たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

ミームトーキョーの夜明けを見届けてきた

ミームトーキョーのワンマンに行ってきました!

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昨年知ってから1年間チェックしてきたディアステージ系のアイドルグループ、ミームトーキョー。この一年でメンバーの入れ替わりとmeme tokyo.表記からの改名を伴うメジャーデビューを経ている。名前通りまだ東京メインでしか活動していないので、大阪でのライブは貴重。ゴールデンウィーク中と言うのもあって、一般発売ではあるがチケットを確保した。と言っても例に漏れずご時世を鑑みていたのでチケット確保は直前に。気づけばイープラス無くなってて焦った笑 ぴあで取りました。危なかった。

会場は心斎橋のOSAKA MUSE。ミナホなどの会場にもなっているライブハウスだが、何気に行くの初めて。JANUSの近くですね。

14:00〜15:30の先行物販に15時前頃に行くと、「15:30で終了するのでお並びいただいていても参加できない可能性ございます〜」とアナウンスされていたので、マジかと思って諦めた。終演後に知るのだが、特典会参加券はこの時点で終了していたらしい…さすが貴重な大阪公演、人気である。

 

心斎橋PARCOで時間を潰して開場時間後に入場。ソールドアウトに近いだけあり、制限キャパでは後ろの方までほぼ満員。

開演時間になると、場内アナウンスでメンバーの黄色担当SOLIの音声が流れた。韓国在住の彼女は日本でのライブには出演せず、インタビュー等にリモート参加し、MVも別撮り。知った時はコロナ禍ならではだなぁと思った。そんな彼女が最初に会場を盛り上げるメッセージ、なるほどこの子もライブには出られないけどこういう形で関われるんだなと。つか日本語上手ね。

SOLIの合図で登場した残り5人のメンバーは新曲 "アニモア" の衣装。メジャーデビュー曲 "THE STRUGGLE IS REAL" からスタートした。

曲がちょっとK-POPに寄りすぎかなと思ったのとビジュアルが刺さらなくてあんまり聴き込んでなかったんだけど、生で観ると印象変わったな。カッコよかった。大サビで全員のユニゾンになるところ鳥肌。

序盤で "リアリティ・ウォー" が来たのはびっくりしたな。MVのないカップリング曲だけど、人気なのかな。meme tokyo.を気になり始めて漁った時に、カップリングもカッコいいじゃんと思って気に入ってた曲。『バカそのまま 信じちゃって草はえるww』『クソリプだらけタイムライン』『Sレアガチャで パンクしてる』『アンチコメ スワイプして おやすみ』など、今時過ぎる攻撃的な歌詞が面白い。

リアリティ・ウォー

リアリティ・ウォー

MV曲の中では "モラトリアムアクアリウム" を結構リピートしてて、もっとラストスパートに入れて畳み掛けてくるのかと思ったが割と中盤で来て、それはそれでアガった。

息継ぎの暇ないぐらいの文字数多い歌詞が好きで、聴いてて楽しい。あと大サビ前の振り付けで円形に組むところが好きだった。

がっつり喋るMCでは宿泊先のホテルでの話。紫色担当MITSUKIの小梅太夫の物真似の話面白かった笑

一方で、ツアータイトル「MEMETIC DAYBREAK」についての話も。その名の通り夜明けを意味しており、セットリストも夜から夜明けまでの流れを意識してメンバーで選んだと。それを聞くと、この後の後半戦が "OVERNIGHT" から始まるのも納得できる。

"OVERNIGHT" は比較的オシャレめの曲だが、その後 "アンチサジェスト" "スーサイド・ボーダレス" とどんどん激しくなっていく様がよかった。ボルテージが上がっていく。

"スーサイド・ボーダレス"、改めて爆音で聴くとAメロのベースめっちゃカッコいい。スラップしまくってる。

そしてそんだけ激しく踊り狂ってからの "ブランニューワールド" は凄かったな。

ブランニューワールド

ブランニューワールド

特に振り付けがなく5人並んで歌うストレートな歌モノ。全員流石にしんどそうだったがそれがまたエモい。この曲、MVはないがライブ映像で観た時にBiSHっぽいなと思ったらやっぱり松隈ケンタが書いてた。

そんだけ感情高めてからの "ニュー・ポスト"、MITSUKIが曲振り前に涙ぐんだのを見てかなりグッと来てしまった。やべぇ今のところMITSUKIの事しか書いてねぇ。

そしてラストは最新曲 "アニモア" で終了。全12曲、約1時間ちょい。まだあまり曲数も多くないし、特典会があるからライブ本編はそんなに長くないだろうと思っていたので、十分すぎるボリュームだった。

 

アンコールは、いきなり登場するのではなく最初にメンバーの声が流れた。アンコールにどう応えるかを話し合い、最終的にSOLIを呼び出して相談するという内容。そして他のメンバーが準備に入り、SOLIが1人で\アンコール/\アンコール/とコールし続ける。観客はコールに混じらず手拍子でメンバーの再登場を待っていた。海外のメンバーがいる事を最大限に活用しているなと。その場にいないメンバーと声を出せない観客とが上手い形で制限の中で一緒に楽しめている。凄い。

ツアーTシャツにお色直ししたメンバーが再登場し、アンコール一発目はいきなり知らない曲。終わってから紹介されたが "Sweet Dream" という新曲らしい。オレンジ色担当のNENEが作詞曲を手がけているとのこと。"OVERNIGHT" に続いて、との事だったが、"OVERNIGHT" もNENEが書いてたの知らんかった笑 この "Sweet Dream" が配信リリースされる事も解禁。音源を聴くのが楽しみだ。

他にもワンマンライブの発表などがあったが関東なのであんまり関係ない()

そして最後はもう一回 "アニモア"。ここに限り撮影OKが出た!しかし面白いなと思ったのが、静止画禁止とのこと。綺麗に動く自分達を収めてほしいからと、写真ではなく動画オンリー。なるほど。ぶっちゃけ写真撮ってても分からないが、そこはファンを信じているのだろう。自分もサビだけだがしっかり撮らせてもらった。

これでライブは終了。最後に物販でCD購入。最初に書いた通り特典券は終了していたので、グッズは我慢した。

 

以上!

初めて観たが、行ってよかった。メンバー全員が個性的でキャラが立ってて、ライブもかっこいいしトークも微笑ましい。

NENEはMVで観てると気づかなかったがメンバーの中では小柄。しかしダンスがパワフルで存在感がある。MCでもメインで喋ってたし、曲も書けるということでこれから要になっていくのだろう。

MITSUKIはずっとニコニコしてて本当に楽しそうに踊る。最年少というのもあるがとても可愛らしい。MCでもオチ担当に使われるような扱い笑 個人的にはネクライトーキーのもっさを思い出す。

赤色担当SAEは背も高くて一番美人だな。MCではあまりトークを引っ張る感じではなく、クールビューティー感ある。隣の男の子が振っていたペンライトが赤色で、SAEのソロで飛び跳ねていたのを横目に見ていた。早稲田出身とのことで、才色兼備のカリスマか。

青色担当RITOはでんぱ組と兼任してるのあって一番人気なのかな。青色のペンライトが一番多い気がした。MC中における一人称が「ワシ」とか「俺」なのがまた女性ファンを掴むのだろう。

白色担当MEWはそもそもミームトーキョーを知る入口になったバンド、ヒルネ逃避行のボーカルも務めている事もあってなんせ声が特徴的。ロングトーンがエモい。

あと、SOLIのパートもカラオケにせず5人で振り分けて歌ってるんだな。音源とは異なるパート分けになるから難しいだろうに。いつかSOLIも日本に来て、6人全員でのパフォーマンスを生で観たい。

メジャーデビューしてこれから躍進が始まるであろうミームトーキョー、これからも推していきたい。とりあえず次は特典会参加しよう。ちゃんと早めに物販見に行こう。

皆さんもぜひ。

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では(=゚ω゚)ノ

 

ミームトーキョー 東阪ツアー MEMETIC DAYBREAK

5/4 OSAKA MUSE

セットリスト

01. THE STRUGGLE IS REAL
02. ROAR
03. リアリティ・ウォー
04. レトロフューチャー
05. メランコリックサーカス
06. モラトリアムアクアリウム
07. OVERNIGHT
08. アンチサジェスト
09. スーサイド・ボーダレス
10. ブランニューワールド
11. ニュー・ポスト
12. アニモア

en1. Sweet Dream
en2. アニモア