たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

コロナ禍のキュウソネコカミで生きてる実感湧きまくり

キュウソネコカミのワンマンに行ってきました!!!

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2月のインディゴはホールだったし、4月頭のクアトロは4マンだったので、ライブハウスでのワンマンはコロナ禍初。

この日仕事がたまたま早出早上がりだったので、残業なく終われば当日券で行けるのではないかと。まぁそれに気づいて完全に行く気になったから残業せず無理矢理終わらせたんだけども。17時に職場出たら余裕で間に合うね。

 

当日券は6000円。クアトロのワンマンにしてはお高め。やはりこの状況ではチケ代は少し上げざるを得ないんですよね。

そんな訳なので物販は我慢しようと思ってたけど気づいたらTシャツ買ってました()

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可愛かったんだ…笑

本当に我慢しないとと思ってるなら物販コーナー覗きすらしちゃダメですわ。

 

諸々の感染対策の手続きを終えて入場。さすがにキュウソレベルだとクアトロでも制限キャパ指定席では満員。ガチで一番後ろの席だった。俺より遅い番号の席5席ぐらいしかなくて、当日券結構ギリギリやったやんと思った。

19時開演やけど全然間に合ってなかった。俺がまだ階段に並んでる時でもう18:58とかやったし。やっぱりこの形式では入場にも時間がかかるねー。まぁライブ会場から感染者が出るぐらいなら全然マシです。

 

10分ぐらいかな?押して開演。key. ヨコタさんの衣装がカッコ良かった。七分袖の黒シャツに黒のアンクル丈パンツ。今までTシャツに短パンのイメージだったから新鮮。10年目を迎えた、大人なバンドになった感じ。

Dr. ソゴウさん短パンやったけど笑

 

一応「モルモットラボ」のリリースツアーになるのかな?"MEGA SHAKE IT!" "メンヘラちゃん" などの代表曲や新譜から "御目覚" など新旧織り交ぜながら初っ端から飛ばす飛ばす。

イントロがゴリゴリな "囚" はBメロのセリフのところは口パクなんやなと思ったら、セイヤさん猿のぬいぐるみ持って猿にマイク当ててた笑

囚

直後のMCで、「"囚" はまさに今日のためみたいな曲」と言うので何かと思ったら、ステージの端にラインが引かれてて、そのラインよりも客席側では声を出してはいけないとのこと。さすがこのご時世のライブには演者側にも制限がかけられてるんやね。まさに囚われた状態でのパフォーマンス。「猿の飛沫は飛んでるかも知れんけどな!!!」って言ってたの笑った。

MC明けも、声出しパートが多くてぜひコロナ後にも演ってほしい "おいしい怪獣"、ヨコタさんがシンセでなくキーボードでのソロから入って場の空気を変えてからの "シュレディンガー"、セイヤさんがスタンドマイクで真面目に歌い上げる "薄皮" と、「モルモットラボ」曲を連発。

入りのドラムでまさかと思った "キャベツ" は嬉しかった。ライブで聴いたのは初だが、曲の中盤で大それた事を言って場を沸かせてから「嘘だよ!」と叫ぶ下りがあるのは知っていた。どんな事を言うのかと思っていたら、10年バンドをやってこれた事に感謝を表してからの

「親の還暦祝いにリクライニングベッドを買いました」→「マジです」

の流れめっちゃおもろかったwww 嘘じゃなかったwww ガチの拍手起こって暖かい空間生まれた。あれライブでの "キャベツ" の下り知らん人困惑したやろな…笑

キャベツ

キャベツ

その後のMCで言ってたけど、今ツアーは久々に "キャベツ" を演っているが、本当のことを言ったのは初とのことw

からのMCはセイヤさんターンになりずっとちんちんの話してました笑 セイヤさんがサウナに行った時に見たソゴウさんのちんちんの話。あほ。詳細は割愛()

ちんちんの話終わってからのヨコタさん「この流れから行ける曲ある?」でクソ笑ったけど、「(ちんちんも)臓器みたいなもんやもんな!!」と "ファントムバイブレーション" へ強引な曲振り笑 それ臓器じゃなくて性(ry

んでヨコタさん自分でカウントしときながらシンセのイントロ入り忘れて曲が始まらないガチミスwww 「フゥ〜↑」て煽りたいが観客は声が出せないのでセイヤさんが一人で煽りまくってた笑 仕切り直してからも『スマホはもはや俺の臓器』も客は歌えないので、同じリズムで手拍子し続ける事で対応。

この辺から後半って感じで怒涛だったけど、"カワイイだけ" "友達仮" のチョイスはワンマンって感じでアガった!!特に "友達仮" はインディーズ時代の曲の中でもトップレベルに好き。イントロクソかつけぇのよ。

友達仮

友達仮

ヨコタさんが2番後にキーボード持ってお立ち台立って弾くのも映えてた。歌詞はこの時期に歌うにはアレやけど笑 セイヤさんも「新生活応援する気ない曲やからな」て言ってたw この曲聴けただけで今回ワンマン来た価値があった。あとこの曲「ともだちかり」じゃなくて「ともだちがり」なんだな。狩るの?笑

からの "適当には生きていけない" から "シャチクズ" というリメイク曲のメドレー。曲の繋ぎもかっこよかった。"シャチクズ" はマジでキーも下がってるし歌詞も変わってるしガラッとリメイクされた印象。

最後のMC挟んでからの "推しのいる生活" → "ビビった" は、順番は逆だが去年10月のOSAKA GENKi PARKでもあった流れ。てか思えば初めてコロナ禍になってから2回目観るアーティストになったな、キュウソ。

"推しのいる生活" の『わっしょいわっしょい』も、"ビビった" のクソワロダンスもガイドラインをしっかり守って盛り上がるのがもはや逆に楽しい。そしてそれでもめっちゃ汗ばむ。前のカウンター席でずっと座って観てた女の子がクソワロダンスの時だけ立ち上がったの微笑ましかったわ。

 

ラストナンバーの "ハッピーポンコツ" も、その後アンコールで演った "The band" も、ここ数年締めくくりの定番となってて予想つくのに、未だに聴いたら鳥肌立つしちょっとグッとくる。2019年のレディクレで観た時にまだ新曲扱いだった "冷めない夢" も、改めて生で聴けてよかった。てかこう考えると俺結構キュウソ観てるな?

このコロナ禍でキュウソみたいな盛り上がってナンボのロックバンドがしっかりライブの在り方を提示してくれるのはほんまに光になると思う。

そして一番最後の "3minutes"。まさか演らんとは思ってなかったが、ラストナンバーだったか。

「三密」と「3ミニッツ」を掛けた、ライブハウスについて歌った歌。みんな声も出さずその場でただただ飛び跳ねててマジで楽しい空間だった。ほんとにライブハウスで聴いてこその曲というか。間違いなく『無くても死なない… かとこれが俺たちの生きがい』だと思ったし、『これが好きだから 居場所があるから 生きてる実感湧きまくり』だったよ。

ほんまに楽しいワンマンやった!

 

メンバーが言ってたが、今回のツアーはZeppがメインで、前の公演もホールだったので、クアトロみたいなガチのライブハウスは今ツアーで広島が初めてだったと言う。インディーズ時代から活動してきた広島のライブハウス「広島4.14」の話も出したりしていたが、奇しくもこの日が4月14日なのもすごい縁だなと。

キュウソも、ファンも、どっちもライブハウスの楽しさを再認識できた日だったと思う。ど平日だったけど行けてよかった!仕事早上がりだったのも何かの縁だな!キュウソずっと推します!!

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では(=゚ω゚)ノ

 

 

キュウソネコカミ DMCC REAL ONEMAN TOUR 2021

4/14 広島CLUB QUATTRO

セットリスト

01. MEGA SHAKE IT!
02. 御目覚
03. メンヘラちゃん
04. あいつホンマ
05. 囚
06. おいしい怪獣
07. シュレディンガー
08. 薄皮
09. KMDT 25
10. キャベツ
11. ファントムバイブレーション
12. カワイイだけ
13. 友達仮
14. 適当には生きていけない (2020 ver.)
15. シャチクズ (2020 ver.)
16. 推しのいる生活
17. ビビった
18. 冷めない夢
19. ハッピーポンコツ

en1. The band
en2. 3minutes

今こそBIGMAMAの各アルバムから好きな曲を語る

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BIGMAMATwitterのトレンドになる事など今までにどれぐらいあっただろうか。今後どれぐらいあるだろうか。それだけ土曜日のニュースは、まぁ大概の人間が予想していたことではあったけども、衝撃的だった。

決まった事は仕方ないとして、なんせ思うのはBIGMAMAには活動を続けてほしいということだ。その為に自分は今後も聴くし、他の人にも、今知らない人にも聴いてほしい。

というわけで今回、今まで何回かやってきた、アーティストの各アルバムから一曲ずつ選んで語るやつ、BIGMAMAバージョンでやってみたいと思います。にわかがバレるような王道チョイスもあるけど、興味を持ってもらえたら嬉しいです。

ちなみに過去には米津玄師やAqua Timezでやってます。

では早速。

 

 

1st「Love and Leave

The Man's Sorrow

The Man's Sorrow

The Man's Sorrow

代表曲 "CPX" と迷ったけどこっちで。

Ba. 安井さんが作詞している数少ない(唯一かな?)曲。作曲は金井さんだが、安井さんへの敬意か力強いベースイントロから始まり、歌詞も曲調もなかなかにダーク。もう今のBIGMAMAではやりそうにない感じの曲である。

 

 

2nd「Dowsing For The Future

Gum Eraser

Gum Eraser

Gum Eraser

速い!短い!

まだ初期曲をあまり覚えきれていない時に(まぁ今でも曲名パッと出てこないが)ライブに行って、この曲が始まった時の盛り上がりが凄すぎて一気に惹かれた記憶。「何これ!カッコいい!」と思ってたら曲終わってた。

初期ママの真骨頂とも言えるゴリゴリのツービートに、サビ前の『Don't give up along the way!』のシンガロング感、サビのメロディもめっちゃ好き。

 

 

3rd「and yet, it moves 〜正しい地球の廻し方〜

Lovescape

Lovescape

Lovescape

銀行に乗り込んだ強盗が銀行員の女性に一目惚れするというトンチキなストーリーを軽快なテンポに乗せた可愛らしい曲。サビのメロディも好き。『今日も地球はお金で廻るよ みんなお金を追いかけているからさ』からの『今日から地球は愛で廻るよ 僕があなたを追いかけているからさ』と、銀行強盗の心情の変化を「正しい地球の廻し方」というアルバムのコンセプトにも乗せて表現しているのが見事。

 

 

Roclassick

荒狂曲 "シンセカイ"

結局これなんだよなぁ。

自分が過去に観てきたBIGMAMAのライブで毎回絶対セトリに入ってきた曲は唯一この曲だけ。普通に他のどのライブでもそうだったのでは。

イントロの爆発力とサビの盛り上がりが凄まじい。もうそれだけ。とはいえこれも歌詞にストーリー性があって読み物としても素晴らしいです。

もう10年前の曲なんだな…

 

 

4th「君がまたブラウスのボタンを留めるまで

# DIV/0!

すんません代表曲ばっかで笑

この曲も歌詞のストーリー性が素晴らしい。食料を分配する人間が1人ずつ減っていき、最終的に残った1人も終わりを迎えたところで物語が終わる。つまり厳密には「0人で割る」事なくこの曲は終わるんだけど、その物語をエクセルのエラーメッセージという見慣れた文字列で名付けるセンスは金井さんならではだと思う。

ライブの時にサビ頭の数字が出てくるところでその数字を指で示して挙げるのも楽しい。歌詞もセンスも秀逸だしライブ映えもする強い曲。

 

 

5th「君想う、故に我あり

Jeffrey Campbellのスケートシューズで

この曲MVあったと思うんだけど削除されたのかな?見つからなかった。個人的には自分がBIGMAMAをリアルタイムで追い始めたのはこの頃から。スペシャで観て聴いて良い曲だなと思った記憶。もちろん楽曲そのものが多幸感に溢れてて好きなんだが、思い出補正も大きいな。

 

 

Roclassick 2

Royalize

Royalize

Royalize

この曲は構成が好きと言うかすごい。6/8拍子→5/8拍子→5/8拍子→6/8拍子という超変拍子で2番まで進んでいき、大サビからは同じメロディのまま6/8拍子で統一される。意識して拍を数えながら聴かないとノリ方が分からん笑

 

 

6th「THE VANISHING BRIDE

Why You Refrigerate Me?

Why You Refrigerate Me?

Why You Refrigerate Me?

バイオリン無しでシンセサウンドに振り切った挑戦的な曲。態度の冷たい恋人を冷蔵庫に例える発想は金井さんらしさ爆発。サビ後半の『24 hours a day, everyday そう高嶺の花ってほどじゃない』のところからのリズムがめちゃくちゃ好みで、一聴して好きだと思ったし今でも聴く度になんか鳥肌立つ。

 

 

7th「Fabula Fibula

ヒーローインタビュー

FM802とのコラボ曲。だからミナミホイールやレディクレなどのFM802主催ライブでは "神様も言う通りに" と並んで必須レベルでセトリに入ってくる。

最後の『勝利の女神をくすぐってしまえば 思わず微笑んで』ってフレーズが好き。「勝利の女神が微笑む」という表現自体は月並みで良く使われるが、そこに「くすぐって笑わせる」という角度で切り込む事で個性を出す金井節。流石。

今際の際に聴きたい曲の一つ。

 

 

8th「-11℃

Miffy's Mouth

Miffy's Mouth

Miffy's Mouth

ドラムから入って、イントロのバイオリンが好きすぎる。ぶっちゃけ好きな部分そこだけ。でもそこがあまりに好きすぎる。

もちろん「×」の形をしたミッフィーの口に例えて「黙らせる」という意味で歌詞を展開する金井さんならではのセンスもすごいんだが。

あと「-11℃」のツアーの時に開演前アナウンスで「SNSなどでネタバレしないように」という意味で「お口ミッフィーでお願いします」と言っていたのも印象的。開演前から拍手と歓声が起こっていた。

 

 

Roclassick the Last

ワルキューレの非行

ワルキューレの非行

ワルキューレの非行

実は親の影響で幼い頃からクラシックは結構聴いてきた身でして、ロックラシックの原曲になっている曲は全て知っている。だからこそロックラは親近感を以って聴けるんだけど、この "ワルキューレの非行" は原曲タイトル(ワルキューレの騎行)に駄洒落レベルで近くて、イントロも原曲のままなので非常に好き。

 

 

以上です!

まぁなんせ、今回の発表には各人思うところはあると思う。正直自分は歴史の長いBIGMAMAの半分以上過ぎた辺りからハマった人間なので、初期から追っているファンの心中は安易に語れないです。

ただ間違いなく、それでもBIGMAMAには活動を続けてほしい。その為に願うのは、[Alexandros]のファンにぜひBIGMAMAをどんどん聴いてほしいなということ。入り口は「リアドが前いたバンド」でいいからさ。「ドロスで叩くリアドの姿を見たくない」というBIGMAMAのファン、正直いると思う。でも逆に「BIGMAMAで叩いていた時のリアドは見たくない」と敢えて言うドロスファンはいないと思うんだ。

だからみんなBIGMAMA聴こう。今からでも。その一助になれたら嬉しいです。

 

ほんで願わくばいつかサトヤスが元気になったらBIGMAMAに加入してドロスと対バンしようぜ。

 

では(=゚ω゚)ノ

LIVE TO WEST 2021 〜13ヶ月ぶりのライブハウス〜

ついにこの時が来た!!コロナ禍ライブハウス解禁!!LIVE TO WEST 2021@広島CLUB QUATTRO、行ってきました!!

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ビレッジマンズストアとドラマチックアラスカは本ブログでも度々レポってるようにコロナ禍前は頻繁に観ていたバンドである一方で、バックドロップシンデレラは何気にほぼ名前しか知らず、参戦を決めあぐねていた。しかしそこに、ここ最近で広島のバンドと聞いてチェックしてみたbokula.が良さげだったので、bokula.も来るなら行こう!バックドロップシンデレラも予習していこう!と参戦を決意。

先行物販でドアラのラババンだけ買って入場。2019年のワンマンに行った時に売り切れてたクリアのラババン、買えてよかった。

こんなご時世のライブハウスなので感染対策は万全。入場前の距離を保った整列、チケット確認時の検温、チケットは電子。徹底されている。フロア内に椅子あるのも新鮮すぎたなー。話には聞いていたコロナ禍ライブハウスの実情を見届けた感。

そうしている内に定刻。演奏順は事前に分かってはいなかったが、予想通りオープニングアクトとしてbokula.からスタート。

 

 

bokula.

冒頭で述べた通りbokula.が来るなら!という感じで参戦を決めた今回だったので、初めて観るというのもあって一番の目当て。入場時のアンケートでも目当てのバンドはbokula.と答えた。

一言で言えば、まぁ若い。フレッシュな荒削り具合が青くて良い。それもそのはずで、MCでボーカルの子が言うには19歳とのことだ。間違いなく歳下とは思ってたけど10代って…「3バンドとも中学生の頃から観ているバンドなので呼んでもらえて嬉しい」と言っていて、そんなに前から…と思ったが違った。19歳の中学生時代って高々4,5年前だ。2016年とかだ。こないだやんけ。こっわ。

ソリッドに歪んだリードギターが引っ張る爆発力のある演奏はWOMCADOLEに似たものを感じる。一方で声は結構ハイトーンながらもちょっと掠れた感じで、こういう声ってそれこそドラマチックアラスカのヒジカタさんぐらいしかいなかったんじゃないかって感じ。あとボーカル君、フレデリック三原健司とHalo渡井翔太を足して2で割ったような顔してる。

オープニングアクトだけどそんなの関係なく他の3バンドと一緒に比べてほしい」と初々しくバチバチ感を出しているのももはや微笑ましい。曲中もいっぱい吠えてたけど基本的に演奏にかき消されて何言ってんのかわかんにくかったのも逆にもう良い。

一年以上ぶりのライブハウス、広島のバンドで解禁できてよかった。

 

全然曲分からんかったけど、たまたま隣に座っていた人のスマホにセトリが映っていたので拝見しました。笑

 

セットリスト

01. 愛わない
02. グリム
03. 愛してやまない一生を.
04. ハルノウタ
05. HOPE
06. 一瞬

 

 

ドラマチックアラスカ

対バン、メガフェス、サーキット、色んなイベントに幅広く出演している故にライブを観た回数がトップレベルに多いドアラ。クアトロでのライブはバンド史上初とのことで、「何度も遊びに来ていた、観る側だったクアトロに初めて立てている」と感謝の意を示していた。

そんなドアラ、CDも全部持っているが、一曲だけ知らん曲あったな。新曲かな?軽快な曲だった。他は "愛と優" "ジュブナイル" "ファイナルフラッシュ" など「愛や優」の曲多数。"ファイナルフラッシュ" の2Aで『死にたい』を連呼した後に続く『やめない止めない消さない死なない』を全部『生きたい』に替えるのは前回のワンマンでもやってたなと思ったら、『生きたい』を2回ぐらい言った後に「バンドを続けたい」と吠えたのは鬼気迫るものがあった。

MCで「今までみたいにライブに行けない、行けても暴れられない叫べないっていうのはもどかしいけど、今日みんながライブハウスに来るって選択をしてくれたおかげで、状況はまた一歩前に進んだんじゃないかなと思います」と、コロナ禍でライブをやる意味、ライブに来る意味を熱弁。その話からの "東京ワンダー" は、『今のキミがそこにいる理由 忘れないでいて』というフレーズがまた違った聴こえ方をしてエモかった。

安定のステージだったが、4組の中で一番曲数が少なかったのは謎だったな。もっと良い曲まだまだあるのに。

あとほんま3曲目何やったんやろ…

 

セットリスト

01. 愛と優
02. ジュブナイル
03. (新曲?)
04. 東京ワンダー
05. ファイナルフラッシュ

 

 

バックドロップシンデレラ

名前はずっと前から知っていたし、ビレッジと仲良いのも知っていたのに何故かほとんど聴いた事がなかったバクシン。今回の参戦にあたり有名な曲はMV観て予習したけど、曲予習したぐらいでカバーできるライブじゃなかった。笑

リズム感も語感もめちゃくちゃな替え歌の "およげ!たいやきくん" カバーから始まり、"フェスだして" のお願いヘドバンや飛沫防止ハミングなど、まぁぶっ飛んでる。"およげ!たいやきくん" から始まるのは恒例なんかな?ドアラの時にヒジカタさんが「セトリに一曲目書いてるの見えて、あれも一曲に入ってるんや…と思った笑」て話をして笑い起こってたなそういえば。

"フェスだして" のサビのメロディをハミングでシンガロングしたのおもろすぎたな。広島ということでワイルドバンチへの出演をお願いする気持ちを込めてみんなでハミング。『どうすればでれるのかな? 若くないと ん~~~無理かな?』のところでbokula.のことを引き合いに『19歳じゃないと無理かな?』に替えてたのも面白いながら愛があったね。

比較的新しい方の曲の "神様の怒り" "2020年はロックを聴かない" もしっかり聴けてよかった。一方でラスト2曲知らなかったー…誰か教えてください。。。

でも今回観られてよかった!ノリをしっかり掴んでまた観に行きたい笑

 

セットリスト

01. およげ!たいやきくん
02. バズらせない天才
03. フェスだして
04. 神様の怒り
05. 祝え!朝が来るまで
06. 2020年はロックを聴かない
07. ?
08. ?

 

 

ビレッジマンズストア

何となくバクシンが最後かと思っていたので、トリ嬉しかった。そして、最後に出し尽くした感めっちゃあった。我ながらここまでの3組に比べて拳の挙げ方が段違いでした。めっちゃ汗かいた。

バクシンがやってたハミングを早速採用して "サーチライト" のBメロのシンガロングパートをハミング。『ナナナナーナーナナーナーナー』が『ンンンンーンーンンーンーンー』に笑

ビレッジを最後に観たのは2019年のワンマン。それ以降にリリースされた "Love Me Fender" や "アダルト" を聴けたのもよかった。欲を言えば "People Get Lady" でモンキーダンスしたかったな。

ギイさんの「今日一番かっこよかったのはオープニングのbokula.でもドラマチックアラスカでもバックドロップシンデレラでもない、おまえ達です」がカッコ良すぎたよ。あなたの方がかっこええよ。ドアラのMCもそうだったけど、やっぱりこのコロナ禍でライブするということにおいて、しっかり感染対策をしてルールを守ってライブハウスに楽しみに来てくれる観客という存在に対する想いはとんでもないんだろうなと思う。こちらこそ元気をもらいにいってるのに。

ラスト "PINK" の終わりに「今度はここでワンマンでもしようかな」って吐き捨てていったの鳥肌やばかった。マジでしてくれ。絶対行く。

トリなのでアンコールが。"WENDY" 。からのメドレーでサビだけ "Don't Trust U-20"。もう最後に出し尽くす感がほんまにすごかった。笑いすぎて泣きそうになった。

いやーマジでクアトロでワンマンしてほしいな。ステージ高いから映えるんだよなぁ。マジで観たい。

 

セットリスト

01. 夢の中ではない
02. サーチライト
03. 黙らせないで
04. Love Me Fender
05. アダルト
06. PINK

en1. WENDY
en2. Don't Trust U-20 (サビのみ)

 

 

帰り際にもう一度物販。ビレッジマンズストアの4連続会場シングルで、第4弾の「Love Me Fender」だけ買う機会がなくて持ってなかった事をライブ中に思い出し、ちょうどいいやんと思ってブースに行ったが売ってなかった。リリース当時早々に売り切れたそうだ。。。

代わりと言ったら失礼だがbokula.のシングルを購入。彼らも4月に出るミニアルバムが初の全国流通なので、会場限定の作品は買えるうちに買っとく。ちょうどこの日演った "ハルノウタ" が収録されていた。

あと退場時にフォロワーさんにお会いできた。確かそれこそ2019年のワンマンの時にレポに反応いただいて繋がった方。ご挨拶できてよかったです。

 

マジで熱い1日でした。久々のライブハウスに相応しいロックバンドのライブでした。距離保ってようがマスクしてようが声出せなかろうが、楽しいもんは楽しいんだなと。演者側も一入の想いを持ってパフォーマンスしている熱量が伝わってくるし、最高でした。

もう解禁しちまったからな!ここからガンガンライブハウス行ってやる!2021年度は再びライブ狂いに戻る事を目標に生きていきます!よろしくお願いします!

 

では(=゚ω゚)ノ

これバズランキングがAdoを入れていなかった事については一回真剣に考えた方がいい

"うっせぇわ" のYouTubeのMVの再生回数が1億を突破した。完全に社会現象になりましたね。これはもう「バズった」と言って差し支えないだろう。

で、バズったと言えば。

毎年恒例の、バズリズムの「これがバズるぞ」、通称「これバズ」ランキング。ここ数年欠かさずチェックしてます。いつも思うんですけど毎年荒れますよね。「既にバズってる」「もう売れてるのばっかり」という意見が毎年噴出する。

改めて2021年のランキングを見てみましょう。

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まぁ色々ツッコミどころはあるんだけど、今思うと "うっせぇわ" のAdoが入ってないんですよね。放送当時も「Adoは入ってると思った!」て声をちらほら見かけた。で、誰それ?と思ってYouTubeで検索してみたら "うっせぇわ" が出てきた。その時から既に4000万回ぐらいは再生されてた記憶。で、結局今こんだけバズり散らかしてるわけです。

そこで、今日の本題なんですけど。

もう「これがバズるぞ!」と言って特定のアーティストのブレイクを予想できる時代じゃなくなったんじゃないかなと思うんです最近。

 

年間単位で見た時の「バズる」って「その年に於ける前年からの伸びが、それ以前もしくはさらにそれ以降の伸びと比較して著しく急激である」ことだと思うんです。知名度、メディア露出、ライブの動員や会場のキャパ、MVやストリーミングの再生回数、何でもいい。

その意味で行くと2021年の今一番バズってるアーティストって間違いなくAdoだろう。続いて挙げるならTikTokの優里や川崎鷹也辺り。あとAwesome City Clubのバズなんか誰も予想してなかっただろ。この辺、2021年のランキングにだーれも入ってないですよね。ACCの "勿忘" はともかく "うっせぇわ" も "ドライフラワー" も2020年の曲なのにさ。"魔法の絨毯" なんかもっと前らしいやん。

もう一年遡るなら2020年のランキングにYOASOBIも瑛人も入ってないです。"夜に駆ける" も "香水" もリリースは2019年なのに。

なんならYOASOBIは今年選ばれてる。確かに今年は幅広いタイアップを掴んでより一般層に浸透していくだろうけど、「バズった」のは去年でしょ。瑛人に至っては年明けた途端ちゃんと消えた。無情だなお前ら。

でもこれ別にバズリズムが見る目ないとか言いたいわけではなくて。音楽関係者が目をつけ損ねてたコンテンツを、SNSに敏感な一般人の方が早く見つけていたという現象が起こるのが令和なんだろうなと思うわけです。そうでなきゃ音楽関係者がAdoのヒットを予測できてない事実はもうまずいでしょ。まぁこれで2022年のランキングにAdoが入ってきたらいよいよ音楽関係者各位プライド捨てに来たなと思わざるを得ないけど。

やっぱりそれだけアーティスト単位でブレイクを予想しにくい時代になってるんだろうなと思う。バイラルチャートとやらが人気の指標の一つになったように、楽曲単位でバズる時代にシフトした印象。所謂「一発屋」を量産するだけで、アーティスト自体の知名度を短命にしてしまいそうで、あまり好きな流れじゃないんだけどなぁ。

 

だからこれバズランキングが「既にバズってるアーティストばっかり」になるのは当然なんだよな。界隈で大概話題になってる人を改めて推すしかないんだよもう。だからこそワンツーにVaundyと藤井風とか来るし3位に今更YOASOBIなんか来るんだよ。

それに1位、2位辺りに選出されたアーティストって、業界からしたらそのランクイン実績そのものが売り文句になるからプッシュしやすいんですよね。本人たちが全く驕ってなくても。2020年1位だったNovelbrightなんかまさにそうで。「これがバズるぞ!」じゃなくて「これをバズらせるぞ!」って言う業界の意志表示とすら思えてくる。

そう考えると、逆に選ばれたアーティストは寿命が伸びるのかもしれない。今更感のあるランクインであったとしても。単発のバズじゃなくて、活動を続けていく上での長期的なブレイクができるアーティストを音楽関係者は選んでいるという見方。だからこそ一般人がTikTokで踊りやすい曲と、プロが注目する楽曲との間に乖離が出るのは仕方ないのかなと。

そういう意味ではVaundy藤井風YOASOBIは2022年以降もずっと売れ続けそうだし、逆にAdo、優里、川崎鷹也とかがこれからも持ち上げられるかどうかは2022年のランキングに入ってくるかどうかに注目なのかも。流石に年内は消えないだろ。

Awesome City Clubは絶対に消えさせるなよ。

 

TikTokの台頭に加えてコロナ禍も相まって、一般リスナーの音楽に対するアンテナの張り方が変わったんだろうなと思います。ご時世を鑑みて、エンタメにおける「バズる」の定義はそろそろ見直したほうがいい時代なんじゃないかな〜と思いました。音楽に限らず。まぁ、コロナ禍が終わったらまた流れは変わりそうだけどね。

 

では(=゚ω゚)ノ

青のSPを観た者だけに吹く追い風

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今クールはドラマを2つ観ていました。

火曜21時の「青のSP 学校内警察・嶋田隆平」と、水曜22時の「うちの娘は彼氏ができない!」通称ウチカレ。

基本的に自分は音楽オタクなので、ドラマやらアニメも音楽関連のトピックから入って観る事が多く、今回の2作品も完全にそれだった。青のSPはSHE'Sの "追い風" が主題歌。ウチカレは何と言っても[Alexandros]川上洋平がメインキャストで出演するというので流石に気にならないわけがなかった。主題歌になった家入レオの "空と青" の作曲も担当している。

並べてみたら偶然にもサムネの構図左右対称みたいになってて笑った

そんな2作品が今回で無事最終回を迎えた。最後まで全話見届けた。もちろん音楽関連だけに飛びついて内容に期待していなかったわけではなかったが、普通に面白かった。

 

青のSP、最初はスクールポリスがやんちゃな中学生を更生させていく警察版ごくせんみたいな学園モノかと思っていたので、ここまで面白くなるとは思わなかった。

なんだかんだ木島校長がラスボスだと思ってたらあっさり捕まり、結局岡部が一番ヤバい奴だったって流れは、MIU404を思い出したな。あれもエトリがラスボスだと思ったらあっさり捕まるどころかあっさり死んで結局菅田将暉無双だったじゃん。

メインの大筋を少しずつ進めつつ、最終回の直前まで1話完結のエピソードを入れていたのはよかったな。マジで途中からでも全く置いていかれはせずに観られる構成になってて良かった。一つ一つのエピソードも、アレンの外国人いじめだったり、トシの貧困問題、家庭内介護、ネグレクトなどシビアな社会問題に切り込んでたなと思う。

個人的に一番良かったのは第4回かな。盗撮の話から入った回。盗撮事件自体はあっさり解決しつつも、女性教諭から男子生徒へのセクハラの証拠を嶋田も盗撮紛いのやり方で押さえたっていうのが1話全体を通して伏線回収感あったし、そこから岡部のセクハラ問題っていうメインストーリーに鮮やかに繋がっていってた。

そもそも「女性から男性へのセクハラもある」事実をしっかり提示したし、居酒屋で浅村先生にイジられた柴田が「そういうのもセクハラになるんですよ!」と咎めるシーンもメッセージ性を感じた。そして何より冒頭の盗撮事件は女の子から女の子への同性愛っていうのも考えさせられた。最後の嶋田の「自分を特別だと思ってるかもしれないが、お前みたいな奴はこの世にごまんといるからな」っていう台詞、最高。予告編で嫌味だと思わせといて実はマイノリティを救う言葉だったの見事すぎたな。

そんな青のSPの最終回、岡部に撃たれた嶋田、まぁ死ぬわけないとは思って観ていたが、三枝の「嶋田さん、あっちの世界でも元気にやってるかなぁ」はマジでびっくりしたな笑 思わず「…死んだんや…!!!」て言ってしまった。あのミスリードが今作で一番どんでん返しだったんじゃねぇかなw 最後の浅村先生が嶋田に会いに行くシーンも墓参りかと思ったし() 何ならマジで死んで伝説の存在になったって終わり方も現実味があって粋だったんじゃないかなとも思う。

 

続編を望む声も多いが、まぁ連続ドラマで第二弾とまでは行かなくても、スペシャルで放送するぐらいなら全然やってほしいなと思う。柴田くんのダークサイドとか見てみたいし。

あと学級委員の尾崎香澄が理事長の父親と仲悪い原因って描写あったっけ?はっきりとは明らかになってないような気がするんだが。最後に理事長が電話で崩れ落ちるシーンも具体的に何言い渡されたのか分からんかったし…あの親子の闇はもっと深掘り出来そうな気もする。

あぁーあと序盤で嶋田に音楽室で「この学校には亡霊が棲んでる」て話してきたアジアハーフ系の生徒は何だったんだ。小川先生が亡霊ってことでよかったのかな?あの子が亡霊だった的な展開あるか?笑

 

まぁなんせいいドラマだった。メッセージ性も強かった。1話1話、嶋田の台詞にも生徒の心理や行動にも考えさせられた。

そして何より "追い風" が良かった!!毎回いいところで流れんだこれが。

『消せない記憶と罪を持って 明日が怖くても朝陽を浴びて また芽吹いてく』

『もう一度だけ立ち上がってよ』

『踏み違えて終わりじゃない』

歌詞のフレーズひとつひとつが、劇中の子供たちに向けてかけられる言葉のように思えて本当に作品の世界観にマッチしていた。

ダンサーのえりなっちが「追い風ダンス」と称して曲のサビに振付を考えて投稿してくれ、生徒役の子供たちが挙って踊ってみた動画をアップしていたのも微笑ましかった。あの現象も学生のキャストが多い学園ものならではないかと思う。ドラマと主題歌が相乗効果を生んでどちらも話題になった良い結果だ。

ほんと、興味を持ったきっかけは主題歌だったけど良いドラマだったなーと思う。「青のSP 学校内警察・嶋田隆平」、面白かったです!!

 

 

ウチカレは川上洋平ががんばってていいとおもいました。

 

 

では(=゚ω゚)ノ

2年前にネクストブレイク四天王と推していた4組の今

ライブハウスの営業やバンドの活動が制限されるようになって久しいが、数年前のライブを観て「今思ったらこの組み合わせやばいな」みたいな対バンやイベントってよくある。2019年に紅白に出た髭男とKing Gnuも、2018年にはMINAMI WHEELで同じ日に観られた。

そんな中で、2019年に行った、今思うとやべぇなってライブがある。

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これ。緑黄色社会の対バン企画、緑黄色夜祭 vol.9。東名阪の3公演あり、ゲストはSaucy Dog、マカロニえんぴつ、ネクライトーキー。ちなみに大阪公演は行きました。

今思うとまぁ強すぎる四組なんだが、個人的に当時から既に勢いがすごく、「間違いなく次に来るバンド四天王」と思っていた。上の当時のレポにも書いてた。

というわけで、この4組が2年の時を経た2021年の現状について何となく改めて見ていきたいと思います。

 

 

緑黄色社会

まぁ売れ倒してますわ。売れてほしいとは思ってたけどここまで売れるとは思ってなかった。

新曲 "結証" も伸びている。こんな軽々と1000万再生突破するバンドになるとは…

緑黄色社会の場合何がすごいって、本人達の演奏シーンがあるMVが久しく出てないのに伸びてる事なんだよな。 "sabotage" を最後に、"Shout Baby" はイラスト混じりだったし、"Mela!" "夏を生きる" は全編アニメーション、"結証" はドラマ仕立て。これでバズってるのは純粋に曲が聴かれている証拠。強い。

これで今後さらに新曲で甲子園のテーマソングやシーブリーズのCMソングという超大衆向けタイアップを掴んできた。これマジでコロナ明けのツアーはもうアリーナでも収まらないと思われる。去年の時点で、すっかり売れたねって旨の記事を書いてたんだけど、そんなもんで収まらなかったな…

ぜひこのままの勢いで。

 

 

マカロニえんぴつ

まぁ売れ倒してますわ。売れてほしいとは思ってたけどここまで売れるとは思ってなかった。

メジャーデビューしてからの勢いがすごい。今やMステも常連。数多のタイアップを獲得し、ついにクレヨンしんちゃんの映画主題歌ですよ。どこまで客層広げる気だ。クレヨンしんちゃんの主題歌とか絶対またMステ出るやん。しんちゃんの着ぐるみと一緒に演奏するやつやん。

春からのホールツアーも対象の全公演即日完売。ホールっつってるけどファイナル横アリだからな。

サブカル寄りの邦ロック好きの間で人気になっていくと思っていたが、ここまで一般層に浸透して中高生の青春を彩るバンドになるとはなぁ…

よくこのルックスで…笑

 

 

Saucy Dog

前者2組がアホみたいに売れすぎてて霞みがちだがサウシーも大概売れ倒している。今回の4組の中では、コロナ禍における制限キャパではあるが唯一武道館公演を達成しているバンド。

特別大きなタイアップがあったわけでもない。今回の4組の中では唯一キーボードがいないから特別印象に残るサウンドをしているわけでもない。純粋な歌モノギターロックとしてのし上がってきた例である。

サウシーの売れっぷりについては過去に記事にしている。

 

 

ネクライトーキー

今回の4組の中では、現状そこまで一般層に浸透はしていない印象。逆に界隈で話題になり始めた時の勢いは一番すごかったんだけどな。ミナホのステージ、一年でパンゲアからBIGCATに上がったし。

音源を聴き込むというよりはライブ映えするバンドやから、今回の4組中では一番コロナ禍の影響を悪い意味で受けてしまっているかと。。。"北上のススメ" とかはマジで謎のバズり方見せたんやけどなぁ。

そんな中で "誰が為にCHAKAPOCOは鳴る" は曲中でタイアップ先のアニメのキャラクターに喋らせるっていうソニーの悪いところが顕著に出たMVを出してしまったのも成長にブレーキをかけそうで怖い。

何とかまだまだハネてほしい。5月に出るフルアルバムに期待である。あと4月に出るSAKANAMONのアルバムにもっさが参加しているのも非常に楽しみである。

 

 

以上!

改めて見ると緑黄色夜祭のメンツはほんまにエグかった。これの前の夜祭もビッケブランカとか呼んでたしね。今回の4組でスペシャの列伝ツアーとか回ったら全公演Zeppでも埋まりそうだな。なんせこの4組にこれからもまだまだ時代を築いてほしいなと思います。

ステイホームの流れもあり、最近「次に来る!」とされるアーティストは専らソロシンガーやSNSやインターネット初のユニットなどである。そんな中でまだまだロックバンドには輝いていてほしいと思う次第なのです。

 

コロナが明けたら次の緑黄色夜祭もまた開いてほしいな。リョクシャカ自体が思いっきり売れたから、次の対バン相手は大物を呼んでいきそうな気がする。楽しみにしとこう。

 

では(=゚ω゚)ノ

関ジャムゴールデンスペシャルランキングで選ばれた楽曲たちの再生回数調べてみた

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関ジャムのゴールデンスペシャルで放送された「2000〜2020年 プロが選ぶ最強の名曲ベスト30」ランキング。毎年恒例のランキング企画のスケールアップ版。リアタイする為にこの日早く帰ってきました。

で、結果については置いといて、まぁ誰もが知る楽曲ばかり。プロが選ぶベストソングって言うよりは、プロが解説するヒット曲のヒット曲たる所以って感じだったな。

そんな中で、今回はランクインした30曲の公式MVの再生回数に注目してみました。CDの売り上げの方が絶大な楽曲も多いが、まぁそこは割り切って。もちろん古い曲に関してはリリース当時にMVが公開されたわけではないものも多いから、一概に再生回数だけで語れるもんではないのも承知してます。逆に最近すぎる曲はストリーミング再生回数の方が有効な指標だったりするし。あくまでYouTubeに着目したって事で。

思い入れのある曲や思うところのあった曲については一言二言添えたりしてます。

 

YouTubeに表示される桁数表記で、放送翌日の3月4日時点での数字です。

 

30位 ultra soul / B'z 931万回

今回の曲の中でMVがショートバージョンなのはこの曲だけでした。公開もCD自体のリリースから10年以上後。それでも1000万近くの再生はすごい。

 

29位 PPAP / ピコ太郎 1億回

公式からアップされてるMVは1億再生やけど、別チャンネルからアップされてる同映像が3.4億ぐらいいってた。笑

フルで聴くと改めて確かにサウンドカッコいいの笑うわほんま。

 

28位 HERO / Mr.Children 1245万回

 

27位 涙そうそう / 夏川りみ 3583回

3583万回じゃないです。3583回です。なんかすみません。昔のヒット曲が最近になってアップされるとこういう現象起きますね笑

 

26位 愛を込めて花束を / Superfly 1.2億回

1億超えてたのかこれ。学生時代の元カノがいつもカラオケで最後に歌ってました。いい曲だね。

 

25位 ワダツミの木 / 元ちとせ 4.6万回

これも27位の "涙そうそう" 現象ですね。

 

24位 新宝島 / サカナクション 1.5億回

 

23位 / 星野源 2.2億回

2番で盤の広告入っちゃってるの勿体無いよなー。ビクターやってるわぁ。逆にそれでもこんだけ再生されてるのがいかに恋ダンスが社会現象になったかを示している。

 

22位 私以外私じゃないの / ゲスの極み乙女。 9061万回

9000万超えてたか。これも1億超えそうだな。そういえば紅白出たなぁ…

 

21位 らいおんハート / SMAP

音源、MV無し

えぇ大丈夫です。SMAPに公式映像なんかないのは分かってます。

歌唱映像流してくれたの嬉しかった。

アルバム「SMAP 014 pamS」に収録の、歌割りを変えてあるアルバムバージョンも好きです。

 

20位 traveling / 宇多田ヒカル 2315万回

 

19位 マリーゴールド / あいみょん 2.3億回

 

18位 粉雪 / レミオロメン 436万回

 

17位 Lemon / 米津玄師 6.5億回

今回掲載曲の中では一番多いです。敵うやつおらんです。

 

16位  エイリアンズ / キリンジ 1735万回

 

15位 瞳を閉じて / 平井堅 567万回

 

14位 ポリリズム / Perfume 837万回

 

13位 雪の華 / 中島美嘉 6240万回

再生回数の多さに一番びっくりしたのはこの曲。

 

12位 ギブス / 椎名林檎 2157万回

ちょうど関ジャム放送日に仕事から帰ってくる時、ブルエンのカバーバージョンを聴いていました。

 

11位 恋するフォーチュンクッキー / AKB48 2億回

改めて出演メンバー見ると全盛期だなーと思う。

 

10位 jupiter / 平原綾香 77万回

 

9位 さくら(独唱) / 森山直太朗 2550万回

 

8位 夜に駆ける / YOASOBI 1.7億回

YOASOBIが選ばれてる時点で、今回のランキングが純粋な楽曲の良さに加えて、J-Pop史に与えた影響の大きさも加味して組まれてる事が見て取れるね。

 

7位 パプリカ / Foorin 2.1億回

米津玄師のセルフカバーバージョンも1.2億再生。ほんま化け物だわ。

 

6位 TSUNAMI / サザンオールスターズ 206万回

MVとしては見つからなかったが、公式チャンネルが音源はアップしていた。こんな昔の曲が音源だけで200万超えてるのは流石。

 

5位 白日 / King Gnu 3.2億回

ほんまにKing Gnuが出てきてから「売れる邦楽」の方向性が変わった気がするよなぁ。

 

4位 天体観測 / BUMP OF CHICKEN 9869万回

現時点で1億いってない曲の中では一番直近で到達しそう。記事アップする頃にはいってるかも笑

ライブ映像流してくれたの嬉しかったな。久々に動くチャマを見た。

 

3位 Everything / MISIA 6742万回

関ジャムで以前MISIA特集やってた時に、そういえばこのぐらいのアーティストってどれくらい再生回数あるんやろと思って調べて、さすがやなと思った記憶があります。

 

2位 世界に一つだけの花 / SMAP

音源、MV無し

思えばベスト30の中に複数曲ランクインしたアーティストってSMAPだけだったな。何ならジャニーズでランクインしたのもSMAPだけだ。すごいなぁ。本当に国民的グループだったと思う。

サブスクだけでいいから解禁されんかなー。

 

1位 Pretender / Official髭男dism 2.9億回

いやぁもうすごいわほんま。すごいの一言。おめでとう!

 

以上!

思えば基本的に自分の好むバンドってフェスで幅を利かせるアーティストが多くて、テレビに出てくることが少ないケースが多かった。そんな中で自分の好きなバンドのMVが100万、1000万、1億再生の大台に乗ると嬉しかった。

だから、自分が特に積極的能動的に聴いてはこなかったがテレビの常連になっているメジャーアーティストの再生回数ってどんなもんなんだろうってのは思ってたんだよな。

実際見てみたら、さすがにみんながみんな億単位の再生回数を誇ってたわけではなかったな。というか「自分が特に積極的能動的に聴いてはこなかった」という時点で2000年代初頭からずっと活躍してるアーティストであるケースが多くて。B'z、ミスチル平井堅宇多田ヒカルPerfumeなどはYouTubeでのMV公開が主流になる前からずっと売れてたわけだからな。リリースから時間が経ってから公開しているパターンや、もしかしたらファン層が、趣味的にも年齢的にも、YouTubeを頻繁に観る層ではないことも少なくないだろう。逆に言うとそれでも数百万の再生回数を誇っているのは流石だな。

一方で、ここ数年で出てきた米津玄師、あいみょんKing Gnu、髭男、YOASOBIなどは思いっきりネットやSNSの発展と共に台頭したようなアーティストだなと。紅白に出るには億単位のメガヒットが必須の時代を作り上げた層だと思う。

そして20年間ずっと売れてるBUMP OF CHICKEN

 

関ジャムゴールデンスペシャル、国民的ヒット曲の魅力が改めて分かる良い回だった!自分も20年間のランキング考えてみたくなるな。なんか好きなアーティストのそれぞれ一番好きな曲羅列しただけになる気がしてならんが笑

2021年からの10年、20年も色んな曲聴けたらいいね。

 

では(=゚ω゚)ノ