緑黄色社会「緑黄色夜祭 vol.9」行ってきました!
今回初めて観ることになる緑黄色社会の、東名阪対バン企画。
メンツ強すぎませんか?
今の邦ロック若手四天王と言っても過言ではない。チケットは全公演ソールドアウト。そらそうやろ。
去年のワイルドバンチで初めて観る予定やったのが台風で中止になり、それ以降機会が無かったリョクシャカ。やっと観られる。
入場時に「どちらのバンド目当てで来られましたか?」とアンケートを取られてネクライトーキーのTシャツ着てネクライトーキーのタオルを肩に掛けた状態で「緑黄色社会です」て断言した。
ちなみに去年予定されていた緑黄色夜祭vol.8も大阪公演がまた別の台風で中止になっていた。自然災害多かったもんなあの時期。というわけで緑黄色社会サイドとしても熱量が半端ない。楽しみでしかない。
先行物販で買ったリョクシャカラババンを着けて待機。
白と黒があったんやけど緑黄色社会に黒のイメージがあんまりなかったので白にした。
パンパンのBIGCATはミナホを思い出す。両バンドともメンバーの過半数が女性やからか男性率が高いような気がした。
開演までの場内BGMはSaucy Dogとマカロニえんぴつの楽曲がランダムに。各会場でのゲスト以外の2組の曲が流れてる感じなんやろうな。対バンツアーって感じがするとともに、なんか今時っぽい。
そして時間になり、照明が落ちて歓声が上がった。
ネクライトーキー
観るのは3回目になるけど、Key.むーさんが正式加入してからは初めて。
あくまでゲストやし代表曲から始めるかと思ったら石風呂曲のカバー "あの子は竜に逢う" からスタート。実はボカロ時代の曲は全然詳しくないんですよね。セトリとか見て、曲名は聞いたことがあるんやけども。歌詞のボカロらしい言い回しが独特で、軽快な曲やった。
続いてもっさがマイクから顔を遠ざけ、「こんがらがった!!!」とシャウト。"こんがらがった!" で一転一気に大盛り上がり。
"めっちゃかわいいうた" では原曲の歌詞『今はただの平成30年だ』を期待通り『今はただの令和元年だ』に替えてた。3月のハルバンで平成31年バージョンも聴いてるから、今のところコンプリートしてる。大サビ前で朝日さんが「ギター、俺!!!」と叫んでギターソロも暴れ倒してた。
MCではゲストに呼んでもらえたことに対して緑黄色社会に感謝の意を示そうにも「りょくおうしょく」が言えないもっさ。
「りょくようしょく…ろくおう…ちょっと待って」
(一旦マイクから離れる)
「ふー。りょくよ…(´・ω・`)」
可愛い。わざとやってるやろ。可愛い。
続いて朝日さんが「(呼んでもらったけど)俺らでよかったんかな?綺麗な方々の中に不純物が…」
不純物www
MCから次の曲紹介、もっさが真面目なトーンで言った「浮かれた大学生は死ね。」にちょっと笑いが起こった。"浮かれた大学生は死ね"、これもボカロ曲のカバー。曲名の割に激しく暴れる曲ではないんやなw
2回目のMCではもっさが何故かケータリングの弁当に言及し、Ba.藤田さんに「それ多分せんでええ話や」と突っ込まれる。
しかもそれでも弁当の話を続けときながら「野菜いっぱいあった。やっぱり、(緑黄色やから)そういうことなんかなーって、思った」とだけ言って完全に着地点を失くす。分かった!多分この人そんなに頭良くないな!
結局自分で「はい」と言ってMCを強制終了。「よいしょ」といって電灯の紐を引っ張る仕草をしたのに合わせて照明が落ち、客席からおぉっと声が上がる。
暗闇の中でもっさが朝日さんに近づき、アンプのボリュームを上げていくジェスチャーから始まるのが定番の "許せ!服部" へ。前半は音源よりちょっとテンポ落としてる?と思ったら、朝日さんの「服部って誰やあああああ!!!」のシャウトで始まった後半はこれまで観たライブアレンジよりも更にテンポ速い気がした。その後の「1 2 3 4!」のコールで音合わせするやつ、最近やと観客も一緒になって叫ぶんやな。ほんますごいなこの曲。観る度にアレンジが進化してる。
全員での5カウントから始まった"オシャレ大作戦" も安定の盛り上がり。カズマ・タケイのドラムソロがめちゃくちゃ激しくなってた…!!2番のサビでは『リョクシャカヘヘイヘイ』と歌詞を替えて大歓声。
最後はいつも通り "遠吠えのサンセット" でぐちゃぐちゃになって終わり。いやー安定の楽しさやった。緑黄色社会だけを目当てに来た人も引き込めたんじゃないかと思う。不純物などではなかったよ。
"あのころ見た光" から始まり、初っ端から観客と合唱を起こす。「幸せ -EP-」の初回盤についてるライブDVDで予習してたので、しっかり声を出せました。『ラララ』の部分、音源では裏声やと思うんやけど今回は全編地声で力強く聞こえてきた。それでも外さず伸びやかに。晴子さんすごい声量。3つ4つぐらい年下やったと思うんやけど美しすぎて晴子ちゃんとか呼べねぇよ。晴子さんですわ晴子さん。
続いて「今日は日曜日!」と言ってベースのスラップから入った "にちようび"。EPのラストナンバーであり、個人的にはEPの中で一番好きな曲なので、序盤から来てかなりアガった。なんせ歌詞がね、社会人の味方すぎるんだマジで。さらに東名阪の中で日曜日はこの日だけなので、この曲に対する思い入れも強くなる。余計に好きが増したね。
MCでは挨拶に加えて「ネクライトーキーさんに拍手を!」と対バン相手を讃えたと思ったら、Gt.小林くんが「緑黄色社会史上初だよね、「死ね」って言葉が出たの」と "浮かれた大学生は死ね" をイジってみんな爆笑。
「死ねなんてねぇ、そんな言葉は言っちゃダメってお母さんに教えられてきたから(ドヤァ) そこら辺どうですか、浮かれた大学生だったpeppeさんは」といきなり振られて「いやいや、真面目にやってきましたよ??」と焦るpeppeちゃんが可愛かった。対バンらしいMC。
この日は6月9日、ロックの日ということで「私たちなりに熱いライブをしたいと思います」と晴子さん。"ひとりごと" でピンボーカルゆらゆら暖かく歌ったかと思えば、次はギターを持って "逆転" で怖いぐらいのダークな雰囲気を出す。演奏前にフッと照明が落ちて、囁くように「逆転。」って言ったのかっこよすぎたな… EPの中でもこの曲には度肝抜かれた。
EPの表題曲 "幸せ" ではMVと同様晴子さんとpeppeちゃんのツインキーボード体制。やっぱりバラードになると一層安定の映えっぷりやわ…
そしてここまででEP収録の4曲を全部演り切ったので、ここからはセトリに予想がつかない。ワクワクが増す。
その流れで来たのは "Bitter"。サビで手を電話の形にして左右に振るのもDVDで予習済み。楽しかった。
からの "Alice" でぶちあげ。緑黄色社会のCDを買うきっかけになった曲。入りのベースがめちゃくちゃカッコいい。つかあそこピック弾きやったんやな。アホなのでカッコいいベースラインは大体指弾きやと思ってたんやけど、そういうわけでもないと知った。
サビ終わりに『アリス』ってみんなで叫ぶのもしっかりやってきた。
本編最後は "始まりの歌"。これもサビの『ララルラ』で晴子さんがマイクを客席に向け、みんなで大合唱。
アンコールでは先日の名古屋で解禁されたワンマンツアーを改めて発表。大阪も広島もなー平日なんだよなー予定が分からんなー。前回のツアーでは広島はCave-Beでソールドしたけど、次クアトロってキャパ一気に跳ね上がりすぎやろ。勢いがすごいな。さすがにクアトロやったら一般でも取れるかな…
アンコールは "またね" を演奏。リョクシャカで初めて聴いたのは確かこの曲。名前しか知らなかったときにMVを観て、一瞬「あれ、ガールズバンドやったんや」て思った覚えがある。違う。
そういえば "リトルシンガー" 演らなかったな…この曲だけで記事ひとつ書いたレベルに好きなんやけどな…
タイアップというかキャンペーンソングやからあんまり演らんようにしてるんかな?いつか聴きたいなぁ。
最後にネクライトーキーのメンバーを呼んで写真撮影。イベントで共演してはいたけど実はまともに話すのは初めてという彼ら、距離感が面白かったw 「あ、こちらにお願いします…」「あ、はい失礼します…」みたいな感じでお互いペコペコしてたのほっこりした。
「緑黄色夜祭vol.9 大阪編」
— 緑黄色社会 (@ryokushaka) 2019年6月9日
実は初めましての#ネクライトーキー と❗️
最高の出会い、最高の時間でした
ありがとうございました💚#緑黄色夜祭 pic.twitter.com/liWxVHZeCr
ロックの日に相応しい楽しいライブやった!来年のロックの日は調べたらド平日(火曜日)らしいのでライブに行けていることはないでしょう。良い思い出になりました。
ネクライトーキーは7月に出るミニアルバムがほんまに楽しみ。石風呂ボカロ曲のセルフカバーアルバムで、今回演った "あの子は竜に逢う" "浮かれた大学生は死ね" も入る。絶対買う。
緑黄色社会は次は8月のサマソニで観られますね。まだタイムテーブルが出てないから何とも言えんけど、ワイバンでお預けになった野外リョクシャカも楽しみや。
両バンドとも今年更にハネると思うので皆さん聴いてね〜。
では(=゚ω゚)ノ
緑黄色社会 緑黄色夜祭 vol.9
6/9 心斎橋BIGCAT
ネクライトーキー セットリスト
あの子は竜に逢う
こんがらがった!
レイニーレイニー
めっちゃかわいいうた
浮かれた大学生は死ね
がっかりされたくないな
ゆうな
許せ!服部
だけじゃないBABY
オシャレ大作戦
遠吠えのサンセット
緑黄色社会 セットリスト
あのころ見た光
にちようび
ひとりごと
逆転
アウトサイダー
幸せ
Bitter
Alice
真夜中ドライブ
始まりの歌
(en.)
またね