たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

数年前のロキノンとかいうエモアイテム

こんばんは。

三連休を利用して実家に帰ってきました。

今、自分の部屋でゆっくりしてます。

 

おもろいもんで、帰省するたびに俺の部屋に毎回ちょっとずつ色んなもん放り込まれてるんですよね。父の読まなくなった本とか弟の着なくなった服とか。そりゃ年に数回しか使われへん部屋とか物置になっていくわな。

 

今回帰ってきたら、大量のROCKIN' ON JAPANが置かれてました。バンド好きなら誰でも知ってる音楽雑誌。通称ロキノン。一時期、毎月買ってたんですよ。ほとんど読まんくせに。写真しか見やんくせに。

実家にいた時からそうやったけど、たまに昔のロキノン読むとめっちゃおもろいんよね。今大人気のバンドが新人として特集されてたり、もう解散してるバンドの絶頂期やったり。

 

2013〜2016年ぐらいのがバラバラとあったから、適当に古そうな2013年を1冊と2014年を2冊読んでみた。

めっちゃおもろかった。エモかった。

4,5年前の音楽シーン。

 

星野源はこの頃から表紙飾ってたんやなぁ、でも今の人気はこれどころじゃないもんなぁ、とか。

オーラルや[ALEXANDROS]が中盤の方でたった見開き2ページ分のインタビューしか受けてなかったり。ドロスに関してはもちろん[Champagne]時代ですよ。

ミセスもsumikaもWANIMAもマイヘアもヤバTも全然出てきてない。

KANA-BOONとグドモの全盛期やな。

パスピエはまだ顔隠してる。

メジャーデビューしたてのキュウソとKEYTALKとバニラズがビクターの企画でスリーマンしてた。今やったら死人が出る。

andymori、Kidori Kidori、plentyあたりが特集されてるのは切なくなるわ。

あとはthe quiet room、LAMP IN TERREN、WHITE ASHあたりがまだそれぞれの年のロッキンのオーディションファイナリストぐらいの位置にいた。

びっくりしたのが、夜の本気ダンスが新人として紹介されてて、その記事は読んだ覚えあるんやけど、2ページ戻ったら同じ枠でthe peggiesが紹介されてた。全く読んだ覚えない。流し読みで名前を見た記憶すらない。今こんなに好きやのに。

あとやっぱり、BUMPはすごいんやなと。適当にとって読んだ3冊、どれにも巻頭特集の中でライブレポが載ってた。ここまで挙げたバンドが4,5年かけて大きくなってきた隣でずーーーっと第一線で活動してて、今でも人気落ちる気配ないんやもんな。すごいな。

 

だらだら挙げてきたけど、要は4,5年もあれば音楽シーンなんかいくらでも変わるんやなって話です。

クリープハイプの "二十九、三十" リリースについてインタビュー受けてたのはもはや感動したよね。今やそれに憧れて弾き語りカバー動画上げてた女の子がメジャーデビューしてるんやもん。坂口有望ちゃんね。

今ちっさいライブハウスで活動しててギリ名前知られてきてる、ぐらいのバンドが再来年ぐらいには武道館で演ってたりとか全然あり得る話やから。

 

そう考えると、いくらキャリアの長いバンドでもそりゃ多少の路線変更することもイメージと違う曲出すこともあるやろうし。

逆にその中でほんまに軸をブレさせずに貫いてるバンドってそれはそれですごいやろ。安易にマンネリとかいつも同じ様な曲とか言えたもんちゃうと思うぞ。

これからも色んなバンド聴いていきたいし、みんなにも聴いてほしい。いくらでも紹介する。

社会人になって、いつまで今みたいにライブばっかり行ってられるのか分からんけど、これからも色んな音楽を見つけていきたいです。どんなバンドが出てくるのか、どんな音楽が売れるのか、注目し続けていきたいです。

 

特に何のオチもないお話。

 

さてミナホ楽しみ!台風大丈夫そうやし。

では(=゚ω゚)ノ

曲名を勘違いしてたり間違えて覚えてたりすること、ないですか?

こんにちは。フィリピン語学研修から帰ってきて、通常の業務に戻っています、たなさとです。

実はフィリピンにいる間に嬉しすぎることが起こったんですけど。

 

ツイッターLAMP IN TERRENのVo. Gt. 松本大さんからリプをいただきました!!!

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怒られました。www

フォロワーさんがオススメの音楽教えてください的なツイートをされてたので、上のようなリプを送ったんですよ。あっちなみにここに載ってるアーティストはマジで全部もっと知られてほしい。まずはこの記事を読んだあなたが聴くんですよ。いいですね。

で、一番最初にLAMP IN TERRENの曲を挙げたんですけど、曲名間違ってました() それを大さんがエゴサで見つけて、直接指摘してくださったというわけです。めちゃくちゃ嬉しかったけどめちゃくちゃ申し訳なかったです。

マジで気づいてなかった。字面だけでずっと "流星群の夜" やと思い込んでたんですけど "涙星群の夜" だったんですね。あぁだったらあのMVの描写も納得ですわ。


 

この一件でふと思ったんですよ。

他にも間違えて認識してる曲名あるんじゃないか?と。

というわけで自分のiTunesの曲目を全て確認してみました。暇かよ。

勘違いしてた曲は見つからなかったんですけど、一般的に「これ間違えてる人いるんじゃないかな」と思った曲たちを紹介していきたいと思います。

 


逃飛行

はい今回の大本命。ハンブレッダーズの代表曲のひとつ。記事書こうと思った時から頭にあった。名前というか、漢字が違います。一般的には「逃避行」です、避けるです。本人たちがエゴサしやすいように敢えて漢字を変えたのに、みんな気付かず普通に「逃避行」て書いてつぶやいてるから意味なかった、というエピソードは有名。

てゆーかハンブレ売れたよなぁ。色んなフェスに出始めて、この一年で一気に躍進したバンドの一つやと思います。MINAMI WHEELでは去年は深夜スピンオフイベントで本人(キジマ)が物販してたのに、今年は一気にSUN HALLやもんなぁ。来年はBIGBATやろうか。

11月の新譜もクソ楽しみ!11/25のマカロニえんぴつとの対バン行きます!

 

 

おしゃかしゃま

学生時代、色んな人が「おしゃかさま」と言っているのを聞いて「さ」じゃない!「しゃ」!!と思ってた記憶があります。これも冒頭の "涙星群の夜" と同じですね。字面だけで普通に考えたらおしゃかさまやと思うもんね。

しかしまぁ、このイントロは邦楽ロック史に残る有名なギターリフですわな。「アルトコロニーの定理」が出た時にまだそこまでRADを聴いてなかったことを本当に悔いている。これを初めて聴いた当時のRADファンが羨ましすぎる。自分の好きなバンドの新曲と思ってこれ聴いたら俺なら叫ぶ。

 


コレクション of コネクション

キーボード弾き語りシンガーソングライター、ましのみ。最近の僕のイチオシです。最初「コネクション」of コネクションやと思ってたけど、曲を聴いたら間違いに気づいた。

この曲はキーボードオンリーやけど、他の曲はアレンジも凝っててサウンドが多彩。言葉のチョイスも独特でセンスあるし、何より可愛い。ほんまに可愛い。インストアライブ行ったことあるけど客おっさんばっかりでした。まぁ俺ももうそのおっさんの一人やけどな…

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ましのみちゃん、マジでオススメです。

 


ねがいり

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クリープハイプ、ビクターからユニバーサルへレーベル移籍後の初シングル "寝癖" のカップリング曲。楽曲自体はかなり初期からあるもの。「ねがえり」じゃなくて "ねがいり" 。「寝返り」に「願い」を掛けてると思われる。6分強の名バラードです。

ていうかはよクリープハイプのライブ行かせてくれ。ワイバンは台風で中止、Livejackはチケット取ってたのに会社の指示で資格の試験受けなあかんくなって断念。俺はいつになったらクリープハイプを生で観られるんだよ!!!

 


以心電信

このMVはモンパチとコラボしたリメイク版やけど。オリジナルは俺が小4ぐらいの時かな。当時 "以心電信" という曲名が有名になりすぎて「いしんでんしん」という四字熟語が本当にこの漢字だと勘違いする小学生続出。もちろん正しくは「以心伝心」です。曲名が実際の単語に影響するという逆のパターン。今じゃまぁ起こらんで、こんな現象。

 


有心論

これも "以心電信" パターンになるんかな。いや今はもはや「有神論」という元ネタの単語すら知らない人がほとんどかも知れない。

「誰も端っこで泣かないようにと 君は地球を丸くしたんだろう」「誰も命 無駄にしないようにと 君は命に終わり作ったよ」は邦ロック史に残る名フレーズやと思う。あとこのMVも邦楽ロック史に残る完成度の高さやと思う。RAD邦楽ロック史に色々残しすぎ。

 

 

才悩人応援歌

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才能に悩む人、だから「才悩人」。センスよ。ちなみに「さいのうじん」まで打つと予測変換に「才能人応援歌」て出てくる。そこまで予測してくれるんなら漢字ちゃんとしてくれや()

先述の "有心論" もそうやけど、2000年代のBUMP、RADが多用した、実在する単語の漢字一文字を変える手法。他にも "乗車権" (× 乗車券)、 "祈跡" (× 奇跡)、 "傘拍子" (× 三拍子) など。今どんだけのバンドに影響を与えていることか。

 

 

 

以上です!こういう視点で特集を組むのも面白いですね。書いてて楽しかった。テレンの大さんからリプ来た事から思いついた記事やったけど、結局自分の好きな曲紹介しまくってるだけになったわ。まぁいいや。これはそういうブログ。まぁ "おしゃかしゃま" 辺りはガチで間違えてる人がいたら誤解を解けていたら幸いです。

テレンの話に戻って締めるなら、ちょうどさっき、テレンのニューアルバムとツアーが発表されました!ツアーは広島が無いから行けなさそうやけど… アルバムは絶対買う!!

皆さんも是非聴いてみてください。

 

さて次のライブはMINAMI WHEELや!

台風来てるけど耐えてくれ!

 

では(=゚ω゚)ノ

Ageとマイヘアでエモみ成分に満ち溢れてきた

ただいま!帰ってきました!3週間の語学研修を終え、昨日フィリピンから日本に帰ってきました!

帰国当日にその足でAge FactoryとMy Hair is Badのツーマンライブを観に行ってきました!!!

 

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業界や他バンドからの評価が高すぎる激エモバンド、我らが奈良県が誇るAge Factoryが、昨年から邦ロックシーンの一つの時代を作ったと言っても過言ではないマイヘアを呼んで対バン。そんなツーマンが、普段広島にいる俺が海外研修を終えて関西空港に帰ってくる日に大阪で行われる。これもう行けってことでしょ。チケット用意しといたるから海外研修頑張ってこいって言う神のお告げでしょ。ちゃんと言うこと聞きましたよ僕。

ちなみにマジで関空から直で向かったんですけどタワレコ寄ってたらめちゃくちゃギリギリでした。開演20分前にチケット発券して10分前に会場入りました。初めてやわこんなこと。

 

エイジの企画なので、もちろん先にマイヘア。初めて観た。ついに観られた。

やっぱり熱量がすごい。何よりMC。話には聞いてた、ライブ映像を観たことはあった、でも生で観るとマジで鳥肌止まらんかった。あれはほんまにアドリブというか、その場で言葉が湧いてきてる感じ。才能。素質。そりゃ大まかな内容は考えてるやろうけど、もし事前に原稿を準備してるとしたら暗記してきた内容をあの速度でアウトプットできるのはその能力ほかのことに使ってくださいって話になるし。椎木さんにしか出来んよあんなこと。そりゃあのスタイルを他のバンドマンが真似したら寒くなるわ。

もちろん楽曲も最高。安定の "アフターアワー" 始まり。マイヘアのライブに来てるって実感した。 "グッバイ・マイマリー" を聴けて鳥肌総立ち。んで "真赤" の時ってほんまに照明真赤になるんやな… 漏らすかと思った。からの "クリサンセマム" "元彼氏として" の流れが最高に盛り上がった。

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あとベースのバヤさん、このアー写の長髪のイメージが強かったから短くなっててめっちゃカッコよかった… 惚れた… いい人オーラが笑顔から溢れてるよね。正直椎木さんよりイケメンですよね。

最後に "告白" でバチっと決めて終わり。いやぁもうエモすぎました。

 

そして首謀者Age Factory。

初っ端から「わかってんだろうな、これはマイヘアのイベントじゃねぇ」「さぁ、マイヘアとAge Factory、どっちが正しいか?」対バン相手に喧嘩売りまくっていくスタイルw これがロックだよ、クソかっけぇよ!

のっけから "Puke" "Overdrive" "Clean Up" "WORLD IS MINE" とか殺す気かこの人ら。拳突き上げすぎて肩痛いわ。

続く "GOLD" は今回が初披露だそうで。

サビのシンガロングが気持ちよすぎた。一回しかMV観てなかったんやけど、会場の熱量が凄すぎて一緒に叫ばせてもらいました。

"Tours" やってくれたのが嬉しかった。実はエイジの作品の中ではこの曲が収録されてるフルアルバム「LOVE」だけ持ってなかった。過去のライブレポとかを観てるとこの曲をよく演ってるようだったのでApple Musicで聞いて予習していった甲斐がありました。

アンコールで "ロードショー" を聴けて感動。エイジで初めて聴いた曲なんよね。グドモのコンピに入ってて、正直最初は声が受け付けなかった。でもエイジは声だけで判断したらあかん。ライブで目の当たりにして、視覚込みで聴くバンドやわ、これは。今なら分かる。

あっという間の一時間でした。

 

ほんまに最高のツーマンやった。

マイヘアは一回観とかんとなぁと思ってたから、夢が叶った。まぁやっと観られたと思ったら次11月のlivejackで早速2回目観られるんやけど。でもまぁ今回ほど近くでは観られへんやろうやぁ。11月に新譜が出るから、そこからの新曲を聴ける事を期待しておこう。

Age Factoryも奈良県民としてやっと観られてよかった。MCで何回も奈良って言葉を出してくれるのが嬉しすぎた。応援してる。もっと大きくなってほしいなぁ。

 

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物販ではエイジのCDとTシャツ、マイヘアのタオルを購入。

来る前にタワレコでアホほどCD買ったのに帰国後いきなりどんだけ散財してんねん俺。

 

とにかく楽しかった!!

無茶してでも行ってよかった!!

 

 

Age Factory Pre-GOLD TOUR

9/29 梅田TRAD

 

My Hair is Bad セットリスト

アフターアワー
熱狂を終え
グッバイ・マイマリー
悪い癖
真赤
クリサンセマム
元彼氏として
燃える偉人たち

いつか結婚しても
告白

 

Age Factory セットリスト

Puke
Overdrive
CLEAN UP
WORLD IS MINE
GOLD
真空から
Tours
River
さらば町よ
グリーングリーン

(en.)
ロードショー

 

 

さぁ明日からまた仕事ですわ。下期もライブを楽しみに頑張っていきましょう!既に4本ぐらい予定入ってるわ!

では(=゚ω゚)ノ

英語でも書けるぐらい、CDへの想いは強い

こんにちは。フィリピンにて語学研修中のたなさとです。まさかフィリピンから更新することになるとは。

今日、ある授業でテキストに出てきた単語を使って100語程度の文章を書くという作業があったんですけど、テーマが完全自由なので音楽のことを書きました。15分ぐらいで咄嗟に書き上げたにしては割と自分の考えを述べられたと思うので何となくここに残しておきます。

 

 

Recently there are many ways to listen to music such as CDs, subscription services and Youtube. Especially, the development of subscription services is remarkable. On the other hand, the sales of CDs has been decreasing over two decades. Numerous people gradually began to refrain from purchasing CDs because they are less handy and more expensive than the data they can obtain from subscription services. However, I want to claim that CDs are still worthwhile properties, though I concede decrease of their sales. Every artist produces  CDs with the hope that their music be loved by any listeners. Thus, I will continue to buy CDs in the future to cheer up the musicians I love.

 

和訳

最近では、音楽を聴くにはCD、サブスク、YouTubeなど多くの方法がある。特にサブスクの発展は目覚ましい。一方で、CDの売上はここ20年で下がり続けている。CDは扱いにくいし、サブスクで手に入るデータよりも高いため、多くの人がCDの購入を徐々に避け始めている。しかし、私はそれでもCDは価値のある財産であると主張したい。売上が下がってるのは認めるけども。どのアーティストも、自分たちの音楽が多くのリスナーに愛されることを願ってCDを生み出している。だから私は自分の好きなアーティストを応援するために、これからもCDを買い続けるつもりだ。

 

 

いや改めて読み返したら院卒社会人の書く英語のレベルじゃねぇ。恥っずかし。単語さえ分かったら中学生でも読めるわ。学生時代やったらバイト先の塾の生徒に読ませてたかもな。

 

とりあえずCDが好きなんです。誰に何と言われようと。もちろんサブスクを否定してるわけではないけどね。Apple Musicバリ活用してるし。

日本に帰ったら速攻タワレコ行くぞ!sumikaとヤバTのシングルとゲスときのこ帝国とKANA-BOONクリープハイプのアルバム買うぞ!

 

では(=゚ω゚)ノ

メランコリック写楽の音楽面をとるか、ルックス面をとるか

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その昔、メランコリック写楽というバンドがいました。略してメラシャラ。いや全然昔じゃないんやけどね。2015年から活動を始め、各地のイベントに出演して人気を集めていき、去年の夏に初の全国流通盤「真夏の超特急」をリリース、これからというところで12月にいきなり解散した幻のようなバンドです。

曲はこんな感じ。

どうですか。全然意味わからんでしょ。でもボーカルの女の子クッソ可愛いでしょ。むしろこれで意味わからんとボーカル可愛い以外の感想が出る人はだいぶサウンドに注目して聴いてる人なのでは。

俺が初めて聴いたのはこの曲です。

この曲で知ったからイントロで一気に惚れた。indigo la Endのカーティスさんが弾いてそうなリバーブの効いたクリーンなギター、めっちゃタイプ。あとベースがマジでうまい。弾く姿がもう好み。ほんでよくよく聴くと歌詞も全く意味わからん。

まぁなんでこの曲を観ようと思ったかっていうとサムネイルの女の子が可愛かったからなんですけどね!そしたらまさかこの子がボーカルやとは。ももすちゃん。制服でギター弾くな!殺す気か!

 

そんなメランコリック写楽なんですがほんまにいきなりの解散。個人的には聴き始めて半年も経ってなかったから、当然ライブを観ることもなく。しかも解散理由がボーカルももすの脱退やったから、これは闇深いやつやなと。まぁあんな歌詞を書く女の子やから色々普通じゃないんやろうなと。思ってました。

 

しかし、ほどなくしてギターの「甘酒」と、ベースの「ノモトクン」が中心となって新バンド「麻痺するポケット」を結成!

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麻痺するポケットの初MV曲がこちら。

お 前 そ ん な 声 し と っ た ん か

別に童顔なわけでもないルックスからは想像もつかない幼い声。さらにこのメラシャラ時代のサウンドを彷彿とさせるイントロの鋭いギター。良い。2サビ終わりから突然あの変態ベースがギュルギュル言いだすのも面白い展開。ただ、サビ聴いたら分かる通り曲名の "ALS" て『Another Love Song』の略なわけやけど、同様の略称を持つ難病があるんですよね。それでちょっと叩かれてる。あとイントロのカッティングとAメロやサビのメロディがある曲のパクリやっつって、そこでもちょっと叩かれてる。聴いてみたら確かにまんまでした。まぁそんなこともあるでしょう。

今のところ麻痺するポケットが公開してるMVは "ALS" と次の "夏の処方箋" の2本だけ。

色々物議を醸した "ALS" とは違って、こちらはただただ爽やか。曲名の通り、夏って感じ。

分かる人には分かったでしょう、おいしくるメロンパン好きにはぶっ刺さるのではないでしょうか。逆に何してもおいしくるメロンパンを引き合いに出されるデメリットもあるやろうけど。実際メランコリック写楽時代からおいしくるメロンパンとは仲良いらしい。一緒にインストアイベントして回ったりしてたらしいよ。

 

一方でももすは「ももすももす」名義でソロ活動を開始!ももすももすて!なんで二回重ねた!大事なことなんか!ももすももすて!

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しかもまさかの日本コロムビアからメジャーデビュー!!いや、嬉しいけど逆に闇感じるわ。メランコリック写楽としてメジャーデビューしてほしかった、というかメラシャラ時代からメジャーの話は来てたけど…とかやったら色々勘繰り過ぎてしまふ。

とはいえめでたい!そして先日、初のMV "うさぎの耳" が公開されました。

謎の世界観は健在。でも音作りは結構メラシャラ時代から変わってる印象。演奏がかなりシンプルになってる一方でシンセアレンジが入ってきた。そこまでバンドサウンドではないと言い切ってしまってもいいかも。

でも、コメント欄を見てると「また意味わからん歌詞歌ってほしい」「歌詞がまともだと…?」系の意見が見られるが、正直そういう気配は全く感じない。そこはブレてなくない?文章として成立してるだけでまともではないよ。まともな女の子は『僕はうさぎの耳が欲しい』なんて歌わんよ。ストレートな言い回ししてんのに考えてることは以前わけわからん。ももすの頭の中は何も変わってないよ。でもまぁ、演奏面に物足りなさを感じる人はいるのかな。結局はルックス面しか見られないのでは、という懸念もなくはない。だって可愛いもん。いやほんま可愛い、動くももすほんま可愛い。

 

メランコリック写楽を好きだった人が麻痺するポケットとももすももすのどちらに流れるのか気になるところ。大部分はももすのルックスと声と意味不明な歌詞に惹かれていたかと思われるが、ここまで大幅にサウンドを振り切ってきたとなると離れる人もいるのかも知れない。バンドサウンドが好きだった、実力派の楽器隊がいてこそのももすの歌詞だった、って人は麻痺するポケットについていくのかな。特にノモトクンのベース、あれは個人的にほっておけない。俺ほんまにベース好きやな。逆に麻痺するポケットの歌詞もわりかしストレートというか平たく言えばありがちやし…悩ましいところ。

まぁ俺はどっちも聴いていきます。メランコリック写楽の解散から生まれた麻痺するポケットとももすももす、どちらも今後が楽しみなアーティストです。皆さんはどちらが好みでしょうか。どちらも是非。ていうかまだ曲少ないんで何なら先にメランコリック写楽を遡ってください。是非。

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あー可愛いほんま可愛い

 

では(=゚ω゚)ノ

ココロオークションを脳内再生しながら夏祭りに行きたかった平成最後の夏

9月になりましたね。平成最後の夏なんて言われていましたがそれも終わっていくんですね。皆さんは何をしましたか。僕は非リア陰キャコミュ障のくせに一応フェスも旅行も行って花火も海水浴もバーベキューもしました。自分が自分じゃないみたいです。

でもね、

夏祭りには行っていない!夏祭りっていうか橙花会に行ってない!!お盆に帰ったのに。いや去年も行ってないけど。

「なら橙花会」、奈良公園一帯で8月前半に毎年やってるキャンドルイベントみたいなもんです。

燈花会 | NPOなら燈花会

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小さい頃は家族で行ってたし、学生時代は彼女いたら一緒に行ってた。なんかね、人多いけどしっとりしてて好きなんよね。

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ココロオークションの夏曲を聴くとなんか橙花会行きたくなるんです。多分ストーリー仕立てのMVのせい。

死にたくなるよね。もう死んでるのかもしれない。

2013年のインディーズデビュー以来コンスタントに活動してて、結構な数の曲があるんやけど、ココロオークションといったらやっぱり夏の曲。というかこの "蝉時雨" "夏の幻" "雨音" の三部作。コメント欄でも言われてるんやけど、MVの物語に見入って曲が入ってこないんじゃなくて、ちゃんと曲の雰囲気があってのこれらのMVになってる。俺は第2話の "夏の幻" が一番好き。イントロとかギターリフにひと昔前のような落ち着いたような雰囲気があって最高。三曲ともそうやけどね。古風な夏を感じる。クーラーじゃなくて扇風機。プールじゃなくて川。大人数でのバーベキューじゃなくて祭の帰り道の人混みがマシになってきたところ。そういう世界観が古都奈良に合ってるのかも知れない。

 

っていうかまぁ、ココロオークション、奈良のバンドなんよね。それやろ。関西大学の軽音部で結成された話は有名やけど、メンバー奈良県出身らしくて、メジャーデビューアルバムのリード曲 "フライサイト" は当時の高校野球奈良大会のテーマソングに選ばれてる。奈良テレビの番組にも出てたらしい。

楽曲の良さに加えて俺の中で奈良補正がかかっているのか、奈良出身というファクターが音楽性に表れているのか知らんが結局そういうところなんでしょう。

 

ちなみにさっきの三部作と言っていた楽曲ですが、第4話があります。

何ならこれでも完結してなくて、第5話を待つ声多数。早く撮影せなケンタどんどんおっさんなっていくぞ。

と思ってたんやけど、調べたらケンタ役の男の子大学卒業と同時に引退して事務所辞めたらしいわ… このストーリーこれで終わりですわ…

 

物語は終わってしまったけど、当然バンドは終わりません。もっと売れてほしい。界隈ではかなり有名な方なんやけど、今ひとつ売り出し期間は過ぎてしまってる印象があるような。レーベルの関係で、メジャーデビューしてる感が無さすぎるのが痛い。いい曲出してんのにプロモーション面がインディーズ時代と変わってないんだよな…

出てきた当初は声が初期のBUMP OF CHICKEN藤くんに似てるって言われてた。確かにそっくりなんやけど「BUMPっぽいね」で終わらせていいバンドではない。各地のフェスにもよく出演してるけど、もう一段階大きいステージで演ってるとこが観たい。応援してます。

 

記事を書くにあたって改めて三部作のMV観たけどやっぱり死にたくなった。もうこんな青春は俺にはないんやで…

二人で橙花会行ってきて解散したあと帰り道でココロオークション聴いて余韻に浸るためだけに彼女欲しい。

そんな平成最後の夏。

 

では(=゚ω゚)ノ

フィリピンの若手バンド、IV Of Spades がどストライク

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今度、出張でフィリピンに行くんですよ。別に事業所があるとかいうわけではないんですけど。

で、せっかく行くからには文化的な面を多少は予習しておきたいなと。文化的な面っつったらやっぱり音楽やんなと。いうわけで。フィリピンのバンドを調べてみたんです。

そしたらクソカッコいいバンドを見つけました。その名も IV Of Spades 。色々紹介しようと思って6,7バンドぐらい漁ったんやけど、このバンドだけで記事ひとつ書くことにしました。もう他のバンド無理して聴いてるみたいになってしまってやめた。それぐらいカッコいい。まずは再生回数が一番多い曲を聴いてください。

何回でも言う、クソかっこいい。間奏のベースソロ、バケモンやろ。

調べてみたら2017年のどこかのブログで「フィリピンの新人バンド」として紹介されてたから、マジでデビューしたてなんじゃないか。と思ってたら普通にWikipediaあったわ。2014年結成ですって、こないだやんけ。にもかかわらず公式から公開されてるMVの再生回数は軒並み数百万。しかもボーカルまだ18歳らしい。何なん?大森元貴なん?

 

いやーもうカッコいい。日本のバンドやとディスコっつったらこんなんとかこんなんのイメージやから、こういうオシャレな横ノリディスコ曲は新鮮。

最初パソコンから垂れ流して聴いてたんやけど、イヤホンで聴いてみたらベースラインがカッコよすぎる。日本のバンドでいうと、フレデリック好きな人には間違いないと思う。特に "ナイトステップ" "たりないeye" みたいなサイケ寄りの曲が好みの人には。

 

と思ってたらタイムリーなことに、7月に新しいMVが出たばかり。それがこちら。

あれ!?なんかえらい雰囲気変わったね!?つか人数減ってない!?

そう、調べていてわかったんですが今年の5月にボーカルが脱退したらしいです…どこの国でもそういうのあるんやね…

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新体制では、4人時代にベースだった人がボーカルを担当してスリーピースでやってるようです。これはこれでめっちゃ好きやけどな。サビの16ビートが心地良い。んでやっぱりベースラインは頭おかしい。新体制になってからは歌いながら弾いてるんやから余計すごい。

 

ボーカルはソロデビューをした模様。それがこちら。

うん、あれやね、ソロプロジェクトって感じやね(語彙力)他にも公式にリリックビデオが出てました。バンド編成の曲も普通にあります。これはこれで芸術的。

 

ボーカルが抜けて別バンドみたいになってるとしても、残されたメンバーの演奏技術で変わらず人気を集めていきそうなIV Of Spades。もちろん、ソロになってボーカルも作曲センスに更に幅が広がっていくと思われる。今後の動きを日本から気にしていたいと思います。

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洋楽には手出さんつもりやったのになー!これを機に色んな海外バンド聴いてしまいそうやなー!

では(=゚ω゚)ノ