大阪・梅田Shangri-laの企画「さいごのヒーロー Day2」に行ってきました!
昨年インストアライブでアコースティック形式は観たもののバンドセットは観たことがなかったCAT ATE HOTDOGSと昨年のeo Music Try決勝でハマったと思ってたらトントン拍子に売れてしまったOchunismというそろそろ観てみたかった2組の共演。さらに、そのeo Music Tryの2019年グランプリのum-hum、フォロワーさんからオススメされていたAIRCRAFT、奈良のバンドらしいHello Helloと、観ない理由の無い計5組。CAT ATE HOTDOGSの取り置きでチケットを確保し、参戦しました。
AIRCRAFT
トップバッターはAIRCRAFT。懐かしさのある軽快な曲の多い男女ツインボーカル。
男の子は少し峯田和伸を彷彿とさせなくもない風貌と振る舞い。ベースボーカルの女の子はとにかく楽しそうに弾いて歌う。リードギターの男の子はソロで前に出てきて片脚クネクネしながら弾く感じが好き。ドラムの子ラス2の曲の大サビでメガネどっかいってたけどラストの曲大丈夫やったんかな笑
「結成する前からの先輩と一緒に演れて嬉しい」というMCに驚愕。後でこの先輩というのはOchunismの事だと分かるのだが、もうOchunismを慕う後輩バンドが出てくる時代なのか…と。
音源もまだ少ないが、きっとライブを観た方が良いバンドだと思う。フォロワーさん達が激推しする、「アレは売れると思う」と言うのも分かる。若々しくて音楽性も今時の青春感がある。これからに注目。
um-hum
eo Music Tryの歴代記録を見ていて名前は知っていたバンド。むしろ名前しか知らなかったバンド。今回参戦にあたり始めて聴いてみたら予想外にオシャレ系で刺さった。
スタンバイ中、ギターの子が女性に見えてこの子がボーカルだと思ってた。あとベースとドラムの3人のままスタート、4人じゃなかったっけ?と思ってたら本当のボーカルが歌いながら登場。なるほど。
MV漁った中で好きだった "meme" が2曲目で早速聴けて嬉しかった。イントロのレトロなシンセが一発でハマった。
曲と曲と間も同期の音声で繋がってて、ステージ全体として完成度高い。いい意味で、どこからどこまでが一曲なのか分からない。
そんだけカッコよくてMCが拙いのがまた良い笑 女性だと思ってたギターの子は喋るとしっかり男の子。「物販喋りに来てくれたら僕が笑顔になります」はほっこり笑いが起きてた笑
そんなギターの子は端末も操作したりサンプラーも叩いたりと忙しそう。この音楽性でシンセ担当がいないのは珍しいな。普段はサポート入れたりしてるのかな?
ドラムもベースも物静かながら技巧派で良かった。最後の曲の入りのドラムとかマジで爆撃だったな。そして何よりボーカルの女の子にカリスマ感がある。地声も低くてかっこいい。
この日一番の出会いでした、um-hum。
セットリストは終演後物販でご本人たちから教えてもらいました。
セットリスト
01. 生々世々
02. meme
03. Windowz
04. 曇り
05. gum
06. エイムズ
07. Dachs Hund
08. ジャブイン
Hello Hello
奈良のバンドらしいということで一度一通り聴いたことがあったHello Hello。サビ以外の低音とサビの高音の差がめっちゃ激しい。
リハでガッツリ演奏したのはこのバンドだけだったかな?リハがちょっと長いなと思った覚えが。音色のこだわり強いのかな。まだ持ち曲が少ないだろうから仕方ないが、リハで2回やった曲が本編でも来たので個人的には少しダレてしまったな。。。この手のシンプルな歌モノスリーピースはどうしても個性を見出しにくいので、続けて聴くと申し訳ないが飽きる。
黙然はカッコよかった。リフもサビもキャッチー。
全体として個人的にはあまり刺さらなかったが、奈良補正で今後に期待。
セットリストはなんか物販に掲示してあったので撮りました。
セットリスト
01. Hello!!!
02. Stay with me
03. 黙然
04. THINK
05. リリィ
06. 燦
Ochunism
全国流通すらしていない新人バンドが並ぶ中で、唯一のメジャー組。二度ほど観る機会を逃した末に三度目の正直でやっと生で観られたが、もうリハから前の3組とは格が違って流石だった。人数が多いのと衣装を統一してるのもあると思うが、オーラがすごい。AIRCRAFTの先輩らしいという話を書いたが、マジでサークルのふたつ違いの先輩後輩らしい。そのサークル強すぎません?
入りにアレンジがない曲がなかったのが凄まじかった。特に "SHOUT" と "Mongoose"。カッコ良すぎた。"Mongoose" はアルバム曲だが色んなフェスでセトリに入っていたのでアンセムなのだろう。この日初めて手を挙げた。挙げたというか周りに合わせて上下させた。
途中でキーボードに機材トラブルが起こって無理やりMCで繋ぐ場面が。今回の主催者であるShangri-laの方とのエピソードなど、流石に不測の事態なだけあってそこまで饒舌に話せてはいなかったが、しっかり乗り切っていた。
最後にメジャーデビュー曲 "夢中" をかまして帰っていった。さすがと言わざるを得ないステージ。メジャーでも突き進んでほしい。
セットリスト
01. rainy
02. freefall
03. SHOUT
04. Mongoose
05. Mirror
06. 夢中
CAT ATE HOTDOGSのリハ終わりに野次飛ばした奴いたな。「よっ!待ってました!」じゃねぇよ、コロナ禍何年目だと思ってんだよいい大人が吠えんな。
CAT ATE HOTDOGS
ブッキングしてくれたShangri-laの方がこの日スタッフとしてラストとのことで(というかそもそもそれで「さいごのヒーロー」というイベント名がついている)、「出会った当時の曲を多めに」と懐かしい曲を連発。懐かしすぎて新参の俺は知らない曲も笑
一方で、CAT ATE HOTDOGSにハマったきっかけである "yoru" が収録されたep「マジック」収録の "魔法をかけて" "雨" も聴けて嬉しかった。知らない曲の中にめっちゃ知ってる曲が来るとアガるね。
このバンドの魅力はやっぱりギター2人の鋭いリフとカッティング。どの曲もカッコよかった。寝転んだりステージ上を左右に走り回ったりしながら物凄くアグレッシブな弾き方をする。ベースもしれっと技巧派な指弾き、ドラムも4つ打ちが映える。そして言わずもがなボーカルのインパクトのある嗄れ声。これだ、これを観たかったんだずっと。
アンコールを求められて再登場した時にはもう22時過ぎ。「演って大丈夫ですか?」と心配そうにしながらもしっかり演奏モードに。そしてアンコールが件の "yoru"。もうほんとありがとうございます。
時間気にしてたくせにアウトロアレンジしてめっちゃ引き延ばしてたなこの野郎!最高だぜ!
まさにさいごのヒーローに相応しい大盛り上がりのステージでした。観られてよかった。
セトリ、調べたら出てきました。
セットリスト
01. 群青
02. 君の好きな街へ
03. RUSH HOUR
04. 魔法をかけて
05. 雨
06. 7th wonder!!
07. Drops
en1. yoru
最後に物販でOchunismのTシャツとum-humのCDを購入。
シンプルイズベスト。
ジャケットからしてミステリアスでかっけぇぜ。
以上!
観たかったバンドも観られて、初めましての出会いもあって、よい企画だった。これで3000円前後とか。最高だね。
あとやっぱり5マンとかにもなると時間めっちゃかかるな笑 18時半開演で、最後まで終わって会場出てきたの22時半。この日そのまま新幹線乗って帰るつもりしてなくて良かった笑 この翌日に広島に帰ってきました。
ちなみに梅田寄って神宿のリリイベ行ってきました。
めちゃくちゃ充実したゴールデンウィークだった!学生時代でもこんなに遊んだことない。楽しかったです。これからもいっぱい行きます。
では(=゚ω゚)ノ