公演を片っ端から申し込む熱量はなくなったかも。どれも一旦様子見るようになった。11月は今のところ一切ライブ予定ないし。

まぁとりあえず10月はこんなところです〜。

 

では(=゚ω゚)ノ

HOWL BE QUIETを待っていてよかった

HOWL BE QUIETのワンマンに行ってきました!

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BUMPのレポが遅くなった関係でこっちも必然的に当日から時間が経ってしまった。9月の末に行ってきました。

 

2年ぶりのアルバム「Andante」リリースツアーの広島公演。ワンマンどころかまともにライブ観るのが初めて。夏にフリーライブは行ったけど。

会場は広島BACKBEAT。確か2年前のツアーで広島はSECOND CRUTCHやったから、やっぱり久々のツアーとなると小さいところから再出発するんやなぁと。

先行物販でラバーバンドのみ購入。色がランダムなのは正直迷わなくていいから助かる←

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青と黄色がある中で青が出た。シークレット種があったみたいやけど出た人いるんかな。どんなんなんやろ。

Tシャツも買いたかったけどな〜BUMPでアホほど散財したので今回は我慢。グッズ代がBUMPの時の32分の1で済みました。

 

いつもライブハウスって開場してちょっと経ってからゆっくり入るんやけど、今回、整理番号が過去最速の2番ということで、せっかくなら前で観られるように開場時間前に会場へ。とは言えギリギリに着いて、行列が出来てる中に参列。200人近く並んでる中を全員ぶち抜いて前から2番目に割り込むの気まずかった()

当然最前確保。まぁ女の子が多い中で男一人最前ど真ん中は流石にどうかと思ったので端に寄ったけど。

後ろにどんどん人が増えていく。ソールドアウトではなかったけど、かなり後ろまで人入ってた。さすが久々のツアー広島、2年空いてこれはすごい。

 

ほぼほぼ定刻に開演、青い光の中メンバーが登場。特に音出しや挨拶をする事はなく、アルバムの1曲目でもある "覆水盆に返らず" からスタート。

2曲目、いきなり知らん曲が来た。笑 周りは盛り上がってたから新曲ではない。多分 "Dousite" やと思う。唯一持ってないCD「サネカズラ」のカップリング曲。あのジャジーで軽快な曲調は間違いなくメジャーデビュー後のもの。

Dousite

Dousite

うん、多分この曲。

続いて "Daily Darling" ではVo. 竹縄さんがギターとピアノの二刀流。ギター背負ってピアノ弾くのカッコよすぎるやろ。途中で竹縄さんステージの端まで出てきた。触ろうと思えば触れるどころか抱きつける距離。これが最前かと。逆に怯んで手引っ込めてもうたわ()

 

MCでは2年間活動が少なかった事に何度も触れてた。「またツアー回れて嬉しい」「待っててくれてありがとう」と何度も繰り返す。こちらこそ待ってたので帰ってきてくれてありがとうございます。

からのアルバムリード曲 "fantasia"。

改めてハウルはほんまにメロディが良い。リリースはしてなかったかも知れんけど、竹縄さんのメロディセンスは健在である。

インディーズ時代の曲 "千年孤独の賜物" はイントロのピアノがカッコええ。最前でよかった。手の動き、指の動きまで全部見える。

"Higher Climber" は電子音の盛り込まれた音源と違って、バンド音が押し出されたライブバージョンって感じでノれる。

 

"Higher Climber" が終わると竹縄さん以外のメンバーが一旦退場。「せっかくなので面白いこと、特別なことを出来たらと」と、弾き語りコーナー。ピアノを目の前にしながらもアコギでデビュー曲 "GOOD BYE" を。バンドでギターボーカルがピアノを弾く事は度々観るけど、ピアノロックバンドのボーカルがここまでギターでも魅せてくるのはあんまり観た事ない。

更に、Gt.黒木さん、Ba.松本拓郎くん、 Dr.岩野亨さんの中から各公演毎に異なるメンバーと二人で組んでセッションをしているらしく、この日は亨さんと。面白い演出。

竹縄さんの「広島はこの男!」の声に続いてステージ奥の階段を降りてきた亨さんw アンコールの時に黒木さんが言ってたけど、BACKBEATに着いて階段を見た瞬間に「よし俺あそこから降りて出てくる!」て言ったそう。

竹「チューニングするからなんか喋って。なんか喋ってってのが一番嫌いか笑」
亨「なんか喋ってってのが一番嫌い」
竹「そのまんまじゃねぇか笑」
亨「なんか喋ってってのが一番嫌い!!」
竹「2回言ったw」

のくだりおもろかったw そのあと亨さんが騙し騙し繋いでる中ゆっくりギター触ってた竹縄さんに「いつまでチューニングしてんだよ!?ずっと5弦やってるよねさっきから!?」て突っ込んだのマジでわろたわ。

んで準備完了していざセッション、聴き慣れないドラムのリズムから入って何の曲やと思ってたら『曲りくねり』の歌い出しでどよめきが。"パプリカ" カバーしよったw なかなかのレアな景色。美味しい。落ちサビ亨さんが歌ってたしw

 

黒木さんと拓郎くんが再登場し、バンド形態に戻っての一発目はSexyZoneへの提供曲のセルフカバー "名脇役"。竹縄さんは「SMAPに楽曲提供するのが夢」と公言していたほどのSMAPファン。その夢はSMAPが解散させられて叶わなくなってしまったけど、同じジャニーズのSexyZoneにこんな素晴らしい曲を書いてくれてありがとうございますって感じです。

続いて、「Andante」に先立って配信されていた、本当に2年ぶりの音源となった曲 "ヌレギヌ"。落ちサビで竹縄さんが客席にマイクを向け、みんなで合唱。歌詞覚えてませんでしたすみません() 『君のせいだからね』しか歌えませんでした。

 

竹縄さんが「失恋って辛いじゃないですか。告白して振られて。告白もできずに振られちゃう事もあるじゃないですか、相手にもう恋人がいたとか。」と話し出す。何か失恋ソングへの前振りかと思ったら、「うちにも今、失恋して、ステージに立ってるのがやっとってメンバーがいます。俺の後ろにいる奴です」とまた亨さんに振るw 女優の貫地谷しほりさんの結婚に凹んでるらしい。結婚されたの知らんかった。完全に分かったよこの人そういうキャラやな。そういう立ち位置やな。

「"fantasia" が辛い…!!」と言って歌い出す亨さん。でも歌ったのは『最後の夜になったね』と "サネカズラ"。多分マジでミスったやつやなあれ()

 

終盤戦、サビで『Hurray Hurray』の合唱が起こる "ギブアンドテイク"。

この曲もリリース当初からめっちゃ気に入ってる。というかこの曲が収録されてる「Mr. HOLIC」が名盤すぎる。このブログを2017年からやってたら、2017年の年間ベストディスクランキングに絶対入れてた。今のところ、タワレコ渋谷店で買った人生唯一のCDでもある。未だに覚えてる。今働いてる会社の最終面接で東京行ってその場で内々定いただいた帰りに買って帰った。そんな思い入れのある作品。

 

サビでも大サビ前でもみんなで声を出す箇所のある "Reversi"、最前で観てるの申し訳ないぐらい後半の合唱パート歌えんかったわ() 音程全然覚えてなかった。"ヌレギヌ" でも落ちサビ歌えんかったし意外と「Andante」聴き込めてなかったんかな…w

でもその次の "MONSTER WORLD" は完璧に乗れたぞ!メジャーデビュー曲にして、完全にハマるきっかけになった曲。スペシャのPower Pushにもなってたからめっちゃ聴いてた。

ベースが思ったよりえげつない事を発見。サビ前とか特に。拓郎くんの指めちゃめちゃ動いてる。つか、前ベースの橋本さんの時はピック弾きが多かった印象なんやけど拓郎くんは指弾きがメインっぽいな。

ラストスパートは竹縄さんがステージの前まで出てきて、ほんまに目の前。手挙げてたら身体当たる。こっちから触りに行かなくても向こうが動いたら当たる。これが最善か…と改めて噛み締めながら観てた。

 

 

アンコールでは始めに黒木さんが出てきて「物販コーナーやりまーす!」と声を上げる。そんなキャラやったんやこの人。他のメンバーがまだ出てこないまま一人でグッズ紹介し続けて最終的に裏声で「早く出てきてもらっていいかなーーー?」て叫んだのクソおもろかった。そんなキャラやったんやこの人。

 

アンコール1曲目は "クローバー"。正直、アンコールには期待してなかった。アルバム曲の中でまだ演ってない曲がひとつ残ってたし、演らんわけないとも分かってたから、それ1曲だけ演って終わると思ってた。だから、しかも過去曲を引っ張ってきてくれて嬉しかった。

とか考えてたんやけど、歌い出しに入る前にベースのチューニングが全っ然合ってなくて演奏中断したw

亨「一旦CM入りまーーーす!!」
竹「拓郎ちゃーん…?」

と煽られる拓郎くん。客席から男の子の声で「頑張れー!」と言われ、ニヤニヤしながら無言で手を振る拓郎くん。可愛い。初めて観た時から思ってたけどめっちゃ童顔だよな。フォーリミGENさん感ある。サブカルホイホイ。

亨「今日一番注目浴びてます!!」
黒「最初っからおおおおうってなったもん笑」
竹「(こんなこと)バンド組んでからスタジオ練も含めて初じゃない?」

と全員からいじられまくりw それでもニコニコしてばっかりで一言も喋らない拓郎くん。可愛いけどなんかまだ馴染めてないんかなって不安になる()

竹縄さんが「いや〜あるねぇ広島!」て言ったら、続いて黒木さんが「…俺も思いっきり段取り間違えたよな?」とカミングアウトし始める。元々はアンコールで再登場してそのまますぐ "クローバー" 演る予定やったらしい。

竹「なんか先に出て行って物販コーナーとかやり出すから俺ら裏で『あーあいつやったなー』ってwww」

だから黒木さんグッズ紹介しながらどんどんテンパってたし他のメンバーも全然出てこんかったんかw

 

最後はほんまに "幽霊に会えたら" で締め。

曲調めっちゃ明るいけど歌詞見たらめっちゃ失恋ソングやんなこれ。こういう曲を演り出したのはメジャー以降やけど、インディーズ時代まではライトリスナーやった自分としてはこの方向性は正解やと思う。幅が広がった。せっかくピアノあるんやから軽快なキラーチューンはあった方が良い。

こんなにライブが楽しく終われるバンドやとは思ってなかった。

 

終演後にCD買って参加できるミーグリやってたらしいけど、「Andante」は既に持ってるので断念して直帰。でもとにかく初めて観られて良かった!

 

本格的にハマったのはメジャーデビュー時やけど、インディーズ時代から聴いてはいたハウル。メジャーデビュー後一年半でぱたりと音沙汰が無くなり、その間に当時のベース橋本さんが脱退。一回もライブ観られへんまま終わってまうんかなと思ってたけど、拓郎くんが加入して帰ってきてくれて良かった。ソールドアウトこそしてないものの、久しぶりの広島にあんだけの人が集まったのすごいよ。みんな待ってたんやなと。割と頻繁に涙啜る声聞こえてきたしな。

余談やけど橋本さんがGReeeeNの "花唄" のMVに出てた男の子やって知った時の衝撃は忘れられん。

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そして当時は気づかんかったというか意識して観てなかったけど、ちゃんとベース弾いてたんやな…ボーカルやけどギターじゃなかったんやな…感動。

 

活動期間が空いてしまった事で一気にシーンにおける影が薄くなってしまってるのが悲しい。ピアノサウンドもメロディもほんまに綺麗なバンドやからもっと聴かれてほしい。声も良いし。ルックスもバランス良いし。今回分かったけどMCもおもろいし。髭男、SHE'S、sumika辺りと肩並べててもおかしくないんや。

そう言えば昔、ハウルとSHE'SとLAMP IN TERRENでスリーマンツアーしてたらしいな…推ししかおらんのだがもう一度やってくれないだろうか…

とにかくHOWL BE QUIET、これからまたバリバリ活動していってほしい。おススメです。みんな聴いてみてください。

 

最後に今回演らんかったけど一時期目覚ましに設定してたほど好きな曲を投下しておく。

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この曲をライブで聴いて一緒に声上げたい。またワンマン行こ。

 

では(=゚ω゚)ノ

 

HOWL BE QUIET Andante TOUR

9/28 広島BACK BEAT

セットリスト

01. 覆水盆に返らず
02. Dousite
03. Daily Darling
04. ラブフェチ
05. fantasia
06. バーバラ
07. 千年孤独の賜物
08. Higher Climber
09. GOOD BYE
10. パプリカ (カバー)
11. 名脇役
12. ヌレギヌ
13. ギブアンドテイク
14. Reversi
15. MONSTER WORLD
16. Dream End

en1. クローバー
en2. 幽霊に会えたら