今年もバズリズムの「これがバズるぞ!ランキング」と関ジャムの「プロが選ぶマイベスト10」が出揃った。
コレがバズるぞ!2022
— 前田直敬 (@maedanaotaka) 2022年1月7日
1位 WurtS
2位 INI
3位 Kroi
4位 NEE
5位 Hakubi
6位 PEOPLE 1
7位 PK shampoo
8位 羊文学
9位 4s4ki
10位 マハラージャン#バズリズム #コレバズ
コレがバズるぞ!2022
— 前田直敬 (@maedanaotaka) 2022年1月7日
11位 カネヨリマサル
12位 変態紳士クラブ
13位 空白ごっこ
14位 ケプラ
15位 どんぐりず
15位 Cody・Lee(李)
17位 かずき山盛り
18位 神はサイコロを振らない
19位 小林私
20位 時速36km#バズリズム #コレバズ
コレがバズるぞ!2022
— 前田直敬 (@maedanaotaka) 2022年1月7日
21位 CVLTE
22位 childspot
23位 Bray me
24位 インナージャーニー
25位 CRYAMY
26位 あたらよ
27位 Organic Call
27位 君島大空
29位 にしな
30位 プッシュプルポット#バズリズム #コレバズ
毎年話題になるこのランキング、今年はどちらも毛色が違ったと言うか、少なくとも昨年とは違う印象を抱いた。つらつら垂れ流していこうと思う。
バズリズムの方は、30組あって名前すら聞いたこともないアーティストは流石にいなかったな。2021年の時は21〜30位辺りにちょろちょろ知らないのがいたけど、今年は皆さん存じ上げていました。
昨年は、大概売れていたVaundyと藤井風がワンツーなのに加えて3位にYOASOBIなんて来たのでかなり物議を醸したし、俺も割とボロクソ言ってしまったが、それを考えると今年の1位のWartSは割と順当だったんじゃないかと思う。ちょうどいいライン。「あー、うんうん、知ってる人増えてきたよね」「"わかってないよ" 人気だよね」「CMにも使われてるよね」みたいな。
一方で2位のINIは正直「そういう層入れるのはアリなの…?」と思ってしまったな。。。アレが2位なんだったら1位もうBE:FIRSTとかなにわ男子でいいよ() 加えて、INIは放送前から出演がアナウンスされてたから、蓋を開けたら彼らもランクインしてました〜しかも2位でした〜って…。
それ以降は割と腑に落ちるメンツかな。あたらよはもうちょい上に来ると思ったけど。みんなもう10月無口な君を忘れてるのかな。
関ジャムランキングはyaffleが放送事故レベルでかなりかき回した印象(笑) そしていしわたりさんが歌詞、蔦谷さんがコード進行やサウンドメイクにそれぞれフォーカスした恒例の流れ。yaffleのチョイスが「ガチ」だったのは予想通りだったが、蔦谷さんのチョイスも似た系統だったのは驚いたな。
蔦谷さんとyaffleが、上位層は宇多田ヒカルとか髭男とかACCとか超メジャーな顔ぶれだったぐらいで、かなりヒップホップやコラボ楽曲が多くて一般知名度度外視だったので、いしわたりさんのチョイスが中和しきれてない感あったな笑 逆に未だにプロに評価されるYUKIやスピッツやあいみょんの根強さ。
音楽から流行語が生まれてほしいってずっと言ってたいしわたりさんが "うっせぇわ" を1位に選んだのは納得しかないな。2018年の "かわE" で「音楽が流行語を取り戻す可能性」、2020年の "ポケットからきゅんです!" で「女子高生の間では音楽が流行語になった」とステップアップしてきて、ついに流行語になった。感動すら覚える。来年以降どうするんやろ笑
多分yaffleは来年は呼ばれないと思う。笑
そんなところかなー。
全体的に、やはりロックバンドの時代は終わってるなという印象。バズリズムのランキングは2020年のNovelbrightを最後にここ2年ソロアーティストが1位になってるし、関ジャムのランキングもyaffle補正込みとしても今年は特にラッパーやソロアーティストが多かった。
バズリズムと関ジャム両方にランクインしたKroiとマハラージャンは今年面白くなりそうだな。特にKroiはバズリズムのランキングにおいてバンド形態のアーティストの中ではトップ。歌い手・ラッパー・DTMアーティストが台頭してくる2020年代において、SuchmosやKing Gnuが作り上げた系譜で売れる最後の世代となる気がする。
それ以降、2020年代中盤頃にはロックバンドは完全にメインストリームじゃなくなって、少なくともメディア露出は激減すると思う。文化が消滅するというわけでは無いが。多分その中で抗っていくスタンスが人を惹きつけていくであろうと見込まれてるのが、バズリズムの上位層でいうとPK shampooや昨年の東京初期衝動とかなのかなと。
この話をもっと膨らませて書きたいことあったけど、バズリズムと関ジャムのランキングの話からどんどん逸れていくのでやめます笑
今年もこの中から紅白レベルに飛躍するアーティストが出てくるのか。今回掠りもしていなかった中から突然新星が現れてTikTokでバズるのか。もう予測できなくなってるからなぁ。それはそれで面白いのだが。
自分は相変わらずロックバンドにフォーカスしながら今年も色んな音楽に触れていこうと思います。ライブ行きたいー。
では(=゚ω゚)ノ