たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

2023年5月超個人的ベスト楽曲10選

毎月恒例のやつ!

5月はゴールデンウィークバースデーBUMPガイドラインが撤廃されての全力ズーカラデル全力キュウソなど、ライブ面は本数少ないながら充実していた。プライベートも仕事もめちゃくちゃ忙しくて濃い1ヶ月だったな。

その分あんまり新曲をチェックできてはない。CDも買ってるけど聴けずに溜まってる。笑 そんな中でも良いなと思った10曲を挙げていきます。

では早速。

 

 

うそつき / 緑黄色社会

優しくて懐かしいシンセの音、ところどころアクセント入れてくるベース、サビのリズム感、全部好き。最後の『最後は私も悪かった だからおあいこにしましょうか これでいいのでしょう 私もうそつき』というフレーズが切ない。

 

 

アメリカでウンザウンザを踊る / バックドロップシンデレラ

確実にアメリカ公演が決まって即書いて、現地で撮影してる。このタイムリーさとスピード感って大事だと思うんだよ。そしてアメリカにしっかり浮かれつつきちんと自分たちの音楽をアピールした上で『日本じゃイケてる方なんだぜ』って言ってしまえるところがカッコいい。遅咲きながら売れるべくして売れてるって思わされるな。

 

 

笑わせらぁ / Dannie May

語感の良さが最高です。聴いていて痛快。

ここまでがっつりメンバー3人の演奏する姿が映ってるのも何気に初めてじゃなかろうか。3人の歌割りもはっきり分かるので、これ一曲でDannie Mayがどんなグループか分かる。ライブ行きてぇ…

 

 

俺にやさしく / 忘れらんねえよ

1番がネタっぽくも切実な男の叫びだと思ったら、2番で相手への思い遣りを歌った歌になってるのがとても良い。 しかも"俺にやさしく" という表現を据え置きながら。そして最終的にサビでは2人の歌になる。忘れらんねえよらしい愛情がある。

 

 

輝き / ズーカラデル

2番の『私は何回も何回も あなたと触り合って…』というところ、「触れ合う」じゃ無くて「触り合う」というのがある意味生々しくて良い。『またしても触ってたいって思ってしまっている』ってすごい愛だと思う。

間奏のキーボードの音も好き。こういう底抜けに明るいズーカラデルはやっぱり聴いてて、観てて笑顔になる。

 

 

Now is the best!!! / トンボコープ

フォロワー経由で名前を知ったバンド。新曲が出ていたので聴いてみたが良い。軽快なサビ後半の譜割りに若々しさがあって聴いていて楽しい。声もあどけなさと良い意味で力の抜けた感じがあって独特だね。

 

 

ミレニアムハッピー・チェーンソーエッヂ / UNISON SQUARE GARDEN

遅ればせながらやっと聴いた「Ninth Peel」収録曲。イントロの怪しげなギターリフやBメロの「来る」感からのサビで底抜けに明るくなる感じが良い。間奏も生で観たくなるし、アルバムで聴くと最後『制御不能だ』でスパッと終わってからの "カオスが極まる" への繋がり方もかっけぇっす。

 

 

娑羅魔斗 / 八十八ヶ所巡礼

歌詞とMVは本当に意味が解らないんだが、やはり演奏がカッコ良すぎる。イントロのギターのスクラッチ、その後間奏での粒だったギターソロ、ずっと同じラインをなぞるどっしりしたベース、一貫して響くドラムのリズム。構成も変わってて長い曲なのにずっとやばい。

 

 

地球が一枚の板だったら / ReoNa

NHKみんなのうたに抜擢。自分も他人の感情を釣り合わせる事について、よくあるシーソーや天秤でなく「地球という板」に喩える世界観が良い。『花もひよこも すべり落ちた』『僕らの世界は あららあらら』という可愛らしい表現も混じえつつ、それらがReoNaの儚げな声に乗るととても優しい歌になっている。

 

 

光の中へ / 結束バンド

SAKANAMON藤森元生さん作曲。完全に女性ボーカルが歌うSAKANAMON。数式を使った表現に始まり、言葉遣いやワードチョイス(特にCメロ)が本当に元生さん。『爪弾き』を「つまはじき」と「つまびき」で両方読ませるのも知性が見えるし、メロディも安定に良い。最高傑作です。鳥肌が止まらない。

 

 

以上!

今月は、というか明後日は米津玄師を拝みに行きます…!初の徳島ライブ。楽しんできます。

では(=゚ω゚)ノ