たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

超個人的2020年名MV曲ベスト20

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今年もやります超個人的年間ランキング。

コロナ禍でステイホームしていた時間が多かったため、人生で一番YouTubeを垂れ流していた1年間だったと思う。ライブに殆ど行けなくなった分、色んな新しい音楽に触れたなー。

というわけで早速2020年聴きまくった楽曲20選、いきます。7月に書いた上半期版からもランクインしてます。

2019年版はこちら

 

 

20位
エモめの夏 / Lucky Kilimanjaro

ラッキリらしい爽やかな夏ナンバー。『エモめ』という言葉が余りにも令和すぎる。他にも『この人生チルしてばっか』とかね。

『青い空 ベッドの上 散らかった部屋』っていう並列は昨年取り上げた "HOUSE" にも通じるところがあるかも。散らかった部屋の中のベッドの上が一番視界の開ける場所からなんだよなぁ。明るいようで根は引きこもり。

「ネタパレ」のエンディングでも使われてたから、意図して聴いた回数以上に耳にする機会が多かったです。

 

 

19位
てねてね / 悒うつぼ

今年知ったアーティストの中では一番の衝撃度かも知れない。

いくつかの単語をを不規則に連呼しているだけのように聴こえるが、歌詞を読むと分かる。『起きて働いて食って働いて食って寝て』を5回繰り返した後に『寝て』を連発している。これ「起床(朝食抜き)→午前仕事→昼食→午後仕事→夕食→就寝」を平日5日間繰り返したあと土日ずっと寝てるって事なんだよな。理解できたらゾッとする。こんだけ少ない語彙で日本人の働き方を表しつつ歌詞的にもリズム的にもインパクトを残すセンスはやばい。これが一年で130万以上再生されてるのは日本の闇だろ。

一通りの曲を聴いたが、MVはどれもこんな感じ。キャラクターが可愛い。

 

 

18位
センチメートル / the peggies

毎年変わらず推してるペギーズの最新シングル。アニメタイアップ効果で大爆発。"君のせい" を超えるヒットになったようで嬉しい。ソニーのMVショートバージョン商法から抜け出せて本当によかったね…!

"センチメートル" という曲名に因んで、巻尺、三平方の定理、数式、磁石など理系要素が散りばめられていて楽しい。あとゆうほちゃんの鏡文字普通にすごい。オンラインデートを模した演出もコロナ禍ならではのMVって感じがしますね。

アニメ主題歌として正攻法で売れた良い例だと思います。

 

 

17位
終わらせたって構わないと笑った君へ / レベル27

レベル27はほんまにメロディとツインボーカルのハモりが良い。この曲に限らないが、Aメロに一番泣かせるメロディを持ってくる。Bメロになるとボーカルが変わるのでそこでまた惹きつけられ、そのままサビまで連れて行ってくれる。で、サビの曲調も明るく、しかしそれでいて歌詞はしっかり弱者に寄り添ってくれる。何回聴いても最後まで飽きない。

メンバーの入れ替わりがやや激しいが、何とか活動を安定させてこのままバズってほしい。

 

 

16位
ディザイア / PELICAN FANCLUB

この曲は既に語り尽くしてます。

 

 

15位
ごく平凡な青は、 / CYNHN

年末に滑り込みでハマり、ずっと聴いてるアイドルグループ。「スウィーニー」と読むらしいです。知ったきっかけはmol-74の武市さんが提供したと聞いた "氷菓" という楽曲。この曲が良かったので他の曲も聴いてみたらどれも良くてまんまとハマり、2020年リリースの曲の中ではこの "ごく平凡な青は、" のストレートな力強さを持つロックサウンドに惹かれた。

メンバーも全員似たような子がおらず特徴的で、2021年さらに注目したいグループです。

 

 

14位
架空船 / おいしくるメロンパン

おいしくるメロンパンは新曲をすかさず聴くというほど熱意を持ってチェックしてはないんだけど、この曲は刺さった。

ちゃんとギターベースドラムしか鳴ってないのにスリーピースの限界を明らかに越えてるんだけど、じゃあギターが2人いてフォーピースだったら出せる音なのかと言うとそうでもない、本当に不気味な演奏をしている。

Cメロの語りも一層雰囲気を醸し出している。語りは初めて聴いたと思ってるんだけど、MVのない曲では今までにも語りはあったのかな?

着実にスケール感を上げてきていると感じた一曲。

 

 

13位
アメイジンググレース / go!go!vanillas

まず、プリティ復活おめでとう。マジでデスからアゲインしたなー。動くプリティが観られるだけで嬉しい。

実を言うと最初はミセスの "ノニサクウタ" に似てるなと思った。

ノニサクウタ

ノニサクウタ

でもこの曲調はバニラズの方が合ってる。アレンジでテルミンとか入れてるのかな?すごくカントリー感が色濃く出ている。大サビで転調してるにも関わらず『全てを愛して』でメロディを変えて地声で歌い切るのも鳥肌ものだ。

コロナ禍の武道館公演も大成功だったようで。ほんと幸せに溢れるバンドだなと思います。『変わらずこのまま ままがいい』です。バニラズの未来に賭けてみよう。

 

 

12位
幽霊失格 / クリープハイプ

クリープハイプの「聴かせる系」の曲はほんまに沁みる。離れたところにいる相手なのか、別れたけど想いが残っている相手なのか、はたまた本当に亡くなった相手なのか、色々な解釈ができる。しかし何であれ物理的もしくは精神的に離れた相手を幽霊に例える発想、突飛なことではないんだけどもなかなかなかった。『そんな夜を』から始まる指示語の使い方完全無視な歌い出しも、らしさがある。

あとサムネにも映ってるけど、尾崎世界観が片脚浮かせる仕草めっちゃ好きなんだよな。

ちなみに僕はこのリリースに当たって行われた配信番組でパーパーほしのディスコを知りました。最初一般公募とかで当たった普通のファンかと思いました。

このあと公開された "モノマネ" の方が映画タイアップ効果で伸びてるが、僕はこっちの方が好きです。

 

 

11位
サーチライト / 秋山黄色

秋山黄色にハマるの遅すぎたわ。反省。先立ってショート尺のリリックビデオが公開された時からビビッと来ていたが、フルで聴いたら完全にやられた。結局どストレートなロックナンバーが刺さる。

2サビ後のオーケストラヒットの不規則なリズムも良い。よくそのまま弾きながらCメロ歌えるな。

"やさぐれカイドー" "猿上がりシティーポップ" の時から知ってはいて、"夕暮れに恋して" "モノローグ" で良いなとは思っていた。今回、トドメ刺されました。

 

 

10位
びりびりしびれる / ドミコ

この手の音楽演らせたらドミコの右に出る者はいない。イントロ、語感、サビ、終わり方、全部かっこいい。気怠さを感じさせる一方でしっかり鬼気迫るソリッドさで攻めてくる感じ、中毒性がやばい。『AHAHAHAHA』『LA LA LA LA LA』なんかも初っ端からドキッとする。何も考えずに聴いて何も考えられなくなれる。

そしてなんせMVの感じもかっこいい。マジで2人でやってんだなこのバンド。

アルバムもカッコよかったです。いつのまにかユニバーサルから出しててびっくりしたけど。

 

 

9位
君は青のままで / 26時のマスカレイド

自粛期間に本格的にハマったグループ。

透明感のある王道ビジュアルと華やかな曲調に惹かれるが、歌詞が結構面白いんだよな。特に1番2番ともにAメロ。歌い出しの『アトランダムしてさ』『アトラクティブしたら』みたいな変わった動詞表現は良い意味で違和感を覚えてフックになる。続いて『赤を足せば紫に 黄を足せば緑に 誰だって何色にでもなれるさ』『やがては濁って真っ黒くなる』と言うフレーズ。青春や若さを表している「青」というテーマに対して、文字通り絵の具の色を使ったそのままの意味の表現も交えているのが上手い。と思ったら『然りとて 元の色には戻れない』『何を足しても変わらず 元の色も分からない』と敢えてネガティブな表現も入れているのが面白い。元の色に戻れない=青色/若さは保てない、という意味かな。しかしそこを最終的に「青のままで」と括る大胆さで「いつまでも若々しく元気に」というメッセージに深みが出てると思う。

深読みしすぎかな。まぁいいや。とりあえず良い歌ですよ。なんせ推しが増えたのは喜ばしい事です。いつまでも可愛くいてくれ。

 

 

8位
こいつらあいてる / ニガミ17才

じわじわと露出が増えてきたニガミ17才。上半期には "幽霊であるし" も聴き込んだが、この "こいつらあいてる" はもうマジで抜け出せなくなった。聴いてて自然に身体が揺れる。中国語に聴こえるように組んでる歌詞も面白い。読まないと絶対何言ってるか分からない。いや読んでも分からない。

あとMV中のBa. イザキタツルの弾き方がカッコ良すぎるんです。ストラップ短めの構え方、指の動かし方、足でのリズムの刻み方、全部性癖に刺さりました。

 

 

7位
されどBGM / フレデリック

"こいつらあいてる" に続いてこちらも中毒性が高く何度もリリリピートした曲。フレデリックに再熱するきっかけともなった。MVというかリリックビデオだがまぁ良いでしょう。これが収録された「ASOVIVA」も買ったし、スルーしてた旧譜も買った。

フレデリック、今一度ライブ行きたい。

 

 

6位
清濁あわせていただくにゃー / わーすた

UNISON SQUARE GARDENのBa. 田淵が提供した楽曲。わーすたというグループは前々から知っていたけど、曲を聴いたのは初めて。僕はサムネの子が一番気に入りました。

サビでいつも鳥肌立つ。『爪は立てるけども優しめ』『足で砂かけちゃえ』などわーすたのコンセプトである猫を想起させる表現をしっかり多用しながらユニゾン節を全開にする技術は脱帽である。Cメロの『NO』を連呼するところなんかも斎藤宏介が叫んでる歌声が浮かぶ。

ここ1,2年でユニゾンにハマった俺を完全に田淵智也信者にした一曲。

 

 

5位
溶けない / マカロニえんぴつ

2020年大躍進を遂げたマカロニえんぴつ。かなり多くのMVを公開したが、その中でもこの "溶けない" はかなりリピートした。はっとりのメロディセンスはやっぱり群を抜いている。2サビ後の変拍子はちょっと謎だが、大サビの転調とか鳥肌もの。

ハマり始めた時はサブカル層にそれなりにウケて売れそうだなと思ってたけど、まさかこんなにがっつり中高生にも受け入れられる青春を彩るバンドになるとは思わんかったなぁ。

あとかみやどのメンバーが高校生役で一部出演してるのもびっくりした。ポイント高かった。

 

 

4位
不革命前夜 / NEE

昨年度取り上げた時にはさすがにここまでバズると思わなかったよ…

初めて聴いた時からイントロのギターリフでやられた。この手のバズり方をする曲としては異例にイントロが長い方だが、ストーリー仕立てのMVで引きつけて離さずに聴かせる技術が巧い。これに関しては曲の作り手側も映像の作り手側も天才すぎる。

人気のイラストレーターが手掛けたとか綾野剛などの著名人が紹介したとか、きっかけはそりゃあったとは思うが、それだけではここまで伸びない。

結成後まだ浅く、そこまで満足にライブできていないバンド。ここからどこまでビッグネームになるか楽しみです。

 

 

3位
GIVE & TAKE / 夜の本気ダンス

待ってたぜ夜ダン。そういうのを待ってたんだぜ夜ダン。

イントロからAメロを通してずっと同じリフが鳴ってたり、Bメロかと思ったらそのままサビも同じメロディだったり、マジで中毒性を絵に描いたような曲。大サビの後にもう一回Aメロがあってそのままアウトロなしで終わる構成もカッコいい。

MVに関してはもうやっぱり加藤マニしか勝たん。途中で曲止めて寸劇入れるのやめてくれてほんまによかった。今後もこのままでよろ。

この曲も収録された、近々出るミニアルバムも楽しみです。

 

 

2位
Enchanté / LAMP IN TERREN

上半期からずっと好きって言ってるけど下半期終わってもずっと好き。最初にティザーを聴いた時からワクワクが冷めない。

この曲に関しては、コロナ禍で初めて行った大阪城野音でのライブで一曲目に聴けたという思い出補正も大きい。大サビに入る時の大さんのカポ外しカッコよかったなぁ…マジで…

その後アルバム「FRAGILE」にも収録されてついに盤としての音源も手に入れた。もちろん名盤だったんだが、「FRAGILE」を名盤と思う気持ちよりも "Enchanté" を名曲だと思う気持ちの方がデカすぎた。

 

 

1位
スターマーカー / KANA-BOON

はい。文句なしです。ここに来て一位がKANA-BOONて安易ですか。いいんです。文句なしの一位です。

本格的なキーボードアレンジを取り入れた初めてのシングル曲にして、めしだがいなくなってから新体制のスタートとなる初のMV曲。それがヒロアカのタイアップも相まって久々の1000万再生突破。そして2020年コロナ禍で唯一行けたフェスであるOSAKA GENKi PARKで聴けた曲。思い入れが強くないわけがないだろう。楽曲的な考察は上半期まとめでやってるからいいや。とにかく感情論をぶつけさせてください。ほんまに好きです。

鮪がゆっくり休んで、またライブできる世の中になりかけてきた頃にでも元気に戻ってくることを祈ってます。

と言うわけで2020年No. 1ソングは "スターマーカー" でした!!!

 

 

以上!まとめると以下。

20位 エモめの夏 / Lucky Kilimanjaro
19位 てねてね / 邑うつぼ
18位 センチメートル / the peggies
17位 終わらせたって構わないと笑った君へ / レベル27
16位 ディザイア / PELICAN FANCLUB
15位 ごく平凡な青は、 / CYNHN
14位 架空船 / おいしくるメロンパン
13位 アメイジンググレース / go!go!vanillas
12位 幽霊失格 / クリープハイプ
11位 サーチライト / 秋山黄色
10位 びりびりしびれる / ドミコ
9位 君は青のままで / 26時のマスカレイド
8位 こいつらあいてる / ニガミ17才
7位 されどBGM / フレデリック
6位 清濁あわせていただくにゃー / わーすた
5位 溶けない / マカロニえんぴつ
4位 不革命前夜 / NEE
3位 GIVE & TAKE / 夜の本気ダンス
2位 Enchanté / LAMP IN TERREN
1位 スターマーカー / KANA-BOON

 

冒頭で色んな新しい音楽に触れたと書いたが、何だかんだ前々から好んでいるアーティストばっかりになってしまった。やっぱり、今までの自分のスタンスとしてはライブの予習みたいな位置付けで音源を聴いていたところがあったから、ライブに行けるわけでもないのに新しい人に手を出しても…みたいな気持ちも正直あったな。

でも、何回も言ってるけど大手を振ってライブ行けるようになるのはいつになるか分からんし、しばらくは音源で満足しないと行けない期間は続く。その為にサブスクにも積極的に手を出していこうと思ってるんだし、まずはライブを見据えずに色んなアーティストを見つけていきたいな〜と思う。もう、バンドにこだわるつもりもあんまりないです。皆さん色んなアーティスト教えてください。

2021年もどんどんYouTube観ていきましょう!

 

明日はベストディスク20を完成させてアップしようと思います。関ジャムまでに。

 

では(=゚ω゚)ノ