キュウソネコカミのワンマンツアーに行ってきました！
ニューアルバム「私飽きぬ私」のリリースツアー、初日の福岡公演。「ほぼ週末」と銘打っておきながら広島公演が水曜日というわけの分からん感じだったので日曜日の福岡公演に参戦。博多のライブは2021年11月のクレナズムのワンマン以来で何だかんだ1年半ぶり2回目。
会場は福岡DRUM LOGOS。名前はよくお見かけしてきたけど初めてお邪魔しましたね。DRUM Be-1、DRUM SONなどの系列店に加え、すぐ近くにgrafやVoodoo Loungeなど多くのライブハウスがある天神ライブハウスエリア。ついでに聖地巡礼してきた。
少し早めに行ったら先行物販の列が凄かった。一旦周辺を散歩して時間を潰し、開演直前に戻って入場。入る時にマフラータオル買った。ネズミくんいっぱいで可愛い。
フロアも広いし、トイレとコインロッカーが上の階に分けられてて使いやすいし、コインロッカーも100円。めっちゃいい箱。開演前にして気に入った。
数分前にスタッフからの前説があった後、定刻通りに開演し、メンバーが登場。コロナ禍のガイドラインが無くなり、いよいよ本格的に歓声や野次が帰ってきた。そんな光景を前に、セイヤさんが「約束を果たしに来たぞー！！」と吠え、コロナ禍のライブハウスを歌った "3 minutes" からスタート。
『無くても死なない』のところを「無くても死ななかったけど！！」と叫ぶセイヤさん。のっけからオーディエンスもメンバーも飛び跳ねまくった。まさに『密集！密閉！！密接！！！』が帰ってきた瞬間だった。
『ライブハウスへようこそ』で開幕し、"MEGA SHAKE IT!" "住環境" "ファントムバイブレーション" "KMTR645" と定番曲連発で一気にヒートアップする。『スマホはもはや俺の臓器』『キュキュキュ キュキュキュっキュー』の大合唱がもはや感動的。"KMTR645" 久々すぎてちょっと忘れてたわ笑 間奏でオカザワさんのネズミギターが光った！
最初のMCではセイヤさんから安定の脱コロナ禍に関する挨拶。「最初コロナ禍2ヶ月ぐらいで終わると思ってたからw」「一年経って作ったのが "3 minutes" です、やっと完成した気がします！ありがとう！」と。3 years越しに "3 minutes" が完成したね。
次の曲に移る時のセイヤさんの「コロナ禍以降に産まれた曲たちは不遇なんです…！皆僕たちの子供なんです…！産まれてこのかた手拍子しか受けてこなかった曲たちを…！」が切実なのにめっちゃ笑ってしまった笑
というわけでMC明けは新しめの曲パート。"おいしい怪獣" "いけしゃあしゃあ" "囚" "You don't know her" と、コロナ禍に入ってからリリースされた曲たちを続ける。"囚" のBメロ台詞パートで猿のぬいぐるみに喋らせるのは定番なんだな笑 続く "You don't know her." 共々、伴奏がヘビーでカッコいいです。
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続くMCでは、ヨコタさんから今回のツアー「ほぼ週末ツアー」について。これまでのツアーは平日が多かったという事で、意識して土日を多めに組んだとのこと。セイヤさんが「土日休みの人も来られるようにな！もちろん今日も仕事休み取って来てくれてる人もあるかもやしな！」と言った時に前にいた女の子が嬉しそうに手を挙げたの微笑ましかった。素敵な有休ですね。ただその後の
セイヤ「土日休みの人も、平日休みの人も…いつでも休みの人も笑」
ヨコタ「そこは甘やかしたらダメなんじゃない？w」
セイヤ「いや富豪すぎて働く必要ない人とか笑」
は笑ったわw
また、ヨコタさんが続けて「ウィークポイントは、お店がパンパン！」と、逆に土日ツアーのデメリットを挙げる。そこから福岡に来て食べに行ったお店の話に。オカザワさんやタクロウさんが食べてきた店を言うたびに「あー！」「おー！」みたいな声が上がるんやけど広島人なので分からんかった。笑
「良いお店を売れてるバンドマンに聞きたいけど、あいつらはケータリングする」って話も面白かった笑 この噛みつきっぷりがキュウソらしい。
がっつり喋ったMCが終わり、セイヤさんから「我々はとち狂った歌も多いので聞いてもらおうと思います」と前置いて始まったのは、「私飽きぬ私」から "スプラッタ" と、イントロのリフで思わず声が出た "Scary song"。ここに来てこんな懐かしいレア曲が聴けるとは。生で聴くのは初めてかな。2015年当時、セイヤさんがVJを務めていたFM802のMUSIC FREAKSで初解禁されたのを覚えている。
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まさにとち狂った構成の曲で、間奏で何か仕掛けてくるのは予想していたが想像を上回ってきた。2サビが終わり、時計の音を表現したオカザワさんのギターのパートでカーテンが閉まって仕込みタイムに入った。多分思ったより時間かかっててギター引き延ばしてた。笑 そしてカーテンが開いて出てきたのは、真っ青の全身タイツに身を包んだセイヤさん。博多ラーメンチェーンshinshinの青いキャラクターのコスプレらしい。笑
これかw これ各公演でご当地キャラのコスプレすんのかな。他の公演も行ってみたくなるな笑
曲が終わって他のメンバーが繋いでる間にセイヤさんが着替え、「古代からの名曲」と銘打って "サブカル女子" へ。懐かしい…！これも生で聴くのは初めてかな？
10年前……？？？
その後、「たった1人に向けて歌います」と前置いて "Tくん" "ひと言" と新譜からエモめの曲や真面目な曲を投下。「さっきまで青タイツだったのに急に泣かせに来る、これが今のキュウソネコカミです」で笑いが起こったが、ほんとその通り。
しかしついにここからラストスパート。「お前ら優勝できんのか！！」の掛け声に歓声が上がり、文字通り "優勝" へ。からの "ビビった"。"優勝" は今作の収録曲だけどしっかり新しいアンセムになってるのが分かったし、"ビビった" のクソワロダンスを全力で踊るのも『なめんじゃねぇ！』を全力で叫ぶのも楽しすぎた。ずっとこれを待っていた。
そしてついに満を持して "DQNなりたい、40代で死にたい" が来た。『ヤンキーこわい』のコールアンドレスポンスを挟み、セイヤさんがついに客席に来た！！途中から筋斗雲も来た！！観客の上を歩き、ステージから離れてどんどんフロアの後方に進んでいくセイヤさん。「来ないと思ったか！！」と吠えながら、マジでフロアの半分より後ろまで来たw 自分は入場が遅かったのもあってほぼ最後列で観てたのだが、ここで前に行ってしまった。コロナ禍に入って以降、演者との距離が(特典会等以外で)一番近かったんじゃなかろうか。最高のパフォーマンスでした。
最後は "ハッピーポンコツ" からのアルバムリードトラック "私飽きぬ私" で締め。ハピポンは何回聴いてもグッとくるなぁ。"私飽きぬ私" の最後の最後、セイヤさんがギター降ろして散々暴れた末に、最後の音出しのためにもう一回ギター担いで掻き鳴らしたのとても良かった。
メンバーが捌けて一旦暗転し、フロア中にアンコールを求める『ヤンキーこわい』のコールが響く。あれ先導した女の子よく声もったな笑
ツアーTシャツに着替えたメンバーが再登場し、アンコール一発目は "季節のおくりもの"。知らない曲だった。そう、「私飽きぬ私」のCD限定のシークレットトラックである。まだ買ってなくてサブスクでしか聴けてなかったから知らなかった…！！この日、帰りに物販でアルバム買ったので聴きます。
この後のMCで「フェスに出たい」って話をしてたけどまた細かい内容忘れた笑 「ナンバーショットどうやったら出れんの！？」「ワイバンも出たいな！！」みたいな話してたけど是非こちらからもお願いしたいです。ワイバン発表されたしな〜今年こそ出来るかな〜。
最後は "推しのいる生活" からの "The band" で終了！安定だが楽しい。メジャーデビュー前後の曲に比べたら新しめで、この辺の曲が締めの定番になってるの良いなぁと思ったんだけど、「ギリ平成」ももう5年前になるんだよな…笑
本当に全部終わった後、ヨコタさんちょっと泣いてた笑 それだけ制限のなくなった3年ぶりの全力のライブが身に沁みたということだろう。「ツアー初日から泣いちゃったよ〜…！」と言っていたが、逆にツアー初日だからこそなところもあると思う。一発目の印象って一発目だけだからね。その時を一緒に過ごせて良かったです。
以上！！
3年ぶりの全力キュウソ、めちゃくちゃ楽しかった。思えば、コロナ禍に入って最初のフェスOSAKA GENKi PARKで最後にキュウソを観ており、その後コロナ禍で初めてライブハウスでワンマンを観たのもキュウソだった。さらに、ガイドラインに則っての声出しにいち早く踏み切ったラッシュボールでもキュウソを観ている。
そう考えると、パフォーマンスが制限されているところから少しずつ元通りになっていく様を順に見届けている数少ないアーティストの一つだなと思う。形式上ではあるがコロナ禍がやっと終息したことを、キュウソのライブで実感できた気がする。
もう5月も終わるな。これから少しずつ元に戻っていくライブシーン、キュウソと一緒に楽しんでいきたいと思います！
では(=ﾟωﾟ)ﾉ
キュウソネコカミ DMCC REAL ONE MAN TOUR 2023 〜ほぼ週末ツアー〜
2023.5.21 福岡DRUM LOGOS
セットリスト
01. 3 minutes
02. MEGA SHAKE IT!
03. 住環境
04. ファントムバイブレーション
05. KMTR645
06. おいしい怪獣
07. いけしゃあしゃあ
08. 囚
09. You don't know her.
10. スプラッタ
11. Scary song
12. サブカル女子
13. Tくん
14. ひと言
15. 優勝
16. ビビった
17. DQNなりたい、40代で死にたい
18. ハッピーポンコツ
19. 私飽きぬ私
en1. 季節のおくりもの
en2. 推しのいる生活
en3. The band
今日のセトリ載せたんで、見たい人はどうぞ(ё)
— セイヤ ヤマサキ (@serubora) 2023年5月21日
見るのは自由です！
ネタバレはお控えを😇https://t.co/t83IIx1TBI
