やぁみんな!!こんばんは!!今日も元気に音楽を政治批判に利用してる!!?
ライブはろくにないけど時は過ぎる。人類が残ってれば歴史の教科書に載るであろう暗黒の年号こと2020年も半分終わりました。ということで上半期よく観たMVをおさらいしようと思う。
ライブは無くてもMVは公開される。今期も良い曲にたくさん出会えました。順位はつけないけど20曲+特に推したい5曲の計25曲をアーティスト名五十音順に列挙していくので興味のあるものがあったら聴いてみてください〜。曲名をYouTubeのリンクに繋げてます〜。
Philosophy / [Alexandros]
レディクレで初めて聴いた曲。一聴して好きになった。『マイナスの感情はマイナスでしかないの?』からの『マイナスの感情はマイナスで×ればいいよ』は何回聴いても好き。ここのメロディも好き。
もううんざりだ! / OKOJO
"最低なラブソング" のヒットで新曲のハードルは爆上がりしてたと思うけど、クオリティ保ってきたなーと。通販限定のCDが初回分即完して逃した時はマジで焦った。2回目で買えてよかった。
あの頃の君によろしく / Osage
なんだかんだ気に入ったOsage。Aメロで淡々と動詞の終止形を並べて韻を踏み続けてからの、サビで一気にメロディが駆け上がっていく感じが好き。
ただただ、安定だな、と。サビ入りのリズム感と徐々に上がっていく音程が不思議な感覚。
ライブ映像を繋ぎ合わせて作られてるけど、コロナがなかったらまた違った演出のMVになっていたのかな、と思ったり思わなかったり。
新しいアルバム収録曲から結構な数のMVを出してたけど、これが一番中毒性がある。"カンタンナコト" みたいなダークな世界観を今のオーラルに上手く落とし込んでると思う。
感染源 / 感覚ピエロ
これ公開3月頭ですよ。行動が早すぎるだろ。久々の100万回再生到達。これはもうVo. 横山さんがツイートした内容が全てだと思う。『100万回再生して頂いた、それが答えだと思います。』
プリティがいるだけで感動モノだが、シンプルに曲が良い。音も歌詞もメロディも。このご時世に『僕らの未来に賭けてみよう』なんて言えるアーティスト、強いに決まってる。
びりびりしびれる / ドミコ
イントロから文字通りしびれた。歌い方は脱力感があるのに演奏が尖りすぎててなんかもうわけわからん。
万事思通 / NEE
小文字neeから大文字NEEに改名。曲展開が目まぐるしくて良い意味での頭おかしさに磨きがかかってる。もっと追っていきたいと思えるバンド。
幽霊であるし / ニガミ17才
コロナがなかったらもっと跳ねてたであろうバンドの代表格のひとつ。この風貌と音楽とMVの演出でカッコよく出来るのは才能でしか無い。
北上のススメ / ネクライトーキー
突然海外勢にウケて再生回数と海外コメ爆増してるの面白すぎるよね。北上では済まなかった。『北へ向かえば』を連呼するサビと、それを鬱陶しいぐらい主張する字幕。これでいい。ネクライトーキーの音楽は鬱陶しくていい。
この曲も好きやけどとりあえずBRADIO自体にハマった上半期。ゴールデンウィークBRADIOばっかり聴いてた。何気にこれ一発撮りだよな?MVも含めて面白い曲。
曲の構成 "Ca Va?" と一緒すぎるだろとは思うけど、そんだけ何回も聴きたくなる中毒性がある。あとMVで全部の楽器披露してるの地味にすごいと思う。
People Get Lady / ビレッジマンズストア
既存曲の様な爆発力はないけど、ブレないカッコ良さがある。1サビ終わりと大サビ前の『スコープ開き肥大してる』から始まる畳み掛ける様な単語の乱発がマジでカッコいい。
あとMVがあまりにも加藤マニで好き。
2019年ベストMV曲ランキングにて選出したアイドルグループへ提供された玉屋2060%曲第二弾。歌詞の語感におけるキャッチーさが健在なだけでなく、サビのメロディと歌詞は普通に感動もの。
Amulet Song / PELICAN FANCLUB
ペリカンの真骨頂と言えるドリームポップ。もはや同音異義語の域に達しそうな押韻が特徴的。そして最後の『間違いの全て正解だったんだ』というフレーズに励まされる。
としとしとしとし。
桜色カメラロール / 真っ白なキャンバス
自粛中にプチハマりしたアイドルグループのメジャーデビュー曲。全てが王道のアイドルJ-popという感じ。響かない人はいても、嫌いな人はいないのでは。
夜に駆ける / YOASOBI
今回の中でこの曲だけ公開自体は2019年だけど大目に見てください。なんだかんだ聴くよねあんだけ人気だったら。で、なんだかんだしっかりかっけぇもん。何度でも聴きたくなる。
緑黄色社会についてはもう特筆できる事項はないんだけれども、とにかく売れてくれて本当に嬉しい。アルバムリリース延期になったまま音沙汰ないけどいつになるんや…?
終わらせたって構わないと笑った君へ / レベル27
毎回きっちりハズレのない泣きメロを投下してくるのがレベル27。サビのハモりも綺麗。なんかYouTubeよりEggsでバズってる模様。インディーズ界隈で知らない人はいない、ぐらいにまでは登り詰めてほしいなぁ。
続いてベスト5。
こちらもアーティスト名の五十音順に。
yumeutsutsu / 赤い公園
新体制初のフルアルバム『THE PARK』が名盤過ぎるんだけど、そのラストナンバーのこの曲がもう。
たまたまMVプレミア公開のタイミングに立ち会えたので合わせて観たんやけど、良すぎてその場でプラス2回観た。
イントロのクセ強く歪んだギター、サビの疾走感溢れるメロディとシンプルなエイトビート、落ちサビから大サビへいくときの起爆剤の様なタム。言うことなし。
イントロの裏で変なタイミングで鳴る「カチャッ」みたいな音は何の意図があるんやろ。
MY LAND / Wienners
神宿に提供された楽曲たちで玉屋氏を知るところから入ってハマったWienners。そこに畳み掛けるようにドロップされたメジャー復帰アルバムがもうTHE玉屋。リードトラックのこの曲も然り。イントロなしでいきなり爆発力があるし、その後のシンセも安定の4つ打ちもカッコいい。
そして全編リモートで制作されたMVも良い。ステイホームしてたってこんな良い物が作れるんだと、音楽について教えてくれたのはWienners。これからもついていきたい。
スターマーカー / KANA-BOON
めしだの脱退を経て本当にもうダメかと思ってたKANA-BOONが完全に息を吹き返した。ヒロアカ効果も大きいんだろうけど本当に嬉しい。
特徴的な韻の踏み方や音の似たワードの繰り返しはないけど、「オールマイト」と韻が同じ『オールライト』とか、ラストの「ヒーロー」にしか聴こえない『広く』とか、ヒロアカ色をしっかり入れてて上手いなと。一方で、めしだのことを思わせる『変えられない過去に色を塗っていく』って歌詞はバンドとしての新たなスタートを示唆してるのかなと。
曲のキラキラ感にしっかり噛んでるキーボードアレンジとか、こいちゃんが2Aで途中から16ビートになるとことか、めしだがいなくなったこのタイミングで敢えてなのかなと思わなくもない2サビ後の露骨に目立つベースとか、演奏も本当に全部好き。
あぁもう本当に全部好き。ベスト出して終わりじゃない。ホールツアーなくなって終わりじゃない。KANA-BOONはここから。
ユースレスマシン / ハンブレッダーズ
サブスク全盛期のこの時代に、CD世代の人間全員にぶっ刺さる。マジで関ジャムのランキングでいしわたり氏辺りに紹介されるんじゃないか。
『時代遅れのガラクタで静寂をシャットアウト』『ベスト盤には入ってないあの曲が好きなんだ』など、全音楽好きが共感する歌詞。言葉選び自体も秀逸やけど、一方で2Aの『頼りのない便りをしたためよう したたる涙を原動力に たどたどしさに宿る正しさに 僕はいつでも恋をする』なんかは語感も素晴らしすぎて聴いてて気持ちいい。
「ユースレス」という言葉もuselessとyouthがのダブルミーニングになってて上手い。
MV散々観た後にアルバムを聴く機会があって、改めて歌詞読みながら聴いたらちょっと泣いてしまった。音楽を愛する人たちの味方になる曲だと思う。どうかメジャーでも変わらず世界を変える娯楽を。
Enchanté / LAMP IN TERREN
先駆けてオフィシャルオーディオ(と言いつつほぼリリックビデオ)が公開された時から好き。何ならその前にツイッターでティザー公開された時から好き。
キラキラしたタイプのテレンの最高峰。サビのメロディがもうマジで全部好き。
ラスサビの『心のままの君と空に落ちたい』のところで大さんが空に手かざすのカッコ良すぎます。ずっと大さんしか出てこないけど、大サビでメンバー全員の演奏シーンとか出されてたら鳥肌立ち過ぎて鳥になってたと思う。
以上!気になった曲があったら観てみてください!
ライブ無いからMV観るしかないんだわ。でも、最近やっぱり流石にMV公開も若干減ったというか、リリックビデオや公式のオーディオがアップされることが増えた印象。そういう系のコンテンツってどうしても完全なMVほど再生回数が伸びなかったり話題にならなかったりするけど、これを機に同じぐらいの熱量でチェックしていくようにしてみるといいかも知れないっすね。
アーティスト側も自由に動けない状況で、最大限供給できるものを提供してくれているように思う。こんな状況でも色々公開してくれる皆さんには感謝ですよ。あとYouTube観られるテレビ買っといてほんまによかった。
下半期も同じような生活が続くでしょう。これからも色んな曲聴いていこう。今だからこそ見つけられる音楽を。
では(=゚ω゚)ノ