またひとつ、まだまだ評価されていくべきバンドが止まってしまう。
きのこ帝国が活動休止。勿体ないなー。界隈全体でも結構な衝撃やぞこれ。
最近Vo.佐藤千亜妃さんのソロ活動が活発やったから、お知らせが来た時は予想ついてしまってたけども。
Ba.谷口さん脱退かー。家業継ぐのかー。まぁでも割と正直かつ綺麗な閉じ方ではあるよね。
こないだのハンブレッダーズ吉野の件もそうやったけど、ちゃんと全部表明してくれたら聴き手側としてはまだ受け入れられるというか。
まぁ欲を言えば最後にツアーしてほしかったけどなー。当日付でスパッと休止されるとほんまに円満なのかなとは思ってしまわなくもない。
ワンマン行く機会が最後まで無かったなぁ。これまでのツアーも、近場の公演が無かったり、あってもド平日やったり。
フェスやイベントでは観たことあったのが救いか。2016年のメトロックと2017年のロッキンレディオ。メトロックで "スピカ" 演ってくれたの嬉しかったなぁ。
ハマったのこの辺の時期やったんよな。ちょうどメジャーデビューした時か。"桜が咲く前に" とか "怪獣の腕のなか" がめちゃくちゃ気に入って。
優しすぎるだろこの雰囲気。"ユーリカ" "海と花束" 辺りも当時から知ってたけど、自分のタイプってやっぱりポップ寄りなんかな。バンドとしては一番ボロクソ言われてた時期やったけどな。
「猫とアレルギー」でやいやい言われて、「愛のゆくえ」では再評価されて。でもそれまでの知名度を覆すレベルで「タイム・ラプス」がめちゃくちゃ絶賛されてて、"金木犀の夜" もすごい伸びてさ。ここから余計に一般に浸透していくんやと思ってたんやけどな。
千亜妃さんのソロ活動もそれぐらいから始まったけど曲調は全然違うし、完全に棲み分けてんやなーと思ってたのにバンドの方が止まってしまったか。
最後の曲は "夢見る頃を過ぎても" になるのか。
"金木犀の夜" の伸びがすごかったけど、こっちも好きやで。昔のきのこ帝国と今のきのこ帝国の魅力が上手く合わさってる気がする。曲調にしても声にしても。そういう意味では奇しくも最後の曲にふさわしくなってるのかな。
これからはソロ活動充実させていくんやろうなぁ。やっぱり願わくばきのこ帝国を続けてほしかったけど、まぁ本人のやりたいことを末永く続けていってくれたらなと思います。
きのこ帝国に限らずどんなバンドの休止や解散でもそうやけど、音楽はずっと残るからね。ずっと聴き続けますね。
では(=゚ω゚)ノ