たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

夢アドだけじゃない!バンドマン提供のアイドルソング特集

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こんにちは、ユメトモ(夢みるアドレセンスのファンの名称)です。

 

突然ですけど楽曲提供ってワクワクしません?テンション上がりません?提供元と提供先が両方とも自分の好きなアーティストだったりしようもんならお知らせがあるだけで新譜リリースの次ぐらいの喜びありません?

夢アドってその喜びを毎回突き出してくるんですよ。自分の好きなアイドルグループに自分の好きなバンドマンが楽曲提供する、発表された新曲を「あー、めっちゃあのバンドっぽいー」て思いながら聴く。こんな楽しい音楽の聴き方ありますか。

楽曲提供って、お互いのPRにもなるからマジでwin-winやと思うんですよね。提供元のファンは「知らんグループやけど、あの人が書いた曲なら聴いてみようかな」てなるし、提供先のファンは「今回の新曲はバンドの人が書いたのか、元々はどんな感じの曲なんやろ、聴いてみようかな」てなるし。

…いや言葉にしてみたら後者はあんまり無い気がした。

とにかく、僕も夢アドにハマったきっかけはそれでした。というかこの曲でした。

アイドルがKEYTALK歌って踊ってみた動画こと、首藤義勝提供 "ファンタスティックパレード" 。マジでまんまKEYTALK。この曲で興味を持って調べてみたら他にもバンドマン提供曲が多くて、そこからズブズブ引きずりこまれていきました。

 

でも、夢アドがそれをウリにしてるだけで、他のアイドルグループにもバンドマン提供の楽曲ってあるんですよね。調べたらゴロゴロ出てくる。ジャニーズとかでもザラにある。楽曲提供ってひとつのビジネスになってるとこあると思います。

つーことで、せっかくなら知らないのは損でしょう。本人が歌ってないから、アイドルだからと言って聴かないのは勿体ないでしょう。前置きが長くなりましたが、今回は曲単位で気に入ってるバンドマン提供アイドルソングをいくつか紹介したいと思います!本当に曲単位でしか知らなくて、メンバーの名前すら把握してないですが、よければ聴いてみてください。

では早速。

 

 

 

START / チームしゃちほこ

詞曲:田邉駿一
編曲:BLUE ENCOUNT

チームしゃちほこのアルバム「おわりとはじまり」収録曲。編曲まで手掛けられてるだけあってイントロからめちゃくちゃブルエン。Bメロとか、サビの伸ばすところとか、田邊さんが熱く叫んでる姿が容易に浮かぶ。セルフカバーしてほしいレベル。ていうか田邊さんあなた自分の曲に "はじまり" てあるでしょ。英語にしただけかよ。

 

ちなみに同アルバムには高橋優提供曲もあります。"なくしもの" という曲。こちらは本人がセルフカバーしてカップリングに入れてます。

なくしもの

なくしもの

  • チームしゃちほこ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
なくしもの

なくしもの

  • 高橋優
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

高橋優は人に提供した曲をちゃんとセルフカバーしてくれるからほんまに好き。関ジャニ∞に提供した "象" もキッチリアルバムに収録して、自分のライブ定番曲にしてしまってるからな。

 

 

MEGRRY- GO-ROUND / ばってん少女隊

詞曲:三原康司
編曲:フレデリック

いやフレデリックやろ

イントロが終わって女の子の歌声が流れてきて違和感感じるぐらいフレデリック。こちらも本人が編曲までやってるから、まさに。

MVの監督は "オドループ"、"オワラセナイト"、新曲 "スキライズム" などフレデリックのMVを多数手掛けるスミス氏。元々このグループの他のMVも手掛けてはいるみたいなんやけど、このシュールな振り付けに加えてロケ地の公園まで同じにするという徹底ぶり。「まんまフレデリックやん」と言わせるためだけに作ったかのような。

彼女たちのMVの中でも再生回数は多い方のようで、楽曲提供の話題性がしっかりハマってる例かなと。YouTubeで公開されてるMVはビクターお得意のショートバージョンやけど、フルで聴いてもらえるとよりフレデリックを感じられると思います。

 

 

シンガロン・シンガソン / 私立恵比寿中学

詞曲:大森元貴
編曲:大森元貴&山下洋介

編曲が入ってバンドサウンドではなくなってるけど、イントロからミセス節が全開。歌詞も、メロディも、Cメロ前からの唐突な転調も、完全にポップ路線のミセス。大サビ直前の『ギャンギャンギャンと泣くことも大事です』のとことか元貴くんが声張り上げてるのがめっちゃ浮かぶもん。というか全力でポジティブで普通にめちゃくちゃいい曲だわ。

元貴くんが初めて楽曲提供したのは夢アドの "恋のエフェクトMAGIC" 。この曲も歌い出しのブレイクを多用してるとことかミセスっぽくて、開始1秒でアイデンティティ出してくるあたり流石やなと思うんやけど、正直 "シンガロン・シンガソン" の方が好きです← というかアレやんね、元貴くん絶対夢アドでアイドルソングの感触掴んでからエビ中で本気出したよね…w

 

さらに、実はエビ中にもKEYTALK義勝提供の曲があるんです。アルバム「穴空」の収録曲で、MVはないのでApple Musicのリンクを。

 

MISSION SURVIVOR

詞曲:首藤義勝
編曲:鈴木雅也

MISSION SURVIVOR

MISSION SURVIVOR

  • provided courtesy of iTunes

義勝よ、自分たちの曲組み合わせるだけで済ませるぐらいならオファー断りなさい。

是非フルで聴いてほしい。イントロだけ聴いて「おー、編曲次第でこんなEDMっぽくなるんやな。"ファンタスティックパレード" とはだいぶ雰囲気が違ってる」と思った僕が馬鹿でした。歌ったらもうKEYTALK、 "ファンタスティックパレード" よりも余裕でKEYTALK、もはやKEYTALKよりもKEYTALK

サビ終わりは "MONSTER DANCE" そのまま、間奏は "MATSURI BAYASHI" そのまま、締めのメロディは "HELLO WONDERLAND" 感ある。

というかまさかと思ってリリース日調べてみたんやけど

2016年
4/13「HELLO WONDERLAND」リリース
4/20 エビ中「穴空」リリース
4/27 夢アド 「ファンタスティックパレード」リリース
5/18 「MATSURI BAYASHI」リリース

おい!!!!!時期被りすぎだろ!!!!!

制作時期が定かではないしそもそも "MATSURI BAYASHI" だけは巨匠が書いた曲やから何とも言えんけど、確実に義勝の脳内が同じ方向を向いてた時期やったんやろうなとは思います。エビ中ファンでアルバムリリース後に "MATSURI BAYASHI" 聴いた人絶対「MISSION SURVIVERやん」と思ったやろ。

というかそもそもあれやな、武道館ワンマンやった後やし一番勢いあった時やなこれ。別に今落ちてないけど。

とにかく、首藤義勝の主張の激しさが分かると思います。「何を演じてもキムタク」ぐらいの勢いで「誰が歌ってもKEYTALK」。芯があって強いなぁと。

 

 

 

今回はこんなとこで!いかがだったでしょうか。夢アドで知った、バンドマンの楽曲提供という観点から聴くアイドルソング。面白い聴き方やと思います。他に良い曲知ってたら教えてください。

紹介できる音源がないのが残念やけど、ジャニーズの曲にも良いのいっぱいあるよ。WANIMAが提供した関ジャニ∞の "ここに" とか、SMAPの "Joy!!" (津野米咲)、"ハロー" (尾崎世界観)、その他川谷絵音多数、とか。

次はどのバンドがどのグループに提供するかな。sumika、フォーリミ、ポルカ辺りオファー来てそうですよね。髭男なんかもありそうやと思ったけど調べたら既に元ももクロ有安さんのソロ曲を書いてたようです。

皆さんもバンド音楽の新しい楽しみ方として、よければ。

 

ていうか普通にアイドルやジャニーズの曲も積極的に聴いていこうと思いました。楽曲提供関係なく、音がしっかり作り込まれてるものが多いしね。まぁでもあくまで曲単位で聴いていくのであって、決してグループにはハマる気ないですよ。夢アド以外にも推しのアイドル作り出したら色々終わる。うん。俺の推しは夢アドだけやから。新しいアルバム早よ聴きたい。

では(=゚ω゚)ノ

関ジャムの2018年ランキングの感想をめっちゃざざっと書いた記事

こんばんは。

なんか知らんけど昨日「BUMPが "ラストデイ" という新曲を発表したがサビがメロディどころか歌詞まで完全にLAMP IN TERRENの "メイ" で、『おいおいこれは擁護できんレベルやろ…テレンでバレへんと思ったんかな…どうしたんや藤くん…』てなった夢」を見ましたたなさとです。

どうでもいいです忘れてください。

 

 

さて、昨日の関ジャム観ましたか皆さん。いしわたり淳治さん、蔦谷好位置さん、mabanuaさんが2018年の年間ベストソングトップ10を発表する回。関ジャムで一番好きですこの手の企画。自分の部屋にテレビがないので寮の共用のテレビで観てました。周りに人いなくてよかった。

観てて思ったけど、自分の好きな曲、知ってるアーティストが紹介されるとやっぱり嬉しいね。あと発表前の煽り文句を見て、誰か予想したり「アレじゃね!?」て先走ってテンション上がったりするのが楽しい。Hump Backの前とか『上半期にも紹介したガールズバンド』みたいなフレーズで一発で分かったよね。いしわたりさんマジで気に入ってるんやなー嬉しいなー。

3人の中ではmabanuaさんのランキングが一番業界人のセンスって感じするな。全体的にポップから程遠い。ほんまにグローバルにえげつない種類のジャンルの音楽聴いてるんやろなぁと。邦楽の中でもSuchmosとかTempalayとか、あー、好きそうやなーて思ったもん。

だから、ミセスが選ばれたのは意外やった。

嬉しかった。やっぱクッソいいよなこの曲。観ながらまた鳥肌止まらんかったもん。

あとmabanuaさんてアジカンのゴッチがソロで演る時のドラム叩いてるんですね。知らんかった。

 

対照的にいしわたりさん蔦谷さんは邦楽メインで大衆寄りやったな。蔦谷さんは全曲邦楽か。インディゴを選んでくれたのが嬉しかった。

最初に「天才」というワードが出た時、米津玄師かなと思ったから普通にびっくりした。絵音もほんまに誰でも分かる天才の域に到達したよなぁ。才能なんやろうなぁ。昨日ツイッターで言ってたけどまたアホほど曲書いてるみたいですね。

一日一曲超えとるやないか。何やそのペース。ハムスターの出産かよ。2019年も衰えそうにないですね。インディゴとゲスを筆頭に、新譜楽しみにしてます。

そういえば米津玄師外してきましたね。あとあいみょんも。"Lemon" と "マリーゴールド" どうせ入ってると思ったんですけどね。宇多田ヒカル三浦大知星野源は選ばれてるし、アーティスト単位以上に曲単位で爆売れし過ぎたものは敢えて避けてるのかな。星野源と言えば蔦谷さんの『Pop Virusに彼自身が犯されている』ていう表現、脱帽したな。誰が上手いこと言えと。アルバムまだ聴いてないー早よ聴かなー。

Hump BackもそうやけどKing Gnu、ビッケブランカ、ずっと真夜中でいいのに。辺りの次世代勢もしっかり押さえてるし。

知ってるかのように言ったけど「ずっと真夜中でいいのに。」聴いたことないです。「ぜんぶ君のせいだ。」とごっちゃになります。あと最近まで「いつまでもそのテンポで」と「君がそうなら僕はこう」もごっちゃやったし「ムノーノ=モーゼス」と「モケーレムベンベ」もごっちゃでした。

次世代勢でいうと、中村佳穂って何者???バズリズムのランキングでも上位やったよな。蔦谷さんとmabanuaさんの2人に選ばれてるし、何がすごいって違う曲で選ばれてる。形だけで言うたら去年あいみょんが "愛を伝えたいだとか" "君はロックを聴かない" でランクインした時と全く一緒やん。知ってる人、既によく聴いてるって人、ご教授願います。

 

まぁ色々言うてきたけどアレですよね!!

ヤバTで全部持っていかれましたよね!!!

いや、1位はやりすぎ。めちゃくちゃ嬉しかった。発表前の『すばらC越えて、すばらD』ていう煽り文句が出た瞬間に「マジで!!?」て出たもん声が。周りに人いなくてよかった。いしわたりさんが言った「音楽から流行語が生まれてほしい」て、ほんまにいい言葉やと思う。確かに、売れた曲っていっぱいあるけどその歌詞中のフレーズが浸透してるのを見るかっていうとそうそうないもんな。星野源が "恋" で流行らせたのはダンスといいね稼ぎやし。「どうぶつさんたちだいしゅうごうだわいわい」が邦ロックファン界隈で一時期みんなに言われてたぐらいか。岡崎体育とヤバTのコンビは今年も突き進んでほしいと思いますね。

 

やっぱりプロが選ぶ曲やそれに対するコメントは参考になるものが多いなぁと。歌詞とか音作りとかコード進行とか、さすが知識がある人の視点と感性やわ。今後僕もその辺に注目して音楽を聴いていこうと思いました。楽器できないのでコード進行は一切分からないんですけど、歌詞はもうちょっとしっかり読んでみてもいいんじゃないかなって。このブログ、どのバンド褒めてても大体メロディが良いとベースがカッコいいしか言ってないので。

あとあれっすね、その年のうちに年間ランキング出す必要ないなと思いましたね。今回の関ジャムみたいに年明けてからでもいいよな。年末ギリギリに買ったCDとか公開されたMVとかが良かった時に、ランキング入ってたんちゃうかこれ、と思ってしまうもん。

 

色んな人の音楽ブログを読むようにもなってきたし、周囲にも教えてもらいながら今年もどんどん素晴らしい音楽を聴いていきたいと思います。普通に音楽に関する専門知識も増やしていってみたいですね。

では(=゚ω゚)ノ

vivid undressに4年越しにハマった

季節が変わったり年が明けたりみたいな何かしらの節目になると特にそうなんやけど、半ば無理に新しいバンドを探そうとしてしまいがち。次はどんなバンドを見つけられるのだろうという期待が気付けば若干の義務感に変わっていたりする。でもそういう時に聴く曲・観るMV・行くライブって大体ピンと来ないんですよね。そりゃそうだ。仕事でブログを書いているわけではない。申し訳ないがこちとら完全に趣味。あ、年明けから色んな音楽ブロガーの方と相互フォローにさせてもらったりしてるのは非常にありがたいですけどね。

だから普段は新しい音楽に出会うことに完全に能動的にはならないように心がけている。例えば先週の16ビートアザラシフェスで知った「いつまでもそのテンポで」も(鍵括弧で包まないと文章わけわからんくなる)ツイッターのフォロワーさんにお勧めしていただいたバンドである。それがなければ恐らく自分からMVを観て予習してライブに赴くことはなかったと思う。しかしこうしてまんまと気に入らせてもらっている。そんなもん。

結局のところ新しいアーティストとの出会いって、「好きなバンドの新曲解禁を目当てにラジオ聴いてたらその前に流れてきてなんかよさげやった」とか「サーキットフェスで空き時間が長かったから適当な会場行ってみたらめっちゃ盛り上がってた」とか「MVのサムネの女の子が可愛かったから観てみたらお前がボーカルかよ最高やんけ」とかでいいと思うんですよ。そんなもん。

 

そういう意味で今回、vivid undressというバンドには個人的にとても理想的な出会い方ができたなと思い、記事を書いた次第でございます。

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まずは知るきっかけとなった彼らの新曲を。

めちゃめちゃよくないですか。しっかりバンドしてるのにメロディと歌い方で一般層にもスッと入り込んでいきそうなエモポップに仕上がってる。声いいなぁ。MVも、エキストラが行き来するだけの描写が曲のテーマを、殺さず、主張させ過ぎず。演奏シーンもしっかり。監督は加藤マニさん。ほんまどこにでも出てくるなこの人。

で、なんでこのMVを観ようと思ったのか。至ってシンプルです。シンプルって単純って意味ですよね。単純ってアホって意味ですよね。アホなんです。

「この女優さん前に何かのMVでも出てたような。誰やっけ。とりあえず観てみよ」

アホなんです。誰と勘違いしたんか知らんけどサムネの女性に既視感覚えたんです。蓋開けたらボーカルさんでした。アホか。アホなんか俺は。いやでもね、アホが功を奏してますよ。こうして新しいバンドに出会えたんやから。

とは言っても、vivid undressというバンド名自体は聞いたことがありました。なぜかハッキリ覚えてる。2015年、キュウソネコカミのセイヤさんがFM802のMUSIC FREAKSでDJを務めていた時に、番組内の「良曲聴かセイヤ」というコーナーで紹介してたのをハッキリ覚えてる。さすがに何の曲やったかは思い出せなかったんやけど、「vivid undress FM802」で検索したら一発で分かりました。この曲でした。

うん、かっこいい。"スクランブル" で気になってからMV全部観たんですけどこれ上位で好きやわ。イントロから掴まれるし抜け目ない四つ打ちやし。Bメロ入るとこのギターとかもめっちゃいい。4年前の俺でも理解できるカッコよさ。けどまさか今更ハマるとは。

ちなみに当時僕もツイッターで言及してたみたいで、遡ってみたらツイートを見つけました。

ミソッカスではないかな。アホやったんかな俺。

強いて挙げるなら編成の共通点もあってパスピエとかかなと思ったけど、パスピエほどキーボードは前に出てきてない。というかキーボードがあんまりピコピコしてない。シンセの電子音盛り込むだけで曲の幅いくらでも広がるのに、それをせずピアノサウンド主体でまとめてるのがめっちゃオシャレ。とはいえボーカルの女の子もギター弾いてるし、リードギターのリフもかっこいいし、普通にギターロックの範疇やなこれは。

演奏には関係ないけどrio様と名乗るキーボードの男性はオネエキャラです。メディア対応やインタビューで喋ってるのもこの人とボーカルの子がメインなのかな?面白いんやけどグドモのたなしんとか嘘カメのギターのデブみたいなイロモノ感が濃くなりすぎるとバンドの寿命縮めそうやからそこだけ心配。 

キャラ的にはキーボードが目立ってるけど、ギターもベースも堅実ながらも技巧的でほんまにかっこいい。ドラムは去年脱退したらしい。残念。けど、全体的に楽器隊のバケモンみたいな安定感を下地に女性ボーカルが映えてるバンドという意味ではパスピエに通じるものがあるかも知れないですね。パスピエも今ドラムおらんし。

 

さて、最後に先述の "スクランブル" "パラレルワ" に加えて気に入ってる曲を2曲載せます。

 

さよならジレンマ

サビの力強い歌声がカッコよすぎる。というかアニソン感がすごい。え、これマジで何のタイアップもないの?もうノイタミナ枠の主題歌になっててこの曲だけ再生回数1000万超えててコメント欄に外人いっぱいとかそういうやつじゃないの?めちゃくちゃ好きです。

 

私メンヘラなんかじゃないもん

MV曲の中では数少ない電子音使用曲。他の曲に比べてかなりテイストも違ってて、まとめて聴いた自分としてはこういう曲もあるのかと思ったんやけど、コメント欄はかなり辛辣。まぁ新曲として公開されたのがこれやったらファンは戸惑うかも知らんね。でも今ではライブ定番曲として普通に受け入れられてるんじゃないの?映えそうやし俺は好き。

 

今回は以上です。なんせいいバンドを見つけることが出来た。ラジオでたまたま名前を知り、YouTubeでたまたまハマる。良い出会い方が出来た。

インディーズバンドによく言われるけど、後は知名度だけってやつやな。だからここで周知しておきました。2017年はミナホにも出てたみたいやし、ライブを観る機会も何かしらすぐありそうや。

"スクランブル" が収録されたミニアルバムがちょうど来週1/23リリースだそうで。あー買うやつやこれ。

 

では(=゚ω゚)ノ

2019年もBIGMAMAの全てにYES

BIGMAMAワンマン!行ってきました!

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16ビートアザラシフェスから一夜明けて、大阪から広島に戻り、早速2019年2本目のライブ!2日連続で別のライブに行くのは社会人になってからは初(MINAMI WHEELは初日の深夜から2日目にかけて行ってるけど)。

 

WILD BUNCH、ミナホに続いて今年度3回目のBIGMAMA。しかしワンマンは初めて。年末の記事でもベタ褒めしたメジャー1stアルバム「-11℃」のリリースツアー「+11℃」。ツアー2本目なんやけど1本目の東京公演はクリスマスやったから2019年になってからは1本目ってことで、もう実質初日みたいなもん。しっかりアルバム聴き込んで参戦しました。

ワイバンの時に買ったラババンをつけ、更にその場でひとつ購入。

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このツートンカラーがなんかよかった。

 

会場は広島CLUB QUATTRO、ソールドはしてなかったみたいやけどなかなかの人の入り。

開演時間になると注意事項のアナウンス、いつもこんなんあったっけ?と思ったけど聞いてるうちにこれも演出の一つやと分かった。アルバムにちなんだフレーズを交えた言い回し。読んでるのはスタッフやったけどあれ絶対考えたの金井さんやわ。ほんま凝ってるなぁ。ワンマンでは恒例なんやろうか?

そして!その注意事項の中に「ツアーのため公演内容のネタバレはしないように」という旨のものがありました。楽曲名を混じった粋な言い方してたけど。拍手起こったし。

というわけで、今回の記事は一切のセトリ公開を控えます!読むのは自己責任でとは言えど、流石にアーティスト側から通達されたのを破る気はありません。セトリ全部メモってるけど自分でプレイリスト作って後で楽しむためだけに使います←

 

というわけで楽曲名出せないからほとんど書けることないです() ただ、めちゃくちゃカッコよかったしめちゃくちゃ楽しかった。新旧色んなところから演ってくれるし、曲と曲のつなぎも素晴らしい。なんか知らん間に次の曲に変わってる。永遠に拍手と歓声が止まない。

フェスやとアホほどダイバーおるけどワンマンやったらそんなことないんかなと思ったけど、めっちゃダイバーおった() 2回ぐらいリフトの踏み台にされたし。けどもう楽しいからいいやってなる。30いってんちゃうかなって女性が満面の笑みでダイブしてたのは微笑ましかったな。あと白髪混じりのおっちゃんがど真ん中でめっちゃはっちゃけてた。あれやろうな、BIGMAMAデビュー当時に今の俺ぐらいの年齢やった人なんやろうな。エモいな。モッシュもダイブもしようとは思わんというか嫌いやけど、それぐらいライブ楽しめるおじさんに俺もなりたい。

あと中学生ちゃうんかって感じの女の子2人組もいてすごいなと思った。ファン層広いなって嬉しくなった。金井さんを一目見たくてライブに来たのかな。イケメン見に来たのに怖いお兄さんお姉さんが暴れ狂ってて怯えたりしなかったかな。ごめんね。

そのイケメンの金井さん、2回ほど声出しにくくなってマイクから顔背けてたけど大丈夫かな。でもやっぱり安定のかっこよさ。輝いてる。歌ってても弾いてても喋ってても水飲んでてもイケメン。

真緒さんもほんまに楽しそうに演奏するし。カッキーはフェスでは見られない姿と言うか、あなたそんな前に出てきて歌うんですかみたいな。リアドのドラムも圧巻。BIGMAMAの激しめの曲は全部彼の刻む安定したツービートのおかげ。あと右手側のハイハット完全に垂直になってるけど叩きやすいんかなあれ。銅鑼みたいになってたし。んで安井さんのベースはマジでエロい。コーラスする事もないからほんまにずっと淡々と弾いてるけど曲によっては冗談抜きで指どんな動きしてんのか全然分からん。

真面目な話、BIGMAMAって日本のバンドの中でトップクラスにオーラあると思いません?カリスマ感ありません?5人揃って道で前から歩いてきたら子供泣くと思いません?

明らかに実力と知名度が合ってない。タイアップが少ないからかな?仮にも武道館ソールドさせたバンドやぞ。もっと売れてもおかしくない。「ロックフェスで人気のバンド」で片付けたらあかんやろ。

Mステに出たり、ゴールデンのドラマ主題歌になったり、そういうのがないと世間一般で言う「売れてる」のイメージにはならないのかも知れない。そして、そこに届きそうな気配すらないと趣味の土俵が違う人には見向きもされないかも知れない。でも大丈夫、BIGMAMAは大丈夫。その域に行ける、行くべきバンドである。キャリアも実力もある。安心して推せる。

そんなBIGMAMAを年始から観られて幸せである。実際BIGMAMAも2019年初ライブだったらしい。ほんまに、行って正解のワンマンやった。

今年もBIGMAMAの全てを肯定します!

では(=゚ω゚)ノ

16ビートアザラシフェスに行ってきたが、やっぱりEmu sickSが活動休止する意味が分からない

2019年ライブ一発目!Emu sickS企画、16ビートアザラシフェスに行ってきました!

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10月に活動休止を発表したEmu sickSのラストライブ。最初はやっぱ大阪ですよね…行けなさそうやね…と思ってたけど、共演者にも魅力的なバンドがいたので結局無理矢理参戦。ついに帰省関係なく関西のライブに行く時が来ました。もう普通に遠征するようになってきましたね。

会場はFUNJ twice、Pangea、CLAPPERの三箇所。どれもミナホで行ったことあるライブハウスやから迷うことはなかった。

最初にリストバンドを交換し、下見がてら各会場を回りながら時間を潰す。目当てのバンドは夕方やったけど、せっかくなので色んなバンドをちょっとずつ観ることにした。

 

以下、少しだけ観た完全初見バンドの感想を少しだけ。

 

ウサギバニーボーイ

上手にギターボーカルという珍しい配置。MCで言ってたけど広島のバンドらしい。が、調べてみるとバンドメンバーは固定じゃないようで、ソロプロジェクトみたいなもんなのかな?何なら20年ぐらいやってる人らしい。謎。

 

あの娘はウォンバット

男ベースと女ギターのツインボーカル。なんかサイケな感じやったな。ウォンバットは出てこなかった。

ベースボーカルの男がフロアに降りてきて近づいてきて何や怖い怖いと思ってたら斜め前にいたEmu sickSボーカルなかじんさんに肩組んですぐ戻った、何やってんあの絡みw

 

完全にノンフィクション

顔を出さずに活動してるイメージがあったから、生身の人間の演奏にちょっと違和感。でも普通にかっこよかった。ギターの指弾きかっこよかった。

 

The Stone That Burns

ハイセンス過ぎて日本で評価される音楽ではないことは分かった。歌詞も英語っぽかったしよく見たらドラム外人やったし、本人たちも海外志向が強いのだと思われる。

 

モケーレムベンベ

曲調とメンバー(主にベース)の身なりとのミスマッチが無理やった。ごめん。

 

SAPPY

男性陣の演奏をバックにボーカルの女の子がポップに跳ねて歌う感じ、Shiggy Jr.っぽいなと思った。いやShiggy Jr.も全然詳しくないけど。心なしか歓声が野太い気がした()

 

potekomuzin

見た目は硬派な男性スリーピースって感じやけどなかなかクセ強かった。ボーカルの歌い方、男の人やけどましのみ感あった。語尾の撥ね方とか。そして男がそれやると割と狂気じみる事が分かった←

 

about a ROOM

なかなか力強い曲が多くて魂こもってた。歌い方も力強くてエモい。ボーカルが黒縁眼鏡やったから歌い方と相まってブルエン田邊さんにしか見えんかったけどw

 

以上がちょっとだけ覗いたバンド。他にももっと一瞬だけ観たバンドもおるけど。あの一つだけこれは売れねぇな何の個性もねぇなってバンドがあったんですけどさすがに名前は出さんときますね。

そう言えばレベル27のメンバーが普通に客として来てました。奥田さんインフル大変でしたね。

 

 

ここからはフルで観たバンド!

 

いつまでもそのテンポで

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ツイッターのフォロワーさんにオススメしていただいたバンド。通称いつテン。名前は知ってて、聴いてみたら聴き覚えがあって、MV観たことあるわってなった。

一曲目、中盤で突然演奏を止めたと思ったらボーカルがギターのストラップ捻れてたから直すだけっていうw しかもその曲はマジでそこで終わって次の曲へw

MCではしょうもない話題出しては「喫茶店でやる話やそれ」の一点張り、しょうもなさすぎて逆に好き()

新曲も演ってたようです。"モンキーパラドックス" て言ったのかな?カッコよかった。

ライブのエンタメ感強いし、歌詞の割に演奏きっちりしてるし、メンバーのルックスも程よいし、何かのきっかけでライブキッズの皆さんに見つかって爆発しそう。ちゃんとバンドしてる辺り、個人的に超能力戦士ドリアンよりはこっちに売れてほしい。これから注目してみよう。

 

麻痺するポケット

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一度も観ないままメランコリック写楽が解散して以降、ずっと観たいと思ってた麻痺するポケット。今回、後述の2バンド以外は全部初見だったわけだが、その中ではぶっちぎりのベストアクト。かっこよすぎる。まぁ元から曲聴いてるし最初から期待してたってのもあるけど、それにしても段違い。というか期待以上にかっこよかった。"アシカが笑う訳" とか観ててニヤけたわ。

ノモトクンのベースを生で観られたのがほんまに嬉しい。上手すぎる。甘酒の高音も音源と変わらなくてめちゃくちゃ上手いし。

本当に、もっと売れるべき。というかまずは知られるべき。やっぱりメランコリック写楽自体、知名度が上がりきる前に解散してしまったし、知ってた人も「ボーカルの女の子がソロで歌い始めた」という方の情報で止まってて麻痺ポケの方に届いてないんやと思う。勿体ない。みんな聴いて。

以前も紹介記事を書いてるのでもう一度載せておきます。なんかこのブログの記事の中ではやたら読まれてるみたいです。

2月に新譜出ますね。もちろん流通盤じゃないけど。楽しみやなー。

 

セットリスト

名も無きシューゲイザー
アシカが笑う訳
メルトダウン
レイトショー
夏の処方箋
孔雀の羽根
ダイオキシン
ALS

 

ハンブレッダーズ

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今回の出演者の中では頭6つぐらい抜けて売れてるハンブレ。さすがの盛り上がりやった。

あとでらしがSUNNY CAR WASHの短パン穿いてた。

Emu sickSとは長い付き合いということで、懐かしい曲をと披露したのは "ミッドナイトフリクションベイビー" !こんな初期曲が聴けるとは思わんかった。尊い。曲中に吉野エクスプロージョンのギターソロも。本人がツイッターに映像を上げてます。

喋ってたら普通やのに演奏中だけほんまにすごい顔と動きになるよな。乳首と亀頭に電流でも流されてんのか。今やハンブレのウリの一つになったよね、吉野の顔芸。

からの "CRYING BABY" はやっぱり名曲ですね。11月のマカロニえんぴつとの対バンで初めて観た時に聴いてめちゃくちゃ気に入った曲。後からMVが公開された時はマジで嬉しかった。

FUNJ twiceで観られることなんかもう無いと思います。今度クアトロツアーするレベルになってるし。いやー今回観られてよかった。

セトリですけど物販のとこに掲示してあったのでそちらを貼っておきますね。

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Emu sickS

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トリはもちろん主催者Emu sickS。これを観ずに帰れるかい。

ほんまによかった。今まで観たのがPangeaと南堀江Knaveというステージの低いライブハウスやったから、FUNJ twiceの高いステージの上で演奏する姿は輝いて見えた。

"ゴーストライト" 初めて聴けたの嬉しかったな。音源化されてないから曲名しか知らんかったけどめちゃくちゃかっこええやないか…

"ファイアーバード" 前のMCで活動休止に言及し、なかじんさん号泣。触れられてなかったけどはやおさんも泣いてたよなあれ。その後の演奏はマジで命燃やしてた。大サビ前の間奏でまさきさんが倒れこむようにギター掻き鳴らしてたのエモすぎたな…

ラストは予想通り "風待ち" 。ほんまにラストやと思うと「あなたを置いて先に旅立つけど」「僕らが紡いだ冒険は この夜で終わるけれど」という歌詞が一層深く聴こえる。

ま、当たり前のようにアンコールあるんですけどね。

"Disappear" のドラムソロはやっぱり圧巻やった。真剣な話、はやおさんのドラムテクはちゃんと評価されるべきやと思うんやけど他のバンドマンとか業界の人々はどう思ってるんや?

最後の最後、"Screw Driver" の時、隣にいた女の子泣いてたな。序盤からめっちゃノリノリやったしほんまに好きやったんやろうな。

大勢のファンたちと、関係者席の仲間バンドマンたちの拍手が鳴り止まぬ中、最後のステージが終わりました。

 

セットリスト

ボトルシップ
トランジスタ
メタモルフォーゼ
エーテル
ゴーストライト
ファイアーバード
風待ち

(en.)

Black Out
Disappear
Screw Driver

 

 

最後にパーカーを購入。実は前も買ったんやけど、 LサイズがなくてMかXLかってなってM買ったら小さかったからおかんにあげたんよね()

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だから今回はXLを。ちなみにこれで1800円なんやけど安すぎん???夢アドのパーカーの1/3以下やで。Emu sickSへの純情な感情溢れるで。

今回はメンバーと話したりサインもらったり出来んかったな。さすがに一年ちょいしか聴いてない人間が昔からのファンや他のバンドマンとの絡みに割って入っては行けなかった。

 

というわけで最後のライブが終わりました。何気に、ラストライブに行くのって初めてやったな。ラストツアーの途中の公演に行くのやったら6月のAquaがあるけど。解散じゃなくて休止やからってのもあるかも知れんけど、意外とあっさり終わるもんやな、というのが正直な感想。最後って感じがない。またそのうちライブの告知したり新曲のMV公開したりするんじゃないかと思ってしまう。でも、もう終わりなんよなぁ。

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まぁそのうち活動再開すると思ってるけどな!!!ツイッターの公式アカウント、敢えて「活動休止中」て書くってことは再開があるって事やろ。勝手にそう思ってる。今回も出演したミスタニスタってバンド(観てないけど)も、活動休止してたけどサラッと復活したのを知ってるし。同じようにサラッと再開しましょう。何より音源になってない曲が多すぎる。CD化を望む声、はやおさんにもベースの大善さんにも伝えてるしいつまでも待ってますよ。

そもそも休止を発表した時から意味が分からなかったし、今回の一日を通してもやっぱり分からなかった。こんなに愛されてるバンドが何故。難しいジャンルの音楽でもないし。むしろ速いビートにクリーンなギターリフ、みんな大好物じゃないのか。関西のロックファンなら一度はタワレコで16ビートアザラシコンピ見たこともある思うんだよ。なんでだよ。

いくら言ってもとりあえず一旦休止することはもう変わらないんですよね。なら残されたリスナーにできることは、このバンドを忘れずに好きで居続けること。音楽を聴き続けること、MVを観続けることやと思います。僕はそうしていきます。ハンブレのムツムロくんがMCで「バンドが本当に終わってしまう時って、解散とか休止とかした時でもメンバーが死んでしまった時でもなくて、誰からも忘れられてしまう時やと思うんです」て言ってたんやけど、ほんまにその通りやと思う。今回のEmu sickSに限らず。他にも好きだったアーティストが解散、休止してしまったって人も、同じようにしてほしいなと思います。

 

色々書いたけどとりあえず楽しかったよ。最後こそ楽しくやるのもいいもんなんかなと思いました。行ってよかったです。

とりあえず、Emu sickSの皆さんお疲れ様でした!!ありがとうございました!!活動再開をいつまでも待ってます!!

では(=゚ω゚)ノ

お気に入りの音楽ブログを紹介する回 〜インフルエンザの病床より〜

あけましておめでとうございます。今年も誰に読まれるでもなくだらだらと頑張って更新していきます。よろしくお願いします。

 

さて、年明け早々インフルエンザA型を罹患し、実家で休んでおります◎ 1/4の仕事初めも失敗して散々じゃボケが。土日もくっついて帰省期間がだいぶ延びたものの家から出られるはずもなく、只管スマホをいじる生活。熱は完全に下がったんですけどね。25にもなっておかんに部屋まで食事持ってきてもらう日々を送る事になるとは思わんかったわ。

というわけで暇つぶしに記事を書いております。新年一発目の更新がこんな形で。あんまりない機会なんで、今回は僕のよく読ませていただいてる音楽ブログを紹介しようかなと思います。では早速。

 

 

BASEMENT-TIMES

界隈では音楽ブログと言えばこれと言っても過言ではない。石左氏、谷澤氏をツートップとするライター勢の表現力や語彙力は本当にすごいなと思う。僕がブログでたまに用いる過激な表現やディスりは大体これのパクりです。というか数多ある音楽ブログの口調は大体彼らの影響を受けてると思います。

谷澤氏の記事はやや専門的なものや洋楽に焦点を置いたものも多いので、あまり気軽には読めないかも知れぬ。逆に、わけ分からんなりに無理やり読み進めてたら結構勉強になることも多い。

最近更新頻度が落ちてきてるのが気になる。読者も増えてそれなりに忙しくなってきてんのかな。なんか通販とか取り扱い始めてるしな。書かれた側はたまったもんじゃないやろうなってレベルの毒舌記事、また読みたいです。

 

 

オトモニア

このブログを始めて少し経った頃、他の人の同じような邦楽ロックブログを読んでみたいなと思って色々漁り、気に入ったのがこちら。

地下室は大手バンドの批評か自主制作レベルバンドの発掘がメインなのに対し、こちらは主にインディーズで頭角を現しつつあるバンドをピックアップしている。正直、取り上げているバンドのレベルとしては個人的にどストライク。この一年だけでLAMP IN TERREN、マカロニえんぴつ、WOMCADOLE、ネクライトーキーを紹介している。もう俺でいいだろこれ。

あとライターのあきさんが可愛い。夢アドの可鈴ちゃんに似てる。こんな子がテレンやらマカロニやらを推してるなんて。というかこの辺のバンドのファンはみんな素朴な人が多い印象。ディッキ穿いてないし、すぐにサークル作らないし、ツイッターのプロフィール欄に邦ロックは酸素って書かないし、スタバのバイトはイケイケ過ぎてついていけないと判断して派遣に登録するし、AO入試で入った経済学部を4年でちゃんと卒業する。そんな大人しい男の子、可愛らしい女の子が多そうな印象。

あきさん一度お会いしたいですけどね、彼女はガチでライターとしてやっていく所存のようなので畏れ多いですね。今年はライブイベントの主催も目論んでおられる様ですし。こっちは仕事終わりに趣味で書いてるだけなので。

これからも更新楽しみにしています。

 

 

otodenwaのおすすめバンド

その名の通り、otodenwaさんと名乗る方がおすすめバンドを紹介するブログ。僕のブログと違ってライブレポなどはなく、本当にバンドを紹介するのがメイン。ただ驚かされるのはそのバンドのマイナー度合い。俺ですら全く知らないバンドばかり。石左氏もびっくりの先見の明。気になる人は是非読んでみてください。何語か分からんと思います。

otodenwaさんに限らんけどここまでのレベルになると本当にどうやって見つけてるのか分からんよな… いや俺も普通の人からしたらそういう風に思われてるんやろうけど。ちなみに僕は基本的にYouTubeのオススメに従順に生きてる結果のこれです。バンド名自体は、イベントの告知とか対バン相手とかタイムテーブルとかを見てると目に入ってきますね。気になったらググってます。

otodenwaさんもそういうのを突き詰めてらっしゃるんだろうか。何にせよアンテナを張り巡らせて生きてるのは間違いなさそうですね。

しかしながらこちらも10月ぐらいから更新が途絶えている。待ってますよ。楽しみにしてますよ。

 

 

ロッキン・ライフ

だいぶ多くの人に読まれてる方のブログやと思う。ライターのロッキン・ライフの中の人さんはツイッターでも有名。非常に有名どころのアーティストを扱いながらも、地下室ほど棘のある書き方をしないので読みやすい。何より講評がめちゃくちゃ的確。そして更新頻度が鬼。

この人も年末に個人的年間ベストソング・ベストCDランキングを発表されてるんですけど、やっぱり本物は色んな音楽聴いてるなと。バンドに縛らず、ソロシンガーやソロプロジェクトはもちろんのこと、アイドルグループや宅録レベルのアマチュアまで幅広く紹介されててすごいなぁと思う。

フェスの一番大きいステージの常連になってるアーティスト、それなりに地上波の露出のあるバンド、その辺が少しでも分かる人には一番オススメしたいブログです。

 

 

番外編

 

まさお日記

弟のブログで〜〜〜す更新してやぁ〜〜〜

口調や表現は色んなブログから拝借しているが、そもそも音楽ブログを始めようと思ったのは弟のブログがきっかけ。でも久々に読み返してみたら、短い文章でサクッと書いてて読みやすいなぁと思った。ブログというより長めのツイートみたいなもん。

俺も最初はこんな感じの簡素なブログをイメージしてたんやけどな。いつの間にこんなMVのURLやらジャケ写やらベタベタ貼り付けて終わってる語彙力で偉そうに語る痛いブログになってしまったのかな。今年はその辺に気をつけて書いていくようにしようかな。

まさお〜〜〜更新してやぁ〜〜〜

※ちなみに弟の名前はまさおではありません

 

 

 

以上です!いかがだったでしょうか!

全く知らないバンドを知るきっかけにしたり、気になってるアーティストについて調べる方法の一つにしたりと、こういう音楽ブログって上手く読めばめっちゃ良いツールになると思う。何ならブログっていうより普通にコラム・読み物として。移動中の電車の中とかで読んでみてください。モンストやってるよりは役に立つと思います。そしてもちろん、紹介されてるバンドをどんどん聴いてみてください。

2019年も多くのバンドを布教していけますように。今年もよろしくお願いします。

 

では(=゚ω゚)ノ

世間が冬フェスに湧く中、夢アドでライブ納めしてきた

こんにちは!

以前「米津玄師が紅白決定しなくてよかった」と言ったら後から追加されて赤っ恥のたなさとです!

 

2018年ライブ納め!夢みるアドレセンスのワンマンに行ってきました!

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バンドマンからの楽曲提供が多いということでこのブログでも繰り返し紹介している夢アド。リリースイベントとかも行ってるけど、チケットを買ってのライブは去年のお盆以来2回目。去年の12月に新メンバー3人が入って7人になり、新体制では初のワンマンツアー。

会場は梅田Banana Hall。帰省にかこつけて遠征と変わらんライブ参戦するのも板についてきました。年末にやってくれてありがとう。

ちなみに今回は久々に人と一緒に行ってきました。学部時代の友人と二人で。入学当初から48系のグループのファンやった奴なんやけど、そんな彼に俺がアイドルを布教する日が来るとは。

 

早めに行って、先行物販でパーカー購入。

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この無地にロゴ入れただけのパーカーが6000円。ええ商売しとるわ。3000円分で1回メンバーと写メ撮れるのでこれで2回分ですね。安いもんやね。社会人っていいね。

ちなみにパーカーはその場では着ませんでした。ライブは右手に夢アド、左手にMrs. GREEN APPLEのラバーバンドを着けて、[ALEXANDROS]のTシャツで参戦。ミセスは楽曲提供してるけどドロスはマジで全く関係ない。他の客からどう思われてたんやろ。

 

バナナホールのキャパって500人ぐらいやねんな。クアトロよりも小さいのか。整理番号が90以上離れてた友人とも入場後に普通に合流できました。

でもバンドのライブと違って男性ファンがほとんどやから全然ステージが見えねぇ() あれ女の子可哀想だよな、と思ってたけど女の子ゾーンが気持ち程度に設けられてた、らしい。

 

今回はステージ上とフロア横にスクリーンが設置されてて、前より金かかってると思った!定刻通りに始まってオープニングの映像が開始。夢アドアワードってことで、レコード大賞みたいな設定でれいちゃんとゆうみんのコントが流れたあと本編開始!

一曲目から皆さんすごい盛り上がり。俺は全体的に新メンバーに注目して観てたかな。一番はオリジナルメンバー、二番は新メンバーって感じのパート分けがメインかな?だから加入前の既存曲も新鮮な感じで聴けてよかった。「ここの部分この子が歌うようになったんかー」みたいな。

ミセス元基くん提供の "恋のエフェクトMAGIC" では待ってましたとばかりに左手のラババンを掲げた!自己満足!

川谷絵音提供の "大人やらせてよ" で客のノリが死ぬのは前回と一緒← みんなそんなに絵音嫌いか?と言いたいけどやっぱりアイドル向けじゃないよ、この曲は。ハイセンス過ぎる。

"Rainbow Rain" が終わると衣装チェンジタイムへ。時間稼ぎに引き伸ばしたアウトロ、リミックスかかっててカッコよかったな。

曲が終わると再び夢アドアワードのコント映像。そこで3月のアルバムリリースを発表!これツアー初日の横浜ではもっと盛り上がったんやろなぁ。

ちなみに夢アドアワードの映像はそれっきり流れませんでした。もうちょっと設定引っ張ってくれてもよかった。

映像終了後、メンバー再登場。"恋のエフェクトMAGIC" 終わってんのにそれのMVの衣装で出てきてびっくりした。まぁ "アイドルレース" もその衣装やけどさ。

終盤の追い上げはすごかった。 "桜" では、よく見えなかったけど多分前の方でサークルできてたな。まぁメンバーがサークル作る振り付けやからな。あれはフェスとか出た時にやってもバンドキッズの皆さん大喜びやと思うんやけどな。早く夢アドもロックフェスに出るぐらいになってほしい。

"ステルス部会25:00" でゆうみんが歌いだし失敗して苦笑いしながら踊ってたのクソ可愛かったな???

つかこの曲サムネ変えないのかな… 初期曲とは言え脱退したメンバーがピンでサムネになってるってのはちょっと…と思うんやけど…

最後は安定の "ファンタスティックパレード" からの "アイドルレース" 。一気に汗かいたわ。やっぱりこの2曲はぶっちぎりで盛り上がる。ただ、バンドのライブではサビって基本手上げっぱなしで好きに踊れるけど、アイドルのライブではそういうわけにいかないのがたまにちょっと居心地悪い。立ち回りわからなくなる。振り付け覚えるしかねぇな←

大盛況のまま本編終了しました。

 

アンコールは "Exceeeed!!" のイントロがいきなり流れて始まった。改めて考えてみたら、メンバー再登場前から曲が始まるってバンドでは有り得んよな。まずメンバーが戻ってきて「アンコールありがとうございまーす」言うてから自分で演奏始めないと曲始まらんもんな。この辺はバンドと他ジャンルとの違いや。面白い。

グッズ紹介コーナーがあった後、"舞いジェネ!" "メロンソーダ" で終了。"メロンソーダ" 最後の最後に持ってきたかー、意外やった。サビの一列に並んでステップ踏むダンス、客も一緒になってやるんやなw 一体感半端ない。めちゃくちゃ楽しかった。良い曲を生み出してくれたよ。ムツムロくんありがとう。

ライブはこれで終わり。楽しかった!

 

今までライブ2回とリリイベ2回行ってるんやけど、"マワルセカイ" を一度も聴いたことがない。夢アドを知ってYouTubeでMV曲漁ってた頃、この曲めっちゃ気に入ってたからいつか聴きたいんやけどなぁ。初期曲すぎるんかなぁ。

 

 

終演後、特典会。先に握手会からやったからまだまだ待ち時間あるやろと思ってパッとご飯食べに行ったんやけど正解やった。待ち時間だいぶ長かった。

写メ会は彩耶ちゃん目当ての人が優先的に呼ばれてた。そうかまだ17歳やから活動時間に制限あるのか。テレビ番組とかだけじゃなくて、こういうのでも決められてるんやな。

2回参加できるうち、1回目は可鈴ちゃんと。

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ちょっと前にコカコーラのアプリと夢アドがコラボした時のキャンペーンで当たったネームボトルを持参。このために飲まずに置いといたんだよ。可鈴ちゃんに「飲まないでね!保管しといてね!絶対だからね!!」て言われたのでいう通りにしますね←

 

2回目は水無瀬と。"アイドルレース" つながりでヤバTの話振ってみたらめっちゃ乗ってくれた!

「なんだっけ、タンクトップのやつだよね!私肩幅広いからめっちゃ分かる!肩幅広い人の方が説得力あるやつ!」

あぁもう好き何この子好き

「DJゆざめ」の名でDJ活動もする水無瀬。いつかロックフェスに出てDJしてくれ。本気で頼む。

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俺ぐらいやろ夢アドの写メ会でヤバTのタオル写す奴。楽曲を通して夢アドファンと邦ロックファンの橋渡しになりたいと本気で思ってます。キッズ達よ夢アドを聴いてくれ。ユメトモよバンドを聴いてくれ。

ちなみに友人ははのんちゃんと撮ってました。彼女もいいよね。唯一の関西人やし。

 

 

いやー楽しかったなー。今回で水無瀬の印象が爆上がりした。正直、候補生やった時は何やねんこの金髪と思ってたんやけど、今は一番推してるかも知れん。絶対黒髪の方がええよ。

友人にも気に入ってもらえてよかった。「夢アド聴き始めました」というツイートに俺が年末にワンマンあるでって言ったらマジでチケット買った彼の行動力はさすが。

 

 

ほんまに良いライブ納めやった!メリロもレディクレもCDJも行けなくたって勝ち組じゃこの野郎!

3月のアルバムも楽しみ!!さらに今日のツアーファイナル神戸公演では、5月からの全国ツアーも発表されました!!詳細は後日やけど是非行きたいね。

 

 

そして、最後に。

本記事が2018年最後の更新です。今年も多くのアーティストを知り、多くのCDを買い、多くのライブに行きました。充実していました。このブログも作って半年ちょいですが多くの人に読んでいただけて嬉しいです。僕の記事を読んで興味を持った、聴き始めたアーティストとかいたら教えてもらえるとクソ喜びます。2019年も色んな音楽を布教できたらと思います。来年もよろしくお願いします!

では(=゚ω゚)ノ

 

 

 

夢みるアドレセンス

輝け!夢アドアワード2018 ※内容はワンマンライブです

12/29 梅田 Banana Hall

セットリスト

 

20XX
リーダーシップ
おしえてシュレディンガー
恋のエフェクトMAGIC
ひまわりハート
秘密
大人やらせてよ
Rainbow Rain
絶対的シンパシー
Bye Bye My Days
フォトシンテシス

ステルス部会 25:00
くらっちゅサマー
ファンタスティックパレード
アイドルレース

(en.)

Exceeeed!!
舞いジェネ!
メロンソーダ