ネクライトーキーのワンマンツアー、広島公演に行ってきました！
なんだかんだで3ヶ月ぶりのライブ。ネクライトーキーのライブを観るの自体はコロナ禍になってから初だ。
5月に出たアルバム「FREAK 」のリリースツアー。昨年3月に「Zoo!!」のツアーも行く予定だったが、5月→7月と二度延期した末に中止になっていたため、ちょうど1年越しのリベンジとなる。フルアルバム2枚分の新曲が溜まっているような状態でのツアーだったので、セトリもどう組んでくるのか楽しみだった。
会場は広島VANQUISH 。2019年のハルバンで初めて行って以来で、ワンマンで来るのは初。てかこのライブハウス自体が2019年の年明けにオープンしたばっかりだからな。
フロアに入ると、例の如くディスタンスを保つためのマークとして黄色いシールが床に貼られており、前から順に番号も振られていた。一番後ろの番号で150番ちょいだったように思う。VANQUISH 自体のキャパは450〜500だから、最大収容人数の大体1/3ぐらいかな。自分は100番辺り、大体半分よりちょい後ろぐらいのところ。
ほぼ定刻通りに開演、もっさを始めにメンバーが出てくる。もっさ毛先だけ紫になんか染めちゃって！カズマタケイも明るめの茶髪になんかしちゃって！藤田さんはMVでも既に出てる通りの銀髪に青。むーさんと朝日さんは安定。
"気になっていく" からの "はよファズ踏めや" と、アルバムと同じ並びからスタート。"気になっていく" の「ダバダバダ」や "はよファズ踏めや" の『だらだらだらだ！』など、コロナ禍でなければシンガロングが飛んでいたであろう掛け声たちがメンバー間で飛び交う。
VIDEO
VIDEO
"北上のススメ" ではMV同様イントロで左右に身体を向けるメンバー。観客も激しくは動けないなりにさりげなく身体を左右に揺らす。この曲結構藤田さんのベースエグいのね。めちゃくちゃ指動いてる。あんなに忙しいと思わなかった。
あと2番の『見せ場でバッターが空振り三振』のところで藤田さんとむーさんが野球のジェスチャー してたのゆる過ぎて好き。
VIDEO
"めっちゃかわいいうた" では、初めて聴きました『今はただの令和3年だ！』。オリジナルの『平成30年』から始まり毎度聴いてきたが、ついに『令和2年』だけ聴くことなく3年になってしまった。
『臨兵闘者皆陣烈』も本来なら観客全体で叫ぶところだが、皆我慢して拳で反応。
最初のMCではもっさが先述の床に貼られた黄色いシールに触れる。黄色い「ちょぼ」という表現をしてカズマタケイに全く理解されないくだり面白かった笑 俺は分かるよ、ニュアンス。
朝日さんが『隣と距離が空いてて自由に動きやすいと思うので、好きに踊ってもらえたら！』とコロナ禍キャパを逆手に取って盛り上げると、曲名から文字通り踊らせる "踊る子供、走るパトカー" "カニ ノダンス" と続く。
"踊る子供、走るパトカー" は頭の「何してんねんお前」が謎すぎるけど好きすぎる。"カニ ノダンス" では蟹を模して手をチョキにして振ってる人がいたな。
前作から "ぽんぽこ節" はアレンジがすごかった。トリッキーすぎる曲調がウケていないのかMVの再生数はそこまでだが、これは音源を聴くより完全にライブアンセム だなとここで実感。"許せ！服部" 的な。
そんな "許せ！服部" も中盤で披露。2番に入った途端スピードが爆上がりする安定のライブアレンジ。もっさがギターを置いて他メンバーを煽るくだりも健在。改めてもっさと藤田さんの身長差がジワる。「CD」「ライブ」と書かれた札を上げ下げして音源バージョンとライブアレンジを行ったり来たりするやつほんまにすごい。なんかもう最後の方両方の札上げてたし笑 全員の息が合ってないとできないよあれは。
朝日さんが煽ってもっさもギターを弾き始めたと思えば、最終的にむーさんまでショルダーキーボードを構えて前に出てきて、カズマタケイ以外の４人が全員お立ち台に乗って横一列に並んでパフォーマンス。めちゃくちゃカッコよかった。声出さずに乗り切った自分を褒めたい。
やっぱり "許せ！服部" はどこまでも進化していく曲だ。ライブ音源をCDにするべきと思うし、だからこそライブでしか聴けないままにもしておいてほしい。
ここで暴れる流れがひと段落。
朝日さんが「ジャズマスター を使ってみたくて作った」という "豪徳寺 ラプソディ" では哀愁の漂う治安の悪い金属音(もっさ曰く)を鳴らしたかと思えば、『Zoo!!』の中でMVのない曲の中でも特に好きな "夏の暮れに" を聴けたのはめっちゃ嬉しかった。サビのメロディも、Aメロと似た音階をなぞるイントロのキーボードも好きなんだよなー。
"思い出すこと" を演ったのはびっくりした。アルバムの後半に置かれたキーボードオンリーの短い曲で、インタールード的な位置付けだから、ライブでは演らないと思ってた。
が、その次に "大事なことは大事にできたら" が来て、納得がいった。"思い出すこと" のメロディが完全に "大事なことは大事にできたら" のAメロと同じなんだ。どういう意図があるのか、アルバムの中でどういった立ち位置にしたかったのか分からないけど、面白い。
この後に、アルバムでなら "思い出すこと" の次に来る "続・かえるくんの冒険" が来たのも面白い流れだったな。
VIDEO
かえるをイメージしてなのか、サビでステージが緑色の照明に染まるのも粋だった。
もっさ「アルバム2枚出してこんだけ曲が溜まっていて…じゃあ、一番新しい曲って何なんだろうって話なんですけど」FREAK の曲になるんじゃない？」FREAK だって〜〜！？」
という茶番()から繋がれたのは、アニメタイアップが発表されている最新曲、 "ふざけてないぜ"。フルで聴くのは初となる。予想してなかったので嬉しかった。ネクライトーキーらしく、またアニメ主題歌らしいめっちゃ軽快で楽しい曲だった。9月にシングルリリ ースも決まっている。楽しみ。
VIDEO
ここからラストスパートが始まり、"誰が為にCHAKAPOCOは鳴る"。分かりやすい4つ打ちのイントロにメンバーも客もめっちゃ飛び跳ねてた。曲中何度も繰り返される『CHAKAPOCO』のコールアンドレ スポンスも、今は声を出せないので全力で手を挙げて応えた。
からの "こんがらがった！" "オシャレ大作戦" という王道キラーチューン2連発。 "オシャレ大作戦" は2サビで安定の『広島ヘヘイヘイ』。いつもならフロアから歓声が湧くところを声が出せないのを分かっているからか、いつもよりもっさが力強くヘヘイヘイを叫んでいた気がした。
ラストはアルバムから "Mr. エレキギター マン"。これまでネクライトーキーのライブは "オシャレ大作戦" で盛り上げてからの "遠吠えのサンセット" で暴れて終わるのがお決まりだったので、ついに取って替わるナンバーが出来たのかなとか思ったり。
楽しい曲なんだけどイントロのキーボードのリフやサビも結構メロが良くて、今後もアンセム になっていくんじゃないかなと思ってる。
大体本編終わってからアンコールまでの間って照明落ちたままじゃないですか。だからみんなまだあるよなと思って、言ってしまえば予定調和的にアンコールを待つじゃないですか。
今回は本編が終わった後フロアの照明が全部点いたので、もしかしてマジでこれで終わり？今回のツアーアンコール無し？と思った。なんか久々に心からアンコールを待って手を叩いていた気がするな。
だからメンバーがもう一回出てきた時は嬉しかったな。再度照明が落ち、アンコールは "夕暮れ先生"。からの、結局ここで来ました "遠吠えのサンセット"。「FREAK 」の曲は "夢を見ていた" 以外全部演ってたし、その "夢を見ていた" はアルバムのエンディング的な曲だから演らないかなと思ってたので、アンコールは過去曲かなとは思っていたが。
"遠吠えのサンセット" はコロナ前ならこれで最後だからと言わんばかりにモッシュ が起こっていたが、みんなしっかり黄色いちょぼの位置をキープ。さすがです。
コロナが終わったらまたこの曲で思いっきり暴れたいね。
帰り際に物販。久々に貢いだ。ボディバッグとTシャツとパスステッカー。
Tシャツは今ツアーの新作じゃないやつ買うっていう。背中のデザインが可愛かった。
パスステッカーはアンコールの時のMCでもっさが宣伝していたのを聞いて買った。「どこかに貼って、10年後とかにボロボロになったこれを見てネクライトーキーのライブ行ったなって思い出してもらったら嬉しいです。LIVE ENJOY PASSって言って、ライブ楽しんだ人しか買えないんですけどｳﾌﾌﾌﾌﾌ…」てニヤニヤしながら話してたの可愛すぎたよ。拍手起こってたし。もっさ可愛いほんまに可愛い付き合ってくれ
んで総額が5000円を超えた(7200円)のでショッパーもついてきた。というかショッパーが可愛くて欲しかったからこんだけ買った。使うところないのにな。
以上です！
久々のライブ楽しかったな〜。思えばネクライトーキー、ワンマン初だった。長尺のライブはやっぱり楽しいね。
ネクライトーキー自体も、"オシャレ大作戦" でバズって一気にメジャーデビューしたけど、アニメタイアップなど着実に人気を獲得しているように思う。楽しいバンドなのでまだまだこれからも色んな人に知られてほしい。
もっさ可愛い。
皆さんぜひ。
では(=ﾟωﾟ)ﾉ
ネクライトーキー ONEMAN TOUR ゴーゴート ーキーズ！！2021
7/11 広島VANQUISH
セットリスト
01. 気になっていくカニ ノダンス豪徳寺 ラプソディエレキギター マン
en1. 夕暮れ先生
VIDEO
