たなさと

バンドを語りたい、ただそれだけ。CDレビューやライブレポなどもするので一応ネタバレ注意

SAKANAMON in 4.14 on 4.14

SAKANAMONのツアー広島公演に行ってきましたー!

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新譜「liverally.ep」を携えてのワンマンツアー。SAKANAMONは何だかんだツアー行ける限り行ってますね〜。新曲としては4曲しかないから、過去曲のチョイスも楽しみだった。しかも会場が広島4.14、そう、4月14日に4.14!ツアー日程観た時からこれは行きてぇなと思ってた。こういうの好き。

開演10分前ぐらいに到着。絶対買いたかった "猫の尻尾 feat. 蒼山幸子" の会場限定シングルだけ購入してフロアで待機した。

定刻になると、「liverally.ep」の1曲目 "MIC CHECK ONE TWO" のイントロがSEとして鳴り始める。3人が登場して、そのまま演奏開始。

2曲目からいきなり "光の中へ" を投下してきた!演るとしたら終盤かと思ってたからアガった。これは今日のセトリは全く読めないぞと。

そして、そのまま "幼気な少女" へ。この曲もアルバム曲なのにかなり定番になってるよな。

幼気な少女

幼気な少女

"幼気な少女" の演奏が終わり、繋がるように鳴り始めたのは "UTAGE" のイントロ。この曲エレクトロな感じでかっけぇので好き。一番中毒性が出るタイプの4つ打ち。みな拳を挙げたり、手拍子したりして応えた。

ここで最初のご挨拶。いつも通り歯切れの悪い元生さんのMCに注目が集まる。笑

元生「ライブを演ります!」
キム「知ってるよ」
元生「何曲か演ります!」
キム「だから来てんだよみんな」
元生「セットリストを組んでます!」
キム「もう怖いよ」
元生「今から楽しい時間が皆さんを待ち受けています!」
キム「怖いよ何が始まるんだよ」

キムさんのツッコミも含めて面白い笑

今回は改めて「ライブ」をテーマにセットリストを構築していると元生さん。挨拶が終わると、引き続き矢継ぎ早に楽曲を演奏した。"ロックバンド" "PLAYER PRAYER" "不明確な正解" と続けたが、3曲ともキーを下げていたのが印象に残っている。SAKANAMONは結構キー下げを惜しまず演るイメージ。そういうところにも演奏力の高さが現れている。

"PLAYER PRAYER" 好きなんだよな〜『啀み合い妬み合い 縛り合い乱し合う』のシンガロングが爽快。"不明確な正解" も好きで、アルバム曲だけど演奏頻度高くて嬉しい。

続いて "FEST"。前作のフルアルバム「HAKKOH」から今回演奏したのはこの曲だけだった。相変わらず過去曲と言うか非MV曲のチョイスがすごい。そういえば「HAKKOH」のツアーでも4.14に来たなーなんてことを思い出していた。と言うか4.14に来るのがそれ以来です。

ここでまたMC。SAKANAMONはこの前日に同ツアーの福岡公演を演っており、山口に宿泊していたと。んでこの日も広島には泊まらず移動すると。「福岡にも広島にも泊まってない」と元生さん残念そうだった笑 というか、車移動なのかな?新幹線だとのぞみは山口県に停まらんからな笑

ライブ前に広島の街を歩いていて、「SAKANAMONのTシャツの人とすれ違ったけど声かけられなかった」「この中の誰か、さっき僕とすれ違ってます笑」と森野さんw そのオーラの無さが好きです。

逆に元生さんは声をかけられたそうで、「僕、SAKANAMONのTシャツの人とすれ違って。『ファンです!』って。そうでしょうね、ってなった」と。冷たい笑

この土日2日間、SEKAI NO OWARIがグリーンアリーナで2days演っていたそうで、
森野「人多かったね!今日セカオワも演ってるらしい」
藤森「そうなの?くそー」
と燃える元生さんがよかった笑

この日はいつにも増して比較的MCが充実していた気がする。元生さんもよく喋っていた。頑張ってよく喋っていた。「今日は暑いですね!」から見切り発車で話し始めて「どこに着地するかほっといてみよ」とキムさんに放置されて、最終的に「タスケテ…」てなってたのめっちゃ笑ったw

あと、ここのMCでだったか忘れたけど、4.14についても触れてくれてたな。「4月14日に4.14で!」と盛り上げる森野さんに、元生さんが「(これが出来たのは)誰の力なの?夢番地?」て言ってた笑 でも多分ほんとに偶然なんだろうな。やれるならどのアーティストもやりたいと思うもんな。4.14自体は4月14日が由来になってるわけではないらしいが。

ここからまた演奏に戻り、"OTOOTOTOTOTONOO" "ARIKANASHINA" "ARTSTAR" と幅広い年代から披露。今更ながら思ったけどSAKANAMON、大文字表記の曲名多いな。

"ARTSTAR" は演奏に入る前にステージが橙色の照明に染まったので、曲調に夕暮れっぽいイメージのある "夏の行方" "アステリズム" "プロムナード" 辺りも期待しちゃいましたね。"ARTSTAR" も初期のアルバム曲だけど結構演奏頻度高いイメージ。

続いて開演前にCDも買った "猫の尻尾"。

もちろん蒼山幸子さんは居ないので、ピアノアレンジなしのバンドスタイル。激しいピアノで感情の乱れを表現する『君がいないなら こうなるのさ』のところ、ピアノが居ないのでギターを掻き鳴らして代用していた。これもライブでしか聴けないアレンジである。いつかキーボードを取り入れた編成で観てみたい。

ここで、続いてのMCにて新譜「liverally. ep」について改めて言及。ライブをテーマに制作した今作、収録の4曲は順にリハ、本番、打ち上げ、帰宅を表していると。そういうことだったのか。リハを表しているという1曲目のタイトルが "MIC CHECK ONE TWO" なのは納得だ。

そんなわけで、「打ち上げしませんか!」と前置いてepの3曲目 "すっぽんぽん" へ。

えぇ、今作どころかここ最近でもトップクラスの問題作です。笑 まさかこれにアニメーションMV作ると思わなかったよw

やはり注目はサビ終わり。音源を聴いた時からこれライブで演る時どうすんねんと思っていたが、想像を越えてきた。元生さんがサンプラーを使用してキムさん森野さんとセッションするという展開。サンプラーには「すっ」「ぽん」「アゲ!」の声が設定されていて、元生さんが叩くと声が流れる仕様。クソおもろかった。「すっ」「ぽん」は分かるけど「アゲ!」が初めて鳴った時声あげて笑ってしまったw まさかSAKANAMONのライブでサンプラーが使われるとは。元生さんが叩きそうで叩かないフェイントも仕掛けたりして、キムさんがタイミング合わせられず「くっそ…w」てなってたのもめちゃくちゃ面白かったです。

ふざけ切ったところで、ここから終盤戦。epの2曲目、"DUAL EFFECT" からギアを上げて盛り上げる。ライブ本番をテーマにした楽曲だけあって迫力があるナンバーである。音源でも "MIC CHECK ONE TWO" からのノータイムな繋がりがかっけぇんだよな。ラストに向けてスパートがかかった。

DUAL EFFECT

DUAL EFFECT

続いて、ここに来てアガった選曲が "SECRET ROCK'N'ROLLER"。これもかなりコア。収録作品自体がコアなミニアルバム「GUZUMANIA」の曲。ライブで聴くのは初めてかな?

SECRET ROCK'N'ROLLER

SECRET ROCK'N'ROLLER

ていうかやっぱ大文字タイトル多いな!!

間奏で『僕らシークレットロックンローラー』のシンガロング。やる前の元生さん「職場の人、学校の人、SAKANAMONを知ってる人はいますか?いないですよね、本当にいない、いるわけがない、『サカナクション?』て言われて終わり、そんな人たちが広島に集まってるわけです」って自虐全開で笑ったw そんな人たちで一緒に歌う『僕等シークレットロックンローラー』はより一体感が増しましたね。

そして代表曲 "ミュージックプランクトン" へと続け、ラストのMCへ。「最初のライブは小学校5年生でした」「曲を作って演るようになり、16年目」「ずっと演るつもりなのでこれからもよろしくお願いします」と挨拶を添える。最後には「以上、最後の言葉でした!笑」と締めた。

どのアーティストでも「このMCが最後」っていうタイミングってライブ中に絶対来ると思うんだけど、そういえばこんな風に「これが最後です」って宣言するのってSAKANAMONぐらいだなと、ふと思うなどした。

総まとめっぽい話し方するからキムさんに「死ぬみたいだな」て言われてたの笑った笑 「死なない!生きる!みんな生きましょう!」と締めて、本編ラスト "おつかれさま" へ。

ライブ後の帰宅を表した楽曲。SAKANAMONの穏やかな一面に溢れた優しい曲である。こちらからおつかれさまと言いたくなる、暖かいエンディングであった。

 

アンコールは最初にキムさんと元生さんが登場。グッズを準備して森野さんも後から登場。森野さんを待ってる間、2人は「記憶無くすの勿体無い」「お酒は気をつけましょう」って話をしてた。笑

グッズ紹介を挟み、アンコールは1曲だけ "箱人間" を披露。これもライブで聴くの初めてかな…?

箱人間

箱人間

最初はスローなバラードだが、後半から一気にテンポが上がって熱くなる。最後は客席から手が挙がった。1曲でSAKANAMONの静と動を表し切ったとでも言うか、ライブをテーマにしたepとそのツアーの締めには相応しいと思うなどした。

 

終演後、物販で開演前のCDに加えてTシャツとステッカー買いました。

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シンプルで良き。この色合いのTシャツ、久しく買ってなかったから欲しくなった。

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4.14の証はやっぱり残しときたいよね〜と思ってステッカー購入。シングルも「光の中へ feat. 田辺由明」「4696 feat. meiyo」と併せて三部作をコンプリートしたので、ライブ映像のダウンロードカードもゲット。ホクホクですわ。

 

以上!

演奏力も高いしMCも色んな意味で面白い、セットリストの選曲もコアでファンに嬉しい。改めてライブバンドだなと。4.14に4.14で観られてよかったです。他にも遠征してでも気になるライブとかあったけど、ここに来てよかった。

来年の4.14は何のライブに行ってるかな!笑

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では(=゚ω゚)ノ

 

SAKANAMON TOUR 2024「来ぶらり」

2024.4.14. 広島4.14

セットリスト

01. MIC CHECK ONE TWO
02. 光の中へ
03. 幼気な少女
04. UTAGE
05. ロックバンド
06. PLAYER PRAYER
07. 不明確な正解
08. FEST
09. OTOTOTOTONOO
10. ARIKANASHINA
11. ARTSTAR
12. 猫の尻尾
13. すっぽんぽん
14. DUAL EFFECT
15. SECRET ROCK'N'ROLLER
16. ミュージックプランクトン
17. おつかれさま

en1. 箱人間

10年越しのCatcher In The Spy

UNISON SQUARE GARDENリバイバルツアーに行ってきましたー!

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今年2024年で20周年を迎えるユニゾン、10年前の2014年に出したアルバム「Catcher In The Spy」リリース時のツアーを完全再現したリバイバルツアー。セットリストも全くそのまま。何ならセットリストを記載したタオルをグッズで販売するというオフィシャルネタバレが為されている。

自分がユニゾンにがっつりハマったのは2018年頃なので、10年前当時の事は存じ上げない。なので、リバイバルツアーと言っても初見の気持ち。セトリタオルも買わず、何なら見ないようにして、ネタバレをシャットアウトした状態で参戦した。

会場は初めましての福岡サンパレスホール。実は前々から参戦を決めていたわけではなく、当日、福岡方面に出張が入り、金曜だし何かライブ行きたいな〜と思って探してみたら見つけた経緯。ユニゾンなんかチケット残ってないよなぁと思いつつ調べたら何故か福岡公演だけ残っていたので、即購入しました。結局当日までソールドアウトしていなかったようで、珍しい。

出張後に向かって何だかんだギリギリに到着、お手洗いだけ済ませてすぐに着席した。3階席だがど真ん中に近く、ホール内全体を見渡せる感じで見晴らしが良かった。

定刻通りに開演し、お馴染みのSEの中3人が登場。夕焼けのような橙色に照らし出されたスクリーンを背に、「Catcher In The Spy」の最後の曲 "黄昏インザスパイ" から始まった。

セトリを見ずに参戦してるとは言え、既にワンマンも複数回経験済みの身からするとだいたい想像はつく。この流れは2曲目から爆発するやつだと。期待通り、 "黄昏インザスパイ" をしっとりと歌い終わると一気にギアが入り、 "サイレンインザスパイ" へ。ステージ後方に「Catcher In The Spy」のジャケットが描かれた巨大なバックドロップが降りた。隣の席の女性が「ああああカッコいいいいい」て声出してた笑

「こんばんは福岡ぁ!!」と吠える斉藤さん。"サイレンインザスパイ" から続く "オリオンをなぞる" への繋ぎも見事だった。気づいたら始まってた。3階席から見渡す大勢の半信半疑あっちこっちは圧巻だった。

ニゾンのライブは基本的にとにかくMCが無いことが特徴だが、この日は斎藤さんが今まで観た中で一番MCをしていた。最初に今ツアーのコンセプトについて説明し、「最後まで自由に楽しんでください」と添えて次のセッションへ。「珍しく喋った…!」と思ったが、今回に限っては序の口だった。

"流れ星を撃ち落とせ" から演奏を再開し、"箱庭ロック・ショー" "to the CIDER ROAD" と「Catcher In The Spy」以外のアルバム曲も多く投下する。10年前当時から、過去のアルバム曲も平気で織り交ぜるスタイルはずっと貫いてきていたんだなと実感した。

その後は "君が大人になってしまう前に" "メカトル時空探検隊" "何かが変わりそう" という「Catcher In The Spy」曲を連発。 "メカトル時空探検隊" の『全人類に愛とチョコレートを!』の合唱はすごかったなー。そして『全人類に愛とチョコレートを!』の絶妙な意味分からなさは個人的にとても田淵らしさを感じて好きなフレーズだったりします。何なら曲名も。

続いて斎藤さんのギターソロアレンジから "シャンデリア・ワルツ" へ。ユニゾンのライブアレンジは、本当に何の曲に繋がるのか予想がつかなくてワクワクする。『ハローグッバイ』のあのメロディになった瞬間鳥肌が立った。

幅広い楽曲を披露し、ここでまさかのがっつりMC。「10年前のツアーの時は…下半期だったから29歳か。で、今38歳。…キツいです」と笑いを誘う斎藤さん。えぇ…今もう38歳…?

「10年前のこのツアー来た方っています?」と、客席に問いかける斎藤さん。ちらほらと手が挙がり、「ほんとに!?多くない!?福岡の方は一度好きになると嫌いにならないって事ですね」と独特な感想でまた笑わせる。

「じゃあせっかくなんでアンケート撮ってみようかな」と続ける斎藤さん。MCどころかここまでコミュニケーションを取るくだりは本当に初めて観た。

「10年前からユニゾンを知ってはいたって人?」に対して結構な数の手が挙がった時の「みんな "シュガーソングとビターステップ" で知ったと思ってた」はめっちゃ笑ってしまったw しかしその次の「じゃあ "シュガーソングとビターステップ" で知った人?」に対してはかなり多くの人が手を挙げており、やっぱりヒット曲なんだなーと改めて思った。

最後に「それ(シュガビタ)より後に知った人?」と。自分はここで手を挙げた。自分がユニゾンを知ったのはいつだろうと割と考え込んだ。確かに "オリオンをなぞる" "リニアブルーを聴きながら" とかはスペースシャワーTVで見かけていた記憶があるし、"harmonized finale" やそれこそシュガビタでMステに出ているのも観ているんだが、UNISON SQUARE GARDENというバンドとして認識して聴いて、好きになったのは冒頭に書いたように2018年ぐらいなんだよな。

まぁ、自分語りはこの辺にして。たくさん喋る斎藤さんを観られてよかったです。

MC明けは "蒙昧termination" " WINDOW開ける" などヘビーなサウンドの曲を投下。 "蒙昧termination" はライブで観るの初めてかな?斎藤さんがCメロの『あのね歌詞書いたの僕じゃないんで 田淵に言っておいて』で田淵さんを指すのを生で拝めて感動。

蒙昧termination

蒙昧termination

この辺りからラストスパートに向けてギアが上がっていく。"シューゲイザースピーカー" "harmonized finale" など「Catcher In The Spy」曲を続け、ライブでは恒例の貴雄さんのドラムソロへ。いつにも増して爆撃のような手数の多さ。とても本当にドラムしか音を出していないとは思えない迫力。あと、貴雄さんが叩きまくってる間の休憩するようにゆったり見守ってる斎藤さんと田淵さんの佇まいが良い。笑

ドラムソロが落ち着いたところで斎藤さんと田淵さんも入ってきて、3人のセッションへ。何かの曲への繋ぎかな?と思ったが、何の楽曲でもないマジのセッション。 テンポだったりギターフレーズから、まだ演ってない "桜のあと (all quartets lead to the?)" か?と思ったけど違った。

と、思ったらいきなり "天国と地獄" へ。演奏も激しいし、照明も閃光やレーザーが飛び交う鮮烈な演出。クソカッコよかった。からの "カラクリカルカレ"、さらに全く間無しで "桜のあと (all quartets lead to the?)" へ繋がった。やっぱシングルの中でも好きなんよなーこれ。

斎藤さんから一言挨拶を添え、ラストは "Crazy Birthday" からの "場違いハミングバード"。結局「Catcher In The Spy」の曲で締めないところがもうあまりにもユニゾンすぎる。10年前もこのセトリだったっつーんだから本当にずっとこのかっこよさでやってきてんだなと改めて思いました。

 

終演後、一旦ホール内の照明がついて場内BGM流れたから「まさかのアンコール無し!?」かと思ったが、あった。それでもあると信じて手拍子してたけれども。3人が再登場し、再び照明が落ちた。

ここでもまた斎藤さんが喋る。田淵さん貴雄さんを見ながら「2人がもうちょっと休みたそうなので…」と、突然「10年前マイブームだったもの」としてギターで謎のフレーズを弾いた。何かと思ったら「ダメよ〜ダメダメ」。日本エレキテル連合懐かしすぎたwww そうかもう10年前ですか…あの人たち…「このエフェクター使うと出来るので是非みなさん買ってください」と謎の宣伝をする斎藤さん笑 普通に冗談も言うだけじゃなくこんなことまで演るのか…マジで今まで観たライブで全然喋らなかったの何だったんだ…笑

アンコールは "instant EGOIST" から。終わってから気づいたけどこれも「Catcher In The Spy」だったんだな。何故か次作の「Dr. Izzy」だと思ってて、アンコールは「Catcher In The Spy」以降の曲から演るのか、と思ってました笑

instant EGOIST

instant EGOIST

この曲、間奏で "23:25" のフレーズが引用されているが、弾いた後に突然メンバー全員がフリーズする演出。3人とも絶妙なポージングで固まるから面白かったw 歓声に煽られ煽られ、演奏を再開して落ちサビへ。遊び心も光るかっこよさ。実力の裏付けです。

そのままの勢いに、"徹頭徹尾夜な夜なドライブ" へ。この曲も、音源リリースこそ2015年だが、調べたらそれより前からライブでは披露されてたのね。

『ワタシドコ ココハダレ ダアレ?』『東の空から夜な夜なドライブ』の大合唱。アンコールにしてホール内の一体感がさらに増したように感じた。

そして斎藤さんが「さよなら!!」と吠え、最後の最後に "23:25" を。"instant EGOIST" でのくだりを回収するような流れ。流石。この曲の時には照明ついてた。場内が明るくなったのもあって豪華絢爛さのある締めでした。最後まで楽しかった&カッコよかった!

当日中に広島に戻らないといけなかったので、時間との勝負で帰宅。グッズ等は買わずに帰ってきました。セトリタオル売り切れてたな。もう一つの「Catcher In The Spy」タオルは気になってたけどこちらもソールド。流石。またの機会にグッズは買いにきます〜。

 

以上!!

広島公演がないのでノーマークだった今回のツアーだったが、ご縁があって福岡に来られてよかった。出張にくっつけてとは言え、平日に福岡のライブって初めてかな?

リバイバル公演ではあるが、フィーチャーされているアルバムは自分がハマる前の作品だし、セトリも見ないで臨んだので普通にいつも通りのライブとして観られてよかったです。そして改めてかっけぇなと思いました。

今年が20周年イヤーのユニゾン、今ツアーの後には引き続きベストアルバムのリリースに対バンツアーや武道館3daysも控えている。今年もまだまだカッコいいところを見せてくれそうで楽しみです。ちなみに対バンツアーの広島公演は普通に落ちたし、その後別の予定入ったので見送ります。行く人楽しんで!

では(=゚ω゚)ノ

 

UNISON SQUARE GARDEN Revival Tour "Catcher In The Spy"

2024.4.12. 福岡サンパレス

セットリスト

01. 黄昏インザスパ
02. サイレンインザスパ
03. オリオンをなぞる
04. 流れ星を撃ち落とせ
05. 箱庭ロック・ショー
06. to the CIDER ROAD
07. 君が大人になってしまう前に
08. メカトル時空探検隊
09. 何かが変わりそう
10. シャンデリア・ワルツ
11. 蒙昧termination
12. WINDOW開ける
13. シューゲイザースピーカー
14. harmonized finale
15. 天国と地獄
16. カラクリカルカレ
17. 桜のあと (all quartets lead to the?)
18. Crazy Birthday
19. 場違いハミングバード

en1. instant EGOIST
en2. 徹頭徹尾夜な夜なドライブ
en3. 23:25

透色便乗アイドルソングプレイリスト6選

言わずもがな最推し箱である透色ドロップのYouTube配信番組、「透色ってなにいろ?」。先日、下記の回が公開された。

アイドルソング、今後6曲しか聴けないならこの曲」と題し、メンバーが珠玉のプレイリストを公開して各楽曲を語っていくというもの。各々、曲調や歌詞など様々なポイントに思い入れを抱いていて、かつカップリング曲などのメジャーでない楽曲も多数挙げており、改めてメンバー皆、自身が根っからアイドルが好きなんだなと分かる楽しい回でした。神宿、群青の世界、26時のマスカレイドなど、自分も好いていたグループの楽曲も挙がっていて、個人的にも嬉しい内容であった。

 

というわけで便乗!自分も6曲選んでみました!

透色のオタク、同じような事した人多いんじゃないかな。 「今後6曲しか聴けないならこの曲」、実質人生のベストソングですよね。かまろんが言ってたように桁が足りねぇ。自分も多くのアイドルソングに触れてきたんだなぁと実感しました。

選定にあたっては、なにいろ内では特にルールは無かったが、自分は1グループ1曲までとした。今の自分が選んだら平気で全部透色にしそうなので。過去の年間ベストで上位に挙げてきた曲ばかりで新鮮味はないかもだが、改めてシンプルに好きな曲や、自分のオタク人生に影響を与えた意義の大きい曲をメインに選んでみた。マジでプレイリスト、何ならミニアルバム作るぐらいの気持ちで曲順も考えてみました。

 

というわけで、私が今後6曲しかアイドルソングを聴けないとしたら選ぶ6曲はこちら!

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①メロンソーダ / 夢みるアドレセンス
②春風Ambitious / 神宿
③わたしの一番かわいいところ / FRUITS ZIPPER
④ごめん、好きになって / 群青の世界
⑤君と夢と桜と恋と / 透色ドロップ
⑥アンサンぶる / CYNHN

1曲目から順番に語っていきます!

 

 

メロンソーダ / 夢みるアドレセンス

初手夢アド!"ファンタスティックパレード" とめちゃくちゃ悩んだけどこっち。

アイドル目線の歌詞というのは今となっては沢山耳にするが、夢アドぐらいしかアイドル曲をまともに知らなかった当時の自分にとっては新鮮どころではない衝撃だった。『あなたから「好き」と言われたなら アイドルだって辞めちゃうから!』ですよ。そんなんアリなのかと思った。

そしてこれを書いているのが、今や大阪城ホールを埋める人気になったハンブレッダーズのムツムロアキラというね。メロディもムツムロ節の出ている良さがある。彼の初の楽曲提供作品という点で、邦ロックリスナー的にももっと知られてほしい楽曲。

ライブではサビでオタクも一緒になって隊列組んで踊るのが楽しかった。当時のメンバーは7人全員もう卒業してるけど、この曲はいつまでも残る名作だなと思うわけです。荻野可鈴さん結婚おめでとうございます。

 

 

春風Ambitious / 神宿

神宿というグループも、この曲の生みの親である玉屋2060%氏がフロントマンを務めるWiennersも、当時まで「名前は聞いたことがある」レベルだった。そこに "お控えなすって神宿でござる" に出会って両者の魅力を知った上で、更に畳み掛けるようにリリースされた "春風Ambitious" は好きになる要素しかなかった。ただでさえ4つ打ち裏打ちのリズムにキュルキュルシンセは好物ですからね。

そして多分人生で最初に振り付けを全コピした曲です。今では色んなグループが公開している、いわゆる「ダンプラ(dance practice)動画」がMVより先に出ていて、何回も観てるうちに振り付け覚えてしまった。そもそもサイリウムとかチェキとかを初めて買ったのも神宿だし、自分のオタク人生黎明期に大きな影響を与えてるなーと思います。

 

 

わたしの一番かわいいところ / FRUITS ZIPPER

流石にヤマモトショウさんの曲は絶対入れたいなと思った時に、ベタだけどやっぱりこの曲かなと。fishbowlと悩んだけど。

ヤマモトショウさんは今やfishbowlのプロデュースと並行して様々なグループに楽曲提供されているが、他のグループの曲に「FRUITS ZIPPERっぽい」ってコメントがちょこちょこ見られるんだよな。それだけヤマモトショウさんの楽曲イメージを浸透させたのはこの曲なんだと思う。

『私の一番、かわいいところに 気付いてる そんな君が一番すごいすごいよすごすぎる!』って歌詞、ほんとにすごいすごいよすごすぎる。男女間だったりアイドルとファンだったり、あらゆる関係性において双方の自己肯定感を上げ切ってくれるところにも、多くの人の心を掴んでヒットするポイントはあったんだろうな。

 

 

ごめん、好きになって / 群青の世界

昨年の年間ベストでも褒め倒した楽曲。今回選出するにあたっては年代に縛りがないので "僕らのスーパーノヴァ" と迷ったのだが、やはりこの曲は失いたくないなと思った。あと、プレイリスト全体のバランスを考えた時にこういう切なエモいバラードを入れたかったのもある。中盤に入ってくるといいアクセントになるかなと。

もう年間ベストで書いた通りなんだが、本当に爽やかなのに切ない。"ごめん、好きになって" っていう曲名は衝撃的な発明です。年間ベストに書いたこと以上のことがもう無いので割愛。

言わずもがな2023年は人生で一番オタ活に励んだ一年だった(2024年は既に上回る勢いの滑り出しを見せているが)。そんな2023年に一番聴いたアイドルソング。群青の世界はもういないけど、この曲は大事に聴いていきたいと思うのです。

 

 

君と夢と桜と恋と / 透色ドロップ

透色に便乗した企画なので敢えて透色は外すのも考えたけどやっぱ無理でした。何なら透色だけで6曲選ぶとしても無理ですわ。しかし苦渋の選択でこの曲はやっぱり一番好きだなと。

イントロからワクワクするギターリフ、1Aの裏で鳴ってるカノンライクなメロディ、落ちサビで下げる方向に転調して大サビで戻ると共に来る裏打ち、もう本当に好きな要素しかない。

歌詞は別れの切なさや寂しさが込められているが、明るい曲調のおかげで未来への希望が見えて前を向けると言うか。ちょうど時期的にも合うんですよね。先日、まさに桜の花びらが散り行く道を歩きながらこの曲を聴いて鳥肌が立ちました。ただの仕事帰りだったんですけどね。退社中に泣きそうになるな。ブラックなんか。

 

 

アンサンぶる / CYNHN

初めて聴いた時からイントロの底抜けにアッパーな感じに貫かれた。インパクトの強いシンセイントロ、突き抜けた4つ打ちのリズム、独特なワードチョイスと語感、全部最高。ライブでも盛り上がる一曲。

実は自分がサブスクを本格的に利用するようになったきっかけの曲でして。上記のライブ映像だけで、MVは無いから、楽曲を聴こうと思ったらCD買うか、フィジカルリリース前はサブスクを利用するしかなかった。この曲を初めて聴いて衝撃を受けて、「あ、フィジカルリリース待ってたらダメだ」「先行配信されてる曲はサブスクで即聴きにいかないとダメだ」と思った。そういう意味で、結果的に自分の音楽へのアプローチに多大な影響を与えた曲なんですよね。

よくよく考えたら、今後この曲しか聴けないって事はライブでもその曲しか観られないということになるのでは…?となり、じゃあCYNHNだったらこの曲かなと。セトリ全部 "アンサンぶる" とか頭おかしすぎて最高じゃないですか?

アルバム「Blue Cresc.」でもラストを飾る曲なので、最後の最後にブチ上げて締めようって感じでラストに持ってきました。

 

 

以上!!

改めて好きな曲たちばかり。シャッフル再生で出てくるのとかを待たずに積極的に聴いてしまうもんな。他にも勿論いっぱいあるが、今後聴けなくなるのは惜しいという気持ちが大きい曲たちを選んでみました。思えばアイドルソングという括りでがっつり記事書いて語るの初めてかも。オタ活が潤っていることを実感しますね。

今回はアイドルソングでプレイリスト作ったけど、他のジャンルでも面白そうだよな。機会があればやってみようかな。皆さんのオススメ曲やプレイリストも教えてください。

…いや、アイドルソングでもこんなに悩んだのにもっと数を聴いてるバンド関連とかで6曲選ぼうと思ったら死ぬな。やめよ。

では(=゚ω゚)ノ

PONY CANYONがめちゃくちゃ強者揃いになっている件

日本のメジャーレーベルというとどこを思い浮かべるだろうか。

SONY、Victor、ユニバーサル、avex、Warner辺りが有名だろう。特にソニーは大物のアニソンシンガーを数多く抱えていたり、THE FIRST TAKE関連もあったりでかなり覇権を握っている。人気が出てきたアーティストを大体ソニーが持っていくなと思わんこともない。

しかし、そんな中で最近強くないか?と思うメジャーレーベルがある。PONY CANYONである。もちろん先述のレコード会社に負けず劣らずの大手ではあるが、ここ最近、それにしたって凄まじいメンツを揃えてきている気がして今回筆を執った。

なんて、大袈裟な前説を書いてはみたけど単純にポニーキャニオンのアーティストを挙げて語っていってみようと思います!「確かに豪華だな」と思ってもらえたら幸い。

では早速!

 

 

Official髭男dism

言わずと知れた国民的バンド。関ジャムで紹介されて一気に一般知名度が上がり、いきなり "ノーダウト" が月9主題歌に起用。「おぉ、あの時 関ジャム出てたバンド、メジャーデビューするのか」ぐらいにしか思ってなかったが、その後 "Pretender" で誰もが知るアーティストになったのは言うまでもない話である。

 

 

Kroi

髭男と同じくINORI RECORDS所属でポニーキャニオンからメジャーデビュー。武道館公演を成功させ、地上波の番組にもバンバン出演。楽曲もカッコいいの一言。再生回数が極端に跳ねているわけではないが、実力で着実に人気を集めている、今一番カッコいいタイプのバンドだと思います。

 

 

TOMOO

関ジャムの年間ベストで2曲紹介され、大ブレイク確定路線のTOMOOもポニーキャニオン。彼女もINORI RECORDS所属。メジャーが決まった時は「ここからもっと色んな人に知られるといいな!」ぐらいだったけど、ここまで注目されるとは…!今年さらに楽しみである。

 

 

サバシスター

PIZZA OF DEATHに所属し、ポニーキャニオンからメジャーデビュー。大人が本気出しまくりのMVも強烈です。バズリズムのランキングでも1位になってるし、今年のフェスシーンでは外せない存在になるだろうが、お茶の間にはどこまで浸透していくか見もの。ポニーキャニオンもアニソン系のタイアップが強いので、どこかで更に跳ねる可能性大。

 

 

go!go!vanillas

メジャーデビュー10周年の節目にVictorから移籍。なかなかの衝撃でしたね。バニラズ、何だかんだ2010年代半ばに出てきた邦ロックバンドの中で一番人気になってる気がする。横アリとか武道館とか、フェスの大トリとか普通に演るようになっちゃって。そんなバニラズをここに来て獲得したポニーキャニオン、凄いよなと。

 

 

THE ORAL CIGARETTES

皆さんオーラルがポニーキャニオンに移籍してんの知ってました?俺は知らなかった。先日通販or会場限定でリリースされたシングル「MARBLES」のクレジットを見て気づきました。いつの間にA-Sketchから移ってたんや。調べたら "YELLOW" のリリースからクレジットがポニーキャニオンになってましたね。マジで知らんかった。

はい、ぶっちゃけオーラルがポニーキャニオンだと知ったのがだいぶ今回の記事書こうと思ったきっかけなところあります。

 

 

以上!

強くない???

なんか、ネクストブレイク確定の若手やらフェスの大トリレベルのバンドやらを軒並み抱え込んでるような。注目株がバンバンポニーキャニオンになってる気がする。特に毎年業界注目の関ジャムとバズリズムのランキングの各1位を擁しているのは強い。別に元からSONYやVictorの一強とかだったわけではないけど、なんかここ最近でポニーキャニオンが目立ち始めたなと思った今回でした。

次は誰がデビューするだろうか。何となく、シンガーズハイ辺りが来そうな気がする。SONYやVictorよりポニーキャニオンから来そう。

まぁ、どこからのリリースとかぶっちゃけ関係ないんすけどね!ちゃんとアーティストが演りたいことを貫けて作品を届けてくれればそれでいいです!

では(=゚ω゚)ノ

2024年3月超個人的ベスト楽曲10選

毎月恒例のやつ!

4月が始まりましたね。エイプリルフールでしたが皆さん大丈夫でしたか。ここ数年、自分の好きなアーティストやアイドルが不適切な嘘で炎上しないか心配になるようになってきました。

そんなことは置いといて2023年度ラスト、滑り込みで出会えたアーティストもいたし、勿論元々好きなアーティストの曲もたくさん。では早速!

 

 

失恋ソング / 岡崎体育

さすが岡崎体育というキャッチーさ。メロディが一瞬で耳に残るし歌詞のインパクトも凄い。『時間返せや』と『カマキリから先に助けたるわアホンダラ』が面白すぎるw 箇所によっては普通に良いことだったり真っ当なこと言ってるのも流石なんだよな。

 

 

言の葉に咲く花 / Layn

疾走感のある切なエモさが刺さる。メンバーが順に『君が好き』と歌い繋ぐCメロや『好きだ』を連呼する落ちサビ、感情がどんどん乗っていく感じが良いです。改めて「言う」に「葉っぱ」で「言葉」ってすごいよなと思いました。

 

 

絶絶絶絶対聖域 feat. 幾田りら / ano

TKの個性が色濃く出ているウィスパーボイスにもシャウトパートにも、あのちゃんの歌声がバッチリハマってて凄い。相性抜群すぎる。重々しくダークな曲調にあのちゃん作詞の『オワタ』『ワラワラ』と言ったワードが乗ってくるのも面白い。

 

 

ソニックムーブ / 秋山黄色

ズッシリしたサウンドにカオスなミックスが光る、カッケェタイプの秋山黄色!好きなやつ!歌詞の言葉遣いにも人柄が出てて良いんだけど、落ちサビの『間違いって決断の一部だよ』ってフレーズにハッとさせられました。

 

 

my crush / muque

今回初めて知ったバンドだけどめちゃくちゃカッコいい。このゆるいけどオシャレな感じね。「抜け感」がバチっとハマってます。ギターの音色とか好きすぎる。サビの小節頭のキメもずっと頭に残る。歌詞知りたい…

 

 

マーマレード・フレーバー / ukka

マーマレード・フレイバー

マーマレード・フレイバー

  • ukka
  • J-Pop
  • ¥255

昨年のminiちかっぱ祭で観て以来ちょっとずつ曲は聴いていたukka、新体制初シングルのカップリングであるこの曲が気に入った。春らしい暖かさに加えて、少し平成感のあるような懐かしさを感じる曲調やメロディが好きです。

 

 

デンジャー / ガストバーナー

デンジャー

デンジャー

  • ガストバーナー
  • J-Pop
  • ¥255

ガストバーナー、何だかんだずっと聴いてるんですよね。はるきちさんの刺々しい歌もソリッドなギターリフもカッコいいし、はやおさんのドラムも相変わらず頭おかしい。曲名通り危なっかしさを孕んだ治安の悪いサウンド、生で聴いて踊り狂いたくなる。

 

 

ろーるぷれいんぐ / yosugala

名前はずっと知っていたグループ。2月に出た配信アルバムから複数曲、ライブ映像が公開されている中の1曲。早口で捲し立てるアグレッシブな曲調に惹きつけられた。2Bとか衝撃受けたわ。この曲に限らずメンバー全員歌唱力えげつねぇ。ほんまにライブ映像か信じられなかった。

 

 

まるで駄目な女子高生はバンドマンになった / ちゃくら

『ウイルスに奪われた私たちの逆襲だ』ここまで言い切れる世代が出てきていることに感動した。2サビ後の静かなギターソロも衝撃を受けた。緊急事態宣言で街から人が消えた世界でひっそり鳴る音楽のようだ。コロナ禍ど真ん中に学生時代を過ごした若者たちがこれから台頭してくるのが楽しみになる。

 

 

Bling-Bang-Bang-Born / Creepy Nuts

いやぁ知るのが遅すぎた。もう既に2024年最大のヒットになるんだろうなと思わされる大ヒット。しっかりマッシュルの世界観も取り入れているR-指定のラップも凄まじいし、トラックがめちゃくちゃシンプルでカッコいい。これはそりゃ海外でもヒットするだろうなと思った。

1月から配信されていたが、フィジカルシングルとしては3月に出たということでご容赦。

 

 

以上!

新年度が始まり、春フェスなどに向けて各アーティスト活発になっていく時期。個人的には社会人7年目、結婚もして多少は生活も変わっていくかと思う春ですが、引き続き楽しんでいきたい所存〜。

では(=゚ω゚)ノ

BUMP OF CHICKENライブレポ 〜16年越しに初観測したホームシック衛星〜

BUMP OF CHICKENを観てきました!!!

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アルバム「orbital period」を引っ提げて2008年に行われた「ホームシック衛星」「ホームシップ衛星」をモチーフにしたリバイバルツアー。任意の日付は6年、5年、6年、11年毎に同じ曜日になるという28年周期の概念に準え、メンバーが28歳になるタイミングでリリースされた「orbital period」のツアーから16年。今度はBUMP OF CHICKENというバンドが28周年を迎えたということで、再び「orbital period」を引っ提げたツアーが敢行されることとなった。

2008年というと自分は中学3年生。まさに自分がBUMP OF CHICKENを聴き始めた時期だった。友達に教えてもらって存在を知り、家のパソコンでずっとYouTubeで観ていたのを覚えている。"K" を始めとするFLASH動画なんかもずっと観ていたな。懐かしい。今思えば無断使用だよなあれ。

そんな時期のアルバム・ツアーの内容がリバイバルされるということで、行かない手はない。勿論チケットの競争率は高かったと思うが、無事に広島公演を確保できてよかった。

会場は広島グリーンアリーナ結びの夢番地の屋外ステージで来たことあったけど、メインアリーナに入るのは何だかんだ初めてなんだよな。

11時ぐらいに到着すると既に物販を待つ人の海。自分は物販整理券の申し込みを普通に忘れていたので、落ち着いた頃に残ってたらでいいやと思い、そのままフォトスポットへ。その場で整理券取ったが、こちらは割と早かった。まぁ普通みんな先に物販行くよね。グッズ持って写真撮りたいよね。

そんなわけで自分は何のグッズも身につけていない状態だったのもあり、自分は写らずフォトスポットそのものを撮影。スタッフさんにスマホを渡さずとも自分で撮らせてもらえた。

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フォトスポットの整理番号を待ってる間にツアートラックも撮っといた。

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写真撮影を終え、一度八丁堀方面へ。先日レポを書いたHERO's RUMBLEに参戦してきました笑 BUMPあんだけお客さんいたら他にもHERO's RUMBLEも行った人いてもおかしくないと思うんだけどなー。どうなんかなー。笑

ちなみに、さらにその合間も塗ってPARCOで BUMPコラボのVANSスニーカーも買いました!

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普段靴に全くお金をかけないのだが、今履いてる靴がマジでボロボロで流石にいい加減買い替えないとって思ってたので、タイミングよかった。自分にとってはそこそこいいお値段したな!

HERO's RUMBLEを抜けて17時半頃に再びグリーンアリーナへ。結局物販は何の問題もなくスムーズに買えましたね。お目当ての商品は全部残ってた。

ポケットTとタオルとラバーバンドを。ついでに入場時に受け取ったPIXMOBも載せちゃう。

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着替えてアリーナ内へ入場。自分の座席は上手側のスタンド2階。前回のツアーに続いてアリーナ席ではなくスタンド席のチケットを申し込んでいた。見晴らしが良くて、スクリーンもよく見える。

開演時刻になると場内の注意事項がアナウンスされる。その後ろでいつの間にか鳴り始まる、"星の鳥" と "花の名" のオケ。フラッシュ的に大きくなる音声と共に場内が暗転し、拍手や歓声が上がった。

羽ばたく星の鳥が宇宙から飛んできて地球を飛び回るオープニング映像。美しいCG映像に見惚れていると、アリーナからさらに起こる歓声と拍手に迎えられ、メンバーが登場していた。

orbital period」と全く同じように、"星の鳥" から繋がってイントロのギターが鳴り始めた "メーデー"。いよいよライブが始まった。

BUMP OF CHICKENの演奏に合わせ、観客のPIXMOBも青く光り始めた。大サビ前、ヒデちゃんのドラムソロを背に「会いたかったぞ広島!」と呼びかける藤くん。多くの拳が上がった。

そのまま引き続きアルバムと同じ流れで始まる "才悩人応援歌"。上手側で聴いているからというのがあるのか、ヒロのギターが非常に大きく聴こえた。むしろヒロのパートしか聴こえなくて最初何の曲か分からなかった笑 1曲通して、ヒロってこんなフレーズ弾いてたんだ…という今更ながらの気づきもあった。

才悩人応援歌

才悩人応援歌

自分は16年前のホームシック衛星には勿論行っていないので当時のセトリも把握していないが、続いて "ダイヤモンド" が来た時はもしかして完全にセトリまで再現するのか!?と思ってしまった。結果として、全く同じではなかったんだけど。しかしこの曲も今年になってマラソンソングに起用されたので、改めて知っている人が増えたのではなかろうか。

ここでチャマから挨拶。16年前のツアーのリバイバルということで、「16年何してた?」と問いかけるチャマに向かって客席から様々な声が飛び交う。「僕たちは相も変わらずずっとバンドやってます!」と返し、「ヒロシマということで、ヒロ」と雑に振るチャマ笑 BUMPのライブはヒロの拙いMCも魅力の一つ。ヒロにボールが投げられた途端に客席から「頑張れー!」て声が上がったの笑った笑 肝心のヒロが頑張って話してた内容は忘れました()

MCを終え、"ハルジオン" や "ハンマーソングと痛みの塔" と、引き続き懐かしいどころではない曲を連発。スクリーンに映るメンバーに被せて衛星がゆっくり横断していったり、ヒロとチャマが弾きながら花道ステージを練り歩いたりなど、演出にも幅が広がっていく。

"プラネタリウム" の前には藤くんからもご挨拶。「しょっちゅう言ってるけど、隣の人が立ってるからって立たなくていいし、隣の人が腕上げたからって上げなくていいし、隣の人が『イェー』って言った時に自分知らなくて『アッアッ』てならなくていいし」と、笑いを誘いながらも優しく呼びかける。

暗転中に客席から飛び交いまくる呼びかけに対しても「ごめんな、咄嗟に反応できる時とそうじゃない時があるんだわ笑 でも全部聞こえてるぜ、ありがとう」と。ユーモアを交えてほっこりさせながらしっかり一人ひとりと向き合っていく姿勢が本当に伝わる。

続く "花の名" はもう、2番以降の歌詞替えがエグかった。歌詞替えとかいうレベルじゃなかった。2Bで『生きる力を借りたから 生きている内に返さなきゃ』を「歌う力をくれたんだろ 今日のうちに歌にしなきゃ」と替えてからというもの、もう譜割りも含めて限界を留めてないレベルのアレンジ。「今日のうちに歌にしなきゃ」と言った通り、マジでその場で心に湧いて出てきた言葉を発してるんだろうな…凄まじかったな…

その次も "arrows" と、優しい曲が続く。勿論生で聴くのは初めてだが、改めてアルペジオが美しすぎるよなと。一瞬間違えてたけどそれもライブならでは。ギターは分からないが多分難しいフレーズなのだろう。

続いてはずかし島コーナー!メンバー4人が花道を歩いてセンターステージへ。客席にひたすら手を振り続けるメンバーが微笑ましすぎる。40代半ばだよなこの人たち…?

センターステージ一発目は "東京讃歌"。"花の名" のカップリング曲、これも今ツアーならではのレア曲に思う。

東京賛歌

東京賛歌

ライブではハーモニカ無しなんだな〜と思って観てたら、2サビが終わって間奏から藤くんが吹き出した。ハーモニカの音が響き始めた瞬間めちゃくちゃ鳥肌立ったー。

ここからまたMC。藤くんやチャマにボールを投げつけられ、再びまとまらないヒロパートが始まる。笑 はずかし島に来てより距離が縮まったヒロに対してまた飛び交う「頑張れー!」の声w

前回のホームシック衛星から16年間バンドを続けてこられたことを改めて噛み締めるヒロ。「16年前はこんなスクリーンもなかったし、腕も光らなかったし…」と、巨大なスクリーンやPIXMOBを用いた演出が出来るまでに大きなバンドになっていることに感謝を表した。スクリーンの話でいきなり「ヒデちゃん見える?」と無茶振りしたり、PIXMOBの件で「技術の発展がね…」と話し始めてまたまとまらなくなったりと、発散し続けるヒロワールドは味がありすぎたが笑 しかし、そんなトークに対する藤くんとヒロの、
 藤「ヒロ、今日のMC何点?」
 ヒ「ちょっと今日低い…90点」
 藤「高い!!w いや、でも100点あげちゃう」
という緩いやり取りもほっこりすぎた笑 ヒロに甘々な藤くん。微笑ましすぎる。40代半ばだよなこの人たち…?

はずかし島ではあと "真っ赤な空を見ただろうか" と "かさぶたぶたぶ" を披露。この辺も懐かしいなぁ。"かさぶたぶたぶ" では「声が出せるのはよーくわかった、手拍子はいけんの?」と煽る藤くんと他のメンバーに合わせて手拍子。一緒に歌いながら叩くのは少しコツがいるテンポだった笑

かさぶたぶたぶ

かさぶたぶたぶ

しかし、改めていい曲だな。楽しくて、優しくて、可愛らしい。今回のライブでは泣くことは無かったんだけど、一番グッと来たのは地味にこの曲でした。

はずかし島セッションが終わり、暗転した中を歩いてステージへ戻る4人。これまでずっと「orbital period」もしくはそれ以前の楽曲のみを演ってきたが、ここに来て "アリア" と突然の新曲を入れてきた。いや、新曲言うてもこれも8年前なんですけど…

BUMPの中でもトップレベルに壮大な、間奏のロングトーンのシンガロング。この曲は結構好きです。

そんなスケールの大きいシンガロングを巻き起こしたと思えば、続いて藤くんから「古より伝わる『オーイェーアハーン』という言葉があってだな」と前振りw これだけで歓声が起こるのだから凄まじい。誰もが把握した "天体観測"、7000人のオーイェーアハーンがグリーンアリーナに響いた。

ラストスパートが始まるのかと思ったが、再び "銀河鉄道" という懐かしいバラードへと繋げ、しっとりと歌い上げるとそのまま "supernova" へ。こちらもサビの『ラララ』の合唱が印象的な定番曲。藤くんもスタンドからマイクを外し、ステージや花道を往来して客席にマイクを向けてシンガロングを煽っていた。「今日会えた証見せてくれよ!」と呼びかける藤くんに、オーイェーアハーンに負けない勢いのラララが轟いた。

ここで、オープニング以来再び流れる "星の鳥"。すなわち正確には "星の鳥 reprise" である。これ、もしかして来るか…?と思っていたら、"星の鳥 reprise" の終わりから繋がるように "カルマ" が始まった。期待通り、「orbital period」と同じ流れ。鳥肌がとんでもないことになった。改めて、めちゃくちゃカッコよかった。

いよいよ本編ラスト。「orbital period」の始まりと終わりを飾る "voyager" と "flyby" を。 "voyager" から歌い始めた時点で "flyby" へと繋げるのではないかと予想できたが、その予想を越えてきた。2曲がただ繋がってるだけではなく、新しいパートが追加され、初めて聴く歌詞が入っていた。

調べてしまったが、16年前の時はこんなアレンジはなかったようだ。ふたつの楽曲が16年の時を経て一つになり、新しく生まれ変わる。思えば "Opening" と "Ending" が "プレゼント" になったようなものか。最後の最後に、改めてとんでもないバンドだと思い知らされたところで、本編は終演した。

 

メンバーの退場後、アンコールを求めて鳴り始める手拍子。いつのまにか歌声も響き出し、"supernova" の『ラララ』が場内を満たした。

程なくして再び照明が付き、歓声と拍手に迎えられて4人が再登場。アンコールは "Butterfly" と "Spica" という、全く予想外の選曲。どちらも演奏が始まった途端に黄色い声が上がった。

恐らくアンコールは各公演楽曲を替えている。しかし、楽曲に依らずPIXMOBも煌々と輝き、最後まで絢爛な演出。4人の演奏は最後まで惹きつけ続けてくれた。

チャマ、ヒデちゃん、ヒロと順に退場し、最後に藤くんからご挨拶。一人ひとりに何度も感謝の気持ちを述べた。

「新しい曲もできてます」と宣言して湧かせるも、「当然ながら今やるわけにはいかない。僕が今演ると君たちにも責任が及ぶので我慢する、演りたい気持ちはここ(喉元)まで来ている、が、一緒に我慢してほしい」と。笑

続けて、「また会いたい、また会おうね」「僕たちが曲を作ってライブを演っても、君たちが受け取ってくれなければ届かない。いつもありがとう」と優しく述べた。28周年を迎える大ベテラン、いつまでもどこまでも謙虚な気持ちと感謝を忘れない。

最後に退場する際にはステージからタオルを客席に投げ入れた。受け取った人、マジで家宝だろうな。「まぁまぁな汗をかいた、今日は帰って風呂に入る、そして寝る。今の今まで明日もある事を忘れていた。だから明日に向けてしっかりケアする。君たちもケアしてね、風邪とかひかないようにね、気をつけて帰ってね」と伝え、ステージを後にしていった。

ちょこちょこ剽軽な表現を交えて笑いも誘いつつ、飾らない言葉で真っ直ぐに伝えてくれる藤くんが本当に素晴らしい人だなと思う。ライブに来るたびにBUMP OF CHICKENがずっと人気である所以を毎度実感します。最高のライブでした。

 

orbital period」にフォーカスした16年ぶりのリバイバルツアー。しかし、その収録曲の中でも "時空かくれんぼ" "ひとりごと" "涙のふるさと" "飴玉の唄" などこの日は演らなかった曲も少なくない。勿論欲を言えば聴きたかったぜ!でも、それでなくても中高生時代を思い出す懐かしい曲がいっぱい聴けてよかったです。BUMPに出会った当時の作品を、16年越しに堪能できて本当に幸せでした。

本編ラストに演った "voyager" と "flyby" のアレンジ版も、ツアー後とかに音源が公開されたりするのかな?楽しみ。これからもBUMP OF CHICKENをずっと好きでいられると改めて思ったライブでした!

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では(=゚ω゚)ノ

 

BUMP OF CHICKEN TOUR ホームシック衛星 2024

2024.3.20. 広島グリーンアリーナ

セットリスト

01. 星の鳥
02. メーデー
03. 才悩人応援歌
04. ダイヤモンド
05. ハルジオン
06. ハンマーソングと痛みの塔
07. プラネタリウム
08. 花の名
09. arrows
10. 東京讃歌
11. 真っ赤な空を見ただろうか
12. かさぶたぶたぶ
13. アリア
14. 天体観測
15. 銀河鉄道
16. supernova
17. 星の鳥 reprise
18. カルマ
19. voyager + flyby

en1. Butterfly
en2. Spica

【部分的参戦】初開催HERO's RUMBLE 2024!

広島の新しいサーキットフェス、HERO's RUMBLEにちょっとだけ参戦してきました!

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2022年から始まった秋のサーキットフェスSUPER ROCK CITY HIROSHIMAに続いて、また広島からサーキットフェスが生まれた。初開催のこのイベントはReed、Cave-Be、SECOND CRUTCH、そしてALMIGHTYの4つのライブハウスを会場とした1dayのフェス。広島のライブシーン、本当に勢いある。

この日はグリーンアリーナでBUMP OF CHICKENのライブがあり、先にそちらのチケットを取っていた。後からこのイベントのアナウンスがあり、タイムテーブルの発表を待ってこちらの参戦も決めた。

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BUMPが18時半開演なので、17時台までは観られるかな〜と思いつつ広島市内へ出発。地味に初めての訪問となる広島Reedでリストバンドを交換し、SECOND CRUTCHへと向かった。そのままReedでのレトロリロンも観たかったが、今回は観られる機会の少なそうなApesを選択。

そんなわけで結局3組しか観なかったが、どのバンドもよかった!書いていきます!

 

 

Apes

2021年のMINAMI WHEELの配信で初めて観て気になっていたApes。東京のバンドなのでなかなか観られる機会が無く、この度やっと観られました。

ボーカルの方の声がやはり特徴的だな。あと、ギターの方のアグレッシブさが良かった。1人だけハーフパンツでバスケ選手みたい笑 サウンドもとてもロックで音がバカデカくて、耳栓を突き抜けてくる感じがとても心地よかった。曲名はほとんど覚えていなかったが、割と聴いたことのある曲が並んでいた印象。1曲目が "ハイライト" だというのは分かったね。サビで思いっきり言うので。

広島でのライブは初めてらしい。しかし、ボーカルの方がMCで話すには、おばあさんが山口にお住まいなので小さい頃に広島にはよく来てたそう。路面電車を見るとノスタルジーになると。ベースの方との「東京には(路面電車)あんまり無いもんね」「だから…ノスタルジーになります。笑」と拙いやりとりも味がある。「今の感じで分かったと思いますけど、あまり喋りが得意なバンドじゃないんでしっかり演奏でどんなバンドが知ってもらえるように演って帰ります笑」と締めて、後半も宣言通りカッコよく魅せてくれた。通なかっこよさがあるよね。好きな人はめちゃくちゃ好きそう。

物販でタオル買いました!このタイプの黄色系統は持ってなかったから買ってみた!

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ベースのメンバーさんが対応。元々は物販のところに置いてあったセトリの写真を撮らせてもらおうと思ったんだが、なんかくれた笑 直筆のメモまであるものを、本当に良かったのか…?笑

広島初めてなんですね〜また来てください〜!みたいな話をしました。ミナホの配信で知ったことも伝えたよ。

カッコよかったです。また機会があれば。

 

セットリスト

01. ハイライト
02. Sing for you
03. Hesitate
04. LOSER
05. Stay alive
06. Boying

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ビレッジマンズストア

昼食を取り、PARCOのコインロッカーに荷物と上着を預けて初Reedへ。みつるさん、ウエムラさん、岩原さんと出てきて音を鳴らし始め、後からギイさんが登場。サポートギターなしの4人編成だった。

"WENDY" で始めて "ビレッジマンズ" で飛ばせる、恒例の始まり方。"黙らせないで" のサビでのシンガロングも相変わらずアツくて楽しいです。

セトリはいつも通りだったが、MCの煽り方から曲中の盛り上げ方からやはりギイさんは上手い。「HERO's RUMBLEって名前がもうずるい、ヒーローってずるいね、ヒーローって名前に騙されてやってきてるバンド多いと思う」「Arakezuriとか絶対そうだろ、髪赤くなんかして絶対ヒーロー好きだろ」は笑ったw

「今日は広島に一番ヒーローが集まる日」としっかり煽って "逃げてくあの娘にゃ聞こえない" を始めたと思ったら、ヘドバンのところですぐに演奏を中止。「え〜」とヤジを飛ばす最前のファンに「えーじゃねぇ、うるさいうるさい、黙れ、死ね」って暴言吐き散らかしたのクソ笑ったwww 

フロアの後方にいる、ビレッジ目当てじゃないお客さんたちに向けて「ヘドバンしてくれないと俺とがっつり目が合うんだ」と苦笑い。去年の京都でも観たやつだこれ笑 「でも無理はさせたくねぇのよ、ドリアンも言ってるだろ、だからちょっとだけこうやって目を伏せてくれ」でまためちゃくちゃ笑った笑 同じくだり観たことあんのに面白いし楽しいからすげーよなー。

曲の終盤には、ギイさんの「うちのギターとベースをヒーローにしてくれ」という合図に続いてウエムラさんと岩原さんが観客の上へ。ウエムラさんを真下からがっつり両腕で支えた。今までの人生で一番近くでベースの弦が震えてた。最高だった。

ラストの "PINK" ではギイさんも客席へ。時折ギイさんの足を支えながら全力で拳を挙げて応えました。ほんまビレッジの数曲で一気に汗かいたな。安定に楽しかった。

PINK

PINK

  • ビレッジマンズストア
  • ロック
  • ¥255

欲を言えば "1P" と" みちづれ" 聴きたかった!!"みちづれ" はまだライブ観てねぇんだ!!またいつか!!

 

セットリスト

01. WENDY
02. ビレッジマンズ
03. 黙らせないで
04. 逃げてくあの娘にゃ聞こえない
05. サーチライト
06. PINK

 


Arakezuri

ビレッジの後そのままReedにて。先月の個人的ベストに選出したArakezuri、このタイミングで観られたのは嬉しい。割とマジな話、Arakezuriが観られるから今回参戦したところある。後ろに下がって観たが、前方はかなりの動員だった。当然っちゃ当然なのだが、やはり心なしかファン層が若い。

しっかり聴くきっかけになった "月が綺麗だ" は演らなかったが、他の曲もいいなと思っていた中で特に気に入っていたのが、この日1曲目に演った "ヒーロー"。

あまり曲名と一致させて覚えられてなかったけど、"ヒーロー" ですよ。演るしかねぇだろ。

ライブで観るとあのトゲのあるパワフルな歌声がより映えるな。MCのアツさも込みで引き込まれる。関西弁だし。突然GReeeeNの改名に触れたのは何だったんだろう。笑

ライブは本当にアツくて盛り上がってた。後半には前方でダイバーも出てたな。絵に描いたような足バタバタするあかんタイプのやつでちょっとアレやったけど。

終盤にはボーカルさんも思いっきりフロアに降りてきてパフォーマンス。目の前通った時、肩でも組まれるんかと思って構えてしまった笑 単なるエモの押し付けでもうるさいだけでもない、求心力があって力強いライブだった。曲数も多かったな、満足度高かった。観られてよかった。

せっかくなのでCD買っときました。ひとまずライブ会場でしか買えないっぽいやつを。

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先月の1日目だけ行ったでらロック、実は2日目の大トリがArakezuriだったんよな。かなり勢いあるんだと思う。関西のバンドということもあり応援したい。今年さらに注目だ。

 

セットリスト

01. ヒーロー
02. 最愛の日々を越えて
03. シャニムニ
04. たいせつ
05. ウルトラエール
06. クアトリーセンチュリー
07. だめでもともと
08. キーホルダー

 

以上!!

この後はBUMPを観るためグリーンアリーナに向かいました。タイムテーブルが許せばポップしなないでは観たかった…!

一部のみの参加ではあったが、良いイベントだということは十二分に感じた。次回はフルで参戦したいね!この時期の広島市内のサーキットフェスというと、多くの人は2019年までやっていたハルバンを思い出すのではなかろうか。2020年の開催がコロナで中止になったきりなくなってしまったハルバン。その意志を継ぐイベントに、HERO's RUMBLEがなっていってくれたら良いなと思う。来年以降も是非やってほしいし、願わくば2daysで!よろしくお願いします!

では(=゚ω゚)ノ